JP6013244B2 - カーボンブラック組成物およびカーボンブラック含有塗膜 - Google Patents
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Description
更に本発明は、上記カーボンブラック組成物から得られるカーボンブラック含有塗膜にも関するものである。
この点について更に説明すると、特許文献1には、分散剤として2官能アミンを用いたカーボンブラック分散技術が提案されている。しかし、アミンに含まれるアミノ基は、カーボンブラック分散液中で併用される溶媒や、併用され得る成分である結合剤樹脂に含まれる官能基(例えばケトン系溶媒中のケトン基、ポリウレタン中のウレタン基等)と反応するなどの副反応によって、カーボンブラック分散液の保存性を低下させることが懸念される。
本発明者は、一般式(I)で表される水酸基含有3級ジアミン化合物によってカーボンブラックの分散性向上と分散液の保存性を両立することができる理由について、以下のように推察している。
(1)3級アミンは各種官能基に対して安定であるため、一般式(I)で表される3級ジアミン化合物は、類似の構造を有する1級または2級のアルキルアミンやアルコキシアミンと比べて、溶媒、結合剤樹脂といった併用される成分との副反応の懸念が少ない。また、水酸基も同様に各種官能基に対して安定である。このことが、良好な保存性に寄与すると考えられる。
(2)一般式(I)で表される水酸基含有ジアミン化合物は、上記の通りカーボンブラック組成物の保存性向上に寄与する水酸基を、2つのアミノ基の一方のみに含み、他方には含まない。この水酸基を含まないアミノ基は、カーボンブラックとの親和性に優れるため、上記ジアミン化合物はカーボンブラックに対して高い吸着性を示すことができる。このことが、カーボンブラックのストラクチャー形成を阻害し分散性向上に寄与すると考えられる。水酸基はカーボンブラックとの親和性に乏しいが、一般式(I)で表されるジアミン化合物は水酸基が2つのアミノ基の一方のみに局在しているため、水酸基を含まないアミノ基による分散性向上を妨げることなく、水酸基がカーボンブラック組成物の保存性向上に寄与することができると考えられる。
本発明は、以上の知見に基づき完成された。
[1]カーボンブラックおよび下記一般式(I)で表される水酸基含有ジアミン化合物を溶媒中に含むことを特徴とするカーボンブラック組成物。
[2]一般式(I)中、2つのR1に含まれる水酸基の合計は2以上である[1]に記載のカーボンブラック組成物。
[3]一般式(I)中、2つのR1は、それぞれ1つ以上の水酸基を含む[1]または[2]に記載のカーボンブラック組成物。
[4]一般式(I)で表される水酸基含有ジアミン化合物は、下記一般式(II)で表される水酸基含有ジアミン化合物である、[1]〜[3]のいずれかに記載のカーボンブラック組成物。
[5]一般式(I)で表される水酸基含有ジアミン化合物は、下記一般式(III)で表される水酸基含有ジアミン化合物である、[1]〜[4]のいずれかに記載のカーボンブラック組成物。
[6]一般式(I)で表される水酸基含有ジアミン化合物は、下記一般式(IV)で表される水酸基含有ジアミン化合物である、[1]〜[5]のいずれかに記載のカーボンブラック組成物。
[7]結合剤樹脂を更に含む[1]〜[6]のいずれかに記載のカーボンブラック組成物。
[8]前記結合剤樹脂はビニル系共重合体およびポリウレタン樹脂からなる群から選ばれる[7]に記載のカーボンブラック組成物。
[9]ポリイソシアネート化合物を更に含む[1]〜[8]のいずれかに記載のカーボンブラック組成物。
[10]前記溶媒は、ケトン系溶媒を含む[1]〜[9]のいずれかに記載のカーボンブラック組成物。
[11][1]〜[10]のいずれかに記載のカーボンブラック組成物を乾燥させることにより形成されたカーボンブラック含有塗膜。
[12]前記乾燥後に加熱処理を施すことにより形成された[11]に記載のカーボンブラック含有塗膜。
以下、本発明のカーボンブラック組成物について、更に詳細に説明する。なお以下において置換基を有する場合の「炭素数」とは、置換基を含まない部分の炭素数を意味するものとする。下記の置換基としては、例えばアルキル基(例えば炭素数1〜6のアルキル基)、アルコキシル基(例えば炭素数1〜6のアルコキシル基)、ハロゲン原子(例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原子)、シアノ基、アミノ基、ニトロ基、アシル基、カルボキシル基等を挙げることができる。また、本発明において、「〜」はその前後に記載される数値をそれぞれ最小値および最大値として含む範囲を示す。
本発明のカーボンブラック組成物に含まれるカーボンブラックとしては、特に限定されるものではなく、ゴム用ファーネス、ゴム用サーマル、カラー用ブラック、導電性カーボンブラック、アセチレンブラック等の各種カーボンブラックを用途に応じて選択して使用することができる。本発明において使用可能なカーボンブラックについては、例えば、「カーボンブラック便覧」(カーボンブラック協会編)を参考にすることができる。
また、上記カーボンブラックは、印刷インクの顔料としても好適に使用されるものであり、これを含有する本発明のカーボンブラック組成物は、インクジェット印刷、オフセット印刷、グラビア印刷等の各種印刷方式用の黒色インキとして好適に使用することができる。
次に、本発明のカーボンブラック組成物に、カーボンブラックおよび溶媒とともに含まれる一般式(I)で表される水酸基含有ジアミン化合物について説明する。
R1で表される基が有する水酸基は、少なくとも1つであり、高沸点化の観点からは2以上、例えば2〜4であることが好ましく、2であることがより好ましい。また、ジアミン化合物中に水酸基が2つ以上含まれることは、後述するポリイソシアネートとの反応(架橋反応)が連続的に進行することにより、より高強度の塗膜の形成が可能になる点からも好ましい。
反応は室温で行ってもよく加温して行ってもよい。加温することは、反応が速く進行するため、より望ましい。加温は、反応系の温度が40℃〜140℃の範囲となるように行うことが好ましい。合成原料の環状エーテルおよびジアミン化合物の沸点が40℃〜140℃の範囲にある場合、初期から高温条件で反応させると原料が揮発するため反応が遅くなる。このような場合には、反応の進行と共に、徐々に昇温することが望ましい。
ケトン系溶媒は一般に入手が容易であり、また比較的低沸点であり安全性も高いため取扱いも容易である。そのため、ケトン系溶媒は、磁気記録分野、印刷分野、化粧品分野等の各種分野において広く用いられている。溶媒としてケトン系溶媒を含む本発明のカーボンブラック組成物は、上記の各種分野において有用である。一般式(I)で表されるジアミン化合物は、各種官能基に対して安定である水酸基を含むものであるため、ケトン系溶媒に含まれるケトン基との副反応による保存性の低下の懸念が少ない点で、ケトン系溶媒との併用に適する化合物である。
ここで光散乱法により測定される液中粒子径とは、本発明のカーボンブラック組成物におけるカーボンブラックの存在状態、即ち分散状態の指標であり、この値が小さいほどカーボンブラックが凝集を起こさず一次粒子に近い状態で良好に分散していることを意味する。動的光散乱法による測定は、例えばHORRIBA社製動的光散乱式粒度分布測定装置LB−500を用いて行うことができる。なお、測定精度を高めるために測定対象の液を希釈したうえで液中粒径を測定することも可能である。この場合、測定精度をよりいっそう高めるためには、希釈溶媒として測定対象の液に含まれる溶媒を使用することが好ましく、測定対象の液と同一の溶媒を使用することがより好ましい。
イソシアネート化合物としては、2官能以上、好ましくは3官能以上のイソシアネート化合物(ポリイソシアネート)を使用することが好ましい。イソシアネート化合物としては、例えば塗布型磁気記録媒体において硬化剤として使用される公知のものを、樹脂100質量部に対して5〜100質量部の量で使用することができる。使用可能なイソシアネート化合物の詳細については、例えば特許第4149648号明細書段落[0066]を参照できる。
粉末を、日立製透過型電子顕微鏡H−9000型を用いて粒子を撮影倍率100000倍で撮影し、総倍率500000倍になるように印画紙にプリントして粒子写真を得る。粒子写真から目的の粒子を選びデジタイザーで粉体の輪郭をトレースしカールツァイス製画像解析ソフトKS−400で粒子のサイズを測定する。500個の粒子のサイズを測定する。上記方法により測定される粒子サイズの平均値を当該性粉末の平均粒子サイズとする。
また、該粉体の平均粉体サイズは、上記粉体サイズの算術平均であり、500個の一次粒子について上記の如く測定を実施して求めたものである。一次粒子とは、凝集のない独立した粉体をいう。
比較化合物として、以下に示すモノアミンジオール6を合成した。
N,N−ジメチルエチレンジアミン1.0質量部、フェニルグリシジルエーテル3.4質量部を混合し、120℃で5時間反応させた。得られた化合物が、ジアミンジオール1であることを、NMRにより確認した。
N,N−ジエチルエチレンジアミン1.0質量部、フェニルグリシジルエーテル2.6質量部を混合し、120℃で5時間反応させた。得られた化合物が、ジアミンジオール2であることを、NMRにより確認した。
N,N−ジメチルエチレンジアミン1.0質量部、ブチルグリシジルエーテル3.0質量部を混合し、120℃で5時間反応させた。得られた化合物が、ジアミンジオール3であることを、NMRにより確認した。
N,N−ジメチルエチレンジアミン1.0質量部、1,2−エポキシブタン 1.6質量部を混合し、50℃で5時間反応させた。得られた化合物が、ジアミンジオール4であることを、NMRにより確認した。
N,N−ジブチルエチレンジアミン1.0質量部、ブチルグリシジルエーテル 1.5質量部を混合し、120℃で5時間反応させた。得られた化合物が、ジアミンジオール5であることを、NMRにより確認した。
ベンジルアミン1.0質量部、フェニルグリシジルエーテル2.8質量部を混合し、120℃で5時間反応させた。得られた化合物が、モノアミンジオール6であることを、NMRにより確認した。
1H-NMR (400MHz, CDCl3, 25℃): 6.90-7.27ppm(10H, T), 4.08ppm(2H, m), 3.94ppm(4H, m), 2.44-2.86ppm(8H, Br), 2.23ppm(6H, S)
1H-NMR (400MHz, CDCl3, 25℃): 7.27ppm(4H, T), 6.94ppm(2H, T), 6.90ppm(4H, D), 4.08ppm(2H, m), 3.94ppm(4H, m), 2.44-2.86ppm(12H, Br), 1.02ppm(6H, T)
1H-NMR (400MHz, CDCl3, 25℃): 3.52ppm(2H, m), 2.25-2.68ppm(m, 12), 2.23ppm(6H, S), 0.97ppm(6H, T)
1H-NMR (400MHz, CDCl3, 25℃): 6.85-7.31ppm(15H, m), 4.10ppm(2H, m), 3.90ppm(4H, m), 2.73-2.92ppm(6H, Br)
下記カーボンブラック0.53質量部、ポリエーテルポリウレタン樹脂0.14質量部、塩化ビニル樹脂(カネカ製MR−104)0.22質量部、ジアミンジオール1 0.035質量部を、2−ブタノン(メチルエチルケトン)5.4質量部およびシクロヘキサノン3.6質量部からなる溶液に懸濁させた。懸濁液に0.1mmφジルコニアビーズ(ニッカトー製)50質量部を添加し15時間分散させて分散液を得た。
後述の方法で分散粒子径(動的光散乱法による液中粒子径)を測定したところ52nmであった。
上記分散液を帝人社製PENベース上に19μmのギャップを持つドクターブレードを用いて塗布し、室温30分放置させて乾燥し塗膜を作成した。作製した塗膜の平均粗さを後述の方法で測定したところ2.6nmであった。
平均一次粒子径:18nm
窒素吸着比表面積:260m2/g
DBP吸油量:79ml/100g(粉状)
pH:7.5
分散液を、分散に用いた有機溶媒と同一のものを用いて固形分濃度0.2質量%に希釈した(固形分とはカーボンブラック・アミン添加剤・結合剤樹脂の合計質量を表す)。
得られた希釈液について、HORRIBA社製動的光散乱式粒度分布測定装置LB−500を用いて測定した平均粒子径を分散粒子径とした。分散粒子径が小さいほど、カーボンブラックが凝集せず分散性が良好であることを意味する。
ZYGO社製汎用三次元表面構造解析装置NewView5022による走査型白色光干渉法にてScan Lengthを5μmとして、上記塗膜の表面粗さを測定した。対物レンズ:20倍、中間レンズ:1.0倍、測定視野は260μm×350μmである。測定した表面をHPF:1.65μm、LPF:50μmのフィルター処理して、中心線平均表面粗さRa値を求めた。
ジアミンジオール1 0.035質量部をジアミンジオール2 0.037質量部に変更した点以外は実施例1と同様の方法で分散液および塗膜の作製および評価を行った。分散粒子径は44nmであり、表面粗さは2.4nmであった。
ジアミンジオール1 0.035質量部をジアミンジオール3 0.031質量部に変更した点以外は実施例1と同様の方法で分散液および塗膜の作製および評価を行った。分散粒子径は43nmであり、表面粗さは2.0nmであった。
ジアミンジオール1 0.035質量部をジアミンジオール4 0.021質量部に変更した点以外は実施例1と同様の方法で分散液および塗膜の作製および評価を行った。分散粒子径は56nmであり、表面粗さは4.4nmであった。
ジアミンジオール1 0.035質量部をジアミンジオール5 0.039質量部に変更した点以外は実施例1と同様の方法で分散液および塗膜の作製および評価を行った。分散粒子径は45nmであり、表面粗さは2.9nmであった。
ジアミンジオール1 0.035質量部をモノアミンジオール6 0.037質量部に変更した点以外は実施例1と同様の方法で分散液および塗膜の作製および評価を行った。分散粒子径は200nmであり、表面粗さは9.5nmであった。
実施例1〜5で使用したジアミンジオールのシクロヘキサノン、メチルエチルケトンに対する反応性を、以下の方法で評価した。
ジアミンジオールおよび溶媒(シクロヘキサノンまたはメチルエチルケトン)が等モル相当になるように、それぞれ秤量し、これらを混合し、50℃のオーブン中で1時間放置した。その後、オーブンから取り出し、CDCl3の重溶媒に溶かし、NMR測定を行った。NMRスペクトルにおいて、アミン由来のピークおよび溶媒由来のピークとは異なるピークが確認された場合には反応性ありと判定することとして、アミン化合物と溶媒との反応性を評価したところ、実施例1〜5で使用したジアミンジオールは、シクロヘキサノン、メチルエチルケトンに対して反応性を示さないことが確認された。
これに対し、比較のため、以下に示すジアミン化合物について同様の評価を行ったところ、シクロヘキサノン、メチルエチルケトンに対する反応性を示すことが確認された。
実施例1で使用したジアミンジオール1、実施例2で使用したジアミンジオール2、比較例1で使用したモノアミンジオール6、およびアミン反応性の評価において比較のために用いたジアミン化合物(沸点119℃)を、それぞれ1g計量し100℃/3時間の条件で真空乾燥したところ、ジアミンジオール1、ジアミンジオール2、モノアミンジオール6の質量減少率は5%未満であった。これに対しアミン反応性の評価において比較のために用いたジアミン化合物の質量減少率は100%であった。
分散剤として使用する化合物の揮発性が高いことは、安全上好ましくないうえに、カーボンブラック分散液の保存性を低下させる原因となる。これに対し上記の結果から、実施例で使用したジアミンジオールは、揮発性が低いことが確認できる。この点については、ジアミンジオールに含まれる水酸基が、揮発性低下に寄与していると考えられる。
Claims (12)
- カーボンブラックおよび下記一般式(I)で表される水酸基含有ジアミン化合物を溶媒中に含むことを特徴とするカーボンブラック組成物。
- 一般式(I)中、2つのR1に含まれる水酸基の合計は2以上である請求項1に記載のカーボンブラック組成物。
- 一般式(I)中、2つのR1は、それぞれ1つ以上の水酸基を含む請求項1または2に記載のカーボンブラック組成物。
- 一般式(I)で表される水酸基含有ジアミン化合物は、下記一般式(II)で表される水酸基含有ジアミン化合物である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のカーボンブラック組成物。
- 一般式(I)で表される水酸基含有ジアミン化合物は、下記一般式(III)で表される水酸基含有ジアミン化合物である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のカーボンブラック組成物。
- 一般式(I)で表される水酸基含有ジアミン化合物は、下記一般式(IV)で表される水酸基含有ジアミン化合物である、請求項1〜5のいずれか1項に記載のカーボンブラック組成物。
- 結合剤樹脂を更に含む請求項1〜6のいずれか1項に記載のカーボンブラック組成物。
- 前記結合剤樹脂はビニル系共重合体およびポリウレタン樹脂からなる群から選ばれる請求項7に記載のカーボンブラック組成物。
- ポリイソシアネート化合物を更に含む請求項1〜8のいずれか1項に記載のカーボンブラック組成物。
- 前記溶媒は、ケトン系溶媒を含む請求項1〜9のいずれか1項に記載のカーボンブラック組成物。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載のカーボンブラック組成物を乾燥させることにより形成されたカーボンブラック含有塗膜。
- 前記乾燥後に加熱処理を施すことにより形成された請求項11に記載のカーボンブラック含有塗膜。
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