JP5950226B2 - 静電容量型圧力センサおよびその製造方法、圧力センサパッケージ - Google Patents
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Description
たとえば、特許文献1は、ベース基板と、凹部が形成され、ベース基板に貼り合わせられることによって当該凹部とベース基板との間に空間を区画するキャップ基板と、ベース基板の一部を利用して空間内に形成されたメンブレンと、メンブレンに形成された圧力センサ素子として機能する不純物拡散領域とを含む、圧力センサを開示している。この圧力センサでは、メンブレンが印加された圧力に応じて変位し、当該変位に伴う不純物拡散領域の抵抗値の変化を測定して圧力を検出する。
そこで、本発明の目的は、検出精度のばらつきを小さくでき、さらに、差動出力によって微小な圧力変化にも対応可能な検出精度を備える静電容量型の圧力センサおよびこれを備えるパッケージを提供することである。
前記第1電極と前記メンブレンによって構成された第1キャパシタの静電容量の変化量と、前記メンブレンと前記第2電極によって構成された第2キャパシタの静電容量の変化量との差分に基づいて、前記メンブレンに作用した圧力を検出する(請求項1)。
前記半導体基板は、下部半導体層と上部半導体層との間に前記絶縁層が挟まれた構造を有していることが好ましい(請求項2)。
SOI基板は簡単に調達することができるため、半導体基板の準備に要する手間を省くことができる。
前記基準圧室は、前記横方向に沿って一定の幅を有していることが好ましい(請求項5)。
前記トレンチは、前記横方向に沿って一定の幅を有していることが好ましい(請求項6)。
前記メンブレンは、0.5μm〜5μmの厚さを有していてもよい(請求項7)。
前記センサ領域は、前記半導体基板上にマトリクス状に複数配列されていてもよいし(請求項8)、前記半導体基板上にストライプ状に複数配列されていてもよい(請求項9)。
前記第1絶縁部は、前記半導体基板に選択的に埋め込まれた絶縁材料からなる第1絶縁層を含んでいてもよい(請求項10)。また、前記第2絶縁部は、前記半導体基板に選択的に埋め込まれた絶縁材料からなる第2絶縁層を含んでいてもよい(請求項11)。
前記静電容量型圧力センサは、前記センサ領域の内側と外側との間に跨って配置された複数の配線を含み、前記複数の配線は、前記第1電極に接続された第1配線と、前記第2電極に接続された第2配線と、前記メンブレンに接続された第3配線とを含むことが好ましい(請求項12)。
基準圧室内が密閉されていれば、周囲温度の変化による基準圧室内の圧力変化を防止することができる。その結果、圧力の検出精度を向上させることができる。
本発明の圧力センサパッケージは、前記第1電極と前記メンブレンによって構成された第1キャパシタの静電容量の変化量と、前記メンブレンと前記第2電極によって構成された第2キャパシタの静電容量の変化量との差分に基づいて、前記メンブレンに作用した圧力を検出する差動回路を有する回路チップと、前記トレンチの開放面が上方に向く姿勢で前記回路チップ上に配置された、本発明の静電容量型圧力センサと、前記回路チップおよび前記静電容量型圧力センサを収容するケースとを含む(請求項14)。
本発明の静電容量型圧力センサの製造方法は、内部に絶縁層を有する半導体基板における前記絶縁層の内方領域を取り囲むように、前記半導体基板の表面から前記絶縁層に達する周囲トレンチを形成する工程と、前記周囲トレンチを埋め戻す第1絶縁層を形成し、前記絶縁層および前記第1絶縁層によって前記半導体基板の表面部にセンサ領域を区画する工程と、前記センサ領域に複数の凹部を選択的に形成する工程と、前記複数の凹部の各内面に保護膜を形成する工程と、前記保護膜における前記凹部の底面上の部分を選択的に除去する工程と、異方性エッチングによって前記凹部を前記絶縁層へ向かって掘り下げた後、等方性エッチングによって前記複数の凹部の下方部を互いに連続させることによって、前記センサ領域の表面部の下方の領域を、前記第1絶縁層を横切る方向に沿って選択的に分断する基準圧室を形成する工程と、熱酸化処理により、前記半導体基板の前記表面と前記基準圧室との間を貫通している前記凹部からなる貫通孔を酸化シリコン膜で埋め戻すとともに、隣り合う前記貫通孔中の酸化シリコン膜が互いに繋がるように、隣り合う前記貫通孔で挟まれた部分も酸化シリコン膜に変質させることによって、前記基準圧室の上方にある前記センサ領域の前記表面部を、前記第1絶縁層を横切る方向に沿って選択的に分断する第2絶縁層を形成する工程と、前記センサ領域を前記半導体基板の前記表面から前記絶縁層に達するまでエッチングすることによって、前記センサ領域を、前記第1絶縁層を横切る方向に沿って選択的に分断するトレンチを形成する工程とを含む(請求項15)。
前記半導体基板が、下部半導体層と上部半導体層との間に前記絶縁層が挟まれた構造を有する場合、前記静電容量型圧力センサの製造方法は、前記下部半導体層上に前記絶縁層を形成した後、エピタキシャル成長によって、前記絶縁層上に前記上部半導体層を形成する工程をさらに含むことが好ましい(請求項16)。
前記静電容量型圧力センサの製造方法は、前記第2絶縁層の形成に先立って、前記貫通孔にエッチングガスを供給することによって、前記貫通孔の内面に残っている前記保護膜を除去する工程をさらに含むことが好ましい(請求項17)。
図1(a)(b)は、本発明の一実施形態に係る圧力センサの構造を説明するための図である。図1(a)は平面図であり、図1(b)は図1(a)の切断面線Ib−Ibから見た断面図である。なお、図1(a)では、明瞭化のために、圧力センサの構成要素の一部を省略している。
層間膜13上には、第1配線14、第2配線15および第3配線16が形成されている。第1配線14、第2配線15および第3配線16は、この実施形態ではアルミニウム(Al)からなる。第1配線14は、層間膜13を通って第1電極11に接続されている。第2配線15は、層間膜13を通って第2電極12に接続されている。第3配線16は、層間膜13を通ってメンブレン10に接続されている。これらの配線14〜16は、第1絶縁層4を横切って、センサ領域5の内側と外側との間に跨っている。
前述したように、圧力センサ1は、振動可能なメンブレン10と、メンブレン10に対して所定の間隔(幅W1および幅W2)を空けて対向する第1電極11および第2電極12を備えている。これにより、第1電極11およびメンブレン10は、メンブレン10の振動によって静電容量が変化する第1キャパシタ22を形成している。一方、第2電極12およびメンブレン10は、メンブレン10の振動によって静電容量が変化する第2キャパシタ23を形成している。つまり、圧力センサ1には、メンブレン10を共通の可動電極として、当該メンブレン10の一方側および他方側(一方側の反対側)に、固定電極(第1電極11および第2電極12)が1つずつ配置されている。
また、前述のように、基準圧室6の幅W1およびトレンチ9の幅W2が共に一定であるので、初期状態において、第1キャパシタ22の電極間距離W1および第2キャパシタ23の電極間距離W2が共に一定となる。そのため、第1キャパシタ22および第2キャパシタ23を平行板キャパシタとみなすことができる。その結果、第1キャパシタ22および第2キャパシタ23の静電容量C1,C2を、公式:C=(εS)/dを用いて簡単に求めることができる。
なお、図1では、SOI基板2上に形成されたセンサ領域5を1つのみ表しているが、センサ領域5は、SOI基板2上に複数個形成されていてもよい。複数個のセンサ領域5のレイアウトは、特に制限されず、様々なものを採用することができる。
次に、圧力センサ1による圧力の検出方法を具体的に説明する。
図4は、前記圧力センサを用いた圧力検出のための回路図である。
本発明の差動回路の一例としての圧力検出回路24は、2つのC/V変換回路25A,25Bと、1つの差動アンプ26とを備えている。
以上説明した圧力センサ1は、たとえば、図5に示すセンサパッケージに収納して使用することができる。
このセンサパッケージ31は、回路チップ(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)32と、トレンチ9の開放面が上方に向く姿勢で回路チップ32上に配置された圧力センサ1と、回路チップ32および圧力センサ1を収容するケース33とを含む。回路チップ32には、圧力検出回路24が組み込まれている。
図6(a)(b)〜図17(a)(b)は、前記圧力センサの製造工程の一部を工程順に示す図である。なお、図6(a)(b)〜図17(a)(b)において、(a)は平面図であり、(b)は(a)の切断面線Yb−Yb(Y=XI〜XVII)から見た断面図である。なお、各図の(a)では、明瞭化のために、圧力センサの構成要素の一部を省略している。
次に、図10(a)(b)に示すように、エッチバックによって、保護膜35における凹部34の底面上の部分を選択的に除去する。これにより、凹部34の底面に上部半導体層202が露出した状態となる。
次に、図12(a)(b)に示すように、等方性のRIEによって、凹部34の露出空間36に反応性イオンおよびエッチングガスを供給する。そして、その反応性イオン等の作用によって、上部半導体層202が、露出空間36を起点にSOI基板2の厚さ方向にエッチングされつつ、SOI基板2の表面2Aに平行な方向にエッチングされる。これにより、互いに隣接する全ての露出空間36が一体化して、SOI基板2の内部に基準圧室6が形成され、同時に、第1電極11が形成される。また、基準圧室6の形成を以って、凹部34は、SOI基板2の表面2Aと基準圧室6との間を貫通する貫通孔37となる。
次に、図16(a)(b)に示すように、層間膜13および表面保護膜17におけるトレンチ9に対応する領域が選択的に除去される。
また、表面2A側が開放されたトレンチ9を最後に形成することによって、それ以降に、表面2Aにレジスト等が塗布されることをなくすことができる。そのため、トレンチ9内部に空間を確保することができる。
本発明は、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
2 SOI基板
2A 表面
201 下部半導体装置
202 上部半導体層
203 絶縁層
3 周囲トレンチ
4 第1絶縁層
5 センサ領域
6 基準圧室
7 貫通孔
8 第2絶縁層
9 トレンチ
10 メンブレン
11 第1電極
12 第2電極
14 第1配線
15 第2配線
16 第3配線
22 第1キャパシタ
23 第2キャパシタ
24 圧力検出回路
31 センサパッケージ
32 回路チップ
33 ケース
34 凹部
35 保護膜
37 貫通孔
38 半導体部分
Claims (18)
- 内部に絶縁層を有する半導体基板と、
前記半導体基板における前記絶縁層の内方領域を取り囲み、前記半導体基板の一部からなるセンサ領域を、前記絶縁層と共に前記半導体基板の表面部に区画する第1絶縁部と、
前記センサ領域の表面部の下方の領域を、前記第1絶縁部を横切る方向に沿って選択的に分断し、底部が前記絶縁層で画成された基準圧室と、
前記基準圧室の上方にある前記センサ領域の前記表面部を、前記第1絶縁部を横切る方向に沿って選択的に分断する第2絶縁部と、
前記センサ領域を前記半導体基板の表面から前記絶縁層に達するまで、前記第1絶縁部を横切る方向に沿って選択的に分断し、前記表面側が開放されたトレンチとを含み、
前記センサ領域は、前記基準圧室、前記第2絶縁部および前記トレンチによって、前記半導体基板の前記表面に沿う横方向に順に配置された、互いに絶縁された少なくとも3つの半導体部分に区画されており、
当該3つの半導体部分は、
前記基準圧室と前記トレンチとの間に配置されたメンブレンと、
前記メンブレンに対して前記基準圧室を隔てて対向する第1電極と、
前記メンブレンに対して前記トレンチを隔てて対向する第2電極とを含み、
前記第1電極と前記メンブレンによって構成された第1キャパシタの静電容量の変化量と、前記メンブレンと前記第2電極によって構成された第2キャパシタの静電容量の変化量との差分に基づいて、前記メンブレンに作用した圧力を検出する、静電容量型圧力センサ。 - 前記半導体基板は、下部半導体層と上部半導体層との間に前記絶縁層が挟まれた構造を有している、請求項1に記載の静電容量型圧力センサ。
- 前記半導体基板は、前記下部半導体層および前記上部半導体層がシリコンからなり、前記絶縁層が酸化シリコンからなるSOI基板である、請求項2に記載の静電容量型圧力センサ。
- 前記上部半導体層は、15μm〜30μmの厚さを有している、請求項2または3に記載の静電容量型圧力センサ。
- 前記基準圧室は、前記横方向に沿って一定の幅を有している、請求項1〜4のいずれか一項に記載の静電容量型圧力センサ。
- 前記トレンチは、前記横方向に沿って一定の幅を有している、請求項1〜5のいずれか一項に記載の静電容量型圧力センサ。
- 前記メンブレンは、0.5μm〜5μmの厚さを有している、請求項1〜6のいずれか一項に記載の静電容量型圧力センサ。
- 前記センサ領域は、前記半導体基板上にマトリクス状に複数配列されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の静電容量型圧力センサ。
- 前記センサ領域は、前記半導体基板上にストライプ状に複数配列されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の静電容量型圧力センサ。
- 前記第1絶縁部は、前記半導体基板に選択的に埋め込まれた絶縁材料からなる第1絶縁層を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の静電容量型圧力センサ。
- 前記第2絶縁部は、前記半導体基板に選択的に埋め込まれた絶縁材料からなる第2絶縁層を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の静電容量型圧力センサ。
- 前記静電容量型圧力センサは、前記センサ領域の内側と外側との間に跨って配置された複数の配線を含み、
前記複数の配線は、
前記第1電極に接続された第1配線と、
前記第2電極に接続された第2配線と、
前記メンブレンに接続された第3配線とを含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の静電容量型圧力センサ。 - 前記基準室内は、密閉された空間である、請求項1〜12のいずれか一項に記載の静電容量型圧力センサ。
- 前記第1電極と前記メンブレンによって構成された第1キャパシタの静電容量の変化量と、前記メンブレンと前記第2電極によって構成された第2キャパシタの静電容量の変化量との差分に基づいて、前記メンブレンに作用した圧力を検出する差動回路を有する回路チップと、
前記トレンチの開放面が上方に向く姿勢で前記回路チップ上に配置された、請求項1〜12のいずれか一項に記載の静電容量型圧力センサと、
前記回路チップおよび前記静電容量型圧力センサを収容するケースとを含む、圧力センサパッケージ。 - 内部に絶縁層を有する半導体基板における前記絶縁層の内方領域を取り囲むように、前記半導体基板の表面から前記絶縁層に達する周囲トレンチを形成する工程と、
前記周囲トレンチを埋め戻す第1絶縁層を形成し、前記絶縁層および前記第1絶縁層によって前記半導体基板の表面部にセンサ領域を区画する工程と、
前記センサ領域に複数の凹部を選択的に形成する工程と、
前記複数の凹部の各内面に保護膜を形成する工程と、
前記保護膜における前記凹部の底面上の部分を選択的に除去する工程と、
異方性エッチングによって前記凹部を前記絶縁層へ向かって掘り下げた後、等方性エッチングによって前記複数の凹部の下方部を互いに連続させることによって、前記センサ領域の表面部の下方の領域を、前記第1絶縁層を横切る方向に沿って選択的に分断する基準圧室を形成する工程と、
熱酸化処理により、前記半導体基板の前記表面と前記基準圧室との間を貫通している前記凹部からなる貫通孔を酸化シリコン膜で埋め戻すとともに、隣り合う前記貫通孔中の酸化シリコン膜が互いに繋がるように、隣り合う前記貫通孔で挟まれた部分も酸化シリコン膜に変質させることによって、前記基準圧室の上方にある前記センサ領域の前記表面部を、前記第1絶縁層を横切る方向に沿って選択的に分断する第2絶縁層を形成する工程と、
前記センサ領域を前記半導体基板の前記表面から前記絶縁層に達するまでエッチングすることによって、前記センサ領域を、前記第1絶縁層を横切る方向に沿って選択的に分断するトレンチを形成する工程とを含む、静電容量型圧力センサの製造方法。 - 前記半導体基板は、下部半導体層と上部半導体層との間に前記絶縁層が挟まれた構造を有しており、
前記静電容量型圧力センサの製造方法は、前記下部半導体層上に前記絶縁層を形成した後、エピタキシャル成長によって、前記絶縁層上に前記上部半導体層を形成する工程をさらに含む、請求項15に記載の静電容量型圧力センサの製造方法。 - 前記静電容量型圧力センサの製造方法は、前記第2絶縁層の形成に先立って、前記貫通孔にエッチングガスを供給することによって、前記貫通孔の内面に残っている前記保護膜を除去する工程をさらに含む、請求項15または16に記載の静電容量型圧力センサの製造方法。
- 前記第2絶縁層を形成する工程では、真空中で熱酸化処理を行う、請求項15〜17のいずれか一項に記載の静電容量型圧力センサの製造方法。
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