JP5987367B2 - 定着装置、画像形成装置 - Google Patents
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Description
(例えば特許文献3参照)が挙げられるが、特許文献2に開示されている定着装置では耐久性及びベルト温度安定性が、特許文献3に開示されている定着装置では定着ローラの熱容量が大きく、昇温が遅いため、ウォームアップに掛かる時間が長いという問題がある。
まず、図1を参照して、本発明の実施対象となる画像形成装置の全体構成及び動作について説明する。
図1に示す画像形成装置100は、カラーレーザープリンタであり、その装置本体の中央には、4つの作像部140Y、140M、140C、140Kが設けられている。各作像部140Y〜140Kは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の異なる色の現像剤を収容している以外は同様の構成となっている。
作像動作が開始されると、各作像部140Y〜140Kにおける各感光体150が図示しない駆動装置によって図の時計回りに回転駆動され、各感光体150の表面が帯電装置160によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された各感光体150の表面には、露光装置190からレーザー光がそれぞれ照射されて、各感光体150の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体150に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように各感光体150上に形成された静電潜像に、各現像装置170によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
画像形成装置が出力信号を受けると、駆動装置(不図示)が動作を開始し、それと同期して熱源23が加熱を開始する。駆動装置の動作と熱源23の加熱は同時に開始する必要はなく、駆動モータのスルーアップや熱源23の応答性等を考慮し、独立して定着ベルト21の回転開始、熱源23の加熱開始タイミングを設定可能である。
図2に示した定着装置においては、前述したように、定着ベルト21が非常に薄く、熱源23からの輻射熱に対する応答性が非常に良いため、定着ベルト21が非回転状態で熱源23からの輻射熱が照射されると定着ベルト21の温度が上昇しすぎて、定着ベルト21や加圧ローラ31に使用されるシリコーンゴムやフッ素ゴムの耐熱温度を超え、破損につながる場合がある。
図6(A)は通紙状態の定着装置を示している。この状態では加圧ソレノイド34が加圧部材33を押圧し、押圧された加圧部材33が加圧ローラ31のフランジ部に備えられたベアリング32を押圧することにより、定着ベルト21と加圧ローラ31は所定の面圧でニップ部を構成する。加圧ローラ31の回転力が、接触している定着ベルト21に伝達され、連れ回ることにより、図中の矢印方向(反時計方向)に走行(回転)し、転写材上の未定着トナーを加熱、加圧して転写材上に定着させる。
次に本発明に係る定着装置の実施形態2について、図8を用いて説明する。
図8の実施形態では、異常検知での回転停止時に加圧ローラ31は定着ベルト21を非加圧状態に切り替え、この切り替えに連動してベルト駆動ギア28などの別駆動部材がなくても、定着ベルト21を回転させる構成となっている。図8(A)は通紙状態を示し、定着ベルト21は図示しないフランジ部と共にソレノイド等(不図示)で下方(矢印方向)に押しつけられ、かつ定着ベルト21と加圧ローラ31は所定の面圧でニップ部を構成する。加圧ローラ31の回転力が接触している定着ベルト21に伝達され、連れ回ることにより反時計方向に走行(回転)し、転写材上の未定着トナーを加熱、加圧して転写材上に定着させる。
また、ベルト定着装置では、主に熱源として使用するハロゲンヒータの加熱幅より小さいサイズの用紙を連続で通紙するときに、通紙部では用紙とトナーに熱を奪われるために定着ベルトの表面温度は一定の温度に制御されるが、非通紙領域では用紙とトナーに熱を奪われないため、定着ベルト表面温度が上昇し続けてしまう。この温度上昇により、定着ベルト内部や加圧部材に使用されるシリコーンゴムやフッ素ゴムなどの耐熱温度を越えてしまい、定着ベルトや加圧部材の破損につながる場合がある。従来のハロゲンヒータを熱源としたベルト定着装置においては、この非通紙部の過昇温対策として生産性を落とす方法があるが、特許文献6に提示されているように、ベルトとヒータの間に熱量調整部材(図9で示した遮光板36)を配置し、輻射熱の供給量を変更する方法もある。遮光板36により様々な用紙サイズに応じた多段階な制御を行うことができれば、通紙ジャムなどの異常を検知した場合に、加圧ローラ31と定着ベルト21とは非接触状態で、かつ定着ベルト21の回転を継続することによる過昇温防止と共に、遮光板36を輻射熱の供給量を最も少なくなるように制御することにより、さらに効果的に定着装置のオーバーシュートによる過昇温とそれに伴う定着部材の破損を防止することが可能となる(図10参照)。
22 :当接部材
23 :熱源
25 :支持部材
27 :端部ギア
28 :ベルト駆動ギア
29 :フレームギア部
31 :加圧ローラ
32 :ベアリング
33 :加圧部材
34 :加圧ソレノイド
35 :バネ
36 :遮光板
100 :画像形成装置
110 :給紙トレイ
111 :給紙ローラ
112 :ボトル収容部
112Y :トナーボトル
113 :排紙ローラ
114 :排紙トレイ
120 :定着装置
122 :レジストローラ
130 :転写装置
131 :一次転写ローラ
132 :二次転写バックアップローラ
133 :クリーニングバックアップローラ
134 :テンションローラ
135 :ベルトクリーニング装置
136 :二次転写ローラ
137 :中間転写ベルト
140K :作像部
140Y :作像部
150 :感光体
160 :帯電装置
170 :現像装置
180 :クリーニング装置
190 :露光装置
OFF :ヒータ
P :用紙
R :搬送路
Claims (5)
- 所定方向に走行してトナー像を加熱,溶融するとともに可撓性を有する無端状の定着部材と、
前記定着部材の内周面側に固設されて該定着部材を介して加圧部材に当接してニップ部を形成する当接部材と、
前記当接部材の非当接面側で前記加圧部材による押圧力を支持することで該当接部材の変形を防止する支持部材と、
前記ニップ部を除く位置で前記定着部材の内周面側に配置する熱源と、
を備え、
前記ニップ部にて前記定着部材と前記加圧部材とが、加圧状態と非加圧状態とに切替可能とする切替手段と、該非加圧状態にて前記定着部材を回転させる駆動手段とを有し、
前記定着部材の端部に端部ギアを設け、該端部ギアを前記駆動手段が駆動する、
定着装置であって、
前記切替手段が、非加圧状態に切り替えて、前記定着部材を移動させるのに連動して、前記定着部材の前記端部ギアと前記定着装置のフレームに備えたフレームギアとの嵌合で前記定着部材の回転を継続させる、
ことを特徴とする定着装置。 - 請求項1に記載の定着装置において、
前記ニップ部が加圧状態にて紙詰まり等の異常状態であることを検知した場合、前記切替手段が、直ちに非加圧状態に切り替え、かつ前記駆動手段が前記定着部材を回転させることを特徴とする定着装置。 - 請求項1または2に記載の定着装置において、
前記定着部材内部に、前記熱源から前記定着部材への輻射熱を遮断する遮光部材を備え、
前記熱源からの輻射熱を遮断して前記遮光部材による遮光幅を可変とする遮光幅可変手段を有し、
前記遮光幅可変手段が、前記定着装置の回転停止時に前記ニップ部を非加圧状態に切り替えるのと同期して前記遮光幅が最大となるように制御することを特徴とする定着装置。 - 請求項3に記載の定着装置において、
前記遮光部材の熱源側表面は、反射率90%以上の鏡面であることを特徴とする定着装置。 - 請求項1から4のいずれかに記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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