JP5981904B2 - キャスタの取付構造 - Google Patents
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Description
そして、固着部に脚部を止着する構成として、キャスタの固着部に対象物の脚部を嵌め込み、脚部を基板に載置することにより、脚部の側面が支持壁と突片に当接され、その状態で締結具で固着部を脚部に止着している。
そのため、締結具による固着は、基板と脚部の底板のみの締結に限られるので横方向に外力が作用した場合に十分な固定力が得られないという問題点がある。
対象物に設けられた筒状の被取付体をキャスタの上部に水平に配置された支持板に固定するためのキャスタの取付構造において、
被取付体の外方の側壁面に穿設された窓孔と、
該窓孔から被取付体の内部に挿入される締結部材と、
該締結部材の先端に形成されて前記支持板と被取付体の底壁面とを貫通した固定ボルトの先端を螺合するナット部と、
前記締結部材の基端側で窓孔から突出して、窓孔の下方縁部を押圧する押圧片部、または被取付体の側壁面と衝合すべく支持板上に立設された位置決め部材に掛止めるフック部を備えた締結部材を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明では、
前記支持板の中央寄りに被取付体の内方の側壁面と衝合する位置決め部材が立設されており、被取付体の外方の側壁面に形成した窓孔が前記位置決め部材の上端縁または窓孔と整合しており、前記締結部材の押圧片部の先端が折れ曲がって前記窓孔を超えて位置決め部材の上端縁または窓孔の縁部に掛け止められていることを特徴とする。
請求項3の発明では、
前記支持板上で、位置決め部材に対峙して被取付体の外側を向く側壁面と接する位置に被取付体側壁面支持壁部が突設されており、該被取付体側壁面支持壁部と被取付体と位置決め部材とが固定ボルトを貫通しナットを螺合して緊締してなることを特徴とする。
支持板に被取付体の内側壁面と衝合する位置決め壁部を設けている場合には、前記フック状締付具により被取付体と位置決め壁部とを一体に掛止めるので一層強固に固定することができる。
即ち、被取付体20は、キャスタ1の中心軸Cから車輪Wの旋回する最大側の半径以下の幅からなっている。
また、本実施例では、前記固定領域2aで固定された被取付体20の側壁面でキャスタ1の中心軸C側の壁面と当接して位置決めする位置に、支持板2に突設した位置決め部材としての位置決め壁部11が設けられている。
これにより、固定領域2aに被取付体20が固着されても、 キャスタ1の先端が被取付体20を超えて外側に突出することがない。
これにより、被取付体20を強固に支持することができる。
該窓孔21は、後述の締結部材3を被取付体20内に挿入するための孔であり、図示例では基準壁部11aの上端を超えた個所から挿入されるが、基準壁部11aの高さを更に高く設定し、基準壁部11aにも前記窓孔21と整合する窓孔(図示せず)を穿設してもよい。
即ち、支持板2の固定領域2aで、前記被取付体20が取り付けられる所定位置(図示例では2個所)にはボルト穴H1が上下に貫通しており、また、被取付体20の底壁で取付時に前記ボルト穴H1と整合する位置にボルト穴22が穿設されている。
本実施例では、上記固定ボルトVは、締結部材3により固定される。
これにより、立上り片部3bが被取付体20の側壁の内壁面と接し、フック部5が、重なり合った窓孔21の縁部と基準壁部11aの上端縁部に掛け止められる(図5(c)、(d)参照)。
なお、上記実施例では、締結部材3のフック部5の掛止縁部が直線状の場合、即ち、対応する窓孔21や基準壁部11aの縁部が直線状の場合に掛止められる例を示したが、フック部5の掛止縁部の形状は、窓孔21や基準壁部11aの縁部の形状に対応していればよく、円弧状や山形状などの任意の形状であってもよい。
この場合に、締結部材3は、前記実施例のようにフック部を設けてもよいが、本実施例ではフック部を省略した構造からなっている。
前記底板部3aとナット部4の構造は前記を設ける実施例と同様であるが、立上り片部3bおよび押圧片部6は、断面が前記窓孔21の円形と同じ曲率で湾曲した断面円弧状に形成されている。
そして、固定ボルトVは、被取付体20を支持板2に固定すると同時に締結部材3を共締めすることで、被取付体20を底部と窓孔21との2個所で同時に拘束することで、強固に固定することができる。
本実施例では、被取付体20の対向する側壁面間で対峙するボルト穴23,24を穿設しておくと共に、端面支持壁部8と位置決め壁部11の基準壁部11aとに、前記ボルト穴23、24と整合する位置にボルト穴H2、H3を穿設している。
これにより、端面支持壁部8と位置決め壁部11の基準壁部11aに挟まれた被取付体20を前期固定ボルトVにより横方向にも固定することができる。
また、被取付体20の縦方向の固定は、前記実施例と同様であってもよいし、設けなくてもよい。
その他、要するにこの発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
2 支持板
2a 固定領域
3 締結部材
3a 底板部
3b 立上り片部
4 ナット部
5 フック部
6 押圧片部
8 端面支持壁部
11 位置決め壁部
11a 基準壁部
11b、11c 補助壁部
20 被取付体
21 窓孔
22〜24 ボルト穴
H1〜H3 ボルト穴
V 固定ボルト
Claims (3)
- 対象物に設けられた筒状の被取付体をキャスタの上部に水平に配置された支持板に固定するためのキャスタの取付構造において、
被取付体の外方の側壁面に穿設された窓孔と、
該窓孔から被取付体の内部に挿入される締結部材と、
該締結部材の先端に形成されて前記支持板と被取付体の底壁面とを貫通した固定ボルトの先端を螺合するナット部と、
前記締結部材の基端側で窓孔から突出して、窓孔の下方縁部を押圧する押圧片部、または被取付体の側壁面と衝合すべく支持板上に立設された位置決め部材に掛止めるフック部を備えた締結部材を設けたことを特徴とするキャスタの取付構造。 - 支持板の中央寄りに被取付体の内方の側壁面と衝合する位置決め部材が立設されており、被取付体の外方の側壁面に形成した窓孔が前記位置決め部材の上端縁または窓孔と整合しており、前記締結部材の押圧片部の先端が折れ曲がって前記窓孔を超えて位置決め部材の上端縁または窓孔の縁部に掛け止められていることを特徴とする請求項1に記載のキャスタの取付構造。
- 支持板上で、位置決め部材に対峙して被取付体の外側を向く側壁面と接する位置に被取付体側壁面支持壁部が突設されており、該被取付体側壁面支持壁部と被取付体と位置決め部材とが固定ボルトを貫通しナットを螺合して緊締してなることを特徴とする請求項1または2に記載のキャスタの取付構造。
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