[go: up one dir, main page]

JP5927328B2 - 油性化粧料 - Google Patents

油性化粧料 Download PDF

Info

Publication number
JP5927328B2
JP5927328B2 JP2015148462A JP2015148462A JP5927328B2 JP 5927328 B2 JP5927328 B2 JP 5927328B2 JP 2015148462 A JP2015148462 A JP 2015148462A JP 2015148462 A JP2015148462 A JP 2015148462A JP 5927328 B2 JP5927328 B2 JP 5927328B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mass
oily
cosmetic
hot water
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015148462A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016033130A (ja
Inventor
希 藤山
希 藤山
幸枝 依田
幸枝 依田
宮沢 和之
和之 宮沢
井手 信之
信之 井手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP2015148462A priority Critical patent/JP5927328B2/ja
Publication of JP2016033130A publication Critical patent/JP2016033130A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5927328B2 publication Critical patent/JP5927328B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/90Block copolymers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/02Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/02Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
    • A61K8/04Dispersions; Emulsions
    • A61K8/06Emulsions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/73Polysaccharides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/84Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/86Polyethers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q1/00Make-up preparations; Body powders; Preparations for removing make-up
    • A61Q1/02Preparations containing skin colorants, e.g. pigments
    • A61Q1/10Preparations containing skin colorants, e.g. pigments for eyes, e.g. eyeliner, mascara
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
    • A61K2800/20Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of the composition as a whole
    • A61K2800/30Characterized by the absence of a particular group of ingredients
    • A61K2800/31Anhydrous

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Description

本発明は油性化粧料に関し、特にお湯で容易に落とすことができ、耐水性にも優れる油性化粧料に関する。
マスカラ等に代表されるまつ毛用化粧料には、まつ毛を濃く長くみせる、まつ毛にボリューム感を与える等の効果のほか、カール効果(まつ毛をカールさせて上向きにする効果)、カール保持効果(経時でカールを持続させる効果)、経時での化粧持ち効果(耐水性、耐皮脂性)等の機能面からの効果が求められている。しかしながら、耐水性・耐皮脂性を高めると、その効果の高さゆえに、クレンジング料や洗顔料でも落ちにくく、アイメーキャップリムーバーを用いないと落ちない製品もある。
近年では、そのようなリムーバーを用いず、お湯で落とすことが可能である、すなわちお湯落ち効果を有するマスカラ等のまつ毛用化粧料が開発されてきている。例えば、特許文献1には、水や温水で容易に落とすことができる水中油型まつ毛用化粧料が記載されている。特許文献1は、多価アルコールと両親媒性物質との液晶を油相中に配合することで、水や温水で容易に落とすことを可能にしている。しかしながら、水や温水で洗い流すことのできる水中油型のまつ毛用化粧料のカール効果は、油性タイプに比べ劣るものである。また、水中油型化粧料は、耐水性がないため、雨などでも落ちてしまうものである。
一方、油性マスカラは、カール効果等の機能は優れているものの、水や温水で落とすことは困難である。
また、特定のアルキレンオキシド誘導体と皮膜剤を含むマスカラ組成物が知られている(特許文献2)。該マスカラ組成物は、油性まつげ用化粧料でないため、カール効果に改善の余地があるものであった。
油性まつげ用化粧料以外の一般的な油性化粧料についても、耐水性に優れているものの、メーキャップリムーバーを用いないと落ちないという欠点があった。そこで、耐水性を保ちつつ、お湯で容易に落とすことのできる油性化粧料の開発が望まれている。
特開2006−306849号公報 特開2005−120057号公報
本発明は前記従来技術に鑑み行われたものであり、その解決すべき課題は、お湯落ち効果および耐水性に優れる油性化粧料を提供することにある。
本発明者らが前述の課題を解決すべく鋭意研究を行った結果、(a)特定のブロック型アルキレンオキシド誘導体、(b)シリコーン化プルランおよび/またはトリメチルシロキシケイ酸を特定量配合した油性化粧料が、お湯落ち効果および耐水性、カール効果に優れることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明にかかる油性化粧料は、次の(a)〜(c)を含むことを特徴とする。
(a)下記式(I)で示されるブロック型アルキレンオキシド誘導体 1〜25質量%
(b)シリコーン化プルランおよび/またはトリメチルシロキシケイ酸 1〜15質量%
(c)水 10質量%以下
O−[(EO)(PO)(EO)]−R (I)
(式中、EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基、p、q、rは平均付加モル数で、p≧1、r≧1、10≦p+r≦70、10≦q≦60である。RおよびRは同一もしくは異なっていてもよい水素原子または炭素数1〜3の炭化水素基である。)
前記化粧料において、式(I)で示されるブロック型アルキレンオキシド誘導体のRおよびRが炭素数1〜3の炭化水素基であることが好適である。
前記化粧料において、揮発性油分を含むことが好適である。
本発明にかかる油性まつげ用化粧料は、前記化粧料からなることを特徴とする。
本発明にかかる化粧方法は、前記化粧料を皮膚に塗布する工程と、
35〜45℃のお湯で流すことにより前記化粧料を落とす工程と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、お湯落ち効果および耐水性に優れる油性化粧料を提供することができる。また、本発明の油性化粧料を油性まつげ用化粧料とした場合には、カール効果にも優れる油性化粧料を提供することができる。
本発明にかかる油性化粧料は、(a)式(I)で示されるブロック型アルキレンオキシド誘導体および(b)シリコーン化プルランおよび/またはトリメチルシロキシケイ酸を特定量配合した油性化粧料であって、お湯落ち効果、カール効果および耐水性に優れる。なお、本発明において、お湯とは、触れると少し温かい程度の水、すなわち35〜45℃程度の水のことである。
以下、各成分について詳述する。
((a)ブロック型アルキレンオキシド誘導体)
(a)ブロック型アルキレンオキシド誘導体は、式(I)で示される化合物である。
(化2)
O−[(EO)(PO)(EO)]−R (I)
上記式(I)において、EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基である。p、q、rは平均付加モル数で、p≧1、r≧1、10≦p+r≦70、10≦q≦60である。オキシエチレン基またはオキシプロピレン基が少なすぎると、お湯落ち効果に劣り、多すぎると、使用感に劣る。
およびRは水素原子または炭素数1〜3の炭化水素基である。炭化水素基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基などが挙げられる。
およびRは、好ましくは炭素数1〜3の炭化水素基であり、より好ましくはメチル基である。炭素数4以上の炭化水素基では親水性が低下し、お湯落ち効果に劣る傾向にある。
およびRはそれぞれ同種のものを用いても、異種のものが混在してもよい。
本発明のブロック型アルキレンオキシド誘導体は公知の方法で製造することができる。例えば、水酸基を有している化合物にエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを付加重合した後、ハロゲン化アルキルをアルカリ触媒の存在下にエーテル反応させることによって得られる。
本発明のアルキレンオキシド誘導体としては、具体的にはPOE(35)POP(40)ジメチルエーテル、POE(50)POP(40)ジメチルエーテル、POE(22)POP(40)ジメチルエーテル、POE(55)POP(30)ジメチルエーテル、POE(30)POP(34)ジメチルエーテル、POE(25)POP(30)ジメチルエーテル、POE(36)POP(41)ジメチルエーテル、POE(52)POP(32)ジメチルエーテル、POE(35)POP(32)ジメチルエーテル等が挙げられる。
なお、上記POE、POPは、それぞれポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレンの略であり、以下、このように略して記載することがある。
(a)成分は、本発明の油性化粧料中でミセルを形成する。本発明の油性化粧料を塗布した皮膚にお湯をつけると、お湯によりミセルが崩壊し、化粧料を容易に落とすことが可能である。
(a)ブロック型アルキレンオキシド誘導体の配合量は、1〜25質量%であり、3〜20質量%であることが好ましい。配合量が1質量%未満では、ミセル形成が少ないためお湯落ち効果に劣る。25質量%を超えると、べたつきを生じる。
((b)シリコーン化プルランおよび/またはトリメチルシロキシケイ酸)
シリコーン化プルランは、下記一般式(II)で示される化合物である。
上記式(II)において、Rは水素原子または[(CHSiO]Si(CHNHCO基を意味する。
シリコーン化プルランにおいて、プルランの反応性官能基に対するシリコーン化合物の結合割合はその種類によって異なるが、通常、多糖化合物の構成糖1単位当たりのシリコーン化合物の平均結合数(置換度)が0.5〜3.0であることが好適である。なお、本発明において置換度は化合物中のSi含有量(質量%)から換算したものである。
なお、シリコーン化プルランの配合の際には、低分子量シリコーン油や軽質イソパラフィンに溶解して配合すると、配合のしやすさや使用感等を高めることができる。
本発明において用いるシリコーン化プルランとして、好ましいものは下記式(III)で示されるトリ(トリメチルシロキシ)シリルプロピルカルバミド酸プルランである。
上記式(III)において、PLはプルランのグルコース残基を表す。
シリコーン化プルランは、公知の製法により製造したものを用いることができる(例えば、特開平10−29910号公報)。
また、市販品としては、例えば、TSPL−30−ID(トリ(トリメチルシロキシ)シリルプロピルカルバミド酸プルラン、信越化学工業社製、30%イソドデカン溶液)、TSPL−30−D5(トリ(トリメチルシロキシ)シリルプロピルカルバミド酸プルラン、信越化学工業社製、30%デカメチルシクロペンタシロキサン溶液)が挙げられる。
トリメチルシロキシケイ酸は、公知の製法により製造したものを用いることができる。
また、市販品としては、例えば、SSD−R2(信越化学工業社製、30%デカメチルシクロペンタシロキサン溶液)、MQ−1600 Solid Resin(東レダウシリコーン社製、純分100%)、Wacker-Belsil TMS803(旭化成ワッカーシリコーン社製、純分100%)等が挙げられる。
(b)シリコーン化プルランおよび/またはトリメチルシロキシケイ酸の配合量は、純分として、1〜15質量%であり、2〜8質量%であることが好ましい。皮膜剤の配合量が1質量%未満では、お湯落ち効果、化粧もち効果、カール効果に劣る。また、15質量%を超えると、カール効果に劣る。
((c)水)
本発明において、水は配合してもしなくても良いが、配合する場合には、水は、(a)成分が形成するミセル中に安定に存在する。
本発明において、水の配合量が化粧料全量中10質量%以下であることが必要である。また、5質量%以下であることが好ましく、3質量%以下であることがより好ましい。
水の配合量が多すぎると、(a)成分が形成するミセル中に取り込むことが困難になるため好ましくない。また、油性まつげ用化粧料とした場合、塗布しづらくなってしまう。
上記(a)〜(c)成分を配合することで、お湯落ち効果および耐水性、カール効果に優れた油性化粧料を得ることができる。
その他の配合成分としては、例えば、揮発性油分等の油分、ワックス、デキストリン脂肪酸エステル、有機変性粘土鉱物、色材等が挙げられる。
揮発性油分としては、例えば、軽質流動イソパラフィン、イソドデカン等の炭化水素油、低分子量揮発性ジメチルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン油、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等の環状シリコーン油等が挙げられる。
揮発性油分の配合量は、10〜80質量%が好ましく、30〜60質量%がより好ましい。揮発性油分の配合量が10質量%未満では、塗布しづらくなる場合がある。また、80質量%を超えると、粘度が保てなくなる場合がある。
油分としては、例えば、重質イソパラフィン、スクワラン、流動パラフィン等の炭化水素油;セチル−2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、2−オクチルドデシルミリステート、ネオペンチルグリコールー2−エチルヘキサノエート、イソプロピルミリステート、ミリスチルミリステート等のエステル類;オリーブ油、アボカド油、ホホバ油、ヒマワリ油、サフラワー油、椿油、マカデミアナッツ油、ミンク油、液状ラノリン、酢酸ラノリン、ヒマシ油等の油脂;ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、高重合度のガム状ジメチルポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン等のシリコーン系油分;フッ素変性ジメチルポリシロキサン、フッ素変性メチルフェニルポリシロキサン、パーフロロポリエーテル、パーフロロカーボン等のフッ素系油分等が挙げられる。
ワックスとしては、例えば、ミツロウ、キャンデリラロウ、綿ロウ、カルナバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ホホバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル、セレシン、ポリエチレンワックス、マイクロクリスタリンワックス、シュガーワックス、パラフィン等が挙げられる。
ワックスの配合量は、1〜20質量%が好ましく、3〜15質量%がより好ましい。ワックスの配合量が1質量%未満では、カール効果に劣る場合がある。また、20質量%を超えると、ダマになってツキが悪くなる場合がある。
デキストリン脂肪酸エステルは、炭素数8〜24の脂肪酸と、平均重合度10〜50のデキストリンとのエステル化合物が好ましい。例えば、パルミチン酸デキストリン、ステアリン酸デキストリン、パルミチン酸ステアリン酸デキストリン、イソステアリン酸デキストリン、(パルミチン酸/2−エチルヘキサン酸)デキストリン等が挙げられる。
デキストリン脂肪酸エステルの配合量は、1〜15質量%が好ましく、3〜10質量%がより好ましい。デキストリン脂肪酸エステルの配合量が1質量%未満では、安定性に劣る場合がある。また、15質量%を超えると、均一に塗布できなくなる場合がある。
有機変性粘土鉱物は、モンモリロナイト、サポナイト、ヘクトライト等の天然または合成のモンモリロナイト群(市販品ではビーガム、クニピア、ラポナイト等)およびナトリウムシリシックマイカやナトリウムまたはリチウムテニオライトの名で知られる合成雲母等の粘土鉱物を第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤で処理して得られる。例えば、ジステアルジモニウムヘクトライト、ジメチルアルキルアンモニウムヘクトライト、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム処理ケイ酸アルミニウムマグネシウム等が挙げられる。
有機変性粘土鉱物の配合量は、1〜10質量%が好ましく、2〜8質量%がより好ましい。粘土鉱物の配合量が1質量%未満では、チキソトロピー性が得られない場合がある。また、10質量%を超えると、均一に塗布できなくなる場合がある。
色材としては、一般にメーキャップ化粧料に用いられるものであれば特に制限されるものではないが、疎水性のものが好適に用いられる。例えば、赤酸化鉄、黄酸化鉄、黒酸化鉄、無機白色顔料(例えば、酸化亜鉛等);無機赤色系顔料(例えば、チタン酸鉄等);無機紫色系顔料(例えば、マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等);無機緑色系顔料(例えば、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等);無機青色系顔料(例えば、群青、紺青等);パール顔料(例えば、酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等);金属粉末顔料(例えば、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー等);ジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料(例えば、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、青色404号などの有機顔料、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号、青色1号等);天然色素(例えば、クロロフィル、β−カロチン等)等が挙げられる。
色材の配合量は、1〜30質量%が好ましく、2〜20質量%がより好ましい。
また、本発明の油性化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲内で、(b)成分以外の皮膜剤、繊維、保湿剤、薬剤、防腐剤、増粘剤、香料、酸化防止剤、紫外線吸収剤等を配合することもできる。
(b)成分以外の皮膜剤を配合しても、本発明の効果は得られない。しかし、本発明の効果を損なわない範囲内で、(b)成分以外の皮膜剤を配合することもできる。
(b)成分以外の皮膜剤としては、例えば、ジメチルアミノメタクリレート4級化塩、ビニルピロリドン・メタクリル酸−N,N−ジメチル−エチルアンチニオエチル塩共重合体、シリコーン/ポリエーテル系ポリウレタン樹脂、(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリルアルキル)コポリマー、デキストリン、(ビニルピロリドン/VA)コポリマー、アクリル酸アルキルコポリマーアンモニウム、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸エチル、(アクリル酸アルキル/オクチルアクリルアミド)コポリマー、(アクリレーツ/メタクリル酸プロピルトリメチコン)コポリマー、ポリ酢酸ビニル、(アクリル酸アルキル/ジメチコン)コポリマー、ポリエーテルグラフトアクリルシリコーン、トリメチルシロキシケイ酸、フロロ変成シリコーンレジン等が挙げられる。
本発明の油性化粧料は、広く応用することが可能である。例えば、マスカラやマスカラ下地等のまつ毛用化粧料、リップグロス、アイシャドー、頬紅、ファンデーション、アイライナー等のメーキャップ化粧料、美容液、乳液、クリーム、パック等のスキンケア化粧料、ネイルエナメル、ヘアワックス、スプレー、ムース等に適用することができる。
これらのうち、本発明にかかる油性化粧料は、カール効果にも優れるため、油性まつげ用化粧料であることが好ましい。
本発明の油性化粧料は、お湯より低温である汗や水に濡れても、軽く押さえる程度であれば落ちたり崩れたりすることはない。
一方で、お湯を用いると、指や掌でこするだけで油性化粧料が皮膚から除去されるので、メーキャップリムーバー等のクレンジング料や洗顔料などの洗浄料を用いずにお湯のみでメーク落としができる。なお、油性化粧料を落とす際には、布、ガーゼ、コットン等にお湯を染みこませて落とすこともできる。
なお、本発明において、お湯とは、35〜45℃程度の水を指すが、肌への負担や熱刺激の点から、お湯は40℃程度であることが好ましい。
本発明について、以下に実施例を挙げてさらに詳述するが、本発明はこれにより限定されるものではない。配合量は特記しない限り、その成分が配合される系に対する質量%で示す。
実施例の説明に先立ち本発明で用いた試験の評価方法について説明する。
なお、以下の評価方法において、プレートとは、以下の方法により得られたものを意味する。
(プレート作成方法)
銅板(鋼材)を機械加工することにより、幅が300μmであり、深さが80μmであり、断面がV字形状である溝状の凹部を、縦方向に1本/2mm、横方向に1本/1mm、斜め45°方向に2本/3mmとなるように形成し、50mm角の第一のマスターを作製した。第一のマスターにニッケルで電鋳し、第一の金型を作製した。第一の金型を用いて、PMMAとしての、アクリペットVH000(三菱レイヨン社製)を射出成形した。サンドブラスト装置PNEUMA BLASTER(不二製作所社製)を用いて、得られた成形品の溝状の凹部が形成されている側の表面に、白色溶融アルミナ質研磨材フジランダムWA粒度#80(不二製作所社製)を吹き付けて、サンドブラスト加工し、第二のマスターを作製した。第二のマスターを用いて、メタルレジンをモールド成形し、凸部が面取りされていると共に、平面部に面取りされている粗さが付与されている第二の金型を作製した。第二の金型を用いて、アクリペットVH000(三菱レイヨン社製)を射出成形し、プレート(皮膚代替膜)を作製した。
評価(1):お湯落ち効果
試料をプレート(5cm×5cm)に0.04g塗布し、室温で5時間乾燥したのち、40℃のお湯を使って手でこすり、プレートからの試料の落ちを観察し、下記基準で評価した。
S:軽くこするだけで完全に除去できた。
A:こするだけで除去できた。
B:こすってもなかなか除去できなかったが、強くこすると除去できた。
C:強くこすっても全く除去できなかった。
評価(2):耐水性
試料をプレート(5cm×5cm)に0.04g塗布し、室温で5時間乾燥したのち、得られた被膜を、プレートごと25℃の水に浸漬し、直ちに引き上げる操作を10回繰り返した後、落ちや崩れがないかを肉眼で観察した(浸漬直後)。さらに、室温(25℃)で1分間放置した後、指で軽くこすって落ちや崩れがないかを肉眼で観察した(こすった時)。観察結果を下記基準で評価した。
S:落ちや崩れが全くない。
A:落ちや崩れがほとんどない。
B:こすった時に落ちや崩れがある。
C:浸漬直後に落ちや崩れがある。
評価(3):カール効果
専門パネル5名がまつ毛に試料を30回塗布し、塗布直後のカール効果を処方X(水中油型マスカラ化粧料)を同様に塗布した場合のカール効果と比較し、評価した。
A:パネル4名以上が、試料のカール効果の方が高いと評価した。
B:パネル3名以下が、試料のカール効果の方が低いと評価した。
処方X
POE(36)POP(41)ジメチルエーテル(ブロック状) 5 質量%
酢酸ビニルエマルジョン 20
カルナバロウ 5
ミツロウ 8
ステアリン酸 2
ベントナイト 2
流動パラフィン 3
カルボキシメチルセルロースナトリウム(低粘度) 0.2
ラウリル硫酸ナトリウム 0.1
カーボンブラック 1.5
フェノキシエタノール 5
精製水 残余
カール効果の高い油性まつ毛用化粧料において、お湯で容易に落とせるようになるような添加成分について、検討を行った。
本発明者らは、油性の皮膜中にミセルを形成させれば、油性皮膜をお湯で壊すことが可能になるのではないかという仮説に基づき、下記表1に示す各試料(油性マスカラ)を、常法で調製した。そして、各試料を上記評価方法(1)〜(3)で評価した。
なお、以下の実施例では、特に記載がない限り、POE・POPジメチルエーテルには、ブロックポリマーを用いた。結果を表1に示す。
表1に示した通り、カール効果の高い試験例1−1の油性マスカラに、両親媒性ポリマーであるPOE(35)POP(40)ジメチルエーテルを配合した試験例1−2は、お湯落ち効果に優れていた。
また、試験例1−1の油性マスカラに、両親媒性ポリマーであるPOE(50)POP(40)ジメチルエーテルを配合した試験例1−3は、お湯落ち効果に優れていた。
一方、試験例1−1の油性マスカラにカルボキシビニルポリマーを配合しても、お湯落ち効果がなかった。
次に、両親媒性ポリマーの種類について、検討を行った。
本発明者らは、下記表2に示す各試料(油性マスカラ)を、常法で調製した。そして、各試料を上記評価方法(1)〜(3)で評価した。結果を表2に示す。
表2に示した通り、ブロック型アルキレンオキシド誘導体のEO、POの数により、お湯落ち効果に影響が出ることがわかった。
また、ランダム型アルキレンオキシド誘導体やその他の両親媒性ポリマーを配合しても、お湯落ち効果に優れた油性マスカラを得ることができなかった。
これらの検討の結果から、本発明にかかる油性化粧料は、(a)RO−[(EO)(PO)(EO)]−Rで示されるブロック型アルキレンオキシド誘導体を含むことが必要であることがわかった(ただし、式中、EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基、p、q、rは平均付加モル数で、p≧1、r≧1、10≦p+r≦70、10≦q≦60である。RおよびRは同一もしくは異なっていてもよい水素原子または炭素数1〜3の炭化水素基である。)。
また、RおよびRは炭素数1〜3の炭化水素基であることが好ましく、メチル基であることがより好ましいことがわかった。
次に、(a)ブロック型アルキレンオキシド誘導体の配合量に関する検討を行った。
本発明者らは、下記表3に示す各試料(油性マスカラ)を、常法で調製した。そして、各試料を上記評価方法(1)〜(3)で評価した。結果を表3に示す。
表3に示した通り、ブロック型アルキレンオキシド誘導体は、1質量%でも添加による効果が認められる。しかし、3質量%以上配合することで、さらにお湯落ち効果に優れた油性マスカラを得られることがわかった。
(a)ブロック型アルキレンオキシド誘導体の配合量を1〜25質量%とすることにより、お湯落ち効果が得られる。また、より優れたお湯落ち効果を実現するためには、(a)成分の配合量が3質量%以上であることが好ましく、5質量%以上であることがより好ましい。
次に、皮膜剤の種類に関する検討を行った。
本発明者らは、下記表4に示す各試料(油性マスカラ)を、常法で調製した。そして、各試料を上記評価方法(1)〜(3)で評価した。結果を表4に示す。
表4に示した通り、皮膜剤であるシリコーン化プルランをトリメチルシロキシケイ酸に置換しても、お湯落ち効果および耐水性に優れた油性化粧料が得られることがわかった。
したがって、本発明にかかる油性化粧料において、(b)シリコーン化プルランおよび/またはトリメチルシロキシケイ酸を配合することが必要である。
また、油性まつげ用化粧料とする場合には、カール効果を考慮して、シリコーン化プルランを配合することが好ましい。
以下に、本発明の油性化粧料の処方例を挙げる。本発明はこれらの処方例によって限定されるものではない。
処方例1 油性マスカラ
POE(35)POP(40)ジメチルエーテル 10 質量%
トリ(トリメチルシロキシ)シリルプロピルカルバミド酸プルラン

イソドデカン 7
疎水化処理酸化鉄(黒) 10
ポリアクリル酸エステルエマルジョン 18
固形パラフィン 8
軽質イソパラフィン 30
セスキオレイン酸ソルビタン 4
精製水 10
防腐剤 適量
香料 適量
処方例2 油性マスカラ
POE(50)POP(40)ジメチルエーテル 20 質量%
トリメチルシロキシケイ酸 2
イソドデカン 2
疎水化処理酸化鉄(黒) 10
ポリアクリル酸エステルエマルジョン 16
ポリエチレングリコール1500 8
固形パラフィン 8
軽質イソパラフィン 20
セスキオレイン酸ソルビタン 4
精製水 10
防腐剤 適量
香料 適量
処方例3 頬紅
POE(35)POP(40)ジメチルエーテル 1.5 質量%
POE(14)POP(7)ジメチルエーテル 1.5
トリ(トリメチルシロキシ)シリルプロピルカルバミド酸プルラン
10
トリメチルシロキシケイ酸 3
イソドデカン 5
デカメチルシクロペンタシロキサン 10
メチルトリメチコン 15
ポリエチレングリコール400 3
PEG−10ジメチコン 3
トリイソステアリン酸PEG−20水添ヒマシ油 2
パルミチン酸デキストリン 8
(パルミチン酸/オクタン酸)デキストリン 1
オクチルシラン処理二酸化三鉄 2
オクチルシラン処理酸化鉄 1
オクチルシラン処理酸化鉄 0.2
赤色226号 0.5
ジステアルジモニウムヘクトライト 5
1,3−ブチレングリコール 2
精製水 2
L−アルギニン 0.1
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
ルチル型酸化チタン被覆シリカ 5
酸化鉄被覆シリカ 2
オクチルシラン処理黒酸化鉄被覆マイカ 1
軽質イソパラフィン 残余
処方例4 アイシャドー
POE(35)POP(40)ジメチルエーテル 2 質量%
POE(14)POP(7)ジメチルエーテル 2
トリ(トリメチルシロキシ)シリルプロピルカルバミド酸プルラン

トリメチルシロキシケイ酸 1
メチルトリメチコン 15
ポリエチレングリコール400 1
PEG−10ジメチコン 4
トリイソステアリン酸PEG−20水添ヒマシ油 1
パルミチン酸デキストリン 5
(パルミチン酸/オクタン酸)デキストリン 3
オクチルシラン処理二酸化三鉄 3
オクチルシラン処理酸化鉄 5
赤色226号 0.5
ジステアルジモニウムヘクトライト 3
1,3−ブチレングリコール 1
精製水 1
オウバクエキス 0.5
ルチル型酸化チタン被覆シリカ 3
酸化鉄被覆シリカ 2
オクチルシラン処理黒酸化鉄被覆マイカ 2
雲母チタン 10
ベンガラ被覆雲母 15
軽質イソパラフィン 残余
処方例5 ネイルエナメル
POE(35)POP(40)ジメチルエーテル 5 質量%
POE(14)POP(7)ジメチルエーテル 1
トリ(トリメチルシロキシ)シリルプロピルカルバミド酸プルラン
15
トリメチルシロキシケイ酸 3
イソドデカン 3
メチルトリメチコン 30
ポリエチレングリコール400 1
PEG−10ジメチコン 2
トリイソステアリン酸PEG−20水添ヒマシ油 1
パルミチン酸デキストリン 3
(パルミチン酸/オクタン酸)デキストリン 1
ジステアルジモニウムヘクトライト 5
1,3−ブチレングリコール 2
精製水 2
L−アルギニン 0.1
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
ルチル型酸化チタン被覆シリカ 1
酸化鉄被覆シリカ 1
オクチルシラン処理黒酸化鉄被覆マイカ 1
ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末
10
軽質イソパラフィン 残余
処方例6 リップグロス
POE(35)POP(40)ジメチルエーテル 3 質量%
POE(14)POP(7)ジメチルエーテル 1.5
トリ(トリメチルシロキシ)シリルプロピルカルバミド酸プルラン

トリメチルシロキシケイ酸 2
イソドデカン 10
キャンデリラロウ 2
リンゴ酸ジイソステアリル 10
流動パラフィン 10
重質流動イソパラフィン 10
スクワラン 2
δ−トコフェロール 0.05
ポリエチレングリコール400 1.5
PEG−10ジメチコン 1
トリイソステアリン酸PEG−20水添ヒマシ油 2
パルミチン酸デキストリン 3
(パルミチン酸/オクタン酸)デキストリン 7
ジステアルジモニウムヘクトライト 3
1,3−ブチレングリコール 1.5
精製水 0.5
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
ルチル型酸化チタン被覆シリカ 1
酸化鉄被覆シリカ 1
オクチルシラン処理黒酸化鉄被覆マイカ 1
カルミン被覆雲母チタン 0.5
染料 適量
香料 適量
メチルトリメチコン 残余

Claims (5)

  1. 次の(a)〜(c)を含むことを特徴とする油性化粧料。
    (a)下記式(I)で示されるブロック型アルキレンオキシド誘導体 1〜25質量%
    (b)シリコーン化プルランおよび/またはトリメチルシロキシケイ酸 1〜15質量%
    (c)水 10質量%以下
    O−[(EO)(PO)(EO)]−R (I)
    (式中、EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基、p、q、rは平均付加モル数で、p≧1、r≧1、10≦p+r≦70、10≦q≦60である。RおよびRは同一もしくは異なっていてもよい水素原子または炭素数1〜3の炭化水素基である。)
  2. 請求項1に記載の化粧料において、式(I)で示されるブロック型アルキレンオキシド誘導体のRおよびRが炭素数1〜3の炭化水素基であることを特徴とする油性化粧料。
  3. 請求項1または2に記載の化粧料において、揮発性油分を含むことを特徴とする油性化粧料。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の化粧料からなることを特徴とする油性まつげ用化粧料。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の化粧料を皮膚に塗布する工程と、
    35〜45℃のお湯で流すことにより前記化粧料を落とす工程と、
    を備えることを特徴とする化粧方法。
JP2015148462A 2014-07-28 2015-07-28 油性化粧料 Active JP5927328B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015148462A JP5927328B2 (ja) 2014-07-28 2015-07-28 油性化粧料

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014153240 2014-07-28
JP2014153240 2014-07-28
JP2015148462A JP5927328B2 (ja) 2014-07-28 2015-07-28 油性化粧料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016033130A JP2016033130A (ja) 2016-03-10
JP5927328B2 true JP5927328B2 (ja) 2016-06-01

Family

ID=55217524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015148462A Active JP5927328B2 (ja) 2014-07-28 2015-07-28 油性化粧料

Country Status (8)

Country Link
US (1) US10639268B2 (ja)
EP (1) EP3175841B1 (ja)
JP (1) JP5927328B2 (ja)
KR (1) KR101786433B1 (ja)
CN (1) CN107072931B (ja)
ES (1) ES2729493T3 (ja)
TW (1) TWI598112B (ja)
WO (1) WO2016017624A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10639268B2 (en) 2014-07-28 2020-05-05 Shiseido Company, Ltd. Oily cosmetic

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITUB20155181A1 (it) * 2015-11-05 2017-05-05 Chromavis Spa A decorative polish composition for nails and a method of decorating nails with the polish composition / Composizione di smalto decorativo per unghie e metodo per decorare le unghie con la composizione di smalto
JP6803776B2 (ja) * 2016-03-29 2020-12-23 株式会社コーセー 爪用化粧料
JP6134998B1 (ja) * 2016-06-08 2017-05-31 株式会社 資生堂 目元用化粧料組成物
JP7043263B2 (ja) * 2017-01-13 2022-03-29 大同化成工業株式会社 非水系ポリマーディスパージョン及び非水系ポリマーディスパージョンを含むメイクアップ化粧料
JP6887267B2 (ja) * 2017-03-07 2021-06-16 株式会社コーセー 爪用化粧料
JP7360541B2 (ja) * 2020-03-18 2023-10-12 信越化学工業株式会社 化粧品組成物
EP4129416A4 (en) * 2020-04-01 2024-04-24 Kao Corporation TOPICAL SKIN PREPARATION COMPOSITION
CN115427013B (zh) * 2020-04-01 2024-12-20 花王株式会社 皮肤外用剂组合物
US20230143138A1 (en) * 2020-04-01 2023-05-11 Kao Corporation Makeup application method
US20220241170A1 (en) * 2021-01-28 2022-08-04 L'oreal Eyelash compositions containing sugar
FR3120525B1 (fr) * 2021-03-15 2024-02-09 Oreal Compositions pour cils contenant du sucre

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2237871B1 (ja) 1973-07-20 1976-12-03 Rhone Poulenc Sa
FR2826260B1 (fr) * 2001-06-22 2003-09-12 Oreal Composition cosmetique filmogene
JP2005120057A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Shiseido Co Ltd マスカラ組成物
JP4801918B2 (ja) 2005-03-25 2011-10-26 株式会社コーセー 油性睫用化粧料
JP2006306849A (ja) 2005-03-29 2006-11-09 Kose Corp 水中油型アイメークアップ化粧料
EP2135883B1 (en) * 2007-03-30 2015-06-10 Dainichiseika Color & Chemicals Mfg. Co., Ltd. Process for producing silylated pullulan and cosmetic preparation
JP6113654B2 (ja) * 2011-03-29 2017-04-12 株式会社 資生堂 睫用化粧料
WO2016017624A1 (ja) 2014-07-28 2016-02-04 株式会社 資生堂 油性化粧料

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10639268B2 (en) 2014-07-28 2020-05-05 Shiseido Company, Ltd. Oily cosmetic

Also Published As

Publication number Publication date
EP3175841B1 (en) 2019-05-08
JP2016033130A (ja) 2016-03-10
ES2729493T3 (es) 2019-11-04
KR101786433B1 (ko) 2017-10-17
CN107072931A (zh) 2017-08-18
TW201609180A (zh) 2016-03-16
US10639268B2 (en) 2020-05-05
TWI598112B (zh) 2017-09-11
KR20170033322A (ko) 2017-03-24
EP3175841A4 (en) 2018-02-14
US20170224608A1 (en) 2017-08-10
EP3175841A1 (en) 2017-06-07
WO2016017624A1 (ja) 2016-02-04
CN107072931B (zh) 2018-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5927328B2 (ja) 油性化粧料
CN104661646B (zh) 水性有机硅聚醚微乳液
JP5121316B2 (ja) 整髪用油性化粧料
JP5101994B2 (ja) 油性睫用化粧料
FR3028753A1 (fr) Gel aqueux ou hydroalcoolique de phyllosilicates synthetiques a titre d'agent viscosant, matifiant et/ou homogeneisant d'application
JPH07330536A (ja) 化粧料
WO2000057841A1 (fr) Produits cosmetiques contenant des derives de polysaccharide-sterol
JP7371853B2 (ja) 水中油型クレンジング化粧料
JP5784932B2 (ja) 油性固形化粧料
JP6954756B2 (ja) 油性睫用化粧料
JP4064874B2 (ja) 睫用化粧料
JP2003095874A (ja) 睫用化粧料
JP6504652B2 (ja) 睫用化粧料
EP2201062B1 (fr) Polyorganosiloxane a fonction piperidine depourvu de toxicite par contact cutane, et utilisation de ce dernier dans des compositions cosmetiques
JP6909179B2 (ja) 油性化粧料
JP7599506B2 (ja) 化粧品およびメイクアップ方法
CN101132834B (zh) 洗去型或擦去型皮肤清洁组合物
CN101484504B (zh) 利用丙烯酸酯交联的有机硅共聚物网络的化妆品组合物
JP7220957B2 (ja) 透明液状クレンジング化粧料
JP7299811B2 (ja) 睫用化粧料
JP7212563B2 (ja) 睫毛用化粧料
JP2005112771A (ja) 水中油型睫用化粧料
JP4965145B2 (ja) 水中油型睫用化粧料
JP2006290837A (ja) 整髪化粧料
WO2023120226A1 (ja) 油性睫毛化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160425

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5927328

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250