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JP2005120057A - マスカラ組成物 - Google Patents

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JP2005120057A
JP2005120057A JP2003359584A JP2003359584A JP2005120057A JP 2005120057 A JP2005120057 A JP 2005120057A JP 2003359584 A JP2003359584 A JP 2003359584A JP 2003359584 A JP2003359584 A JP 2003359584A JP 2005120057 A JP2005120057 A JP 2005120057A
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JP2003359584A
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Takashi Omori
隆司 大森
Hideki Takahashi
秀企 高橋
Hiroyuki Kaneki
宏之 鹿子木
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Shiseido Co Ltd
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

【課題】カール力及び使用感触に優れ、且つ保湿性を有するマスカラ組成物を提供する。
【解決手段】下記化学式(I)で示されるアルキレンオキシド誘導体と、皮膜剤とを含有することを特徴とするマスカラ組成物。
(化1)
O−[(AO)(EO)]−R (I)
(式中、AOは炭素数3〜4のオキシアルキレン基、EOはオキシエチレン基、m及びnはそれぞれ前記オキシアルキレン基、オキシエチレン基の平均付加モル数で、1≦m≦70、1≦n≦70である。AOとEOの合計に対するEOの割合は、20〜80質量%である。AOとEOはブロック状に付加していてもランダム状に付加していてもよい。R,Rは、同一もしくは異なってもよい炭素数1〜4の炭化水素基又は水素原子であり、R及びRの炭化水素基数に対する水素原子数の割合が0.15以下である。)

Description

本発明はマスカラ組成物、特に基剤の改善に関する。
マスカラは、睫毛を長く美しく見せるためのメーキャップ化粧料の一つである。このマスカラは、大きく3つに分類される。それは睫毛をカールする力の大きいカールタイプ、睫毛を長く見せる効果の高いロングラッシュタイプ、そして睫毛のボリュームを向上させるボリュームタイプである。これらのタイプは目的に応じて各々市販されているが、中でも近年特にカールタイプが注目されている。
カールタイプはさらに、ワックス、エステルガム、シリコーン系樹脂等を配合した油性タイプと、アクリル樹脂エマルジョン等を配合したエマルジョンタイプに分類される。
これらのカールタイプのマスカラにおいては、カール力が大きく、且つ使用感触の良いマスカラの開発が進められている。また睫毛は適度な水分、及び水分保持効果を必要とすることから、保湿性の高いマスカラの開発も進められている。
そこで、カール力を向上するためにワックス、エステルガム、シリコーン系樹脂、アクリル樹脂エマルジョン等の配合量を高める方法が考えられている(特許文献1、特許文献2、特許文献3)。
また、保湿性を高めるためにプロピレングリコールやグリセリン等の保湿剤の配合量を高める方法が考えられている。
特開平07−324017号公報 特開平11−255619号公報 特開2000−247840号公報
しかしながら、カール力を向上するための前者の方法では、マスカラの粘度が増大する、使用感触が損なわれる、原料臭が強くなる等の欠点があった。
また、保湿性を高めるための後者の方法では、カール効果が低下する、使用感触が損なわれる等の欠点があった。よって、カール力、使用感触、及び保湿性のすべて満足するようなマスカラの開発が望まれていた。
本発明は、前記従来の課題に鑑みなされたもので、カール力及び使用感触に優れ、且つ保湿性を有するマスカラ組成物を提供することを目的とする。
本発明者等は、上述の課題に鑑み鋭意研究した結果、特定構造のアルキレンオキシド誘導体と皮膜剤とを併用すると、カール力及び使用感触に優れ、且つ保湿性を有するマスカラ組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明にかかるマスカラ組成物は、下記化学式(I)で示されるアルキレンオキシド誘導体と、皮膜剤とを含有することを特徴とする。
(化1)
O−[(AO)(EO)]−R (I)
前記マスカラ組成物は、オキシアルキレン基とオキシエチレン基がランダム状に付加していることが好適である。
前記マスカラ組成物は、該アルキレンオキシド誘導体の配合量が0.01〜20質量%であることが好適である。
前記マスカラ組成物は、皮膜剤の配合量が0.1〜30質量%であることが好適である。
本発明によれば、特定構造のアルキレンオキシド誘導体と皮膜剤とを配合することにより、カール力及び使用感触に優れ、且つ保湿性を有するマスカラ組成物を提供することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について説明する。
<アルキレンオキシド誘導体>
本発明において特徴的な式(I)で示されるアルキレンオキシド誘導体において、AOは炭素数3〜4のオキシアルキレン基であり、具体的には、オキシプロピレン基、オキシブチレン基、オキシイソブチレン基、オキシトリメチレン基、オキシテトラメチレン基などが挙げられる。好ましくは、オキシプロピレン基、オキシブチレン基が挙げられる。
mは炭素数3〜4のオキシアルキレン基の平均付加モル数であり、1≦m≦70、好ましくは2≦m≦20である。nはオキシエチレン基の平均付加モル数であり、1≦n≦70、好ましくは2≦n≦20である。炭素数3〜4のオキシアルキレン基又はオキシエチレン基が0であると保湿性が落ち、70を越えるとべたつき感がでてくる傾向がある。
また、炭素数3〜4のオキシアルキレン基とオキシエチレン基の合計に対するオキシエチレン基の割合が、20〜80質量%であることが好ましい。オキシエチレン基の割合が20質量%未満であると保湿性に劣る傾向にあり、80質量%を超えるとべたつき感がでてくる傾向にある。
エチレンオキシド及び炭素数3〜4のアルキレンオキシドの付加する順序は特に指定はない。またオキシエチレン基と炭素数3〜4のオキシアルキレン基はブロック状に付加していてもランダム状に付加していてもよい。ブロック状には2段ブロックのみならず、3段以上のブロックも含まれる。好ましくはランダム状に付加されているものが挙げられる。
及びRは炭素数1〜4の炭化水素基もしくは水素原子で、炭化水素基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基などが挙げられる。好ましくはメチル基、エチル基である。炭素数5以上の炭化水素基では親水性が低下し、保湿性が低下する。R,Rは、同一であっても異なっていても良い。
及びRはそれぞれ同種のものを用いても、炭素数1〜4の炭化水素基と水素原子とが混在しても、異種の炭素数1〜4の炭化水素基が混在してもよい。ただし、R及びRの炭化水素基のうち、炭化水素基と水素原子の存在割合は、炭化水素基の数(X)に対する水素原子の数(Y)の割合Y/Xが0.15以下、好ましくは0.06以下である。Y/Xの割合が0.15を越えると、べたつき感がでてくる。
上記アルキレンオキシド誘導体は、具体的にはPOE(9)POP(2)ジメチルエーテル、POE(14)POP(7)ジメチルエーテル、POE(10)POP(10)ジメチルエーテル、POE(6)POP(14)ジメチルエーテル、POE(15)POP(5)ジメチルエーテル、POE(25)POP(25)ジメチルエーテル、POE(27)POP(13)ジメチルエーテル、POE(55)POP(28)ジメチルエーテル、POE(36)POP(41)ジメチルエーテル、POE(9)POB(2)ジメチルエーテル、POE(14)POB(7)ジメチルエーテル、POE(10)POP(10)ジエチルエーテル、POE(10)POP(10)ジプロピルエーテル、POE(10)POP(10)ジブチルエーテル等が挙げられる。
本発明のアルキレンオキシド誘導体は公知の方法で製造することができる。例えば、水酸基を有している化合物にエチレンオキシド及び炭素数3〜4のアルキレンオキシドを付加重合した後、ハロゲン化アルキルをアルカリ触媒の存在下にエーテル反応させることによって得られる。
本発明のマスカラ組成物へのアルキレンオキシド誘導体の配合量は特に限定されないが、通常0.01〜20質量%程度、好ましくは0.5〜10質量%程度配合される。0.01質量%未満では保湿性が十分ではない場合があり、また20質量%を超えると使用後、睫毛への違和感を生じる場合がある。
<皮膜剤>
本発明に用いる皮膜剤は、酢酸ビニルエマルジョン、ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニルエマルジョン等の水系エマルジョン、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸系・メタアクリル酸系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ポリビニルピロリドン系樹脂、セルロース誘導体樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、シリコーン系樹脂、メトキシエチレン無水マレイン酸共重合体、カチオン化セルロース、ポリ塩化ジメチルメチレン等、従来から用いられている公知のものを使用することができる。好ましくは酢酸ビニルエマルジョン、シリコーン系樹脂、及びポリビニルピロリドン系樹脂である。
皮膜剤の配合量は、マスカラ組成物全量に対し、0.1〜30質量%程度、好ましくは3〜20質量%である。0.1質量%未満ではカール力が十分でなく、30質量%を超えると塗布しにくくなる傾向にある。
本発明のマスカラ組成物には上記必須成分の他、通常化粧品のマスカラ組成物に用いられる成分を配合することができ常法に応じて製造される。以下に具体的な配合可能成分を列挙するが、上記必須成分と下記成分の一種又は二種以上とを配合して本発明のマスカラ組成物を調製できる。
保湿剤としては、例えば、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、1,3-ブチレングリコール、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、アテロコラーゲン、コレステリル-12-ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウム、胆汁酸塩、dl-ピロリドンカルボン酸塩、短鎖可溶性コラーゲン、ジグリセリン(EO)PO付加物、イザヨイバラ抽出物、セイヨウノコギリソウ抽出物、メリロート抽出物等が挙げられる。
粉末成分としては、例えば、無機粉末(例えば、タルク、カオリン、雲母、絹雲母(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ)、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸(例えば、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、窒化ホウ素等);有機粉末(例えば、ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エチレン粉末、セルロース粉末等);無機白色顔料(例えば、二酸化チタン、酸化亜鉛等);無機赤色系顔料(例えば、酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等);無機褐色系顔料(例えば、γ−酸化鉄等);無機黄色系顔料(例えば、黄酸化鉄、黄土等);無機黒色系顔料(例えば、黒酸化鉄、低次酸化チタン等);無機紫色系顔料(例えば、マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等);無機緑色系顔料(例えば、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等);無機青色系顔料(例えば、群青、紺青等);パール顔料(例えば、酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等);金属粉末顔料(例えば、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー等);ジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料(例えば、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、及び青色404号などの有機顔料、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号及び青色1号等);天然色素(例えば、クロロフィル、β−カロチン等)等が挙げられる。
液体油脂としては、例えば、アボガド油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン等が挙げられる。
固体油脂としては、例えば、カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等が挙げられる。
ロウ類としては、例えば、ミツロウ、カンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、 POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等が挙げられる。
炭化水素油としては、例えば、流動パラフィン、オゾケライト、スクワラン、プリスタン、パラフィン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。
高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げられる。
高級アルコールとしては、例えば、直鎖アルコール(例えば、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール等);分枝鎖アルコール(例えば、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、2-デシルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等)等が挙げられる。
合成エステル油としては、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、 12-ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ジ-2-エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N-アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ-2-エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ-2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、トリ-2-エチルヘキサン酸グリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2-エチルヘキサノエート、2-エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オレイル、アセトグリセライド、パルミチン酸2-ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N-ラウロイル-L-グルタミン酸-2-オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ-2-ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバシン酸ジ−2-エチルヘキシル、ミリスチン酸2-ヘキシルデシル、パルミチン酸2-ヘキシルデシル、アジピン酸2-ヘキシルデシル、セバシン酸ジイソプロピル、コハク酸2-エチルヘキシル、クエン酸トリエチル等が挙げられる。
シリコーン油としては、例えば、鎖状ポリシロキサン(例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等);環状ポリシロキサン(例えば、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等)、各種変性ポリシロキサン(アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等)等が挙げられる。
アニオン界面活性剤としては、例えば、脂肪酸セッケン(例えば、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等);高級アルキル硫酸エステル塩(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム等);アルキルエーテル硫酸エステル塩(例えば、POE-ラウリル硫酸トリエタノールアミン、POE-ラウリル硫酸ナトリウム等);N-アシルサルコシン酸(例えば、ラウロイルサルコシンナトリウム等);高級脂肪酸アミドスルホン酸塩(例えば、N-ミリストイル-N-メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等);リン酸エステル塩(POE-オレイルエーテルリン酸ナトリウム、POE-ステアリルエーテルリン酸等);スルホコハク酸塩(例えば、ジ-2-エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等);アルキルベンゼンスルホン酸塩(例えば、リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン酸等);高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩(例えば、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等);N-アシルグルタミン酸塩(例えば、N-ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N-ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N-ミリストイル-L-グルタミン酸モノナトリウム等);硫酸化油(例えば、ロート油等);POE-アルキルエーテルカルボン酸;POE-アルキルアリルエーテルカルボン酸塩;α-オレフィンスルホン酸塩;高級脂肪酸エステルスルホン酸塩;二級アルコール硫酸エステル塩;高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩;ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム;N-パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン;カゼインナトリウム等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルトリメチルアンモニウム塩(例えば、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等);アルキルピリジニウム塩(例えば、塩化セチルピリジニウム等);塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアルキルジメチルアンモニウム塩;塩化ポリ(N,N'-ジメチル-3,5-メチレンピペリジニウム);アルキル四級アンモニウム塩;アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩;アルキルイソキノリニウム塩;ジアルキルモリホニウム塩;POE-アルキルアミン;アルキルアミン塩;ポリアミン脂肪酸誘導体;アミルアルコール脂肪酸誘導体;塩化ベンザルコニウム;塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、例えば、イミダゾリン系両性界面活性剤(例えば、2-ウンデシル-N,N,N-(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)-2-イミダゾリンナトリウム、2-ココイル-2-イミダゾリニウムヒドロキサイド-1-カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等);ベタイン系界面活性剤(例えば、2-ヘプタデシル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)等が挙げられる。
親油性非イオン界面活性剤としては、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ-2-エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ-2-エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等);グリセリンポリグリセリン脂肪酸類(例えば、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、α,α'-オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等);プロピレングリコール脂肪酸エステル類(例えば、モノステアリン酸プロピレングリコール等);硬化ヒマシ油誘導体;グリセリンアルキルエーテル等が挙げられる。
親水性非イオン界面活性剤としては、例えば、POE-ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、POE-ソルビタンモノオレエート、POE-ソルビタンモノステアレート、POE-ソルビタンモノオレエート、POE-ソルビタンテトラオレエート等);POEソルビット脂肪酸エステル類(例えば、POE-ソルビットモノラウレート、POE-ソルビットモノオレエート、POE-ソルビットペンタオレエート、POE-ソルビットモノステアレート等);POE-グリセリン脂肪酸エステル類(例えば、POE-グリセリンモノステアレート、POE-グリセリンモノイソステアレート、POE-グリセリントリイソステアレート等のPOE-モノオレエート等);POE-脂肪酸エステル類(例えば、POE-ジステアレート、POE-モノジオレエート、ジステアリン酸エチレングリコール等);POE-アルキルエーテル類(例えば、POE-ラウリルエーテル、POE-オレイルエーテル、POE-ステアリルエーテル、POE-ベヘニルエーテル、POE-2-オクチルドデシルエーテル、POE-コレスタノールエーテル等);プルロニック型類(例えば、プルロニック等);POE・POP-アルキルエーテル類(例えば、POE・POP-セチルエーテル、POE・POP-2-デシルテトラデシルエーテル、POE・POP-モノブチルエーテル、POE・POP-水添ラノリン、POE・POP-グリセリンエーテル等);テトラ POE・テトラPOP-エチレンジアミン縮合物類(例えば、テトロニック等);POE-ヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体(例えば、POE-ヒマシ油、POE-硬化ヒマシ油、POE-硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE-硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE-硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE-硬化ヒマシ油マレイン酸等);POE-ミツロウ・ラノリン誘導体(例えば、POE-ソルビットミツロウ等);アルカノールアミド(例えば、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等);POE-プロピレングリコール脂肪酸エステル;POE-アルキルアミン;POE-脂肪酸アミド;ショ糖脂肪酸エステル;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド;トリオレイルリン酸等が挙げられる。
天然の水溶性高分子としては、例えば、植物系高分子(例えば、アラビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、グアガム、キャロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシード(マルメロ)、アルゲコロイド(カッソウエキス)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、グリチルリチン酸);微生物系高分子(例えば、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、ブルラン等);動物系高分子(例えば、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等)等が挙げられる。
半合成の水溶性高分子としては、例えば、デンプン系高分子(例えば、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等);アルギン酸系高分子(例えば、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等)等が挙げられる。
合成の水溶性高分子としては、例えば、ポリオキシエチレン系高分子(例えば、ポリエチレングリコール20,000、40,000、60,000のポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体等);アクリル系高分子(例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等);ポリエチレンイミン;カチオンポリマー等が挙げられる。
増粘剤としては、例えば、アラビアガム、カラギーナン、カラヤガム、トラガカントガム、キャロブガム、クインスシード(マルメロ)、カゼイン、デキストリン、ゼラチン、ペクチン酸ナトリウム、アラギン酸ナトリウム、メチルセルロース、エチルセルロース、CMC、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、PVA、PVM、PVP、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ローカストビーンガム、グアガム、タマリントガム、ジアルキルジメチルアンモニウム硫酸セルロース、キサンタンガム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ベントナイト、ヘクトライト、ケイ酸A1Mg(ビーガム) 、ラポナイト、無水ケイ酸等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えば、安息香酸系紫外線吸収剤(例えば、パラアミノ安息香酸(以下、PABAと略す)、PABAモノグリセリンエステル、N,N-ジプロポキシPABAエチルエステル、N,N-ジエトキシPABAエチルエステル、N,N-ジメチルPABAエチルエステル、N,N-ジメチルPABAブチルエステル、N,N-ジメチルPABAエチルエステル等);アントラニル酸系紫外線吸収剤(例えば、ホモメンチル-N- アセチルアントラニレート等);サリチル酸系紫外線吸収剤(例えば、アミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレート、p-イソプロパノールフェニルサリシレート等);桂皮酸系紫外線吸収剤(例えば、オクチルシンナメート、エチル-4-イソプロピルシンナメート、メチル-2,5-ジイソプロピルシンナメート、エチル-2,4-ジイソプロピルシンナメート、メチル-2,4-ジイソプロピルシンナメート、プロピル-p-メトキシシンナメート、イソプロピル-p-メトキシシンナメート、イソアミル-p-メトキシシンナメート、オクチル-p-メトキシシンナメート(2-エチルヘキシル-p-メトキシシンナメート) 、2-エトキシエチル-p-メトキシシンナメート、シクロヘキシル-p-メトキシシンナメート、エチル-α-シアノ-β-フェニルシンナメート、2-エチルヘキシル-α-シアノ-β-フェニルシンナメート、グリセリルモノ-2-エチルヘキサノイル-ジパラメトキシシンナメート等);ベンゾフェノン系紫外線吸収剤(例えば、2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2'- ジヒドロキシ-4- メトキシベンゾフェノン、2,2'-ジヒドロキシ-4,4'-ジメトキシベンゾフェノン、2,2',4,4'-テトラヒドロキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4- メトキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4- メトキシ-4'-メチルベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4- メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸塩、4-フェニルベンゾフェノン、2-エチルヘキシル-4'-フェニル-ベンゾフェノン-2-カルボキシレート、2-ヒドロキシ-4-n-オクトキシベンゾフェノン、4-ヒドロキシ-3-カルボキシベンゾフェノン等);3-(4'-メチルベンジリデン)-d,l-カンファー、3-ベンジリデン-d,l-カンファー;2-フェニル-5-メチルベンゾキサゾール;2,2'-ヒドロキシ-5-メチルフェニルベンゾトリアゾール;2-(2'-ヒドロキシ-5'-t-オクチルフェニル) ベンゾトリアゾール;2-(2'-ヒドロキシ-5'-メチルフェニルベンゾトリアゾール;ジベンザラジン;ジアニソイルメタン;4-メトキシ-4'-t-ブチルジベンゾイルメタン;5-(3,3-ジメチル-2-ノルボルニリデン)-3-ペンタン-2-オン、ジモルホリノピリダジノン等が挙げられる。
金属イオン封鎖剤としては、例えば、1-ヒドロキシエタン-1,1-ジフォスホン酸、1-ヒドロキシエタン-1,1- ジフォスホン酸四ナトリウム塩、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、コハク酸、エデト酸、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸3ナトリウム等が挙げられる。
低級アルコールとしては、例えば、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、イソブチルアルコール、t-ブチルアルコール等が挙げられる。
多価アルコールとしては、例えば、2価のアルコール(例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,2-ブチレングリコール、1,3-ブチレングリコール、テトラメチレングリコール、2,3-ブチレングリコール、ペンタメチレングリコール、2-ブテン-1,4-ジオール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコール等);3価のアルコール(例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン等);4価アルコール(例えば、1,2,6-ヘキサントリオール等のペンタエリスリトール等);5価アルコール(例えば、キシリトール等);6価アルコール(例えば、ソルビトール、マンニトール等);多価アルコール重合体(例えば、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、テトラエチレングリコール、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、トリグリセリン、テトラグリセリン、ポリグリセリン等);2価のアルコールアルキルエーテル類(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノ2-メチルヘキシルエーテル、エチレングリコールイソアミルエーテル、エチレングリコールベンジルエーテル、エチレングリコールイソプロピルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル等);2価アルコールアルキルエーテル類(例えば、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールイソプロピルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル等);2価アルコールエーテルエステル(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノフェニルエーテルアセテート、エチレングリコールジアジベート、エチレングリコールジサクシネート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノフェニルエーテルアセテート等);グリセリンモノアルキルエーテル(例えば、キシルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール等);糖アルコール(例えば、ソルビトール、マルチトール、マルトトリオース、マンニトール、ショ糖、エリトリトール、グルコース、フルクトース、デンプン分解糖、マルトース、キシリトース、デンプン分解糖還元アルコール等);グリソリッド;テトラハイドロフルフリルアルコール;POE-テトラハイドロフルフリルアルコール;POP-ブチルエーテル;POP・POE-ブチルエーテル;トリポリオキシプロピレングリセリンエーテル;POP-グリセリンエーテル;POP-グリセリンエーテルリン酸;POP・POE-ペンタンエリスリトールエーテル、ポリグリセリン等が挙げられる。
単糖としては、例えば、三炭糖(例えば、D-グリセリルアルデヒド、ジヒドロキシアセトン等);四炭糖(例えば、D-エリトロース、D-エリトルロース、D-トレオース、エリスリトール等);五炭糖(例えば、L-アラビノース、D-キシロース、L-リキソース、D-アラビノース、D-リボース、D-リブロース、D-キシルロース、L-キシルロース等);六炭糖(例えば、D-グルコース、D-タロース、D-ブシコース、D-ガラクトース、D-フルクトース、L-ガラクトース、L-マンノース、D-タガトース等);七炭糖(例えば、アルドヘプトース、ヘプロース等);八炭糖(例えば、オクツロース等);デオキシ糖(例えば、2-デオキシ-D-リボース、6-デオキシ-L-ガラクトース、6-デオキシ-L-マンノース等);アミノ糖(例えば、D-グルコサミン、D-ガラクトサミン、シアル酸、アミノウロン酸、ムラミン酸等);ウロン酸(例えば、D-グルクロン酸、D-マンヌロン酸、L-グルロン酸、D-ガラクツロン酸、L-イズロン酸等)等が挙げられる。
オリゴ糖としては、例えば、ショ糖、グンチアノース、ウンベリフェロース、ラクトース、プランテオース、イソリクノース類、α,α-トレハロース、ラフィノース、リクノース類、ウンビリシン、スタキオースベルバスコース類等が挙げられる。
多糖としては、例えば、セルロース、クインスシード、コンドロイチン硫酸、デンプン、ガラクタン、デルマタン硫酸、グリコーゲン、アラビアガム、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、キサンタンガム、ムコイチン硫酸、グアガム、デキストラン、ケラト硫酸、ローカストビーンガム、サクシノグルカン、カロニン酸等が挙げられる。
アミノ酸としては、例えば、中性アミノ酸(例えば、スレオニン、システイン等);塩基性アミノ酸(例えば、ヒドロキシリジン等)等が挙げられる。また、アミノ酸誘導体として、例えば、アシルサルコシンナトリウム(ラウロイルサルコシンナトリウム) 、アシルグルタミン酸塩、アシルβ-アラニンナトリウム、グルタチオン、ピロリドンカルボン酸等が挙げられる。
有機アミンとしては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モルホリン、トリイソプロパノールアミン、2-アミノ-2-メチル−1,3-プロパンジオール、2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール等が挙げられる。
pH調製剤としては、例えば、乳酸−乳酸ナトリウム、クエン酸−クエン酸ナトリウム、コハク酸−コハク酸ナトリウム等の緩衝剤等が挙げられる。
ビタミン類としては、例えば、ビタミンA、B1、B2、B6、C、E及びその誘導体、パントテン酸及びその誘導体、ビオチン等が挙げられる。
酸化防止剤としては、例えば、トコフェロール類、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没食子酸エステル類等が挙げられる。
酸化防止助剤としては、例えば、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、ケファリン、ヘキサメタフォスフェイト、フィチン酸、エチレンジアミン四酢酸等が挙げられる。
その他の配合可能成分としては、例えば、防腐剤(エチルパラベン、ブチルパラベン等);消炎剤(例えば、グリチルリチン酸誘導体、グリチルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導体、ヒノキチオール、酸化亜鉛、アラントイン等);各種抽出物(例えば、オウバク、オウレン、シコン、シャクヤク、センブリ、バーチ、セージ、ビワ、ニンジン、アロエ、ゼニアオイ、アイリス、ブドウ、ヨクイニン、ヘチマ、ユリ、サフラン、センキュウ、ショウキュウ、オトギリソウ、オノニス、ニンニク、トウガラシ、チンピ、トウキ、海藻等)、賦活剤(例えば、ローヤルゼリー、感光素、コレステロール誘導体等);抗脂漏剤(例えば、硫黄、チアントール等);抗炎症剤(例えば、トラネキサム酸、チオタウリン、ヒポタウリン等)等が挙げられる。
次に、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明の技術範囲はこれら実施例により限定されるものではない。なお、配合量はすべて質量%である。
初めに各実施例及び比較例で採用した試験法、評価法を説明する。
「評価(1):塗布のしやすさ、なめらかさ」
マスカラのなめらかさ(塗布のしやすさ)を専門パネラー10名により実使用試験した。評価基準は以下の通りである。
◎…パネラー8名以上が、塗布感触がなめらかであると認めた。
○…パネラー6名以上8名未満が、塗布感触がなめらかであると認めた。
△…パネラー3名以上6名未満が、塗布感触がなめらかであると認めた。
×…パネラー3名未満が、塗布感触がなめらかであると認めた。
「評価(2):カール感」
マスカラ塗布後の、睫毛のカール感を専門パネラー10名により実使用試験した。評価基準は以下の通りである。
◎…パネラー8名以上が、睫毛のカール感が高いと認めた。
○…パネラー6名以上8名未満が、睫毛のカール感が高いと認めた。
△…パネラー3名以上6名未満が、睫毛のカール感が高いと認めた。
×…パネラー3名未満が、睫毛のカール感が高いと認めた。
「評価(3):はり感」
マスカラ塗布後の、睫毛のはり感を専門パネラー10名により実使用試験した。評価基準は以下の通りである。
◎…パネラー8名以上が、睫毛のはり感が高いと認めた。
○…パネラー6名以上8名未満が、睫毛のはり感が高いと認めた。
△…パネラー3名以上6名未満が、睫毛のはり感が高いと認めた。
×…パネラー3名未満が、睫毛のはり感が高いと認めた。
「評価(4):つきやすさ」
マスカラ塗布中の、睫毛へのつきやすさを専門パネラー10名により実使用試験した。評価基準は以下の通りである。
◎…パネラー8名以上が、睫毛につきやすいと認めた。
○…パネラー6名以上8名未満が、睫毛につきやすいと認めた。
△…パネラー3名以上6名未満が、睫毛につきやすいと認めた。
×…パネラー3名未満が、睫毛につきやすいと認めた。
「評価(5):睫毛への違和感」
マスカラ塗布後の、睫毛への違和感の有無を専門パネラー10名により実使用試験した。評価基準は以下の通りである。
◎…パネラー8名以上が、睫毛への違和感がないと認めた。
○…パネラー6名以上8名未満が、睫毛への違和感がないと認めた。
△…パネラー3名以上6名未満が、睫毛への違和感がないと認めた。
×…パネラー3名未満が、睫毛への違和感がないと認めた。
「評価(6):保湿性」
ストランド(髪の毛を束ねたもの)にマスカラを0.5g塗布し、37℃、90%RH条件下の恒温槽内に入れ、48時間後の水分量を重量測定(wt%)により評価した。
<合成例1 ランダムポリマーの合成例>
ポリオキシエチレン(10モル)ポリオキシプロピレン(10モル)ジメチルエーテル
(化2)
CHO[(EO)10/(PO)10]CH
なお、以下の実施例において、EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基、[(EO)/(PO)]はランダム状結合を表す。
プロピレングリコール76gと触媒として水酸化カリウム3.1gをオートクレーブ中に仕込み、オートクレーブ中の空気を乾燥窒素で置換した後、攪拌しながら140℃で触媒を完全に溶解した。次に滴下装置によりエチレンオキシド440gとプロピレンオキシド522gの混合物を滴下させ、2時間攪拌した。次に、水酸化カリウム224gを仕込み、系内を乾燥窒素で置換した後、塩化メチル188gを温度80〜130℃で圧入し5時間反応させた。その後オートクレーブより反応組成物を取り出し、塩酸で中和してpH6〜7とし、含有する水分を除去するため減圧−0.095MPa(50mmHg)、100℃で1時間処理した。さらに処理後生成した塩を除去するため濾過を行い、ランダムポリマーを得た。
塩化メチルを反応させる前にサンプリングし、精製したものの水酸基価が107、化合物2の水酸基価が0.4、末端メチル基数に対する水素原子数の割合は0.004であり、ほぼ完全に水素原子がメチル基に変換されている。
<合成例2 ブロックポリマーの合成>
ポリオキシエチレン(10モル)ポリオキシプロピレン(10モル)ジメチルエーテル
(化3)
CHO(EO)(PO)10(EO)CH
プロピレングリコール76gと触媒として水酸化カリウム3.1gをオートクレーブ中に仕込み、オートクレーブ中の空気を乾燥窒素で置換した後、攪拌しながら140℃で触媒を完全に溶解した。次に滴下装置によりプロピレンオキシド522gを滴下させ、2時間攪拌した。ひきづつき滴下装置によりエチレンオキシド440gを滴下させ、2時間攪拌した。次に、水酸化カリウム224gを仕込み、系内を乾燥窒素で置換した後、塩化メチル188gを温度80〜130℃で圧入し5時間反応させた。その後オートクレーブより反応組成物を取り出し、塩酸で中和してpH6〜7とし、含有する水分を除去するため減圧−0.095MPa(50mmHg)、100℃で1時間処理した。さらに処理後生成した塩を除去するため濾過を行い、ブロックポリマーを得た。
塩化メチルを反応させる前にサンプリングし、精製したものの水酸基価が110、化合物9の水酸基価が0.3、末端メチル基数に対する水素原子数の割合は0.003であり、ほぼ完全に水素原子がメチル基に変換されている。
表1に記載した配合組成よりなるマスカラ組成物を常法により製造し、上記の評価(1)〜(6)について評価試験を行なった。
(表1)
試 験 例
1 2 3 4 5
POE(14)POP(7)ジメチルエーテル(ランダム状)
―― ―― ―― ―― 5
ポリオキシエチレン(20)グリコール
―― 5 ―― 5 ――
ポリオキシプロピレン(20)グリコール
―― ―― 5 ―― ――
酢酸ビニルエマルジョン ―― ―― ―― 20 20
カルナバロウ 5 5 5 5 5
ミツロウ 8 8 8 8 8
ステアリン酸 2 2 2 2 2
ベントナイト 2 2 2 2 2
流動パラフィン 3 3 3 3 3
カルボキシメチルセルロースナトリウム(低粘度)
0.2 0.2 0.2 0.2 0.2
ラウリル硫酸ナトリウム 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1
カーボンブラック 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5
フェノキシエタノール 5 5 5 5 5
精製水 残余 残余 残余 残余 残余
評価(1)なめらかさ △ △ △ × ◎
評価(2)カール感 × × × ○ ◎
評価(3)はり感 × × × ○ ◎
評価(4)つきやすさ △ △ △ △ ◎
評価(5)睫毛への違和感 ◎ ○ ○ △ ◎
評価(6)保湿性 2.2 3.4 2.4 3.7 11.5
保湿剤も皮膜剤も配合しない場合(試験例1)は、保湿性、なめらかさ、カール感、はり感、つきやすさが劣るものであった。また、従来の保湿剤であるポリオキシエチレン(20)グリコール、ポリオキシプロピレン(20)グリコールを配合した場合(試験例2,3)は、保湿性は僅かながら改善したものの十分ではなく、その他の項目については改善が見られなかった。そして十分な保湿性を得ようとして従来の保湿剤の配合量を増やすと、睫毛への違和感が感じられ、つきやすさ等の点でも評価が悪くなった。
さらに、従来の保湿剤と皮膜剤を併用した場合(試験例4)には、カール感、はり感は改善されたものの、なめらかさ、睫毛への違和感の評価が悪くなった。
これに対し、特定のアルキレンオキシド誘導体と皮膜剤を併用した場合(試験例5)には、全ての項目で優れた評価が得られることが確認された。
以上より、本発明のアルキレンオキシド誘導は、従来の保湿剤と比較して特に保湿性に優れており、これと皮膜剤を併用することにより、カール力及び使用感触に優れ、且つ保湿性を有するマスカラ組成物が得られることが明らかになった。
<アルキレンオキシド誘導体の配合量>
アルキレンオキシド誘導体の好適な配合量を調べるために、表2に記載した配合組成よりなるマスカラ組成物を常法により製造し、上記の評価(1)〜(6)について評価試験を行なった。
(表2)
試 験 例
6 7 8 9 10 11 12 13 14
POE(14)POP(7)ジメチルエーテル(ランダム状)
― 0.01 0.5 ― ― 10 ― ― 20
POE(36)POP(41)ジメチルエーテル(ランダム状)
― ― ― 0.5 ― ― 10 ― ―
POE(55)POP(28)ジメチルエーテル(ランダム状)
― ― ― ― 0.5 ― ― 10 ―
酢酸ビニルエマルジョン 20 20 20 20 20 20 20 20 20
カルナバロウ 5 5 5 5 5 5 5 5 5
ミツロウ 8 8 8 8 8 8 8 8 8
ステアリン酸 2 2 2 2 2 2 2 2 2
ベントナイト 2 2 2 2 2 2 2 2 2
流動パラフィン 3 3 3 3 3 3 3 3 3
カルボキシメチルセルロースナトリウム(低粘度)
0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2
ラウリル硫酸ナトリウム 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1
カーボンブラック 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5
フェノキシエタノール 5 5 5 5 5 5 5 5 5
精製水 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余
評価(1)なめらかさ × ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
評価(2)カール感 ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
評価(3)はり感 ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
評価(4)つきやすさ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
評価(5)睫毛への違和感 △ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○
評価(6)保湿性 3.5 9.0 10.1 9.8 10.0 13.3 10.4 14.9 15.8
表2より、アルキレンオキシド誘導体の配合量が0.01質量%以上、特に0.5質量%以上になると効果が発揮された。しかしながら、配合量が20質量%を超えると、睫毛への違和感を生じる場合があった。よって、アルキレンオキシド誘導体の配合量は0.01〜20質量%、特に0.5〜10質量%であることが好ましい。
<皮膜剤の配合量>
皮膜剤の好適な配合量を調べるために、表3に記載した配合組成よりなるマスカラ組成物を常法により製造し、上記の評価(1)〜(6)について評価試験を行なった。
(表3)
試 験 例
15 16 17 18 19 20 21
POE(55)POP(28)ジメチルエーテル(ランダム状)
5 5 5 5 5 5 5
酢酸ビニルエマルジョン ―― 0.1 3 ―― 20 ―― 30
ポリビニルピロリドン ―― ―― ―― 3 ―― 20 ――
カルナバロウ 5 5 5 5 5 5 5
ミツロウ 8 8 8 8 8 8 8
ステアリン酸 2 2 2 2 2 2 2
ベントナイト 2 2 2 2 2 2 2
流動パラフィン 3 3 3 3 3 3 3
カルボキシメチルセルロースナトリウム(低粘度)
0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2
ラウリル硫酸ナトリウム 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1
カーボンブラック 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5
フェノキシエタノール 5 5 5 5 5 5 5
精製水 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余
評価(1)なめらかさ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
評価(2)カール感 △ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
評価(3)はり感 △ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
評価(4)つきやすさ △ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
評価(5)睫毛への違和感 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○
評価(6)保湿性 11.9 12.5 12.1 12.8 12.9 12.7 13.2
表3より、皮膜剤の配合量が0.1質量%以上、特に3質量%以上になるとカール感、はり感、つきやすさ等において効果が発揮された。しかしながら、配合量が30質量%を超えると、睫毛への違和感を生じる場合があった。よって、アルキレンオキシド誘導体の配合量は0.1〜30質量%、特に3〜20質量%であることが好ましい。
<ブロックポリマー・ランダムポリマー>
さらに同一数のアルキレン基、オキシエチレン基がブロック状、又はランダム状に結合したアルキレンオキシド誘導体(POE(36)POP(41)ジメチルエーテル)を用いて、表4に記載した配合組成よりなるマスカラ組成物を常法により製造し、上記の評価(1)〜(6)について評価試験を行なった。
(表4)
試験例22 試験例23
ブロック状 ランダム状
POE(36)POP(41)ジメチルエーテル 5 5
酢酸ビニルエマルジョン 20 20
カルナバロウ 5 5
ミツロウ 8 8
ステアリン酸 2 2
ベントナイト 2 2
流動パラフィン 3 3
カルボキシメチルセルロースナトリウム(低粘度) 0.2 0.2
ラウリル硫酸ナトリウム 0.1 0.1
カーボンブラック 1.5 1.5
フェノキシエタノール 5 5
精製水 残余 残余
評価(1)なめらかさ ○ ◎
評価(2)カール感 ◎ ◎
評価(3)はり感 ◎ ◎
評価(4)つきやすさ ◎ ◎
評価(5)睫毛への違和感 ◎ ◎
評価(6)保湿性 7.8 10.0
前記表4より明らかなように、試験例22のようにブロックポリマーであっても試験例23のようにランダムポリマーであっても本発明の効果を奏することができるが、特にランダムポリマーの場合に優れた保湿性、なめらかさを得ることができる。
以下に本発明のその他の実施例を挙げる。以下のマスカラ組成物は、通常の製法に従って製造した。得られたマスカラ組成物は、いずれもカール力、及び使用感触に優れ、且つ保湿性を有するものであった。
実施例1 透明マスカラ
質量%
カルボキシビニルポリマー 0.5
2−アミノ−2−メチルプロパノール 0.3
デキストリン 1.0
グルコン酸ナトリウム 0.01
エタノール 6.0
POE(9)POP(2)ジメチルエーテル 1.0
フェノキシエタノール 0.2
精製水 残 余
実施例2 透明マスカラ
質量%
CGポリマー 3.0
乳酸 1.0
ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体 15.0
エタノール 6.0
POE(27)POP(13)ジメチルエーテル 2.0
フェノキシエタノール 0.2
精製水 残 余
実施例3 W/O型マスカラ
質量%
黒酸化鉄 5.0
ポリ酢酸ビニルエマルジョン 10.0
水膨潤性粘土鉱物 2.0
軽質イソパラフィン 15.0
有機変性粘土鉱物 3.0
有機シリコーン樹脂 20.0
ソルビタンモノパルミテート 2.0
POE(14)POB(7)ジメチルエーテル 1.0
2−フェノキシエタノール 0.2
香料 適 量
精製水 残 余

Claims (4)

  1. 下記化学式(I)で示されるアルキレンオキシド誘導体と、皮膜剤とを含有することを特徴とするマスカラ組成物。
    (化1)
    O−[(AO)(EO)]−R (I)
    (式中、AOは炭素数3〜4のオキシアルキレン基、EOはオキシエチレン基、m及びnはそれぞれ前記オキシアルキレン基、オキシエチレン基の平均付加モル数で、1≦m≦70、1≦n≦70である。炭素数3〜4のオキシアルキレン基とオキシエチレン基の合計に対するオキシエチレン基の割合は、20〜80質量%である。炭素数3〜4のオキシアルキレン基とオキシエチレン基はブロック状に付加していてもランダム状に付加していてもよい。R,Rは、同一もしくは異なってもよい炭素数1〜4の炭化水素基又は水素原子であり、R及びRの炭化水素基数に対する水素原子数の割合が0.15以下である。)
  2. 請求項1に記載のマスカラ組成物において、オキシアルキレン基とオキシエチレン基がランダム状に付加していることを特徴とするマスカラ組成物。
  3. 請求項1又は2に記載のマスカラ組成物において、該アルキレンオキシド誘導体の配合量が0.01〜20質量%であることを特徴とするマスカラ組成物。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のマスカラ組成物において、皮膜剤の配合量が0.1〜30質量%であることを特徴とするマスカラ組成物。
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