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JP5922948B2 - 緩衝器 - Google Patents

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Description

この発明は、緩衝器に関し、特に、車両のサスペンションに組み込まれる油圧緩衝器の改良に関する。
車両のサスペンションに組み込まれる油圧緩衝器にあっては、車両における好ましい乗り心地を得られるように、たとえば、設定通りの減衰力を発生することが要求される。
そのため、油圧緩衝器は、所望の減衰力を発生する減衰バルブを備えるとしており、この減衰バルブは、たとえば、特許文献1に開示されているところを示す図4にあるように、隔壁体たるピストンPと、このピストンPに積層されるリーフバルブからなるバルブVとを有してなる。
ピストンPは、シリンダC内に設けられ、一端に形成されてこのピストンPに開穿のポートP1の開口を囲むシート部、つまり、内側ボス部P2および外側シート部P3を有し、バルブVは、内周側端部が内側ボス部P2に固定されて、外周側端部が外周シート部P3に着座しポートP1の下流側端を開口させる凹部P4を開放可能に閉塞する。
それゆえ、上記の油圧緩衝器にあっては、ポートP1の上流側である他方室R2が高圧側になるとき、ポートP1を通じての作動油がバルブVの外周側端部と外側シート部P3との間に出現する隙間を通過して下流側である一方室R1に流出することになり、このときの圧力損失で、減衰作用をなす。
特開2010−112464号公報
しかしながら、上記の油圧緩衝器にあっては、作動油がバルブの外周側端部とシート部との間を通過して流出する際に、異音が発生されたり、減衰力応答性が悪化されたりし易くなると指摘される可能性がある。
すなわち、図4に示すところにあっては、作動油がバルブVの外周側端部と外側シート部P3との間に出現する隙間を通過して一方室R1に流出するとき、図5に示すように、隙間がいわゆる横向きに開口するので、この隙間を通過する作動油は、シリンダCに衝突するように流出する。
このことから、シリンダCに衝突した作動油は、図5中に実線矢印aで示す一方室R1に流れ込む流れと、図5中に実線矢印bで示すピストンPとシリンダCとの間に入り込む流れとに分流されることが予測されることになる。
そして、ピストンPとシリンダCとの間に入り込む流れについては、いわゆる行き場がないから、渦流となって異音発生の要因となったり、減衰力応答性悪化の要因になったりすると考えられることになる。
この発明は、上記した事情を鑑みて創案されたものであって、異音の発生や減衰力応答性の悪化を低減することのできる緩衝器を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、この発明の構成を、シリンダ内に設けられる隔壁体と、上記隔壁体の一端に形成されて上記隔壁体に開穿のポートの開口を囲むシート部と、上記シート部に着座して上記ポートの開口を開放可能に閉塞するバルブとを有する緩衝器において、上記シート部は、上記シリンダと上記隔壁体との間に作動流体が流れ込むことを抑制する膨出部を上記シート部の外周に有し、上記膨出部の一方室に対向する端面が、上記膨出部の外周面まで上記シート部の上記一方室に対向する端面と面一となるように形成され、上記膨出部の外周面は、上記隔壁体の外周面と面一に形成され、上記膨出部の外周端部に上記隔壁体の一端の外方へ向けて突出する方向転換部を備え、上記方向転換部の内周面が、外方に向かうのに従い拡径されるとする。
シート部の外周に設けられる膨出部が、バルブの外周側端部とシート部との間を通過して流出する作動流体のシリンダと隔壁体との間への流れ込みを抑制する。
その結果、バルブの外周側端部とシート部との間を通過して流出する作動流体がシリンダと隔壁体との間に流れ込むことによる異音発生や減衰力応答性の悪化を低減することが可能になる。
この発明による油圧緩衝器の一実施形態を示す図で、(A)は、部分半截縦断面図、(B)は、図1中に円で囲んだ部分の拡大図、(C)は、同じく拡大図でバルブが作動した状態を示す。 ピストンの一方室側端面を示す半截端面図である。 油圧緩衝器の他の実施形態を示す図で、(A)は、シート部近傍を拡大して示す部分縦断面図で、(B)は、バルブの作動状態を示す。 従来の油圧緩衝器を示す部分半截縦断面図である。 図4中のバルブが作動した状態を示す部分半截縦断面図である。
以下に、図示した実施形態に基づいて、この発明を説明するが、この発明による緩衝器は、たとえば、車両のサスペンションに組み込まれる油圧緩衝器とされ、伸縮作動時に所定の減衰作用をなして、車両の車体と車軸の振動を抑制する。
そして、油圧緩衝器にあっては、隔壁体たるピストン3と、このピストン3の図1(A)中で上端となる一端に積層されるバルブたる圧側のバルブ5とを備えてなり、図示するところでは、併せて、ピストン3の図1(A)中で下端となる他端に積層される伸側のバルブ4を備える。
ピストン3は、環状に形成されて、作動流体たる作動油を収容するシリンダ1内に摺動自在に挿入されると共に、シリンダ1内に挿通されるロッド2の先端部2aに保持されてシリンダ1内に一方室R1と他方室R2とを区画する。なお、作動流体は、作動油以外の流体からなるとしても良い。
そして、ピストン3は、外周に摺動部材たるピストンリング31を嵌装させており、このピストンリング31の外周がシリンダ1の内周に摺接することで、ピストン3のシリンダ1に対する摺動性が保障される。
また、ピストンリング31は、適宜の肉厚を有し、したがって、このピストンリング31がピストン3の外周に嵌装されることで、ピストン3の外周とシリンダ1の内周との間に両者の干渉を回避させる間隔Sが出現する。
戻って、ピストン3は、周方向に交互に形成されて一方室R1と他方室R2との連通を許容する伸側のポート3a(図2参照)と、圧側のポート3bとを有する。なお、ピストン3の一端面を示す図2にあって、中央部は、ロッド2の先端部2a(図1(A)参照)が貫通する孔(符示せず)になる。
圧側のポート3bは、図1(A)中で下端となる上流側端がピストン3の他端に形成の他方室R2に連通する凹部3cの底部(符示せず)に開口し、図1(A)中で上端となる下流側端がピストン3の一端に形成の凹部たる開口窓11の底部(符示せず)に開口している。
伸側のポート3aは、詳しくは図示しないが、下流側端がピストン3の他端に形成の開口窓の底部に開口し、上流側端がピストン3の一端に形成の一方室R1に連通する凹部3d(図2参照)の底部(符示せず)に開口している。
それゆえ、油圧緩衝器にあって、ピストン3がシリンダ1内を移動して一方室R1および他方室R2が広狭されるときには、作動油が伸側のポート3aおよび圧側のポート3bを通じて一方室R1と他方室R2とを往復し得ることになる。
戻って、ピストン3は、他方室R2側端たる一端に圧側のポート3bの下流側端たる開口を囲むシート部、つまり、圧側のバルブ5の内周側端部を定着させる内側ボス部12、および、圧側のバルブ5の外周側端部(符示せず)を離着座自在に着座させる外側シート部13を有し、この外側シート部13は、内側ボス部12との間に上記の開口窓11を区画している。
なお、開口窓11は、図2に示すように、内側ボス部12と、外側シート部13と、両者を両側で繋ぐ連結部14とで区画されている。そして、開口窓11は、周方向の両側に位置する伸側のポート3aの上流側端を開口させている凹部3dから分離されていると共に、ピストン3の周方向に相隣する圧側のポート3bの下流側端を開口させる他の開口窓11から独立するとしている。
圧側のバルブ5は、図示するところでは、同径となる複数枚の環状リーフバルブと異径となる複数枚の環状リーフバルブとを積層してなり、内周側端部がボス部12に固定的に定着され、外周側端部が外側シート部13に離着座自在に着座して、開口窓11を開放可能に閉塞する。
ちなみに、圧側のバルブ5は、図示するところに代えて、図示しないが、同径の複数枚の環状リーフバルブからなるとして異径の複数枚の環状リーフバルブを積層しないとしても良く、また、同径の複数枚の環状リーフバルブからなるのに代えて、一枚からなるとしても良い。
なお、詳しくは図示しないが、伸側のバルブ4は、ピストン3の他端に内周端部固定で外周端部自由の態勢に設けられて伸側のポート3aの下流側端を開放可能に閉塞する。
また、圧側のバルブ5および伸側のバルブ4は、ピストン3をいわゆる上下から挟む態勢でロッド2の先端部2aの外周に介装され、内周側端部がピストン3の内側ボス部12,3eに着座された状態でロッド2の段差部2bとロッド2の先端螺条部2cに螺装のピストンナット6との間に挟持されて定着される。
それゆえ、油圧緩衝器にあっては、ピストン3がシリンダ1内を移動して、たとえば、他方室R2が狭くなるときには、他方室R2からの作動油が圧側のバルブ5の外周側端部を撓ませて、外側シート部13との間に出現する隙間を通過して一方室R1に流出することになり、このときの圧力損失で所定の減衰作用がなされることになる。
上記と反対に、一方室R1が狭くなるときには、一方室R1からの作動油が伸側のバルブ4の外周側端部を撓ませて、他方室R2に流出することになり、このときの圧力損失で所定の減衰作用がなされることになる。
以上のように、油圧緩衝器にあって、ピストン3は、一端に圧側のバルブ5を積層させるが、図示するところでは、この一端に以下のような工夫がなされている。そこで、以下には、この工夫について説明する。
すなわち、この発明にあっては、ピストン3の一端に形成の外側シート部13が外周にシリンダ1とこのピストン3との間に作動油が流れ込むことを抑制する膨出部32を設けてなる。
この膨出部32は、図示するところでは、外側シート部13の外周をシリンダ1に向けて膨出させるようにして形成され、しかも、図2にも示すように、膨出部32の外周が間隔Sを有してシリンダ1の内周に近づくように位置決めされるとしている。なお、図2中の破線は、圧側のバルブ5の外周を示す。
膨出部32が外側シート部13をシリンダ1側に向けて膨出させるようにして形成される場合には、ピストン3を型成形する際に、膨出部32を併せて成形できる点で有利になる。
また、この膨出部32は、外側シート部13を外周側に膨出させて形成されることで、一方室R1に対向する端面X(図1(B)参照)を外側シート部13の同じく一方室R1に対向する端面と面一することが容易になり、外側シート部13との間を通過してこの膨出部32の端面を流れる作動油の流れを阻害しないようにすることが可能になる。
一方、この膨出部32にあっては、シリンダ1に対向する外周面Y(図1(B)参照)が、図示するところでは、ピストン3の外周面と面一になるとしている。これによって、シリンダ1とピストン3との間に出現する間隔Sがこの膨出部32とシリンダ1との間にも出現することになる。
このように、膨出部32の外周面Yがシリンダ1に間隔Sを有して近づくことで、膨出部32の端面Xを流れる作動油は、膨出部32とシリンダ1との間に流れ込むことを抑制され、図1(C)中に実線矢印で示すように、一方室R1に流入するようになる。
そして、膨出部32とシリンダ1との間への作動油の流入が抑制されるから、従前であれば、ピストンとシリンダとの間に入り込む流れが渦流となって異音発生の要因となったり、減衰力応答性悪化の要因になったりしたことに比較して、油圧緩衝器において、異音の発生や、減衰力応答性の悪化が抑制されることになる。
以上からすると、ピストン3の外周に嵌装されるピストンリング31については、ピストン3の外周面からシリンダ1に向けて突出する部分における肉厚が可能な限りに、つまり、ピストン3とシリンダ1との干渉を回避し得る限りに薄く形成されているのが良く、この場合には、外側シート部13の端面を流れる作動油がシリンダ1とピストン3との間の間隙Sに流れ込むことが抑制されることになる。
図3に示すところは、膨出部32の他の実施形態を示す。この実施形態にあっては、膨出部32が図3(A)中で右端部となる外周側端部(符示せず)にピストン3の一端の外方に向けて突出する、つまり、外側シート部13に連続する膨出部32の端面X(図1(B)参照)の外周側端部(符示せず)に一方室R1(図1(A)参照)に向けて突出する方向転換部33を有してなる。
この実施形態による場合には、膨出部32の上端を流れる作動油は、図3(B)中に実線矢印で示すように、方向転換部33によって言わば強制的に一方室R1に流出されるようになり、膨出部32とシリンダ1との間に流れ込むことが一層効果的に抑制されることになる。
このことからすると、この実施形態の場合には、方向転換部33の内周面(符示しない)が方向転換部33の上端に向かうのに従い拡径されるように形成されたり、方向転換部33と膨出部32との連結部分が球面処理されたりして、作動油の流れの円滑を図るのが好ましい。
また、この方向転換部33は、図示するところでは、膨出部32に一体に形成されてなるとするが、これに代えて、図示しないが、たとえば、機械的強度が保障される限りにおいて、膨出部32の外周側端部に接着材利用などで後付けされるとしても良い。
そして、この方向転換部33は、作動油の流れの向きを転回させるものであるから、たとえば、絞り効果を発揮させない限りにおいて、膨出部32の端面X(図1(B)参照)上において、外側シート部13に近づくように設けられるとしても良い。
以上のように形成される膨出部32にあっては、作動油が圧側のバルブ5の外周側端部と外側シート部13との間に出現する隙間を通過して一方室R1に流出するときに、膨出部32の端面Xに沿いながら一方室R1に向けて流出する。
そして、膨出部32は、外周側端部に一方室R1に向けて突出する方向転換部33を有してなるから、膨出部32の端面Xに沿う流れの作動油が強制的に一方室R1に流出されるようになり、膨出部32とシリンダ1との間の間隔Sに作動油が流れ込むことが一層効果的に抑制されることになる。
以上からすると、膨出部32に形成される方向転換部33は、上記したところでは、外側シート部13が独立型の開口窓11を区画することから、この開口窓11を区画する部位に、つまり、外側シート部13の周方向長さと同じ長さになる範囲内に設けられることで足りる。
それに対して、図示しないが、外側シート部13が凹部たる環状溝を区画する場合には、上記の方向転換部33は、膨出部32が外側シート部13の全周に形成されることから、この膨出部32の外周側端部の全周に形成されるのが良い。
もっとも、この方向転換部33が機能するところからすれば、凹部が環状溝からなる場合であっても、方向転換部33が膨出部32の全周に設けられず、たとえば、ポート3bの開口に最も近くなる外側シート部13に設けられる膨出部32の外周側端部にのみ設けられる、つまり、間欠形成されるとしても良い。
なぜなら、この発明における外側シート部13の外周に設けられる膨出部32は、方向転換部33が無い状態でも、膨出部32の外周面Yがシリンダ1の内周面に近隣することで、その間への作動油の流入を抑制し、方向転換部33は、この作動油の流入抑制を一層効果良く実現させるものであるから、これが間欠形成されるとしても良いことになる。
そして、膨出部32に方向転換部33が形成されることで、ピストン3の一端が凹状を呈するようになり、したがって、圧側のバルブ5は、この凹状となる内側に収容されるから、たとえば、針山からバルブが積層された状態のピストンを抜き取る際に、バルブがピストンに載置された状態を維持し易くなり、緩衝器の組立作業を効率良く実行させることが可能になる点で有利となる。
そしてまた、方向転換部33が間欠形成される場合には、方向転換部33が全周に亙って形成される場合に比較して、材料の歩留りを良くする上で有利になる。
前記したところでは、ピストン3の一端において、圧側のバルブ5を着座させる外側シート部13が外周に膨出部32を有する場合を例にして説明したが、この発明が意図するところからすれば、上記したところに代えて、あるいは、加えて、伸側のバルブ4を積層させるピストン3の他端にあって、伸側のバルブ4の外周側端部を離着座させる外側シート部に膨出部が設けられるとしても良い。
また、前記したところでは、膨出部32が外側シート部13の外周に一体に設けられるとしたが、この発明が意図するところからすると、この膨出部32が接着材利用や捻子込みなどのいわゆる後付けで外側シート部13の外周に設けられるとしても良く、この場合には、既存のピストン3にこの発明を具現化できる利点がある。
そして、前記したところでは、隔壁体がシリンダ1内のピストン3であるとして説明したが、これに代えて、図示しないが、隔壁体がシリンダ1内のベースバルブを構成するバルブディスクであるとしても良い。
1 シリンダ
2 ロッド
2a 先端部
2b 段差部
2c 先端ネジ部
3 隔壁体たるピストン
3a,3b ポート
3c,3d 凹部
3e,12 ボス部
4,5 バルブ
6 ピストンナット
11 開口窓
13 外側シート部
14 連結部
31 ピストンリング
32 膨出部
33 方向転換部
R1 一方室
R2 他方室
S 間隔
X 端面
Y 外周面

Claims (2)

  1. シリンダ内に設けられる隔壁体と、上記隔壁体の一端に形成されて上記隔壁体に開穿のポートの開口を囲むシート部と、上記シート部に着座して上記ポートの開口を開放可能に閉塞するバルブとを有し、上記ポートの開口面積が一方室側に向けて徐々に小さく設定される緩衝器において、
    上記シート部は、上記シリンダと上記隔壁体との間に作動流体が流れ込むことを抑制する膨出部を上記シート部の外周に有し、
    上記膨出部の上記一方室に対向する端面は、上記シート部の上記一方室に対向する端面と面一となるように形成され、
    上記膨出部の外周面は、上記隔壁体の外周面と面一に形成され、
    上記膨出部の外周端部に上記隔壁体の一端の外方へ向けて突出する方向転換部を備え、
    上記方向転換部の内周面が、外方に向かうのに従い拡径されていることを特徴とする緩衝器。
  2. 上記方向転換部と上記膨出部との連結部分が球面処理されていることを特徴とする請求項1に記載の緩衝器。
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