[go: up one dir, main page]

JP5916921B2 - 缶容器の自動封入用内袋 - Google Patents

缶容器の自動封入用内袋 Download PDF

Info

Publication number
JP5916921B2
JP5916921B2 JP2015099101A JP2015099101A JP5916921B2 JP 5916921 B2 JP5916921 B2 JP 5916921B2 JP 2015099101 A JP2015099101 A JP 2015099101A JP 2015099101 A JP2015099101 A JP 2015099101A JP 5916921 B2 JP5916921 B2 JP 5916921B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
inner bag
bag body
folded
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015099101A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016013869A (ja
Inventor
英高 西本
英高 西本
英行 松本
英行 松本
朝久 三好
朝久 三好
貴史 設楽
貴史 設楽
Original Assignee
日鉄住金ドラム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日鉄住金ドラム株式会社 filed Critical 日鉄住金ドラム株式会社
Priority to JP2015099101A priority Critical patent/JP5916921B2/ja
Publication of JP2016013869A publication Critical patent/JP2016013869A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5916921B2 publication Critical patent/JP5916921B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Packages (AREA)

Description

本発明は缶容器の自動封入用内袋に関し、特にドラム缶等の円筒状をなす缶容器への自動封入に好適な缶容器の自動封入用内袋に関する。
例えば特許文献1の図5(b)には、ドラム缶の内面と相似形状をなしたドラム缶用の内袋が開示されている。
特開2001―328675号公報
上記内袋は、ドラム缶への収容前の状態で、ドラム缶の内面に密着可能な円筒状を有しており、構造が複雑であるとともに、内袋の材料となる可撓性フィルムは剛性を高めるために例えば約2mm程度の厚みとなり、コスト高となる。また、内袋は円筒状をなして嵩張るため、内袋をドラム缶まで搬送する搬送工程、内袋をドラム缶に収容する収容工程は人手で行わざるを得ず、内袋の自動搬送及びドラム缶への自動収容は困難であり、ドラム缶への内袋装着のための設備の自動化が困難である。
また、内袋の上端部にはノズル開口が形成されている。このノズル開口は、構造が複雑であるとともに、充填物が液体以外の若干大きめの固形物の場合には、内袋への充填が困難となるおそれがある。そこで、内袋の上端部に比較的大きな開口を形成することも考えられる。この場合、内袋の開口から充填物を充填した後、内袋の上端部をヒートシーラー等により融着し、シールして塞ぐことになる。ヒートシーラーは、ヒートシール可能なシール幅が予め規定されているが、充填物の充填し易さを追求して内袋の開口を無闇に大きくすると、長尺のヒートシーラーが必要になるおそれがある。
内袋はドラム缶に収容された後に充填物が充填され、その後に上端部がシールされて塞がれる。このため、ヒートシーラーが長尺であると、上記シール工程にて、内袋が収容されたドラム缶にヒートシーラーが接触干渉し、シール工程の自動化が阻害されるおそれがある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、内袋の搬送工程、内袋の缶容器への収容工程、内袋への充填物の充填工程、内袋のシール工程のすべての自動化を促進可能な缶容器の自動封入用内袋を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の缶容器の自動封入用内袋は、円筒状の缶容器に折り畳んだ状態で自動封入される内袋であって、可撓性のフィルムから形成され、閉じた底と、底と連なる両側縁と、開いた上端部とを含み、折り畳んだ状態で上端部の幅及び両側縁間の幅が缶容器の内径よりも短い形状をなす一方、缶容器に収容されて上端部を通じて気体が充填されたときに缶容器の内面に密着するまで円筒状に膨らむ容量を有する袋本体と、上端部に設けられ、袋本体が円筒状に膨らんだときに該上端部の開口幅を袋本体を折り畳んだ状態の上端部の幅に保持するべく減少させる開口シール部とを備える。
好ましくは、袋本体は、折り畳まれているとき、その両側縁に袋本体の内方に向けてV字状に折り込んで形成された一対の折り込み部を更に含み、一対の折り込み部は、折り畳まれた袋本体の厚み方向に互いに重なり合うV字の2つの上端縁をそれぞれ有し、開口シール部は、一方の折り込み部にて、2つの上端縁を上端部にて袋本体の内面にシールした第1シール域を含む。
好ましくは、開口シール部は、他方の折り込み部にて、2つの上端縁を上端部にて袋本体の内面にシールした第2シール域を更に含む。
好ましくは、第1シール域は、2つの上端縁を上端部にて袋本体の厚み方向でみて片側となる内面にシールした状態に位置付けられる一方、第2シール域は、2つの上端縁を上端部にて袋本体の厚み方向でみて片側とは反対側となる内面にシールした状態に位置付けられる
好ましくは、袋本体が折り畳まれているとき、一対の折り込み部のV字の谷底は互いに近接している。
好ましくは、袋本体が折り畳まれているとき、底は三角形状をなす。
好ましくは、底には、三角形状に沿った底シール部が形成されている。
本発明の缶容器の自動封入用内袋によれば、内袋の搬送工程、内袋の缶容器への収容工程、内袋への充填物の充填工程、内袋のシール工程のすべての自動化を促進することができる。
本発明の一実施形態に係る内袋を示す斜視図である。 図1の内袋の上端部に開口シール部を形成する前の袋本体を上側からみた図である。 図1の内袋を図1の正面側からみた図である。 図1の内袋を図1の右側からみた図である。 図1の内袋をその底側からみた図である。 図1の内袋をその上端部を把持してドラム缶に収容する工程を示す図である。 図6の状態から、内袋の上端部を通じて気体を充填して膨らませ、充填物を充填する工程を示す図である。 図7の状態における内袋の上端部に形成された開口を上からみた図である。 図8の状態から、内袋の上端部をシールして塞ぐ工程を示す図である。 図9の状態から、ドラム缶に天板で蓋をして密閉する工程を示す図である。
以下、図面に基づき本発明の一実施形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る内袋1を示す斜視図である。内袋1は、缶容器の一例として、後述する一方が開放されたドラム缶(オープン缶)2に自動封入して使用される。内袋1への充填物は、例えば焼却灰、ペレット、粉体等、或いは、湿気等の腐食作用や臭気を有する固形物、或いは液体である。内袋1は、ドラム缶2の内面への充填物の直接の接触を回避することにより、充填物によるドラム缶の腐食を抑制し、充填物及びドラム缶の長期に亘る安定した保管を可能とする。また、充填物を充填した後の内袋1をヒートシール等によりシールして塞ぐことにより、充填物を外気から遮断し、充填物からの臭気の拡散や充填物の腐敗や充填物の酸化などを抑制する。
内袋1は、可撓性を有する合成樹脂製のフィルムから製造されている。このフィルムは、例えば100μmから200μm程度の厚みを有し、充填物の種類に応じて要求される内袋1の機能(上述した耐腐食性、防臭性、防湿性の他、酸素透過性等)を獲得するべく、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、ポリエステル系およびポリアミド系等の樹脂を積層して形成される。また、このフィルムの内面には、少なくとも熱融着により製袋可能な熱接合性樹脂が使用される。
図1に示すように、内袋1の袋本体4は、閉じた底6と開いた上端部8とを含み、折り畳んだ状態で底6が三角形状に突出した五角形をなしている。袋本体4は、上端部8を通じて空気や窒素等の気体が充填されたとき、ドラム缶2の内面に密着可能な程度に円筒状に膨らみ、充填物の所望の充填容量を確保可能である。
袋本体4は、折り畳まれた状態で、袋本体4の両側縁に、袋本体4の内方に向けてV字状に折り込んで形成された一対の折り込み部10A(図1でみて左側)と、折り込み部10B(図1でみて右側)とがそれぞれ形成されている。
図2は、内袋1の上端部8に後述する開口シール部12を形成する前の袋本体4を上側からみた図である。
図2に示すように、折り込み部10Aは、折り畳まれた袋本体4の厚み方向Zに互いに重なり合うV字の2つの上端縁10A1(図1でみて手前側)、10A2(図1でみて奥側)と、袋本体4の長さ方向Yに延びるV字の谷底10A3と、袋本体4の長さ方向Yに延び、谷底10A3とともにV字を形成する2つの外端縁10A4(図1でみて手前側)、10A5(図1でみて奥側)とを有している。
一方、図2に示すように、折り込み部10Bは、折り畳まれた袋本体4の厚み方向Zに互いに重なり合うV字の2つの上端縁10B1(図1でみて手前側)、10B2(図1でみて奥側)と、袋本体4の長さ方向Yに延びるV字の谷底10B3と、袋本体4の長さ方向Yに延び、谷底10B3とともにV字を形成する2つの外端縁10B4(図1でみて手前側)、10B5(図1でみて奥側)とを有している。そして、本実施形態の内袋1には、その上端部8に、上端部8の開口幅を減少させる開口シール部12が設けられている。
開口シール部12は、第1シール域12Aと第2シール域12Bとから形成されている。第1シール域12Aは、図1でみて左側の折り込み部10Aにて、2つの上端縁10A1、10A2の双方を図1でみて奥側となる袋本体4の内面4aにシールして形成されている。詳しくは、第1シール域12Aは、袋本体4における上端縁10A1、10A2の若干下の領域を奥側の内面4aに一括してヒートシールすることにより、袋本体4の幅方向Xに沿った直線シールラインとして形成されている。
一方、第2シール域12Bは、図1でみて右側の折り込み部10Bにて、2つの上端縁10B1、10B2の双方を図1でみて手前側(即ち厚み方向Zでみて奥側とは反対側)となる袋本体4の内面4aにシールして形成されている。詳しくは、第2シール域12Bは、袋本体4における上端縁10B1、10B2の若干下の領域を手前側の内面4aに一括してヒートシールすることにより、袋本体4の幅方向Xに沿った直線シールラインとして形成されている。
図3は内袋1を図1の正面側からみた図、図4は内袋1をその上端部8を把持した状態で図1の右側からみた図、図5は内袋1をその底側からみた図である。
図3に示すように、内袋1は、袋本体4が折り畳まれているとき、一対の折り込み部10A、10Bの谷底10A3、10B3は互いに近接して配置されている。
また、図3に示すように、袋本体4の底6は折り畳まれている状態で三角形状に突出して形成され、底6には当該三角形状に沿った底シール部14が形成されている、
図3から図5に示すように、底シール部14は、傾斜シールライン14A1、14A2、14B1、14B2と、直線シールライン14Cとから形成されている。各傾斜シールライン14A1、14A2は、谷底10A3から外端縁10A4、A5に至るまで上端部8側に底6の三角形状に沿ってそれぞれ傾斜して形成されている。また、各傾斜シールライン14B1、14B2は、谷底10B3から外端縁10B4、B5に至るまで上端部8側に底6の三角形状に沿ってそれぞれ傾斜して形成されている。
また、直線シールライン14Cは、底6にて各傾斜シールライン14A1、14A2、14B1、14B2と交差するように底6の三角形状の頂近傍を幅方向Xに沿って形成されている。このようにして形成される内袋1は、折り畳まれた状態で図示しない搬送装置により多数積層されてドラム缶2まで搬送された後、一枚ずつ繰り出されてドラム缶2に収容される。
詳しくは、図6に示すように、後述する天板2aを外したドラム缶2の直上に、上記搬送装置の一部を構成する把持部16で上端部8が把持された一枚の内袋1が搬送され、ドラム缶2に収容される。把持部16は、2つのクリップから形成され、これらクリップで上端部8を挟むことで内袋1を吊り下げ支持している。内袋1の底6が三角形状をなして突出しているため、当該三角形状の頂部がドラム缶2の底の中央に位置するように内袋1を自動搬送することで、ドラム缶2に対して内袋1を容易に位置決めしながら誘導可能である。
次に、図7に示すように、上端部8から気体及び充填物の充填装置のノズル18を内袋1に挿入する。そして、上端部8に形成された開口20を通じてノズル18から内袋1に空気や窒素等の気体を充填して膨らませた後、ノズル18から内袋1に充填物を充填する。ノズル18はパイプ状をなし、ノズル18の下端側には上端部8を挟んで内袋1を支持する把持部24が装着され、ノズル18の上端側には送気口26Aと脱気口26Bが形成されている。
ここで、図8に示すように、図7の状態における内袋1の上端部8に形成された開口20は、上からみるとノズル18の開口形状に合致した円形状をなしており、開口20の開口縁は把持部24によってノズル18の外周に気密に装着される。開口20の幅方向Xに沿う開口幅は、上端部8への開口シール部12(第1及び第2シール域12A、12B)の形成に伴い、袋本体4の幅方向Xに沿って減幅されている。また、内袋1の上方からみたときの開口20は、内袋1の幅方向X及び厚み方向Zの双方における中央に位置付けられる。
次に、図9に示すように、ノズル18の脱気口26Bから内袋1内を脱気した後、把持部24でヒートシール箇所である上端部8を挟んだ状態で、把持部24の下部に配置されたヒートシーラー22により内袋1の上端部8がヒートシールにより熱融着され、開口20が塞がれる。ヒートシーラー22によりシール可能なシール幅は、ヒートシーラー22をドラム缶2に非接触で降下して使用したい等の理由により、少なくともドラム缶2の内径よりも短くなるように予め規定されている。これにより、上端部8には、袋本体4における第1及び第2シール域12A、12Bよりも下の領域に袋本体4の幅方向Xに沿った直線シールライン24が形成される。
最後に、図10に示すようにドラム缶2に天板2aで蓋をし、蓋を締結バンド等で締結してドラム缶2内を密閉する。
以上のように本実施形態の内袋1は、袋本体4が折り畳んだ状態で五角形をなす一方、上端部8を通じて気体が充填されたときに円筒状に膨らむため、内袋1の搬送工程、内袋1のドラム缶2への収容工程、内袋1への充填物の充填工程の自動化を促進可能となる。
また、内袋1が上端部8の開口幅を減少させる開口シール部12を備えることにより、ヒートシーラー22によりシール可能なシール幅が予め規定されている場合であっても、内袋1のシール工程の自動化を促進可能となる。
また、開口シール部12が第1及び第2シール域12A、12Bから形成されることにより、内袋1の上方からみて、開口20を内袋1の幅方向X及び厚み方向Zの双方における中央に位置付けることができる。このため、ドラム缶2及び内袋1に対するノズル18及びヒートシーラー22の位置決めを容易に自動化することができ、少なくとも上記充填工程及びシール工程の更なる自動化の促進を図ることができる。
また、袋本体4が折り畳まれているとき、一対の折り込み部のV字の谷底が互いに近接していることにより、内袋1の折り畳み状態における面積を小さくすることができるため、少なくとも上記搬送工程及び収容工程の更なる自動化の促進を図ることができる。
また、袋本体4が折り畳まれているとき、底6が三角形状をなすことにより、当該三角形状の頂部がドラム缶2の底の中央に位置するように内袋1を自動搬送することで、ドラム缶2に対して内袋1を容易に位置決めしながら誘導可能である。従って、上記搬送工程及び収容工程の更なる自動化の促進を図ることができる。
しかも、内袋1が上端部8を通じて気体を充填して膨らんだとき、内袋1の底面積を大きくすることができ、内袋1の膨張率を高めることができる。換言すると、内袋1の折り畳み状態における面積を小さくすることができるため、少なくとも上記搬送工程及び収容工程の更なる自動化の促進を図ることができる。
本発明は上記実施形態に制約されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、開口シール部12の形態は、上端部8の開口幅を減少させることが可能であれば上記形態に限定されない。具体的には、開口シール部12を第1及び第2シール域12A、12Bの何れか一方のみから形成しても良い。この場合であっても、上端部8の開口幅を少なくとも減少させることはできる。従って、ヒートシーラー22によりシール可能なシール幅が予め規定されている場合であっても、内袋1のシール工程の自動化を促進可能となる。
また、第1及び第2シール域12A、12Bを厚み方向Zでみて同じ側に形成しても良い。この場合には、内袋1の上方からみたときの開口20は、少なくとも内袋1の幅方向Xにおける中央に位置付けられる。このため、ドラム缶2及び内袋1に対するノズル18及びヒートシーラー22の少なくとも幅方向Xにおける位置決めの自動化が可能となり、上記充填工程及びシール工程の更なる自動化の促進を図ることができる。
また、第1及び第2シール域12A、12Bを幅方向Xでみて同じ側に形成しても良い。この場合には、内袋1の上方からみたときの開口20は、少なくとも内袋1の厚み方向Zにおける中央に位置付けられる。このため、ドラム缶2及び内袋1に対するノズル18及びヒートシーラー22の少なくとも厚み方向Zにおける位置決めの自動化が可能となり、上記充填工程及びシール工程の更なる自動化の促進を図ることができる。
また、袋本体4が折り畳まれているときの内袋1の形状は、上記形態に限定されない。具体的には、一対の折り込み部10A、10BのV字の谷底10A3、10B3は互いに近接しなくとも良いし、底6は三角形状に突出しない長方形や正方形等の矩形状であっても良いし、底6は当該三角形状に沿った底シール部14以外のシール形態であっても良い。これらの場合であっても、少なくとも内袋1が上端部8の開口幅を減少させる開口シール部12を備えていれば、上記搬送工程、上記収容工程、上記充填工程、及び上記シール工程のすべての自動化を促進可能である。
また、内袋1を装着するのはドラム缶2以外の缶容器であっても良い。但し、本発明の内袋1は円筒状の金属又は樹脂の容器に収容して使用するのが好ましい。
1 内袋
2 ドラム缶(缶容器)
4 袋本体
4a 内面
6 底
8 上端部
10A、10B 折り込み部
10A1、10A2、10B1、10B2 上端縁
10A3、10B3 谷底
12 開口シール部
12A 第1シール域
12B 第2シール域
14 底シール部

Claims (7)

  1. 円筒状の缶容器に折り畳んだ状態で自動封入される内袋であって、
    可撓性のフィルムから形成され、閉じた底と、前記底と連なる両側縁と、開いた上端部とを含み、折り畳んだ状態で前記上端部の幅及び前記両側縁間の幅が前記缶容器の内径よりも短い形状をなす一方、前記缶容器に収容されて前記上端部を通じて気体が充填されたときに前記缶容器の内面に密着するまで円筒状に膨らむ容量を有する袋本体と、
    前記上端部に設けられ、前記袋本体が円筒状に膨らんだときに該上端部の開口幅を前記袋本体を折り畳んだ状態の前記上端部の幅に保持するべく減少させる開口シール部と
    を備えた、缶容器の自動封入用内袋。
  2. 前記袋本体は、折り畳まれているとき、その前記両側縁に前記袋本体の内方に向けてV字状に折り込んで形成された一対の折り込み部を更に含み、
    前記一対の折り込み部は、折り畳まれた前記袋本体の厚み方向に互いに重なり合う前記V字の2つの上端縁をそれぞれ有し、
    前記開口シール部は、前記一方の折り込み部にて、前記2つの上端縁を前記上端部にて前記袋本体の内面にシールした第1シール域を含む、請求項1に記載の缶容器の自動封入用内袋。
  3. 前記開口シール部は、前記他方の折り込み部にて、前記2つの上端縁を前記上端部にて前記袋本体の内面にシールした第2シール域を更に含む、請求項2に記載の缶容器の自動封入用内袋。
  4. 前記第1シール域は、前記2つの上端縁を前記上端部にて前記袋本体の前記厚み方向でみて片側となる内面にシールした状態に位置付けられる一方、前記第2シール域は、前記2つの上端縁を前記上端部にて前記袋本体の前記厚み方向でみて前記片側とは反対側となる内面にシールした状態に位置付けられる、請求項3に記載の缶容器の自動封入用内袋。
  5. 前記袋本体が折り畳まれているとき、前記一対の折り込み部の前記V字の谷底は互いに近接している、請求項2から4の何れか一項に記載の缶容器の自動封入用内袋。
  6. 前記袋本体が折り畳まれているとき、前記底は三角形状をなす、請求項2から5の何れか一項に記載の缶容器の自動封入用内袋。
  7. 前記底には、前記三角形状に沿った底シール部が形成されている、請求項6に記載の缶容器の自動封入用内袋。
JP2015099101A 2015-05-14 2015-05-14 缶容器の自動封入用内袋 Active JP5916921B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015099101A JP5916921B2 (ja) 2015-05-14 2015-05-14 缶容器の自動封入用内袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015099101A JP5916921B2 (ja) 2015-05-14 2015-05-14 缶容器の自動封入用内袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016013869A JP2016013869A (ja) 2016-01-28
JP5916921B2 true JP5916921B2 (ja) 2016-05-11

Family

ID=55230422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015099101A Active JP5916921B2 (ja) 2015-05-14 2015-05-14 缶容器の自動封入用内袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5916921B2 (ja)

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH078430Y2 (ja) * 1990-02-09 1995-03-01 大日本印刷株式会社 ガセット袋
JP2535875Y2 (ja) * 1992-03-11 1997-05-14 カイト化学工業株式会社 内 袋
JP3245031B2 (ja) * 1994-11-18 2002-01-07 株式会社細川洋行 バッグインボックス用袋体およびバッグインボックス
JP3324953B2 (ja) * 1997-03-13 2002-09-17 株式会社細川洋行 バッグインボックス用内袋及びその製造方法
JP2001019038A (ja) * 1999-07-13 2001-01-23 Nippon Matai Co Ltd バックインボックス用内袋およびその製造方法
US20030024950A1 (en) * 2000-03-01 2003-02-06 Michinori Yoneyama Inner bag for bag-in-box
JP2001328675A (ja) * 2000-05-23 2001-11-27 Nippon Matai Co Ltd 金属缶用内袋
KR100755630B1 (ko) * 2006-08-22 2007-09-04 정국노 육면체 형상의 포장비닐의 제조방법과 장치 및 그 포장비닐
JP2011105355A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Dainippon Printing Co Ltd 袋内包容器用の袋
US20120031055A1 (en) * 2010-08-09 2012-02-09 Weder Donald E Packaging containers having conformation induction members and methods of making and using same

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016013869A (ja) 2016-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2898027A (en) Container for fluent materials
JP2014514106A (ja) 医療容器のための包装体
SE543005C2 (en) Method of producing and filling a packaging container.
WO2021009890A1 (ja) 医療用機器コンテナー
WO2015025771A1 (ja) 樹脂容器及びバッグインボックス
HUE025180T2 (en) Ventilated packaging container
JP5916921B2 (ja) 缶容器の自動封入用内袋
US11167917B2 (en) Hermetic seal for foil-lined FIBC (bulk bag)
US20130270146A1 (en) Collapsible article container
CN111532570B (zh) 用于箔衬里散装袋的气密密封件
US10968036B2 (en) Hermetic seal for foil-lined FIBC (bulk bag)
EP0339491B2 (en) A method for the packaging of oil, in particular edible oil, in flexible packages
JP2009292527A (ja) 液状物充填包装体の梱包方法
JP4973979B2 (ja) 包装容器製造方法
JPH0245373A (ja) 電子部品の包装方法
JP2007197044A (ja) スパウト付自立容器
US3321073A (en) Cop package
JP7539697B2 (ja) 植物の包装方法
WO2021106927A1 (ja) 円筒容器用内装袋およびそれを用いた複合容器
JP3744567B2 (ja) 電子部品の梱包方法および梱包袋
JP3127623U (ja) 包装用袋
JP2008050042A (ja) 医療用薬液袋の集積包装袋とその製造方法および集積包装物とその製造方法
JP2022171344A (ja) パウチ容器
JPS604940Y2 (ja) 脱酸素包袋
BRPI0804574B1 (pt) contêiner com tampa para acondicionar e transportar líquidos

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151023

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20151023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20151028

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20151118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20151118

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20151217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160303

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160323

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160405

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5916921

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250