JP5966895B2 - 自動車の脚払い構造 - Google Patents
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Description
すなわち、サブクラッシュカンが存在しない車両において、支持部材としてのシュラウドサポートを設け、このシュラウドサポートの下部前面、つまりシュラウドロアの前面に脚払い部材を設け、該脚払い部材はシュラウドロアの側方に延長する延長端部を備えており、該延長端部が受けた脚払い荷重を、シュラウドサポートの側面で受止めるように構成したものである。
上述の脚払い部材は、歩行者の脚を払うのに必要な脚払い反力を発生させるための適度な高剛性が求められる一方で、軽衝突時においては、シュラウドサポート等の支持部材が破損しないように、該支持部材への荷重伝達を低減させるために、低剛性化が求められるが、このような相反する要求を満たすように脚払い構造を構成することは困難であった。
このような問題点を解決するために、既に、特許文献2に開示された自動車の脚払い構造が発明されている。
また、上述の第1の荷重は、フロントサイドフレームの耐力を意味し、第1の荷重以下の前突荷重は軽衝突荷重を意味し、上述の第2の荷重は、支持部材に求められる荷重を意味し、上述の第3の荷重は、脚払い反力を意味する。
このため、脚払い部材の延長端部が車体側剛性部材に当接する以前の脚払い部材による脚払い反力を高めることができ、この分、延長端部の前後方向の長さをコンパクトにすることができる。
また、オフセット軽衝突時には、延長端部が車体側剛性部材に当接し、当接後においては軽衝突荷重を該車体側剛性部材で受止め、支持部材には可及的荷重が入力されないようになるので、該支持部材を保護することができる。
さらに、上記延長端部は車体側剛性部材に対して離間しているので、これら両者の組付けが不要となり、生産性の向上を図ることができる。
また、上記クランク構造により、過大な荷重が入力された時には、単に中間部を屈曲させる構成に対して、より一層屈曲しやすくなり、屈曲することで荷重を車体側剛性部材に確実に伝達すると共に、入力荷重が支持部材へ伝達するのを、より一層抑制して、支持部材を効果的に保護することができる。
また、オフセット軽衝突時には、延長端部が車体側剛性部材に当接し、当接後においては軽衝突荷重を該車体側剛性部材で受止め、支持部材には可及的荷重が入力されないようになるので、該支持部材を保護することができる。
さらに、上記延長端部は車体側剛性部材に対して離間しているので、これら両者の組付けが不要となり、生産性の向上を図ることができる効果がある。
図面は自動車の脚払い構造を示し、図1は当該脚払い構造を示す斜視図、図2は図1から緩衝部材、バンパレインフォースメント、フロントサイドフレームを取外した状態で示す要部の斜視図である。
図1において、エンジンルームの車幅方向両サイドを車両の前後方向に延びる左右一対のフロントサイドフレーム1,1を設けている。このフロントサイドフレーム1は、フロントサイドフレームインナとフロントサイドフレームアウタとを接合固定して、車両の前後方向に延びる閉断面を有する車体強度部材である。
上述のフロントサイドフレーム1の前端には、クロージングプレート2およびメインクラッシュカン側のベースプレート3を介してメインクラッシュカン4を取付けている。
上述のバンパレインフォースメント5におけるバンパレインフロントパネル6の前面には、該バンパレインフロントパネル6に沿って、車幅方向に延びる緩衝部材としてのEA部材9を取付けている。このEA部材9は歩行者の膝荷重を受け止めるものである。
このサブフレーム11は、車幅方向に延びるセンタクロスメンバ12(いわゆるサスクロス本体)と、このセンタクロスメンバ12の左右両側部からフロントサイドフレーム1の下方部において車両の前後方向に延びる閉断面構造のフロントサイドメンバ13,13と、左右のフロントサイドメンバ13,13の前部相互間を車幅方向に連結するフロントクロスメンバ14(いわゆるNo.1クロスメンバ)と、上述のセンタクロスメンバ12の左右両側部から車両の前後方向の後方に延びる閉断面構造のリヤサイドメンバ(図示せず)と、左右のリヤサイドメンバ間を車幅方向に連結するリヤクロスメンバ(図示せず)と、を備えている。
この取付け部材16は、長尺のボルトと、ボルトの外周部を囲繞するパイプ部材と、上述のボルトを締結するウエルドナットとで構成される。
また、図1に示すように、フロントサイドメンバ13の後部には、該フロントサイドメンバ13から上方に立上がるタワー部17(車体取付け部材)を設け、このタワー部17の上端部を図示しないマウント部材にて、フロントサイドフレーム1の下面部に連結している。
このサブクラッシュカン20は、後述する脚払い部材(ロアスティフナ40)よりも高剛性に形成されている。
図3は図2の正面図、図4は図3の右側面図、図5は図3の底面図である。
図6において、25はフロントバンパフェース、26はバンパフェース25の車幅方向中間上部に位置するアッパガーニッシュ、27はグリル、28はセンタメンバ、29はガーニッシュ、30は導風口、31はアンダカバーであり、車両前端の少なくともフロントバンパフェース25は、空力特性を考慮して、平面視で前方に凸状に湾曲形成されている。
要するに、この実施例の自動車の脚払い構造は、車幅方向に延びて車体前部に支持されると共に、第1の荷重(フロントサイドフレーム1の耐力)以下の前突荷重(つまり軽衝突荷重)から車体を保護するバンパ部材であるバンパレインフォースメント5と、当該バンパレインフォースメント5よりも後方で車幅方向に延びると共に、上記第1の荷重よりも低い第2の荷重(シュラウドサポート21に求められる荷重)まで耐えられる車体側の支持部材としてのシュラウドサポート21と、このシュラウドサポート21の左右端部に支持されるよう、車幅方向に延設され、かつ、上記バンパレインフォースメント5よりも下方から前方に延設されると共に、上記第2の荷重よりも低い第3の荷重(脚払い反力)で変形する脚払い部材としての合成樹脂製のロアスティフナ40とを備えた構成を、前提構造とするものである。
つまり、脚払い部材としてのロアスティフナ40は、シュラウドサポート21よりも車幅方向外側に延びると共に、車体側剛性部材であるサブクラッシュカン20と前後方向に対面する延長端部40Eを備えている。
また、上述のロアスティフナ40は、その左右の側部40S,40Sの前側の縁部から前方に前方凸部40F,40Fが一体に延設されると共に、左右の側部40S,40Sの後側の縁部から後方に後方凸部40R,40Rが一体に延設されており、該後方凸部40R,40Rと嵌合するように上述のシュラウドサポート21のシュラウドロア21Lにおける前面側部には凹部21aが形成されている。
また、上述のロアスティフナ40は、図2に示すフラット形状(平滑面形状)の上面部40a,40bと、この上面部40aの左右両側端から下方に延びる左右の側片40d,40dと、上面部40aの前端から下方に延びる前片40e(但し、この前片40eは各部40C,40S,40Eの前端から下方に延びる車幅方向全体の垂下片を意味する)と、上面部40a,40bの後端から下方に延びる後片40f(但し、この後片40fは各部40C,40S,40Eの後端から下方に延びる車幅方向全体の垂下片を意味する)と、を備えている。
また、図5に底面図で示すように、ロアスティフナ40の下面側には車両前後方向に延びると共に、車幅方向に並ぶ複数の前後リブ44を一体形成すると共に、上述のV字溝43と上下方向で一致するロアスティフナ40下面側には中央部40Cから左右の側部40S,40Sの車幅方向端部まで車幅方向に延びる横リブ45を一体形成している。
上述の傾斜リブ46は左側の側部40Sの左端近傍から右側の側部40Sの右端近傍までの車幅方向の範囲内において形成されており、該傾斜リブ46は、隣り合う前後リブ44を連結し、上述のV字溝43の前方において該V字溝43に対し車両前後方向に傾斜して形成されており、かつ、V字溝43に対して前方に凸に湾曲、または逆V字状のアーチ形状に形成されており、複数のアーチ状部が左右に連続して、V字溝43の前方全域に車幅方向にジグザグ形状に延設されたものである。
上述の傾斜リブ46は前方頂部46Aと後方頂部46Bとを有するように形成されており、後方頂部46Bの周辺は、前方頂部46Aの周辺に対して、前後リブ44の配置数を相対的に多くして補強されていて、これにより、車幅方向での前後剛性を平均化すると共に、軽量高剛性化を図るように構成している。
つまり、合計4つのアンダカバー取付け部47…のうち、車幅方向中央側に位置するアンダカバー取付け部47,47間と対応する位置には、上記追加横リブ49を設けないように構成している。
つまり、ロアスティフナ40の車幅方向中央側は、車両デザインの関係上、クラッシュ時に変形残り代が大きいので、上面側にリブ50を設けて、当該車幅方向中央側の剛性を高め、軽量高剛性化を図りつつ、通常時(非衝突時)のロアスティフナ40の上下振動を防止すべく構成したものである。
そして、上述の前後リブ44の疎密構造等により、ロアスティフナ40は、第1の荷重(フロントサイドフレーム1の耐力)以下の前突荷重(つまり軽衝突荷重)に対し、側部40Sの変形後の前後長L1(図12参照)が、中央部40Cの変形後の前後長L2(図12参照)よりも短く(L1<L2)なるように構成している。
さらに、図5に示すように、サブクラッシュカン20の前端と、ロアスティフナ40における延長端部40Eの後片40fとの間には隙間Gが設けられており、組付け性と、走行時の両者40E,20の干渉防止との両立を図るように構成している。
通常時、ロアスティフナ40前端は図7〜図11に示すように、バンパレインフォースメント5よりも車両前方に位置しており、車両デザインの関係上、バンパレインフォースメント5はその車幅方向中央が車幅方向両サイドと比較して前方へ湾曲状に突出している。このため、軽衝突時におけるロアスティフナ40の変形後の前後長は、ロアスティフナ中央部に対し、ロアスティフナ側部の方が短くなる。
つまり、軽衝突荷重に対し、側部40Sの変形後の前後長L1が、中央部40Cの変形後の前後長L2よりも短く(L1<L2)なるものである。
なお、図8,図9,図10において、51はアッパガーニッシュ26およびグリル27と、シュラウドサポート21のシュラウドアッパ21Uとを連結するシュラウドアッパパネルである。
この傾斜壁部53は、その前端が上記前縁外端部40gに位置し、後端が延長端部40Eの後壁40hを介してサブクラッシュカン20の前端部車幅方向内側に当接可能な部位に位置する傾斜リブ53Aと、上述の後方凸部40Rの車幅方向外側の壁を兼ねる傾斜フランジ53Bと、傾斜リブ53Aと傾斜フランジ53Bとの間に設けられた屈曲部53Cとを備えている。
また、上述の傾斜フランジ53Bは、その前端が屈曲部53Cに位置し、その後端がシュラウドサポート21の車幅方向外方前端部21cに位置するように、その前端から後端にかけて平面視で斜め方向に、かつ直線的に延びるように形成されている。
さらに、上述の傾斜壁部53の前後方向の中間部、すなわち、傾斜リブ53Aの後端部が延長端部40Eの後部40hを介してサブクラッシュカン20の前部に当接可能に配することで、ロアスティフナ40の延長端部40Eの後壁40hがサブクラッシュカン20に衝突した後に、傾斜壁部53それ自体を、サブクラッシュカン20への直接的な前後方向荷重伝達部として活用すべく構成している。
すなわち、屈曲部53Cと傾斜リブ53Aの後端との間には、微少間隔△Lが設けられており、傾斜リブ53A、屈曲部53C、傾斜フランジ53Bは平面視で前後方向に、かつ、クランク状に連設されている。
また、上述の傾斜リブ53Aが、屈曲部53Cに微少間隔△Lを隔てた位置から斜め前方外側方に向って延びているので、衝突時に延長端部40Eがサブクラッシュカン20側に倒れた際、屈曲部53Cで抑制された荷重は、傾斜フランジ53Bを介してシュラウドサポート21に対して斜め方向に入力されるが、当該抑制荷重は凹部21aで受止められて、車幅方向に分散するので、シュラウドサポート21の保護を図ることができる。
図14において、ST1はロアスティフナ40の後退により延長端部40Eの後壁40hとサブクラッシュカン20との間の隙間Gがゼロになるストロークを示し、ST2はロアスティフナ40(特に、延長端部40E)が底付き変形し、潰れ代がなくなるストロークを示す。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車幅方向の内方を示し、矢印OUTは車幅方向の外方を示す。
このため、脚払い部材(ロアスティフナ40)の延長端部40Eが車体側剛性部材(サブクラッシュカン20)に当接する以前の脚払い部材(ロアスティフナ40)による脚払い反力を高めることができ、この分、延長端部40Eの前後方向の長さをコンパクトにすることができる。
また、オフセット軽衝突時には、延長端部40Eが車体側剛性部材(サブクラッシュカン20)に当接し、当接後においては軽衝突荷重を該車体側剛性部材(サブクラッシュカン20)で受止め、支持部材(シュラウドサポート21)には可及的荷重が入力されないようになるので、該支持部材(シュラウドサポート21)を保護することができる。
さらに、上記延長端部40Eは車体側剛性部材(サブクラッシュカン20)に対して離間しているので、これら両者(サブクラッシュカン20とロアスティフナ40参照)の組付けが不要となり、生産性の向上を図ることができる。
また、上記傾斜壁部53の前後方向の中間部が、直接、または延長端部40Eの後壁40hを介して上記車体側剛性部材(サブクラッシュカン20)に当接可能な位置に配されたものである(図13参照)。
さらに、上記傾斜壁部53の中間部に、屈曲部53Cが設けられたものである(図13参照)。
加えて、上記屈曲部53Cは、該屈曲部53Cから前方に延びる傾斜壁部前部(傾斜リブ53A参照)の後端が、直接、または延長端部40Eの後壁40hを介して上記車体側剛性部材(サブクラッシュカン20参照)の前面に前方から当接するようにクランク状に形成されたものである(図13参照)。
また、上記クランク構造により、過大な荷重が入力された時には、単に中間部を屈曲させる構成に対して、より一層屈曲しやすくなり、屈曲することで荷重を車体側剛性部材(サブクラッシュカン20)に確実に伝達すると共に、入力荷重が支持部材(シュラウドサポート21)へ伝達するのを、より一層抑制して、支持部材(シュラウドサポート21)を効果的に保護することができる。
図15に示す実施例においては、図1〜図13で示した構成に加えて、上述のロアスティフナ40における延長端部40Eの後壁40hに、後方に向けて延びる2つの突起54,54を一体形成し、延長端部40Eの後退時に該突起54,54をサブクラッシュカン20前端部の開口部20a,20aに前方から挿入して、延長端部40Eが車幅方向内方、つまり、シュラウドサポート21側へずれるのを防止し、該シュラウドサポート21の保護を図ったものである。
上述のサブクラッシュカン20は上側部材と下側部材との2部材から成り、これら2部材を組合せて、サブクラッシュカン20の前端中央に壁部を形成すると共に、壁部の左右に開口部20a,20aが形成されるように構成したものであり、この開口部20a,20aと前後方向に離間して対向するように上記突起54,54を延長端部40Eの後壁40hに一体形成したものである。
図15で示した実施例においても、その他の構成、作用、効果については、図1〜図13で示した先の実施例と同様であるから、図15において図13と同一の部分には、同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
この発明のバンパ部材は、実施例のバンパレインフォースメント5に対応し、
以下同様に、
支持部材は、シュラウドサポート21に対応し、
脚払い部材は、ロアスティフナ40に対応し、
車体側剛性部材は、サブクラッシュカン20に対応し、
傾斜壁部は、傾斜リブ53Aと傾斜フランジ53Bとを含む傾斜壁部53に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、上記実施例においては、支持部材としてのシュラウドサポート21を、ブラケット24を介してバンパレインフォースメント5に連結したが、この構成に限定されるものではなく、シュラウドサポート21をフロントサイドフレーム1等の車体側部材に連結してもよいことは勿論である。
また、支持部材は、シュラウドサポートに限らず、バンパ部材よりも剛性が低く、かつ、左右フロントサイドフレーム1の前部間に架け渡されたクロスメンバであってもよい。
20…サブクラッシュカン(車体側剛性部材)
21…シュラウドサポート(支持部材)
40…ロアスティフナ(脚払い部材)
40E…延長端部
40h…後壁
53…傾斜壁部
53A…傾斜リブ(傾斜壁部)
53B…傾斜フランジ(傾斜壁部)
53C…屈曲部
Claims (3)
- 車幅方向に延びて車体前部に支持されると共に、第1の荷重以下の前突荷重から車体を保護するバンパ部材と、
該バンパ部材よりも後方で車幅方向に延びると共に、上記第1の荷重よりも低い第2の荷重まで耐えられる車体側の支持部材と、
該支持部材の左右両端部に支持されるよう、車幅方向に延設され、かつ、上記バンパ部材よりも下方から前方に延設されると共に、上記第2の荷重よりも低い第3の荷重で変形する脚払い部材と、を備えた
自動車の脚払い構造であって、
上記脚払い部材は、上記支持部材よりも車幅方向外側に延びると共に、車体側剛性部材と前後方向に離間して対面する延長端部が設けられ、
該延長端部の前縁端部から上記支持部材端部に向けて、傾斜壁部が設けられ、
上記傾斜壁部の中間部に、屈曲部が設けられたことを特徴とする
自動車の脚払い構造。 - 上記傾斜壁部の前後方向の中間部が、直接、または延長端部の後壁を介して上記車体側剛性部材に当接可能な位置に配された
請求項1記載の自動車の脚払い構造。 - 上記屈曲部は、該屈曲部から前方に延びる傾斜壁部前部の後端が、直接、または延長端部の後壁を介して上記車体側剛性部材の前面に前方から当接するようにクランク状に形成された
請求項1または2に記載の自動車の脚払い構造。
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