JP5935562B2 - 硬質被覆層がすぐれた初期なじみ性、耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 - Google Patents
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Description
(a)下部層が、いずれも化学蒸着形成された、Tiの炭化物(以下、TiCで示す)層、窒化物(以下、同じくTiNで示す)層、炭窒化物(以下、TiCNで示す)層、炭酸化物(以下、TiCOで示す)層および炭窒酸化物(以下、TiCNOで示す)層のうちの1層または2層以上からなるTi化合物層、
(b)上部層が、化学蒸着形成された酸化アルミニウム層、
以上(a)および(b)で構成された硬質被覆層を形成してなる被覆工具が知られており、この被覆工具は、各種の鋼や鋳鉄などの連続切削や断続切削に好適に用いられることが知られている。
ただ、前記被覆工具は、切れ刃に大きな負荷がかかる高速断続切削条件では、チッピング等を発生しやすく、工具寿命が短命であるという問題があるため、これを解消するために、従来からいくつかの提案がなされている。
工具基体表面に、通常の蒸着法を用いて、Tiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層および炭窒酸化物層のうち1層または2層以上からなる、所定の合計平均層厚のTi化合物層からなる下部層を形成した後、反応ガス組成(容量%)を、AlCl3:2.0〜3.0%、CO2:4.0〜6.0%、HCl:2.0〜3.0%、H2S:0.1〜0.5%、H2:残、として、反応雰囲気圧力を、6〜8kPaとして、反応雰囲気温度を、900〜1000℃として、所定時間、化学蒸着法を行うことにより所定の平均層厚のα型の結晶構造を有する酸化アルミニウム層を形成する。その後、反応ガス組成(容量%)を、TMA:0.1〜0.5%、O2:5.0〜10.0%、Ar:残、として、反応雰囲気圧力を、2〜5kPaとして、反応雰囲気温度を、820〜950℃として、所定時間、化学蒸着法を行うことにより前記α型の結晶構造を有する酸化アルミニウム層の表面側に平均層厚の5〜10%に相当する深さ領域において、炭素の含有量が0.1〜5at%であり、塩素の含有量が0.05at%以下である表面粗さRaが0.05〜0.2μmの範囲内の表面粗さを有する表面平坦組織を有する領域を構成した上部層を形成する。これにより、硬質被覆層の初期なじみ性が向上し、その結果、耐チッピング性、耐欠損性を向上させることができることを確認した。
「(1) 炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された工具基体の表面に硬質被覆層を設けた表面被覆切削工具において、
前記硬質被覆層が下部層と上部層とからなるとともに、
(a)前記下部層は、Tiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層および炭窒酸化物層のうちの1層または2層以上からなり、かつ、3〜20μmの合計平均層厚を有するTi化合物層、
(b)前記上部層は、2〜25μmの平均層厚を有するα型の結晶構造を有する酸化アルミニウム層であり、
前記(b)の上部層は、表面側より前記上部層の平均層厚の5〜10%に相当する深さ領域で炭素の含有量が0.1〜5at%であり、塩素の含有量が0.05at%以下であり、表面粗さRaが0.05〜0.2μmの範囲内の表面平坦組織を有することを特徴とする表面被覆切削工具。
(2) 前記(b)の上部層は、表面側より平均層厚の5〜10%に相当する深さ領域において、炭素と塩素の含有量が異なる二つの相が存在し、その二つの相を領域A相及び領域B相とすると、領域A相の平均炭素含有量αCと領域B相の平均炭素含有量βCとの比であるαC/βCが5以上であり、領域B相の平均塩素含有量βClと領域A相の平均塩素含有量αClとの比であるβCl/αClが5以上であることを特徴とする(1)に記載の表面被覆切削工具。
(3) 炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された工具基体の表面に硬質被覆層を設けた表面被覆切削工具において、
前記硬質被覆層が下部層と上部層と最外層からなるとともに、
(c)前記下部層は、Tiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層および炭窒酸化物層のうちの1層または2層以上からなり、かつ、3〜20μmの合計平均層厚を有するTi化合物層、
(d)前記上部層は、2〜25μmの平均層厚を有するα型の結晶構造を有する酸化アルミニウム層であり、
(e)前記最外層は、0.5〜5μmの平均層厚を有するアモルファス酸化アルミニウム層であり、
前記(d)の上部層は、前記上部層と前記最外層の界面から、前記上部層の平均層厚の5〜10%に相当する深さ領域で炭素の含有量が0.1〜5at%であり、塩素の含有量が0.05at%以下であり、前記(e)の最外層は、表面粗さRaが0.05〜0.2μmの範囲内の表面平坦組織を有することを特徴とする表面被覆切削工具。
(4)前記(d)の上部層は、前記上部層と前記最外層の界面から、前記上部層の平均層厚の5〜10%に相当する深さ領域において、炭素と塩素の含有量が異なる二つの相が存在し、その二つの相を領域A相及び領域B相とすると、領域A相の平均炭素含有量αCと領域B相の平均炭素含有量βCとの比であるαC/βCが5以上であり、領域B相の平均塩素含有量βClと領域A相の平均塩素含有量αClとの比であるβCl/αClが5以上であることを特徴とする(3)に記載の表面被覆切削工具。」
に特徴を有するものである。
Tiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層および炭窒酸化物層のうちの1層または2層以上からなり、かつ、3〜20μmの合計平均層厚を有するTi化合物層からなる下部層は、通常の化学蒸着条件で形成することができる。下部層を構成するTi化合物層は、それ自体が高温強度を有し、これの存在によって硬質被覆層が高温強度を具備するようになるほか、工具基体と酸化アルミニウムからなる上部層のいずれにも強固に密着し、よって硬質被覆層の工具基体に対する密着性向上に寄与する作用をもつが、その合計平均層厚が3μm未満では、前記作用を十分に発揮させることができず、一方、その合計平均層厚が20μmを越えると、チッピングを発生しやすくなることから、その合計平均層厚を3〜20μmと定めた。
上部層を構成するα型の結晶構造を有する酸化アルミニウム層が、高温硬さと耐熱性を備えることは既に良く知られているが、その平均層厚が2μm未満では、長期の使用に亘っての耐摩耗性を確保することができず、一方、その平均層厚が25μmを越えると酸化アルミニウム結晶粒が粗大化し易くなり、その結果、高温硬さ、高温強度の低下に加え、高速断続切削加工時の耐チッピング性、耐欠損性が低下するようになることから、その平均層厚を2〜25μmと定めた。
さらに、上部層は、表面側より平均層厚の5〜10%に相当する深さ領域において、炭素と塩素の含有量が異なる二つの相が存在し、その二つの相を領域A相及び領域B相とすると、領域A相の平均炭素含有量αCと領域B相の平均炭素含有量βCとの比であるαC/βCが5以上であり、領域B相の平均塩素含有量βClと領域A相の平均塩素含有量αClとの比であるβCl/αClが5以上であることにより、炭素の含有量が相対的に高く、塩素の含有量が相対的に低い領域を形成することにより、炭素の有する潤滑化効果を発揮しつつ、硬さの低下を防ぎ、その結果、初期なじみ性が向上しつつ、優れた耐摩耗性を発揮する。しかし、領域A相の平均炭素含有量αCと領域B相の平均炭素含有量βCとの比であるαC/βCが5未満であり、領域B相の平均塩素含有量βClと領域A相の平均塩素含有量αClとの比であるβCl/αClが5未満であると上記の特性が得られない。
本発明は、前述した下部層と上部層とからなる硬質被覆層により、所望の効果を発揮するが、さらに上部層の上に最外層としてアモルファス酸化アルミニウム層を形成することにより、より一層、初期なじみ性が向上し、チッピングの発生がさらに防止される。
前記最外層は、アモルファス酸化アルミニウム層からなりその平均層厚が0.5μm未満では、アモルファス酸化アルミニウムの有する高い靭性による耐チッピング性向上効果を発揮できず、5μmを越えると、相対的に上部層を構成するα型の結晶構造を有する酸化アルミニウム層の層厚が薄くなり過ぎてしまい、十分な耐摩耗性を維持できなくなることから、その平均層厚を0.5〜5μmと定めた。
このとき、最外層の表面を表面粗さRaが0.05〜0.2μmの範囲内の表面平坦組織を有する組織構造とすることにより、初期なじみ性を一層向上させ、チッピングの発生がさらに防止される。
本発明の上部層の酸化アルミニウムは、次の条件による化学蒸着法を行うことによって形成することができる。
工具基体表面に、通常の蒸着法を用いて、Tiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層および炭窒酸化物層のうち1層または2層以上からなる、所定の合計平均層厚のTi化合物層からなる下部層を形成した後、
反応ガス組成(容量%):
AlCl3:2.0〜3.0%、
CO2:4.0〜6.0%、
HCl:2.0〜3.0%、
H2S:0.1〜0.5%、H2:残、
反応雰囲気圧力:6〜8kPa、
反応雰囲気温度:900〜1000℃
として、化学蒸着法を行うことにより所定の平均層厚の90〜95%に相当するα型の結晶構造を有する酸化アルミニウム層を形成する。
反応ガス組成(容量%):
TMA:0.1〜0.5%、
O2:5.0〜10.0%、
Ar:残、
反応雰囲気圧力:2〜5kPa、
反応雰囲気温度を:820〜950℃
として、化学蒸着法を行うことにより前記α型の結晶構造を有する酸化アルミニウム層の表面側に前記平均層厚の5〜10%に相当する深さ領域において、炭素の含有量が0.1〜5at%であり、塩素の含有量が0.05at%以下であり、表面粗さRaが0.05〜0.2μmの範囲内の表面粗さを有する表面平坦組織を有する表面領域を形成した上部層を形成する。
反応ガス組成(容量%):
TMA:2.0〜5.0%、
O2:15.0〜20.0%、
Ar:残、
反応雰囲気圧力:5〜8kPa、
反応雰囲気温度:780〜800℃
として、反応雰囲気温度を相対的に低い温度にして、化学蒸着法を行うことにより所定の平均層厚のアモルファス酸化アルミニウム層を形成する。
(a)硬質被覆層の下部層として、表3に示される条件かつ表7に示される層構成および目標合計層厚のTi化合物層を蒸着形成する。
(b)次いで、表4に示される条件かつ表7に示される目標層厚のα型酸化アルミニウム層からなる上部層を蒸着形成する。
(c)この時、表5に示されるA〜O条件でα型酸化アルミニウム層の表面側を成膜する際に、TMAを用いることにより、表面領域における炭素の含有量を所定量とし、塩素の含有量を所定量以下に抑えることができる。これにより、本発明被覆工具1〜10を作製した。
(d)さらに、本発明被覆工具11〜15については、前記上部層の上に、表6に示される条件かつ表7に示される目標層厚のアモルファス酸化アルミニウム層からなる最外層を蒸着形成することにより作製した。
また、硬質被覆層の上部層における炭素の含有量、及び塩素の含有量は二次イオン質量分析(SIMS,Secondary−Ion−Mass−Spectroscopy)により求めた。Csイオンビーム (Cs+)を試料表面側から70μm×70μmの範囲に照射し、スパッタリング作用によって放出された成分について深さ方向の濃度測定を行い、標準試料を用いて、校正した。その結果、本発明被覆工具1〜15については、硬質被覆層の上部層における塩素の含有量が0.05at%以下である領域が存在し、該領域の深さは平均層厚の5〜10%に相当した。表7に本発明被覆工具1〜15の該領域の平均層厚に対する割合を示す。また、表7に本発明被覆工具1〜15の該領域の炭素の含有量及び塩素の含有量の深さ方向の平均値を示す。比較被覆工具1〜15については塩素の含有量が0.05at%以下である領域が存在しなかった。表8に比較被覆工具1〜15の分析を行った深さの平均層厚に対する割合、及び分析を行った表面領域の炭素の含有量及び塩素の含有量の深さ方向の平均値を示す。
また、本発明被覆工具1〜15および比較被覆工具1〜15の最表面について、レーザー顕微鏡を用いて、JIS B−0601(2001)に準じて測定し、表面粗さRa(算術平均粗さ)を求めた。表7および表8に求めた表面粗さRaを示す。
さらに、本発明被覆工具1〜15の断面について、透過型電子顕微鏡(倍率200000倍)を用いて微小領域の観察を行い、上部層の表面側の平均層厚の5〜10%に相当する深さ領域について、エネルギー分散型X線分光法(EDS)を用いて、断面側から面分析を行ったところ、本発明被覆工具1、3、4、6〜14において、炭素と塩素の含有量が異なる二つの相が観察された。その二つの相を領域A相及び領域B相として、二つの相について、各相内の5点において、ビーム径1nm領域の定量分析を行い、5点の平均をとることで、領域A相の平均炭素含有量αC及び平均塩素含有量αCl、領域B相の平均炭素含有量βC及び平均塩素含有量βClを測定した。二次イオン質量分析により求めた炭素及び塩素の含有量は、二次イオン質量分析の空間分解能では領域A相及び領域B相の区別が出来ないため、領域A相及び領域B相の双方の情報を含んでいると考えられる。透過型電子顕微鏡のエネルギー分散型X線分光法を用いた場合、空間分解能が高く微小領域の組成分析が出来るため、領域A相及び領域B相の区別が出来る。ただし、透過型電子顕微鏡のエネルギー分散型X線分光法の場合、透過型電子顕微鏡の鏡体内の試料汚染(コンタミネーション)による影響で絶対値に誤差を含むものとなる。そのため、本発明被覆工具1〜15について、領域A相の平均炭素含有量αCと領域B相の平均炭素含有量βCとの比であるαC/βC、領域B相の平均塩素含有量βClと領域A相の平均塩素含有量αClとの比であるβCl/αClを求め、同一試料内の領域A相と領域B相の相対値とすることで、試料間の比較をした。
表10に、この測定結果を示した。
Claims (4)
- 炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された工具基体の表面に硬質被覆層を設けた表面被覆切削工具において、
前記硬質被覆層が下部層と上部層とからなるとともに、
(a)前記下部層は、Tiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層および炭窒酸化物層のうちの1層または2層以上からなり、かつ、3〜20μmの合計平均層厚を有するTi化合物層、
(b)前記上部層は、2〜25μmの平均層厚を有するα型の結晶構造を有する酸化アルミニウム層であり、
前記(b)の上部層は、表面側より前記上部層の平均層厚の5〜10%に相当する深さ領域で炭素の含有量が0.1〜5at%であり、塩素の含有量が0.05at%以下であり、表面粗さRaが0.05〜0.2μmの範囲内の表面平坦組織を有することを特徴とする表面被覆切削工具。 - 前記(b)の上部層は、表面側より平均層厚の5〜10%に相当する深さ領域において、炭素と塩素の含有量が異なる二つの相が存在し、その二つの相を領域A相及び領域B相とすると、領域A相の平均炭素含有量αCと領域B相の平均炭素含有量βCとの比であるαC/βCが5以上であり、領域B相の平均塩素含有量βClと領域A相の平均塩素含有量αClとの比であるβCl/αClが5以上であることを特徴とする請求項1に記載の表面被覆切削工具。
- 炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された工具基体の表面に硬質被覆層を設けた表面被覆切削工具において、
前記硬質被覆層が下部層と上部層と最外層からなるとともに、
(c)前記下部層は、Tiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層および炭窒酸化物層のうちの1層または2層以上からなり、かつ、3〜20μmの合計平均層厚を有するTi化合物層、
(d)前記上部層は、2〜25μmの平均層厚を有するα型の結晶構造を有する酸化アルミニウム層であり、
(e)前記最外層は、0.5〜5μmの平均層厚を有するアモルファス酸化アルミニウム層であり、
前記(d)の上部層は、前記上部層と前記最外層の界面から、前記上部層の平均層厚の5〜10%に相当する深さ領域で炭素の含有量が0.1〜5at%であり、塩素の含有量が0.05at%以下であり、前記(e)の最外層は、表面粗さRaが0.05〜0.2μmの範囲内の表面平坦組織を有することを特徴とする表面被覆切削工具。 - 前記(d)の上部層は、前記上部層と前記最外層の界面から、前記上部層の平均層厚の5〜10%に相当する深さ領域において、炭素と塩素の含有量が異なる二つの相が存在し、その二つの相を領域A相及び領域B相とすると、領域A相の平均炭素含有量αCと領域B相の平均炭素含有量βCとの比であるαC/βCが5以上であり、領域B相の平均塩素含有量βClと領域A相の平均塩素含有量αClとの比であるβCl/αClが5以上であることを特徴とする請求項3に記載の表面被覆切削工具。
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