JP5972071B2 - 画像処理装置、画像処理方法及び記録媒体 - Google Patents

Description

本発明はアプリケーション間の画面遷移制御方法及びログイン/ログアウト制御方法に関する。

従来、アプリケーションの利用についてのユーザの権限情報及び制限情報を記憶し、ユーザ認証が成功した場合に、記憶された権限情報を参照し、認証されたユーザが利用可能なアプリケーションの画面を表示する技術が知られている（例えば、特許文献１参照）。

また、アプリケーションの画面がフルスクリーンで表示され、ユーザはハードキーを介してのみアプリケーションを切り替えることができ、事前に設定された表示順によりアプリケーションを順番に表示させる操作パネルを持つ画像処理装置が知られている。

特開２００９−２３２２１９号公報

上記のような画像処理装置において、アプリケーション毎にユーザ認証を行う場合、システム管理者は、連続して表示される複数のアプリケーションに対してユーザ認証が必要であると設定する場合がある。また、システム管理者は、ユーザ認証が必要であると設定されたアプリケーションの後に表示されるアプリケーションに対してユーザ認証が不要であると設定する場合がある。このような設定がされており、ユーザが未認証の状態から認証不要なアプリケーションを使用したい場合、この認証不要なアプリケーションを表示させるまでに、認証アプリケーションの同じ画面が複数回表示されてしまい、ユーザを混乱させるという問題があった。

本発明に係る画像処理装置は、複数のアプリケーションのそれぞれの画面を表示部へ表示する順序が設定され、所定のアプリケーションを開始するときにユーザ認証を行うように設定された画像処理装置であって、ユーザ認証を行なうように設定された第１アプリケーションを開始するときに、ユーザから受けた指示と前記設定された順序とに基づいて、ユーザ認証の処理をスキップして、ユーザ認証を行なうように設定されていない第２アプリケーションの画面であって、前記表示する順序が前記第１アプリケーションの画面の表示後に表示するように設定されている第２アプリケーションの画面を表示部に表示させる制御手段を備えたことを特徴とする。

本発明によれば、操作性の高い画面遷移制御及び認証制御を実現した画像処理装置、画像処理方法及び記録媒体を提供することができる。

本発明の一実施形態におけるシステム構成図である。 画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 画像処理装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。 アプリケーションの管理用の画面の例を示す図である。 アプリケーションの表示順及び認証可否等を設定する画面の例を示す図である。 アプリケーション表示マネージャの概略的な機能の構成を示すブロック図である。 アプリケーション表示順の調整方法の例を示す図である。 画像処理装置の操作パネルの例を示す図である。 すべてのアプリケーションに対して認証を行わない場合の画面遷移の例を示す図である。 アプリケーションに対して認証を行う場合の画面遷移の例を示す図である。 アプリケーションの画面遷移のための制御を示すフローチャートである。 ログイン時の認証アプリケーションの動作の制御を示すフローチャートである。 ログアウト時の認証アプリケーションの動作の制御を示すフローチャートである。 認証画面表示中に表示させる提示画面への遷移の例を示す図である。 提示画面を含むアプリケーションの画面遷移の制御を示すフローチャートである。

以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらに限定する趣旨のものではない。

（第１の実施形態）
図１は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置が利用されるシステムの構成を示す図である。システム１００は、ネットワーク１０１上で接続された設定用ＰＣ（パーソナルコンピューター）１０２と画像形成装置１０３とを備えている。このシステム１００において、システム管理者は、画像形成装置１０３の機能および画像形成装置１０３にインストールされているアプリケーションを利用するユーザのアクセス制限を管理することができる。なお、本実施形態において、ユーザのアクセス制限は、個人ユーザごと、およびユーザが属する部門などの組織ごとに管理することができる。設定用ＰＣ１０２には、システム管理者用のユーティリティソフトウェアがインストールされている。システム管理者は、設定用ＰＣ１０２のユーティリティソフトウェアを使用して、システム１００の設定の管理を行う。特に、システム管理者は、画像形成装置１０３へのアプリケーションのインストール、画像形成装置１０３に表示されるアプリケーションの順番の設定、アプリケーションを使用するための認証の要否の設定を行うためにこのユーティリティソフトウェアを使用する。設定用ＰＣ１０２を介して行われるアプリケーションのインストールや各種設定の詳細については後述する。

図２は、図１における画像形成装置１０３のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、本実施形態では、画像形成装置を例にして説明をしているが、これに限定されない。操作のために画面遷移及びユーザ認証を行う機能を有する他の装置においても実現することができ、例えば、画像形成装置１０３は、画像処理装置、情報処理装置などであっても良い。

CPU２０１は、画像形成装置のROM２０２、RAM２０３または外部記憶装置２０４などの記憶部に記憶されたソフトウェアプログラムを展開して実行し、装置全体の動作の制御を行なう。ROM２０２は、リードオンリーメモリであり、装置のブートプログラムや固定パラメータ等が格納されている。RAM２０３は、ランダムアクセスメモリであり、CPU２０１が装置の動作を制御する際に、一時的なデータの格納などに使用する。外部記憶装置２０４は、インストールされたアプリケーション、アプリケーションのデータ、印刷データなどの様々なデータを格納するために使用される。USBH I/F制御部２０５は、USBホストインターフェースを制御するためのインターフェースであり、さまざまなUSBデバイスとの通信を制御する。スキャナI/F制御部２０６は、スキャナ２１１を制御する装置である。プリンタI/F制御部２０７は、プリンタ２１２を制御する装置である。NVRAM２０８は、不揮発性のメモリであり、画像形成装置１０３の各種設定値を格納する。パネル制御部２０９は、操作パネル２１３を制御して、各種情報の表示およびユーザからの入力を受けるための制御部である。ネットワークI/F制御部２１０は、ＬＡＮネットワーク２１５を介したデータの送受信を制御する。バス２１４には、CPU２０１、ROM２０２、RAM２０３、外部記憶装置２０４、USBH I/F２０５、スキャナI/F制御部２０６、プリンタI/F制御部２０７、NVRAM２０８、パネル制御部２０９、ネットワークI/F制御部２１０が接続される。また、バス２１４は、CPU２０１からの制御信号や各装置間のデータ信号が送受信されるシステムバスである。スキャナ２１１は、紙文書等の原稿に表れた画像情報を読み取る装置である。プリンタ２１２は、画像情報を印刷する装置である。操作パネル２１３は、パネル制御部２０９のコマンドよりユーザインターフェースをユーザに表示し、ユーザの入力指示を受け取ってパネル制御部２０９に渡す装置である。

図３は、画像形成装置１０３のソフトウェア構成を示す図である。デバイスドライバ群３０１は、図２に示されている各ハードウェア装置の機能を利用するためのデジタルインターフェースをオペレーティングシステム３０２に提供するためのモジュール群である。オペレーティングシステム３０２は、ハードウェアを抽象化したインターフェースを本体機能３０４や、アプリケーションプラットフォーム３０３に提供するためのシステムソフトウェアである。本体機能３０４は、画像形成装置１０３が有するプリントやコピーなどのデフォルトの機能である。アプリケーションプラットフォーム３０３は、オペレーティングシステム３０２が提供している機能の一部をサービスやライブラリの形式でアプリケーションへ提供し、インストールされたアプリケーションを管理するシステムソフトウェアである。

アプリケーションインストールサービス３０７は、アプリケーションプラットフォーム３０３において、アプリケーションを管理する機能（インストール、アンインストール、アプリケーションに関するシステム設定など）を提供するシステムソフトウェアである。

アプリケーション表示マネージャ３０５も、アプリケーションプラットフォーム３０３において、システムサービスを提供するシステムソフトウェアの一つである。アプリケーション表示マネージャ３０５は、アプリケーションインストールサービス３０７で設定された内容に応じて、デバイスの操作パネル２１３に表示されるアプリケーションの表示を管理する。

認証サービス３０６は、ユーザ認証の機能を提供するシステムソフトウェアである。認証サービス３０６は、認証アプリ３０８またはデフォルト認証アプリ３０９へ認証インターフェースをエクスポートする。認証サービス３０６は、認証アプリ３０８またはデフォルト認証アプリ３０９から認証要求を受けて、ログインコンテキストを発行またはクリアする。ログインコンテキストは、認証済みのユーザの権限などに関する情報を管理する手段である。ユーザ情報を使用するアプリケーションは、ログインコンテキストより認証済みユーザの情報を取得する。

また、画像形成装置１０３には、符号３０８から３１２に示されているような複数のアプリケーションがインストールされている。

認証アプリ３０８は、ユーザからの要求（例えば、ICカード連携認証の対応など）に応じてカスタマイズされた方法によってユーザ認証を行うための特殊なアプリケーションである。認証アプリ３０８は、認証サービス３０６の仕様に応じたインターフェースで実装される。

デフォルト認証アプリ３０９は、アプリケーションプラットフォーム３０３の初期認証機能として、操作パネル２１３を利用してユーザ認証を行うためのシステムアプリケーションである。

デフォルト認証アプリ３０９とカスタマイズされた認証アプリ３０８は同時に動作することができず、いずれかが動作していないときのみ他方は動作することができる。デフォルト認証アプリ３０９または認証アプリ３０８への認証アプリケーションの切り替えは、設定用ＰＣ１０２に表示される設定ページを介して行われる。切り替え方法の詳細については後述する。

アプリ１ ３１０からアプリN ３１２は、アプリケーションプラットフォーム３０３のインターフェースを利用して実装され、様々な機能を提供するアプリケーション群である。アプリ１ ３１０からアプリN ３１２は、アプリケーションインストールサービス３０７を介してインストールされる。

図４は、アプリケーションインストールサービス３０７が提供する機能を利用するための操作画面の一例であるウェブページを示している。本実施例において、システム管理者は、このウェブページを利用してアプリケーションのインストールやアンインストールなどを行うことができる。システム管理者は、設定用ＰＣ１０２を操作して、ウェブブラウザを介してこのウェブページを表示部に表示させることができる。

入力フィールド４０１は、設定用ＰＣ１０２またはネットワーク上の装置に格納されたインストール対象のアプリケーションのファイルのパスを入力するためのフィールドである。

インストールボタン４０２は、入力フィールドに入力されたパスに存在するファイルのアプリケーションを画像形成装置１０３へインストールするためのボタンである。ユーザがインストールボタン４０２を押下すると、画像形成装置１０３は、ネットワーク経由でアプリケーションをインストールするためのファイルを受信する。アプリケーションインストールサービス３０７は、受信したファイルを用いてアプリケーションをアプリケーションプラットフォーム３０３にインストールする。

認証アプリケーションテーブル４０３は、インストールされた認証アプリケーションと認証アプリケーションの起動状態とを示すためのテーブルである。

切替ボタン４０４は、認証アプリケーションテーブル４０３で選択した認証アプリケーションを画像形成装置１０３で起動させるためのボタンである。例えば、認証アプリケーションテーブル４０３の「デフォルト認証アプリケーション」が起動状態のとき、「カスタマイズされた認証アプリケーション」を選択して切替ボタン４０４が押下されると、「カスタマイズされた認証アプリケーション」が起動状態になる。

アンインストールボタン４０５は、認証アプリケーションテーブル４０３内で選択された認証アプリケーションを画像形成装置１０３からアンインストールするためボタンである。

アプリケーションテーブル４０６は、画像形成装置１０３にインストールされたアプリケーションのうち、認証アプリケーション以外の一般的なアプリケーションとこれらの一般的なアプリケーションの起動状態とを示すためのテーブルである。

起動ボタン４０７は、アプリケーションテーブル４０６で選択したアプリケーションを画像形成装置１０３で起動するためのボタンである。

停止ボタン４０８は、アプリケーションテーブル４０６で選択したアプリケーションを停止するためのボタンである。

アンインストール４０９は、アプリケーションテーブル４０６で選択したアプリケーションを画像形成装置１０３から削除するためのボタンである。

図５は、アプリケーションインストールサービス３０７が提供する機能を利用するための操作画面の一例であるウェブページを示している。本実施例において、システム管理者は、このウェブページを利用して、操作パネル２１３に表示されるアプリケーションの表示順の調整とアプリケーションの認証要否の設定とを行うことができる。システム管理者は、設定用ＰＣ１０２を操作して、ウェブブラウザを介してこのウェブページを表示部に表示させることができる。

アプリケーション表示順リスト５０１は、現在設定されているアプリケーションの表示の順番を示している。また、システム管理者は、アプリケーション表示順リスト５０１を介して、アプリケーションの表示順を調整することができる。

アプリ表示順更新ボタン５０２は、アプリケーション表示順リスト５０１でアプリケーションの表示の順番を調整した後、更新した順番を画像形成装置１０３に反映するためのボタンである。

アプリケーション認証リスト５０３は、各アプリケーションに対して、アプリケーションの使用を開始するときにユーザ認証を必要とするか否かの設定を示す。また、システム管理者は、アプリケーション認証リスト５０３を介して、各アプリケーションに対して、ユーザ認証を行うか否かを設定することができる。

認証設定更新ボタン５０４は、アプリケーション認証リスト５０３で設定を行った後、更新した設定を画像形成装置１０３に反映するためのボタンである。

図６は、本実施例におけるアプリケーション表示マネージャ３０５の概略的な機能構成を示すブロック図である。

アプリ表示手段６０１は、認証アプリケーション及び一般的なアプリケーションなどのアプリケーションのユーザインターフェースをフルスクリーンで操作パネル２１３に表示するための手段である。

アプリ登録・解除手段６０２は、表示対象のアプリケーションとして、画像形成装置１０３にインストールされているアプリケーションをアプリケーション表示マネージャ３０５に登録し、または登録を解除するための手段である。アプリ登録・解除手段６０２により登録されたアプリケーションの画面は、アプリ表示手段６０１により操作パネル２１３に表示される。ユーザが前記の起動ボタン４０７を押下してアプリケーションが起動状態になると、そのアプリケーションはアプリケーション表示マネージャ３０５に登録される。ユーザが停止ボタン４０８を押下してアプリケーションが停止状態になると、そのアプリケーションの登録は解除される。

表示順設定手段６０３は、ユーザがアプリケーション表示順リスト５０１を使用してアプリケーションの順番を調整すると、アプリケーションインストールサービス３０７から調整後の順番の情報の通知を受ける。表示順設定手段６０３は、アプリケーションインストールサービス３０７から調整後の順番の情報の通知を受けた後、通知の内容に応じてアプリリスト６０７に記憶しているアプリケーションの表示順を入れ替える。

アプリ切替手段６０４は、操作パネル２１３を介したユーザからの指示に応じて、操作パネル２１３に表示されている画面のアプリケーションを切り替える手段である。表示するアプリケーションの画面の切り替えは、アプリリスト６０７に記憶されているアプリケーションの表示順に従ってアプリ表示手段６０１を介して行われる。

認証サービス登録・解除手段６０５は、ユーザ認証のために使用される認証アプリケーションの登録及び登録の解除を行うための手段である。認証サービス登録・解除手段６０５は、ユーザにより切替ボタン４０４が押下されると、アプリケーションインストールサービス３０７から認証アプリケーションの切り替えの指示を受け、この指示に応じて、認証アプリケーションを登録し、または登録を解除する。認証アプリケーションが登録されると、その認証アプリケーションのユーザインターフェースが、ユーザ認証のときに表示される画面として登録される。認証アプリケーションの登録が解除されると、その認証アプリケーションのユーザインターフェースの登録は解除される。

アプリ認証設定手段６０６は、各アプリケーションに対して、アプリケーションの使用を開始するときにユーザ認証を必要とするか否かの設定をするための手段である。ユーザがアプリケーション認証リスト５０３を介してアプリケーションに対して認証の要否の設定を要求すると、アプリ認証設定手段６０６は、アプリケーションインストールサービス３０７から当該設定の要求を受け、その要求の内容に応じて設定を行う。アプリケーション表示マネージャ３０５は、アプリケーションインストールサービス３０７のアプリ認証可否設定の要求を受け、アプリリスト６０７に記憶している各アプリケーションの認証設定情報を上書きする。

アプリリスト６０７は、登録したアプリケーションの情報、アプリケーションの設定情報（アプリケーションの認証設定情報を含む）、および、アプリケーションの表示順の情報のリストであり、メモリ上に記憶される。

アプリ設定記憶手段６０８は、アプリリスト６０７にある情報を外部記憶装置２０４に記憶する手段である。アプリ設定記憶手段６０８は、アプリリスト６０７が更新されると、更新後のアプリリスト６０７の情報を外部記憶装置２０４に記憶する。

表示中アプリ記録手段６０９は、ユーザの操作により操作パネル２１３に表示されているアプリケーションの情報を記録する手段である。

ログイン・ログアウト手段６１０は、ユーザがユーザ認証をしてアプリケーションにログインし、またはアプリケーションからログアウトするために、認証アプリケーションの画面と一般アプリケーションの画面の表示を切り替える手段である。ログイン・ログアウト手段６１０は、認証サービス３０６からの要求に応じて、画面の表示を切り替える。

図７は、アプリケーションの画面の表示の順番の調整の例を示した図である。ユーザが、図５に示したような画面を介して、１番目だったアプリ１をn番目に移動し、n番目だったアプリnを３番目に移動する指示をした場合、アプリケーション表示マネージャ３０５は、アプリ１とアプリnの画面の表示順を指示された順番に変更する。また、アプリケーション表示マネージャ３０５は、アプリ２の順番を１番目に、アプリ３の順番を２番目に変更する。

図８は、デバイスの操作パネル２１３の例を示している。スクリーン８０１は、アプリケーションの画面を表示するためのスクリーンである。スクリーン８０１は、アプリ表示手段６０１からの命令に応じて画面を表示する。

アプリ切替キー８０２は、ユーザがアプリケーションの画面の表示の切り替えを指示するためのキーである。アプリ切替キー８０２が押されると、アプリケーション表示マネージャ３０５のアプリ切替手段６０４は、アプリケーションの表示の切り替えを行う。

ログイン・ログアウトキー８０３は、ユーザがユーザ認証をしてアプリケーションにログインし、またはアプリケーションからログアウトする指示をするためのキーである。ログイン・ログアウトキー８０３がユーザに押下されると、認証アプリケーションの画面と一般アプリケーションの画面が切り替えられる。

汎用「OK」キー８０４は、ユーザによる画像形成装置１０３の操作のために汎用的に用いられるキーである。例えば、ユーザがスクリーン８０１に表示された内容を確認し、または承認したときに、ユーザにより汎用「OK」キー８０４が押下される。汎用「OK」キー８０４が押下されると、スクリーン８０１に表示されている画面の切り替えなど、画像形成装置１０３は所定の動作を行う。

図９は、アプリ登録・解除手段６０２で登録されたいずれのアプリケーションに対してもユーザ認証を行わない場合の画面遷移のシーケンスを示している。

システムトップ画面９０１は、操作パネル２１３に表示される本体機能３０４のトップ画面であり、画像形成装置１０３のシステムの状態を表示する画面である。システムトップ画面９０１の表示中にアプリ切替キー８０２が押されると、アプリケーション表示マネージャ３０５は、アプリリスト６０７のアプリケーションの表示順情報を参照し、表示順が１番目であるアプリ１の画面９０２を操作パネル２１３に表示する。アプリケーション表示マネージャ３０５は、表示中アプリ記録手段６０９により表示中のアプリケーションの情報としてアプリ１の情報を記録する。アプリ１の表示中に、アプリ切替キー８０２が押されると、アプリケーション表示マネージャ３０５は、アプリリスト６０７のアプリケーションの表示順の情報に従って、表示順が２番目であるアプリ２の画面９０３を操作パネル２１３に表示する。アプリケーション表示マネージャ３０５は、表示中アプリ記録手段６０９により表示中のアプリケーションの情報としてアプリ２の情報を記録する。以下同様に、アプリ切替キー８０２が押されるたびに、アプリリスト６０７のアプリケーションの表示順情報に従って、現在表示されているアプリケーションの次に表示されるべきアプリケーションの画面が操作パネル２１３に表示される。

アプリNの画面９０４は、アプリリスト６０７に記録してあるアプリケーションの表示順で最後に表示される画面である。アプリNの画面９０４の表示中にアプリ切替キー８０２が押されると、アプリケーション表示マネージャ３０５は、アプリリスト６０７の情報に従って、アプリNの画面９０４は最後に表示される画面であると判定し、システムトップ画面９０１を表示する。アプリケーション表示マネージャ３０５は、表示中アプリ記録手段６０９によりシステム画面の情報を記録する。

図１０は、アプリ登録・解除手段６０２で登録されたアプリケーションの一部のアプリケーションに関して、使用を開始するときに、ユーザ認証を行うように設定されている場合の画面遷移のシーケンスの例を示している。

この例において、ユーザ認証は、認証アプリ３０８により行われる。認証アプリ３０８は、認証方法をカスタマイズすることができる認証アプリケーションである。認証アプリ３０８は、USBH I/F制御部２０５を利用し、外付けICカードリーダを制御してICカードに入っているユーザ情報を読み出し、読み出した情報を登録されている認証情報と照合して認証の処理を行う。

また、この例の以下の説明において、アプリNよりアプリ表示順が前であるすべてのアプリケーションに対してユーザ認証が必要な設定となっていることを前提とする。

まず、ユーザが、システムトップ画面１００１の表示中に、アプリ切替キー８０２を押下する。次に、アプリケーション表示マネージャ３０５は、アプリリスト６０７を参照し、アプリ１の画面を表示するためにはユーザ認証が必要であると判定し、認証アプリ３０８の画面を操作パネル２１３に表示する。アプリケーション表示マネージャ３０５は、表示中アプリ記録手段６０９により、現在表示中のアプリケーションの情報として認証アプリ３０８の情報を記録する。ユーザによりユーザ認証のための操作が行われ、ユーザ認証に成功した場合、認証サービス３０６は、ログインコンテキストを発行し、ログイン・ログアウト手段６１０によりログインの動作を行う。アプリケーション表示マネージャ３０５は、ログイン状態を記録し、アプリ１の画面１００２を表示し、表示中アプリ記録手段６０９によりアプリ１の情報を記録する。

アプリ１の画面１００２の表示中に、ログイン・ログアウトキー８０３が押されると、認証サービス３０６が、前記のログインコンテキストをクリアし、ログイン・ログアウト手段６１０によりログアウトの動作を行う。次に、アプリケーション表示マネージャ３０５は、ログアウト状態を記録し、認証アプリ３０８の画面を操作パネル２１３に表示し、表示中アプリ記録手段６０９により認証アプリ３０８の情報を記録する。

ユーザ認証が必要であるアプリケーションの画面の表示中に、連続的にアプリ切替キー８０２が押されると、アプリケーション表示マネージャ３０５は、アプリリスト６０７のアプリケーションの表示順に従って、アプリケーションの画面を順番に表示する。ここで、認証アプリ３０８の画面の表示中に、ユーザ認証をせずにアプリ切替キー８０２が押されると、アプリケーション表示マネージャ３０５は、アプリリスト６０７のアプリケーションの認証設定情報及びアプリケーションの表示順情報を参照する。アプリケーション表示マネージャ３０５は、参照した情報に従って、アプリNの前に表示されることが指定されているアプリケーションは全て認証が必要であると判定し、認証のための処理をスキップし、アプリNの画面を表示する。アプリケーション表示マネージャ３０５は、表示中アプリ記録手段６０９によりアプリNの情報を記録する。

このように図１０の例では、アプリケーションのユーザ認証処理を開始する前にアプリ切替キー８０２が押されると、そのアプリケーションより表示順が後に指定されているアプリケーションのうち、ユーザ認証が不要であるアプリケーションの画面が表示される。即ち、ユーザ認証が必要な第１アプリケーションを開始するときに、ユーザからの指示とアプリリスト６０７の表示順情報とに基づいて、第１アプリケーションにおけるユーザ認証の処理をスキップして第２アプリケーションの画面を表示させるように制御される。この制御は、アプリケーション表示マネージャ３０５により行われる。

詳細には、第２アプリケーションの画面は、ユーザ認証を行なうように設定されていないアプリケーションの画面のうち、表示する順序が第１アプリケーションの画面の表示後で最も先に表示するように設定されているアプリケーションの画面とすることができる。

また、変形例として、アプリ切替キー８０２が押されると、ユーザ認証の要否に関わらず、次に表示されることが指定されているアプリケーションの画面（またはアプリケーションの使用のための認証アプリケーションの画面）を表示することとしても良い。即ち、第２アプリケーションの画面は、表示する順序が第１アプリケーションの画面の次に表示するように設定されているアプリケーションの画面とすることができる。

その結果、ユーザは、アプリケーションの使用のための認証の操作を行うことなく、そのアプリケーションの後に使用することが可能なアプリケーションの画面を表示させることができる。また、アプリ切替キー８０２が押されると、ユーザ認証が必要なアプリケーションにおけるユーザ認証の処理を全てスキップするようにすることで、ユーザ認証が不要なアプリケーションを使用したい場合の操作性が向上する。

図１２を参照して、認証アプリケーションがユーザ認証処理の開始の要求を検知したときに実行される画像形成装置１０３による処理のフローを説明する。この処理の制御は、CPU２０１がROM２０２及び外部記憶装置２０４に記憶されたプログラムをRAM２０３に展開し、実行することによって行われる。以降に説明するフローチャートに示された処理の制御も同様にして行われる。

S１２０１において、認証アプリ３０８は、ユーザによる認証操作（例えば、ICカードを外付けICカードリーダにかざしたこと）を検知すると、その認証操作に応じて認証情報を取得する。

次に、S１２０２において、認証アプリ３０８は、取得した認証情報と予め登録されている認証情報とを照合し、取得した認証情報が正しいかどうかを判定する。認証情報が正しい場合、S１２０３において、認証アプリ３０８は、認証サービス３０６にログインコンテキストを発行させる。即ち、ユーザ認証に成功すると、そのユーザは、そのアプリケーションへログインした状態となる。

S１２０４において、認証アプリ３０８は、ログイン・ログアウト手段６１０によりアプリケーション表示マネージャ３０５にログインの動作を行わせ、ログイン状態を記録する。次に、アプリケーション表示マネージャ３０５は、アプリリスト６０７の表示順の情報と表示中アプリ記録手段６０９による記録とを参照して、表示順が次に指定されているアプリケーションの画面を操作パネル２１３に表示する。アプリケーション表示マネージャ３０５は、表示された画面のアプリケーションの情報を表示中アプリ記録手段６０９により記録する。

S１２０２において、認証情報が正しくないと判定された場合、認証アプリ３０８は、処理を終了し、操作パネル２１３にユーザ認証のトップ画面を表示する。なお、ここでは、説明を簡単にするため、直接認証トップ画面に遷移するようにしているが、認証アプリケーションが認証失敗メッセージを表示するようにしてもよい。

図１３を参照して、アプリケーションへのログイン状態からログアウトするための処理のフローを説明する。

S１３０１において、ユーザによりログイン・ログアウトキー８０３が押下されると、認証アプリ３０８は、ユーザによりログアウト操作が行われたことを検知する。次に、S１３０２において、認証アプリ３０８は、認証サービス３０６に発行されたログインコンテキストをクリアさせ、ログイン・ログアウト手段６１０によりアプリケーション表示マネージャ３０５にログアウト動作させる。そして、S１３０３において、アプリケーション表示マネージャ３０５は、ログアウト状態を記録し、認証アプリ３０８のトップ画面を操作パネル２１３に表示し、表示中アプリ記録手段６０９により認証アプリケーションを記録する。

図１１を参照して、アプリケーション表示マネージャ３０５が画面遷移を制御する処理のフローを説明する。

まず、S１１０１において、アプリケーション表示マネージャ３０５は、ユーザによってアプリ切替キー８０２が押下されたことを検出する。次に、S１１０２において、アプリケーション表示マネージャ３０５は、アプリリスト６０７と表示中アプリ記録手段６０９による記録とを参照し、表示中の画面の次に表示されるように指定されたアプリケーションの画面が存在するかどうかを判定する。

次に表示されるように指定されたアプリケーションの画面が存在しない場合、S１１０３において、アプリケーション表示マネージャ３０５は、システムトップ画面を表示し、表示中アプリ記録手段６０９によりシステム画面の情報を記録し、処理を終了する。

また、S１１０２において、次に表示されるように指定されたアプリケーションの画面が存在すると判定された場合、処理はS１１０４に進む。S１１０４において、アプリケーション表示マネージャ３０５は、アプリリスト６０７の表示順情報及びアプリ認証設定情報を参照して、次に表示されるように指定されている画面のアプリケーションはユーザ認証を必要としているか否かを判定する。ユーザ認証を必要としていないと判定された場合、処理はS１１０５に進む。S１１０５において、アプリケーション表示マネージャ３０５は、次に表示されるように指定されているアプリケーションの画面を表示し、表示された画面のアプリケーションの情報を表示中アプリ記録手段６０９により記録し、処理を終了する。

またS１１０４において、次に表示されるように指定されている画面のアプリケーションはユーザ認証を必要としていると判定された場合、処理はS１１０６へ進む。S１１０６において、アプリケーション表示マネージャ３０５は、ログイン・ログアウト手段６１０により記録した認証情報を参照し、ユーザが認証済み（即ち、ログイン済み）かどうかを判定する。ユーザが既に認証されていると判定されした場合、処理はS１１０５に進む。

S１１０６において、ユーザはまだ認証されていないと判定された場合、処理はS１１０７へ進む。S１１０７において、アプリケーション表示マネージャ３０５は、表示中アプリ記録手段６０９による記録を参照し、認証アプリ３０８の画面が表示中かどうかを判定する。認証アプリ３０８の画面が表示中でない場合、S１１０８において、アプリケーション表示マネージャ３０５は、認証アプリ３０８の画面を表示し、表示中アプリ記録手段６０９により認証アプリの情報を記録し、処理を終了する。

S１１０７において、認証アプリの画面が既に表示されていると判定された場合、次に表示されるアプリケーションの情報を表示中アプリ記録手段６０９により記録し、処理はS１１０２に進む。

即ち図１１の処理では、ユーザがログイン状態ではなく、認証アプリ３０８の画面が表示されている場合（S１１０６の「いいえ」、S１１０７の「はい」）、次のアプリケーションはユーザ認証が必要であるかが判定される（S１１０２の「あり」、S１１０４）。次のアプリケーションはユーザ認証が必要である場合（S１１０４の「いいえ」）、そのアプリケーションの画面が表示される（S１１０５）。ユーザ認証が必要でない場合、処理は再度、S１００６へ進む。

その結果、アプリケーションのユーザ認証処理を開始する前にアプリ切替キー８０２が押されると、そのアプリケーションより表示順が後に指定されているアプリケーションのうち、ユーザ認証が不要であるアプリケーションの画面が表示される。即ち、ユーザ認証が必要な第１アプリケーションを開始するときに、ユーザからの指示とアプリリスト６０７の表示順情報とに基づいて、第１アプリケーションにおけるユーザ認証の処理をスキップして第２アプリケーションの画面を表示させるように制御される。

以上の処理によれば、アプリケーションの画面の表示順に、認証が必要であると設定されたアプリケーションが連続して並んでいる場合に、繰り返して認証画面を表示するのを避けることができる。これにより、認証されていないユーザは、１つの操作により、認証が不要なアプリケーションの画面を表示させることが可能となるため、ユーザの操作性を向上させることができる。

（第２の実施形態）
以下、本発明の第２の実施形態について図面を参照して説明する。第２の実施形態は、第１の実施形態に基づいて、認証画面表示中のユーザの操作性を改善した例である。第２の実施形態のシステム構成、ハードウェア構成、アプリケーションの管理画面、設定画面などは第１の実施形態と同様であるため、説明は省略する。

図１４を参照して、図１０における認証アプリ３０８の画面の表示中に、ユーザに操作方法を提示するための画面を表示する際の処理の制御を説明する。

提示画面１４０１は、認証アプリ３０８の画面の表示中に、認証不要なアプリケーションの画面を表示するための操作をユーザに提示する画面である。認証アプリ３０８の画面が表示された後、一定時間が経過した場合、アプリケーション表示マネージャ３０５は、提示画面１４０１を操作パネル２１３に表示する。提示画面１４０１には、認証が必要ではないアプリケーションの画面へ遷移したい場合には、アプリ切替キー８０２を押下すべきことが示されている。また、提示画面１４０１には、認証アプリ３０８の画面を表示させたい場合には、汎用「OK」キー８０４を押下すべきことが示されている。すなわち、アプリケーション表示マネージャ３０５は、ユーザ認証のためのアプリケーションの画面の表示部への表示後、一定時間が経過した場合、ユーザ認証の処理をスキップするための操作方法を提示した提示画面に表示部の表示を切り替える。

提示画面１４０１が表示された後に、一定時間が経過した場合、または、汎用「OK」キー８０４が押されたことが検知された場合、アプリケーション表示マネージャ３０５は、認証アプリ３０８の画面を操作パネル２１３に表示する。

すなわち、アプリケーション表示マネージャ３０５は、前述の提示画面の表示部への表示後、一定時間が経過した場合、または、汎用「OK」キー８０４が押されたことが検知された場合、ユーザ認証のためのアプリケーションの画面に表示部の表示を切り替える。

以上のように、認証アプリケーションの画面の表示後、一定時間が経過した場合に、ユーザにユーザ認証の処理をスキップするための操作方法を提示した画面を表示することより、画像形成装置１０３の操作性が向上する。

アプリケーション表示マネージャ３０５は、提示画面１４０１の表示中に、ユーザが認証操作（例えば、ユーザがICカードをICカードリーダにかざすこと）を行った場合でも、認証アプリ３０８の画面表示中と同じように、認証の処理が行われる。また、アプリケーション表示マネージャ３０５は、提示画面１４０１の表示中に、アプリ切替キー８０２が押下されたことを検知すると、認証不要なアプリケーションの画面を表示する。

図１５を参照して、本実施形態において、アプリケーション表示マネージャ３０５が、提示画面１４０１を含む画面の遷移を制御する処理のフローを説明する。

まず、S１５０１において、アプリケーション表示マネージャ３０５は、システムイベントを検知する。次に、S１５０２において、アプリケーション表示マネージャ３０５は、検知したシステムイベントがアプリケーション切替キー８０２の押下か否かを判定する。検知したシステムイベントがアプリケーション切替キー８０２の押下である場合、アプリケーション表示マネージャ３０５は、図１１を参照して説明した処理と同様の処理を行うため、ここでは説明を省略する。

検知したシステムイベントがアプリケーション切替キー８０２の押下でないと判定された場合、処理はS１５０３へ進む。S１５０３において、アプリケーション表示マネージャ３０５は、表示中アプリ記録手段６０９を参照して、認証アプリ３０８の画面が現在表示されているかどうかを判定する。認証アプリ３０８の画面が現在表示されていると判定されした場合、処理はS１５０４へ進む。S１５０４において、アプリケーション表示マネージャ３０５は、アプリリスト６０７を参照して、今後表示されるように指定されている画面のアプリケーションのうち、認証を必要としていないアプリケーションが存在するかどうかを判定する。

S１５０４で認証を必要としていないなアプリケーションが存在すると判定断された場合、処理はS１５０５へ進む。S１５０５において、アプリケーション表示マネージャ３０５は、システムイベントが一定時間経過後に通知されるタイマー通知かどうかを判定する。S１５０５において、システムイベントが一定時間経過後のタイマー通知であると判定された場合、処理はS１５０６へ進む。S１５０６において、アプリケーション表示マネージャ３０５は、提示画面１４０１を操作パネル２１３に表示し、表示中アプリ記録手段６０９により提示画面１４０１の情報を記録する。

S１５０３において、認証アプリ３０８の画面が現在表示されていないと判定された場合、処理はS１５０７へ進む。S１５０７において、アプリケーション表示マネージャ３０５は、表示中アプリ記録手段６０９を参照して、提示画面１４０１が表示されているかどうかを判定する。提示画面１４０１が表示されている場合、S１５０８において、アプリケーション表示マネージャ３０５は、システムイベントが一定時間経過後に通知されるタイマー通知かどうかを判定する。S１５０８でシステムイベントが一定時間経過後のタイマー通知であると判定された場合、S１５０９でアプリケーション表示マネージャ３０５は、認証アプリ３０８の画面を表示し、表示中アプリ記録手段６０９により認証アプリ３０８の画面の情報を記録する。

S１５０８でシステムイベントがタイマー通知でないと判定された場合、処理はS１５１０へ進む。S１３１０において、アプリケーション表示マネージャ３０５は、システムイベントが「OK」キーイベントかどうかを判定する。「OK」キー押下イベントであると判定された場合、アプリケーション表示マネージャ３０５は、S１５０９で認証アプリ３０８の画面を表示し、表示中アプリ記録手段６０９により認証アプリ３０８の画面の情報を記録する。

以上のように、本実施形態によれば、アプリケーション表示マネージャ３０５は、認証画面の表示から一定時間が経過したことを検知し、操作方法についての提示画面を操作パネル２１３に表示することより、ユーザに対して操作方法を提示することが可能となる。これにより、認証不要なアプリケーションに遷移する余計な操作もが不要となり、ユーザの操作性が向上する。

（その他の実施例）
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア（プログラム）を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ（またはＣＰＵやＭＰＵ等）がプログラムを読み出して実行する処理である。

１０３ 画像形成装置
３０５ アプリケーション表示マネージャ
３０７ アプリケーションインストールサービス
３０８ 認証アプリ
６０３ アプリケーションの表示順設定手段
６０４ アプリケーション表示の切替手段
６０６ アプリケーションの認証設定手段
８０１ アプリケーションを表示用のスクリーン
８０２ アプリケーションの表示を切り替えるハードキー
８０３ 認証アプリ用のログイン・ログアウトハードキー

Claims (7)

1. 複数のアプリケーションのそれぞれの画面を表示部へ表示する順序が設定され、所定のアプリケーションを開始するときにユーザ認証を行うように設定された画像処理装置であって、
   ユーザ認証を行なうように設定された第１アプリケーションを開始するときに、ユーザから受けた指示と前記設定された順序とに基づいて、ユーザ認証の処理をスキップして、ユーザ認証を行なうように設定されていない第２アプリケーションの画面であって、前記表示する順序が前記第１アプリケーションの画面の表示後に表示するように設定されている第２アプリケーションの画面を表示部に表示させる制御手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
2. 前記第２アプリケーションの画面は、前記表示する順序が前記第１アプリケーションの画面の次に表示するように設定されているアプリケーションの画面であることを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
3. 前記第２アプリケーションの画面は、ユーザ認証を行なうように設定されていないアプリケーションの画面のうち、前記表示する順序が前記第１アプリケーションの画面の表示後で最も先に表示するように設定されているアプリケーションの画面であることを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
4. ユーザ認証のためのアプリケーションの画面の表示部への表示後、一定時間が経過した場合、前記ユーザ認証の処理をスキップするための操作方法を提示した提示画面に表示部の表示を切り替える手段と、
   前記提示画面の表示部への表示後、一定時間が経過した場合、ユーザ認証のためのアプリケーションの画面に表示部の表示を切り替える手段と
   を備えることを特徴とする請求項１から３のいずれか１つに記載の画像処理装置。
5. 前記ユーザから受けた指示は、前記提示画面に提示された操作方法に従った方法により受けることを特徴とする請求項４に記載の画像処理装置。
6. 複数のアプリケーションのそれぞれの画面を表示部へ表示する順序が設定され、所定のアプリケーションを開始するときにユーザ認証を行うように設定された画像処理装置で実行される方法であって、
   制御手段が、ユーザ認証を行なうように設定された第１アプリケーションを開始するときに、ユーザから受けた指示と前記設定された順序とに基づいて、ユーザ認証の処理をスキップして、ユーザ認証を行なうように設定されていない第２アプリケーションの画面であって、前記表示する順序が前記第１アプリケーションの画面の表示後に表示するように設定されている第２アプリケーションの画面を表示部に表示させるステップを備えたことを特徴とする方法。
7. コンピュータを、
   複数のアプリケーションのそれぞれの画面を表示部へ表示する順序が設定され、所定のアプリケーションを開始するときにユーザ認証を行うように設定された画像処理装置として機能させるためのプログラムであって、
   前記画像処理装置は、
   ユーザ認証を行なうように設定された第１アプリケーションを開始するときに、ユーザから受けた指示と前記設定された順序とに基づいて、ユーザ認証の処理をスキップして、ユーザ認証を行なうように設定されていない第２アプリケーションの画面であって、前記表示する順序が前記第１アプリケーションの画面の表示後に表示するように設定されている第２アプリケーションの画面を表示部に表示させる制御手段を備えたことを特徴とするプログラム。

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