[go: up one dir, main page]

JP6005411B2 - 列車位置検出システム - Google Patents

列車位置検出システム Download PDF

Info

Publication number
JP6005411B2
JP6005411B2 JP2012136263A JP2012136263A JP6005411B2 JP 6005411 B2 JP6005411 B2 JP 6005411B2 JP 2012136263 A JP2012136263 A JP 2012136263A JP 2012136263 A JP2012136263 A JP 2012136263A JP 6005411 B2 JP6005411 B2 JP 6005411B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
train
distance
radio
ground
measurement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012136263A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014003768A (ja
Inventor
雅昭 富田
雅昭 富田
拓 大泉
拓 大泉
順一 丹羽
順一 丹羽
白井 稔人
白井  稔人
瑛史 山口
瑛史 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP2012136263A priority Critical patent/JP6005411B2/ja
Publication of JP2014003768A publication Critical patent/JP2014003768A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6005411B2 publication Critical patent/JP6005411B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Description

本発明は列車位置検出システムに係り、特に、列車の位置を適正に検出して、オーバーランなどの発生を防止して安全性を高めることを可能とした列車位置検出システムに関する。
従来から、いわゆる無線測距方式を利用した列車位置検出システムは、列車に車上無線機を搭載し、その列車の走行する軌道の沿線に沿って所定の間隔をもって設置された複数の沿線無線機との間で無線ネットワークを形成し、車上無線機の車上アンテナと沿線無線機の沿線アンテナとの無線伝搬遅延(時間)を計測して列車位置を検知し、その検知された列車位置に基づいて列車制御を行うようになっている。
そして、このような無線測距方式を利用した列車制御システムとしては、従来から、例えば、軌道周辺に送受信アンテナを備えると共に車上に送受信アンテナを備え、地上の送受信アンテナから送信し受信された通信波の送受信の時間差により、地上の送受信アンテナの設置位置から車両までの距離を測定する距離測定工程と、地上の送受信アンテナから車上の送受信アンテナに、測定距離を送信する距離送信工程と、受信された測定距離と車両の現在速度とに応じて、指定停止位置までの距離と現在速度とに応じた停止パターンを決定し、その停止パターンに基づいて車両のブレーキ力を制御する車両停止工程とを備えた技術が開示されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2004−224220号公報
しかしながら、前記従来の技術においては、無線により受信した信号に基づいて距離を検出する場合に、マルチパスなどにより測定距離に誤差が発生するおそれがあり、測定距離が長く検出されるおそれがあるという問題を有している。そのため、測定距離により、列車のオーバーランや衝突などを招くおそれがあり、安全性を確保することができないという問題を有している。
本発明は前記した点に鑑みてなされたものであり、列車の位置を適正に検出して、オーバーランなどの発生を防止して安全性を高めることのできる列車位置検出システムを提供することを目的とするものである。
本発明は前記目的を達成するために、請求項1の発明に係る列車位置検出システムは、列車に搭載され地上装置に対して無線により距離測定を行う車上無線機と、
前記車上無線機による測定距離に基づき前記列車の位置を検出する位置検出装置と、を備え、
前記車上無線機は、前記列車の進行方向後方に設置された前記地上装置に対する距離測定を行い、
前記位置検出装置は、前記車上無線機で測定した進行方向後方の前記地上装置に対する前記測定距離を、進行方向前方の前記地上装置から進行方向後方の前記地上装置までの既知の距離から差し引くことで、前記列車の進行方向前方における前記地上装置との距離を算出して前記列車の位置を検出することを特徴とする。
請求項2の発明に係る列車位置検出システムは、列車に搭載され地上装置に対して無線により距離測定を行う車上無線機と、
前記車上無線機による測定距離に基づき前記列車の位置を検出する位置検出装置と、
記列車の速度を検出する速度検出装置と、え、
前記車上無線機は、前記列車の進行方向前方の前記地上装置に対する距離測定を行うとともに、所定時間後の前記地上装置に対する距離測定を行い、
前記位置検出装置は、最初に測定した測定距離に前記速度検出装置による検出速度により前記所定時間進んだ距離を反映して算出した距離と、前記所定時間後の測定距離とのうち、短い距離に基づいて前記列車の位置を検出することを特徴とする。
請求項3の発明に係る列車位置検出システムは、列車に搭載され地上装置に対して無線により距離測定を行う車上無線機と、
前記車上無線機による測定距離に基づき前記列車の位置を検出する位置検出装置と、を備え、
記車上無線機は、前記列車の進行方向前方および後方の前記地上装置に対する距離測定を行い、
前記位置検出装置は、前記各測定距離にそれぞれ車編成長を加えた各距離の重複する範囲から列車の位置を検出することを特徴とする。
請求項4の発明に係る列車位置検出システムは、列車に搭載され地上装置に対して無線により距離測定を行う車上無線機と、
前記車上無線機による測定距離に基づき前記列車の位置を検出する位置検出装置と、を備え、
記車上無線機は、前記列車の進行方向前方および後方の前記地上装置に対する距離測定を行い、
前記位置検出装置は、前記各測定距離にそれぞれ前記車上無線機から前記列車の最後尾および先頭までの距離を加えた各距離の重複する範囲から列車の位置を検出することを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1から請求項のいずれか一項において、前記位置検出装置は、前記上装置までの測定距離および前記上装置の設置位置に基づいて前記列車の列車存在範囲を求め、当該列車存在範囲に基づいて列車の位置を検出することを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項において、前記列車存在範囲は、前記列車の実際の存在範囲を含むように設定することを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項または請求項において、前記位置検出装置は、当該列車の列車存在範囲が所定位置を通過したことにより当該列車が所定の位置を通過し始めたと判定し、当該列車の列車存在範囲が所定位置を通過し終えたことにより当該列車が所定の位置を通過し終わったと判定することを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1から請求項のいずれか一項において、前記車上無線機は、前記列車の進行方向前方の前記地上装置に対する距離測定を連続して行い、
前記位置検出装置は、前記車上無線機による距離測定ができなくなった時に、前記列車が前記地上装置に位置していると検出することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、位置検出装置により、車上無線機による上装置までの測定距離および当該地上装置の設置位置を用いて列車の位置を検出するようにしているので、列車の位置を適正に検出することができ、列車の衝突やオーバーランなどの発生を確実に防止することができ、列車の走行の安全性を著しく高めることができる。特に、車上無線機により、列車の進行方向後方に設置された地上装置に対する距離測定を行い、位置検出装置により、車上無線機で測定した進行方向後方の地上装置に対する測定距離を、進行方向前方の地上装置から進行方向後方の地上装置までの既知の距離から差し引くことで、列車の進行方向前方における地上装置との距離を算出して列車の位置を検出するようにしているので、無線による距離計測がマルチパスなどで実際の距離より長く検出されることがあった場合でも、前方の地上無線機までの距離を相対的に短く検出することができ、列車の衝突やオーバーランなどの発生を確実に防止することができ、列車の走行の安全性を著しく高めることができる。

請求項に係る発明によれば、車上無線機により、列車の進行方向前方の地上装置に対する距離測定を行うとともに、所定時間後の地上装置に対する距離測定を行い、位置検出装置により、最初に測定した測定距離に速度検出装置による検出速度により所定時間進んだ距離を反映して算出した距離と、所定時間後の測定距離とのうち、短い距離に基づいて列車の位置を検出するようにしているので、無線による距離測定が実際の距離より長く検出されることがあった場合でも、前方の地上無線機までの測定距離の小さい方に基づいて列車位置を検出することができ、列車の衝突やオーバーランなどの発生を確実に防止することができ、列車の走行の安全性を著しく高めることができる。
請求項に係る発明によれば、車上無線機により、列車の進行方向前方および後方の地上装置に対する距離測定を行い、位置検出装置により、各測定距離にそれぞれ列車長を加えた各距離の重複する範囲から列車の位置を検出するようにしているので、無線による距離測定が実際の距離より長く検出されることがあった場合でも、広い範囲で列車位置を検出することができ、列車の衝突やオーバーランなどの発生を確実に防止することができ、列車の走行の安全性を著しく高めることができる。
請求項に係る発明によれば、車上無線機により、列車の進行方向前方および後方の地上装置に対する距離測定を行い、位置検出装置により、各測定距離にそれぞれ車上無線機から列車の最後尾および先頭までの距離を加えた各距離の重複する範囲を列車の位置として検出するようにしているので、無線による距離測定が実際の距離より長く検出されることがあった場合でも、広い範囲で列車位置を検出することができ、列車の衝突やオーバーランなどの発生を確実に防止することができ、列車の走行の安全性を著しく高めることができる。
請求項に係る発明によれば、位置検出装置により、上装置までの測定距離および当該地上装置の設置位置に基づいて列車の列車存在範囲を求め、当該列車存在範囲に基づいて列車の位置を検出するようにしているので、無線による距離測定が実際の距離より長く検出されることがあった場合でも、求められた列車存在範囲が実際の列車存在範囲よりも大きな値となり、広い範囲で列車位置を検出することができ、列車の衝突やオーバーランなどの発生を確実に防止することができ、列車の走行の安全性を著しく高めることができる。
請求項に係る発明によれば、列車存在範囲を、列車の実際の存在範囲を含むように設定するようにしているので、列車の位置を適正に検出することができ、広い範囲で列車位置を検出することができ、列車の衝突やオーバーランなどの発生を確実に防止することができ、列車の走行の安全性を著しく高めることができる。
請求項に係る発明によれば、位置検出装置により、当該列車の列車存在範囲が所定位置を通過したことにより当該列車が所定の位置を通過し始めたと判定し、当該列車の列車存在範囲が所定位置を通過し終えたことにより当該列車が所定の位置を通過し終わったと判定するようにしているので、列車の位置を適正に検出することができ、衝突やオーバーランなどの発生を確実に防止することができて、列車の走行の安全性を著しく高めることができる。
請求項に係る発明によれば、車上無線機により、列車の進行方向前方の地上装置に対する距離測定を連続して行い、位置検出装置により、車上無線機による測定距離が減少し続け、車上無線機による距離測定ができなくなった時に、列車が地上装置に位置していると検出するようにしているので、列車の位置を適正に検出することができ、列車の衝突やオーバーランなどの発生を確実に防止することができ、列車の走行の安全性を著しく高めることができる。

本発明に係る列車位置検出システムの第1実施形態における列車部分を示す概略構成図である。 本発明に係る列車位置検出システムの第1実施形態における列車位置検出手段を示す説明図である。 本発明に係る列車位置検出システムの第2実施形態における列車位置検出手段を示す説明図である。 本発明に係る列車位置検出システムの第3実施形態における列車位置検出手段を示す説明図である。 本発明に係る列車位置検出システムの第3実施形態における列車位置検出手段の変形例を示す説明図である。 本発明に係る列車位置検出システムの第3実施形態における列車位置検出手段の変形例を示す説明図である。 本発明に係る列車位置検出システムの第3実施形態における列車位置検出手段の変形例を示す説明図である。 本発明に係る列車位置検出システムにおける地上無線機の通過判定手段の例を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る列車位置検出システムの第1実施形態を示す概略構成図であり、本実施形態においては、所定の軌道1上を走行する列車2には、車上装置3が搭載されている。この車上装置3は、CPUを中心に構成された車上処理部4を備えており、列車2の速度制御や制動制御などの各種制御を行うように構成されている。また、列車2には、列車2の車輪の回転速度に基づいて列車2の速度を検出するための速度検出装置としてのタコジェネレータ5が搭載されており、このタコジェネレータ5の検出情報は車上装置3に送られるように構成されている。
また、列車2には、車上装置3に接続された車上無線機6が搭載されており、列車2の軌道1上には、車上無線機6と情報の送受信を行うための複数の地上無線機7が所定間隔をもって設置されている。また、これら地上無線機7は、軌道1を走行する列車2の車上無線機6との間で情報の送受信を行うように構成されている。また、各地上無線機7には、地上装置8が接続されており、各地上装置8には、列車2の沿線の運行管理などを行う中央装置9が接続されている。
そして、各車上装置3の車上処理部4は、列車の位置検出装置として機能するように構成されており、車上処理部4は、地上無線機7と車上無線機6との通信を行った際の電波伝搬時間を計測することにより、地上無線機7と列車2との距離を演算し、列車2がどの位置に存在しているかを検出するように構成されている。そして、車上装置3は、列車2の位置情報に基づく制限速度や走行可能距離の情報に基づいて、自列車2のブレーキ性能に従って速度パターンを生成し、この速度パターンに従って列車2の走行制御を行うように構成されている。なお、本実施形態においては、列車の位置検出装置は車上装置3に含むものとして示しているが、列車の位置検出装置は地上に設置する構成も考えられ、その場合には、列車の位置検出に用いる情報を無線通信などの伝送手段により地上の位置検出装置に伝送すればよい。
また、本実施形態においては、図2に示すように、車上無線機6は、列車2の進行方向に対して後方に位置する地上無線機7との間で距離測定を行うように構成されており、車上装置3は、列車2の進行方向前方および後方にそれぞれ設置された地上装置8の間の距離から車上無線機6により測定された測定距離Ldを差し引いた距離から列車2の進行方向前方における地上装置8との距離を算出して列車2の位置を検出するように構成されている。すなわち、地上装置8の設置位置は既知であり、各地上装置8との間の距離も既知である。そして、無線による距離測定を行うと、測定距離Ldが実際の距離Ltより長く検出されることがあるため、各地上装置8の間の既知の距離から後方の地上無線機7までの測定距離を差し引くことで、前方の地上無線機7までの距離は、相対的に短く検出されることになる。そのため、無線により距離測定を行った場合に、列車2の位置が実際の位置より前方にあると検出されることになり、例えば、列車2の進行方向前方に位置する他の列車2や駅などとの間隔が短い状態で制御されるため、安全性を高めることができるものである。
次に、本実施形態の制御動作について説明する。
まず、列車2の進行方向後方に位置する地上無線機7と車上無線機6との間で通信を行い、地上無線機7と車上無線機6との通信を行った際の電波伝搬時間を計測することにより、地上無線機7と列車2との距離を演算する。そして、車上装置3により、列車2の進行方向前方および後方にそれぞれ設置された地上装置8の間の距離から車上無線機6により測定された距離を差し引いた距離から列車2の進行方向前方における地上装置8との距離を算出して列車2の位置を検出する(例えば、地上装置8との距離と線路線形の地理的情報から検出する)。
そして、検出された列車2の位置を車上無線機6および地上無線機7を介して地上装置8に送るとともに、車上装置3により、検出された列車2の位置に基づいて、列車2のブレーキ性能に従って速度パターンを生成し、この速度パターンに従って列車2の走行制御を行うものである。
以上述べたように、本実施形態においては、列車2の進行方向後方に位置する地上無線機7と車上無線機6との間で通信を行い、地上無線機7と列車2との距離を演算し、車上装置3により、列車2の進行方向前方および後方にそれぞれ設置された地上装置8の間の距離から車上無線機6により測定された距離を差し引いた距離から列車2の進行方向前方における地上装置8との距離を算出して列車2の位置を検出するようにしているので、無線による距離測定がマルチパスなどにより実際の距離より長く検出されることがあった場合でも、前方の地上無線機7までの距離を相対的に短く検出することができ、列車2の衝突やオーバーランなどの発生を確実に防止することができ、列車2の走行の安全性を著しく高めることができる。
なお、本実施形態においては、列車2の最後尾の位置は、列車2の進行方向後方に位置する地上無線機7と車上無線機6との間の測定された距離から算出できるが、実際の距離より長く検出された場合には、実際の位置よりも進行方向へずれて検出される。このため、列車存在範囲としては、算出された列車2の先頭位置と列車2の進行方向後方に位置する地上無線機7を含むように設定すればよい。このように設定した列車存在範囲は、実際の列車存在範囲よりも大きな値となり、実際の列車2の列車存在範囲より広い範囲で列車2の位置を検出することが可能となるので、オーバーランや衝突などの発生を確実に防止することができる。なお、列車2が進行して進行方向前方に位置する地上無線機7を通過した後は、当該地上無線機7が列車2の進行方向後方に位置する地上無線機7となるので、列車存在範囲の進行方向後方側は、当該地上無線機7までの範囲に切り替えるようにすればよい。
次に、本発明の第2実施形態について、図3を参照して説明する。なお、列車2の構成については、図1と同様であるので、図1を参照しつつ説明する。
本実施形態においては、車上無線機6は、列車2の進行方向に位置する地上無線機7との間で距離測定を行うように構成されており、地上無線機7との間で距離測定を行った後、一定時間経過後に、再び、地上無線機7との間で距離測定を行うように構成されている。そして、タコジェネレータ5により、一定時間が経過する間における列車2の速度を測定しておき、車上処理部4により、最初に測定した測定距離に一定時間経過する際の速度積算による走行距離を反映して算出する距離と、次に測定した測定距離値と比較し、値の小さい方を列車2の位置として採用するように構成されている。
すなわち、本実施形態においては、列車2の進行方向前方に設置された地上無線機7と車上無線機6との間で通信を行って地上無線機7との距離測定を行い、距離値L1を得たとして、その一定時間Δt経過後に、次の距離測定を行い測距値L2が得られたとする。一定時間が経過する間におけるタコジェネレータ5による列車2の速度がV(地上無線機7に接近するときを正値とする)であったとすると、速度積算から算出する距離は、L1−VΔtとなり、測定距離L2と、測定距離L1−VΔtとで比較して、値の小さい方をその地点での測定距離として採用するものである。また、次回の一定時間Δt経過後の距離測定では、距離値L1として、採用した小さい方の測定距離を用いればよい。
そのため、無線による距離測定を行うと、測定距離が実際の距離より長く検出されることがあるが、測定距離L2と測定距離L1−VΔtとの値の小さい方を採用することにより、実際の距離より長く検出された場合でも、小さい測定距離に基づいて列車2の位置を検出することができ、例えば、列車2の進行方向前方に位置する他の列車2や駅などとの間隔が短い状態で制御されるため、安全性を高めることができるものである。
以上述べたように、本実施形態においては、列車2の進行方向に位置する地上無線機7と車上無線機6との間で測定距離を求めた後、一定時間経過後に、再び、地上無線機7との間で距離測定を行うとともに、タコジェネレータ5により、一定時間が経過する間における列車2の速度を測定しておき、最初に測定した測定距離に一定時間経過する際の速度積算による走行距離を加算した値と、次に測定した測定距離値と比較し、値の小さい方を列車2の位置として採用するようにしているので、無線による距離測定が実際の距離より長く検出されることがあった場合でも、前方の地上無線機7までの測定距離の小さい方に基づいて列車2の位置を検出することができ、列車2の衝突やオーバーランなどの発生を確実に防止することができ、列車2の走行の安全性を著しく高めることができる。
なお、本実施形態においては、列車2の最後尾位置は、先頭位置と列車編成長から算出すればよい。このときの先頭位置としては、前述のように採用した列車2の位置から求まる先頭位置としてよく、この場合、最後尾位置は、列車2の実際の最後尾位置と概ね一致する。また、地上無線機7と車上無線機6との間で測定した測定距離から求めた先頭位置としてもよく、この場合、無線による距離測定が実際の距離より長く検出されることがあった場合には、算出される最後尾位置は列車2の実際の最後尾位置よりも進行方向後方に位置することになる。列車存在範囲は、前述のように採用した列車2の位置から求まる先頭位置と算出される最後尾位置に基づいて求めるように構成する。このように先頭位置と最後尾位置を含むように列車存在範囲を設定すれば、無線による距離測定が実際の距離より長く検出されることがあった場合でも、求められた列車存在範囲が実際の列車存在範囲よりも大きな値となり、広い範囲で列車2の位置を検出することができるので、列車2の衝突やオーバーランなどの発生を確実に防止することができ、列車2の走行の安全性を著しく高めることができる。
次に、本発明の第3実施形態について、図4を参照して説明する。なお、列車2の構成については、図1と同様であるので、図1を参照しつつ説明する。
本実施形態においても前記第2実施形態と同様に、列車2の先頭および最後尾の車両にそれぞれ車上装置3および車上無線機6を搭載し、列車2の先頭の車上無線機6により、列車2の進行方向前方に設置された地上無線機7と通信を行って距離測定を行うとともに、列車2の最後尾の車上無線機6により、列車2の進行方向後方に設置された地上無線機7と通信を行って距離測定を行うように構成されている。そして、本実施形態においては、列車2の先頭の車上無線機6により測定した測定距離に既知である列車2の車両編成長を加算した値に基づいて列車2の最後尾位置を求めるとともに、列車2の最後尾の車上無線機6により測定した測定距離に列車2の車両編成長を加算した値に基づいて、列車2の先頭位置を求めるように構成されている。そして、これら列車2の先頭位置および最後尾位置に基づいて、列車2の列車存在範囲を求め、この列車存在範囲に基づいて列車2の位置を検出するように構成されている。
すなわち、本実施形態においては、ある区間における2つの地上装置8の間に列車2が在線している場合に、列車2の前方の車上無線機6により、列車2の進行方向前方に設置された地上無線機7と通信を行って距離測定を行って測定距離Ld1を、列車2の最後尾の車上無線機6により、列車2の進行方向後方に設置された地上無線機7と通信を行って距離測定を行って測定距離Ld2をそれぞれ取得したとする。そして、これら各測定距離Ld1,Ld2に列車2の車両編成長Lsを加算して、列車2の先頭位置および最後尾位置を求め、これら列車2の先頭位置および最後尾位置に基づいて、列車2の列車存在範囲Ldsを求めるものである。このようにして求められた列車存在範囲Ldsは、無線による距離測定を行った場合に測定距離が実際の距離より長く検出されて、測定距離Ld1および測定距離Ld2に誤差が生じた場合でも、実際の列車存在範囲よりも大きな値となり、実際の列車2の列車存在範囲より広い範囲で列車2の位置を検出することが可能となる。
この場合に、列車2の進行方向前方に設置された地上無線機7と通信を行って取得した測定距離および列車2の進行方向後方に設置された地上無線機7と通信を行って取得した測定距離に、車両編成長を加算するのではなく、列車2の進行方向前方に設置された地上無線機7と通信を行って取得した測定距離に車上無線機6の設置位置から既知である列車2の最後尾までの距離を加算した値に基づいて列車2の最後尾位置を演算して求めるとともに、列車2の進行方向後方に設置された地上無線機7と通信を行って取得した測定距離に車上無線機6の設置位置から既知である列車の先頭までの距離を加算した値に基づいて列車の先頭位置を演算して求めるようにしてもよい。
例えば、図5に示すように、列車2の中央部分に1つの車上無線機6を設置した場合について説明すると、ある区間における2つの地上装置8の間に列車2が在線している場合に、列車2の進行方向前方に設置された地上無線機7と通信を行って距離測定を行って測定距離Ld1を、列車2の進行方向後方に設置された地上無線機7と通信を行って距離測定を行って測定距離Ld2をそれぞれ取得したとする。そして、これら各測定距離Ld1,Ld2に車上無線機6の設置位置から既知である列車の最後尾までの距離Lb、車上無線機6の設置位置から既知である列車の先頭までの距離Lfをそれぞれ加算して、列車2の最後尾位置および先頭位置を求め、これら列車2の先頭位置および最後尾位置に基づいて、列車2の列車存在範囲Ldsを求めるものである。
また、例えば、図6に示すように、列車2の先頭および最後部にそれぞれ車上無線機6を搭載した場合では、列車2の前方の車上無線機6により、列車2の進行方向前方に設置された地上無線機7と通信を行って距離測定を行って測定距離Ld1を、列車2の最後尾の車上無線機6により、列車2の進行方向後方に設置された地上無線機7と通信を行って距離測定を行って測定距離Ld2をそれぞれ取得し、これら各測定距離Ld1,Ld2に列車2の前方の車上無線機6の設置位置から既知である列車の最後尾までの距離Lb、最後尾の車上無線機6の設置位置から既知である列車の先頭までの距離Lfをそれぞれ加算して、列車2の最後尾位置および先頭位置を求め、これら列車2の先頭位置および最後尾位置に基づいて、列車2の列車存在範囲Ldsを求めるものである。
さらに、例えば、図7に示すように、列車2の先頭および最後部にそれぞれ車上無線機を搭載した場合において、列車2の最後尾の車上無線機6により、列車2の進行方向前方に設置された地上無線機7と通信を行って距離測定を行って測定距離Ld1を、列車2の先頭の車上無線機6により、列車2の進行方向後方に設置された地上無線機7と通信を行って距離測定を行って測定距離Ld2をそれぞれ取得し、これら各測定距離Ld1,Ld2に列車2の最後尾の車上無線機6の設置位置から既知である列車の最後尾までの距離Lb、先頭の車上無線機6の設置位置から既知である列車の先頭までの距離Lfをそれぞれ加算して、列車2の最後尾位置および先頭位置を求め、これら列車2の先頭位置および最後尾位置に基づいて、列車2の列車存在範囲Ldsを求めるものである。
このように、図5から図7に示す例により求められた列車存在範囲Ldsは、先頭位置と最後尾位置を含むように設定することで、無線による距離測定を行った場合に測定距離が実際の距離より長く検出されて測定距離Ld1および測定距離Ld2に誤差が生じた場合でも、実際の車両編成長Lsよりも大きな値となり、実際の列車2の車両編成長より広い範囲で列車2の位置を検出することが可能となる。
以上述べたように、本実施形態においては、列車2の進行方向前方に設置された地上無線機7と車上無線機6により測定した測定距離に基づいて列車2の最後尾位置を求めるとともに、列車2の進行方向後方に設置された地上無線機7と車上無線機6により測定した測定距離に基づいて、列車2の先頭位置を求め、これら列車2の先頭位置および最後尾位置に基づいて、列車2の列車存在範囲を求め、この列車存在範囲に基づいて列車2の位置を検出するようにしているので、列車存在範囲を先頭位置と最後尾位置を含むように設定することで、無線による距離測定が実際の距離より長く検出されることがあった場合でも、求められた列車存在範囲が実際の列車存在範囲よりも大きな値となり、広い範囲で列車2の位置を検出することができ、列車2の衝突やオーバーランなどの発生を確実に防止することができ、列車2の走行の安全性を著しく高めることができる。
次に、列車2の進路上に設定した所定位置に対する列車2の通過判定について説明する。
まず、列車2が所定位置を通過し始めたことは、例えば、列車存在範囲の列車進行方向前方端が所定位置を通過し始めたことで判定すればよい。次に、列車2が所定位置を通過し終わったことは、例えば、列車存在範囲の列車進行方向後方端が所定位置を通過し終わったことで判定すればよい。あるいは、列車2の列車存在範囲に所定位置が含まれたことをもって列車2が所定位置を通過し始めたと判定し、その後、列車存在範囲に所定位置が含まれなくなったことをもって列車2が所定位置を通過し終えたと判定してもよい。測定に基づき求められた列車存在範囲は、列車2の実際の存在範囲よりも大きな値となるので、通過し始めているのに通過し始めていないと判定することがなく、また、通過し終わっていないのに通過し終わったと判定することがない。
このように、前記各実施形態に記載の測定により求めた列車存在範囲を使用することで、列車2の通過を安全上適正に検出することができるので、衝突やオーバーランなどの発生を確実に防止することができ、列車2の走行の安全性を著しく高めることができる。なお、列車存在範囲は列車2の移動に伴って移動することはいうまでもない。
また、地上無線機7を通過していることの判定には、地上無線機7と車上無線機6との間で通信することができない状態となることを利用することもできる。この態様について、図8を参照して説明する。なお、列車2の構成については、図1と同様であるので、図1を参照しつつ説明する。
列車2の先頭と最後尾にそれぞれ車上装置3および車上無線機6が搭載されており、列車2の先頭の車上無線機6により、列車2の進行方向前方に設置された地上無線機7と通信を行って距離測定を行うとともに、列車2の最後尾の車上無線機6により、列車2の進行方向後方に設置された地上無線機7と通信を行って距離測定を行うように構成されている。
地上無線機7と車上無線機6のアンテナ指向性の設定により地上無線機7と車上無線機6が所定距離以内にあるときに通信できないとする。この場合、地上無線機7の設置位置に列車2の先頭車両が到達すると、地上無線機7と車上無線機6との間で通信することができない状態となり、この通信不能状態は、列車2の最後尾車両が地上無線機7を通過するまで続くことになる。その後、列車2の最後尾車両が地上無線機7の設置位置を通過すると、進行方向後方の位置関係にある地上無線機7と最後尾の車上無線機6が通信を再開し、連続して距離測定を行い、列車2の進行に伴って徐々に測定距離は長くなる。そのため、車上装置3は、測定距離が徐々に短くなった後、通信不能状態となり、その後測定距離が徐々に長くなるという一連の測定結果により、地上無線機7と車上無線機6との通信が不能な場合に、列車2が地上無線機7の設置位置を通過しているものとして、列車2の位置を検出すればよい。
このように車上装置3による測定距離が徐々に短くなった後通信不能状態となり、その後測定距離が徐々に長くなるという一連の測定結果により、地上無線機7と車上無線機6との通信が不能な場合に、列車2が地上無線機7の設置位置を通過しているものとして、列車2の位置を検出することにより、列車2の位置を適正に検出することができ、列車2の衝突やオーバーランなどの発生を確実に防止することができ、列車2の走行の安全性を著しく高めることができる。
なお、前記各実施形態においては、車上装置3の車上処理部4が列車の位置検出装置として機能するように構成したが、車上装置3と列車の位置を検出する位置検出装置とを別装置として構成するようにしてもよい。
また、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能である。
1 軌道
2 列車
3 車上装置
4 車上処理部
5 タコジェネレータ
6 車上無線機
7 地上無線機
8 地上装置
9 中央装置

Claims (8)

  1. 列車に搭載され地上装置に対して無線により距離測定を行う車上無線機と、
    前記車上無線機による測定距離に基づき前記列車の位置を検出する位置検出装置と、を備え、
    前記車上無線機は、前記列車の進行方向後方に設置された前記地上装置に対する距離測定を行い、
    前記位置検出装置は、前記車上無線機で測定した進行方向後方の前記地上装置に対する前記測定距離を、進行方向前方の前記地上装置から進行方向後方の前記地上装置までの既知の距離から差し引くことで、前記列車の進行方向前方における前記地上装置との距離を算出して前記列車の位置を検出することを特徴とする列車位置検出システム。
  2. 列車に搭載され地上装置に対して無線により距離測定を行う車上無線機と、
    前記車上無線機による測定距離に基づき前記列車の位置を検出する位置検出装置と、
    前記列車の速度を検出する速度検出装置と、を備え、
    前記車上無線機は、前記列車の進行方向前方の前記地上装置に対する距離測定を行うとともに、所定時間後の前記地上装置に対する距離測定を行い、
    前記位置検出装置は、最初に測定した測定距離に前記速度検出装置による検出速度により前記所定時間進んだ距離を反映して算出した距離と、前記所定時間後の測定距離とのうち、短い距離に基づいて前記列車の位置を検出することを特徴とする列車位置検出システム。
  3. 列車に搭載され地上装置に対して無線により距離測定を行う車上無線機と、
    前記車上無線機による測定距離に基づき前記列車の位置を検出する位置検出装置と、を備え、
    前記車上無線機は、前記列車の進行方向前方および後方の前記地上装置に対する距離測定を行い、
    前記位置検出装置は、前記各測定距離にそれぞれ列車編成長を加えた各距離の重複する範囲から列車の位置を検出することを特徴とする列車位置検出システム。
  4. 列車に搭載され地上装置に対して無線により距離測定を行う車上無線機と、
    前記車上無線機による測定距離に基づき前記列車の位置を検出する位置検出装置と、を備え、
    前記車上無線機は、前記列車の進行方向前方および後方の前記地上装置に対する距離測定を行い、
    前記位置検出装置は、前記各測定距離にそれぞれ前記車上無線機から前記列車の最後尾および先頭までの距離を加えた各距離の重複する範囲から列車の位置を検出することを特徴とする列車位置検出システム。
  5. 前記位置検出装置は、前記地上装置までの測定距離および前記地上装置の設置位置に基づいて前記列車の列車存在範囲を求め、当該列車存在範囲に基づいて列車の位置を検出することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の列車位置検出システム。
  6. 前記列車存在範囲は、前記列車の実際の存在範囲を含むように設定することを特徴とする請求項5に記載の列車位置検出システム。
  7. 前記位置検出装置は、当該列車の列車存在範囲が所定位置を通過したことにより当該列車が所定の位置を通過し始めたと判定し、当該列車の列車存在範囲が所定位置を通過し終えたことにより当該列車が所定の位置を通過し終わったと判定することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の列車位置検出システム。
  8. 前記車上無線機は、前記列車の進行方向前方の前記地上装置に対する距離測定を連続して行い、
    前記位置検出装置は、前記車上無線機による距離測定ができなくなった時に、前記列車が前記地上装置に位置していると検出することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の列車位置検出システム。
JP2012136263A 2012-06-15 2012-06-15 列車位置検出システム Active JP6005411B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012136263A JP6005411B2 (ja) 2012-06-15 2012-06-15 列車位置検出システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012136263A JP6005411B2 (ja) 2012-06-15 2012-06-15 列車位置検出システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014003768A JP2014003768A (ja) 2014-01-09
JP6005411B2 true JP6005411B2 (ja) 2016-10-12

Family

ID=50036403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012136263A Active JP6005411B2 (ja) 2012-06-15 2012-06-15 列車位置検出システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6005411B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016201901A (ja) * 2015-04-10 2016-12-01 株式会社日立製作所 車上装置
CN115432029B (zh) * 2022-09-22 2023-09-19 中车成都机车车辆有限公司 一种列车防撞控制方法、装置、设备及可读存储介质

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5131386A (ja) * 1974-09-09 1976-03-17 Kikai Shinko Kokai
JP2538106Y2 (ja) * 1990-11-30 1997-06-11 日本信号株式会社 列車位置検知装置
JP3246924B2 (ja) * 1991-07-30 2002-01-15 日本信号株式会社 列車位置検出装置
JP4329240B2 (ja) * 2000-07-24 2009-09-09 三菱電機株式会社 車両位置検出装置および車両速度検出装置
JP2007127584A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Mitsubishi Electric Corp 移動局の位置検出方法、緊急通報システム及び防犯サービスシステム
JP4861069B2 (ja) * 2006-06-16 2012-01-25 日本信号株式会社 列車位置検知装置
JP4970319B2 (ja) * 2008-03-17 2012-07-04 株式会社京三製作所 列車位置算出装置、地上装置及び列車位置算出方法
JP2010234979A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Railway Technical Res Inst 鉄道車両の運転保安システムにおける位置検出装置およびその位置検出方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014003768A (ja) 2014-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102069244B1 (ko) 열차 제어 시스템
EP2752354B1 (en) Train control system
JP6296673B2 (ja) 列車制御システムの地上装置
TWI534029B (zh) The method of determining the range of the speculative range of the train
US9505420B2 (en) Train control system
TWI545044B (zh) Online detection device and online detection method
CA2869784C (en) Train control apparatus
JP6228882B2 (ja) 列車制御方法及び列車制御システム
JP4818885B2 (ja) 列車制御装置
JP6005411B2 (ja) 列車位置検出システム
JP2012245850A (ja) 開扉可否決定装置
CN103958321A (zh) 列车控制系统
KR20170077319A (ko) 객체와의 충돌 회피 장치 및 방법
KR20190071408A (ko) 초음파 센서를 이용한 차량간 거리 및 속도 차이 감지 장치 및 방법
JP5220891B2 (ja) 列車制御装置
KR101697409B1 (ko) 열차 방호를 수행하는 통신기반 열차 제어 시스템 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20140130

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20140210

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150331

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150617

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160815

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160907

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Ref document number: 6005411

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150