JP5929567B2 - 画像信号処理装置、および画像信号処理方法、並びにプログラム - Google Patents
画像信号処理装置、および画像信号処理方法、並びにプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5929567B2 JP5929567B2 JP2012149849A JP2012149849A JP5929567B2 JP 5929567 B2 JP5929567 B2 JP 5929567B2 JP 2012149849 A JP2012149849 A JP 2012149849A JP 2012149849 A JP2012149849 A JP 2012149849A JP 5929567 B2 JP5929567 B2 JP 5929567B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- reference signal
- signal
- color
- distortion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000012545 processing Methods 0.000 title claims description 198
- 238000003672 processing method Methods 0.000 title claims description 9
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 283
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 57
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 52
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 50
- 230000001629 suppression Effects 0.000 claims description 50
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims description 48
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims description 26
- 230000009467 reduction Effects 0.000 claims description 19
- 238000011946 reduction process Methods 0.000 claims description 6
- 101150047523 lexA gene Proteins 0.000 description 15
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 210000003128 head Anatomy 0.000 description 6
- 238000000149 argon plasma sintering Methods 0.000 description 4
- 230000008859 change Effects 0.000 description 4
- 238000005401 electroluminescence Methods 0.000 description 4
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 2
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
- 235000012736 patent blue V Nutrition 0.000 description 2
- KNMAVSAGTYIFJF-UHFFFAOYSA-N 1-[2-[(2-hydroxy-3-phenoxypropyl)amino]ethylamino]-3-phenoxypropan-2-ol;dihydrochloride Chemical compound Cl.Cl.C=1C=CC=CC=1OCC(O)CNCCNCC(O)COC1=CC=CC=C1 KNMAVSAGTYIFJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 101150067506 dinB gene Proteins 0.000 description 1
- 101150022314 dinG gene Proteins 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000008570 general process Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 101150034875 phoA2 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000006467 substitution reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T5/00—Image enhancement or restoration
- G06T5/70—Denoising; Smoothing
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T5/00—Image enhancement or restoration
- G06T5/80—Geometric correction
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T5/00—Image enhancement or restoration
- G06T5/73—Deblurring; Sharpening
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T2207/00—Indexing scheme for image analysis or image enhancement
- G06T2207/10—Image acquisition modality
- G06T2207/10016—Video; Image sequence
- G06T2207/10021—Stereoscopic video; Stereoscopic image sequence
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T2207/00—Indexing scheme for image analysis or image enhancement
- G06T2207/10—Image acquisition modality
- G06T2207/10024—Color image
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Geometry (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Description
表示部は映像に対応する様々な色の波長光を出力し、ユーザ(観察者)は左右の眼で、表示部の出力映像を観察することになる。
なお、ヘッド・マウント・ディスプレイの構造と原理について世界時した従来技術として、例えば特許文献1(特開2011−145488号公報)がある。
補正対象画像の各色信号を入力し、レンズ歪み特性に起因する各色の画像歪み補正を実行して各色対応の補正画像を生成する複数の色対応歪み補正部を有し、
前記複数の色対応歪み補正部の各々は、出力する補正画像の各画素値の算出に適用する入力画像中の画素位置を示す参照信号を入力し、該参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定する処理を行ない、
前記複数の色対応歪み補正部の少なくとも1つの色対応歪み補正部は、
他色の参照信号との差分を小さく設定した補正参照信号を適用し、該補正参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定した補正画像を生成する処理を行なう画像信号処理装置にある。
前記請求項1〜11いずれかに記載の画像信号処理を実行する画像信号処理部を備えたヘッド・マウント・ディスプレイ装置にある。
画像信号処理装置において実行する画像信号処理方法であり、
前記画像処理装置は、補正対象画像の各色信号を入力し、レンズ歪み特性に起因する各色の画像歪み補正を実行して各色対応の補正画像を生成する複数の色対応歪み補正部を有し、
前記複数の色対応歪み補正部の各々において、
出力する補正画像の各画素値の算出に適用する入力画像中の画素位置を示す参照信号を入力し、該参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定する処理を行ない、
前記複数の色対応歪み補正部の少なくとも1つの色対応歪み補正部が、
他色の参照信号との差分を小さく設定した補正参照信号を適用し、該補正参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定した補正画像を生成する処理を行なう画像信号処理方法にある。
画像信号処理装置において画像処理を実行させるプログラムであり、
前記画像処理装置は、補正対象画像の各色信号を入力し、レンズ歪み特性に起因する各色の画像歪み補正を実行して各色対応の補正画像を生成する複数の色対応歪み補正部を有し、
前記プログラムは、前記複数の色対応歪み補正部の各々において、
出力する補正画像の各画素値の算出に適用する入力画像中の画素位置を示す参照信号を入力し、該参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定する処理を実行させ、
前記複数の色対応歪み補正部の少なくとも1つの色対応歪み補正部において、
他色の参照信号との差分を小さく設定した補正参照信号を適用し、該補正参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定した補正画像を生成する処理を行なわせるプログラムにある。
具体的には、補正対象画像の各色信号を入力し、レンズ歪み特性に起因する各色の画像歪み補正を実行して各色対応の補正画像を生成する複数の色対応歪み補正部を有する。複数の色対応歪み補正部の各々は、出力補正画像の各画素値の算出に適用する入力画像中の画素位置を示す参照信号を入力し、参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定する。複数の色対応歪み補正部の少なくとも1つの色対応歪み補正部は、他色の参照信号との差分を小さく設定した補正参照信号を適用し、該補正参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定し、さらに高域削減処理としての帯域制御を施した補正画像を生成して出力する。
本構成により、レンズ歪みに起因する各色対応の画像歪みと、表示パネルの白色光散乱に起因する偽光による色ずれを抑制可能とした構成が実現される。
1.ヘッド・マウント・ディスプレイの構成と色ずれの発生について
2.偽光による色ずれの発生を抑制した処理について
2−1.ヘッド・マウント・ディスプレイの全体構成について
2−2.画像信号処理部の実行する処理の詳細について
2−3.補正参照信号の適用とローパスフィルタの適用に基づく効果について
3.本開示の構成のまとめ
まず、ヘッド・マウント・ディスプレイの構成と色ずれの発生についての概要を説明する。
図1は、ヘッド・マウント・ディスプレイを含む画像表示システムの構成を模式的に示している。図1に示すシステムは、ヘッド・マウント・ディスプレイ10本体と、視聴コンテンツのソースとなるブルーレイ・ディスク再生装置20と、ブルーレイ・ディスク再生装置20の再生コンテンツの他の出力先となるハイビジョン・ディスプレイ(例えば、HDMI(High−Definition Mutlimedia Interface)対応テレビ)30と、ブルーレイ・ディスク再生装置20から出力されるAV信号の処理を行なうフロント・エンド・ボックス40で構成される。
左眼用表示部50並びに右眼用表示部60は、同様の構成を有している。
左眼用表示部50の構成例について説明する。図に示すように、左眼用表示部50は、白色光源81、カラーフィルタ82から構成される表示パネル80と、レンズ83を有する。フロント・エンド・ボックス40から出力される例えば映画などのコンテンツに対応するHDMI出力が画像信号処理部70に入力される。なお、この画像信号処理部70は、ヘッド・マウント・ディスプレイ10に備わった構成である。
例えば、表示パネル上の1つの画素に対してW(白色)を表示する場合、RGB各波長光を1つの画素に重ねて出力することで、白色の表示が可能となる。
しかし、レンズの持つ歪みに起因してRGBの出力位置にずれが発生し、RGB各色が少しずつずれた位置に出力されるといった色ずれが発生することがある。
図4は、
(A)元画像(表示パネル上の画像)
(B)レンズを通した画像(観察画像)
これらの2つの画像の例を示している。
レンズの歪み特性は、予め測定可能であり、例えば、図4のような歪み特性を有するレンズを使用する場合、その歪み特性の逆特性の画像を補正画像として生成して出力する処理が有効である。
この補正画像を表示パネル80上に表示すれば、図5(B)に示すように、レンズを通した観察画像は、ゆがみのない画像となり、ユーザ(観察者)は正常な画像を観察することが可能となる。
例えばRGB各信号を用いた表示部では、図6に示すようにR,G,Bの各波長光に応じて異なる歪みを発生させる。
このような波長に応じた歪み特性の差異によって、先に説明した本来、白(W)として観察されるべき画素値が白ではなくRGB各色がずれて観察されるといった現象が発生する。
図7には、以下の2つの観察画像の例を示している。
(a)理想的な観察画像、
(b)現実の観察画像、
それぞれ、観察画像に含まれるRGB各信号の出力信号の位置と観察される画像の例を示している。
いずれもレンズを介した出力画像の場合の例である。
しかし、図7(b)に示す現実の観察画像では、RGB各色の信号の出力位置がずれており、ユーザの観察する画素値は白(W)ではなくRGBの3色が並んだ画像となる。
この図8(A2)に示す補正画像は、先に説明した図6(B)のRGB各色の歪み特性の逆特性をRGB個別に設定した画像である。
この補正画像を表示パネル80上に表示すれば、図8(B)に示すように、レンズを通した観察画像は、ゆがみのない画像となり、ユーザ(観察者)は正常な色ずれのない正常な画像を観察することが可能となる。
信号処理部は、図10に示すように、R信号対応の歪み補正を行うR歪み補正部101、G信号対応の歪み補正を行うG歪み補正部102、B信号対応の歪み補正を行うB歪み補正部103を有する。
入力信号:dinは、表示画像を構成する各画素の画素信号である。例えば図1、図3等に示すフロント・エンド・ボックス40からの入力コンテンツを構成する各画像フレームの各色対応の画素信号を各補正部に順次入力する。
この参照信号は、ヘッド・マウント・ディスプレイ10のレンズの歪み特性に応じたパラメータであり、ヘッド・マウント・ディスプレイ10の画像信号処理部内のメモリに予め格納されている。
なお、R歪み補正部101にはR画素値のみ、G歪み補正部102にはG画素値のみ、B歪み補正部103にはB画素値のみに対応する入力信号と参照信号を入力する。
各RGB歪み補正部101〜103では、順次入力する入力画素値信号:dinを適用して、これらの入力画素位置からずれた位置、すなわち各色対応のレンズ歪み特性に応じてずらした画素位置の画素値を算出する画素補間処理を実行する。この補間画素値からなる画像信号を出力信号:doutとして出力する。
以下、説明を分かり易くするため、RGB歪み補正部101〜103は、入力画素の画素値に基づいて、水平方向のみにずらした位置の画素値を算出する補間処理を行なうものとして説明する。また、補間方法はリニア補間を適用するものとして説明する。なお、水平と垂直の二次元補正処理や、キュービック補間などのマルチタップ補間処理を行なう場合もあるが、これらの処理は、以下に説明する一次元方向の処理を2次元方向に拡張すれば実現可能であり、基本的な処理は、以下の説明に従った処理となる。
すなわち、R歪み補正部101の出力するk番目のR画素:doutR(k)の画素位置と、参照信号refR(k)によって指定される入力画像中の画素位置との距離が歪み量、すなわちレンズ歪みによって発生する観察画像の画素位置のずれ量に相当する。
例えば、この例では、水平方向の画素のみを利用した例であり、mkは、ある水平画素ラインの左側の画素から順次設定された画素番号:mk=1,2,3,4,5・・・に相当する。
図11において、R入力画像dinRは、順次、メモリ111に格納される。
メモリ111からは、参照信号refR(k)=mk+sk中の、mkの値に応じて、R歪み補正部101が出力するk番目の出力信号doutR(k)を算出するために参照する入力画像の画素値:dinR(mk)、dinR(mk+1)を取得する。
図12には、
(A)R歪み補正部101に対する入力画像の各画素位置対応の画素値(din)、
(B)R歪み補正部101からの出力画像の各画素位置対応の画素値(dout)、
これらを示している。
横軸が画素位置であり、(A),(B)とも同じスケールで示している。
縦軸がそれぞれ入力画像と出力画像の画素値を示している。
この画素値を算出するための入力画像中の画素位置が参照信号refR(k)=mk+skによって決定される。
しかし、この画素121は、入力画像中には存在しない画素位置である。
その両サイド、すなわち、画素位置=mkのR画素122と、画素位置:mk+1のR画素123は存在する。
doutR(k)=(1−sk)×dinR(mk)+(sk)×dinR(mk)
図11、図12を参照してR歪み補正部101における補正画像のR画素値の算出処理例を説明したが、G歪み補正部102、B歪み補正部103も、処理画素をそれぞれG,Bとする点が異なるのみであり、処理シーケンスは同様の処理として出力画像のG,B画素の画素値を算出して出力する。
表示パネルのほとんどは、有機EL方式でも液晶方式でも、先に図3を参照して説明したとおり、白色光源の前面にカラーフィルタを配置した構成となっている。
図13は、先に説明した図3と同様のヘッド・マウント・ディスプレイの断面構成を示している。
先に図3を参照して説明したとおり、白色光源の前面にカラーフィルタを配置した構成となっている。
しかし、白色光源からの光は、周囲に拡散し、斜め方向に照射された光が、本来通るべきカラーフィルタ(B)に隣接したカラーフィルタ(R,G)を通り、レンズによって集光されることになる。
この結果、ユーザ(観察者)は、本来の画像と違う色の画像を観察してしまうことになる。
図13に示す例では、
Rb,Gbが偽光成分に相当する。
なお、偽光信号「Rb」、「Gb」に示す先行文字「R」、「G」は、偽光として発生する色信号、後続文字「b」は、出力予定の色信号である本来のフィルタ色=Bを示す。
信号「Bb」は出力色成分=出力予定信号=Bであり正常な信号である。
この偽光現象は、図7〜図12を参照して説明したRGB各色対応の歪み特性に対応するための補正画像を生成して出力した場合にも解消されない現象である。
図14は、先に図8を参照して説明したRGB各色対応の歪み特性に対応するための補正画像を生成して出力した場合の偽光による色ずれの発生態様を説明する図である。
この図14(A2)に示す補正画像は、先に説明した図6(B)のRGB各色の歪み特性の逆特性をRGB個別に設定した画像である。
図15(a)は、偽光のない理想的な補正画像信号を示している。
なお、図15に示す例は、RGB各出力が同一の出力によって生成されるW画素の出力例である。
すなわち、
R信号には偽光信号Rg,Rb、
G信号には偽光信号Gr,Gb、
B信号には偽光信号Br,Bg、
これらの偽光信号が含まれる。
以下、図13〜図15を参照して説明した偽光に起因した色ずれの発生を抑制する処理を実行する画像信号処理装置について説明する。
まず、図16を参照して、本開示の画像信号処理装置の一実施例であるヘッド・マウント・ディスプレイ10の全体構成について説明する。
制御部201は、例えばマイクロプロセッサーで構成され、RAM(Random AccessMemory)203を作業領域に用いながら、ROM(Read Only Memory)202に格納された制御プログラムを実行して、装置全体の動作を制御する。
処理後の映像信号は、VRAM(Video RAM)210に一時記録される。
次に、図17以下を参照して図16に示すヘッド・マウント・ディスプレイ10内の画像信号処理部206の実行する処理の詳細について説明する。
前述したように、画像信号処理部206は、HDMI信号入力部205でフロント・エンド・ボックス40から受信した映像信号に対し、復号、スケーリング、ノイズ・リダクションなどの信号処理を行なう。さらに、レンズ歪みや偽光に基づく色ずれの発生を抑制するための補正画像の生成処理などを行う。
同様に、B信号の歪み補正を実行するB歪み補正部も、図10の構成とは異なる処理を実行する帯域調整およびB歪み補正部423として構成されている。
G信号の歪み補正を実行するG歪み補正部は、図10の構成と同様の処理を実行するG歪み補正部422として構成されている。
R−G歪み差分抑制R参照信号生成部401、
B−G歪み差分抑制B参照信号生成部402、
R−G歪み差分ベースR対応フィルタ帯域算出部411、
B−G歪み差分ベースB対応フィルタ帯域算出部412、
これらの構成を追加している。
R信号の歪み補正を実行する帯域調整およびR歪み補正部421には、R入力信号dinR301が入力される。
G信号の歪み補正を実行するG歪み補正部422には、G入力信号dinG302が入力される。
B信号の歪み補正を実行する帯域調整およびB歪み補正部423には、B入力信号dinB303が入力される。
これらの入力信号:dinは、表示画像を構成する各画素の画素信号である。図16に示すHDMI信号入力部205から入力する画像信号であり、例えば図1、図3等に示すフロント・エンド・ボックス40からの入力コンテンツを構成する各画像フレームの各色対応の画素信号である。
帯域調整およびR歪み補正部421には、
R−G歪み差分抑制R参照信号生成部401の生成した補正R参照信号ref'R321と、
R−G歪み差分ベースR対応フィルタ帯域算出部411の生成したR対応フィルタ帯域制御信号ΔfR331を入力する。
B−G歪み差分抑制R参照信号生成部402の生成した補正B参照信号ref'B322と、
B−G歪み差分ベースB対応フィルタ帯域算出部412の生成したB対応フィルタ帯域制御信号ΔfB332入力する。
図10を参照して説明した構成では、RGB歪み補正部101〜103において、出力信号:doutを生成する際の参照すべき入力画像の画素位置を示す信号として用いていた。
G歪み補正部422は、図10、図11を参照して説明した処理と同様の処理を実行する。
この補正参照信号は、R−G歪み差分抑制R参照信号生成部401と、B−G歪み差分抑制R参照信号生成部402において生成される。
前述したように、R−G歪み差分抑制R参照信号生成部401は、R信号対応のレンズ歪み特性に基づくパラメータR参照信号refR311と、G信号対応のレンズ歪み特性に基づくパラメータG参照信号refG312をメモリから入力し、補正R参照信号ref'R321を生成し、生成した補正R参照信号ref'R321を帯域調整およびR歪み補正部421に入力する。
また、B−G歪み差分抑制R参照信号生成部402は、B信号対応のレンズ歪み特性に基づくパラメータB参照信号refR313と、G信号対応のレンズ歪み特性に基づくパラメータG参照信号refG312をメモリから入力し、補正B参照信号ref'B322を生成し、生成した補正R参照信号ref'R322を帯域調整およびB歪み補正部423に入力する。
まず、R−G歪み差分抑制R参照信号生成部401の処理例について説明する。
R−G歪み差分抑制R参照信号生成部401は、R信号対応のレンズ歪み特性に基づくパラメータR参照信号refR311と、G信号対応のレンズ歪み特性に基づくパラメータG参照信号refG312をメモリから入力し、その差分絶対値を算出する。すなわち、
abs(refR−refG)
上記式に従って、R参照信号refR311と、G参照信号refG312との差分絶対値を算出する。
R−G歪み差分抑制R参照信号生成部401は、図18に示すグラフに従って、算出した差分絶対値abs(refR−refG)に対応するゲイン(gain)を算出する。
R−G歪み差分抑制R参照信号生成部401は、メモリに格納された差分絶対値abs(refR−refG)とゲインの対応データを参照して、算出した差分絶対値abs(refR−refG)に対応するゲイン(gain)を算出する。
ref'R=refG+gain(refR−refG)・・・・(式1)
refGは、図17に示すG参照信号refG312、
gain(refR−refG)は、算出した差分絶対値abs(refR−refG)に基づいて、図18に示すグラフに従って取得するゲインの値である。
R−G歪み差分抑制R参照信号生成部401は、このようにして生成した補正R参照信号ref'R321を帯域調整およびR歪み補正部421に入力する。
例えば、R−G歪み差分抑制R参照信号生成部401は、abs(refR−refG)が10pixelの場合、その差分を7pixelになるようにR参照信号refRの値を書き換えた補正R参照信号ref'R321を生成して帯域調整およびR歪み補正部421に入力する。
B−G歪み差分抑制B参照信号生成部402は、B信号対応のレンズ歪み特性に基づくパラメータB参照信号refB313と、G信号対応のレンズ歪み特性に基づくパラメータG参照信号refG312をメモリから入力し、その差分絶対値を算出する。すなわち、
abs(refB−refG)
上記式に従って、B参照信号refB313と、G参照信号refG312との差分絶対値を算出する。
B−G歪み差分抑制B参照信号生成部402は、図18に示すグラフに従って、算出した差分絶対値abs(refB−refG)に対応するゲイン(gain)を算出する。
B−G歪み差分抑制B参照信号生成部402は、メモリに格納された差分絶対値abs(refB−refG)とゲインの対応データを参照して、算出した差分絶対値abs(refB−refG)に対応するゲイン(gain)を算出する。
ref'B=refG+gain(refB−refG)・・・・(式2)
refGは、図17に示すG参照信号refG312、
gain(refB−refG)は、算出した差分絶対値abs(refB−refG)に基づいて、図18に示すグラフに従って取得するゲインの値である。
B−G歪み差分抑制B参照信号生成部402は、このようにして生成した補正B参照信号ref'B322を帯域調整およびB歪み補正部423に入力する。
例えば、B−G歪み差分抑制B参照信号生成部402は、abs(refB−refG)が10pixelの場合、その差分を7pixelになるようにB参照信号refBの値を書き換えた補正B参照信号ref'B322を生成して帯域調整およびB歪み補正部423に入力する。
まず、R−G歪み差分ベースR対応フィルタ帯域算出部411の処理例について説明する。
R−G歪み差分ベースR対応フィルタ帯域算出部411は、R信号対応のレンズ歪み特性に基づくパラメータR参照信号refR311と、G信号対応のレンズ歪み特性に基づくパラメータG参照信号refG312をメモリから入力し、その差分絶対値を算出する。すなわち、
abs(refR−refG)
上記式に従って、R参照信号refR311と、G参照信号refG312との差分絶対値を算出する。
R−G歪み差分ベースR対応フィルタ帯域算出部411は、図19に示すグラフに従って、算出した差分絶対値abs(refR−refG)に対応するフィルタ帯域(ΔfR)を算出する。
R−G歪み差分ベースR対応フィルタ帯域算出部411は、メモリに格納された差分絶対値abs(refR−refG)とフィルタ帯域(ΔfR)の対応データを参照して、算出した差分絶対値abs(refR−refG)に対応するフィルタ帯域(ΔfR)を算出する。
R−G歪み差分ベースR対応フィルタ帯域算出部411は、例えば、G参照信号refGとR参照信号refRの差分が10pixelであった場合、50%の値を持つフィルタ帯域制御信号(ΔfR)331を生成して帯域調整およびR歪み補正部421に入力する。
B−G歪み差分ベースB対応フィルタ帯域算出部412は、B信号対応のレンズ歪み特性に基づくパラメータB参照信号refB313と、G信号対応のレンズ歪み特性に基づくパラメータG参照信号refG312をメモリから入力し、その差分絶対値を算出する。すなわち、
abs(refB−refG)
上記式に従って、B参照信号refB313と、G参照信号refG312との差分絶対値を算出する。
B−G歪み差分ベースB対応フィルタ帯域算出部413は、図19に示すグラフに従って、算出した差分絶対値abs(refB−refG)に対応するフィルタ帯域(ΔfB)を算出する。
B−G歪み差分ベースB対応フィルタ帯域算出部413は、メモリに格納された差分絶対値abs(refB−refG)とフィルタ帯域(ΔfB)の対応データを参照して、算出した差分絶対値abs(refB−refG)に対応するフィルタ帯域(ΔfB)を算出する。
B−G歪み差分ベースR対応フィルタ帯域算出部412は、例えば、G参照信号refGとB参照信号refBの差分が10pixelであった場合、50%の値を持つフィルタ帯域制御信号(ΔfB)332を生成して帯域調整およびB歪み補正部423に入力する。
これら2つの処理部は、入力パラメータが異なるのみで実行する処理はほぼ同様であるので、帯域調整およびR歪み補正部421の構成と処理例を代表例として説明する。
ローパスフィルタ(LPF)453は、フィルタ帯域制御信号ΔfR331を受け取ってリニア補間部452の生成信号に対する帯域制限、具体的には高域信号を低下させる帯域制限処理を実行して出力画像信号doutR351を生成する。
例えば、帯域調整およびR歪み補正部421に入力する帯域制御信号ΔfR=100%であれば全周波数のゲインが100%に設定されるが、入力する帯域制御信号Δfが50%、25%と減少するほど、高域のゲインを低下させる処理が実行され、高域ゲインの低下した出力画像信号doutR351が出力される。
以下、説明を分かり易くするため、帯域調整およびR歪み補正部421は、入力画素の画素値に基づいて、水平方向のみにずらした位置の画素値を算出する補間処理を行なうものとして説明する。また、補間方法はリニア補間を適用するものとして説明する。なお、水平と垂直の二次元補正処理や、キュービック補間などのマルチタップ補間処理を行なう場合もあるが、これらの処理は、以下に説明する一次元方向の処理を2次元方向に拡張すれば実現可能であり、基本的な処理は、以下の説明に従った処理となる。
(1)表示予定のコンテンツ対応の画像のR画素値に相当するR入力信号dinR301、
(2)R−G歪み差分抑制R参照信号生成部401の生成した補正R参照信号ref'R321、
(3)R−G歪み差分ベースR対応フィルタ帯域算出部411の生成したR対応フィルタ帯域制御信号ΔfR331、
これらの各信号を入力する。
補正R参照信号ref'R(k)321は、帯域調整およびR歪み補正部421の出力するk番目の出力信号dout(k)に対応して選択されるオリジナルの参照信号refR(k)に基づいて、図18に示すグラフ特性に従って補正した補正参照信号である。
帯域調整およびR歪み補正部421のリニア補間部452は、この補正参照信号ref'R(k)321を適用して出力信号に対応する参照画素位置を決定する。
例えば、この例では、水平方向の画素のみを利用した例であり、mkは、ある水平画素ラインの左側の画素から順次設定された画素番号:mk=1,2,3,4,5・・・に相当する。
メモリ451からは、補正R参照信号ref'R(k)=mk+sk中の、mkの値に応じて、帯域調整およびR歪み補正部421が出力するk番目の出力信号doutR(k)を算出するために参照する入力画像の画素値:dinR(mk)、dinR(mk+1)を取得する。
この処理は、先に図12を参照して説明した処理と同様の処理である。
リニア補間部452は、出力画素値X(k)を、以下の算出式で算出する。
X(k)=(1−sk)×dinR(mk)+(sk)×dinR(mk)
B信号対応の処理を実行する帯域調整およびB歪み補正部423は、
(1)表示予定のコンテンツ対応の画像のB画素値に相当するB入力信号dinB303、
(2)B−G歪み差分抑制B参照信号生成部402の生成した補正B参照信号ref'B322、
(3)B−G歪み差分ベースB対応フィルタ帯域算出部412の生成したB対応フィルタ帯域制御信号ΔfB332、
これらの各信号を入力し、図20を参照して説明した処理と同様の処理を実行して出力画像信号doutB(k)353を出力する。
次に、帯域調整およびR歪み補正部421と、帯域調整およびB歪み補正部423において実行する以下の処理の効果について説明する。すなわち、
(1)補正参照信号ref'R、ref'Bを適用した効果、
(2)フィルタ帯域制御信号ΔfR、ΔfBを適用した帯域制限処理の効果、
について説明する図である。
(1)補正参照信号を適用した補正画像信号(偽光成分なし=(表示パネルに対する入力信号に対応)
なお、以下に説明するRGB信号の信号波形は出力画素値をW(白)として設定した画素信号の例である。
同様に、B信号は、補正参照信号ref'Bを適用した場合、オリジナルの参照信号refBを適用した場合より、G信号に対するB信号のシフト量が減少した設定となる。
なお、図に示す例は、図18に示すグラフによって算出したゲイン(gain)=50%の場合の例であり、G信号に対するRB信号のシフト量がオリジナルの参照信号を適用した場合に比較し、1/2に削減されている。
図23には以下の各図を示している。
(2)補正参照信号を適用した補正画像信号(偽光成分あり=(表示パネルの出力信号に対応))
(3)観察画像信号
図23(2)は、この偽光を含む観察光に対応する信号光の例を示している。
この図23(2)は、先に説明した図15(b)に対応する図である。
これは、図22(1)に示す補正参照信号を適用したシフと量の調整に起因する。
このローパスフィルタの適用処理についての効果について、図24、図25を参照して説明する。
(1)補正参照信号とLPFを適用した補正画像信号(偽光成分なし=(表示パネルに対する入力信号に対応))
図25には以下の各図を示している。
(2)補正参照信号とLPFを適用した補正画像信号(偽光成分あり=(表示パネルの出力信号に対応))
(3)観察画像信号
以上、特定の実施例を参照しながら、本開示の実施例について詳解してきた。しかしながら、本開示の要旨を逸脱しない範囲で当業者が実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本開示の要旨を判断するためには、特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
(1) 補正対象画像の各色信号を入力し、レンズ歪み特性に起因する各色の画像歪み補正を実行して各色対応の補正画像を生成する複数の色対応歪み補正部を有し、
前記複数の色対応歪み補正部の各々は、出力する補正画像の各画素値の算出に適用する入力画像中の画素位置を示す参照信号を入力し、該参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定する処理を行ない、
前記複数の色対応歪み補正部の少なくとも1つの色対応歪み補正部は、
他色の参照信号との差分を小さく設定した補正参照信号を適用し、該補正参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定した補正画像を生成する処理を行なう画像信号処理装置。
(3)前記歪み差分抑制参照信号生成部は、前記2つの異なる色の参照信号との差分を小さく設定した補正参照信号を生成する前記(2)に記載の画像信号処理装置。
(5)前記補正参照信号を適用する色対応歪み補正部は、さらに、補正参照信号を適用して算出した画素値からなる画像信号に対して、高域削減処理を施して前記補正画像を生成する前記(1)〜(4)いずれかに記載の画像信号処理装置。
(6)前記画像処理装置は、2つの異なる色の参照信号の差分絶対値を算出し、算出した差分絶対値に応じて、前記高域削減処理を実行するためのフィルタ帯域制御信号を生成するフィルタ帯域算出部を有し、前記補正参照信号を適用する色対応歪み補正部は、前記フィルタ帯域算出部の算出したフィルタ帯域制御信号に従った高域削減処理を施して前記補正画像を生成する前記(5)に記載の画像信号処理装置。
(8)前記色対応歪み補正部は、リニア補間処理によって、参照信号または補正参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定した補正画像を生成する前記(1)〜(7)いずれかに記載の画像信号処理装置。
(10)前記R歪み補正部と、前記B歪み補正部のみが、前記補正参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定した補正画像を生成する前記(9)に記載の画像信号処理装置。
(12)前記(1)〜(11)いずれかに記載の画像信号処理を実行する画像信号処理部を備えたヘッド・マウント・ディスプレイ装置。
具体的には、補正対象画像の各色信号を入力し、レンズ歪み特性に起因する各色の画像歪み補正を実行して各色対応の補正画像を生成する複数の色対応歪み補正部を有する。複数の色対応歪み補正部の各々は、出力補正画像の各画素値の算出に適用する入力画像中の画素位置を示す参照信号を入力し、参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定する。複数の色対応歪み補正部の少なくとも1つの色対応歪み補正部は、他色の参照信号との差分を小さく設定した補正参照信号を適用し、該補正参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定し、さらに高域削減処理としての帯域制御を施した補正画像を生成して出力する。
本構成により、レンズ歪みに起因する各色対応の画像歪みと、表示パネルの白色光散乱に起因する偽光による色ずれを抑制可能とした構成が実現される。
20 ブルーレイ・ディスク再生装置
30 ハイビジョン・ディスプレイ
40 フロント・エンド・ボックス
50 左眼用表示部
60 右眼用表示部
70 画像信号処理部
80 表示パネル
81 白色光源
82 カラーフィルタ
83 レンズ
101 R歪み補正部
102 G歪み補正部
103 B歪み補正部
111 メモリ
112 リニア補間部
201 制御部
202 ROM
203 RAM
204 装着センサ
205 HDMI信号入力部
206 画像信号処理部
207 表示制御部
208 左眼用表示部
209 右眼用表示部
210 VRAM
401 R−G歪み差分抑制R参照信号生成部
402 B−G歪み差分抑制B参照信号生成部
411 R−G歪み差分ベースR対応フィルタ帯域算出部
412 B−G歪み差分ベースB対応フィルタ帯域算出部
421 帯域調整およびR歪み補正部
422 G歪み補正部
423 帯域調整およびB歪み補正部
451 メモリ
452 リニア補間部
453 ローパスフィルタ(LPF)
Claims (11)
- 補正対象画像の各色信号を入力し、レンズ歪み特性に起因する各色の画像歪み補正を実行して各色対応の補正画像を生成する複数の色対応歪み補正部を有し、
前記複数の色対応歪み補正部の各々は、出力する補正画像の各画素値の算出に適用する入力画像中の画素位置を示す参照信号を入力し、該参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定する処理を行ない、
前記複数の色対応歪み補正部の少なくとも1つの色対応歪み補正部は、
他色の参照信号との差分を小さく設定した補正参照信号を適用し、該補正参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定した補正画像を生成する処理を行なう構成であり、
前記補正参照信号を生成する歪み差分抑制参照信号生成部は、
2つの異なる色の参照信号の差分絶対値を算出し、算出した差分絶対値が大であるほど、前記2つの異なる色の参照信号との差分削減量をより大きく設定した補正参照信号を生成し、
前記補正参照信号を適用する色対応歪み補正部は、
前記歪み差分抑制参照信号生成部の生成した補正参照信号を適用して、該補正参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定した補正画像を生成する処理を行なう画像信号処理装置。 - 前記補正参照信号を適用する色対応歪み補正部は、
さらに、補正参照信号を適用して算出した画素値からなる画像信号に対して、高域削減処理を施して前記補正画像を生成する請求項1に記載の画像信号処理装置。 - 前記画像信号処理装置は、
前記2つの異なる色の参照信号の差分絶対値に応じて、前記高域削減処理を実行するためのフィルタ帯域制御信号を生成するフィルタ帯域算出部を有し、
前記補正参照信号を適用する色対応歪み補正部は、
前記フィルタ帯域算出部の算出したフィルタ帯域制御信号に従った高域削減処理を施して前記補正画像を生成する請求項2に記載の画像信号処理装置。 - 前記フィルタ帯域算出部は、
前記2つの異なる色の参照信号の差分絶対値が大であるほど、高域削減率を大きく設定したフィルタ帯域制御信号を生成する請求項3に記載の画像信号処理装置。 - 前記色対応歪み補正部は、リニア補間処理によって、参照信号または補正参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定した補正画像を生成する請求項1〜4いずれかに記載の画像信号処理装置。
- 前記複数の色対応歪み補正部は、
前記補正対象画像のR信号を入力し、R信号対応の補正画像を生成して出力するR歪み補正部と、
前記補正対象画像のG信号を入力し、G信号対応の補正画像を生成して出力するG歪み補正部と、
前記補正対象画像のB信号を入力し、B信号対応の補正画像を生成して出力するB歪み補正部によって構成される請求項1〜5いずれかに記載の画像信号処理装置。 - 前記R歪み補正部と、前記B歪み補正部のみが、前記補正参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定した補正画像を生成する請求項6に記載の画像信号処理装置。
- 前記R歪み補正部と、前記B歪み補正部のみが、補正参照信号を適用して算出した画素値からなる画像信号に対して、高域削減処理を施して前記補正画像を生成する請求項7に記載の画像信号処理装置。
- 前記請求項1〜8いずれかに記載の画像信号処理を実行する画像信号処理部を備えたヘッド・マウント・ディスプレイ装置。
- 画像信号処理装置において実行する画像信号処理方法であり、
前記画像信号処理装置は、補正対象画像の各色信号を入力し、レンズ歪み特性に起因する各色の画像歪み補正を実行して各色対応の補正画像を生成する複数の色対応歪み補正部を有し、
前記複数の色対応歪み補正部の各々において、
出力する補正画像の各画素値の算出に適用する入力画像中の画素位置を示す参照信号を入力し、該参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定する処理を行ない、
前記複数の色対応歪み補正部の少なくとも1つの色対応歪み補正部が、
他色の参照信号との差分を小さく設定した補正参照信号を適用し、該補正参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定した補正画像を生成する処理を行ない、
前記補正参照信号を生成する歪み差分抑制参照信号生成部は、
2つの異なる色の参照信号の差分絶対値を算出し、算出した差分絶対値が大であるほど、前記2つの異なる色の参照信号との差分削減量をより大きく設定した補正参照信号を生成し、
前記補正参照信号を適用する色対応歪み補正部は、
前記歪み差分抑制参照信号生成部の生成した補正参照信号を適用して、該補正参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定した補正画像を生成する処理を行なう画像信号処理方法。 - 画像信号処理装置において画像処理を実行させるプログラムであり、
前記画像信号処理装置は、補正対象画像の各色信号を入力し、レンズ歪み特性に起因する各色の画像歪み補正を実行して各色対応の補正画像を生成する複数の色対応歪み補正部を有し、
前記プログラムは、前記複数の色対応歪み補正部の各々において、
出力する補正画像の各画素値の算出に適用する入力画像中の画素位置を示す参照信号を入力し、該参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定する処理を実行させ、
前記複数の色対応歪み補正部の少なくとも1つの色対応歪み補正部において、
他色の参照信号との差分を小さく設定した補正参照信号を適用し、該補正参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定した補正画像を生成する処理を行なわせ、
前記プログラムは、前記補正参照信号を生成する歪み差分抑制参照信号生成部に、
2つの異なる色の参照信号の差分絶対値を算出し、算出した差分絶対値が大であるほど、前記2つの異なる色の参照信号との差分削減量をより大きく設定した補正参照信号を生成させ、
前記補正参照信号を適用する色対応歪み補正部に、
前記歪み差分抑制参照信号生成部の生成した補正参照信号を適用して、該補正参照信号の示す入力画像の画素位置の画素値を出力画素値として設定した補正画像を生成する処理を行なわせるプログラム。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012149849A JP5929567B2 (ja) | 2012-07-03 | 2012-07-03 | 画像信号処理装置、および画像信号処理方法、並びにプログラム |
US13/920,409 US9489723B2 (en) | 2012-07-03 | 2013-06-18 | Image signal processing apparatus, image signal processing method and program to suppress color shift caused by lens distortion |
CN201810486585.0A CN108717688B (zh) | 2012-07-03 | 2013-07-03 | 图像信号处理装置、图像信号处理方法和程序 |
CN201310276298.4A CN103533213B (zh) | 2012-07-03 | 2013-07-03 | 图像信号处理装置和方法 |
US15/332,013 US10319078B2 (en) | 2012-07-03 | 2016-10-24 | Image signal processing apparatus and image signal processing method to suppress color shift caused by lens distortion |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012149849A JP5929567B2 (ja) | 2012-07-03 | 2012-07-03 | 画像信号処理装置、および画像信号処理方法、並びにプログラム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014013968A JP2014013968A (ja) | 2014-01-23 |
JP2014013968A5 JP2014013968A5 (ja) | 2015-02-26 |
JP5929567B2 true JP5929567B2 (ja) | 2016-06-08 |
Family
ID=49878130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012149849A Expired - Fee Related JP5929567B2 (ja) | 2012-07-03 | 2012-07-03 | 画像信号処理装置、および画像信号処理方法、並びにプログラム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US9489723B2 (ja) |
JP (1) | JP5929567B2 (ja) |
CN (2) | CN103533213B (ja) |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2696925A1 (en) * | 2010-03-19 | 2011-09-19 | Bertrand Nepveu | Integrated field-configurable headset and system |
JP5929567B2 (ja) * | 2012-07-03 | 2016-06-08 | ソニー株式会社 | 画像信号処理装置、および画像信号処理方法、並びにプログラム |
JP2015148782A (ja) | 2014-02-10 | 2015-08-20 | ソニー株式会社 | 画像表示装置及び表示装置 |
US10228562B2 (en) * | 2014-02-21 | 2019-03-12 | Sony Interactive Entertainment Inc. | Realtime lens aberration correction from eye tracking |
JP6442149B2 (ja) * | 2014-03-27 | 2018-12-19 | オリンパス株式会社 | 画像表示装置 |
US10438331B2 (en) | 2014-06-26 | 2019-10-08 | Intel Corporation | Distortion meshes against chromatic aberrations |
WO2016013269A1 (ja) * | 2014-07-22 | 2016-01-28 | ソニー株式会社 | 画像表示装置及び画像表示方法、並びにコンピューター・プログラム |
CN104902139B (zh) | 2015-04-30 | 2018-10-26 | 北京小鸟看看科技有限公司 | 一种头戴显示器和头戴显示器的视频数据处理方法 |
JP2017005513A (ja) * | 2015-06-10 | 2017-01-05 | 株式会社東芝 | 画像データ受信装置 |
JP6662599B2 (ja) * | 2015-10-05 | 2020-03-11 | ミツミ電機株式会社 | 表示装置 |
JP6790384B2 (ja) * | 2016-03-10 | 2020-11-25 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像処理装置及びプログラム |
CA3034384A1 (en) * | 2016-08-22 | 2018-03-01 | Magic Leap, Inc. | Virtual, augmented, and mixed reality systems and methods |
CN107219629B (zh) | 2017-07-14 | 2021-01-08 | 惠州Tcl移动通信有限公司 | 采用rgb叠加防vr设备色散的方法、存储介质及设备 |
GB201713051D0 (en) * | 2017-08-15 | 2017-09-27 | Imagination Tech Ltd | Low latency distortion unit for head mounted displays |
CN108399606B (zh) * | 2018-02-02 | 2020-06-26 | 北京奇艺世纪科技有限公司 | 一种图像调整的方法及装置 |
CN110554511B (zh) * | 2018-05-30 | 2022-05-03 | 托比股份公司 | 用于校准头戴式显示器的方法和装置 |
CN109557669B (zh) * | 2018-11-26 | 2021-10-12 | 歌尔光学科技有限公司 | 头戴显示设备的图像漂移量的确定方法及头戴显示设备 |
CN109324417A (zh) * | 2018-12-13 | 2019-02-12 | 宜视智能科技(苏州)有限公司 | 助视器及其控制方法、计算机存储介质 |
EP3930318A4 (en) | 2019-02-22 | 2022-10-12 | Sony Interactive Entertainment Inc. | DISPLAY DEVICE AND IMAGE DISPLAY METHOD |
US11960086B2 (en) | 2019-02-22 | 2024-04-16 | Sony Interactive Entertainment Inc. | Image generation device, head-mounted display, and image generation method |
WO2020170455A1 (ja) * | 2019-02-22 | 2020-08-27 | 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント | ヘッドマウントディスプレイおよび画像表示方法 |
CN111061058A (zh) * | 2019-12-27 | 2020-04-24 | Oppo广东移动通信有限公司 | 穿戴式眼镜 |
CN113676753B (zh) * | 2021-10-21 | 2022-02-15 | 北京拾音科技文化有限公司 | Vr场景中展示视频的方法、装置、电子设备和存储介质 |
Family Cites Families (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0240613A (ja) * | 1988-07-30 | 1990-02-09 | Canon Inc | カラー画像表示方法 |
JPH11113029A (ja) * | 1997-10-03 | 1999-04-23 | Yaku Tsutsumi | 立体画像表示装置及び立体画像撮影表示装置 |
JP2002365589A (ja) * | 2001-06-06 | 2002-12-18 | Olympus Optical Co Ltd | 立体表示装置 |
JP4751534B2 (ja) * | 2001-07-24 | 2011-08-17 | 大日本印刷株式会社 | 光学系及びそれを用いた装置 |
DE10348567A1 (de) * | 2002-10-22 | 2004-05-13 | Fuji Photo Optical Co. Ltd. | Bildunschärfekorrektureinrichtung |
JP4378994B2 (ja) * | 2003-04-30 | 2009-12-09 | ソニー株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法ならびに撮像装置 |
JP2005210441A (ja) * | 2004-01-23 | 2005-08-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 画像信号処理装置 |
US7656564B2 (en) * | 2004-06-24 | 2010-02-02 | Daewoo Electronics Corporation | Apparatus and method for compensating for pixel distortion in reproduction of hologram data |
JP2007060457A (ja) * | 2005-08-26 | 2007-03-08 | Hitachi Ltd | 画像信号処理装置および画像信号処理方法 |
JP2007148500A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Olympus Corp | 画像処理装置および画像処理方法 |
JP4192985B2 (ja) * | 2006-10-17 | 2008-12-10 | ソニー株式会社 | 画像信号処理装置、撮像装置、および画像信号処理方法、並びにコンピュータ・プログラム |
KR101336240B1 (ko) * | 2007-05-07 | 2013-12-03 | 삼성전자주식회사 | 저장된 영상을 이용한 영상 처리 방법 및 장치 |
JP5008139B2 (ja) * | 2007-11-26 | 2012-08-22 | 株式会社リコー | 画像撮像装置 |
JP5094430B2 (ja) * | 2008-01-10 | 2012-12-12 | キヤノン株式会社 | 画像処理方法、画像処理装置、システム |
JP5008578B2 (ja) * | 2008-01-28 | 2012-08-22 | 株式会社リコー | 画像処理方法、画像処理装置及び画像撮像装置 |
JP5522404B2 (ja) * | 2008-04-03 | 2014-06-18 | Nltテクノロジー株式会社 | 画像処理方法、画像処理装置及びプログラム |
JP5010533B2 (ja) * | 2008-05-21 | 2012-08-29 | 株式会社リコー | 撮像装置 |
JP2010092360A (ja) * | 2008-10-09 | 2010-04-22 | Canon Inc | 画像処理システム、画像処理装置、収差補正方法及びプログラム |
JP5388534B2 (ja) * | 2008-10-09 | 2014-01-15 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置およびその方法、頭部装着型ディスプレイ、プログラム、記録媒体 |
KR101000623B1 (ko) * | 2008-12-31 | 2010-12-10 | 포항공과대학교 산학협력단 | 색수차 검출 및 보정 방법, 이를 이용한 영상 처리 장치 및그 방법 |
JP5577333B2 (ja) * | 2009-06-24 | 2014-08-20 | パナソニック株式会社 | 映像信号処理装置及び映像信号処理方法 |
JP5241823B2 (ja) * | 2009-07-21 | 2013-07-17 | キヤノン株式会社 | 色収差を補正する画像処理装置、画像処理方法、プログラム、および、記憶媒体 |
JP2011134204A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Sony Corp | 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム |
JP2011145488A (ja) | 2010-01-14 | 2011-07-28 | Sony Corp | ヘッドマウントディスプレイ |
CN101930603B (zh) * | 2010-08-06 | 2012-08-22 | 华南理工大学 | 中高速传感器网络图像数据融合的方法 |
JP5655543B2 (ja) * | 2010-12-20 | 2015-01-21 | ソニー株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム。 |
JP5929567B2 (ja) * | 2012-07-03 | 2016-06-08 | ソニー株式会社 | 画像信号処理装置、および画像信号処理方法、並びにプログラム |
-
2012
- 2012-07-03 JP JP2012149849A patent/JP5929567B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2013
- 2013-06-18 US US13/920,409 patent/US9489723B2/en active Active
- 2013-07-03 CN CN201310276298.4A patent/CN103533213B/zh active Active
- 2013-07-03 CN CN201810486585.0A patent/CN108717688B/zh active Active
-
2016
- 2016-10-24 US US15/332,013 patent/US10319078B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20140009368A1 (en) | 2014-01-09 |
CN108717688B (zh) | 2022-04-08 |
US20170039687A1 (en) | 2017-02-09 |
CN103533213A (zh) | 2014-01-22 |
CN103533213B (zh) | 2018-07-13 |
JP2014013968A (ja) | 2014-01-23 |
US9489723B2 (en) | 2016-11-08 |
US10319078B2 (en) | 2019-06-11 |
CN108717688A (zh) | 2018-10-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5929567B2 (ja) | 画像信号処理装置、および画像信号処理方法、並びにプログラム | |
US10356375B2 (en) | Display device, image processing device and image processing method, and computer program | |
CN109495734B (zh) | 用于自动立体三维显示器的图像处理方法和设备 | |
US9740007B2 (en) | Display device, image processing device and image processing method, and computer program | |
JP5062674B2 (ja) | ステレオコンテンツの表示の際にクロストークを補償するためのシステム、方法、及びコンピュータプログラム製品 | |
US20130241947A1 (en) | Display device, image processing device, image processing method, and computer program | |
WO2009123066A1 (ja) | 画像処理方法、画像処理装置及び記録媒体 | |
JP2019517012A5 (ja) | ||
US10547832B2 (en) | Image processing apparatus, method, and storage medium for executing gradation on stereoscopic images | |
US20140292825A1 (en) | Multi-layer display apparatus and display method using it | |
US20110157307A1 (en) | Image Processing Device, Image Processing Method, and Program | |
WO2019131160A1 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、および記録媒体 | |
US9064338B2 (en) | Stereoscopic image generation method and stereoscopic image generation system | |
US20120188244A1 (en) | Depth estimation data generating device, computer readable recording medium having depth estimation data generating program recorded thereon, and pseudo-stereo image display device | |
JP5647741B2 (ja) | 画像信号処理装置および画像信号処理方法 | |
JP5561081B2 (ja) | 画像表示装置 | |
JP5780214B2 (ja) | 奥行き情報生成装置、奥行き情報生成方法、奥行き情報生成プログラム、擬似立体画像生成装置 | |
WO2014013804A1 (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法、並びに画像表示装置 | |
US9609312B2 (en) | Anaglyph ghost cancellation | |
WO2023140033A1 (ja) | 表示制御装置、ヘッドマウントディスプレイ、および表示制御方法 | |
TWI489860B (zh) | 三維影像處理方法與應用其之三維影像顯示裝置 | |
WO2014013805A1 (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法、並びに画像表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150105 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150105 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150828 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150929 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151020 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160405 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160418 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5929567 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |