[go: up one dir, main page]

JP6006686B2 - スピーカ装置 - Google Patents

スピーカ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6006686B2
JP6006686B2 JP2013147154A JP2013147154A JP6006686B2 JP 6006686 B2 JP6006686 B2 JP 6006686B2 JP 2013147154 A JP2013147154 A JP 2013147154A JP 2013147154 A JP2013147154 A JP 2013147154A JP 6006686 B2 JP6006686 B2 JP 6006686B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
speaker
magnet
vibration film
sound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013147154A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015019342A (ja
Inventor
賢太 田中
賢太 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2013147154A priority Critical patent/JP6006686B2/ja
Publication of JP2015019342A publication Critical patent/JP2015019342A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6006686B2 publication Critical patent/JP6006686B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Headphones And Earphones (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)

Description

本発明はスピーカ装置に係り、特に、使用者の耳や頭部に装着するイヤホンやヘッドホン、更に大型のスピーカとして使用可能なスピーカ装置の改良に関する。
従来、使用者の耳に装着するスピーカ装置としては、例えば図6に示すように、ケース本体1内に配置したカップ状ヨーク3内に円柱状マグネット5の一方の端面を固定し、マグネット5の他方の端面との間で間隔を置いて対面するように薄い振動膜7をヨーク3の先端に固定してヨーク3の開口部を覆い、振動膜7に固定した円筒状コイル9をマグネット5の外周に僅かな間隔を置いて挿入配置した構成が良く知られている。
ケース本体1は、ロート状の基部1aとこの先端(図中右側)を覆う前面カバー1bからなり、ヨーク3の開口部先端が前面カバー1b内に固定されている。
図6中の符号11は振動膜7の前面にあって前面カバー1bに貫通形成された複数の音通孔、符号13は外部へ導出されるケーブルであって基部1a内で結び目13aが形成されている。
このスピーカ装置では、振動膜7を振動させる駆動部15をマグネット5およびコイル9によって形成し、外部からケーブル13でコイル9に音声信号を印加することによって振動膜7を振動させて発音させ、発音された音が振動膜7の前面の音通孔11から外部へ伝搬される。
そして、この種のスピーカ装置は、例えば外耳道挿入型のイヤホン装置にして実際に製品化される。
外耳道挿入型イヤホン装置としては、例えば図7に示すように、図6の構成を若干変更した構成を有し、使用者の耳珠17、対珠19、耳甲介21で囲まれた耳甲介腔23に、振動膜7を耳甲介21に近接させるようにしてケース本体1を挿入するとともに、耳甲介腔23から鼓膜(図示せず)へ延びる外耳道25に、ケース本体1から突設させた音通筒体27を挿入して使用する構成を有している。
なお、図7中の符号29は音通筒体27外周に嵌めた可撓性のイヤーチップ(イヤパット、イヤピース)であって外耳道25内壁に弾性的に当接される。
実際の製品としては、振動膜7の中心軸に音通筒体27の中心軸を揃えた同軸型(図7参照)と、図示はしないが、振動膜7の中心軸に音通筒体27の中心軸を斜めに設定した非同軸型とがある。図7ではイヤホン装置を左耳に装着した状態を示している。
ところで、イヤホンの公知例としては特開2010−283643号公報(特許文献1)がある。
特開2010−283643号公報
しかしながら、上述した何れのスピーカ装置も、ケース本体1内に配置したヨーク3、マグネット5、振動膜7およびコイル9を一組とした構成であるが、この構成では、駆動音の更なる高品質化を求めるユーザ要望に応えるには構成上から限界があると考えられている。
そこで、本発明者は、更なる高品質化を追求して種々の構成を鋭意検討した結果、複数のスピーカを組み合わせることにより、駆動音の高品質化が可能である点を見いだし、本発明を完成させた。
本発明はそのような課題を解決するためになされたもので、駆動音の高品質化が可能なスピーカ装置の提供を目的とする。
そのような課題を解決するために本発明のスピーカ装置は、カップ状に形成された磁性体性の第1のヨークと、この第1のヨークの開放端面側を覆うように第1のヨークに支持された第1の振動膜と、その第1のヨーク内に支持され印加される音声信号によってその第1の振動膜を振動させる第1の駆動部と、を有する第1のスピーカ部と、カップ状に形成された磁性体性の第2のヨークと、この第2のヨークの開放端面側を覆うように第2のヨークに支持された第2の振動膜と、その第2のヨーク内に支持され印加される音声信号によってその第2の振動膜を振動させる第2の駆動部と、を有する第2のスピーカ部とを具備している。
しかも、それら第1および第2のヨーク底部どうしが間隔を置いて近接するよう互いに対面するとともに第1および第2の振動膜の間を音響的に気密状態にして上記第1および第2のスピーカ部が一体的に配置され、それら第1および第2の振動膜の振動によって発音された音を第2および第1の振動膜側に向け音通する音通孔が第1および第2のヨークの底部に各々形成されて、当該第1および第2のヨークの内外が当該底部にて通気可能になっており、それら第1および第2の振動膜が同方向に変位振動するよう駆動されて発音された音が上記第1又は第2のスピーカ部から外部へ伝搬される構成を特徴としている。
本発明のスピーカ装置は、上記第1および第2のスピーカ部が各々同形状に形成されてなる構成も可能である。
本発明のスピーカ装置は、上記第1および第2のスピーカ部が互いに共軸状に配置されてなる構成も可能である。
本発明のスピーカ装置は、上記第1および第2のヨークの外周が環状の連結部材によって連結され、上記第1および第2の振動膜の間が音響的に気密されてなる構成も可能である。
本発明のスピーカ装置は、上記第1および第2の駆動部が、互いに逆位相の同じ前記音声信号によって前記第1および第2の振動膜を駆動させる構成も可能である。
本発明のスピーカ装置は、上記第1のスピーカ部が、第1のヨーク内に固定された第1のマグネットと、この第1のマグネットの端面と間隔を置き第1のヨークの開放端面側を覆うように第1のヨークに支持された第1の振動膜と、この第1の振動膜に支持され第1のマグネットの外周に僅かな間隔を置いて挿入され、その第1のマグネットと第1の駆動部を形成する円筒状の第1のコイルとを有し、上記第2のスピーカ部が、第2のヨーク内に固定された第2のマグネットと、この第2のマグネットの端面と間隔を置き第2のヨークの開放端面側を覆うように第2のヨークに支持された第2の振動膜と、この第2の振動膜に支持され第2のマグネットの外周に僅かな間隔を置いて挿入され、その第2のマグネットと第2の駆動部を形成する円筒状の第2のコイルとを有してなる構成も可能である。
本発明のスピーカ装置は、上記第1のスピーカ部の第1のマグネットと互いに同極性で近接対面された第3のマグネットと、上記第2のスピーカ部の第2のマグネットと互いに同極性で近接対面された第4のマグネットとを有する構成も可能である。
本発明のスピーカ装置は、発音された上記音を外部へ伝搬させる側に配置されたそれら第1又は第2の振動膜に内径50〜500ミクロンの微細な小孔が複数形成されてなる構成も可能である。
このような本発明のスピーカ装置では、第1および第2の振動膜の間を音響的に気密状態にして上記第1および第2のスピーカ部の底部どうしを対面させて配置するとともに、それら第1および第2の振動膜が同方向に変位振動するよう駆動させる構成としたから、歪みが少なく高品質の駆動音を得ることが可能である。
そして、本発明のスピーカ装置では、上記第1および第2のスピーカ部を各々同形状に形成すれば、共通したスピーカ部を第1および第2のスピーカ部に用いることが可能となり、安価となり易い。
また、本発明のスピーカ装置では、上記第1および第2のスピーカ部を互いに共軸状に配置することにより、小型化し易く、所望の特性が得られ易い。
さらに、本発明のスピーカ装置では、上記第1および第2のヨークの外周が環状の連結部材によって連結されことにより、第1および第2の振動膜の間を音響的に機密状態にさせ易く、組み立ても簡素化される。
さらにまた、本発明のスピーカ装置では、上記第1および第2の振動膜が互いに逆位相の同じ音声信号によって駆動される構成にすることにより、それら第1および第2のスピーカ部の第1および第2の駆動部への音声信号の接続具合のみにより、それら第1の振動膜および第2の振動膜を同方向に変位振動させることが可能であるから、構成が簡素化される。
本発明のスピーカ装置では、上記第1および第2のスピーカ部が、第1、第2のヨーク内に固定された第1、第2のマグネットと、これら第1、第2のマグネットの端面と間隔を置き第1、第2のヨークの開放端面側を覆うように第1、第2のヨークに支持された第1、第2の振動膜と、これら第1、第2の振動膜に支持され第1、第2のマグネットの外周に僅かな間隔を置いて挿入され第1、第2の駆動部を形成する第1のコイルとを有する構成においても、上述した効果を得ることが容易である。
本発明のスピーカ装置では、上記第1のスピーカ部の第1のマグネットと互いに同極性で近接対面された第3のマグネットと、上記第2のスピーカ部の第2のマグネットと互いに同極性で近接対面された第4のマグネットとを有する構成とすることにより、上記第1および第2のマグネットと第1および第2のヨーク間の磁気空間に生じ易い漏洩磁束が効果的に減少、圧縮され、従来のスピーカ構成を変更することなく、発音レベルを向上させるとともにスピーカ特性も向上させることが容易である。
本発明のスピーカ装置では発音された上記音を外部へ伝搬させる側の上記第1又は第2の振動膜に内径50〜500ミクロンの微細な小孔を複数形成すると、周波数特性に大きな影響を与えない範囲で、それら第1および第2のスピーカ部の周波数特性の微調整が可能である。
本発明に係るスピーカ装置の実施の形態を示す縦断面図(図3中のB−B間断面)である。 図1のスピーカ装置に係る横断面図(図3中のA−A間断面)である。 図1のスピーカ装置に係る側面図(A)、正面図(B)および底面図(C)である。 図1のスピーカ装置の動作を説明する波形図である。 図1のスピーカ装置の動作を説明する概略図である。 従来のスピーカ装置を示す断面図である。 従来のスピーカ装置を使用例とともに示す断面図である。
以下、本発明に係るスピーカ装置の実施の形態をイヤホン装置を例にし、図面を参照して説明する。
図1および図2は本発明に係るスピーカ装置の実施の一形態を示す縦断面図および横断面図であり、図3はそのスピーカ装置の側面図(A)、正面図(B)および底面図(C)
である。
図1および図2において、本発明に係るスピーカ装置は、第1のスピーカ部Aとこれとほぼ同一形状の第2のスピーカ部Bとを互いに背面側が接近して対面するよう共軸的に配置し、一体化して構成されている。
第1のスピーカ部Aは、第1のヨーク31と、この第1のヨーク31に支持された第1の振動膜33と、その第1のヨーク31内に支持され印加された音声信号によってその第1の振動膜33を駆動させる第1の駆動部35とを有している。
第1のヨーク31は磁性体材料からカップ状に成形されており、この第1のヨーク31の内底部には、円筒状の第1のマグネット37の一端面が重ねられ、この他方の端面には磁性体性材料からリング状に形成された第1の抑え板39が重ねられ、第1のヨーク31の外底部にはこれより小径のリング状の第1の回路基板41が重ねられている。
第1のヨーク31の底部、第1のマグネット37、第1の抑え板39および第1の回路基板41は、それらの各中央空所を互いに揃えて貫通されるよう例えば接着剤によって一体的に固定されており、それら第1のマグネット37および第1の抑え板39が第1のヨーク31内に、第1の回路基板41が第1のヨーク31の外底部に位置している。
第1のヨーク31の底部において、これを貫通する複数の音通孔43が等間隔に環状に形成されており、第1のヨーク31の内外が底部にて通気可能になっている。
なお、第1のマグネット37は、第1のヨーク31の開放端側が例えばN極に着磁されており、第1の抑え板39もN極になっている。
第1のマグネット37の他方の端面側すなわち第1のヨーク31の開放端側において、第1のマグネット37と間隔を置いて対面するように、薄い第1の振動膜33が第1のヨーク31の先端に固定され、これによって第1のヨーク31の開放端面側(開口部)が覆われている。
第1の振動膜33には円筒状の第1のコイル45の一方の端面側が固定されており、第1のコイル45が第1のマグネット37の外周に僅かな間隔を置いて挿入配置され、上述した第1の駆動部35が形成されている。
第1の回路基板41には、外部から音声信号を供給するケーブル47(図1では見えない。)が接続され、第1のヨーク31および第1の振動膜33に配置された図示しないリード線によって音声信号が第1のコイル45に供給されるようになっている。
第2のスピーカ部Bは、第2のヨーク49と、この第2のヨーク49に支持された第2の振動膜51と、その第2のヨーク49内に支持され印加された音声信号によってその第2の振動膜51を駆動させる第2の駆動部53とを有している。
第2のヨーク49は磁性体材料からカップ状に成形されており、この第2のヨーク49の内底部には、円筒状の第2のマグネット55の一端面が重ねられ、この他方の端面には磁性体性材料からリング状に形成された第2の抑え板57が重ねられ、第2のヨーク49の外底部には第2の回路基板59が重ねられている。
第2のヨーク49の底部、第2のマグネット55、第2の抑え板57および第2の回路基板59は、それらの各中央空所を互いに揃えて貫通されるよう例えば接着剤によって一体的に固定されており、それら第2のマグネット55および第2の抑え板57が第2のヨーク49内に、第2の回路基板59が第2のヨーク49の外底部に位置している。
第2のヨーク49の底部において、これを貫通する複数の音通孔61が等間隔に環状に形成されており、第2のヨーク49の内外が底部にて通気可能になっている。
なお、第2のマグネット55は、第2のヨーク49の開放端側が第1のマグネット37の先端側と同極性例えばN極に着磁されており、第2の抑え板57もN極になっている。
第2のマグネット55の他方の端面側すなわち第2のヨーク49の開放端側において、それと間隔を置いて対面するように、薄い第2の振動膜51が第2のヨーク49の先端に固定され、第2のヨーク49の開放端面側(開口部)が覆われている。
第2の振動膜51には円筒状の第2のコイル63の一方の端面側が固定されており、第2のコイル63が第2のマグネット55の外周に僅かな間隔を置いて挿入配置され、上述した第2の駆動部53が形成されている。
第2の回路基板59は、第1の回路基板41から音声信号を供給するケーブル47が接続されるものであり、第2のヨーク49および第2の振動膜51に配置された図示しないリード線によって音声信号が第2のコイル63に供給されるようになっている。
第2のコイル63は、第1のコイル43とは逆位相の同じ音声信号が印加されるようにケーブル47が接続されている。
第1および第2のスピーカ部A、Bは、第1および第2のヨーク31、49の底部どうしが僅かな間隔を置いて近接して対面する状態で、それらの外周が扁平かつ筒状の連結部材65によって支持固定され、互いの中心軸を一致させた共軸状の状態で一体化されており、第1および第2の振動膜33、51間が気密(密封)されている。
連結部材65内において、第1および第2のヨーク31、49の底部間の中間には、円板状のスポンジ又はメッシュ布等からなる音響フィルタ67が連結部材65に支持され、連結部材65内が軸方向に二分されている。
第1のスピーカ部Aは、合成樹脂性から扁平なカップ状に形成された第1のカバー69が、第1のヨーク31および第1の振動膜33を覆うようにして被せられ、それが連結部材65の一方の開放端外周に嵌るように固定されている。
第2のスピーカ部Bには、合成樹脂性からカップ状に形成された第2のカバー71が、第2のヨーク49および第2の振動膜51を覆うようにして被せられ、それが連結部材65の他方の開放端外周に嵌るように固定されている。
それら第1、第2のカバー69、71は、連結部材65を間に置くようにして連結部材65に接着剤(図示せず)等によって固着されて一体化されており、上述したケーブル47が連結部材65から導出されている。
第2のカバー71には、第2のスピーカ部B(第1のスピーカ部A)の中心軸に対して斜め方向に突出する合成樹脂性の音通筒体73が一体的に突設されており、それら第1および第2の振動膜33、51の振動によって発音された音が音通筒体73から外部へ伝搬されるようになっている。
音通筒体73の先端側外周には、可撓性合成樹脂からなるイヤーチップ75が着脱可能に嵌められている。
なお、図1中の符号77は、連結部材65に貫通形成した通気孔であり、第1および第2の振動膜33、51間の密閉空間の気圧を外気圧と同じにすることにより、気圧差による第1、第2の振動膜33,51の変形を防止するものである。
第1のカバー69内壁には、第1のマグネット37と同径で同極性例えばN極に着磁されたリング板状の第3のマグネット79が、第1のスピーカ部Aの第1のマグネット37との間に第1の振動膜33を置いた状態で僅かな間隔で対面支持されている。
第2のカバー71内壁には、第2のマグネット55と同径で同極性例えばN極に着磁されたリング板状の第4のマグネット81が、第2のスピーカ部Bの第2のマグネット55との間に第2の振動膜51を置いた状態で僅かな間隔で対面支持されている。
調整孔83は、第1のカバー69と第1の振動膜33の間の密閉空間と外部の自由空間とつなぐように第1のカバー69に内径1mm前後で貫通形成され、主に低音調整に用いられる。調整孔83は、内径を大きくすると、周波数特性上、低音域が上昇し、小さくすると低域部が下降する。
調整孔85は、第2のカバー71に内径1mm前後で貫通形成されており、実際の使用時に、イヤーチップ75により外耳道25とイヤホン装置内側の空間が外界から遮断された時の内外の気圧を一定に保ち耳への違和感を軽減するためのものであり、実際には塞がっていてもよい。
このようなスピーカ装置では、ケーブル47を介して第1および第2のスピーカ部A、Bの第1および第2のコイル45、63へ音声信号を印加することにより、第1および第2の駆動部35、53が第1および第2の振動膜33、51を振動させて発音し、第2のカバー71の音通筒体73から音が外部へ伝搬される。
そして、本発明に係るスピーカ装置は、上述した耳珠17、対珠19、耳甲介21で囲まれた耳甲介腔23にカバー69、71を収納するとともに、先端のイヤーチップ75を外耳道25に挿入して装着使用される(図7参照)。
しかも、第1および第2のスピーカ部A、Bの第1および第2のコイル45、63は、逆位相で同じ音声信号が各々印加されるように接続されており、第1および第2の振動膜33、51が第1、第2のヨーク31、49を間に置いて対面配置されるとともにその間が気密状態になっているから、第1および第2の振動膜33、51が同じ方向にほぼ同じ振動変位を発生させ、大きな振動音を生じさせる。
この点、従来構成のように第1又は第2のスピーカ部A、B単体では、スピーカの構造と振動膜の形状からして、入力信号が大きい場合、振動膜の動作は上(凸)方向と下(凹)方向で対称の振動とはならず、図4A又はBに示すように、一般的に振動の片側から歪が発生し出し易く、第1および第2の振動膜33、51の振動が対称になり難い。
しかし、本発明では、上述したように逆向きに対向された第1および第2のスピーカ部A、Bの第1および第2の振動膜33、51が同時、かつ同じ方向へ同じ振動幅で振動することにより、互いにその歪が補完され、図4Cの合成波形に示すように、第1および第2の振動膜33、51の振動が対称になり易くて歪みが少なく、波形も大きくなる。
さらに、本発明のようなスピーカ装置は、第1および第2のスピーカ部A、Bの第1および第2のマグネット37、55には、同極性例えばN極に着磁されている第3および第4のマグネット79、81が対面しているので、第1および第3のマグネット37、79どうし、第2および第4のマグネット39、81どうし磁極が反発し易い。
そのため、図5Aに示すように、第1又は第2のマグネット37、55の先端側とこれに隣接する第1又は第2のヨーク31、49との間に発生する磁束が、対面する第3又は第4のマグネット79、81のN極の影響を受けて広がらず、第1又は第2のヨーク31、49間における漏れ磁束の発生を抑えることが容易であるうえ磁束密度が上昇する。そのため、第1および第2の振動膜33、51の駆動損失の軽減が可能である。
なお、図4では第1および第2のコイル45、63および第1および第2の振動膜33、51の図示は省略した。
この点、従来構成のように第1又は第2のスピーカ部A、B単体では、図5Bに示すように、第1又は第2のマグネット37、55の先端側と第1又は第2のヨーク31、49との間で磁束がある程度広がって形成され、漏れ磁束が発生し、損失を無視し難い。
このように、本発明のスピーカ装置では、カップ状に形成された磁性体性の第1のヨーク31、この第1のヨーク31内に固定された第1のマグネット37と、この第1のマグネット37の端面と間隔を置き第1のヨーク31の開放端面側を覆うように第1のヨーク31に固定された第1の振動膜33と、この第1の振動膜33に支持され第1のマグネット37の外周に僅かな間隔を置いて挿入配置され、印加される音声信号により第1のマグネット37との協働によって第1の振動膜33を振動させる円筒状の第1のコイル45とを有する第1のスピーカ部Aとを具備し、カップ状に形成された磁性体性の第2のヨーク49と、この第2のヨーク49内に固定された第2のマグネット55と、この第2のマグネット55の端面と間隔を置き第2のヨーク49の開放端面側を覆うように第2のヨーク49に固定された第2の振動膜53と、この第2の振動膜53に支持され第2のマグネット55の外周に僅かな間隔を置いて挿入配置され、印加される音声信号により第2のマグネット55との協働によって第2の振動膜51を振動させる円筒状の第2のコイル63とを有し、第1のスピーカ部Aと同形状の第2のスピーカ部Bとを具備している。
しかも、それら第1および第2のヨーク31、49底部どうしが間隔を置いて近接するよう互いに対面するとともに、それら第1および第2の振動膜33、51の間を気密状態にして第1および第2のスピーカ部A、Bが連結部材65にて一体的に配置されている。
さらに、それら第1および第2の振動膜33、51の振動によって発音された音を第2および第1の振動膜33、51側に向け音通する第1、第2の音通孔43、61が第1および第2のヨーク31、49に形成され、それら第1および第2の振動膜33、51が同方向に変位振動するよう駆動されて発音された音が第2のスピーカ部Bから音通筒体73から外部へ伝搬される構成を有している。
そのため、それら第1および第2の振動膜33、51において、音質に悪影響があるとされる奇数次の歪を低減し、上方向および下方向でほぼ対称の振動を得ること容易で、応答性および歯切れの良い駆動音が得られ、駆動音の増大を維持しつつ駆動音の高品質化が可能である。
また、一般的に、音を外部へ伝搬する音通筒体73側の第2のスピーカ部Bが高音用に、音通孔73から遠い逆側の第1のスピーカ部Aが低音用となるうえ、高音用の第2のスピーカ部Bからの音が強調される傾向がある。
本発明のスピーカ装置では、第1、第2のスピーカ部A、Bの第1および第2の振動膜33、51が同方向に変位振動するよう駆動されて発音された音が、第2のスピーカ部Bから音通筒体73を介して伝搬される構成であり、第1のスピーカ部Aが低音用スピーカ特性を有し、第2のスピーカ部Bが高音用スピーカ特性を有し、それらのスピーカ特性の組合せによって全体のスピーカ特性が発揮されるとともに、特に高域特性上が有利になって全体として良好な駆動音を得やすい。
しかも、本発明のスピーカ装置では、第1、第2のスピーカ部A、Bが背面状態で配置されていることから、ケーブル47と第1、第2の回路基板41、53との配線接続位置が接近し、ケーブル47の配線作業が容易になる利点がある。
また、第1および第2のマグネット37、55からの磁束について、第3および第4のマグネット79、81によって漏洩磁束を大幅に減らして磁束密度を上昇させることが可能となり、第1および第2のスピーカ部A、Bの駆動力を倍加させることが容易である。
もっとも、本発明のスピーカ装置において、第3および第4のマグネット79、81は必須ではない。
また、上述した構成では、連結部材65内において、第1および第2のヨーク31、49の底部間の中間に音響フィルタ67を配置したが、これは低音用の第1のスピーカ部Aの高域部を減少させ、高音用の第2のスピーカBとの位相差などによる干渉を防止するためのものであり、同様に必須のものではない。
ところで、本発明のスピーカ装置では、第1および第2の振動膜33、51間を密封構成とすることにより、外気の気圧変化に起因して第1および第2の振動膜33、51に変形が生じる心配があるかもしれない。
これに対応するために、連通部材65に通気孔77を形成したが、これに代わる構成として、第1および第2の振動膜33、51に、良好な振動周波数特性に影響しない程度の小孔(図示せず。)を形成してもよいであろう。
例えば、内径500ミクロン以下の小孔、更に好ましくは内径50ミクロン以内(50〜500ミクロン)であれば、高音域に若干の変化があるものの、周波数特性に大きく影響し難い。
このように、第1および第2の振動膜33、51に、振動周波数特性に影響しない程度の微細な小孔を複数貫通形成することにより、高音域に若干の変化をもたらす。
そのため、気圧変化による第1および第2の振動膜33、51の変形防止と、高音域の周波数特性とをコントロールさせたい場合、例えば第1のスピーカ部Aに低音を受け持たせ、第2のスピーカ部Bに高音を受け持たせる、という2つの目的のために、第1および第2の振動膜33、51の片方又は双方に、同一又は異なる内径50〜500ミクロン程度の小孔を設けることも可能である。
要は、それら第1および第2の振動膜33、51の少なくとも第2のスピーカ部Bに、周波数特性に大きな影響を与え難い微細な小孔を形成すれば、周波数特性に大きな影響を与えない範囲で、第1および第2のスピーカ部A、Bの周波数特性の微調整が可能である。
このように、本発明のスピーカ装置において、第1および第2のスピーカ部A、B間の気密状態は、完全又は厳格な密封状態ではなく、振動周波数特性に大きく影響しない程度の音響的気密状態であればよく、それら第1および第2の振動膜33、51が一体的に振動可能であれば、例えば上述した通気孔77や微細な小孔を形成することが可能である。
また、ヘッドホン用のスピーカは、口径が大きいことからコイルの巻径が大きくなるし、スピーカとしての振幅も大きいので、必然的にインピーダンスが大きくなる。
しかし、本発明のスピーカ装置でそのようなスピーカを構成すれば、スピーカ単体では電圧に対する出力が小さくなるものの、2個の第1および第2のスピーカ部A、Bの組合せにより、対電圧の出力が大きくなって、音質面のみならず聴感上でも有利になる。
そして、本発明のスピーカ装置では、第1および第2のスピーカ部A、Bを各々同形状にしたり、互いに共軸状に配置する必要はないが、同形状に形成したり共軸状に配置することにより、共通したスピーカ部を第1および第2のスピーカ部A、Bに用いることが可能となり、安価で小型化が容易で、所望の特性も得られ易い。
また、本発明のスピーカ装置は、上記第1および第2のヨーク31、49の底部が僅かな間隔を置いて環状の連結部材65によって連結され、それら第1および第2の振動膜33、51の間が気密され、第1のおよび第2のスピーカ部A、Bの第1および第2のマグネット37、55とが互いに同極性で対面される構成では、構成の同じ共通した第1および第2のスピーカ部A、Bに用いることが可能となり、組み立ても簡素化され、コストを高騰させ難い。
さらに、本発明のスピーカ装置は、上記第1および第2の駆動部35、53が逆位相の同じ音声信号によってそれら第1および第2の振動膜33、51を駆動させるから、それら第1および第2のスピーカ部A、Bの第1および第2の駆動部35、53への音声信号の接続具合のみにより、それら第1の振動膜および第2の振動膜33、51が同方向に変位振動するから、構成が簡素化される。
また、本発明のスピーカ装置において、上記第1および第2のスピーカ部A、Bは、第1および第2のヨーク31、49、第1および第2のマグネット37、55、第1および第2の振動膜33、51、第1および第2のコイル45、63で形成する構成に限定されず、第1および第2のヨーク31、49、これらに支持された第1および第2の振動膜33、51、その第1のヨーク31、49内に支持され印加される音声信号によって第1および第2の振動膜33、51を駆動させる第1および第2の駆動部35、53とを有する構成とし、第1および第2の駆動部35、53によって第1および第2の振動膜35、53を駆動させる構成であれば、本発明の目的達成が可能である。
さらに、本発明のスピーカ装置では、第2のカバー71に形成する音通筒体73を第2のスピーカ部Bの中心軸に対して斜め方向に突出する構成の他、第2のスピーカ部Bの中心軸上に沿って突出する構成も可能である(図7参照)。
ところで、本発明のスピーカ装置では、第1、第2の振動膜33,51間の距離による位相差と、スピーカ周囲の音響インピーダンスの影響などを受けて、2つのスピーカの特性が揃うと、逆に、周波数特性の暴れなどにより、音質に悪い影響が出る心配もあるので、第1、第2のスピーカ部A、Bの特性を若干変えることが好ましい場合がある。
そのため、上述したように、第1のスピーカ部Aを低音用とし、発音された上記音を外部へ伝搬させる側の第2のスピーカ部Bの第2の振動膜51に小孔を形成し、周波数特性を任意に変化させることが可能である。
さらに、低音用の第1のスピーカ部Aは高音が出にくいよう、振動系の重量を増やすため、第1のコイル45の導線を第2のコイル63のそれより重い材料とするとか、フィルタ67により高音域をカットするなどするとよい。
さらにまた、本発明のスピーカ装置では、サイズが異なる第1、第2のスピーカ部A、Bの組合せで構成することも可能である。
1 ケース本体
1a 基部
1b 前面カバー
3 ヨーク
5 マグネット
7 振動膜
9 コイル
11 音通孔
13、47 ケーブル
13a 結び目
15 駆動部
17 耳珠
19 対珠
21 耳甲介
23 耳甲介腔
25 外耳道
27、73 音通筒体
29、75 イヤーチップ
31 第1のヨーク
33 第1の振動膜
35 第1の駆動部
37 第1のマグネット
39 第1の抑え板
41 第1の回路基板
43 第1の音通孔
45 第1のコイル
49 第2のヨーク
51 第2の振動膜
53 第2の音通孔
55 第2のマグネット
57 第2の抑え板
59 第2の回路基板
61 第2の音通孔
63 第2のコイル
65 連結部材
67 フィルタ
69 第1のカバー
71 第2のカバー
77 通気孔
79 第3のマグネット
81 第4のマグネット
83、85 調整孔
A 第1のスピーカ部
B 第2のスピーカ部

Claims (8)

  1. カップ状に形成された磁性体性の第1のヨークと、この第1のヨークの開放端面側を覆うように前記第1のヨークに支持された第1の振動膜と、前記第1のヨーク内に支持され印加される音声信号によって前記第1の振動膜を振動させる第1の駆動部と、を有する第1のスピーカ部と、
    カップ状に形成された磁性体性の第2のヨークと、この第2のヨークの開放端面側を覆うように前記第2のヨークに支持された第2の振動膜と、前記第2のヨーク内に支持され印加される音声信号によって前記第2の振動膜を振動させる第2の駆動部と、を有する第2のスピーカ部と、
    を具備し、
    前記第1および第2のヨーク底部どうしが間隔を置いて近接するよう互いに対面するとともに前記第1および第2の振動膜の間を音響的に気密状態にして前記第1および第2のスピーカ部が一体的に配置され、前記第1および第2の振動膜の振動によって発音された音を前記第2および第1の振動膜側に向け音通する音通孔が前記第1および第2のヨークの底部に各々形成されて、当該第1および第2のヨークの内外が当該底部にて通気可能になっており、前記第1および第2の振動膜が同方向に変位振動するよう駆動されて発音された前記音が前記第1又は第2のスピーカ部から外部へ伝搬されることを特徴とするスピーカ装置。
  2. 前記第1および第2のスピーカ部が各々同形状に形成されてなる請求項1記載のスピーカ装置。
  3. 前記第1および第2のスピーカ部は互いに共軸状に配置されてなる請求項1又は2記載のスピーカ装置。
  4. 前記第1および第2のヨークの外周が環状の連結部材によって連結され、前記第1および第2の振動膜の間が音響的に気密されてなる請求項1〜3いずれか1記載のスピーカ装置。
  5. 前記第1および第2の駆動部は、互いに逆位相の同じ前記音声信号によって前記第1および第2の振動膜を駆動させる請求項1〜4いずれか1記載のスピーカ装置。
  6. 前記第1のスピーカ部は、前記第1のヨーク内に固定された第1のマグネットと、この第1のマグネットの端面と間隔を置き前記第1のヨークの開放端面側を覆うように前記第1のヨークに支持された前記第1の振動膜と、この第1の振動膜に支持され前記第1のマグネットの外周に僅かな間隔を置いて挿入され、前記第1のマグネットと前記第1の駆動部を形成する円筒状の第1のコイルと、を有し、
    前記第2のスピーカ部は、前記第2のヨーク内に固定された第2のマグネットと、この第2のマグネットの端面と間隔を置き前記第2のヨークの開放端面側を覆うように前記第2のヨークに支持された第2の振動膜と、この第2の振動膜に支持され前記第2のマグネットの外周に僅かな間隔を置いて挿入され、前記第2のマグネットと前記第2の駆動部を形成する円筒状の第2のコイルと、を有してなる請求項1〜5いずれか1記載のスピーカ装置。
  7. 前記第1のスピーカ部の第1のマグネットと互いに同極性で近接対面された第3のマグネットと、前記第2のスピーカ部の第2のマグネットと互いに同極性で近接対面された第4のマグネットとを有する請求項6記載のスピーカ装置。
  8. 発音された前記音を外部へ伝搬させる側に配置された前記第1又は第2の振動膜に内径50〜500ミクロンの微細な小孔が複数形成されてなる請求項1〜7のいずれか1記載のスピーカ装置。
JP2013147154A 2013-07-15 2013-07-15 スピーカ装置 Active JP6006686B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013147154A JP6006686B2 (ja) 2013-07-15 2013-07-15 スピーカ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013147154A JP6006686B2 (ja) 2013-07-15 2013-07-15 スピーカ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015019342A JP2015019342A (ja) 2015-01-29
JP6006686B2 true JP6006686B2 (ja) 2016-10-12

Family

ID=52439925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013147154A Active JP6006686B2 (ja) 2013-07-15 2013-07-15 スピーカ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6006686B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106851457B (zh) 2017-03-01 2019-10-29 歌尔科技有限公司 喇叭及耳塞式耳机
GB2595971B (en) * 2020-06-12 2022-09-21 Tymphany Acoustic Tech Ltd Earphone body with tuned vents
CN115914913B (zh) * 2021-09-30 2024-07-30 华为技术有限公司 声音输出装置
GB202302099D0 (en) * 2023-02-14 2023-03-29 Pss Belgium Nv Loudspeaker systems and methods

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843093U (ja) * 1981-09-17 1983-03-23 松下電器産業株式会社 スピ−カ
JPH0424715Y2 (ja) * 1984-11-16 1992-06-11
JPH11243593A (ja) * 1998-02-26 1999-09-07 Sony Corp スピーカ及びスピーカ装置
JP4496977B2 (ja) * 2005-02-07 2010-07-07 パナソニック株式会社 スピーカおよびこれを用いた電子機器、装置
JP2012165129A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Jvc Kenwood Corp 電気音響変換器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015019342A (ja) 2015-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5826946B2 (ja) イヤホン装置
CN110603816B (zh) 具有电磁扬声器和微型扬声器的扬声器单元
JP5700704B2 (ja) スピーカ装置
CN107615780B (zh) 压电式发声体和电声转换装置
TWM492586U (zh) 壓電型揚聲器
JP6108649B2 (ja) スピーカ装置
JP6006686B2 (ja) スピーカ装置
JP6363792B2 (ja) 電気音響変換装置
JP2008270879A (ja) 受話装置
JP7094015B2 (ja) カナルタイプイヤホン
JP2007116471A (ja) スピーカ駆動装置
CN205610868U (zh) 主动移动式平板低音增强耳机
CN203896502U (zh) 压电型扬声器
JP2017118469A (ja) スピーカ装置
US9332336B2 (en) Headphone device
CN205726289U (zh) 动圈压电双音频扬声器的耳机
JP5855561B2 (ja) スピーカ装置
US20100232629A1 (en) Sound vibrator having tuning fork
JPWO2019058523A1 (ja) スピーカ装置
KR102741565B1 (ko) 공간감 향상용 이어폰
WO2023053958A1 (ja) 振動子及び聴取装置
JP6931753B1 (ja) 電気音響アクチュエータ
RU2790965C1 (ru) Акустическое выходное устройство
WO2020103757A1 (zh) 发声模块及电子设备
JP2024092401A (ja) 聴音装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150526

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6006686

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250