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JP5963038B2 - 穿孔装置、用紙処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

穿孔装置、用紙処理装置及び画像形成装置 Download PDF

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JP5963038B2 JP2011266064A JP2011266064A JP5963038B2 JP 5963038 B2 JP5963038 B2 JP 5963038B2 JP 2011266064 A JP2011266064 A JP 2011266064A JP 2011266064 A JP2011266064 A JP 2011266064A JP 5963038 B2 JP5963038 B2 JP 5963038B2
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Description

本発明は、用紙に穿孔処理を施す穿孔装置、前記穿孔装置を備えた用紙処理装置及び画像形成装置に関するものである。
一般に用紙に孔をあける穿孔装置において、用紙に孔をあけた際に発生する抜きカスであるパンチ屑は自由落下より、パンチ屑を回収する回収容器内で山状に積載される。そのため、このように積載されたパンチ屑の山の頂部の高さが回収容器の高さに到達しても、前記頂部から離れた位置にある回収容器の周壁近傍に隙間が大きく残ってしまい、回収容器へのパンチ屑の収容効率が低くなってしまう。このように回収容器へのパンチ屑の収容効率が低くなると、回収容器内に収容したパンチ屑の廃棄を頻繁に行う必要が生じメンテナンス性が悪くなる。
特許文献1に記載の穿孔装置では、回収容器内で対向する内壁面に両端を固設された軸状部材と、軸状部材の軸方向と略垂直方向に設けられ軸状部材を頂部として軸状部材の両側に斜め下方に向かって延設される屋根状の板状部材とを備えた案内部材が回収容器内に設けられている。このような案内部材を設けることで、板状部材の一方の斜面上に落ちてその斜面に沿って移動するパンチ屑と、板状部材の他方の斜面上に落ちてその斜面に沿って移動するパンチ屑と、板状部材のいずれの斜面上にも落ちずに落下していくパンチ屑とに分かれて、回収容器内に収容される。これにより、パンチ屑は案内手段によって回収容器内に分散されて収容され、回収容器内に堆積したパンチ屑の堆積面は略平面上の穏やかな斜面をなし、回収容器内にほとんど空隙を残さずパンチ屑を略満杯に収容でき、パンチ屑の収容効率を上げることができるとされている。
しかしながら、用紙に孔をあけた際に発生するパンチ屑の飛散方向はバラツキをもっているため、板状部材の斜面上に落ちるパンチ屑が少ないと案内手段によってパンチ屑を十分に回収容器内で分散させることができず、パンチ屑の収容効率を十分に上げることができなくなるといった問題が生じる。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、従来よりも収容容器への抜きカスの収容効率を向上させることができる穿孔装置及びその穿孔装置を備えた用紙処理装置及び画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、用紙に穿孔を行う穿孔手段と、前記穿孔手段による穿孔によって生じた抜きカスを収容する収容容器と、前記収容容器内に設けられ前記抜きカスを分散させる分散部材とを備えた穿孔装置において、前記穿孔手段による穿孔によって生じ前記収容容器に向かって落下する前記抜きカスを前記分散部材に案内する案内部材を設けており、前記案内部材は一対の板状部材を有し、一方の板状部材の側面と平行であり該一方の板状部材の先端から延びる仮想直線が、他方の板状部材の側面と交差するように、該一方の板状部材の先端と該他方の板状部材の側面とを所定間隔をあけて対向させて、該一方の板状部材と該他方の板状部材とを配置したことを特徴とするものである。
本発明においては、案内部材によって抜きカスを分散部材に案内するので、抜きカスが案内部材に案内されない場合よりも分散部材によって抜きカスを収容容器内に効率良く分散させることができる。よって、収容容器内での抜きカスの収容効率を向上させることができる。
以上、本発明によれば、従来よりも収容容器への抜きカスの収容効率をさらに向上させることができるという優れた効果がある。
実施形態に係る画像形成装置と穿孔装置と用紙処理装置とを備えた複写システムの概略図。 パンチユニットを備えた用紙処理装置の概略図。 パンチユニットを備えた画像形成装置の概略図。 パンチユニットが設けられた用紙処理装置を備えた画像形成装置の概略図。 2孔穿孔用のパンチユニットに設けられる穿孔ユニットとパンチ屑回収容器とを横から見た外観図。 穿孔ユニットの分解図。 パンチピンの駆動機構の模式図。 パンチピンの駆動機構の駆動ギヤの動作の説明図。 4孔穿孔用のパンチユニットに設けられる穿孔ユニットとパンチ屑回収容器とを横から見た外観図。 2孔穿孔と3孔穿孔とが切り替え可能なパンチユニットの外観斜視図。 2孔穿孔と3孔穿孔とが切り替え可能なパンチユニットに設けられる穿孔ユニットとパンチ屑回収容器とを横から見た外観図。 パンチユニットの分解図。 穿孔ユニットの分解図。 穿孔ユニットに設けられパンチピンを上下動させる駆動機構の斜視図。 パンチピン及びその近傍の拡大図。 パンチピン近傍を拡大した穿孔ユニットの分解図。 リンクに挿入される回転軸の斜視図。 スライドアームと駆動ギヤとの連結部の拡大図。 駆動モータ及びその周辺の斜視図。 一体化もしくは一体的にセンサーフィラーが取り付けられた駆動ギヤの斜視図。 パンチピンが通るダイ孔が開けられたパンチユニットの各種部材の説明図。 穿孔動作時の駆動機構の動作説明図。 (a)駆動ギヤがホームポジションの姿勢にある状態を示す図、(b)駆動モータをホームポジションから180[°]回転させた状態を示す図、(c)駆動ギヤをホームポジションの姿勢の戻した状態を示す図。 満杯検知手段が設けられた側から見たベースユニットの斜視図。 満杯検知手段及びその近傍の拡大図。 フィニッシャ装置の概略構成図。 パンチ屑の飛散方向を規制する部材が設けられたパンチユニットの断面図。 パンチ回収容器内にパンチ屑が回収されるようにするガイド部材を斜め上方から見た斜視図。 互いに対向した2枚以上の規制する部材を交差させて設けた場合を示した図。 2孔穿孔時パンチ屑の初期積載状態〜パンチ屑の積載高さを検知するまでを示した模式図。 2孔穿孔と4孔穿孔とが切り替え可能なパンチユニットに設けられる穿孔ユニットとパンチ屑回収容器とを横から見た外観図。 2孔穿孔と4孔穿孔とが切り替え可能なパンチユニットの断面図。
図1は本発明の実施形態の一例である用紙に対し所定の処理を施す画像形成装置200と、パンチユニット300を備えた穿孔装置100a及びフィニッシャ装置100bを有する用紙処理装置100とが備えられた複写システムを示す概略図である。
なお、図2に示すようにパンチユニット300を備えている用紙処理装置100であったり、図3に示すようにパンチユニット300を備えている画像形成装置200であったり、図4に示すようにパンチユニット300が設けられた用紙処理装置100を備えている画像形成装置200などにも、本発明を適用することができる。
画像形成装置200は、中間転写ベルト109の走行方向に沿って配置された、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)それぞれに対応した4個の画像形成ユニット102Y,102M,102C,102Bkを有する。画像形成ユニット102Yは、像担持体としての感光体ドラム103Y、ドラム帯電器104Y、露光装置105Y、現像器106Y、転写器107Y、クリーニング装置108Y等から構成されている。画像形成ユニット102M,102C,102Bkも、画像形成ユニット102Yと同様に構成されている。画像形成ユニット102Y,102M,102C,102Bkは、例えば、画像形成ユニット102Yがイエロー、画像形成ユニット102Mがマゼンダ、画像形成ユニット102Cがシアン、画像形成ユニット102Bkがブラック、とそれぞれ異なる色の画像を形成する。
感光体ドラム103Yは、画像形成装置の制御部(図示せず)から画像形成動作の開始指示信号を受けると、図中矢印B方向に回転を始め、画像形成動作が終了するまで回転を続ける。感光体ドラム103Yが回転を開始すると、ドラム帯電器104Yに高電圧が印加され、感光体ドラム103Yの表面に負の電荷が均一に帯電される。ドットイメージに変換された文字データや図形データなどの画像データが、露光装置105Yのオン/オフ信号として画像形成装置の制御部(図示せず)から露光装置105Yに送られると、画像データに応じて感光体ドラム103Y表面に露光装置105Yよりレーザ光が照射される。露光装置105Yからのレーザ光の照射により、感光体ドラム103Y上の電荷の低下した部分が画像データに応じた潜像となり、感光体ドラム103Yの回転に伴って前記潜像が現像器106Yと対向する位置に到達すると、現像器106Yの負電荷に帯電したトナーが潜像に引き付けられ、感光体ドラム103Y上にトナー像が形成される。
感光体ドラム103Y上に形成されたトナー像が、感光体ドラム103Yの回転に伴って1次転写手段としての転写器107Yに到達すると、そのトナー像は転写器107Yに印加された高電圧の作用によって図中矢印A方向に回転している中間転写ベルト109上に転写される。なお、転写位置(画像転写部位)を通過後も感光体ドラム103Y上に転写されずに残留しているトナーは、クリーニング装置108Yで感光体ドラム103Yから除去され、次の画像形成動作に備えられる。
画像形成ユニット102Yに続いて画像形成ユニット102Mでも同様に画像形成動作が行われ、感光体ドラム103M上に形成されたトナー像が、転写器107Mに印加された高電圧の作用により中間転写ベルト109上に転写される。
この時、画像形成ユニット102Yにて形成され、中間転写ベルト109上に転写された画像が、転写器107Mに到達するタイミングと、感光体ドラム103M上に形成されたトナー像が、中間転写ベルト109に転写されるタイミングを合わせることにより画像形成ユニット102Yと画像形成ユニット102Mとで形成された各トナー像が中間転写ベルト109上で重なる。同様に画像形成ユニット102C及び画像形成ユニット102Bkで形成されたトナー像を中間転写ベルト109上に重ねることによって、フルカラー画像が中間転写ベルト109上に形成されることになる。
フルカラー画像が2次転写手段としての用紙転写器110に到達すると同時に、画像形成装置の給紙部111から図中矢印C方向に搬送されてきた記録媒体としての用紙Pが用紙転写器110に到達し、用紙転写器110に印加された高電圧の作用によって中間転写ベルト109上のフルカラー画像は用紙Pの上側に転写される。フルカラー画像(未定着トナー像)が形成された用紙Pは、二次転写ニップを出た後、定着装置114に送られる。
定着装置114は、定着ローラ114aと、この定着ローラ114aに向けて押圧される加圧ローラ114bとを備えている。これら定着ローラ114aと加圧ローラ114bとは互いに当接して定着ニップを形成しており、用紙Pをここに挟み込む。定着ローラ114aは、内部に加熱手段たる熱源114cを有しており、熱源114cの発熱によって定着ローラ114aを加熱する。加熱された定着ローラ114aは、定着ニップに挟み込まれた用紙Pに熱を付与して加熱する。この加熱やニップ圧の影響により、用紙P上のフルカラー画像が定着せしめられる。
一方、フルカラー画像が用紙転写器110通過後、中間転写ベルト109上には転写されなかったトナーが付着しており、そのトナーはベルトクリーニング装置113によって中間転写ベルト109上から除去される。
上記説明において、感光体ドラム103や中間転写ベルト109等の駆動速度や用紙Pを搬送する速度は画像形成装置毎に決められている速度(以後、線速と呼ぶ)であり、一般的には1秒間に進む距離として単位は[mm/sec]が使用されている。
定着装置114を過後した用紙Pは、排出モードによって搬送される経路が異なる。片面印刷の場合は、フルカラー画像が定着された面がおもて面となるように排出されるフェースアップ排出されるか、フルカラー画像が定着された面が裏面となるように排出されるフェースダウン排出される。フェースアップ排出の場合は、定着装置114を通過した用紙Pはそのままの状態で図中矢印Dが示すよう画像形成装置200から用紙処理装置100に搬送される。一方、フェースダウン排出の場合は、定着装置114を通過後に図中矢印E1が示すようにスイッチバック部115に向けて用紙Pが送られる。そして、スイッチバック部115により用紙Pの表裏を反転して、図中矢印E2が示すように画像形成装置200から用紙処理装置100に用紙Pが搬送される。
両面印刷の場合は、定着装置114を通過後の用紙Pはスイッチバック部115に送られた後、図中矢印Fが示すようスイッチバック部115から両面搬送路116に搬送されて再び用紙転写器110に搬送される。そして、前述と同じように形成されたフルカラー画像が用紙Pに転写されて定着装置114を通過する。定着装置114を通過した用紙Pは、前述のようにフェースアップ排出と、スイッチバック部115により用紙Pを反転して排出するフェースダウン排出とが可能である。
次に、用紙処理装置100について説明する。
用紙処理装置100は、画像形成装置200の左側部に取り付けられており、画像形成装置200より排出された画像形成済みの用紙Pに穿孔処理を施す穿孔装置100aと、画像形成済みの複数の用紙Pを綴じたりするためのフィニッシャ装置100bとを有している。
まず、穿孔装置100aに設けられるパンチユニット300の構成について2孔穿孔時を例として説明する。図5は2孔穿孔用のパンチユニット300に設けられる穿孔ユニット320とパンチ屑回収容器350とを横から見た外観図である。図6は穿孔ユニット320の分解図である。
図6に示すように2個のダイ孔201a,201bを設けた、上ガイドフレーム202、下ガイドフレーム203、ダイフレーム204を両側面から右側板205及び左側板206で挟み込むように固定する。
2個のダイ孔201a,201bは、2個のパンチピン301a,301bにそれぞれ対応しており、2個のパンチピン301a,301bのダイ孔201a,201bに対する往復動作により用紙Pに所定ピッチで2つの孔を開けることができる。
図7に示すようにパンチピン301a,302bは支持ピン208を介し、リンク209a,209bによって保持させている。リンク209a,209bの貫通孔231には回転軸230が挿入されており、その回転軸230の軸方向両端それぞれに設けられた支点部が右側板205及び左側板206に設けられた軸孔部に挿入され回転可能に支持されている。また、リンク209a,209bに設けた軸状の支点部219は、スライドアーム210の連結部に連結されている。スライドアーム210にはD状の溝240が形成されており、溝240に駆動ギヤ211bに設けた凸部241が連結されている。
駆動モータ212は例えばDCブラシモータであり、駆動モータ212の回転駆動力は、駆動モータギヤ213に結合された減速ギヤ列214を経て駆動ギヤ211a,211bに伝達される。用紙Pの穿孔に必要な回転数(回転量)は、駆動ギヤ211bに一体化もしくは一体的に取り付けられたセンサーフィラー215と、ホームポジションセンサ216とによって検出される。 駆動モータ212はパルスカウントセンサ217により検出されたパルス数に応じ、適切な回転速度となるように図示しない制御部によって制御される。
図8は駆動ギヤ211a,211bがホームポジション位置の状態である。
駆動ギヤ211bが右回転した場合、駆動ギヤ211bに設けた凸部241がスライドアーム210のD状の溝240の直線部を押す事でスライドアーム210が往復運動をする。
スライドアーム210の往復運動によりリンク209a,209bが回転し、パンチピン301a,301bが往復運動をすることで、用紙Pに2つの孔をあけることができる。
ここで、図9は4孔穿孔用のパンチユニット300に設けられる穿孔ユニット320とパンチ屑回収容器350とを横から見た外観図であり、穿孔する孔数に応じたダイ孔201、パンチピン301、支持ピン208及びリンク209を用いることで、前述同様に複数の孔が穿孔できる。
図10(a)は2孔穿孔と3孔穿孔とが切り替え可能なパンチユニット300を前側から見た外観斜視図であり、図10(b)は2孔穿孔と3孔穿孔とが切り替え可能なパンチユニット300を後側から見た外観斜視図である。図11は、2孔穿孔と3孔穿孔とが切り替え可能なパンチユニット300に設けられる穿孔ユニット320とパンチ屑回収容器350とを横から見た外観図である。
このパンチユニット300では、3孔穿孔時に3つのパンチピン301aを用い、2孔穿孔時に2つのパンチピン301bを用いる。このパンチユニット300は、図12に示すように、穿孔ユニット320と、穿孔ユニット320により用紙Pに孔をあけた際に発生する抜きカスであるパンチ屑を収容する収容容器であるパンチ屑回収容器350と、穿孔ユニット320を移動させる移動ユニット340と、これらが取り付けられるベースユニット330とが組み合わさってできている。ベースユニット330には、穿孔ユニット320の下方にパンチ屑回収容器350が位置するように穿孔ユニット320とパンチ屑回収容器350とが取り付けられている。
図13は穿孔ユニット320の分解図である。また、図14は穿孔ユニット320に設けられパンチピン301を上下動させる駆動機構の斜視図である。図15はパンチピン301及びその近傍の拡大図である。
図15(a)、図15(b)に示すように、パンチピン301a,301bは支持ピン208a,208bを介して、リンク209a,209b,209c,209d,209eによって保持させている。また、図16に示すようにリンク209a,209b,209c,209d,209eの貫通孔231には、図17に示すような回転軸230が挿入されており、その回転軸230の軸方向両端それぞれに設けられた支点部230a,230bが右側板205及び左側板206に設けられた軸孔部232,233に挿入され回転可能に支持されている。また、リンク209a,209c,209eに設けた軸状の支点部219は、スライドアーム210aの連結部に連結されている。リンク209b,209dに設けられた軸状の支点部219は、スライドアーム210bの連結部に連結されている。
図18に示すように、スライドアーム210aの駆動ギヤ221aと連結する連結部には、D状の溝240が形成されており、この溝240に駆動ギヤ211aに設けた凸部241が入り込んで両者が連結されている。同様に、スライドアーム210の駆動ギヤ221bと連結する連結部には、溝240が形成されており、この溝240に駆動ギヤ211bに設けた凸部241が入り込んで両者が連結されている。
駆動モータ212は例えばDCブラシモータであり、図19に示すように駆動モータ212の回転駆動力は、駆動モータギヤ213に結合された減速ギヤ列214を経て駆動ギヤ211aや駆動ギヤ211bに伝達される。用紙Pの穿孔に必要な回転数(回転量)は、図20に示すように、駆動ギヤ211aに一体化もしくは一体的に取り付けられたセンサーフィラー215と、ホームポジションセンサ216とによって検出される。駆動モータ212はパルスカウントセンサ217により検出されたパルス数に応じ、適切な回転速度となるように図示しない制御部によって制御される。
図18は駆動ギヤ211aがホームポジションにある状態を示している。駆動ギヤ211aが図中反時計回り方向に回転した場合、駆動ギヤ211aに設けた凸部241がスライドアーム210aの溝240の直線部を上から下に移動しつつ図中右側に押すことで、スライドアーム210aが図中右方向にスライド移動する。また、駆動ギヤ211bにおいても同様の機構によりスライドアーム210bを移動させることができる。
また、図21に示すように穿孔ユニット320は、パンチピン301a,301bに対応させてダイ孔201a,201b,201c,201d,201dが開けられた上ガイドフレーム202、下ガイドフレーム203、ダイフレーム204を有している。そして、上ガイドフレーム202、下ガイドフレーム203、及び、ダイフレーム204それぞれに開けられた各ダイ孔201を通って行われるパンチピン301a,301bの上下方向の往復動作によって、用紙Pに所定ピッチで複数の孔を開けることができる。
図22は穿孔動作時の駆動機構の動作説明図である。
駆動モータ212により駆動ギヤ211a(駆動ギヤ211b)を回転させると、駆動ギヤ211a(駆動ギヤ211b)の回転により各駆動ギヤ211に連結されたスライドアーム210a,210bが図22中矢印方向にスライドする。このようにスライドアーム210a,210bがスライドすることで、スライドアーム210a,210bに連結された各リンク209が回転する。これにより、各リンク209に連結されたパンチピン301a,301bが上下運動し、用紙Pに対して穿孔処理を施す穿孔動作が行われる。
穿孔動作を1回行うときには、駆動ギヤ211a,211bを180[°]回転させる。例えば、図23(a)に示すようにホームポジションの姿勢にある駆動ギヤ211aを、図23(b)に示すように駆動モータ212によって図中時計回り方向に180[°]回転させることで、パンチピン301aが上下方向に1往復し穿孔動作が1回行われる。また、穿孔動作を2回以上連続して行う場合には、前述したように穿孔動作を1回行った後、図23(b)に示す姿勢から駆動ギヤ221aを図中反時計回り方向に180[°]回転させて、図23(c)に示すように駆動ギヤ221aをホームポジションの姿勢にする。これにより、パンチピン301aが上下方向に1往復して2回目の穿孔動作が行われる。以降、3回目からは前述した駆動ギヤ211aを図中時計回り方向と反時計回り方向とに回転させる動作を繰り返し行うことで、連続した穿孔動作を行うことができる。
図24に示すようにベースユニット330には、パンチ屑回収容器350内に回収されたパンチ屑が所定の位置まで積載されることでパンチ屑が満杯であることを検知する満杯検知手段308が設けられている。この満杯検知手段308としては、例えば反射型光学センサを用いることができる。
図25に示すように、ベースユニット330の側壁に形成されたパンチ屑検知用孔331と、そのパンチ屑検知用孔331に対応させてパンチ屑回収容器350の側壁に形成されたパンチ屑検知用孔351とを通して、反射型光学センサからパンチ屑回収容器350内に光を照射する。
なお、パンチ屑回収容器350に形成されたパンチ屑検知用孔351は乱反射シート352で塞がれており、乱反射シート352は反射型光学センサから照射された光をパンチ屑回収容器350内に透過させるとともに一部の乱反射シート352の表面で反射した光を乱反射させる。これにより、パンチ屑がパンチ屑検知用孔351の高さまで積載されていないときには、反射型光学センサから照射され乱反射シート352を透過した光は反射されず乱反射シート352で反射した反射光も乱反射されるため反射型光学センサによって検知されず、パンチ屑回収容器350内がパンチ屑で満杯であるとは検知されない。
一方、パンチ屑がパンチ屑検知用孔351の高さまで積載されると、反射型光学センサから照射し乱反射シート352を透過した光はパンチ屑で反射し反射型光学センサによって検知され、パンチ屑回収容器350内がパンチ屑で満杯であると検知される。
図26は、用紙処理装置100のフィニッシャ装置100bの概略構成図である。
フィニッシャ装置100bは、穿孔装置100aで穿孔処理が施された用紙P、または、穿孔装置100aで穿孔処理が施されずに通過してきた用紙Pを受け入れる導入経路1を有している。導入経路1から、プルーフトレイ6へ向かう上搬送経路A、シフト処理や端綴じ、2箇所綴じ処理を行う端綴じユニット3へ向かうストレート搬送経路B、中綴じを行う中綴じユニット4へ向かう下搬送経路Cの3つの経路に分岐する。
導入経路1には入口ローラ10や入口センサ13が配置され、用紙Pがフィニッシャ装置100b内へ搬入されたことを入口センサ13で検知する。入口ローラ10の下流には第1搬送ローラ11が配置されている。また、導入経路1には第1搬送ローラ11の他に、第1分岐爪7や第2分岐爪8などが設けられている。また、第2分岐爪8よりもシート搬送方向下流側でストレート搬送経路Bに第2搬送ローラ12が配置されている。第1分岐爪7の先端が、上搬送経路Aにあるときは、用紙Pはストレート搬送経路Bへ搬送され、第1分岐爪7の先端が、導入経路1にあるときは、用紙Pは上搬送経路Aへ搬送される。
導入経路1から下搬送経路Cへ用紙Pを搬送するときは、用紙Pの後端が第2分岐爪8を抜けた段階で、第2搬送ローラ12の回転を停止させ、第2分岐爪8の先端を導入経路1に位置させる。具体的には、画像形成装置200から用紙サイズ情報を受信し、受信した用紙サイズ情報に基づき、ストレート搬送経路Bの下流端に設けられた用紙先端検知センサ14で用紙Pの先端を検知してから、用紙Pの後端が第2分岐爪を通過する時間を割り出す。そして、用紙先端検知センサ14で用紙Pの先端を検知してから、割り出した時間経過したら、第2搬送ローラ12の回転を停止させ、第2分岐爪8の先端を導入経路1に位置させる。第2分岐爪8の先端位置が切り替わったら、第2搬送ローラ12を逆回転させ、用紙Pをスイッチバックさせて下搬送経路Cへと搬送する。
ストレート搬送路Bの下流側に設けられ第2搬送ローラ12の左斜め下方には、積載手段としてのステイプルトレイ部21が設けられており、ストレート搬送路Bからステイプルトレイ部21上に用紙Pが排出される。
ステイプルトレイ部21の用紙積載面は、用紙排出側が鉛直上向きとなるように傾斜させている。ステイプルトレイ部21の図中左端部には、排紙ローラ26と排紙センサ28とが配置され、フィニッシャ装置100bから排紙トレイ5への排出口が設けられている。
排紙ローラ26は、排紙ローラ26に対して接離可能な従動ローラ27とで、ステイプルトレイ部21上の用紙Pを挟持して排紙トレイ5に排出可能な対構造となっている。この対構造は、従動ローラ27を支持する排出ガイド(不図示)を変位させることにより、排紙ローラ26と従動ローラ27とで用紙Pを挟持して排出可能な閉状態と、排紙ローラ26と従動ローラ27とで用紙Pを挟持しない開状態とを選択的に取り得るようになっている。
また、第2搬送ローラ12を、シート幅方向(紙面と直交する方向)に移動させるシフト機構を有している。ソートモードのときは、シフト機構により、第2搬送ローラ12によるシート搬送中にシート幅方向に一定量移動することによって用紙Pは一定量シート幅方向にシフトし、排紙ローラ26により排紙トレイ5に排紙される。
また、排紙トレイ5の上方には、振り子運動を行って排紙トレイ5に排出された用紙上面を叩いて、装置側へ戻す戻し手段たる排紙用戻し機構85を備えている。排紙用戻し機構85は、揺動自在に装置に支持された排紙用アーム部85bと、排紙用アーム部85bの先端に回転自在に支持された排紙用戻しコロ85aと、排紙用アーム部85bを揺動させる不図示の揺動手段とで構成されている。
また、装置の排紙側側面(図中左側側面)の排紙トレイ5の上方には、一対の排紙用ジョガーフェンス81,82が、図中上下動可能に取り付けられている。
ソートモードのときは、排紙トレイ5に用紙Pが排出されたら、排紙用ジョガーフェンス81,82によって用紙Pの幅方向位置が整えられる。また、排紙用戻しコロ85aを振り子運動させて、用紙上面を叩いて、排紙トレイ5の装置側に設けられた不図示の基準フェンスへ向けて用紙Pが自重で移動するのを補助して、用紙端部を不図示の基準フェンスに突き当てて用紙Pの縦方向位置を揃える。排紙トレイ5に所定枚数の用紙Pが排出されたら、排紙用ジョガーフェンス81,82と排紙用戻しコロとで複数枚の用紙Pからなる用紙束を整合後、排紙用ジョガーフェンス81,82を上方へ移動させ、シート幅方向へ所定量シフトさせるとともに、シフト機構により、第2搬送ローラ12を一定量移動させる。次の用紙束を構成する用紙Pが、排紙トレイ5上にシート幅方向ずれた位置に積載されていく。その後は、上記と同様にして、排紙用ジョガーフェンス81,82と、排紙用戻しコロ85aとにより用紙束を整合する。
また、排紙口上方付近には、排紙用フィラー40が設けられており、排紙トレイ5にスタックされたときの用紙Pの中央付近位置に回動自由に配置され、排紙用フィラー40の先端は用紙Pの上面に接している。
排紙用フィラー40の根元付近には、排紙用フィラー40の先端の高さ位置を検知する上面検知センサ(不図示)があり、これらにより排紙トレイ5上の用紙Pの紙面高さを検知している。上面検知センサとしては、例えば、透過型の光学センサを用いることができ、排紙トレイ5上に用紙Pがないときは、上面検知センサの発光素子と受光素子との間に排紙用フィラー40が存在しており、上面検知センサの出力がオフとなっている。
排紙トレイ5上の用紙積載枚数の増大により用紙束の高さが上昇するに従って、排紙用フィラー40が図中時計回りに回転し、上面検知センサの発光素子と受光素子との間に排紙用フィラー40が存在しなくなり、上面検知センサの出力がオンとなる。すると、図示しない制御部は排紙トレイ5を上下動させる駆動手段(不図示)を制御し、排紙トレイ5を下降させる。排紙トレイ5が下降すると、排紙用フィラー40が図中反時計回りに回転し、再び上面検知センサの発光素子と受光素子との間に排紙用フィラー40が来て、発光素子の光を遮り上面検知センサがオフとなる。そして、上面検知センサがオフとなったら、排紙トレイ5の下降を停止する。この動作を繰り返し、排紙トレイ5が規定のトレイ満杯高さまで達すると、フィニッシャ装置100bから画像形成装置200に停止信号を出し、システムの画像形成動作を停止させる。
また、ステイプルトレイ部21には、用紙面と直交する方向へ進退するドライバ、クリンチャとで分割された後処理手段としての綴じ手段であるステイプラ50が配置されている。ステイプルトレイ部21には、積載された複数枚の用紙Pの幅方向の位置揃えを行う、用紙幅方向に配置され用紙幅方向に進退する一組のステイプル用ジョガーフェンス22,23が設けられている。また、用紙先端を突き当てることで、積載された複数枚の用紙Pの縦方向(用紙搬送方向)の位置揃えを行う、用紙幅方向に一列に配置された2個の端綴じ基準フェンス24,25が、ステイプルトレイ部21に設けられている。
また、ステイプルトレイ部21の上方には、振り子運動を行って用紙上面を叩く、ステイプル用戻しコロ41を有する。また、ステイプルトレイ部21には、放出ベルト30が設けられており、放出ベルト30は、排紙ローラ26と、ステイプラ側に設けられた従動ローラ30aとに張架されている。
端綴じ処理モードのとき、従動ローラ27は排紙ローラ26から離間した位置にあり、排紙ローラ26(放出ベルト30)の駆動は停止している。ステイプルトレイ部21へ搬送された用紙Pは、端綴じ基準フェンス24,25側が下側となるように用紙積載面が傾斜していることで、自重で端綴じ基準フェンス24,25側へ移動する。また、ステイプル用戻しコロ41により、ステイプルトレイ部21上の用紙Pを端綴じ基準フェンス24,25側に向かって叩くことで、用紙Pの自重での端綴じ基準フェンス24,25側への移動を補助する。このように、用紙自身の自重とステイプル用戻しコロ41とにより、用紙Pは端綴じ基準フェンス24,25側へ移動し、端綴じ基準フェンス24,25に用紙端部が突き当たって停止する。
すなわち、本実施形態においては、ステイプルトレイ部21の用紙積載面の端綴じ基準フェンス24,25側が下側となるような構成と、ステイプル用戻しコロ41とで、用紙移動機構を構成している。また、用紙Pの端綴じ基準フェンス24,25側への移動時に、ステイプル用ジョガーフェンス22,23を駆動して、用紙Pの幅方向の位置が整合される。
ステイプルトレイ部21(放出ベルト30)上に所定枚数の用紙Pが積載された用紙束は、ステイプラ50により端綴じ処理が施される。ステイプラ50は、用紙幅方向に移動して用紙束の下縁部の適所をステイプルすることにより端綴じ処理を行う。
端綴じ処理が終了したら、排紙ローラ26を回転駆動させ、放出ベルト30を無端移動させる。放出ベルト30には、その外周上に突出した放出爪29が設けられており、放出ベルト30が図26中の反時計回り方向に回転することによって、綴じ処理が行われた用紙束の端部(下縁部)に放出爪29が突き当たる。その後、放出ベルト30がさらに無端移動することで用紙束が放出爪29によって持ち上げられる。
また、従動ローラ27が下降し、排紙ローラ26と従動ローラ27とで用紙Pを挟持することにより排紙トレイ5上に排出される。すなわち、本実施形態においては、放出ベルト30や放出爪29などにより排出手段が構成されている。
中綴じユニット4には、下搬送経路Cに沿って中綴じ搬送ローラ61,62,63や中綴じステイプラ51が配置されている。導入経路1から下搬送経路Cに送られた用紙Pは、中綴じ搬送ローラ61,62,63により中綴じ位置まで搬送され、不図示の中綴じ基準フェンスに突き当り、スタックされる。そして、所定枚数の用紙Pが中綴じ位置でスタックされたら、不図示の中綴じジョガーフェンスなどにより複数枚の用紙Pからなる用紙束の整合処理が行われ、その後、中綴じステイプラ51で用紙束の中央に綴じ処理を行われる。
次に、不図示の中綴じ基準フェンスを開放し、中綴じされた用紙束は中綴じ搬送ローラ62,63によって中綴じユニット4の紙折りストッパ64に搬送され、紙折りブレード71や紙折り板72により中折りされる。そして、中折りされた用紙束は、中折り排紙ローラ73によって中綴じトレイ9に放出される。
[構成例1]
次に、本実施形態の特徴部である穿孔装置100aのパンチユニット300について説明する。
図27は、2孔穿孔と3孔穿孔とが切り替え可能なパンチユニット300の模式図である。3孔穿孔時には3つのパンチピン301aを用い、2孔穿孔時には2つのパンチピン301bを用いる。
図28は、パンチユニット300の穿孔ユニット320に設けられ、パンチ屑回収容器350内にパンチ屑が回収されるようにするガイド部材304を斜め上方から見た斜視図である。図27や図28に示すように、ガイド部材304には、用紙Pを穿孔した際に発生するパンチ屑の飛散方向を規制する飛散方向規制部302と飛散方向規制部303とが設けられている。飛散方向規制部302はパンチピン301bによる穿孔時にパンチ屑の飛散方向を規制するものであり、飛散方向規制部303はパンチピン301aによる穿孔時にパンチ屑の飛散方向を規制するものである。
飛散方向規制部302は、一対の板状部材である飛散方向規制部材302aと飛散方向規制部材302bとを有し、飛散方向規制部材302aの先端と飛散方向規制部材302bの先端とを所定間隔をあけて対向するように設けられている。同様に、飛散方向規制部303は、一対の板状部材である飛散方向規制部材303aと飛散方向規制部材303bとを有し、飛散方向規制部材303aの先端と飛散方向規制部材303bの先端とを所定間隔をあけて対向するように設けられている。また、飛散方向規制部材302a、飛散方向規制部材302b、飛散方向規制部材303a、及び、飛散方向規制部材303bは、穿孔ユニット320に設けられたガイド部材304に、例えば粘着性のある両面テープなどによって貼り付けられている。
これにより、穿孔ユニット側からパンチ屑回収容器350内に落下するパンチ屑が通る経路としては、おおまかに分けて次の経路となる。まず、穿孔ユニット320側からパンチ屑の落下方向に飛散方向規制部材302aと飛散方向規制部材302bとで形成された開口部を通ってパンチ屑回収容器350内に落下する経路である。次に穿孔ユニット320側から飛散方向規制部材302aの側面上に落ちたパンチ屑が、その側面上を滑り落ちて前記開口部を通ってパンチ屑回収容器350内に落下する経路である。最後に、穿孔ユニット320側から飛散方向規制部材302bの側面上に落下したパンチ屑が、その側面に沿って滑り落ち前記開口部を通ってパンチ屑回収容器350内に落下する経路である。なお、前記開口部は、少なくともパンチピン301bの外径よりやや大きい方が望ましい。
このように本構成例では、穿孔ユニット320側から落下したパンチ屑の飛散方向を、飛散方向規制部材302aと飛散方向規制部材302bとによって所定方向に規制させることが可能となり、パンチ屑回収容器350内の所定位置にパンチ屑を落下させやすくなる。そして、本構成例においては、後述するパンチ屑回収容器350内に設けられた分散部材上にパンチ屑が落下するように、飛散方向規制部302によりパンチ屑の飛散方向を規制して、パンチ屑を前記分散部材に案内している。
なお、飛散方向規制部302によるパンチ屑の飛散方向の規制は、2枚以上の飛散方向規制部材を前記開口部が形成されるように互いに対向させて設ければ良い。
また、図29に示すように、飛散方向規制部材302aの先端が飛散方向規制部材302bの側面と所定間隔をあけて対向するように設けられても良い。
これにより、穿孔ユニット側からパンチ屑回収容器350内に落下するパンチ屑が通る経路としては、おおまかに分けて次の経路となる。まず、穿孔ユニット320側からパンチ屑の落下方向に飛散方向規制部材302aと飛散方向規制部材302bとで形成された開口部を通ってパンチ屑回収容器350内に落下する経路である。次に穿孔ユニット320側から飛散方向規制部材302aの側面上に落ちたパンチ屑が、その側面上を滑り落ちて、そのまま前記開口部を通ってパンチ屑回収容器350内に落下するか、一旦飛散方向規制部材302bの側面に当たった後、前記開口部を通ってパンチ屑回収容器350内に落下する経路である。最後に、穿孔ユニット320側から飛散方向規制部材302bの側面上に落下したパンチ屑が、その側面に沿って滑り落ち前記開口部を通ってパンチ屑回収容器350内に落下する経路である。
このように、飛散方向規制部材302aの先端が飛散方向規制部材302bの側面と所定間隔をあけて対向するように設けることで、穿孔ユニット320側から落下するパンチ屑の飛散方向を飛散方向規制部302によって、さらに規制させることが可能となる。
パンチ屑回収容器350内には、パンチ屑回収容器350内でのパンチ屑の積載位置を分散させる分散部材306と分散部材307とが設けられている。分散部材306はパンチピン301bによる穿孔によって生じたパンチ屑の積載位置を分散させるものであり、分散部材307はパンチピン301aによる穿孔によって生じたパンチ屑の積載位置を分散させるものである。また、分散部材306と分散部材307とは、パンチ屑回収容器350内に、例えば粘着性のある両面テープによって貼り付けられている。
パンチ屑回収容器350内の分散部材306と分散部材307との間で所定高さに設定された検知範囲309までパンチ屑が積載されることで、満杯検知手段308によりパンチ屑の積載高さが検知されパンチ屑回収容器350が満杯であることが検知される。
パンチ屑回収容器350内には、パンチピン301bによる2孔穿孔時に生じたパンチ屑と、パンチピン301aによる3孔穿孔時に生じたパンチ屑とが積載されていくため、両穿孔時で生じ積載されていくパンチ屑の積載高さを検知できる位置に満杯検知手段308を設けている。このように1つの満杯検知手段308によって、両穿孔時で生じ積載されていくパンチ屑の積載高さを検知することによって、2孔穿孔時と3孔穿孔時それぞれで積載されるパンチ屑の高さを別々で検知できるように、2つ以上の満杯検知手段を設ける場合よりも低コスト化を図ることができる。
また、パンチ屑回収容器350の容積が少ない場合は、パンチ屑回収容器350内でのパンチ屑の回収量をある程度確保できるようにすることが求められる。そのため、満杯検知手段308による検知範囲309の位置に対して傾斜または弓なり状の面を有し前記面の下部が上部よりも検知範囲309から遠ざかる位置にある分散部材306及び分散部材307を設けている。これにより、パンチ屑回収容器350内にパンチ屑を積載させる初期の位置を、分散部材306や分散部材307によって満杯検知手段308から離れる方向に位置させることができる。よって、満杯検知手段308による検知範囲309の近くにパンチ屑を積載させる初期位置を位置させた場合よりも、満杯検知手段308の検知範囲309にパンチ屑が到達するまでのパンチ屑の回収量を多くすることができる。
図30(a)、図30(b)、図30(c)は、2孔穿孔時で生じたパンチ屑の積載初期から満杯検知手段308によってパンチ屑の積載高さが検知されるまでの状態を示したものである。なお、満杯検知手段308によってパンチ屑の積載高さを検知したときを「パンチ屑満杯」とし、パンチ屑を廃棄するタイミングとなる。
図30(a)では、用紙Pを穿孔した際に発生したパンチ屑が、飛散方向規制部302によって飛散方向が図中矢印方向に規制されならがパンチ屑回収容器350内に落下する。そして、図30(d)などに示すように分散部材306によって図中矢印で示した経路を通りパンチ屑回収容器350内のパンチ屑積載位置1にパンチ屑が積載される。このとき図30(d)などに示す状態がパンチ屑積載の初期状態を示している。
図30(b)では、用紙Pを穿孔した際に発生したパンチ屑が、飛散方向規制部302によって飛散方向が規制されながらパンチ屑回収容器350内に落下する。そして、その落下したパンチ屑はパンチ屑回収容器350内を落下していくが、前述したように既にパンチ屑積載位置1に積載されたパンチ屑によって塞き止められ、図30(e)などに示すように初期のパンチ屑積載状態よりも満杯検知手段308に近い位置であるパンチ屑積載位置2に積載されていく。
図30(c)では、用紙Pを穿孔した際に発生したパンチ屑が、飛散方向規制部302によって飛散方向が図中矢印方向に規制されながらパンチ屑回収容器350内に落下する。その落下したパンチ屑はパンチ屑回収容器350内を落下していくが、前述した図30(e)と同様に、図30(f)などに示すようにパンチ屑は、既に積載されたパンチ屑によって塞き止められさらに満杯検知手段308に近い位置にパンチ屑積載位置3に積載されていく。そして、さらにパンチ屑回収容器350内にパンチ屑がパンチ積載されていき、積載されたパンチ屑が満杯検知手段308の検知範囲309にかかったとき、満杯検知手段308によってパンチ屑を検知し「パンチ屑満杯」となる。
なお、飛散方向規制部302,303や、分散部材306,307を、パンチ屑が貼りつき難い除電性のある材質にすることで、パンチ屑の飛散や分散の規制に対し有効である。
[構成例2]
図31は2孔穿孔と4孔穿孔とが切り替え可能なパンチユニット300に設けられる穿孔ユニット320とパンチ屑回収容器350とを横から見た外観図である。図32は2孔穿孔と4孔穿孔とが切り替え可能なパンチユニット300に設けられる穿孔ユニット320のガイド部材304とパンチ屑回収容器350との模式図である。本構成例の穿孔ユニット320においては、2孔穿孔時にパンチピン301bとパンチピン301cとを用い、4孔穿孔時にパンチピン301aとパンチピン301bとパンチピン301cとパンチピン301dとの計4つのパンチピン301を用いる。
2孔穿孔時と4孔穿孔時共に、パンチピン301bより生じさせたパンチ屑の積載高さを満杯検知手段308によって検知させる。また、そのパンチピン301bによって用紙Pを穿孔した際に発生するパンチ屑の飛散方向を規制する飛散方向規制部302が、ガイド部材304に設けられている。また、パンチ屑回収容器350内には、パンチピン301bによる穿孔によって生じたパンチ屑の積載位置を分散させる分散部材311が設けられている。
本構成例において、飛散方向規制部302によるパンチ屑の飛散方向の規制や、分散部材311によるパンチ屑回収容器350内でのパンチ屑の分散や、満杯検知手段308によってパンチ屑の積載高さを検知させるための効率的なパンチ屑回収容器350内でのパンチ屑の積載方法は、構成例1で説明したものを流用できるため、その説明は省略する。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
用紙に穿孔を行う穿孔手段と、前記穿孔手段による穿孔によって生じた抜きカスを収容する収容容器と、前記収容容器内に設けられ前記抜きカスを分散させる分散部材とを備えた穿孔装置において、前記穿孔手段による穿孔によって生じ前記収容容器に向かって落下する前記抜きカスを前記分散部材に案内する案内部材を設けた。これよれば、上記実施形態について説明したように、収容容器へのパンチ屑の収容効率を向上させることができる。
(態様B)
(態様A)において、上記案内部材は一対の板状部材を有し、一方の板状部材の先端が他方の板状部材の側面と所定間隔をあけて対向するように設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、収容容器へのパンチ屑の収容効率をさらに向上させることができる。
(態様C)
(態様A)または(態様B)において、上記収容容器内に収容された上記パンチ屑の積載高さを検知する積載高さ検知手段を有しており、前記積載高さ検知手段の検知結果に基づいて前記収容容器が前記パンチ屑で満杯であるのを検知する。これによれば、上記実施形態について説明したように、収容容器からパンチ屑が溢れるのを抑えつつ、収容容器へのパンチ屑の収容効率をさらに向上させることができる。
(態様D)
(態様C)において、上記積載高さ検知手段により上記抜きカスの積載高さを検知する所定の検知位置に対して、上記分散部材が傾斜または弓なり状の面を有し、前記面の下部が上部よりも前記所定の検知位置から遠ざかる位置に位置する。これにより、前記所定の検知位置の近くにパンチ屑を積載させる初期位置を位置させた場合よりも、前記所定の位置にパンチ屑が到達するまでのパンチ屑の回収量を多くすることができる。
(態様E)
(態様A)、(態様B)、(態様C)または(態様D)において、上記案内部材と上記分散部材との少なくとも一方が、除電性を有する材質である。これによれば、上記実施形態について説明したように、パンチ屑が案内部材や分散部材に貼りつき難くなり、パンチ屑の飛散や分散の規制に対し有効である。
(態様F)
用紙に対して穿孔処理を施す穿孔装置を備えた用紙処理装置において、前記穿孔装置として、(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)または(態様E)の穿孔装置を用いる。これによれば、上記実施形態について説明したように、収容容器へのパンチ屑の収容効率を向上させることができる。
(態様G)
用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって画像が形成された後の前記用紙に対して穿孔処理を施す穿孔装置とを備えた画像形成装置において、前記穿孔装置として、(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)または(態様E)の穿孔装置を用いる。これによれば、上記実施形態について説明したように、収容容器へのパンチ屑の収容効率を向上させることができる。
(態様H)
用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって画像が形成された後の前記用紙に対して所定の処理を行う用紙処理手段とを有する画像形成装置において、上記用紙処理手段として、(態様F)の用紙処理装置を用いる。これによれば、上記実施形態について説明したように、収容容器へのパンチ屑の収容効率を向上させることができる。
1 導入経路
3 端綴じユニット
4 中綴じユニット
5 排紙トレイ
6 プルーフトレイ
7 第1分岐爪
8 第2分岐爪
9 中綴じトレイ
10 入口ローラ
11 第1搬送ローラ
12 第2搬送ローラ
13 入口センサ
14 用紙先端検知センサ
21 ステイプルトレイ部
22 ステイプル用ジョガーフェンス
23 ステイプル用ジョガーフェンス
24 端綴じ基準フェンス
25 端綴じ基準フェンス
26 排紙ローラ
27 従動ローラ
28 排紙センサ
29 放出爪
30 放出ベルト
30a 従動ローラ
40 排紙用フィラー
41 ステイプル用戻しコロ
50 ステイプラ
51 中綴じステイプラ
61 中綴じ搬送ローラ
62 中綴じ搬送ローラ
63 中綴じ搬送ローラ
64 紙折りストッパ
71 紙折りブレード
72 紙折り板
73 中折り排紙ローラ
81 排紙用ジョガーフェンス
82 排紙用ジョガーフェンス
85 排紙用戻し機構
85a 排紙用戻しコロ
85b 排紙用アーム部
100 用紙処理装置
100a 穿孔装置
100b フィニッシャ装置
102 画像形成ユニット
103 感光体ドラム
104 ドラム帯電器
105 露光装置
106 現像器
107 転写器
108 クリーニング装置
109 中間転写ベルト
110 用紙転写器
111 給紙部
113 ベルトクリーニング装置
114 定着装置
114a 定着ローラ
114b 加圧ローラ
114c 熱源
115 スイッチバック部
116 両面搬送路
200 画像形成装置
201 ダイ孔
202 上ガイドフレーム
203 下ガイドフレーム
204 ダイフレーム
205 右側板
206 左側板
208 支持ピン
208a 支持ピン
208b 支持ピン
209 リンク
210 スライドアーム
210a スライドアーム
210b スライドアーム
211a 駆動ギヤ
211b 駆動ギヤ
212 駆動モータ
213 駆動モータギヤ
214 減速ギヤ列
215 センサーフィラー
216 ホームポジションセンサ
217 パルスカウントセンサ
219 支点部
221a 駆動ギヤ
221b 駆動ギヤ
230 回転軸
230a 支点部
230b 支点部
231 貫通孔
232 軸孔部
233 軸孔部
240 溝
241 凸部
300 パンチユニット
301 パンチピン
301a パンチピン
301b パンチピン
301c パンチピン
301d パンチピン
302 飛散方向規制部
302a 飛散方向規制部材
302b 飛散方向規制部材
303 飛散方向規制部
304 ガイド部材
306 分散部材
307 分散部材
308 満杯検知手段
309 検知範囲
311 分散部材
320 穿孔ユニット
330 ベースユニット
331 パンチ屑検知用孔
340 移動ユニット
350 パンチ屑回収容器
351 パンチ屑検知用孔
352 乱反射シート
特許第3648356号公報

Claims (7)

  1. 用紙に穿孔を行う穿孔手段と、
    前記穿孔手段による穿孔によって生じた抜きカスを収容する収容容器と、
    前記収容容器内に設けられ前記抜きカスを分散させる分散部材とを備えた穿孔装置において、
    前記穿孔手段による穿孔によって生じ前記収容容器に向かって落下する前記抜きカスを前記分散部材に案内する案内部材を設けており、
    前記案内部材は一対の板状部材を有し、一方の板状部材の側面と平行であり該一方の板状部材の先端から延びる仮想直線が、他方の板状部材の側面と交差するように、該一方の板状部材の先端と該他方の板状部材の側面とを所定間隔をあけて対向させて、該一方の板状部材と該他方の板状部材とを配置したことを特徴とする穿孔装置。
  2. 請求項1の穿孔装置において、
    上記収容容器内に収容された上記抜きカスの積載高さを検知する積載高さ検知手段を有しており、
    前記積載高さ検知手段の検知結果に基づいて前記収容容器が前記抜きカスで満杯であるのを検知することを特徴とする穿孔装置。
  3. 請求項の穿孔装置において、
    上記積載高さ検知手段により上記抜きカスの積載高さを検知する所定の検知位置に対して、上記分散部材が傾斜または弓なり状の面を有し、前記面の下部が上部よりも前記所定の検知位置から遠ざかる位置に位置することを特徴とする穿孔装置。
  4. 請求項1、2またはの穿孔装置において、
    上記案内部材と上記分散部材との少なくとも一方が、除電性を有する材質であることを特徴とする穿孔装置。
  5. 用紙に対して穿孔処理を施す穿孔装置を備えた用紙処理装置において、
    前記穿孔装置として、請求項1、2、3またはの穿孔装置を用いることを特徴とする用紙処理装置。
  6. 用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像が形成された後の前記用紙に対して穿孔処理を施す穿孔装置とを備えた画像形成装置において、
    前記穿孔装置として、請求項1、2、3またはの穿孔装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
  7. 用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像が形成された後の前記用紙に対して所定の処理を行う用紙処理手段とを有する画像形成装置において、
    上記用紙処理手段として、請求項の用紙処理装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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