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JP6002592B2 - 電線の端子接続構造 - Google Patents

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JP6002592B2
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Description

本発明は、電線の端子接続構造、具体的には、同軸電線の複数導体に対する端子接続構造に関する。
従来から、電磁波等の遮蔽を要する部位、例えば、自動車等の電装品内の配線用の電線として、同軸電線が広く利用されている(特許文献1参照)。同軸電線は、1又は複数の内部導体(芯線)が第一の絶縁被覆(内部絶縁体)で被覆され、内部絶縁体の外周に設けられた外部導体が第二の絶縁被覆(外部絶縁体)で被覆された構成をなしている。また、外部絶縁体の外周にシールド導体が設けられ、該シールド導体が第三の絶縁被覆(保護シース)で被覆された構成も知られている。これらの導体は、端末部がそれぞれ同軸電線側の接続端子に接続されるとともに、該接続端子を介して接続相手側機器の接続端子、回路、電線等と接続されることで、同軸電線を接続相手側機器と通電させている。
特開2009−16126号公報
ここで、同軸電線の複数の導体に同軸電線側の接続端子を接続し、該接続端子を介して接続相手側機器の接続端子等へ同軸電線を接続させる場合、同軸電線の端子接続部分には、複数の接続端子が配されることとなる。例えば、内部導体に接続端子(内部導体端子)が接続されるとともに、外部導体に接続端子(外部導体端子)が接続される。その際、内部導体端子と外部導体端子は、所定の沿面絶縁距離を確保した状態で互いに配する必要がある。このため、沿面絶縁距離を確保するための領域(沿面絶縁領域)と、外部導体と外部導体端子の接続部分(外部導体接続領域)とを同軸電線の伸延方向へ並べて配した場合、同軸電線側の端子接続部分は、長手方向(同軸電線の伸延方向)の体格が大きくなってしまう。加えて、ゴム栓などの防水用部材を沿面絶縁領域や外部導体接続領域とともに同軸電線の伸延方向へ並べて配した場合には、長手方向に対する同軸電線側の端子接続部分の体格はさらに大きくなってしまうこととなる。したがって、同軸電線と接続相手側機器との接続構造の省スペース化を図るにあたっては、同軸電線側の端子接続部分の長手方向に対する体格の小型化が求められる。
本発明はこれを踏まえてなされたものであり、その解決しようとする課題は、電線(同軸電線)の端子接続部分の長手方向に対する体格の小型化を図ることにある。
上記課題を解決するため、本発明は、第一の絶縁被覆で被覆された内部導体と、前記第一の絶縁被覆の外周を包囲して前記内部導体と同軸上に第二の絶縁被覆で被覆されて設けられた外部導体を備えてなる電線の前記内部導体及び前記外部導体にそれぞれ接続する端子の接続構造であって、前記第一の絶縁被覆を剥離して前記内部導体が露出された部位に接続される第一の端子と、前記第一の端子の外周を包囲する円筒状をなし、前記第二の絶縁被覆を剥離して前記外部導体が露出された部位に接続される第二の端子と、前記第一の端子と前記第二の端子の間に介在する円筒状の第一端子包囲部と、前記第二の端子の外周を包囲する円筒状の第二端子包囲部とを有し、前記第一の端子と前記第二の端子を同軸上に離隔して収容するハウジング部材と、前記第一の絶縁被覆と前記第二の端子の間に介在する円筒状の絶縁部とを備え、前記絶縁部は、前記第一の絶縁被覆の外周に被冠されて、前記外部導体が露出された部位と前記第二の端子との接続部分に位置付けられるとともに、前記第一の絶縁被覆よりも前方に突出する部分が、前記ハウジング部材の前記第一端子包囲部に挿入されることを特徴とする。
これによれば、絶縁部を第二の端子と外部導体との接続部分(外部導体端子接続領域)に位置付けることができ、内部導体と外部導体の導体沿面絶縁距離を確保するための領域(導体沿面絶縁領域)と外部導体端子接続領域を電線の径方向に重畳した構成とすることができる。
この場合、かかる電線の端子接続構造において、前記絶縁部は、前記第二の端子と別体もしくは一体をなして形成することができる。
本発明によれば、電線(同軸電線)の端子接続部分の長手方向に対する体格の小型化を図ることができる。
本発明の第1の実施形態に係る電線の端子接続構造の全体を示す図であって、(a)は、端子接続構造を構成部材に分解して示す斜視図、(b)は、同図(a)に示す構成部材を組み付けた状態を示す全体斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る電線の端子接続構造を示す断面図であって、(a)は、全体断面図、(b)は、同図(a)の楕円内部分を拡大して示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る絶縁部(インナーホルダ)の構成を示す斜視図である。 接続相手側機器における端子部材(端子台)の全体構成を示す斜視図である。 図4に示す端子台を電線と接続させた状態の構成を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る電線の端子接続構造の全体を示す図であって、(a)は、端子接続構造を構成部材に分解して示す斜視図、(b)は、同図(a)に示す構成部材を組み付けた状態を示す全体斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る電線の端子接続構造を示す断面図であって、(a)は、全体断面図、(b)は、同図(a)の楕円内部分を拡大して示す断面図である。 接続相手側機器における端子部材(端子台)の全体構成を示す斜視図である。 図8に示す端子台を電線と接続させた状態の構成を示す斜視図である。
以下、本発明の電線の端子接続構造(以下、単に接続構造という。)について、添付図面を参照して説明する。本発明は、第一の絶縁被覆で被覆された内部導体と、前記第一の絶縁被覆の外周を包囲して前記内部導体と同軸上に第二の絶縁被覆で被覆されて設けられた外部導体を備えてなる電線の前記内部導体及び前記外部導体にそれぞれ接続する端子の接続構造に関するものであり、かかる電線としては、電磁波等の遮蔽を要する部位(例えば、自動車等の電装品内)における配線用の電線に利用される同軸電線などが想定可能である。ただし、本発明に係る電線の用途は、これに限定されるものではない。
図1及び図2には、本発明の第1の実施形態に係る接続構造を示す。図1は、接続構造の全体を示す斜視図であって、同図(a)は、接続構造を構成部材に分解して示す斜視図、同図(b)は、同図(a)に示す構成部材を組み付けた状態を示す全体斜視図である。図2は、接続構造を示す断面図であって、同図(a)は、全体断面図、同図(b)は、同図(a)の楕円内部分を拡大して示す断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る電線1は、第一の絶縁被覆(以下、内部絶縁体という。)21で被覆された内部導体2と、内部絶縁体21の外周を包囲して内部導体2と同軸上に第二の絶縁被覆(同、外部絶縁体という。)31で被覆されて設けられた外部導体3を備えて構成されている。また、電線1には、外部絶縁体31の外周を包囲して内部導体2及び外部導体3と同軸上に第三の絶縁被覆(以下、保護シースという。)41で被覆されて設けられたシールド導体4が備えられている。この場合、内部導体2、外部導体3及びシールド導体4は、任意の態様とすることができるが、例えば、内部導体2及び外部導体3は撚り線、シールド導体4は編組線や箔などが想定可能である。また、内部絶縁体21、外部絶縁体31及び保護シース41は、絶縁材(例えば、ポリエチレン、塩化ビニル、シリコン等の樹脂)で構成される。すなわち、電線1は、電磁波等の遮蔽を要する部位に利用されるのに好適な、いわゆる同軸電線(三層の同軸電線)として構成されている。本実施形態においては、一例として、内部導体2を陽電位(陽極)、外部導体3を負電位(負極)、もしくは、内部導体2を負電位、外部導体3を陽電位とする2極の電線1として構成され、該電線1が直流回路に用いられる場合を想定する。なお、複数の内部導体を備えて、3相交流あるいは単相3線式の回路などに用いられる3極の電線として構成することも想定可能である。
接続構造は、内部絶縁体21を剥離して内部導体2が露出された部位に接続される第一の端子(以下、内部導体端子という。)5と、内部導体端子5の外周を包囲する円筒状をなし、外部絶縁体31を剥離して外部導体3が露出された部位に接続される第二の端子(同、外部導体端子という。)6と、内部絶縁体21と外部導体端子6の間に介在する円筒状の絶縁部(同、インナーホルダという。)7とを備えている。併せて、接続構造は、内部導体端子5の外周を包囲する第一端子包囲部(以下、内部端子包囲部という。)81と、外部導体端子6の外周を包囲する第二端子包囲部(同、外部端子包囲部という。)82を有し、内部導体端子5と外部導体端子6を同軸上に離隔して収容するハウジング部材(以下、端子ハウジングという。)8を備えている。なお、以下の説明においては、電線1の伸延方向(図2(a)においては、左右方向)に対して内部導体端子5及び外部導体端子6が接続される側(同、左側)を端末側、その反対側(同、右側)を基端側という。
内部導体端子5は、内部導体2が圧着されて接続される圧着部51と、後述する接続相手側機器の第一の端子(端子台内部端子110)が挿入されて接続される間口部52を有している。圧着部51は、内部絶縁体21が剥離された内部導体2の端末部22をかしめ等により挟み込むように圧着して、該端末部22と接続されている。間口部52は、前記接続相手側機器の第一の端子の外径よりも僅かに大寸に設定された内径を有する略円筒状に形成されており、かかる円筒部位に挿入された前記第一の端子が嵌合されることで、かかる第一の端子と接続される構成となっている。
外部導体端子6は、内部導体端子5の最大径部分、具体的には間口部52の最大径部分よりも大寸に設定された内径を有する略円筒状に形成されており、円筒内部に内部導体端子5(圧着部51及び間口部52)を収容可能な構成、つまり、内部導体端子5の外周を包囲可能な構成となっている。この場合、外部導体端子6は、外部導体3が圧着されて接続される接続部61と、端子ハウジング8の外部端子包囲部82に収容される伸延部62を有している。接続部61は、その内径がインナーホルダ7の外径よりも僅かに大寸に設定され、伸延部62は、その内径が接続部61よりも拡径された構成となっている。すなわち、外部導体端子6は、接続部61と伸延部62が同心上に連続した二段の円筒構造をなしている。なお、外部導体端子6は、導体平板をかかる円筒状に曲げ加工等することで形成すればよい。
インナーホルダ7は、非導通部材を略円筒状に成形して構成されている。図3は、インナーホルダ7の構成を示す斜視図である。この場合、インナーホルダ7は、その内径が電線1の内部絶縁体21の外径よりも僅かに大寸に設定されており、内部導体2の端末部22よりも基端側の内部絶縁体21の外周部分に被冠されている。なお、インナーホルダ7は、内部絶縁体21の外径よりも小寸となるように端末側の内周を縮径させた突出部71を有している。また、インナーホルダ7には、基端側の終端縁から拡径方向へ突出する鍔部72が全周に亘って連続して設けられているとともに、筒軸方向に沿って延出した複数の条部73が外周面の基端側に周方向へ所定間隔で設けられている。かかるインナーホルダ7は、鍔部72側から電線1の端末側(一例として、図2においては左側)に嵌入し、突出部71を内部絶縁体21の端末側の周縁と干渉させて該内部絶縁体21の外周で位置決めされている。
このようにインナーホルダ7が位置決めされた状態で、該インナーホルダ7の外周に対して外部導体端子6が接続部61から嵌入される。かかる接続部61の外周には、外部絶縁体31が剥離された外部導体3の端末部32が載置される。これにより、電線1の径方向の内側から外側へ内部絶縁体21、インナーホルダ7、接続部61、端末部32が重畳された状態となる(図2(b)参照)。この状態で、かかる重畳部分には、リング部材(以下、外部導体圧着リングという。)33が被冠される。なお、外部導体圧着リング33は、電線1(保護シース41)の径寸法、より具体的には、かかる重畳部分(端末部32)の径寸法よりも大寸の内径を有し、外周部を全周に亘ってかしめることで縮径方向へ容易に変形させることが可能な部材である。例えば、外部導体圧着リング33には、金属リング等を用いることができる。そして、重畳部分に被冠された外部導体圧着リング33をかしめることで、接続部61を端末部32に圧着させる。これにより、外部導体端子6を外部導体3と接続された状態とすることができる。すなわち、かかる重畳部分が外部導体端子6と外部導体3との接続部分(以下、外部導体端子接続領域という。)A21に相当しており、インナーホルダ7は、外部導体3が露出された部位である端末部32と外部導体端子6との接続部分(外部導体端子接続部A21)に位置付けられている。つまり、本実施形態においては、図2(b)に示すように、内部導体2と外部導体3の導体沿面絶縁距離L22を確保するための領域(以下、導体沿面絶縁領域A22という。)と外部導体端子接続領域A21が電線1の径方向に重畳した構成となっている。具体的には、導体沿面絶縁領域A22が外部導体端子接続領域A21よりも大きく(長く)、外部導体端子接続領域A21が導体沿面絶縁領域A22の基端側寄りに位置付けられるように重畳している。
ここで、インナーホルダ7の長さ(筒軸方向に対する寸法)は、内部導体2と外部導体3の間の導体沿面絶縁距離L22(図2(b))を確保することが可能な長さに設定すればよい。本実施形態においては、インナーホルダ7を内部絶縁体21の外周部分に嵌入して被冠させる場合を一例として想定するが、例えば、インナーホルダ7を内部絶縁体21と溶着等により結合させることで、内部導体2と外部導体3の間の沿面経路を遮断する構成としてもよい。このように沿面経路を遮断する構成とした場合には、インナーホルダ7の長さを短縮させることが可能となる。また、本実施形態においては、インナーホルダ7が外部導体端子6と別体をなして形成されている場合を一例として想定するが、インナーホルダを外部導体端子と一体をなして形成しても構わない。例えば、インナーホルダを外部導体端子と一体成形してもよいし、インナーホルダを外部導体端子へ圧入させることで該外部導体端子と一体的な取り扱いを可能とした構成であっても構わない。
また、インナーホルダ7の長さは、導体沿面絶縁距離L22を確保可能であることに加えて、内部導体端子5と外部導体端子6の間の端子沿面絶縁距離L23を確保することが可能な長さに設定する。別の捉え方をすれば、外部導体端子接続領域A21と導体沿面絶縁領域A22の重畳部分よりも端末側(図2(b)においては右側)へインナーホルダ7を突出させた構成とする。これにより、端子沿面絶縁距離L23を確保しつつ、外部導体端子接続領域A21と導体沿面絶縁領域A22を重畳させた構成とすることができる。
端子ハウジング8は、いずれも略円筒状をなす内部端子包囲部81と外部端子包囲部82が同軸上に配された二重円筒構造をなしている。内部端子包囲部81は、その内径がインナーホルダ7の外径よりも僅かに大寸に設定されるとともに、外径が外部導体端子6の伸延部62の内径よりも僅かに小寸に設定されている。外部端子包囲部82は、その内径が外部導体端子6の接続部61と外部導体3の端末部32を圧着させた状態(かしめ後)の外部導体圧着リング33の最大外径よりも僅かに大寸に設定されている。端子ハウジング8をこのような二重円筒構造とすることで、内部導体端子5の外周が内部端子包囲部81で包囲され、外部導体端子6の外周が外部端子包囲部82で包囲される。そして、この状態においては、内部導体端子5と外部導体端子6の間(内部導体端子5の外周側)に内部端子包囲部81を介在させることができる。また、この状態においては、外部導体端子6の内周に接触するように内部端子包囲部81を位置付けることができるとともに、外部導体端子6の外周に接触するように外部端子包囲部82を位置付けることができる。これにより、端子ハウジング7は、内部導体端子5と外部導体端子6を同軸上に配しつつ内側円筒部71によって離隔するとともに、これらを外部端子包囲部82によって収容することが可能に構成される。
なお、端子ハウジング8に内部導体端子5及び外部導体端子6を収容させる際には、内部導体端子5が内部導体2に接続され、外部導体端子6が外部導体3に接続された状態で、端末側からこれら内部導体端子5及び外部導体端子6へ向けて端子ハウジング8を移動させる。これにより、内部導体端子5と外部導体端子6の間(内部導体端子5の外周側)に内部端子包囲部81を介在させるとともに、外部導体端子6の外周側に外部端子包囲部82を位置付ける。その際、内部端子包囲部81を外部導体端子6の内周に接触させるとともに、外部端子包囲部82を外部導体端子6の外周に接触させる。すなわち、内部端子包囲部81と外部端子包囲部82で外部導体端子6を挟持した状態とする。
この場合、端子ハウジング8の内部端子包囲部81は、内周面に突設された係止部(以下、内部導体端子係止部という。)81aを有しており、内部導体端子5の間口部52に形成された折り返し部52aと係合可能な構成となっている。内部導体端子係止部81aは、内部端子包囲部81の内周面を基端側から端末側へ徐々に縮径して先細り状に傾斜させて突出している。一方、折り返し部52aは、間口部52の先端周縁を基端側へ屈曲させて外周に重ねて形成されている。したがって、端子ハウジング8に内部導体端子5を収容させるべく、端末側から基端側へ端子ハウジング8を移動させた際、内部導体端子係止部81aは、折り返し部52aと当接して外側(拡径方向)へ広がるように弾性撓み変形しつつ、該折り返し部52aに沿って移動する。内部導体端子係止部81aが折り返し部52aの折り返し先端まで移動すると、該内部導体端子係止部81aは内側(縮径方向)へ狭まるように弾性撓み復帰変形して折り返し部52aと係合される。この結果、内部導体端子係止部81aが折り返し部52aで係止され、内部端子包囲部81(端的には、端子ハウジング8)が内部導体端子5に対して位置決めされた状態となる。
また、端子ハウジング8の外部端子包囲部82は、内周面に突設された係止部(以下、内側係止部という。)82aを有しており、外部導体端子6の伸延部62に形成された開口部(同、内側開口部という。)62aと係合可能な構成となっている。内側係止部82aは、外部端子包囲部82の内周面を基端側から端末側へ徐々に縮径して先細り状に傾斜させて突出している。一方、内側開口部62aは、伸延部62の筒軸方向の略中間部位を内周側から外周側へ貫通する孔として形成されている。したがって、端子ハウジング8に外部導体端子6を収容させるべく、端末側から基端側へ端子ハウジング8を移動させた際、内側係止部82aは、伸延部62の外周面と当接して外側(拡径方向)へ広がるように弾性撓み変形しつつ、該外周面に沿って内側開口部62aまで移動する。内側係止部82aが内側開口部62aまで移動すると、該内側係止部82aは内側(縮径方向)へ狭まるように弾性撓み復帰変形して内側開口部62aへ落ち込み、該内側開口部62aと係合される。この結果、内側係止部82aが内側開口部62aで係止され、外部端子包囲部82(端的には、端子ハウジング8)が外部導体端子6に対して位置決めされた状態となる。
このように、端子ハウジング8に内部導体端子5及び外部導体端子6を収容させるべく、端末側から基端側へ端子ハウジング8を移動させた際、内部導体端子係止部81aが折り返し部52aで係止されるとともに、内側係止部82aが内側開口部62aで係止される。これにより、内部端子包囲部81及び外部端子包囲部82、つまり端子ハウジング8を内部導体端子5及び外部導体端子6に対して位置決めすることができる。
また、本実施形態に係る接続構造においては、防水部材(一例として、ゴム栓)9が備えられており、端子ハウジング8に収容された内部導体端子5及び外部導体端子6への浸水防止が図られている。ゴム栓9は、弾性ゴム材をリング状に形成してなり、外部導体3の端末部32の手前部分(端末部32よりも基端側の外部絶縁体31の外周部分)に圧入して固着されている。このように外部絶縁体31に圧入固着されたゴム栓9には、その外周に外部端子包囲部82が嵌入されている。換言すれば、外部端子包囲部82は、外部導体端子6に対して位置決めされた状態(内側係止部82aが内側開口部62aで係止された状態)で、内周の基端側端部にゴム栓9を嵌入した状態となっている。すなわち、ゴム栓9は、電線1の外部絶縁体31と端子ハウジング8の間に介在し、これらの間の基端側を密封する。これにより、端子ハウジング8に収容された内部導体端子5及び外部導体端子6への浸水(一例として、電線1の外部絶縁体31を伝った浸水)を防止することができる。
端子ハウジング8に収容された内部導体端子5及び外部導体端子6は、ホルダ部材(以下、リアホルダという。)10により端子ハウジング8からの脱落防止が図られている。リアホルダ10には、電線1の外部絶縁体31に挿通される貫通孔101aを有する底部101と、底部101から端末側へ伸延する円筒状の壁部102が設けられている。なお、貫通孔101aは、孔径が外部絶縁体31の外径よりも僅かに大寸に設定されている。壁部102には、端子ハウジング8の外部端子包囲部82の外周面に突設された係止部(以下、外側係止部という。)82bを係止するための開口部(同、外側開口部という。)102aが形成されている。これにより、外側係止部82bを外側開口部102aの縁部へ係合させることで、端子ハウジング8及びリアホルダ10を電線1に対して位置決め固定することができ、端子ハウジング8からの内部導体端子5及び外部導体端子6の脱落防止を図ることができる。この結果、内部導体端子5、外部導体端子6及び端子ハウジング8を固定点を削減しつつ容易に組み付けて一体化させることが可能となる。
なお、リアホルダ10は、電線1の内部導体2への内部導体端子5及び外部導体3への外部導体端子6の接続前に、端末側から外部絶縁体31に底部101の貫通孔101aを予め挿入した状態にしておけばよい。かかる導体2,3への導体端子5,6の接続作業中は、外部導体3の端末部32よりも基端側へリアホルダ10を退避させておく。そして、内部導体2及び外部導体3に内部導体端子5及び外部導体端子6がそれぞれ接続され、端子ハウジング8に収容された後、底部101の貫通孔101aを外部絶縁体31に当接させつつ、リアホルダ10を外部絶縁体31に沿って端末側へ移動させ、端子ハウジング8の外側係止部82bを外側開口部102aに係合させればよい。このため、リアホルダ10を端末側へ移動させた際、壁部102の周縁が外側係止部82bに突き当たって乗り上がり易いように、壁部102の周縁及び外側係止部82bの突き当て面が互いに沿うように傾斜して形成されている。これにより、外側係止部82bに突き当たった壁部102は外側へ広がるように弾性撓み変形して外側係止部82bへ乗り上げ、その後、外側開口部102aへ外側係止部82bを入り込ませると弾性撓み復帰変形する。この結果、外側係止部82bを外側開口部102aに係合させることができる。
また、本実施形態に係る接続構造においては、電線1が保護シース41を剥離してシールド導体4が露出された状態となっており、かかるシールド導体4の露出部位(端末部42)に接続されるシールド部材(以下、シールドシェルという。)11が備えられている。シールドシェル11は、内部導体端子5及び外部導体端子6が収容された端子ハウジング8の外部端子包囲部82の外周を包囲して該端子ハウジング8、つまり電線1の端子接続部分をシールドする筺体部材として構成されている。そして、電線1は、シールドシェル11を介して所定の接続相手側機器(例えば、自動車に搭載された電装品など)に固定される。この場合、保護シース41が剥離されたシールド導体4の露出部位(端末部42)は、シールドシェル11の外周に載置されるように配され、その外周に被冠されたリング部材111でシールドシェル11の外周面に圧着接続されている。なお、シールドシェル11は、接続相手側機器に固定されており、例えば、シールド導体4が接続相手側機器を介して接地されることで電線1のシールド処理を行うことができる。
内部導体端子5及び外部導体端子6は、接続相手側機器における端子部材(以下、端子台という。)と接続され、電線1は、該端子台を介して接続相手側機器と通電される。図4は、かかる端子台の全体構成を示す斜視図である。また、図5は、かかる端子台を電線1と接続させた状態の構成を示す斜視図である。なお、図2は、図5の矢印A5部分における縦断面を矢印方向から示す図に相当する。
図2(a)及び図4に示すように、端子台100は、内部導体端子5と接続される第一の端子(以下、端子台内部端子という。)110と、外部導体端子6と接続される第二の端子(同、端子台外部端子という。)120と、端子台内部端子110及び端子台外部端子120を収容するハウジング部材(同、端子台ハウジングという。)130とを備えている。
端子台内部端子110は、円筒状に伸延して設けられた内部端子部110aと、内部端子部110aの一端から拡径方向へ平板状に突出して設けられた内部端子接点部110bを有している。内部端子部110aは、その外径寸法が内部導体端子5の間口部52の内径よりも僅かに小寸に設定されており、間口部52へ挿入されて該間口部52の円筒部位に嵌合される(図2(a)参照)。また、内部端子部110aには、後述する端子台ハウジング130(端子台円筒部130a)に設けられた内部端子係止部130cを係止するための開口部(以下、内部端子開口部という。)110cが形成されている。これにより、内部端子係止部130cを内部端子開口部110cの縁部へ係合させることで、端子台内部端子110を端子台ハウジング130に対して位置決め固定することができ、端子台ハウジング130からの端子台内部端子110の脱落防止を図ることができる。この状態で、内部端子部110aは、内部導体端子5と接続される。内部端子接点部110bは、内部端子部110aとともに端子台ハウジング130へ収容された状態で、該端子台ハウジング130から外部へ露出されており、内部導体端子5と接続された内部端子部110a(端的には、端子台内部端子110)を接続相手側機器の電線やバスバ等と接続する際のインターフェースとして構成されている。
端子台外部端子120は、端子台内部端子110の内部端子部110aの外周を包囲可能な円筒状に形成された外部端子部120aと、外部端子部120aの一端から拡径方向へ平板状に突出して設けられた外部端子接点部120bを有している。外部端子部120aは、その内径が内部端子部110aの外径よりも大寸に設定され、その外径が後述する端子台ハウジング130の端子台円筒部130aの内径寸法と略同寸に設定されており、端子台円筒部130aへ嵌入可能な構成となっている。外部端子接点部120bは、外部端子部120aとともに端子台ハウジング130へ収容された状態で、該端子台ハウジング130から外部へ露出されており、外部導体端子6と接続された外部端子部120a(端的には、端子台外部端子120)を接続相手側機器の電線やバスバ等と接続する際のインターフェースとして構成されている。
また、端子台外部端子120は、外部導体端子6と接続するためのバネ部(以下、外部端子接続バネ部という。)140を有しており、外部端子接続バネ部140を介して外部導体端子6と接続される。外部端子接続バネ部140は、薄板状の導電性弾性材(例えば、金属薄板)を外部端子部120aの内径と略同寸の内径を有する円筒状に曲げ加工して形成されている。この場合、外部端子接続バネ部140は、筒軸方向へ複数のスリットを形成してスリット間にバネ片140aを設け、該バネ片140aを縮径方向へ凹曲状に湾曲させて弾性撓み変形可能な構成とすればよい。これにより、外部端子接続バネ部140をバネ片140aが弾性撓み変形することで所定の弾性力(押圧力)を生じさせる構成とすることができる。また、外部端子接続バネ部140には、縮径方向へ突出された係止部(以下、バネ係止部という。)140bが設けられている。バネ係止部140bは、例えば、外部端子接続バネ部140を一部切り欠いて、切り欠き部分を端末側から基端側へ向かうに従って徐々に縮径するように屈曲させることで形成できる。かかるバネ係止部140bは、後述する端子台ハウジング130に設けられた外部端子係止部130dと係合され、外部端子接続バネ部140を端子台ハウジング130に対して係止して位置決めする。これにより、端子台外部端子120を端子台ハウジング130に対して位置決め固定することができ、端子台ハウジング130からの端子台外部端子120の脱落防止を図ることができる。この状態で、外部端子接続バネ部140は、バネ片140aを接続部61と正対させて位置付けられており、外部端子部120aが外部導体端子6と接続される。
端子台ハウジング130は、端子台内部端子110及び端子台外部端子120を内部に収容する円筒部(以下、端子台円筒部という。)130aと、内部端子接点部110b及び外部端子接点部120bを保持する保持部130bを有している。端子台円筒部130aは、その内径寸法が外部端子部120aの外径よりも僅かに大寸に設定されており、筒軸方向の一方(端末側に相当)から挿入された端子台外部端子120の外部端子部120aを嵌合可能な構成となっている。また、端子台円筒部130aは、その内径寸法が外部端子包囲部82の外径よりも大寸に設定され、後述するように端子台100が電線1と接続された際、端子ハウジング8に形成された嵌合部83と嵌合されるように構成されている。
そして、端子台円筒部130aには、外部端子部120aと同様に筒軸方向の一方(端末側に相当)から挿入された端子台内部端子110の内部端子部110aを係止するための係止部(以下、内部端子係止部という。)130cが設けられている。この場合、内部端子係止部130cは、端子台円筒部130aの円筒内部へ向けて片持ち状に伸延されるように、端子台円筒部130aと一体成形されている。これにより、内部端子係止部130cは、いわゆるバネ構造をなし、内部端子係止部130cを内部端子開口部110cの縁部へ係合させることで、端子台ハウジング130に対して端子台内部端子110を位置決め固定することができるとともに、端子台ハウジング130からの端子台内部端子110の脱落防止を図ることができる。
また、端子台円筒部130aには、筒軸方向の一方(端末側に相当)から挿入された端子台外部端子120の外部端子部120a(具体的には、バネ係止部140b)を係止するための係止部(以下、外部端子係止部という。)130dが設けられている。この場合、外部端子係止部130dは、端子台円筒部130aの円筒内部へ向けて片持ち状に伸延されるように、端子台円筒部130aと一体成形されている。これにより、外部端子係止部130dは、いわゆるバネ構造をなし、外部端子係止部130dをバネ係止部140bへ係合させることで、端子台ハウジング130に対して端子台外部端子120を位置決め固定することができるとともに、端子台ハウジング130からの端子台外部端子120の脱落防止を図ることができる。
これにより、端子台内部端子110及び端子台外部端子120が端子台円筒部130aに一体的に組み付けられた状態となる。この状態において、端子台ハウジング130は、端子台内部端子110と端子台外部端子120を互いに離隔して同軸上に配するとともに、これらを端子台円筒部130aによって収容した状態となっている。すなわち、端子台ハウジング130に収容された状態においては、端子台内部端子110と端子台外部端子120は一定間隔で離隔して配されている。なお、保持部130bは、端子台円筒部130aの外周面から突出する枠体であって、格子状に配設されたリブ130eで補強されている。かかる保持部130bは、端子台内部端子110及び端子台外部端子120が端子台円筒部130aに一体的に組み付けられた状態で、内部端子接点部110b及び外部端子接点部120bをリブ130eと当接させて保持している。
このように端子台内部端子110及び端子台外部端子120が端子台ハウジング130に組み付けられて一体化された端子台100は、電線1と接続される。具体的には、端子台内部端子110の内部端子部110aが内部導体端子5と接続されるとともに、端子台外部端子120の外部端子120aが外部導体端子6と接続される。その際には、端子ハウジング8の内部端子包囲部81の先端部(端末側の端部(図2(a)においては、左端部))が端子台ハウジング130の外部端子係止部130dに当て付けられた状態となるように電線1と端子台100を嵌合させることで、内部導体端子5と内部端子部110a及び外部導体端子6と外部端子120aをそれぞれ接続状態に位置付けることができる。そして、内部導体端子5と接続された端子台内部端子110の内部端子接点部110b、及び外部導体端子6と接続された端子台外部端子120の外部端子接点部120bがそれぞれ接続相手側機器の電線やバスバ等と接続されることで、端子台100は、電線1を接続相手側機器と通電させる。なお、端子台100と接続された電線1は、シールドシェル11を介して接続相手側機器の固定用部材12にネジ等の固定部材13によって固定される(図5参照)。
以上、本実施形態に係る接続構造によれば、インナーホルダ7を内部絶縁体21と外部導体端子6の間に介在させることで、外部導体端子接続領域A21と導体沿面絶縁領域A22を電線1の径方向に重畳させる構成とすることができる。また、その際、外部導体端子接続領域A21と導体沿面絶縁領域A22の重畳部分よりも端末側へインナーホルダ7を突出させた構成とすることで、端子沿面絶縁距離L23を確保しつつ、外部導体端子接続領域A21と導体沿面絶縁領域A22を重畳させた構成とすることができる。これにより、導体沿面絶縁距離L22及び端子沿面絶縁距離L23をいずれも確保しつつ、内部導体端子5、外部導体端子6及び端子ハウジング8などからなる電線1の端子接続部分の長手方向に対する体格の小型化を図ることができる。したがって、例えば、電線1の浸水防止領域(ゴム栓9の固着部分)を外部導体端子接続領域A21や導体沿面絶縁領域A22とともに電線1の伸延方向へ並べて配した場合であっても、電線1の端子接続部分の長手方向に対する体格の大型化を抑止することができる。
ここで、上述した本実施形態に係る接続構造(図1及び図2)においては、絶縁部であるインナーホルダ7を内部絶縁体21と外部導体端子6の間に介在させることで、外部導体端子接続領域A21と導体沿面絶縁領域A22を電線1の径方向に重畳させる構成としているが、本発明に係る端子接続構造はこのような構成に限定されない。例えば、図6及び図7に示す本発明の第2の実施形態に係る接続構造とした場合であっても、同様の作用効果を奏することが可能である。以下、第2の実施形態(図6及び図7)について説明する。なお、第2の実施形態においては、絶縁部以外の基本的な構成を上述した第1の実施形態(図1及び図2)と同様としているため、第1の実施形態と同一もしくは類似の構成については、図面上で同一符号を付してその説明を省略する。したがって、以下では、第2の実施形態(図6及び図7)に特有の構成について詳述する。
図6及び図7には、本発明の第2の実施形態に係る接続構造を示す。図6は、接続構造の全体を示す斜視図であって、同図(a)は、接続構造を構成部材に分解して示す斜視図、同図(b)は、同図(a)に示す構成部材を組み付けた状態を示す全体斜視図である。図7は、接続構造を示す断面図であって、同図(a)は、全体断面図、同図(b)は、同図(a)の楕円内部分を拡大して示す断面図である。
図6及び図7に示すように、本実施形態において、絶縁部(以下、ハウジング絶縁部という。)84は、外部導体3が露出された部位である端末部32と外部導体端子6との接続部分(外部導体端子接続部A71)に位置付けられている。この場合、ハウジング絶縁部84は、端子ハウジング8の第一端子包囲部である内部端子包囲部81の端部(基端側端部)から延在して内部絶縁体(第一の絶縁被覆)21を覆うように形成されている。すなわち、本実施形態において、ハウジング絶縁部84は、内部端子包囲部81と一体をなして形成されている。この場合、ハウジング絶縁部84は、内部端子包囲部81とともに端子ハウジング8に対して一体成形すればよい。なお、端子ハウジング8は、少なくともハウジング絶縁部84を構成する部分を非導通部材で構成すればよい。
ハウジング絶縁部84は、その内径が電線1の内部絶縁体21の外径よりも大寸に設定されているとともに、その外径が外部導体端子6の接続部61の内径よりも僅かに小寸に設定されている。そして、端子ハウジング8に内部導体端子5及び外部導体端子6を収容させた状態で、ハウジング絶縁部84は、内部絶縁体21の外周、具体的には内部導体2の端末部22よりも基端側の外周部分を全周に亘って所定の空隙を空けて覆うように位置付けられている。また、かかる状態において、ハウジング絶縁部84は、外部導体端子6の接続部61と密着した状態となっている。
また、外部導体端子6の接続部61の外周には、外部絶縁体31が剥離された外部導体3の端末部32が載置されている。そして、かかる端末部32に被冠された外部導体圧着リング33がかしめられることで、接続部61が端末部32に圧着されている。これにより、外部導体端子6と外部導体3が接続された状態とされている。
この状態においては、電線1の径方向の内側から外側へ内部絶縁体21、ハウジング絶縁部84、接続部61、端末部32、外部導体圧着リング33が重畳された状態となる(図7(b)参照)。すなわち、かかる重畳部分が外部導体端子6と外部導体3との接続部分(外部導体端子接続領域)A71に相当しており、ハウジング絶縁部84は、外部導体端子接続部A71に位置付けられている。つまり、本実施形態においては、図7(b)に示すように、内部導体2と外部導体3の導体沿面絶縁距離L72を確保するための領域(以下、導体沿面絶縁領域A72という。)と外部導体端子接続領域A71が電線1の径方向に重畳した構成となっている。具体的には、導体沿面絶縁領域A72が外部導体端子接続領域A71よりも大きく(長く)、外部導体端子接続領域A71が導体沿面絶縁領域A72の基端側寄りに位置付けられるように重畳している。
なお、ハウジング絶縁部84の長さ(筒軸方向に対する寸法)は、内部導体2と外部導体3の間の導体沿面絶縁距離L72(図7(b))を確保することが可能な長さに設定すればよい。また、ハウジング絶縁部84の長さは、導体沿面絶縁距離L72を確保可能であることに加えて、内部導体端子5と外部導体端子6の間の端子沿面絶縁距離L73を確保することが可能な長さに設定する。別の捉え方をすれば、外部導体端子接続領域A71と導体沿面絶縁領域A72の重畳部分よりも端末側(図7(b)においては右側)へハウジング絶縁部84を突出させた構成とする。これにより、端子沿面絶縁距離L73を確保しつつ、外部導体端子接続領域A71と導体沿面絶縁領域A72を重畳させた構成とすることができる。
ここで、端子ハウジング8に内部導体端子5及び外部導体端子6を収容させる際には、内部導体端子5が内部導体2に接続され、外部導体端子6が外部導体3に接続された状態で、端末側からこれら内部導体端子5及び外部導体端子6へ向けて端子ハウジング8を移動させる。これにより、内部導体端子5と外部導体端子6の間(内部導体端子5の外周側)にハウジング絶縁部84を含む内部端子包囲部81を介在させるとともに、外部導体端子6の外周側に外部端子包囲部82を位置付ける。その際、内部端子包囲部81(ハウジング絶縁部84を含む)を外部導体端子6の内周に接触させるとともに、外部端子包囲部82を外部導体端子6の外周に接触させる。すなわち、内部端子包囲部81(ハウジング絶縁部84を含む)と外部端子包囲部82で外部導体端子6を挟持した状態とする。
この場合、端子ハウジング8に内部導体端子5を収容させるべく、端末側から基端側へ端子ハウジング8を移動させた際、内部導体端子係止部81aは、内部導体端子5の間口部52と当接して外側(拡径方向)へ広がるように弾性撓み変形しつつ、該間口部52に沿って移動する。内部導体端子係止部81aが間口部52の先端まで移動すると、該内部導体端子係止部81aは内側(縮径方向)へ狭まるように弾性撓み復帰変形して間口部52の先端部52bと係合される。この結果、内部導体端子係止部81aが先端部52bで係止され、内部端子包囲部81(端的には、端子ハウジング8)が内部導体端子5に対して位置決めされた状態となる。また、端子ハウジング8に外部導体端子6を収容させるべく、端末側から基端側へ端子ハウジング8を移動させることで、内側係止部82aが内側開口部62aで係止され、外部端子包囲部82(端的には、端子ハウジング8)が外部導体端子6に対して位置決めされた状態となる。
なお、防水部材(ゴム栓)9を備えることで、端子ハウジング8に収容された内部導体端子5及び外部導体端子6への浸水防止が図られていること、ホルダ部材(リアホルダ)10を備えることで、これら内部導体端子5及び外部導体端子6の端子ハウジング8からの脱落防止が図られていること、並びに、シールド部材(シールドシェル)11を備えることで、電線1の端子接続部分がシールドされていることは、上述した第1の実施形態と同様である。
また、上述した第1の実施形態と同様に、内部導体端子5及び外部導体端子6は、接続相手側機器における端子部材(端子台)100と接続され、電線1は、該端子台100を介して接続相手側機器と通電される。図8は、かかる端子台100の全体構成を示す斜視図である。また、図9は、かかる端子台100を電線1と接続させた状態の構成を示す斜視図である。なお、図7は、図9の矢印A9部分における縦断面を矢印方向から示す図に相当する。
図7(a)及び図8に示すように、端子台100は、内部導体端子5と接続される第一の端子(以下、端子台内部端子という。)110と、外部導体端子6と接続される第二の端子(同、端子台外部端子という。)120と、端子台内部端子11及び端子台外部端子12を収容するハウジング部材(同、端子台ハウジングという。)130とを備えている。端子台100は、端子台内部端子110及び端子台外部端子120が端子台ハウジング130に組み付けられて一体化され、電線1と接続される。具体的には、端子台内部端子110の内部端子部110aが内部導体端子5と接続されるとともに、端子台外部端子120の外部端子120aが外部導体端子6と接続される。そして、内部導体端子5と接続された端子台内部端子110の内部端子接点部110b、及び外部導体端子6と接続された端子台外部端子120の外部端子接点部120bがそれぞれ接続相手側機器の電線やバスバ等と接続されることで、端子台100は、電線1を接続相手側機器と通電させる。なお、端子台100と接続された電線1は、シールドシェル11を介して接続相手側機器の固定用部材12にネジ等の固定部材13によって固定される(図9参照)。
このように、第1の実施形態(図1及び図2)、第2の実施形態(図6及び図7)に係る接続構造によれば、電線1の端子接続部分の長手方向に対する体格の小型化を図ることができる。
1 電線
2 内部導体
3 外部導体
5 第一の端子(内部導体端子)
6 第二の端子(外部導体端子)
7 絶縁部(インナーホルダ)
21 第一の絶縁被覆(内部絶縁体)
31 第二の絶縁被覆(外部絶縁体)
84 絶縁部(ハウジング絶縁部)

Claims (1)

  1. 第一の絶縁被覆で被覆された内部導体と、前記第一の絶縁被覆の外周を包囲して前記内部導体と同軸上に第二の絶縁被覆で被覆されて設けられた外部導体を備えてなる電線の前記内部導体及び前記外部導体にそれぞれ接続する端子の接続構造であって、
    前記第一の絶縁被覆を剥離して前記内部導体が露出された部位に接続される第一の端子と、
    前記第一の端子の外周を包囲する円筒状をなし、前記第二の絶縁被覆を剥離して前記外部導体が露出された部位に接続される第二の端子と、
    前記第一の端子と前記第二の端子の間に介在する円筒状の第一端子包囲部と、前記第二の端子の外周を包囲する円筒状の第二端子包囲部とを有し、前記第一の端子と前記第二の端子を同軸上に離隔して収容するハウジング部材と、
    前記第一の絶縁被覆と前記第二の端子の間に介在する円筒状の絶縁部とを備え、
    前記絶縁部は、前記第一の絶縁被覆の外周に被冠されて、前記外部導体が露出された部位と前記第二の端子との接続部分に位置付けられるとともに、前記第一の絶縁被覆よりも前方に突出する部分が、前記ハウジング部材の前記第一端子包囲部に挿入されることを特徴とする電線の端子接続構造。
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