JP6032415B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Description
発明の目的および利点は、請求の範囲に具体的に記載された構成要素および組み合わせによって実現され達成される。前述の一般的な説明および以下の詳細な説明は、典型例および説明のためのものであって、本発明を限定するためのものではない、と理解されるものである。
図1〜図7は、第1実施形態に係る半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
まず、半導体基板、例えばシリコン基板1の上部に、素子分離絶縁膜2としてシャロートレンチアイソレーション(STI)を形成し、これによりn型MISFET形成領域Iとp型MISFET形成領域IIを区画する。STIは、シリコン基板1の上部に形成された溝内に絶縁膜を埋め込んだ構造を有している。その後に、シリコン基板1のうちn型MISFET形成領域Iとp型MISFET形成領域IIのそれぞれにp型、n型不純物をイオン注入することによりPウェル1pとNウェル1nを形成する。p型、n型不純物のイオン注入の打ち分けはレジストパターンを使用して行われる。
まず、シリコン基板1の上に、酸化シリコン膜(不図示)を形成し、その後にn型MISFET形成領域Iの酸化シリコン膜をレジストパターン(不図示)で覆う。続いて、p型MISFET形成領域IIで露出した酸化シリコン膜をウエットエッチングにより選択的に除去する。この後、レジストパターンを除去する。
まず、第1層間絶縁膜21、n側ゲート電極24a〜24d、p側ゲート電極25a〜25d等の上に第2層間絶縁膜28をCVD法により形成し、その後に第2層間絶縁膜28の上面をCMP法により平坦化する。第2層間絶縁膜28は、第1層間絶縁膜21と同じ材料から形成する。
図9〜図13は、本発明の第2実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。なお、図9〜図13において、図1〜図7と同じ符号は同じ要素を示している。
まず、第1実施形態と同様に、シリコン基板1のうち素子分離絶縁膜2により区画されたn型MISFET形成領域Iとp型MISFET形成領域IIの上に、ゲート絶縁膜3a〜3hを介して第1〜第8のゲート用パターン4a〜4hを形成する。この場合、第1〜第8のゲート用パターン4a〜4hのそれぞれの上には、第1実施形態と同様に、ハードマスク膜5a〜5hが積層され、それらの側壁には絶縁性のオフセットスペーサ6a〜6hが形成されている。
まず、第1実施形態と同様な方法により、シリコン基板1上の第1〜第8のゲート用パターン4a〜4hの側方にサイドウォールスペーサ12a〜12hを形成する。その後に、シリコン基板1のうちp型MISFET形成領域IIをレジストパターン42により覆った状態でn型MISFET形成領域Iにn型不純物をイオン注入しn型ソース/ドレイン領域9a〜9eを形成する。その後、レジストパターン42を除去する。
(付記1)半導体基板の第1領域に第1ゲート用パターンと第2ゲート用パターンを形成し、前記半導体基板の第2領域に、前記第1ゲート用パターンと前記第2ゲート用パターンの間隔より広い間隔で隣接する第3ゲート用パターンと第4ゲート用パターンを形成する工程と、前記半導体基板、前記第1ゲート用パターン、前記第2ゲート用パターン、前記第3ゲート電極、及び、前記第4ゲート用パターンを覆う第1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜のうち、前記第1領域上の部分を覆い、前記第2領域上の部分を露出させる第1のレジストを形成する工程と、前記第1のレジストをマスクとして、前記第1の絶縁膜にイオン注入を行う工程と、前記イオン注入を行う工程の後に、前記第1のレジストを除去する工程と、前記第1のレジストを除去する工程の後に、前記第1の絶縁膜をエッチングにより除去する工程と、を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記2)前記第1ゲート用パターン、前記第2ゲート用パターン、前記第3ゲート用パターン、及び、前記第4ゲート用パターンを形成する工程の前に、前記半導体基板の前記第1領域及び前記第2領域に、p型のイオンを注入する工程を更に備えることを特徴とする付記1に記載の半導体装置の製造方法。
(付記3)半導体基板の第1領域及び第2領域に、p型のイオンを注入する工程と、前記半導体基板の第3領域及び第4領域に、n型のイオンを注入する工程と、前記p型のイオンを注入する工程の後に、前記第1領域に第1ゲート用パターンと第2ゲート用パターンを形成し、前記第2領域に、前記第1ゲート用パターンと前記第2ゲート用パターンの間隔より広い間隔で隣接する第3ゲート用パターンと第4ゲート用パターンを形成する工程と、前記n型のイオンを注入する工程の後に、前記第3領域に第5ゲート用パターンと第6ゲート用パターンを形成し、前記第4領域に、前記第5ゲート用パターンと前記第6ゲート用パターンの間隔より広い間隔で隣接する第7ゲート用パターンと第8ゲート用パターンを形成する工程と、前記第5ゲート用パターン、前記第6ゲート用パターン、前記第7ゲート用パターン、及び、前記第8ゲート用パターンをマスクとして、前記第3領域及び前記第4領域の前記半導体基板をエッチングして溝を形成する工程と、前記溝にシリコンとゲルマニウムを含む半導体層を埋め込む工程と、前記半導体基板、前記第1ゲート用パターン、前記第2ゲート用パターン、前記第3ゲート用パターン、前記第4ゲート用パターン、前記第5ゲート用パターン、前記第6ゲート用パターン、前記第7ゲート用パターン、前記第8ゲート用パターン、及び、前記半導体層を覆う第1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜のうち、前記第1領域上の部分及び前記第3領域上の部分を覆い、前記第2領域上の部分及び前記第4領域上の部分を露出させる第1のレジストを形成する工程と、前記第1のレジストをマスクとして、前記第1の絶縁膜にイオン注入を行う工程と、前記第1のレジストを除去する工程と、前記第1のレジストを除去する工程の後に、前記第1の絶縁膜をエッチングにより除去する工程と、を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記4)半導体基板の第1領域及び第2領域に、p型のイオンを注入する工程と、前記半導体基板の第3領域にn型のイオンを注入する工程と、前記p型のイオンを注入する工程の後に、前記第1領域に第1ゲート用パターンと第2ゲート用パターンを形成し、前記第2領域に、前記第1ゲート用パターンと前記第2ゲート用パターンの間隔より広い間隔で隣接する第3ゲート用パターンと第4ゲート用パターンを形成する工程と、前記n型のイオンを注入する工程の後に、前記第3領域に第5ゲート用パターンを形成する工程と、前記半導体基板、前記第1ゲート用パターン、前記第2ゲート用パターン、前記第3ゲート用パターン、前記第4ゲート用パターン、及び、前記第5ゲート用パターンを覆う第1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜のうち、前記第1領域及び前記第2領域を覆い、前記第3領域を開口する第1のレジストを形成する工程と、前記第1のレジストをマスクとして、前記第1の絶縁膜をエッチングして除去する工程と、前記第1のレジストを除去する工程と、前記第1の絶縁膜、及び、前記第5ゲート用パターンをマスクとして、前記半導体基板をエッチングして溝を形成する工程と、前記溝にシリコンとゲルマニウムを含む半導体層を埋め込む工程と、前記半導体層を埋め込む工程の後に、前記第1領域及び第3領域上を覆い、前記第2領域を開口させて前記第1の絶縁膜を露出させる第2のレジストを形成する工程と、前記第2のレジストをマスクとして、前記第1の絶縁膜にイオン注入を行う工程と、前記第2のレジストを除去する工程と、前記第2のレジストを除去する工程の後に、前記第1の絶縁膜をエッチングにより除去する工程と、を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記5)前記第2のレジストを除去する工程の後、前記第1の絶縁膜をエッチングにより除去する工程の前に、前記第1の絶縁膜、前記半導体層、及び、前記第5ゲート用パターンを覆う第4の絶縁膜を前記第1の絶縁膜とは異なる材料で形成する工程と、前記第4の絶縁膜のうち、前記第3領域上の部分を覆い、前記第1領域上及び前記第2領域上の部分を露出させる第3のレジストを形成する工程と、前記第3のレジストをマスクとして、前記第4の絶縁膜をエッチングして除去する工程と、前記第3のレジストを除去する工程と、を更に備えることを特徴とする付記4に記載の半導体装置の製造方法。
(付記6)前記第5ゲート用パターンを形成する前に、前記半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工程を更に備え、前記半導体層の表面の高さが、前記半導体基板と前記ゲート絶縁膜の界面の高さより高くなるように前記半導体層を埋め込むこと特徴とする付記3乃至付記5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(付記7)前記第1の絶縁膜及び前記半導体基板に第1の熱処理を施す工程を有することを特徴とする付記1乃至6のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(付記8)前記第1の絶縁膜は、前記第1の熱処理を施すことにより収縮することを特徴とする付記7に記載の半導体装置の製造方法。
(付記9)前記第1の絶縁膜を形成する工程の前に、前記第1ゲート用パターン、前記第2ゲート用パターン、前記第3ゲート用パターン、及び、前記第4ゲート用パターンをマスクとして、前記半導体基板の前記第1領域及び前記第2領域にn型のイオンを注入する工程を更に備えることを特徴とする付記1乃至8のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
(付記10)前記第1の絶縁膜を形成する工程の前に、前記第1ゲート用パターン、前記第2ゲート用パターン、前記第3ゲート用パターン、及び、前記第4ゲート用パターンの側壁にサイドウォールスペーサを形成する工程を更に備えることを特徴とする付記1乃至9のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(付記11)前記第1の絶縁膜を形成する工程の前に、前記半導体基板、前記第1ゲート用パターン、前記第2ゲート用パターン、前記第3ゲート用パターン、及び、前記第4ゲート用パターンを覆う第2の絶縁膜を前記第1の絶縁膜とは異なる材料で形成する工程を更に備えることを特徴とする付記1乃至10のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
(付記12)前記第1の絶縁膜を除去する工程の後に、前記半導体基板にシリサイド層を形成する工程と、前記シリサイド層を覆う第3の絶縁膜を形成する工程と、前記第3の絶縁膜の中に、前記シリサイド層に接触する導電性プラグを形成する工程を更に備えることを特徴とする付記1乃至11のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
(付記13)前記半導体基板、前記第1ゲート用パターン、前記第2ゲート用パターン、前記第3ゲート用パターン、及び、前記第4ゲート用パターン、及び、前記サイドウォールスペーサを覆う第3の絶縁膜を形成する工程と、前記第3の絶縁膜を研磨して前記第1ゲート用パターン、前記第2ゲート用パターン、前記第3ゲート用パターン、及び、前記第4ゲート用パターンを露出させる第1の研磨工程と、前記第1の研磨工程の後に、前記第1ゲート用パターン、前記第2ゲート用パターン、前記第3ゲート用パターン、及び、前記第4ゲート用パターンを除去して第1の電極空間、第2の電極空間、第3の電極空間、及び、第4の電極空間を形成する工程と、前記第1の電極空間、第2の電極空間、第3の電極空間、及び、第4の電極空間、及び、前記第3の絶縁膜を覆う金属膜を形成する工程と、前記金属膜を研磨して前記第3の絶縁膜を露出させるとともに、前記第1の電極空間、第2の電極空間、第3の電極空間、及び、第4の電極空間に残された前記金属を第1のゲート電極、第2のゲート電極、第3のゲート電極、及び、第4のゲート電極に適用する第2の研磨工程と、を更に備えることを特徴とする付記1乃至12のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
(付記14)前記第1ゲート用パターン、前記第2ゲート用パターン、前記第3ゲート用パターン、及び、前記第4ゲート用パターンはシリコン膜から形成されたゲート電極であることを特徴とする付記1乃至13のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
(付記15)前記第1の絶縁膜は、窒化シリコン膜であることを特徴とする付記1乃至14のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(付記16)前記第1の絶縁膜への前記イオン注入は、炭素イオン又はホウ素イオンを注入することを特徴とする付記1乃至15のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
(付記17)前記第1の絶縁膜への前記イオン注入により注入される元素の濃度ピークは前記第2領域において、前記第1の絶縁膜の厚さの中央か前記中央より上に位置することを特徴とする付記1乃至付記16のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
1n Nウェル
1p Pウェル
1a〜1e 溝
2 素子分離絶縁膜
3a〜3h ゲート絶縁膜
4a〜4h ゲート用パターン
5a〜5h ハードマスク膜
6a〜6h オフセットスペーサ
7a〜7e 半導体層
8a〜8e n型エクステンション領域
9a〜9e n型ソース/ドレイン領域
10a〜10e p型エクステンション領域
11a〜11e n型ソース/ドレイン領域
12a〜12h サイドウォールスペーサ
14 酸化シリコン膜
15 地下シリコン膜
16、17 レジストパターン
18 酸化シリコン膜
19a〜19j シリサイド層
20 窒化シリコン膜
21 第1層間絶縁膜
22 ハードマスク
23a〜23d 電極空間
24a〜24d ゲート電極
25a〜35d ゲート電極
28 第2層間絶縁膜
29a〜29l 導電性プラグ
41、43、45 レジストパターン
Claims (9)
- 半導体基板の第1領域に第1ゲート用パターンと第2ゲート用パターンを形成し、前記半導体基板の第2領域に、前記第1ゲート用パターンと前記第2ゲート用パターンの間隔より広い間隔で隣接する第3ゲート用パターンと第4ゲート用パターンを形成する工程と、
前記半導体基板、前記第1ゲート用パターン、前記第2ゲート用パターン、前記第3ゲート電極、及び、前記第4ゲート用パターンを覆う第1の絶縁膜を形成する工程と、
前記第1の絶縁膜のうち、前記第1領域上の部分を覆い、前記第2領域上の部分を露出させる第1のレジストを形成する工程と、
前記第1のレジストをマスクとして、前記第1の絶縁膜にイオン注入を行う工程と、
前記イオン注入を行う工程の後に、前記第1のレジストを除去する工程と、
前記第1のレジストを除去する工程の後に、前記第1の絶縁膜をエッチングにより除去する工程と、を備え、
前記第1の絶縁膜の前記エッチングのレートは前記イオン注入により低下すること
を特徴とする半導体装置の製造方法。 - 半導体基板の第1領域及び第2領域に、p型のイオンを注入する工程と、
前記半導体基板の第3領域及び第4領域に、n型のイオンを注入する工程と、
前記p型のイオンを注入する工程の後に、前記第1領域に第1ゲート用パターンと第2ゲート用パターンを形成し、前記第2領域に、前記第1ゲート用パターンと前記第2ゲート用パターンの間隔より広い間隔で隣接する第3ゲート用パターンと第4ゲート用パターンを形成する工程と、
前記n型のイオンを注入する工程の後に、前記第3領域に第5ゲート用パターンと第6ゲート用パターンを形成し、前記第4領域に、前記第5ゲート用パターンと前記第6ゲート用パターンの間隔より広い間隔で隣接する第7ゲート用パターンと第8ゲート用パターンを形成する工程と、
前記第5ゲート用パターン、前記第6ゲート用パターン、前記第7ゲート用パターン、及び、前記第8ゲート用パターンをマスクとして、前記第3領域及び前記第4領域の前記半導体基板をエッチングして溝を形成する工程と、
前記溝にシリコンとゲルマニウムを含む半導体層を埋め込む工程と、
前記半導体基板、前記第1ゲート用パターン、前記第2ゲート用パターン、前記第3ゲート用パターン、前記第4ゲート用パターン、前記第5ゲート用パターン、前記第6ゲート用パターン、前記第7ゲート用パターン、前記第8ゲート用パターン、及び、前記半導体層を覆う第1の絶縁膜を形成する工程と、
前記第1の絶縁膜のうち、前記第1領域上の部分及び前記第3領域上の部分を覆い、前記第2領域上の部分及び前記第4領域上の部分を露出させる第1のレジストを形成する工程と、
前記第1のレジストをマスクとして、前記第1の絶縁膜にイオン注入を行う工程と、
前記第1のレジストを除去する工程と、
前記第1のレジストを除去する工程の後に、前記第1の絶縁膜をエッチングにより除去する工程と、を備え、
前記第1の絶縁膜の前記エッチングのレートは前記イオン注入により低下すること
を特徴とする半導体装置の製造方法。 - 半導体基板の第1領域及び第2領域に、p型のイオンを注入する工程と、
前記半導体基板の第3領域にn型のイオンを注入する工程と、
前記p型のイオンを注入する工程の後に、前記第1領域に第1ゲート用パターンと第2ゲート用パターンを形成し、前記第2領域に、前記第1ゲート用パターンと前記第2ゲート用パターンの間隔より広い間隔で隣接する第3ゲート用パターンと第4ゲート用パターンを形成する工程と、
前記n型のイオンを注入する工程の後に、前記第3領域に第5ゲート用パターンを形成する工程と、
前記半導体基板、前記第1ゲート用パターン、前記第2ゲート用パターン、前記第3ゲート用パターン、前記第4ゲート用パターン、及び、前記第5ゲート用パターンを覆う第1の絶縁膜を形成する工程と、
前記第1の絶縁膜のうち、前記第1領域及び前記第2領域を覆い、前記第3領域を開口する第1のレジストを形成する工程と、
前記第1のレジストをマスクとして、前記第1の絶縁膜をエッチングして除去する工程と、
前記第1のレジストを除去する工程と、
前記第1の絶縁膜、及び、前記第5ゲート用パターンをマスクとして、前記半導体基板をエッチングして溝を形成する工程と、
前記溝にシリコンとゲルマニウムを含む半導体層を埋め込む工程と、
前記半導体層を埋め込む工程の後に、前記第1領域及び第3領域上を覆い、前記第2領域を開口させて前記第1の絶縁膜を露出させる第2のレジストを形成する工程と、
前記第2のレジストをマスクとして、前記第1の絶縁膜にイオン注入を行う工程と、
前記第2のレジストを除去する工程と、
前記第2のレジストを除去する工程の後に、前記第1の絶縁膜をエッチングにより除去する工程と、を備え、
前記第1の絶縁膜の前記エッチングのレートは前記イオン注入により低下すること
を特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記第1の絶縁膜及び前記半導体基板に第1の熱処理を施す工程を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第1の絶縁膜を形成する工程の前に、前記第1ゲート用パターン、前記第2ゲート用パターン、前記第3ゲート用パターン、及び、前記第4ゲート用パターンの側壁にサイドウォールスペーサを形成する工程を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第1の絶縁膜を形成する工程の前に、前記半導体基板、前記第1ゲート用パターン、前記第2ゲート用パターン、前記第3ゲート用パターン、及び、前記第4ゲート用パターンを覆う第2の絶縁膜を前記第1の絶縁膜とは異なる材料で形成する工程を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記半導体基板、前記第1ゲート用パターン、前記第2ゲート用パターン、前記第3ゲート用パターン、及び、前記第4ゲート用パターン、及び、前記サイドウォールスペーサを覆う第3の絶縁膜を形成する工程と、
前記第3の絶縁膜を研磨して前記第1ゲート用パターン、前記第2ゲート用パターン、前記第3ゲート用パターン、及び、前記第4ゲート用パターンを露出させる第1の研磨工程と、
前記第1の研磨工程の後に、前記第1ゲート用パターン、前記第2ゲート用パターン、前記第3ゲート用パターン、及び、前記第4ゲート用パターンを除去して第1の電極空間、第2の電極空間、第3の電極空間、及び、第4の電極空間を形成する工程と、
前記第1の電極空間、前記第2の電極空間、前記第3の電極空間、及び、前記第4の電極空間、及び、前記第3の絶縁膜を覆う金属膜を形成する工程と、
前記金属膜を研磨して前記第3の絶縁膜を露出させるとともに、前記第1の電極空間、前記第2の電極空間、前記第3の電極空間、及び、前記第4の電極空間に残された前記金属を第1のゲート電極、第2のゲート電極、第3のゲート電極、及び、第4のゲート電極に適用する第2の研磨工程と、
を更に備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記第1の絶縁膜への前記イオン注入は、炭素イオン又はホウ素イオンを注入することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第1の絶縁膜は、窒化シリコンであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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