JP5948041B2 - 棚板取付構造 - Google Patents
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Description
また、一般的に、パネル体の前面(または後面)に穿設されたスリット孔にブラケットを係止させ、該ブラケットに棚板を取り付ける構成が採られる場合がある。
また、棚板が取り付けない場合ではスリット孔が露出してしまうため、体裁が悪いという問題点もあった。
すなわち、本発明に係る棚板取付構造は、什器に設けられたパネル体に対して棚板を取り付ける棚板取付構造であって、前記パネル体は、平面視してその延在する方向に向けて延び、且つ該延在方向に直交する方向に間隔を隔てて設けられた一対の顎部を有し、前記棚板は、その下面に前記パネル体の上面と当接可能とする当接部と、上下方向に形成された挿通孔とを有し、前記当接部を前記パネル体の上面に当接させた状態において、前記顎部の下面と当接可能な顎係合部と、該顎係合部に連設されて上方に延出し、さらに前記パネル体の上面に沿って延出する延出部とを有するとともに、該延出部に上下方向のネジ孔が形成された取付具を備え、前記棚板の上方から前記挿通孔を通して前記ネジ孔に螺着可能とされ、その螺合緊締により前記パネル体に対して前記棚板を取り付けることを特徴とする。
また、一対の顎部はパネル体の延在する方向に設けられているため、該延在する方向にわたって棚板をパネル体に取り付けることができる。よって、棚板をパネル体の延在方向のうち任意の位置に取り付けることができ、使い勝手を良好とすることができる。
以下、本発明の一実施形態に係る棚板取付構造を用いたデスク装置について説明する。
図1は、デスク装置2を示している。
図1に示すように、デスク装置2は、脚体12及び天板13を有するデスク本体11(什器)と、天板13上の空間を区画するパネル体20と、該パネル体20の上方に取り付けられた棚板31とを備えている。ここで、該棚板31は、パネル体20に対して本実施形態に係る棚板取付構造1により固定されている。
一対の脚体12は、板状部材であり、天板13の幅方向両端部を支持している。
天板13の後部には、電子機器等の配線の取り出しを可能とするカバー部材15が設けられている。
第一パネル体21は、天板13に取り付けられた第一パネル本体23と、該第一パネル本体23の上部に設けられた上部枠24とを有している。
図2及び図3に示すように、上部枠24は、第一パネル体21の上端に固定された底部25と、該底部25の中心部より上方に立設された基部26と、該基部26の上端に設けられた天部27とを有している。
底部25には、断面視してその両端部から立設した立設部28が設けられている。
天部27には、断面視してその両端部から垂下した一対の顎部46A,46Bが設けられている。換言すると、一対の顎部46A,46Bは、平面視してその延在する方向(図3の図面に直交する方向)に向けて延び、且つ該延在方向に直交する方向(図3の図面の左右方向)に間隔を隔てて設けられている。
なお、第二パネル体22は、第一パネル体21と同様の構成であるため、その説明を省略する。
物品載置部32は、平面視して略矩形に形成された板状部材であり、その上面に、図1に示すように電話Pや、プリンター、モニター等が載置可能としている。また、図4に示すように、物品載置部32には、上下方向に向く配線挿通孔37が間隔を有して2箇所設けられ、上面に載置した電気製品の配線を下方に向けて挿通可能としている。
図5に示すように、落下防止片33は、物品載置部32の周縁部から立設され、該物品載置部32上に載置された物品が落下するのを防止する役割を担っている。
第一ボルト挿通孔35は、物品載置部32の略中央に形成された上下方向の挿通孔である。
当接部36は、図5に示す左右方向に離間して設けられた一対の部材で有り、物品載置部32の下面から垂下する垂下部38と、該垂下部38の下端から内方に向かって延出する当接本体39とを有している。当接本体39の下面は、パネル体20の上部枠24の天部27の上面に当接している。
図3に示すように、棚板取付構造1は、一対の取付具40として第一取付部材41と第二取付部材42とを有するとともに、ボルト51により螺合緊締されている。なお、取付具40は、本実施形態では例えば鋼板を加工して形成されている。
第二板状部62は、上部枠24の顎部46Aと棚板31の下向き片34Aとの間に、その側面を当接させて配置されている。
第一延出部81には、その下面にナット86が設けられ、該ナット(不図示。以下同じ。)と挿通するように上下方向に第二ボルト挿通孔88が形成されている。
第五板状部65は、上部枠24の顎部46Bと棚板31の下向き片34Bとの間に、その側面を当接させて配置されている。
第二延出部82は第一延出部81の上方に重なって配設されるとともに、該第二延出部82には第二ボルト挿通孔88と挿通するように上下方向に第三ボルト挿通孔89が形成されている。
まず、パネル体20の上部枠24の底部25の図3に示す右側の上面に第一取付部材41を載置し、第一板状部61を基部26の側面に沿わせるように配置する。次に、底部25の図3に示す左側の上面に第二取付部材42を載置し、第四板状部64を基部の側面に沿わせるとともに、第二延出部82の下面を第一延出部81の上面に重ねて配設する。この状態で、棚板31の下向き片34A,34Bで第二板状部62及び第三板状部63を挟持するとともに当接本体39を天部27に当接するように、棚板31をパネル体20の上部に設置する。そして、棚板31の上方からボルト51を、第一ボルト挿通孔35、第三ボルト挿通孔89、第二ボルト挿通孔88に挿通されて、ナット86と螺合緊締する。
また、第一取付部材41及び第二取付部材42と一対の顎部46A,46Bに係合させて、ボルト51で棚板31を第一取付部材41及び第二取付部材42に螺合すればよいだけであるため、簡易な作業で棚板31をパネル体20に取り付けることができる。
さらに、ボルト51を緩めれば棚板31をパネル体20から取り外すことができるため、執務者の体勢や要望に応じて、取り付け位置の変更にも容易に対応することができる。
さらに、棚板31の配線挿通孔37から電気製品の配線を下方に向けて配設することができるため、什器としての使い勝手を良好とすることができる。
また、当接部36が離間して設けられているため、第一取付部材41及び第二取付部材42の端部を該当接部36で閉塞することができる。よって、外観を良好にすることができ、体裁を良好とすることができる。
以下、本発明の第二実施形態に係る棚板取付構造201について、図6を用いて説明する。
この実施形態において、前述した実施形態で用いた部材と共通の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
第一ボルト挿通孔235は、物品載置部232の略中央に形成された上下方向の挿通孔である。
当接部236は、物品載置部232の下面から垂下して形成され、その下面がパネル体220の上面に当接している。
第一延出部281には、上下方向にネジ孔288が形成されている。
第二延出部282は第一延出部281の上方に重なって配設されるとともに、該第二延出部282にはネジ孔288と挿通するように上下方向に第二ボルト挿通孔289が形成されている。
11…デスク本体(什器)
20,220…パネル体
46A,46B,246A,246B…一対の顎部
30…切欠き部
31,231…棚板
32,232…物品載置部
33…落下防止片
35,235…第一ボルト挿通孔(挿通孔)
36,236…当接部
37…配線挿通孔
40…取付具
41,241…第一取付部材
42,242…第二取付部材
71,271…第一顎係合部(顎係合部)
72,272…第二顎係合部(顎係合部)
81,281…第一延出部(延出部)
82,282…第二延出部(延出部)
86…ナット(ネジ孔)
P…電話
Claims (5)
- 什器に設けられたパネル体に対して棚板を取り付ける棚板取付構造であって、
前記パネル体は、平面視してその延在する方向に向けて延び、且つ該延在方向に直交する方向に間隔を隔てて設けられた一対の顎部を有し、
前記棚板は、その下面に前記パネル体の上面と当接可能とする当接部と、上下方向に形成された挿通孔とを有し、
前記当接部を前記パネル体の上面に当接させた状態において、前記顎部の下面と当接可能な顎係合部と、該顎係合部に連設されて上方に延出し、さらに前記パネル体の上面に沿って延出する延出部とを有するとともに、該延出部に上下方向のネジ孔が形成された取付具を備え、
前記棚板の上方から前記挿通孔を通して前記ネジ孔に螺着可能とされ、その螺合緊締により前記パネル体に対して前記棚板を取り付けることを特徴とする棚板取付構造。 - 請求項1に記載の棚板取付構造において、
前記取付具は、
前記顎部の一方に係合する第一顎係合部と、前記パネル体の上面に沿って一方向に延出する第一延出部とを有する第一取付部材と、
前記顎部の他方に係合する第二顎係合部と、前記パネル体の上面に沿って前記第一延出部と重なって前記一方向と逆方向に延出する第二延出部とを有する第二取付部材とを備え、
前記第一延出部と前記第二延出部とのうち下位に位置する方に前記ネジ孔が形成されていることを特徴とする棚板取付構造。 - 請求項1または請求項2に記載の棚板取付構造において、
前記棚板は、その上面が物品を載置可能とされた物品載置部と、該物品載置部の周縁部から立設された落下防止片とを有することを特徴とする棚板取付構造。 - 請求項3に記載の棚板取付構造において、
前記棚板には、配線挿通用の上下方向に向く配線挿通孔または外方に向かって開口する切欠き部が設けられていることを特徴とする棚板取付構造。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の棚板取付構造において、
前記当接部が、前記パネル体の延在方向に互いに離間して一対設けられ、該一対の当接部の間に前記取付具が配設されていることを特徴とする棚板取付構造。
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