JP6028732B2 - フォトレジスト組成物 - Google Patents
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Description
[A]酸発生基を有する重合体(以下、「[A]重合体」ともいう)、並びに
[B]ラクトン構造、環状カーボネート構造、スルトン構造及び脂環構造からなる群より選択される少なくとも1種の構造を有する酸発生剤(以下、「[B]酸発生剤」ともいう)を含有するフォトレジスト組成物である。
また、[B]酸発生剤は[A]重合体への相溶性にも優れるため、当該フォトレジスト組成物中で効率的に機能することができる。これらの結果、当該フォトレジスト組成物は、MEEF性能、DOF及びLWRにより優れる。
式(2)中、Rp3は、水素原子、フッ素原子、トリフルオロメチル基又は炭素数1〜3のアルキル基である。Rp4、Rp5及びRp6は、それぞれ独立して、炭素数1〜10の有機基である。mは、0〜3の整数である。mが2又は3の場合、複数のRp4は、それぞれ同一でも異なっていてもよい。Aは、単結合、メチレン基、炭素数2〜10のアルキレン基、炭素数2〜10のアルキレンオキシ基、又は炭素数6〜10のアリーレン基である。X−は、スルホネートアニオン、カルボキシレートアニオン又はアミドアニオンである。)
−OSO2−Rx・・・(4−1)
−SO2−Rx・・・(4−2)
(式(4−1)及び(4−2)中、Rxは、上記式(4)と同義である。)
Rp13−SO3 −・・・(5)
(式(5)中、Rp13は、フッ素原子を有する1価の有機基である。)
当該フォトレジスト組成物は、[C]酸拡散制御剤をさらに含有することで、酸の拡散をより適度に制御することができ、その結果、MEEF性能、DOF及びLWRにさらに優れる。
当該フォトレジスト組成物は、[A]重合体及び[B]酸発生剤を含有する。さらに、好適成分として[C]酸拡散制御剤を含有する。なお、本発明の効果を損なわない限り、さらにその他の任意成分を含有してもよい。以下、各成分について詳述する。
[A]重合体は、酸発生基を有する。ここで、酸発生基とは、パターン形成工程における露光により酸を発生する基をいう。[A]重合体自体が酸発生基を有することで、露光により発生する酸は重合体鎖中に均一に分布することができると共に、露光部から未露光部への酸の拡散が制御される。それにより、当該フォトレジスト組成物は、露光部において酸が均一かつ十分に作用することができるため、MEEF性能、DOF及びLWRに優れる。
構造単位(I)は、上記式(1)で表される。
メチレン基、エタンジイル基、プロパンジイル基、ブタンジイル基、ペンタンジイル基、ヘキサンジイル基、デカンジイル基等の鎖状炭化水素基;
シクロペンタン、シクロヘキサン、ジシクロペンタン、トリシクロデカン、テトラシクロドデカン、アダマンタン等の脂環構造から2個の水素原子を除いた脂環式基;
フェニレン基、ナフチレン基、ビフェニレン基等の芳香族炭化水素基等が挙げられる。
但し、これらの炭化水素基が有する水素原子の一部又は全部は、フッ素原子等で置換されていてもよい。
これらのうち、鎖状炭化水素基及び脂環式基が好ましく、鎖状炭化水素基がより好ましい。なかでも、メチレン基、エタンジイル基、プロパンジイル基、ブタンジイル基、及びペンタンジイル基がさらに好ましく、メチレン基及びエタンジイル基が特に好ましい。
上記Rfとしては、水素原子及びフッ素原子が好ましく、フッ素原子がより好ましい。
メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−ペンチル基等の1価の鎖状炭化水素基;
シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、ジシクロペンチル基、トリシクロデシル基、テトラシクロドデシル基、アダマンチル基等の1価の脂環式基;
上記脂環構造を一部に有する1価の炭化水素基;
フェニル基、ナフチル基、アントリル基、ビフェニル基等の1価の芳香族炭化水素基;
芳香環を一部に有する1価の炭化水素基等が挙げられる。これらのうち、フェニル基、ナフチル基、アントリル基、ビフェニル基等の1価の芳香族炭化水素基が好ましく、フェニル基がより好ましい。
構造単位(II)は、上記式(2)で表される。
X−は、スルホネートアニオン、カルボキシレートアニオン又はアミドアニオンである。
[A]重合体は、上記式(6)で表される構造単位(III)をさらに含むことが好ましい。上記式(6)で表される構造単位(III)は、エステル基に結合する炭素原子が3級炭素であり酸の作用により解離し易い酸解離性基を有する構造単位である。
[A]重合体は、上記以外の他の構造単位として、ラクトン構造、環状カーボネート構造及びスルトン構造からなる群より選択される少なくとも1種の構造を有する構造単位(IV)を有することが好ましい。[A]重合体が、構造単位(IV)を有することで、当該フォトレジスト組成物の基板等に対する密着性が向上する。
[A]重合体は、下記式で示される極性基を含む構造単位(V)をさらに有することができる。ここでいう「極性基」としては、例えば、水酸基、カルボキシル基、ケト基、スルホンアミド基、アミノ基、アミド基、シアノ基等が挙げられる。
[A]重合体は、他の構造単位として、芳香族化合物に由来する他の構造単位(VI)を含んでいてもよい。構造単位(VI)としては、例えば、下記式で表される構造単位等が挙げられる。
上記式(p−1)及び上記式(p−2)中、Rp1は、1価の酸解離性基であり、Rp2は、置換されてもよい1価の炭化水素基である。kaは1〜3の整数であり、kbは0〜4の整数であり、ka+kb≦5である。但し、kaが2〜3の場合、Rp1は相互に独立して上記定義を満たし、kbが2〜4の場合、Rp2は相互に独立して上記定義を満たす。R10bは、水素原子、炭素数1〜4のアルキル基である。
[A]重合体は、ラジカル重合等の常法に従って合成できる。例えば、
単量体及びラジカル開始剤を含有する溶液を、反応溶媒又は単量体を含有する溶液に滴下して重合反応させる方法;
単量体を含有する溶液と、ラジカル開始剤を含有する溶液とを各別に、反応溶媒又は単量体を含有する溶液に滴下して重合反応させる方法;
各々の単量体を含有する複数種の溶液と、ラジカル開始剤を含有する溶液とを各別に、反応溶媒又は単量体を含有する溶液に滴下して重合反応させる方法等の方法で合成することができる。
[B]酸発生剤は、ラクトン構造、環状カーボネート構造、スルトン構造及び脂環構造からなる群より選択される少なくとも1種の構造を有する。当該フォトレジスト組成物は、このような嵩高い構造を有する[B]酸発生剤を含有することで、酸の拡散長をより短くすることができるため、感度、解像性といった基本特性だけではなく、MEEF性能、DOF及びLWRをも十分に満足する。
シクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、シクロオクタン、シクロデカン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、シクロブテン、シクロペンテン、シクロヘキセン、シクロヘプテン、シクロオクテン、シクロデセン、シクロペンタジエン、シクロヘキサジエン、シクロオクタジエン、シクロデカジエン等の単環の脂環式基;
ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、ビシクロ[2.2.2]オクタン、トリシクロ[5.2.1.02,6]デカン、トリシクロ[3.3.1.13,7]デカン、テトラシクロ[6.2.1.13,6.02,7]ドデカン、ノルボルナン、アダマンタン、ビシクロ[2.2.1]ヘプテン、ビシクロ[2.2.2]オクテン、トリシクロ[5.2.1.02,6]デセン、トリシクロ[3.3.1.13,7]デセン、テトラシクロ[6.2.1.13,6.02,7]ドデセン等の多環の脂環式基等が挙げられる。
当該フォトレジスト組成物は、さらに[C]酸拡散制御剤を含有することが好ましい。[C]酸拡散制御剤は、露光により[A]重合体及び[B]酸発生剤から生じる酸のレジスト塗膜中における拡散現象を制御し、未露光部における好ましくない化学反応を抑制する作用を有するものである。従って、当該フォトレジスト組成物は[A]重合体及び[B]酸発生剤に加えて、[C]酸拡散制御剤を含有することで、より酸の拡散長を短くでき酸の拡散をさらに抑制できる。結果として当該フォトレジスト組成物はMEEF、DOF及びLWRに優れるレジストパターンの形成が可能となる。なお、酸拡散制御剤の当該組成物における含有形態としては、遊離の化合物の形態でも、重合体の一部として組み込まれた形態でも、これらの両方の形態でもよい。
シクロペンチル基、シクロヘキシル基、ノルボルニル基等のシクロアルキル基等が挙げられる。
当該フォトレジスト組成物は通常、溶媒を含有する。溶媒としては、例えばアルコール系溶媒、ケトン系溶媒、アミド系溶媒、エーテル系溶媒、エステル系溶媒及びその混合溶媒等が挙げられる。これらの溶媒は、2種以上を併用してもよい。
メタノール、エタノール、n−プロパノール、iso−プロパノール、n−ブタノール、iso−ブタノール、sec−ブタノール、tert−ブタノール、n−ペンタノール、iso−ペンタノール、2−メチルブタノール、sec−ペンタノール、tert−ペンタノール、3−メトキシブタノール、n−ヘキサノール、2−メチルペンタノール、sec−ヘキサノール、2−エチルブタノール、sec−ヘプタノール、3−ヘプタノール、n−オクタノール、2−エチルヘキサノール、sec−オクタノール、n−ノニルアルコール、2,6−ジメチル−4−ヘプタノール、n−デカノール、sec−ウンデシルアルコール、トリメチルノニルアルコール、sec−テトラデシルアルコール、sec−ヘプタデシルアルコール、フルフリルアルコール、フェノール、シクロヘキサノール、メチルシクロヘキサノール、3,3,5−トリメチルシクロヘキサノール、ベンジルアルコール、ジアセトンアルコール等のモノアルコール系溶媒;
エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、2,4−ペンタンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、2,5−ヘキサンジオール、2,4−ヘプタンジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、トリプロピレングリコール等の多価アルコール系溶媒;
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノ−2−エチルブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル等の多価アルコール部分エーテル系溶媒等が挙げられる。
n−ペンタン、iso−ペンタン、n−ヘキサン、iso−ヘキサン、n−ヘプタン、iso−ヘプタン、2,2,4−トリメチルペンタン、n−オクタン、iso−オクタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の脂肪族炭化水素系溶媒;
ベンゼン、トルエン、キシレン、メシチレン、エチルベンゼン、トリメチルベンゼン、メチルエチルベンゼン、n−プロピルベンゼン、iso−プロピルベンゼン、ジエチルベンゼン、iso−ブチルベンゼン、トリエチルベンゼン、ジ−iso−プロピルベンセン、n−アミルナフタレン等の芳香族炭化水素系溶媒;
ジクロロメタン、クロロホルム、フロン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等の含ハロゲン溶媒等が挙げられる。
当該フォトレジスト組成物は、本発明の効果を損なわない範囲で、フッ素原子含有重合体、[B]酸発生剤以外の酸発生剤、脂環式骨格化合物、界面活性剤、増感剤等のその他の任意成分を含有できる。以下、これらの任意成分について詳述する。これらのその他の任意成分は、それぞれを単独で又は2種以上を混合して使用することができる。また、その他の任意成分の配合量は、その目的に応じて適宜決定することができる。
当該フォトレジスト組成物は、[A]重合体よりもフッ素原子含有率が高い重合体を含有していてもよい。当該フォトレジスト組成物が、フッ素原子含有重合体を含有することで、レジスト膜を形成した際に、膜中のフッ素原子含有重合体の撥油性的特徴により、その分布がレジスト膜表面近傍で偏在化する傾向があるので、液浸露光時における酸発生剤や酸拡散制御剤等が液浸媒体に溶出することを抑制することができる。また、フッ素原子含有重合体の撥水性的特徴により、レジスト膜と液浸媒体との前進接触角が所望の範囲に制御でき、バブル欠陥の発生を抑制できる。さらに、レジスト膜と液浸媒体との後退接触角が高くなり、水滴が残らずに高速でのスキャン露光が可能となる。このようにフォトレジスト組成物がフッ素原子含有重合体を含有することにより、液浸露光法に好適なレジスト塗膜を形成することができる。
上記フッ素原子含有重合体は、例えば所定の各構造単位に対応する単量体を、ラジカル重合開始剤を使用し、適当な溶媒中で重合することにより合成できる。
当該フォトレジスト組成物は、本発明の効果を損なわない範囲で[B]酸発生剤以外の酸発生剤を含有してもよい。このような酸発生剤としては、例えば[B]酸発生剤以外のオニウム塩化合物、スルホンイミド化合物、ハロゲン含有化合物、ジアゾケトン化合物等が挙げられる。
脂環式骨格化合物は、ドライエッチング耐性、パターン形状、基板との接着性等をさらに改善する作用を示す成分である。脂環式骨格化合物としては、例えば1−アダマンタンカルボン酸、2−アダマンタノン、1−アダマンタンカルボン酸t−ブチル等のアダマンタン誘導体類;デオキシコール酸t−ブチル、デオキシコール酸t−ブトキシカルボニルメチル、デオキシコール酸2−エトキシエチル等のデオキシコール酸エステル類;リトコール酸t−ブチル、リトコール酸t−ブトキシカルボニルメチル、リトコール酸2−エトキシエチル等のリトコール酸エステル類;3−[2−ヒドロキシ−2,2−ビス(トリフルオロメチル)エチル]テトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]ドデカン、2−ヒドロキシ−9−メトキシカルボニル−5−オキソ−4−オキサ−トリシクロ[4.2.1.03,7]ノナン等が挙げられる。
界面活性剤は塗布性、ストリエーション、現像性等を改良する作用を示す成分である。
界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンn−オクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンn−ノニルフェニルエーテル、ポリエチレングリコールジラウレート、ポリエチレングリコールジステアレート等のノニオン系界面活性剤の他、以下商品名として、KP341(信越化学工業製)、ポリフローNo.75、同No.95(以上、共栄社化学製)、エフトップEF301、同EF303、同EF352(以上、トーケムプロダクツ製)、メガファックF171、同F173(以上、大日本インキ化学工業製)、フロラードFC430、同FC431(以上、住友スリーエム製)、アサヒガードAG710、サーフロンS−382、同SC−101、同SC−102、同SC−103、同SC−104、同SC−105、同SC−106(以上、旭硝子製)等が挙げられる。
増感剤は、放射線のエネルギーを吸収して、そのエネルギーを[B]酸発生剤に伝達しそれにより酸の生成量を増加する作用を示すものであり、当該フォトレジスト組成物の「みかけの感度」を向上させる効果を有する。増感剤としては、例えばカルバゾール類、アセトフェノン類、ベンゾフェノン類、ナフタレン類、フェノール類、ビアセチル、エオシン、ローズベンガル、ピレン類、アントラセン類、フェノチアジン類等が挙げられる。
当該フォトレジスト組成物は、例えば上記溶媒中で[A]重合体、[B]酸発生剤、[C]酸拡散制御剤及びその他の任意成分を所定の割合で混合することにより調製できる。
溶媒としては、[A]重合体、[B]酸発生剤、[C]酸拡散制御剤及びその他の任意成分を溶解又は分散可能であれば特に限定されない。当該フォトレジスト組成物は通常、その使用に際して、全固形分濃度が1質量%以上30質量%以下、好ましくは1.5質量%以上25質量%以下となるように溶媒に溶解した後、例えば孔径0.2μm程度のフィルターでろ過することによって、調製される。
本発明のフォトレジスト組成物を用いて、例えば下記工程によりレジストパターンを形成することができる。
(1)当該フォトレジスト組成物の塗膜を基板上に形成する工程(以下、「工程(1)」ともいう)、
(2)上記塗膜の少なくとも一部に放射線を照射する工程(以下、「工程(2)」ともいう)、及び
(3)上記放射線が照射された塗膜を現像する工程(以下、「工程(3)」ともいう)を有する。以下、各工程を詳述する。
本工程では、フォトレジスト組成物又はこれを溶媒に溶解させて得られた当該フォトレジスト組成物の溶液を、回転塗布、流延塗布、ロール塗布等の塗布手段によって、シリコンウエハー、二酸化シリコン、反射防止膜で被覆されたウエハー等の基板上に所定の膜厚となるように塗布し、場合によっては70℃以上160℃以下程度の温度でプレベーク(PB)することにより塗膜中の溶媒を揮発させレジスト膜を形成する。
本工程では、工程(1)で形成されたレジスト膜に(場合によっては、水等の液浸媒体を介して)、放射線を照射し露光させる。なお、この際所定のパターンを有するマスクを通して放射線を照射する。放射線としては、目的とするパターンの線幅に応じて、可視光線、紫外線、遠紫外線、X線、荷電粒子線、EUV等から適宜選択して照射する。これらのうち、ArFエキシマレーザー(波長193nm)、KrFエキシマレーザー(波長248nm)に代表される遠紫外線が好ましく、EUV(極紫外線、波長13.5nm)等のより微細なパターンを形成可能な光源であっても好適に使用できる。次いで、ポストエクスポージャーベーク(PEB)を行うことが好ましい。このPEBにより、[A]重合体の酸解離性基の脱離を円滑に進行させることが可能となる。PEBの加熱条件は、フォトレジスト組成物の配合組成によって適宜選定することができるが、通常50℃以上180℃以下程度である。
本工程は、露光されたレジスト膜を、現像液で現像することによりレジストパターンを形成する。現像後は、水で洗浄し、乾燥することが一般的である。現像液としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、アンモニア水、エチルアミン、n−プロピルアミン、ジエチルアミン、ジ−n−プロピルアミン、トリエチルアミン、メチルジエチルアミン、エチルジメチルアミン、トリエタノールアミン、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、ピロール、ピペリジン、コリン、1,8−ジアザビシクロ−[5.4.0]−7−ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ−[4.3.0]−5−ノネン等のアルカリ性化合物の少なくとも1種を溶解したアルカリ水溶液が好ましい。
カラム温度:40℃
溶出溶媒:ジメチルホルムアミド
(LiBr 0.3%(質量換算)、H3PO4 0.1%(質量換算) 混合溶液)
流速:1.0mL/分
試料濃度:0.2質量%
試料注入量:100μL
検出器:示差屈折計
標準物質:単分散ポリスチレン
[A]重合体及び後述する[D]フッ素原子含有重合体の合成に用いた単量体を下記に示す。
化合物(M−1)10.46g(40モル%)、化合物(M−2)3.5g(10モル%)、化合物(M−3)1.83g(2モル%)及び化合物(M−4)14.22g(48モル%)を60gのメチルエチルケトンに溶解し、AIBN 2.2gを添加して単量体溶液を調製した。30gのメチルエチルケトンを入れた500mLの三口フラスコを30分窒素パージした後、撹拌しながら80℃に加熱し、調製した単量体溶液を滴下漏斗にて3時間かけて滴下した。滴下開始を重合反応の開始時間とし、重合反応を6時間実施した。重合反応終了後、重合溶液を水冷して30℃以下に冷却した。600gのイソプロパノール/ヘキサン混合液(50質量%:50質量%)中に冷却した重合溶液を投入し、析出した白色粉末をろ別した。ろ別した白色粉末を120gのイソプロパノールにてスラリー状で2回洗浄した後、ろ別し、50℃で17時間乾燥させて白色粉末状の重合体(A−1)を得た(18.6g、収率62.0%)。得られた重合体(A−1)のMwは4,374であり、Mw/Mnは1.56であった。低分子量成分の残存量は、1.0%であった。また、13C−NMR分析の結果、化合物(M−1)由来の構造単位:化合物(M−2)由来の構造単位:化合物(M−3)由来の構造単位:化合物(M−4)由来の構造単位の含有比率は、42.1:8.2:2.2:47.5(モル%)であった。
表1に記載の単量体を所定量配合した以外は、合成例1と同様に操作して重合体(A−2)〜(A−10)及び(a−1)を得た。また、得られた各重合体のMw、Mw/Mn、収率(%)、低分子量成分の残存量(%)及び各重合体における各単量体に由来する構造単位の含有率を合わせて表1に示す。
[合成例12]
単量体(M−11)35.83g(70モル%)、単量体(M−12)14.17g(30モル%)を2−ブタノン50gに溶解し、更に開始剤としてジメチル2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオネート)5.17g(8モル%)を投入、溶解した単量体溶液を準備した。次に、温度計および滴下漏斗を備えた500mlの三つ口フラスコに50gの2−ブタノンを投入し、30分窒素パージした。窒素パージの後、フラスコ内をマグネティックスターラーで攪拌しながら80℃になるように加熱した。滴下漏斗を用い、予め準備しておいた単量体溶液を3時間かけて滴下した。滴下開始時を重合開始時間とし、重合反応を6時間実施した。重合終了後、重合溶液は水冷により30℃以下に冷却した。冷却後、分液漏斗へ反応溶液、150gのヘキサン、600gのメタノール、30gの水を注ぎ激しく攪拌した後、静置した。混合溶液は2層に分離し、3時間静置した後に下層(樹脂溶液)を分取した。エバポレーターを用いて分取した樹脂溶液をプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート溶液へと溶剤置換した。共重合体のプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート溶液159.2gを得た。ホットプレートを用いて固形分濃度を求めた結果、共重合体濃度は20.1%、収率は64%であった。この共重合体を樹脂(A−3)とした。この共重合体は、Mwが6,900であり、Mw/Mnが1.34であった。13C−NMR分析の結果、化合物(M−5)由来の繰り返し単位:化合物(M−7)由来の繰り返し単位の含有比率が70.5:29.5(モル%)の共重合体(D−1)を得た。
フォトレジスト組成物の調製に用いた[B]酸発生剤、[C]酸拡散制御剤及び溶媒について以下に示す。
B−1〜B−5:下記式で表される化合物
B−6:トリフェニルスルホニウムノナフレート
C−1〜C−3:下記式で表される化合物
E−1:酢酸プロピレングリコールモノメチルエーテル
E−2:シクロヘキサノン
E−3:γ−ブチロラクトン
重合体(A−1)100質量部、酸発生剤(B−1)11質量部、酸拡散制御剤(C−1)5.5質量部、重合体(D−1)3質量部、溶媒(E−1)2,220質量部、(E−2)950質量部及び(E−3)30質量部を混合し、得られた混合溶液を孔径0.2μmのフィルターでろ過して、フォトレジスト組成物を調製した。
表2に示す種類、量の各成分を使用した以外は実施例1と同様に操作して、フォトレジスト組成物を調製した。
下記評価結果は表2に併せて示す。
下層反射防止膜(ARC66、日産化学社製)を形成した12インチシリコンウェハ上にフォトレジスト組成物によって、膜厚75nmの被膜を形成し、120℃で60秒間ソフトベーク(SB)を行った。次に、この被膜を、ArFエキシマレーザー液浸露光装置(「NSR S610C」、NIKON社製)を用い、NA=1.3、ratio=0.800、Annularの条件により、46nmライン92nmピッチのパターン形成用のマスクパターンを介して露光した。露光後、各フォトレジスト組成物について100℃で60秒間ポストベーク(PEB)を行った。その後、2.38質量%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液により現像し、水洗し、乾燥して、ポジ型のレジストパターンを形成した。このとき、46nmライン92nmピッチのパターン形成用のマスクパターンを介して露光した部分が線幅46nmラインを形成する露光量を最適露光量(Eop)とした。この最適露光量を感度(mJ/cm2)とした。なお、測長には走査型電子顕微鏡(日立ハイテクノロジーズ社、CG4000)を用いた。感度が50(mJ/cm2)以下である場合、良好であると評価した。
上記Eopにて92nmピッチにおけるライン幅のターゲットサイズを、43nmライン、44nmライン、45nmライン、46nmライン、47nmライン、48nmライン、49nmラインとするパターンをそれぞれ用い、ピッチ92nmのLSパターンを形成し、レジスト膜に形成されたライン幅を測長SEM(日立社、CG4000)にて測定した。このとき、ターゲットサイズ(nm)を横軸に、各マスクパターンを用いてレジスト膜に形成されたライン幅(nm)を縦軸にプロットしたときの直線の傾きをMEEFとして算出した。その値が1に近いほどマスク再現性が良好であり、更にMEEFの値が低い程、マスク作成コストを低減できる。結果を表2に合わせて示す。
上記Eopにて形成された線幅46nmのラインを、日立社の測長SEM「CG4000」を用い、パターン上部から観察し、任意の10点において線幅を測定した。線幅の測定値の3シグマ値(ばらつき)をLWR(nm)とした。このLWRの値が6.2nm以下であれば、形成されたパターン形状が良好であると評価した。
上記感度の評価における最適露光量(Eop)にて、45nmのライン・150nmピッチで解像されるパターン寸法が、マスクの設計寸法の±10%以内となる場合のフォーカスの振れ幅をDOF(nm)とした。
[実施例18、19及び比較例4]
実施例1〜2及び比較例1で用いた各フォトレジスト組成物を用いて表2に示す条件で下記の各評価をおこなった。
東京エレクトロン社製の「クリーントラックACT−8」内で、シリコンウエハー上に各組成物溶液をスピンコートした後、表3に示す条件でPB(加熱処理)を行い、膜厚60nmのレジスト被膜を形成した。その後、簡易型の電子線描画装置(日立製作所社製、型式「HL800D」、出力;50KeV、電流密度;5.0アンペア/cm2)を用いてレジスト被膜に電子線を照射した。電子線の照射後、表3に示す条件でPEBを行った。その後、2.38%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液を用い、23℃で1分間、パドル法により現像した後、純水で水洗し、乾燥して、レジストパターンを形成した。このようにして形成したレジストについて下記項目の評価を行った。評価結果を表3に併記する。
線幅150nmのライン部と、隣り合うライン部によって形成される間隔が150nmのスペース部(即ち、溝)と、からなるパターン〔いわゆる、ライン・アンド・スペースパターン(1L1S)〕を1対1の線幅に形成する露光量を最適露光量とし、この最適露光量により感度を評価した。なお、図1は、ライン・アンド・スペースパターンの形状を模式的に示す平面図である。また、図2は、ライン・アンド・スペースパターンの形状を模式的に示す断面図である。但し、図1及び図2で示す凹凸は、実際より誇張している。
設計線幅150nmのライン・アンド・スペースパターン(1L1S)のラインパターンを、半導体用走査電子顕微鏡(高分解能FEB測長装置、商品名「S−9220」、日立製作所社製)にて観察した。観察された形状について、図1及び図2に示すように、シリコンウエハー1上に形成したレジスト膜のライン部2の横側面2aに沿って生じた凹凸の最も著しい箇所における線幅と、設計線幅150nmとの差「ΔCD」を、CD−SEM(日立ハイテクノロジーズ社製、「S−9220」)にて測定することにより、ナノエッジラフネスを評価した。
ライン・アンド・スペースパターン(1L1S)について、最適露光量により解像されるラインパターンの最小線幅(nm)を解像度とした。
2;レジストパターン
2a;レジストパターンの横側面
Claims (8)
- [A]酸発生基を有する重合体、並びに
[B]ラクトン構造、環状カーボネート構造、スルトン構造及び脂環構造からなる群より選択される少なくとも1種の構造を有する酸発生剤
を含有し、
[A]重合体が、下記式(1)で表される構造単位(I)を含むフォトレジスト組成物。
−OSO2−Rx・・・(4−1)
−SO2−Rx・・・(4−2)
(式(4−1)中、Rxは、上記式(4)と同義である。式(4−2)中、Rxは、アルキル基、シクロヘキシル基又はアリール基である。) - [B]酸発生剤がラクトン構造及びスルトン構造からなる群より選択される少なくとも1種の構造を有する請求項1に記載のフォトレジスト組成物。
- [A]重合体における上記式(2)のX−が下記式(5)で表される請求項3に記載のフォトレジスト組成物。
Rp13−SO3 −・・・(5)
(式(5)中、Rp13は、フッ素原子を有する1価の有機基である。) - [A]重合体が、ラクトン構造を有する構造単位、環状カーボネート構造を有する構造単位及びスルトン構造を有する構造単位からなる群より選択される少なくとも1種の構造単位(IV)をさらに含む請求項1に記載のフォトレジスト組成物。
- [C]酸拡散制御剤をさらに含有する請求項1に記載のフォトレジスト組成物。
- [C]酸拡散制御剤が光崩壊性塩基である請求項7に記載のフォトレジスト組成物。
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