JP5961394B2 - ベビーシューズ - Google Patents
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Description
すなわち、同文献では、固定用ベルトと舌状当接部を一体に形成すると共に、足挿入用開口部の長手方向(履き口部から爪先側方向)に沿って開口が広がるように構成されている。このため、使用者が固定用ベルトを開く方向に操作すると、舌状当接部も共に開く方向に移動し、且つ、その開口は足挿入用開口部の長手方向に沿って形成されるので、広い開口となる。
したがって、操作者が足挿入用開口部を露出させ易い構成となり、乳幼児等が履き易い靴となっている。
また、アッパー部の足挿入用開口部側には、足挿入用開口部を閉状態又は開状態にするための操作部が形成されると共に、付勢部を有し、付勢部は、操作部を足挿入用開口部の閉状態から開状態に向かって移動させる方向に付勢力が働く構成となっている。
したがって、操作部がアッパー部に対して固定されている閉状態から、離脱し、移動自由な状態となると、付勢部の付勢力で、足挿入用開口部は、自動的に開状態となり、履き口部と連接した足挿入用開口部が形成される。
このため、使用者にとって、足を挿入し易いベビーシューズとなる。
また、このアッパー部の足挿入用開口部側の折り畳み又は折り畳みの解除は、操作部の操作のみで可能であるので、使用者は、足挿入用開口部又は足甲当接部の形成を容易に、ワンアクションで行うことができる。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1乃至図3に示すベビーシューズ1は、乳幼児の月齢7ヶ月程度から14ヶ月程度までの乳幼児のためのものである。
また、この時期の乳幼児は、歩行を完全に習得する前の状態で、歩行練習を盛んに行う時期となる。また、この時期の乳幼児は、手すり等につかまって、立ち上がることができる「つかまり立ち」の時期であり、歩行としては、所謂「伝い歩き」の時期となる。
また、この靴底部10から立ち上がるように、且つ乳幼児の足を包むようにアッパー部20が形成されている。
また、図1等に示すように、ベビーシューズ1のアッパー部20は、使用者である乳幼児又はその保護者等が操作する操作部40を備えている。
すなわち、図4及び図5に示すように、ベビーシューズ1のアッパー部20の上部側には、ベビーシューズ1を履く、乳幼児の足を挿入するために十分な大きさの開口が形成されることになる。
また、操作部40は、図4に示すように、アッパー部20の足挿入用開口部50側に形成され、図1及び図4に示すように、使用者が、この操作部40を保持して操作することで、後述するように、足挿入開口部50を開状態(図4及び図5の状態)又は閉状態(図1及び図3の状態)に変化させることができる構成となっている。
そして、図1等に示す閉状態では、アッパー部20の足挿入用開口部50側は、これら第1の折り線51及び第2の折り線52で折り畳まれて、ベビーシューズ1内の乳幼児の足の甲側に配置される甲側当接部に変形し、ベビーシューズ1内の乳幼児の足をホールド(保持)するための部分として機能することになる。
したがって、使用者が操作部40を保持して、図1に示すように、操作部側面ファスナ41を、アッパー部側面ファスナ21に当接させることで、両者は係合し、操作部40がアッパー部20に固定可能な構成となっている。
したがって、図1及び図3等に示すように、アッパー部20の足挿入用開口部50側を折り畳み、甲側当接部60が形成された状態で、操作部40をアッパー部20に固定することで、甲側当接部60が乳幼児の足の甲側を適切に押さえることができる構成となっている。
すなわち、図2及び図3に示すように、ベルト部70は、ベルト基端部71がアッパー部20の内足側に位置し、操作部40から内足側にかけて配置される。ベルト基端部71は、アッパー部20に固定される構成となっている。
したがって、上述のように、操作部40をアッパー部20に対し固定すると、ベルト部70が配置されている部分は、ベルトで固定されたと同様の状態となり、甲側当接部60は、乳幼児の足の甲側にしっかりと押さえつけられるように配置される。
すなわち、ベルト基端部71がベルトの基端部の機能を発揮し、操作部40がベルトの先端部の機能を発揮する構成となっている。
また、同時に、芯材80の付勢力が作用して、操作部40は、折り畳み状態(閉状態)である甲側当接部60から、その折り畳み状態が解除された状態(開状態)である足挿入用開口部50が形成される方向に、自動的に移動する。
なお、折り畳み状態である甲側当接部60の形成状態が、足挿入用開口部の閉状態の一例であり、折り畳み状態が解除された状態である足挿入用開口部50の形成状態が、足挿入用開口部の開状態の一例である。
この甲側当接部60は、予め形成されている第1の折り線51及び第2の折り線52に沿って折り畳まれて形成されるため、使用者の足の甲側に適切に当接することとなる。
なお、アッパー部20に形成される第1の折り線51及び第2の折り線52は、必ずしも折り目である必要はなく、当該位置において折畳まれるきっかけとなればよく、例えば、縫合部を設けることでその機能を持たせるものであってもよい。
これは、ベビーシューズのベルト部をアッパー部に固定しない状態、すなわち、ベルト部が宙ぶらりんの状態(固定されず不安定な状態)とすると、ベビーシューズ全体がすっきりまとまらなくなるためで、使用者は、かかる事態の発生を回避するため、ベルト部をアッパー部に固定された状態で、靴箱等に保管するようにしていた。
先ず、ベビーシューズのアッパー部に固定されているベルト部をアッパー部から引き剥がし、その後、足挿入用開口部を覆っている舌状当接部(甲側当接部)を足挿入用開口部から待避させ、足を挿入させた。その後、再び、舌状当接部(甲側当接部)を足挿入用開口部を覆うように配置し、ベルト部をアッパー部に固定させることで歩行等が可能な状態とした。
先ず、ベルト部とアッパー部との固定を解除し、舌状当接部(甲側当接部)を足挿入用開口部から待避させ、足をベビーシューズから排出させる(抜く)。その後、再び、足挿入用開口部を覆うように舌状当接部(甲側当接部)を配置して、さらに、ベルト部をアッパー部に固定させる。
このような手順を経て、初めてベビーシューズは、すっきりと靴箱等に配置、保管できる状態となっていた。
これにより、ベビーシューズ1は、その形態や外観もすっきりした状態となる。また、使用者は、直立した状態の操作部40が持ち手となり、持ち運び移動がしやすい。
したがって、使用者は、ベビーシューズ1を靴箱等に保管するときは、上述のように、従来と異なり、足挿入用開口部40を開状態として保管できる。
このため、乳幼児は、ベビーシューズ1に足を挿入し易く、足を挿入した後は、操作部40を操作して、芯材80の付勢力に抗して、操作部40の操作部側面ファスナ41をアッパー部側面ファスナ21に係合させると、上述のように、自動的に甲側当接部60が形成させ、足をホールド可能な状態でベビーシューズ1を履くことができる。
このため、ベビーシューズ1内の乳幼児の足の踵は、踵部90によりしっかりホールドされることになる。
このため、使用者が操作部40を、アッパー部側面ファスナ21の長手方向に沿って配置すると、操作部40は、ベビーシューズ1内の乳幼児の足を図4の踵部90へ向かって固定することになる。
したがって、本実施の形態では、乳幼児の足を靴底部10側に略垂直方向に固定する場合に比べ格段にホールド性が向上し、例えば、爪先部100側に足がずれてしまうこと等を未然に防ぐことができる。
この点、本実施の形態では、操作部40が、アッパー部20に固定されたときは、このベルト部70等は、足高点Bに対応する位置に配置されるので、足のホールド性が確保されることになる。
なお、図1及び図2のベルト部70の下縁部分が、足高点Bに対応して配置されると、さらにホールド性が高まることになる。
ところで、乳幼児、特に月齢9ヶ月から12ヶ月程度までの乳幼児は、歩行動作の練習の際、足指を上下左右に動かすことで、そのバランスを取っている。
したがって、爪先部100の構成により、ベビーシューズ1の爪先部100は形状が保持され、その内側には、所定の空間が確保される。このため、乳幼児等がベビーシューズ1内で足指を上下左右に動かすことができる。
このように、本実施の形態のベビーシューズ1では、爪先部100の形状が保持されているので、乳幼児のかかる足指の動きを妨げない構成となっており、乳幼児が歩行動作の練習をし易い構成となっている。
したがって、足挿入用開口部50を折り畳んで甲側当接部60とし、図3等に示す状態とすると、ベビーシューズ1内の乳幼児の足首は、甲側当接部上端61と履き口部上端31によって囲繞される。
このため、乳幼児の足首に対し、強めに甲側当接部60を当接させても、甲側当接部上端61及び履き口部上端31内のクッション部のスポンジ等が変形するので、乳幼児の歩行を妨げることなく、足首に対するホールド性も向上させることができる。
図7に示すように、足指は親指側である第1趾から小指側である第5趾まで配置され、その各指の中足指関節及びその周辺である、図において矢印Gで示す領域に足指屈曲線が形成される。
この足指屈曲線に沿って屈曲する足の屈曲運動は、歩行及び足の発育に際し、重要な動作であるため、この足指屈曲線に沿って屈曲し易いベビーシューズであることが重要な要素となる。
このように、溝部10aは、靴底部10の幅方向(短手方向)に配置されている。
したがって、乳幼児が歩行に際し、足指屈曲線で足を屈曲する際、靴底部10の溝部10aも追従して、変形、屈曲し、乳幼児の歩行に際し行われる足指の屈曲を妨げない構成となっている。
この場合、ベビーシューズ1の操作部40が、芯材80の付勢力で、図4に示すように配置され、1足のベビーシューズ1を靴箱等内に保管する際に効果を発揮する。
すなわち、左右のベビーシューズ1の内足側に配置される操作部40の表面側を、面ファスナ同士を係合させることできる。そして、これにより、一足のベビーシューズ1をまとめることができ、左右のベビーシューズ1が分離して、紛失等することを未然に防止することができる。
Claims (3)
- 使用者の足の足裏側を配置するための靴底部と、
前記靴底部から立ち上がり、使用者の足を包むように形成されるアッパー部と、を有し、
前記アッパー部は、使用者の足を挿入するための開口である履き口部と、
前記履き口部と連接して形成される開口である足挿入用開口部と、を備え、
前記アッパー部の前記足挿入用開口部側には、前記足挿入用開口部を閉状態又は開状態にするための操作部が形成されると共に、付勢部を有し、前記付勢部は、前記操作部を前記足挿入用開口部の閉状態から開状態に向かって移動させる方向に付勢力が働く構成となっており、
前記操作部は、前記アッパー部の前記足挿入用開口部の上端に形成され、
前記操作部から連なる前記アッパー部の前記足挿入用開口部側の領域には、前記付勢部が形成され、
前記足挿入用開口部の開状態において、前記操作部は、前記付勢部により前記開口から上方に直立した状態で維持される構成となっていることを特徴とするベビーシューズ。 - 前記アッパー部の前記足挿入用開口部側は、折り畳まれることで、使用者の足の甲側に配置される足甲当接部を形成する構成となっていると共に、
前記操作部の操作で、前記足挿入用開口部を折り畳み又は折り畳みの解除をすることができる構成となっていることを特徴とする請求項1に記載のベビーシューズ。 - 前記アッパー部の前記足挿入用開口部側には、折り畳み用の折り線が予め形成されていることを特徴とする請求項1に記載のベビーシューズ。
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