JP5978684B2 - 画像形成装置及びそのプログラム - Google Patents
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Description
このような画像形成装置においては、プラテン上を搬送ベルトに静電吸着されて搬送される用紙等の記録媒体(以下具体例では「用紙」とする)と、記録ヘッドの下面すなわちノズル列によるインク吐出位置との間隔を常に一定に保つ必要がある。
例えば、特許文献1には、インクジェット記録装置のガイドフレームに支持されて、用紙の搬送方向に直交する方向に往復移動する記録ヘッドを搭載したキャリッジに、その往復移動方向に突出し、キャリッジ昇降用の段差部を形成したギャップ調整部材をスライド可能に設けた機構が開示されている。
このような機構を設ければ、印刷に使用する用紙の厚さに応じて、記録ヘッドとプラテンとの間隔(ギャップ)をその厚さに適した間隔に切り換えることができる。
そして、キャリッジの移動に伴ってそのリニアエンコーダによって発生するパルス信号をカウントすることによって、キャリッジの移動位置を正確に検知して、その移動を制御するようにしている。
そのため、キャリッジの移動方向の位置のゼロ点を、ホームポジション検知センサを用いたり、キャリッジを一方の移動端部に突き当てることによって検出することが知られている。
また、キャリッジの往復可動範囲の端部に設けられた突き当て部材に突き当たるまでキャリッジを移動させて、その突き当て位置をホームポジション(基点又はゼロ点)として、キャリッジの所望の駆動制御を実行する構成も開示されている。
仮に、特許文献2に記載されているような、キャリッジを往復移動範囲の端部に設けられた突き当て部材に突き当てた位置をホームポジション(基点又はゼロ点)として検知するようにすると、その突き当てによってキャリッジが降下又は上昇して、不要なギャップの切り換えが発生してしまうという問題が発生する。
上記キャリッジを主走査方向の移動範囲の一方の端部へ移動させて固定部材に突き当てることによって上記記録ヘッドとプラテンとの間隔が小さくなり、上記キャリッジを上記移動範囲の他方の端部へ移動させて固定部材に突き当てることによって上記記録ヘッドとプラテンとの間隔が大きくなるギャップ変更機構と、
上記主走査方向に沿って上記キャリッジの移動範囲に亘って設けたエンコーダスケールと、上記キャリッジに取り付けられ、上記エンコーダスケールのスリットを検出するエンコーダセンサとからなるリニアエンコーダと、
上記キャリッジの移動に伴って上記リニアエンコーダから出力されるパルス信号をカウントして該キャリッジの主走査位置の情報を得る主走査位置カウンタとを備えた画像形成装置において、上記の目的を達成するため次の特徴を有する。
上記キャリッジを上記ホームポジション側の端部へ移動させて上記固定部材に突き当て、上記ホームポジション検知センサが検知信号を出力した時点での上記主走査位置カウンタのカウント値と、上記キャリッジが上記固定部材に突き当たって停止した位置での上記主走査位置カウンタのカウント値との差分値を保持してから、主走査位置カウンタをリセットする第1の手段と、
上記キャリッジを上記ホームポジション側へ移動させ、上記ホームポジション検知センサが検知信号を出力した時点で上記キャリッジの駆動を停止した後、該キャリッジの移動が停止して前記主走査位置カウンタのカウントが停止したカウント値と、上記検知信号が出力された時点における上記主走査位置カウンタのカウント値との差によって、上記第1の手段によって保持した上記差分値を補正した値を、上記主走査位置カウンタにセットする第2の手段とを設けたことを特徴とする。
〔一実施形態であるプリンタの概略構成〕
図1は、この発明による画像形成装置の一実施形態であるインクジェットプリンタ(「インクジェット記録装置」とも称す)を前方側から見た外観斜視図である。
このインクジェットプリンタ(以下単に「プリンタ」と云う)は、装置本体1と、その装置本体1にそれぞれ着脱自在に装着される給紙トレイ2及び排紙トレイ3とを備えている。
この装置本体1の上面を形成する上カバー4の表面は略平坦な面に形成し、さらに、上カバー4には、その幅方向に沿って内部の機構部を外部から視認することができる透明又は半透明の部材からなる細長い窓部5を設けている。
そして、前カバー10は、閉じた状態でカートリッジ装填部7内に装填されている各色のインクカートリッジ9k,9c,9m,9yを外部から視認することができるように、全体が透明又は半透明の部材で形成されている。
この操作表示部8は操作パネルでもあり、電源ボタン12、選択操作ボタン13、キャンセルボタン14等も設けられている。選択操作ボタン13は、例えばある状態で押下すると、後述する記録ヘッドとプラテンとのギャップを現在設定されている大きさから他の大きさに変更することができる。また、キャンセルボタン14は、例えば表示器18に後述する「HP検知センサ異常のエラー」又は「スケール汚れのエラー」が表示されているときに押下すると、その表示を消すことができる。
そして、給紙トレイ2のトレイ本体の前面壁部には、収納された用紙を視認できる覗き窓15を形成している。この覗き窓15は切欠部で形成するとよい。
また、給紙トレイ2のトレイカバーの横方向(図1では用紙送り方向に直交する左右方向)の中央部前面側には排紙トレイ3を下側から支えるトレイ支え部16を立ち上げて設けている。
次に、このプリンタの機構部の一例を説明する。
図2は、図1に示したプリンタ内の機構部を示す側断面図であり、その断面を図1における左側から見た図であって、給紙トレイ2と排紙トレイ3は破断して一部分だけ示している。図3は、図1及び図2に示したプリンタの機構部の要部を示す平面図である。
このガイドレール21とキャリッジ23の詳細については、図4〜図6によって後述する。
その記録ヘッド24は、図3に示すように、黒(K)のインク滴を吐出する記録ヘッド24k、シアン(C)のインク滴を吐出する記録ヘッド24c、マゼンタ(M)のインク滴を吐出する記録ヘッド24m、及びイエロー(Y)のインク滴を吐出する記録ヘッド24yで構成されている。色を区別しないときは総称して「記録ヘッド24」という。
しかし、記録ヘッドの構成は上述した例に限られるものではなく、一つまたは複数の色のインク滴を吐出する一つまたは複数のノズル列を有する記録ヘッドを、一つまたは複数用いて構成することができる。
この記録ヘッド24にはドライバICを搭載しており、図1乃至図3では図示を省略した制御部との間で、図3のハーネス(フレキシブルプリントケーブル)25を介してデータのやり取りが可能に接続されている。
そのサブタンク26は、例えば、図3に示すように、黒(K)インクのサブタンク26k、シアン(C)インクのサブタンク26c、マゼンタ(M)インクのサブタンク26m、及びイエロー(Y)インクのサブタンク26yの4つから構成されている。色を区別しないときは総称して「サブタンク26」という(図2では仮想線で示している)。
なお、このカートリッジ装填部7には、各インクカートリッジ9内のインクを送液するための供給ポンプユニット28が設けられている。また、インク供給チューブ27は這い回しの途中で、フレーム20を構成する後板20cにホルダ29を用いて固定保持されている。さらに、そのインク供給チューブ27はキャリッジ23上でも固定リブ30を用いて固定されている。
この搬送ベルト34は、例えば、抵抗制御を行っていない厚さ40μm程度の純粋な樹脂材、例えば、ETFE(熱可塑性フッ素樹脂)ピュア材で形成した用紙吸着面となる表層と、この表層と同材質でカーボンによる抵抗制御を行った裏層(例えば、中抵抗層又はアース層)とを有している。
搬送ベルト34の裏側には、記録ヘッド24による印刷領域に対応してプラテン43を配置している。
このプラテン43は、上面が搬送ベルト34を支持する2つのローラ(搬送ローラ41とテンションローラ42)に共通の外接線よりも記録ヘッド24側に突出して配置された平板状のガイド部材である。
さらに、記録ヘッド24で記録された用紙Pを排紙するための排紙部として、搬送ベルト34から用紙を分離するための分離爪52と、排紙ローラ53及び排紙コロ54とを備え、排紙ローラ53の下方に排紙トレイ3を備えている。
また、装置本体1の背面部には、両面給紙ユニット44が着脱自在に装着されている。
この両面給紙ユニット44は、両面印刷時に、搬送ベルト34の逆方向回転で戻される用紙を取り込んで反転させ、押さえ部材38と搬送ベルト34との間に給紙する機能を有する。
一方、図3に示すように、キャリッジ23の走査方向の一方側(右側)の非印字領域には、記録ヘッド24のノズルの状態を維持し、回復するための維持回復機構部46を配置している。
また、キャリッジ23の走査方向の他方側(図3では左側)の非印刷領域には、記録中などに増粘したインクを排出するために、記録に寄与しないインク滴を吐出させる空吐出を行うときのインク滴を受ける空吐出受け50を配置している。この空吐出受け50には各記録ヘッド24のノズル配列方向に沿った開口部51を設けている。
そこで、キャリッジ23を主走査方向へ移動させながら、画像信号に応じて記録ヘッド24を駆動することにより、停止している用紙にインク滴を吐出してノズル数に応じた複数行分の画像を記録(印刷、画像形成)し、その用紙を所定量搬送した後、次の複数行の記録を行う。
また、印刷(記録)待機中はキャリッジ23は維持回復機構部46側に移動され、キャップ47で記録ヘッド24がキャッピングされて、ノズルを湿潤状態に保つことによりインクの乾燥による吐出不良を防止する。
また、記録開始前、記録途中などに記録と関係しないインクを吐出する空吐出動作を行う。これらによって、記録ヘッド24の安定した吐出性能を維持する。
そのキャリッジ23を降下及び上昇させるための構成及び動作についても、図4〜図6によって後述する。
上述したプリンタにおけるガイドレールとキャリッジ及びカムロッドの構成の詳細を、図4〜図6によって説明する。
図4は図2に示したガイドレールとキャリッジ及びカムロッドを拡大して示す側面図である。図5はそのカムロッドを設けたキャリッジをカムロッド側から見た斜視図、図6はそのカムロッドを設けたキャリッジを一対のドッグと共に示す背面図である。
また、キャリッジ本体230内には、各記録ヘッド24に各色のインクを供給するための各色のインクを保持するサブタンク26(図3に示した4個のサブタンク26k,26c,26m,26y)を収容する。
また、上部水平延長部231の下面には下方へ延びる垂下片236を固設し、その前面側(図4で右側)に突起部237を設けている。
キャリッジ23を構成するこれらの各部は、樹脂等によって一体に成形される。
カム部55bと55cは同じ形状であり、ロッド55aの中心軸線から外周面までの寸法が小さい部分と大きい部分とが連続的に形成されており、互いにその径方向の位置を一致させている。
このカムロッド55は、アルミニウム等の比較的軽い金属あるいは樹脂等によって一体に形成される。
このカムロッド55を装着したキャリッジ23を、図4に示すようにガイドレール21にスライド可能に支持させる。
すなわち、キャリッジ23を上方から下降させて、垂下片236の突起部237と段差部234の突起部235とでガイドレール21を挟むようにして搭載し、カムロッド55のカム部55bと55cの外周面をガイドレール21の水平部21aの上面に当接させる。その状態で、段差部234の突起部235が下部ガイドレール21bの前面に当接し、垂下片236の突起部237が上部ガイドレール21cの背面に当接する。
A部は、キャリッジ23の自重によるモーメントを受け、回転止めとなる。
B部は、キャリッジ23の副走査方向(図4で左右方向)の位置決めをする。
C部は、キャリッジ23の高さ位置を決める。この高さ位置によって、図2に示したプラテン43の上面と記録ヘッド24の下面との間隔(ギャップ)が変わる。
キャリッジ降下位置では上記ギャップが小さくなり、普通紙に印刷する場合に適した間隔になる。キャリッジ上昇位置では上記ギャップが大きくなり、厚紙に印刷する場合に適した間隔になる。
通常はこの位置でキャリッジ23を待機させ、図3に示した維持回復機構部46のキャップ47によって記録ヘッド24をキャッピングして、ノズルを湿潤状態に保つようにする。
したがって、キャリッジ23の主走査方向への移動によって、ギャップ切り換えを簡単に行うことができる。
次に、このプリンタにおけるキャリッジ23と搬送ベルト34の駆動機構と位置検出手段について、図7によって説明する。この図7は、図3におけるこの説明に必要な部分だけを簡略化して示すとともに、そのキャリッジ23と搬送ベルト34の駆動機構と位置検出手段に関する構成を追加して示している。
このキャリッジ23には、前述した各色のインク滴を吐出する4個の液吐出ヘッドから成る記録ヘッド24を、それぞれノズル列を副走査方向(矢示Y方向)に配列して、その各インク吐出口方向を下方に向けて装着している。各色のインクを保持する4個のサブタンクも搭載しているが、図示を省略している。
このリニアエンコーダ63のエンコーダセンサ65が出力するパルス信号のカウント値が、キャリッジ23の主走査方向の位置に対応する。
また、図示していないフレームに保持された副走査モータ62によって回転駆動される駆動プーリ81と、搬送ローラ41の軸41aに固着された搬送ローラプーリ82との間に、タイミングベルト83が掛け渡されている。
このホイールエンコーダ66のエンコーダセンサ68が出力するパルス信号のカウント値が、搬送ベルト34の副走査方向の位置、すなわち用紙Pの搬送位置に対応する。
次に、このインクジェットプリンタにおける制御部(コントローラ)及びその制御系の構成例を図8によって説明する。
図8に示す制御部100は、上述したプリンタ全体の制御を司る制御手段であり、中央処理装置であるCPU101、プログラム及び固定データを格納するメモリであるROM102、画像データ等のデータメモリであるRAM103、不揮発性メモリであるNVRAM104、ホストインタフェース(ホストI/F)105、入出力部(I/O)106等からなるマイクロコンピュータを備えている。このCPU101を主とするマイクロコンピュータは、後述するこの発明に関する判断や処理等も行う。
これらの各部は、CPUバス110によって相互にデータや信号の遣り取りが可能に接続されている。また、図1に示した操作表示部(操作パネル)8もCPUバス110に接続されている。
この制御部100は、ホスト装置のプリンタドライバから印刷データ等を通信ケーブルあるいはネットワークを介してホストI/F105によって受信する。ホスト装置は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置、イメージスキャナなどの画像読取装置、あるいはデジタルカメラなどの撮像装置など、このプリンタに画像形成(印刷)をさせる装置である。
なお、画像を出力するためのドットパターンデータの生成は、例えばROM102にフォントデータを格納しておいて、このプリンタの制御部100で行っても良いし、ホスト装置側のプリンタドライバで画像データをビットマップデータに展開して、このプリンタの制御部100に転送するようにしてもよい。ここでは、プリンタドライバで行うものとする。
ヘッドドライバ60は、例えば、クロック信号及び画像データであるシリアルデータを入力するシフトレジスタと、そのレジスト値をラッチするラッチ回路と、そのラッチ回路の出力値をレベル変化するレベル変換回路(レベルシフタ)と、そのレベルシフタでON/OFFが制御されるアナログスイッチアレイ(スイッチ手段)等を含む。
副走査モータ駆動部124は、副走査モータ62を駆動して、図2、図3及び図7に示した搬送ローラ41を回転させ、搬送ベルト34を前述したように用紙を副走査方向へ間欠的に搬送し得るように回動させる。
ACバイアス供給部125は、帯電ローラ40に対して供給するACバイアスのON/OFF制御を行うことによって、搬送ベルト34上の帯電パターンを制御し、搬送ベルト34を帯電させて用紙を静電吸着可能にする。
この発明によるインクジェット方式の画像形成装置(前述の実施形態ではプリンタ)は、前述したように、記録ヘッドとプラテンとの間隔であるギャップの大きさを変更可能なギャップ変更機構を備えている。そして、そのギャップ変更機構は、キャリッジが移動範囲の一方の端部付近へ移動すると上記ギャップが小さくなり、他方の端部付へ移動すると上記ギャップが大きくなる機構である。
そして、キャリッジ23の主走査方向への移動(「主走査移動」と言う)に伴って、リニアエンコーダ63のエンコーダセンサ65から出力されるパルス信号を、図8に示した制御部100に入力してカウントするようにしている。そのパルス信号のカウントは、制御部100のCPU101を主とするマイクロコンピュータの機能によるソフトカウンタで行う。このカウンタを「主走査位置カウンタ」と称す。
そのため、一般的なインクジェットプリンタでは、キャリッジをホームポジション側の側板に突き当たるまで移動し、突き当たって停止した位置で主走査位置カウンタをリセットしている。その場合のインクジェットプリンタの制御部による処理の流れを、図9のフローチャートで説明する。この図9および以後の各フローチャートにおいても、すべて「ステップ」を「S」と略記する。
例えば、記録ヘッドとプラテンとのギャップを大に設定して厚紙に印刷を行っている場合に、一つの印刷ジョブを完了し、主走査位置カウンタをリセットする必要が生じると、キャリッジをホームポジションへ移動させて、ホームポジションを検知するために側板に突き当てることになる。
しかし、その場合は、HP検知センサの検知信号で主走査位置カウンタをリセットすると同時にキャリッジの駆動を停止させても、キャリッジが慣性でさらに幾分移動してしまう。そのため、ゼロ点とキャリッジの停止位置とが正確に一致しないことになる。
また、HP検知センサの組み付け位置の誤差や検知性能のバラツキなどによって、ホームポジションを検知する位置にもバラツキが生じ、正確なホームポジション位置で主走査位置カウンタをリセットすることは困難である。
すなわち、予めキャリッジを移動範囲のホームポジション側へ移動させて、その端部の側板に少なくとも1回以上突き当て、HP検知センサがONになった時点での主走査位置カウンタのカウント値と、キャリッジが側板に突き当たって停止した位置でのカウント値との差分を記憶保持してから、主走査位置カウンタをリセットする。
このようにすれば、キャリッジの側板への突き当てを行わずに、主走査位置カウンタをリセットすることができ、不要なギャップ変更が発生しない。
ここで、この発明の各実施例に共通する基本的な実施例1について、主走査位置カウンタのリセット及びセット等を行う機能および動作を、図10〜図13によって説明する。
図10は、その実施例1の動作を説明するために最小限必要な機構を模式的に示す説明図であり、図3を紙面の上方から見た背面の一端部側を簡略化して示した図に相当する。しかし、キャリッジ23のホームポジションを側板20a側にしており、図3とは左右が反対になっている。これは、キャリッジ23がホームポジションで待機する時には、維持回復機構部46のキャップ47で記録ヘッド24をキャッピングして、ノズルを湿潤状態に保つ必要があるためである。
この実施例では、キャリッジがホームポジション側の端部の側板20aに突き当たったときに降下位置になり、記録ヘッド24とプラテン43との間隔が小さく(普通紙の印刷に適したギャップに)なるものとし、その位置で記録ヘッド24がキャッピンがされて待機する場合を想定している。
図12及び図13は、図8に示した制御部100の主としてCPU101がROM102に格納されているプログラムに従って動作して、図11に示す機能を実現し、主走査位置カウンタのリセット及びセット等を行うための処理を示すフローチャートである。
このプリンタには、図7によっても説明したように、キャリッジ23の移動方向である主走査方向に沿ってその全移動範囲に亘って設けたエンコーダスケール64と、キャリッジ23の背面に取り付けられて、エンコーダスケール64のスリット64aを検出するエンコーダセンサ65とからなるリニアエンコーダ63を備えている。
そのリニアエンコーダ63のエンコーダセンサ65は、エンコーダスケール64を挟んで対向する位置に発光素子と受光素子が配置された透過型フォトセンサ(フォトインタラプタ)であり、エンコーダスケール64のスリット64aの位置で受光素子が発光素子からの光を受光し、それを光電変換した電気信号(パルス信号)を出力する。
エンコーダスケール64には、キャリッジリッギ23の移動範囲の全長に亘る帯状の透明樹脂板に、等間隔に細かいスリット64aを形成するスリットパターンを黒色インクで印刷したものを使用するとよい。
そして、キャリッジ23を図10の(a)に矢示Aで示すように、主走査方向の移動範囲のホームポジション側の端部へ移動させた際に、キャリッジ23が固定部材である側板20aに突き当たる手前の図10の(b)に示す位置で、検知信号(この例ではON信号)を出力するように、HP検知センサ91を側板20aに支持させて設けている。キャリッジ23の側面上部に設けた突起23aがHP検知センサ91の作動片91aを押し、HP検知センサ91をONにする。
キャリッジ23をさらに側板20a側へ移動させて、図10の(c)に示すように突部23bを側板20aに突き当て、HP検知センサ91がON信号を出力した時点での主走査位置カウンタのカウント値と、キャリッジ23が側板20aに突き当たって停止した位置での主走査位置カウンタのカウント値との差分値を保持してから、主走査位置カウンタをリセットする第1の手段を、図8に示した制御部100の機能として有している。上記差分値が、HP検知センサ91がON信号を出力した時点におけるキャリッジ23の位置と側板20aとのオフセット距離に相当する。
なお、HP検知センサ91は、キャリッジ23が図10の(b)の位置に移動した時にON信号を出力し、その後キャリッジ23が図10の(c)の位置へ移動して側板20aに突き当たってもON状態のままである。
制御部100は、図11に示すように、主走査モータ駆動部123と、HP検知信号判定部132、主走査位置カウンタ133、キャリッジ移動判定部134、第1メモリ135、第2メモリ136、オフセット距離演算部137、主走査位置カウンタリセット部138、および補正オフセット距離演算・セット部139の機能を有している。
主走査位置カウンタ133は、キャリッジ23の移動に応じてリニアエンコーダ63から、エンコーダセンサ65がエンコーダスケール64のスリット64aを検知するごとに出力するパルス信号をカウントする。そのカウント値がキャリッジ23の主走査位置を示す情報であり、主走査モータ駆動部123、キャリッジ移動判定部134、HP検知信号判定部132、およびオフセット距離演算部137へ適時に送られる。
キャリッジ移動判定部134は、主走査位置カウンタ133から送られるカウント値が変化しているか否かによって、キャリッジ23が動いているか否かを判定し、その判定結果を主走査モータ駆動部123へ送る。
オフセット距離演算部137は、第1メモリ135から読み出した「センサON位置」のカウント値と主走査位置カウンタ133の現在位置のカウント値に基づいて、次式の演算によって「オフセット距離」(カウント値相当)を算出する。
「オフセット距離」=「センサON位置」−「現在位置」
そして、この算出した「オフセット距離」を第2メモリ136に保持(記憶)させる。
第2メモリ136は、図8に示したNVRAM104のメモリ領域を使用し、オフセット距離演算部137によって算出された「オフセット距離」の値を保持(記憶)する。
補正オフセット距離演算・セット部139は、主走査位置カウンタ133がリセットされた後に、キャリッジ23がホームポジション側へ移動され、前述した「センサON位置」が保持されると同時にその駆動が停止された後、キャリッジ23の移動が停止したとき(主走査位置カウンタ133のカウント値の変化から判断できる)、「補正オフセット距離」に相当するカウント値を算出して、それを主走査位置カウンタ133にセットする。
補正オフセット距離=オフセット距離+(現在位置−センサON位置)
これによって、キャリッジ23が側板20aに突き当たって停止した位置を基点(ゼロ点)とした場合の現在のキャリッジの位置までのオフセット距離を示すカウント値が、主走査位置カウンタ133に正確にセットされることになる。
これらの各部のうち、主走査モータ駆動部123と主走査位置カウンタ133を除く各部によって、前述した「第1の手段」と「第2の手段」の機能を果す。
この処理は、プリンタのメイン電源が投入されたとき、あるいは記録ヘッドとプラテンとのギャップを大から小に変更する必要がある場合などに、制御部100のCPU101を主とするマイクロコンピュータが実行する。
その後、ステップ14でHP検知センサ91がONに変化したと判断すると、キャリッジ23が図10の(b)に示す位置になったので、ステップ15でその時の主走査位置カウンタ133のカウント値を、「センサON位置」として図11に示した第1メモリ135に記憶させて保持する。
ステップ16でのキャリッジが動いていないか否かの判断は、主走査位置カウンタ133のカウント値が設定した時間内で変化しなかった場合に、「キャリッジが動いていない」と判断する。
「オフセット距離」=「センサON位置」−「現在位置」
そして、「センサON位置」のカウント値は第1メモリ135から消去して破棄する。
上記「オフセット距離」は、キャリッジ23が側板20aに突き当たって停止している位置を基点(ゼロ点)にして、HP検知センサ91がONに変化したときのキャリッジ23の位置のオフセット距離に相当するカウント値である。
したがって、その後のキャリッジ23の移動位置を正確に検知することができる。
また、上述した「オフセット距離」のカウント値を保持したことによって、以後のホームポジションへの復帰時には、キャリッジ23を側板20aに突き当てることなく、突き当てた場合と同等に主走査位置カウンタ133のリセットを行うことが可能になる。
制御部100のCPU101は、第2メモリ136(NVRAM104)に前述した「オフセット距離」のカウント値を保持している状態で、ギャップ変更をせずに主走査位置カウンタ133をリセットしたい場合に、図13の処理を実行する。
そして、ステップ21でHP検知センサ91がONではない(OFF)と判断したら、ステップ23へ進んでホームポジション方向にキャリッジ23を駆動する。
補正オフセット距離=オフセット距離+(現在位置−センサON位置)
したがって、主走査位置カウンタをリセットする際に、不要なギャップ変更を行わずに済む。
図14に示すように、リニアエンコーダ63のエンコーダスケール64に汚れ98が付着した場合、エンコーダセンサ65がこの汚れ98のある部分を通過する際に、パルス信号を正常に出力することができなくなる。そのため、主走査位置カウンタのカウント値とキャリッジ23の実際の移動位置とがずれることになり、印刷した画像がずれたり、キャリッジ23が側板20a又は20bに衝突したりすることがあるという問題がある。
そのため、この実施例2では図14に示すように、側板20aに取り付けたHP検知センサ91に加えて、反対側の側板20bにもHP検知センサ91と同じ検知センサ(「非HP検知センサ」と称す)92を、HP検知センサ91と対向して取り付ける。
また、キャリッジ23の側板20bと対向する側面の上部にも、非HP検知センサ92の作動片92aを押圧する突起23cを設けている。
この図15において、図11に示した各部と対応する部分には同一の符号を付してあり、それらについては、実施例1と異なる機能だけを説明する。
この制御部100は新たに、タイムアウト判定部140、第3メモリ141、第4メモリ142、HP検知センサエラー検知部143、スケール汚れエラー判定部144、およびエラー表示制御部145の機能も有している。
実際には、図11と対応する部分としては、主走査モータ駆動部123とHP検知信号判定部132と主走査位置カウンタ133だけを示しているが、実際には134〜139の各部も有している。
なお、この実施例では、HP検知センサ91と非HP検知センサ92の検知信号はワイヤードOR回路などによって一つのポートで検出されるため、HP検知信号判定部132はどちらのセンサがONになったかは判らない。したがって、いずれがONになった場合も「HP検知センサONに変化」あるいは「HP検知センサON」と判定する。
それによって、エラー表示制御部145は操作表示部8の表示器18にHP検知センサのエラーを表示させる。
第4メモリ142も、図8に示したRAM103のメモリ領域を使用し、キャリッジ23を非ホームポジション方向へ駆動中に、HP検知信号判定部132が「HP検知センサONに変化」を判定したときの主走査位置カウンタ133のカウント値を「センサON位置B」として保持する。
それによって、エラー表示制御部145は、操作表示部8の表示器18にスケール汚れのエラーを表示させる。
この処理は、プリンタのメイン電源が投入されたとき、あるいは印刷ジョブを実行する前、待機中の任意のタイミングなどに、制御部100のCPU101を主とするマイクロコンピュータが実行する。
この処理を開始すると、まずステップ31で「HP検知センサON」か否かを判断する。この判断は前述したように、HP検知センサ91又は非HP検知センサ92のいずれかがONであれば「HP検知センサON」と判断する。
その後、ステップ33でタイムアウト(所定時間経過)と判断する前に、ステップ31の判断が「HP検知センサON」でなくなれば、キャリッジ23がホームポジション側からHP検知センサ91をOFFにする位置まで移動したことになる。そこで、ステップ39へ進んで、今度はホームポジション方向にキャリッジ23を駆動する。
そして、ステップ38で表示器18にHP検知センサ異常のエラー表示を行なわせて、処理を終了する。
そのエラー表示は、例えば図1に示した操作表示部8のキャンセルボタン14が押下されるまで、継続するようにするとよい。
そして、ステップ43で「HP検知センサON」ではない(HP検知センサ91と非HP検知センサ92のいずれもOFF)と判断した後も、ステップ44で非ホームポジション方向にキャリッジ23を駆動し続ける。
そして、ステップ45で、「HP検知センサONに変化」(この場合は非HP検知センサ92がOFFからONに変化したことになる)と判断すると、ステップ46でそのときの主走査位置カウンタ133のカウント値を「センサON位置B」として第4メモリ142に記憶させて保持する。
そのスケール汚れエラー表示も、例えば図1に示した操作表示部8のキャンセルボタン14が押下されるまで、継続するようにするとよい。
ステップ48で、「B−A<閾値」ではないと判断した場合は、スケール汚れはないと見做して、そのまま処理を終了する。
そして、「センサON位置B」は、非HP検知センサ92をONにする位置にキャリッジ23が移動したときの主走査位置カウンタ133のカウント値であり、「センサON位置A」は、HP検知センサ91をONにする位置にキャリッジ23が移動したときの主走査位置カウンタ133のカウント値である。したがって、「B−A」は、キャリッジ23がHP検知センサ91をONにした位置から非HP検知センサ92をONにする位置まで移動する間のカウント数である。
また、エンコーダスケール64の汚れには異物の付着などの異常も含まれるが、帯状の透明樹脂板に黒印刷でスリットパターンを印刷したエンコーダスケールの場合には、その印刷のかすれや剥がれ、破損などの異常も同様に判定して表示することができる。
次に、実施例3について図17によって説明する。図17はその動作を説明するために最小限必要な機構を模式的に示す図10と図14同様な説明図である。そして、図10及び図14と対応する部分には同一の符号を付してあり、それらの説明は省略する。
この実施例3は、前述した実施例2と同様にエンコーダスケールの異常を判定することもできるが、HP検知センサと非HP検知センサの主要部を共用するようにしたものである。
このフォトセンサ93とフィラー94とが前述したHP検知センサとして機能し、フォトセンサ93とフィラー95とが前述した非HP検知センサとして機能する。
図17の(b)に示すように、キャリッジ23が側板20aの近くへ移動して、フォトセンサ93内にホームポジション側のフィラー94が挿入されると、HP検知センサがONの状態になる。また、同図の(c)に示すように、キャリッジ23が側板20bの近くへ移動して、フォトセンサ93内に非ホームポジション側のフィラー95が挿入されると、非HP検知センサがONの状態になる。
また、キャリッジ23に取り付ける1個のフォトセンサ93を反射型フォトセンサにしてもよく、その場合には、被検知部材としてフィラー94,95に代えて一対の反射部材(反射板や白色板など)を配置すればよい。
そのため、両端だけでなく、フォトセンサの主走査経路上に更に細かくフィラーや遮光マーク等を設置して、任意の2点間におけるエンコーダスケールの異常を判定することも可能になる。
次に、実施例4について図18及び図19によって説明する。図18はその動作を説明するために最小限必要な機構を模式的に示す図17と同様な説明図である。図19はその効果を実施例3と比較して説明するための説明図である。これらの図において、図10、図14及び図17と対応する部分には同一の符号を付してあり、それらの説明は省略する。
この実施例4は、前述した実施例2及び実施例3と同様にエンコーダスケールの異常を判定することもでき、さらに、キャリッジ23に傾きが発生した場合の問題を解決するものである。
そして、その被検知部材である遮光マーク96,97をそれぞれエンコーダスケール64上に設けている。すなわち、エンコーダスケール64の両端部付近の所定位置における上半部に遮光マーク96,97を形成している。なお、エンコーダスケール64の上半部における遮光マーク96,97の間の部分は透明部64bになっている。
エンコーダスケール64が、帯状の透明樹脂板に黒色インクでスリットパターンを印刷したものである場合、上半部は遮光マーク96,97の部分だけをベタ黒に印刷し、下半部の全域にスリット64aを形成するスリットパターンを印刷すればよい。したがって、エンコーダスケール64上にスリット64aを形成するパターンと同時に遮光マーク96,97を簡単に、極めて安価に形成することができる。
図18の(b)に示すように、キャリッジ23が側板20aの近くへ移動して、フォトセンサ93′がホームポジション側の遮光マーク96を挟む位置に来ると、HP検知センサがONの状態になる。また、同図の(c)に示すように、キャリッジ23が側板20bの近くへ移動して、フォトセンサ93′が非ホームポジション側の遮光マーク97を挟む位置に来ると、非HP検知センサがONの状態になる。
図19の(a)は実施例3の場合であり、キャリッジ23の上部に設けたフォトセンサ93によってフィラー94を検知するため、エンコーダセンサ65とホームポジションを検知するフォトセンサ93との距離が長くなる。そのため、キャリッジ23に仮想線で示すような傾きが発生した場合に、フォトセンサ93がフィラー94を検知(HP検知センサがON)した時のエンコーダセンサ65の検知点との位置ずれ量d1が大きくなる。
いずれの場合にも、エンコーダスケール上に被検知部材を設けることによって、他の位置に別途被検知部材としてフィラーや遮光マーク等の遮光部材や反射板等の反射部材を設けるよりも、被検知部材を安価に設置できるという効果が得られる。
図20は、この発明の実施例5の実施例4との構成の違い説明するための図18の(a)と同様な説明図である。
この実施例5は前述した実施例4と略同様な構成であるが、そのエンコーダセンサ65とホームポジション検知用のフォトセンサ93′とを一体にして、キャリッジ23の背面に設けている。このように構成することによって、エンコーダセンサ65とホームポジション検知用のフォトセンサ93′の各出点(発光素子と受光素子が対向する位置)が最も近接して配置される構成になる。
さらに、エンコーダセンサとホームポジション検知用センサとを一体にすることによって、部品点数を抑え、レイアウトを小さくし、コストを低減する効果も得られる。
この発明による画像形成装置の一実施形態として、主としてフルカラーのインクジェットプリンタについて説明したが、任意の複数色あるいは単色のインクで画像を形成するインクジェットプリンタでもよい。記録媒体は紙に限らず、樹脂シートや布などでも、インクジェット方式で画像を形成できるものであればよい。
また、この発明はプリンタに限らず、複写機やファクシミリ装置、それらの複数の機能を備えたデジタル複合機など、インクジェット方式の各種の画像形成装置に適用できる。
さらに、上述した実施形態の構成や機能、および主走査位置カウンタのリセットやエンコーダスケールの異常判定に関する各実施例等は、適宜変更や追加をすることができ、各実施例を矛盾しない範囲で適宜組み合わせて実施することもできることは勿論である。
5:窓部 6:装置本体の前面 7:カートリッジ装填部
8:操作表示部(操作パネル) 9,9k,9c,9m,9y:インクカートリッジ
10:カートリッジ装填部の前カバー
11,11k,11c,11m,11y:残量表示部 12:電源ボタン
13:選択操作ボタン 14:キャンセルボタン 15:覗き窓
16:トレイ支え部 17:リブ 18:表示器 20:フレーム
20a,20b:側板 20c:後板
21c:上部ガイドレール 21d:取付部 21e:固定片
21f:補強リブ 21g:上端折曲部 22A:ドッグ(降下用)
22B:ドッグ(上昇用) 23:キャリッジ 23a,23c:突起
23b:突部 24,24k,24c,24m,24y:記録ヘッド
25:ハーネス 26,26k,26c,26m,26y:サブタンク
27:インク供給チューブ 28:供給ポンプユニット 29:ホルダ
34:搬送ベルト 35:ガイド 36:カウンタローラ 37:搬送ガイド
38:押さえ部材 40:帯電ローラ 41:搬送ローラ 41a:軸
42:テンションローラ 43:プラテン 44:両面給紙ユニット
45:手差し給紙部 46:維持回復機構部 47:キャップ
47a〜47d:キャップ部材 48:ワイパーブレード
49,50:空吐出受け 51:空吐出受けの開口部
52:分離爪 53:排紙ローラ 54:排紙コロ
55:カムロッド 55a:ロッド 55b,55c:カム部
55d:降下用回転誘導部 55e:上昇用回転誘導部
63:リニアエンコーダ 64:エンコーダスケール 64:スリット
64b:透明部 65::エンコーダセンサ 66:ホイールエンコーダ
67:エンコーダホイール 68:エンコーダセンサ
71:駆動プーリ 72:従動プーリ 73:タイミングベルト
81:駆動プーリ 82:搬送ローラプーリ 83:タイミングベルト
91:ホームポジション検知センサ(HP検知センサ)
91a:作動片 92:非ホームポジション検知センサ(非HP検知センサ)
92a:作動片 93,93′:フォトセンサ 94,95:フィラー
96,97:遮光マーク 98:汚れ
104:NVRAM 105:ホストI/F 106:入出力部(I/O)
107:ASIC 110:CPUバス 120:制御用バス
121:駆動波形生成部 123:主走査モータ駆動部
124:副走査モータ駆動部 125:ACバイアス供給部
134:キャリッジ移動判定部 135:第1メモリ 136:第2メモリ
137:オフセット距離演算部 138:主走査位置カウンタリセット部
139:補正オフセット距離演算・セット部
140:タイムアウト判定部 141:第3メモリ 142:第4メモリ
143:HP検知センサエラー検知部 144:スケール汚れエラー判定部
145:エラー表示制御部
231:上部水平延長部 232:センサ支持部材 233:記録ヘッド支持板
234:段差部 235:段差部の突起部 236:垂下片
237:垂下片の突起部 238,239:カムロッド支持アーム
P:用紙
Claims (9)
- キャリッジに搭載された記録ヘッドからインクを吐出して、プラテンに沿って搬送される記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
前記キャリッジを主走査方向の移動範囲の一方の端部へ移動させて固定部材に突き当てることによって前記記録ヘッドと前記プラテンとの間隔が小さくなり、前記キャリッジを前記移動範囲の他方の端部へ移動させて固定部材に突き当てることによって前記記録ヘッドと前記プラテンとの間隔が大きくなるギャップ変更機構と、
前記主走査方向に沿って前記キャリッジの移動範囲に亘って設けたエンコーダスケールと、前記キャリッジに取り付けられ、前記エンコーダスケールのスリットを検出するエンコーダセンサとからなるリニアエンコーダと、
前記キャリッジの移動に伴って前記リニアエンコーダから出力されるパルス信号をカウントして該キャリッジの主走査位置の情報を得る主走査位置カウンタとを備えた画像形成装置において、
前記キャリッジを前記主走査方向の移動範囲のホームポジション側へ移動させた際に、該キャリッジが前記固定部材に突き当たる手前の位置で検知信号を出力するホームポジション検知センサと、
前記キャリッジを前記ホームポジション側の端部へ移動させて前記固定部材に突き当て、前記ホームポジション検知センサが検知信号を出力した時点での前記主走査位置カウンタのカウント値と、前記キャリッジが前記固定部材に突き当たって停止した位置での前記主走査位置カウンタのカウント値との差分値を保持してから、主走査位置カウンタをリセットする第1の手段と、
前記キャリッジを前記ホームポジション側へ移動させ、前記ホームポジション検知センサが検知信号を出力した時点で前記キャリッジの駆動を停止した後、該キャリッジの移動が停止して前記主走査位置カウンタのカウントが停止したカウント値と、前記検知信号が出力された時点における前記主走査位置カウンタのカウント値との差によって、前記第1の手段によって保持した前記差分値を補正した値を、前記主走査位置カウンタにセットする第2の手段と
を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記キャリッジを前記主走査方向の移動範囲の前記ホームポジション側と反対側へ移動させた際に、該キャリッジが該反対側の端部付近の所定位置へ移動したときに検知信号を出力する非ホームポジション検知センサを設けるとともに、
前記キャリッジが前記ホームポジション側へ移動中に前記ホームポジション検知センサが検知信号を出力した時点と、該キャリッジが前記ホームポジション側と反対側へ移動中に前記非ホームポジション検知センサが検知信号を出力した時点とにおける前記主走査位置カウンタのカウント値の差を、予め設定した閾値と比較し、前記カウント値の差が前記閾値未満であった場合に、前記エンコーダスケールに汚れ等の異常があると判定する手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記ホームポジション検知センサと前記非ホームポジション検知センサとを、前記キャリッジに取り付けた1個のフォトセンサと、前記キャリッジの移動範囲の前記ホームポジション側の所定位置と前記反対側の所定位置にそれぞれ設けた遮光部材又は反射部材からなる被検知部材とによって構成したことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記被検知部材を前記エンコーダスケール上に設けたことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記フォトセンサを前記エンコーダセンサと近接して又は一体に設けたことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記ギャップ変更機構が、
前記キャリッジにその移動方向に沿う軸線を有して回転可能に設けられ、その回転中心から外周面までの寸法が小さい部分と大きい部分とが連続的に形成されたカム部を有し、前記軸線方向の一端部に螺旋状の降下用回転誘導部を、他端部に螺旋状の上昇用回転誘導部を備えたカムロッドと、
前記キャリッジを、前記カム部の外周面を水平部の上面に当接させて前記移動範囲の前記一方の端部と前記他方の端部との間でスライド移動及び上下動可能に保持する支持ガイド部材と、
前記キャリッジの移動範囲の前記一方の端部付近と前記他方の端部付近にそれぞれ設けられ、前記カムロッドの前記降下用回転誘導部と前記上昇用回転誘導部にそれぞれ当接可能な一対の固定押し部材と
を備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記ギャップ変更機構は、
前記キャリッジが前記一方の端部付近へ移動したときに、前記カムロッドの前記降下用回転誘導部が前記固定押し部材の一方に当接して該カムロッドが第1の方向に回転され、前記カム部の前記回転中心から外周面までの寸法が小さい部分が前記支持ガイド部材の前記水平部の上面に当接する位置になり、前記キャリッジを降下させて前記記録ヘッドと前記プラテンとの間隔を小さくし、
前記キャリッジが前記他方の端部付近へ移動したときに、前記カムロッドの前記上昇用回転誘導部が前記固定押し部材の他方に当接して該カムロッドが前記第1の方向と反対の第2の方向に回転され、前記カム部の前記回転中心から外周面までの寸法が大きい部分が前記支持ガイド部材の前記水平部の上面に当接する位置になり、前記キャリッジを上昇させて前記記録ヘッドと前記プラテンとの間隔を大きくする
機構であることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 - プラテンに沿って搬送される記録媒体にインクを吐出して画像を形成する記録ヘッドを搭載したキャリッジと、
該キャリッジを主走査方向の移動範囲の一方の端部へ移動させて固定部材に突き当てることによって前記記録ヘッドと前記プラテンとの間隔が小さくなり、前記キャリッジをその移動範囲の他方の端部へ移動させて固定部材に突き当てることによって前記記録ヘッドと前記プラテンとの間隔が大きくなるギャップ変更機構と、
前記主走査方向に沿って前記キャリッジの移動範囲に亘って設けたエンコーダスケールと、前記キャリッジに取り付けられ、前記エンコーダスケールのスリットを検出するエンコーダセンサとからなるリニアエンコーダと、
前記キャリッジを前記主走査方向の移動範囲のホームポジション側へ移動させた際に、該キャリッジが前記固定部材に突き当たる手前の位置で検知信号を出力するホームポジション検知センサと
を備えた画像形成装置を制御するコンピュータを、
前記キャリッジの移動に伴って前記リニアエンコーダから出力されるパルス信号をカウントして該キャリッジの主走査位置の情報を得る主走査位置カウンタと、
前記キャリッジを前記ホームポジション側の端部へ移動させて固定部材に突き当て、前記ホームポジション検知センサが検知信号を出力した時点での前記主走査位置カウンタのカウント値と、前記キャリッジが前記固定部材に突き当たって停止した位置での前記主走査位置カウンタのカウント値との差分値を保持してから、主走査位置カウンタをリセットする第1の手段と、
前記キャリッジを前記ホームポジション側へ移動させ、前記ホームポジション検知センサが検知信号を出力した時点で前記キャリッジの駆動を停止した後、該キャリッジの移動が停止して前記主走査位置カウンタのカウントが停止したカウント値と、前記検信号が出力された時点における前記主走査位置カウンタのカウント値との差によって、前記第1の手段によって保持した前記差分値を補正した値を、前記主走査位置カウンタにセットする第2の手段として機能させることを特徴とするプログラム。 - 前記画像形成装置には、前記キャリッジを前記主走査方向の移動範囲の前記ホームポジション側と反対側へ移動させた際に、該キャリッジが該反対側の端部付近の所定位置へ移動したときに検知信号を出力する非ホームポジション検知センサが設けられており、
前記コンピュータを
前記キャリッジが前記ホームポジション側へ移動中に前記ホームポジション検知センサが検知信号を出力した時点と、該キャリッジが前記ホームポジション側と反対側へ移動中に前記非ホームポジション検知センサが検知信号を出力した時点とにおける前記主走査位置カウンタのカウント値の差を、予め設定した閾値と比較し、前記カウント値の差が前記閾値未満であった場合に、前記エンコーダスケールに汚れ等の異常があると判定する手段としても機能させることを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
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JP2012063586A JP5978684B2 (ja) | 2012-03-21 | 2012-03-21 | 画像形成装置及びそのプログラム |
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