JP6016201B2 - ショット処理装置 - Google Patents
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Description
ワークに投射材を投射する投射機と、
前記投射機により投射された投射材を回収する回収機構と、
回収された投射材に上向きの気流をあてながら、前記回収された投射材を自由落下させ、前記回収された投射材に混入している異物を、前記回収された投射材から分離する風力選別機構と、
前記投射材が投射される投射室が内部に形成され、前記ワークを前記投射室に搬入するための投射室入口と前記ワークを前記投射室から搬出する投射室出口をと備えたキャビネットと、
前記投射室入口の上部から投射材をカーテン状に落下させる第一ショットカーテン装置と、
前記投射室出口の上部から投射材をカーテン状に落下させる第二ショットカーテン装置と、
投射された投射材を前記投射室から回収する回収機構と、
前記回収機構によって回収された投射材を、前記風力選別機構と前記第一ショットカーテン装置と前記第二ショットカーテン装置とに分配する分配箱と、を備えている、
ことを特徴とするショット処理装置が提供される。
これは、投射材と異物の混合物が気流にさらされる時間が長くなることにより選別精度が良くなるためである。
このような構成のショット処理装置によれば、第一ショットカーテン装置および第二ショットカーテン装置から連続的に落下させられる投射材によって、投射機内で投射された投射材が投射室入口及び投射室出口から飛び出すことが阻止または抑制される。
また、投射された投射材は、分配装置により風力選別機構と、第一ショットカーテン装置と、第二ショットカーテン装置とに分配されるため、風力選別機構に供給される投射材の量が適正化され、風力選別機構及び集塵機の大型化が抑えられる。
前記風力選別機構は、
前記上向きの気流が生成され、前記回収された投射材が自由落下させられる自由落下ゾーンと、
最下部が前記自由落下ゾーンと開口部を介して連通し、前記回収された投射材が供給される供給部と、を備え、
前記開口部は、前記供給部の自由落下ゾーン側に上下方向に延びるよう配置された規制板と、該規制板の下端と前記供給部の自由落下ゾーンに向かって斜め下方に傾斜して延びる傾斜部との間に形成されている。
前記風力選別機構は、
前記自由落下ゾーン内を横切って配置された複数の分散棒を備えている。
前記自由落下ゾーンの下方には、自由落下した投射材を受ける凹状の受部が設けられている。
前記風力選別機構は、前記自由落下ゾーンの上方に連通したセトリングチャンバー部を備え、
前記セトリングチャンバー部では、前記異物を、案内板によって迂回流を生じさせ、前記迂回流に乗せられる粉状物と落下する粒状物とに分離する。
前記風力選別機構により異物が分離された投射材は、前記投射機に供給される。
前記投射機から投射材を投射される位置に前記ワークを搬送する搬送手段を備え、
前記搬送手段は、
回転駆動される無端のチェーンと、前記チェーンの外周側に取り付けられ前記ワークを支持するキャリアとを有するチェーンコンベアと、
前記キャリアの前記ワークの搬送方向両側に配置され、前記ワークの搬送方向に延びる軸線を中心に自転且つ揺動可能とされた一対の自転ローラと、を備えている。
前記一対の自転ローラの間隔を変更調整する変更調整機構が設けられている。
例えば、大きなワークを一対の自転ローラに載せる場合には一対の自転ローラの間隔を広げれば、ワークの上端高さ位置を低く抑えることができるので、ワークを支持するキャリアの上下方向の長さを抑えることも可能になり、装置全体の高さが抑えられる。
また、一対の自転ローラの間隔が変更調整可能となることで、様々な外径のワークを一対の自転ローラ上に載せることができるので、様々な外径のワークに対してショット処理をすることができる。
ショット処理装置の底面はフラットに形成されている。
前記ショット処理装置に備えられた消耗品の稼働時間と、予め設定された寿命時間とを比較し、前記消耗品の交換時期を計算する計算部と、前記計算部の計算結果を表示可能な表示部とを有する制御装置を備えている。
前記ショット処理装置に備えられた消耗品の交換履歴の情報が入力され該交換履歴の情報を記憶する記憶部と、前記記憶部で記憶された前記交換履歴の情報を表示可能な表示部とを有する制御装置を備えている。
また、上流側ブース16には、ワークWを搬入するための上流側ブース入口(図示省略)が、キャビネット本体14の投射室入口14Bに対向して形成されている。さらに、上流側ブース16に対して、ワークWの搬送方向のさらに上流側(図中左側)には、ショットピーニング装置10にワークWをセットするためセット部15が設けられている。なお、ワークWが重い、又は高温である等の手作業が困難となる場合には、セット部15にマニピュレータ、ハンドリング装置等の搬入装置(図示省略)を設け、この搬入装置からワークWを機械的に投入してもよい。
また、下流側ブース18には、ワークWを搬出するための下流側ブース出口(図示省略)がキャビネット本体14の投射室出口14Cに対向して形成されている。
図5(A)に示されるように、回転軸30Bは、装置フレーム側に回転可能に支持されると共に、無端ベルト30Cを介して駆動源である駆動モータ30Dの軸部側に接続されている。すなわち、変更調整機構30は、駆動モータ30Dの回転に応じて回転軸30Bが回転することで、回動アーム30Aが枢動し、図5(B)に示されるように、スピナーローラ28の軸部を円弧軌道に沿って変位させるようになっている。
スピナーローラ28の自転機構では、仕上り品質に合わせたローラ回転数を設定するために自転ローラインバータを装備し、及び安定した製品搬送用として高精度・高寿命部品を使用することが好ましい。自転ローラインバータを装備することで、仕上り品質に応じたローラ回転数の設定変更が可能(容易)となり、搬送速度とリンクした制御も可能となる。また、スピナーローラ28に高精度・高寿命部品を用いることで早期偏摩耗による搬送不良が防止、又は効果的に抑制され、最小の段差で引っ掛かりが少なくなる。
また、ワークWの搬送機構は、安定した製品搬送のためにチェーン22に特殊チェーンを用い、及び、仕上り品質に合わせた搬送速度を設定するためにインバータを装備するのが好ましい。
特殊チェーンとしては、投射材(ショット)の噛み込みを抑制するため、クリアランスがあって耐摩耗性を有するものが使用される。このような特殊チェーンを用いることで、ワークWの搬送機構の寿命が延びて搬送トラブルも防止又は効果的に抑制できる。また、インバータを装備することで、仕上り品質に応じた搬送速度の設定変更が可能(容易)になり、自転回転数とリンクした制御も可能となる。
すなわち、投射機42は、投射材を遠心力で加速して、投射室14Aに搬送されたワークWに向けて鉛直下方に又は斜め下方に投射するようになっている。なお、本実施形態では、投射機42が複数台配置されているが、本発明は、投射機42が一台である構成でもよい。
ショット流量については、適正量の投射材を安定的に投射するために、ショットタンクレベル計、及び、下限検知付きインペラ電流計を設けるのが好ましい。ショットタンクレベル計は、後述する投射材ホッパ48に取り付けられ、ショット補給タイミングをする計量器である。
下限検知付きインペラ電流計は、投射量不足を検知し、投射不足の場合には、異常表示を行い、さらに装置を停止させ、処理が不十分な不良品が装置から流出することを防止するための装置である。
インペラ回転数については、仕上り品質に合わせた適正投射速度の設定、及び、その状態の維持をなすために、インペラへの駆動力伝達用とされたVベルトの状態(摩耗や伸び)の点検、及びインペラインバータの装備が好ましい。インペラインバータを用いることで、仕上り品質に応じたインペラ回転数の設定変更が可能(容易)となる。
投射パターンについては、ワーク(ワーク)に対し適正な投射位置で投射材を投射するために、コントロールケージ角度の表示(矢印名盤で基準位置表示)、及びインペラ関係の消耗品(ブレード、コントロールケージ、ディストリビュータ等)についての交換時期を知らせる機能を設けるのが好ましい。後者については、インペラ関係部品の摩耗によって投射位置・投射量が変化するのを防止するためである。
投射材ホッパ48のメイン部48Aの底部側に、前述したカットゲート46が接続されている。なお、カットゲート46は、投射材ホッパ48のメイン部48Aから供給される投射材の流量を調整するための開閉ゲートである。
下部スクリューコンベヤ52のショットピーニング装置10の搬送方向中央部は、投射材の回収経路の配置されたバケットエレベータ54(図2)の下部収集部に隣接して配置されている。そして、バケットエレベータ54は、下部スクリューコンベヤ52によってショットピーニング装置10の搬送方向上流および下流側から中央部側に搬送されてきた投射材等を下部スクリューコンベヤ52から受けることになる。
プーリ54Aは、モータによって回転駆動される。この回転駆動により、バケットエレベータ54は、ショットピーニング装置10の下部に落下して下部スクリューコンベヤ52で回収された投射材等(ワークWに投射された投射材と粉粒状の異物とを含む混合物)をバケットで掬い上げ、ショットピーニング装置10の下部から上部(キャビネット12の上方側)へ搬送するようになっている。
本実施態様では、下部スクリューコンベヤ52、バケットエレベータ54等によって、投射材の回収機構が構成されている。
図1及び図2に示されるように、分配箱56は、バケットエレベータ54のバケットから投射された投射材を、投射機42に供給するための第一ルート40Aと、第一ショットカーテン装置36に供給するための第二ルート40Bと、第二ショットカーテン装置38に供給するための第三ルート40Cとに分配する。
また、図1に示されている第二ルート40Bは、投射材が、分配箱56から分配パイプ58A、投射材ホッパ48の左側のサイド部48B、及び供給パイプ34Aを通って第一ショットカーテン装置36に至るルートである。
さらに、第三ルート40Cは、投射材が分配箱56から分配パイプ58B、投射材ホッパ48の右側のサイド部48C、及び供給パイプ34Bを通って第二ショットカーテン装置38に至るルートである。
なお、集塵機80は、投射材に混入した微粉などの異物(不純物)を回収するためのものであり、空気を吸入する吸入装置(ブロワ)を備え、吸引ダクト70(セパレータダクト)を介してセトリングチャンバー部68に接続されている。セトリングチャンバー部68の気流上流側には、対向風選部66が設けられている。また、対向風選部66のセトリングチャンバー部68側と反対側の側方には、バケットエレベータ54の上部搬出口から搬出された投射材等を対向風選部66へ供給するための供給部64が設けられている。
傾斜部64Bは、混合物を自由落下させる自由落下ゾーン66Bの流路上流側に設けられ、規制板64Cは、供給部64から対向風選部66へ流出する粉粒物(投射材を含む混合物)の層をセパレータ幅方向(図4(A)の紙面に垂直な方向)に十分に広げて均一にする機能を有する。
周壁部66Aにおいて供給部64との連通部よりも下方側の部位の内側空間は、混合物を自由落下させるための自由落下ゾーン66Bとされている。
周壁部66Aの下端開口部66Cは、下向きに開口したエア導入口とされ、その外周側には、図示しないメッシュ状のスクリーンが水平に張られている。このため、自由落下ゾーン66Bでは、集塵機80が作動すると、スクリーンを通過した外気が周壁部66Aの下端開口部66Cから流入して周壁部66Aを通る上向きの気流f1が生じる。
分散棒の間隔は、分散棒上で投射材が滞留させず、気流f1を妨げないような広さであり、且つ自由落下する投射材と異物をムラなく分散できる間隔に設定されている。
より具体的には、対向風選部66は、気流f1に乗せられる「粒径が小さく軽いもの」(異物)と落下する「粒径が大きく重いもの」(投射材)とを選別している。
すなわち、セトリングチャンバー部68は、吸入された空気中の粒子を迂回流f2によって分離(選別)するようになっている。より具体的には、セトリングチャンバー部68は、吸入された粉粒物(異物)のうち、より粒径が小さく軽い微粉(粉状物)等を気流に乗せて集塵機80側へ排出し(矢印S3)、より粒径が大きく重い微粉(粒状物)等を落下させ(矢印S2)、図2に示される粗出しパイプ82を介して粗出ケース84側へ排出するようになっている。
投射機42を構成する各消耗品には、例えば、ブレード、コントロールケージ、ディストリビュータ、及びライナ関係の部品がある。ワークWを搬送するための搬送機構を構成する各消耗品には、例えば、スピナーローラ28、チェーン22、キャリア26、及び搬送ガイドがある。循環装置50を構成する各消耗品には、例えば、下部スクリューコンベヤ52、バケットエレベータ54の無端ベルト54B、及びバケットエレベータ54のバケットがある。
ワークWに投射された投射材を回収するための回収経路には、図4に示される風力選別機構62が設けられており、この風力選別機構62は、投射材と粉粒状の異物とを含む混合物を自由落下させながら、混合物に上向きの気流f1を当てることで、気流f1に乗せられる軽量物と落下する重量物とに選別する。このように自由落下する混合物に対して上向きの気流f1が当てられることで、選別が精度良くなされる。また、混合物に軽量の異物が大量に含まれている場合に選別が効率良くなされる。
傾斜部64Bの下端との間に隙間を形成するように配置された規制板64Cは、傾斜部64Bの下端部の隙間から混合物を自由落下させる。これにより、混合物は、自由落下ゾーン66Bへの流量が規制板64Cによって規制されつつ規制板64Cの板幅方向に広げられて自由落下するので、上向きの気流f1による混合物の選別が容易になる。
このように、第一ショットカーテン装置36及び第二ショットカーテン装置38が採用されることで、投射材の飛散が防止されるので装置の全長が短縮されると共に、所謂ゴム暖簾の設置枚数を低減できる。また、第一ショットカーテン装置36及び第二ショットカーテン装置38では、所謂ゴム暖簾でシールすることができない部分(例えば、ワークであるコイルばねの通過に伴ってゴム暖簾がめくれた場合におけるコイルばねの内側等)をシールできるため、投射材の装置外への飛散量も低減する。
なお、「搬送トラブル」とは、正常にワークWが搬送されないことで(例えば、ワークWの回転不足やワークWの引っ掛りにより)ワークWに投射材が均一に投射されず安定したショットピーニング効果が得られない、又は、ワークWがキャビネット12内で完全に引っ掛って処理できないことを意味する。
12 キャビネット
14A 投射室
14C 投射室出口
14B 投射室入口
20 チェーンコンベア
22 チェーン
26 アタッチメント(押圧部材)
28 スピナーローラ(自転ローラ)
30 変更調整機構
36 第一ショットカーテン装置
38 第二ショットカーテン装置
42 投射機
54 バケットエレベータ(ショット搬送装置)
62 風力選別機構
64B 傾斜部
64C 規制板
66A 周壁部
66B 自由落下ゾーン
66D 分散棒
68 セトリングチャンバー部
68A 案内板
72 受部
92 計算部
94 表示部
96 記憶部
f1 上向きの気流
f2 迂回流
W ワーク
Claims (11)
- ワークに投射材を投射する投射機と、
前記投射機により投射された投射材を回収する回収機構と、
回収された投射材に上向きの気流をあてながら、前記回収された投射材を自由落下させ、前記回収された投射材に混入している異物を、前記回収された投射材から分離する風力選別機構と、
前記投射材が投射される投射室が内部に形成され、前記ワークを前記投射室に搬入するための投射室入口と前記ワークを前記投射室から搬出する投射室出口とを備えたキャビネットと、
前記投射室入口の上部から投射材をカーテン状に落下させる第一ショットカーテン装置と、
前記投射室出口の上部から投射材をカーテン状に落下させる第二ショットカーテン装置と、
投射された投射材を前記投射室から回収する回収機構と、
前記回収機構によって回収された投射材を、前記風力選別機構と前記第一ショットカーテン装置と前記第二ショットカーテン装置とに分配する分配箱と、を備えている、
ことを特徴とするショット処理装置。 - 前記風力選別機構は、
前記上向きの気流が生成され、前記回収された投射材が自由落下させられる自由落下ゾーンと、
最下部が前記自由落下ゾーンと開口部を介して連通し、前記回収された投射材が供給される供給部と、を備え、
前記開口部は、前記供給部の自由落下ゾーン側に上下方向に延びるよう配置された規制板と、該規制板の下端と前記供給部の自由落下ゾーンに向かって斜め下方に傾斜して延びる傾斜部との間に形成されている、
請求項1記載のショット処理装置。 - 前記風力選別機構は、
前記自由落下ゾーン内を横切って配置された複数の分散棒を備えている、
請求項2記載のショット処理装置。 - 前記自由落下ゾーンの下方には、自由落下した投射材を受ける凹状の受部が設けられている、
請求項2又は3に記載のショット処理装置。 - 前記風力選別機構は、前記自由落下ゾーンの上方に連通したセトリングチャンバー部を備え、
前記セトリングチャンバー部では、前記異物を、案内板によって迂回流を生じさせ、前記迂回流に乗せられる粉状物と落下する粒状物とに分離する、
請求項2又は3に記載のショット処理装置。 - 前記風力選別機構により異物が分離された投射材は、前記投射機に供給される、
請求項2又は3に記載のショット処理装置。 - 前記投射機から投射材を投射される位置に前記ワークを搬送する搬送手段を備え、
前記搬送手段は、
回転駆動される無端のチェーンと、前記チェーンの外周側に取り付けられ前記ワークを支持するキャリアとを有するチェーンコンベアと、
前記キャリアの前記ワークの搬送方向両側に配置され、前記ワークの搬送方向に延びる軸線を中心に自転且つ揺動可能とされた一対の自転ローラと、を備えている、
請求項1から3のいずれか1項に記載のショット処理装置。 - 前記一対の自転ローラの間隔を変更調整する変更調整機構が設けられている、
請求項7に記載のショット処理装置。 - ショット処理装置の底面はフラットに形成されている、
請求項1から3のいずれか1項に記載のショット処理装置。 - 前記ショット処理装置に備えられた消耗品の稼働時間と、予め設定された寿命時間とを比較し、前記消耗品の交換時期を計算する計算部と、前記計算部の計算結果を表示可能な表示部とを有する制御装置を備えている、
請求項1から3のいずれか1項に記載のショット処理装置。 - 前記ショット処理装置に備えられた消耗品の交換履歴の情報が入力され該交換履歴の情報を記憶する記憶部と、前記記憶部で記憶された前記交換履歴の情報を表示可能な表示部とを有する制御装置を備えている、
請求項1から3のいずれか1項に記載のショット処理装置。
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