JP5912548B2 - マッサージ機 - Google Patents
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Description
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、身体の長手方向に沿った広範囲に対して指圧点を直線的に移動させるようなマッサージを施せるようにすることで、斬新で快適なマッサージ感が得られるようにし、また血流やリンパの流れに対して実質的且つ直接的な活性化を期待できるようにした新規なマッサージ機を提供することを目的とする。加えて、マッサージ機と施術中の足との干渉といった不都合が発生しないマッサージ機をを提供することを目的とする。
即ち、本発明に係るマッサージ機は、膝と足との間に位置するふくらはぎの裏面を押圧する裏押し用の施療部材と、前記裏押し用の施療部材に対向配置された前押し用の施療部材とからなる一対の施療部材と、前記一対の施療部材でふくらはぎを挟持し且つ押圧する挟持機構と、前記挟持機構による前記一対の施療部材の挟持状態を持続しつつ、前記一対の施療部材をふくらはぎの長手方向に沿って移動させる移動機構と、前記移動機構による前記一対の施療部材の移動と足との干渉を防ぐ干渉防止機構と、を有していることを特徴とする。
けて移動させた際に、前記裏押し用の施療部材が到達する到達位置へ足が入り込まないように規制する規制部材を有しているとよい。
好ましくは、前記干渉防止機構は、前記移動機構が前記裏押し用の施療部材を移動させる移動経路から裏側へ足が通り抜けないように規制する背面部材を有しているとよい。
好ましくは、前記緩衝部材は、前記裏押し用の施療部材を支持する支持部材の基部側に設けられた弾性部材であるとよい。
好ましくは、前記移動機構による施療部材の移動範囲の一方端側又は他方端側が、前記一対の施療部材の解放位置となるように設定されているとよい。
好ましくは、前記一対の施療部材間で構成される施療凹部が左右一対設けられ、前記一対の施療凹部は、当該凹部の長手方向が同方向となるように並設されているとよい。
図1〜図8は、本発明に係るマッサージ機の基本構成を有するマッサージ機1を示している。以下、このマッサージ機を「基本形態のマッサージ機1」と言う。
この基本形態のマッサージ機1は、使用者の左右両方の下肢を対象として、下肢を構成するふくらはぎLと足Fとの両方に、挟み込みのマッサージならびに直線的に移動するような指圧マッサージを同時に行えるように構成されたものを示してある。
この基本形態のマッサージ機1は、図1に示すように、正面視すると横長又は縦長の長方形或いは正方形であって側面視すると長靴型となるようなケーシング2を有したものとなっている。
また、ケーシング2には、その前面の約下半部で上方及び前方へ向けて開放する左右一対の第2施療凹部5が、互いに左右に離れて並設されている。これら左右の第2施療凹部5に対して左右の足Fを嵌め入れることができるようになっている。
第1施療凹部4や第2施療凹部5の内部には、スポンジやウレタン等によるクッション材、伸縮性の豊富な布やレザー等によるカバー材を備えた内張材6が設けられている。内張材6には、適度な通気性を付与させておくのが好適であり、場合によっては暖房又は冷房機構などをも付与しておくことができる。また、カバー材については線ファスナーや面ファスナー等による取付手段を採用することにより、必要に応じて容易に交換できるようにするとよい。
なお、この基本形態のマッサージ機1において、ケーシング2は、立てた状態と仰向け(前面を上向き)にして寝かせた状態とに使用向きを変更することが任意に選択可能である。そのため、使用者は、椅子などに腰掛けているときにはケーシング2を立てた状態にして、使用すればよいし、またベッドなどで仰向けに寝ころんでいるときにはケーシング2も仰向け又は傾斜させた状態にして、使用すればよい。
図2〜図8に示すように、ケーシング2の内部には支持フレーム15が設けられている。この支持フレーム15は、下端位置で略水平に設けられた台フレーム部16と、この台フレーム部16の後端部から上方へ向けて略垂直に設けられた背フレーム部17とを有しており、側面視L型に一体形成されている。
この基本形態のマッサージ機1では、台フレーム部16に設けられた水平マッサージ機構150が、板状の施療部材154,155を具備しており、これら両施療部材154,155によって足Fを左右両側から揉みマッサージする構成となっている。
この垂直マッサージ機構151は、ふくらはぎLの前面の斜め外方へずれた箇所を押す前押し用の施療部材160と、ふくらはぎLを介して前記施療部材160と対峙する配置とされてふくらはぎLを裏側から支持する裏押し用の施療部材161と、これら前押し用の施療部材160及び裏押し用の施療部材161に対してふくらはぎLへの押付状態を付与させる挟持機構162と、両施療部材160,161及び挟持機構162を上下動させる移動機構26とを有している。
移動機構26は、背フレーム部17に設けられた左右一対の垂直レール21に対し、垂直動スライダ30の左右両端部に設けられたレール保持部163が上下動自在な状態に外嵌され、この垂直動スライダ30が昇降駆動部31によって上下駆動される構造となっている。また、この垂直動スライダ30に対して、左右両側に施療部材160,161及び挟持機構162が設けられている。
接的な当接を避け、そのうえで、向こう脛の左右外側に沿った横位置(軽く押すと浅い窪みを生じる状態で上下方向に延びた筋部)を押圧できるようになっている。
なお、いずれの施療部材160,161も、その形成素材には、軟質又は硬質の樹脂やゴムなど、弾性を有するものが採用可能である。
すなわち、図6〜図8に示すように、前押し用の施療部材160を支持するステー部165の基部には、軸心を上下方向へ向けた状態で上方及び下方に突出する揺動軸43を設けると共に、この上下の揺動軸43を、垂直動スライダ30のレール保持部163に対して回転自在な状態で枢支させてある。これにより、このステー部165は、揺動軸43を支点に、垂直動スライダ30に対して水平揺動自在となっている。
このようなことから、前押し用の施療部材160に対し、裏押し用の施療部材161から開く(離れる)作用が生じても、従節ピン50がカムレール47に当接することにより、前押し用の施療部材160は裏押し用の施療部材161から一定距離を超えて開かない(離れない)ようになっている。
イルバネ167の他方のバネ脚にスリーブを装着した状態で、このスリーブごとカムレール47に係合させてある。このカムレール47に係合させたバネ脚(スリーブ)が従節ピン50を形成するものである。
また、カムレール47は、具体的に次のようにして設けてある。
すなわち、支持フレーム15の背フレーム部17には、その前面に、長手方向を上下方向へ向けてストレートに凹設された縦溝170(図2〜図6参照)が形成されている。縦溝170の下端部は、左右方向の内側へ斜めに折れ曲がった斜交溝部として形成されている。
このレール部材171は、縦溝170におけるストレート部分内の溝幅よりも細く形成されている。また、このレール部材171は、縦溝170のストレート部分内において左右方向の内側(左側に配置された縦溝170では右寄りの溝壁を言い、右側に配置された縦溝170では左寄りの溝壁を言う)に沿って配置されている。従って、この縦溝170のストレート部分内には、レール部材171と共に、その左右方向外側に、支持アーム40の従節ピン50を嵌め入れることができるものとされている。
この解放付勢具による付勢作用は、従節ピン50をレール部材171の側面に常に当接させる。そのため、従節ピン50は、レール部材171の側面に当接したまま縦溝170のストレート部分内で上下移動できるようになる。すなわち、この説明で明かなように、従節ピン50が当接するレール部材171の側面が、従節ピン50にとってのカムレール47となっている。
具体的に、出退駆動部37は、縦溝170の下端部に内部連通して設けた斜交溝部によって構成されたものとしている。すなわち、この斜交溝部は、縦溝170のストレート部分内に嵌められたレール部材171(カムレール47)に対して、その下端部の側面に折れ曲がりながら連続していることになる。そのため、この斜交溝部の溝内面は、支持アーム40の従節ピン50を誘導することのできる解放レール48を形成していると言える。
ところで、図2〜図8に示す基本形態において、前記カムレール47を形成させているレール部材171は、断面が長丸状(又は楕円状)に形成されたものとしてある。そして、このレール部材171は、その上端部及び下端部が支持フレーム15の背フレーム部17に形成された縦溝170内において回動自在に保持されたものとしてある。
このようなレール部材171の回動は、支持フレーム15の背フレーム部17に形成された縦溝170内で生じるものであり、レール部材171が縦溝170内(凹部スペース)の溝幅を狭める程度を変更させることになる。更に言えば、カムレール47を形成しているレール部材171の左右側面を、左右方向に位置変更させることになる。結果として、支持アーム40の従節ピン50がレール部材171に当接する位置を、左右方向の外方へ出っ張らせたり、左右方向の内方へ引っ込めさせたりできることになる。
反対に、図7に示す如く、このリンク機構180の操作で、レール部材171を、長丸状断面の長軸側が前後方向に向くようにしたときには、支持アーム40の従節ピン50が前後方向で外向きに傾斜し、前押し用の施療部材160は裏押し用の施療部材161から開いた(離れた)挟持位置となって、ふくらはぎLを締め付ける力が緩和されるようになる。
また、図13に示すように、支持アーム40の適切な部分に、前押し用の施療部材160をふくらはぎL側へ近接させて押圧力を増大させる押圧力増強手段280を設けることは、非常に好ましい。
押圧力増強手段280は、例えば、前押し用の施療部材160の背後(施療対象であるふくらはぎLとは反対側)に設けることができる。この押圧力増強手段280にエアが供
給されることで膨張し、前押し用の施療部材160がふくらはぎL側へと突出すると共に近接し(図13の矢印Q)、ふくらはぎLをポイント的に押圧するようになる。
また、押圧力増強手段280を、裏押し用の施療部材161を支持する支持柱281の基端部側に設けることもできる。この場合、この押圧力増強手段280にエアが供給され膨張することで、支持柱281の長さが伸びることとなり、裏押し用の施療部材161がふくらはぎLを前方へ押し出すようになる(図13の矢印Q’)。それに伴い、前押し用の施療部材160が相対的にふくらはぎL側へと近接することになり、ふくらはぎLをポイント的に押圧するようになる。この作動態様は、裏押し用の施療部材161自体を、内部にエアが供給されることで膨張する膨張構造とすることでも実現可能である。
水平マッサージ機構150は、片脚の足Fを嵌め入れる程度に左右方向に離れた状態として対向配置された横押し用の施療部材154,155と、これら施療部材154,155に対して足Fへの揉み動作を付与させるための揉み機構185とを有している。
横押し用の施療部材154,155は互いに対を成した状態として構成され、この構成が、使用者(身体)の左右の下肢に各対応させて設けられている。
この変換部188は、回転軸186の軸方向中途部に回転軸186と一体回転するように固定された回転ボス部189と、施療部材154,155に設けられて前記回転ボス部189を相対回転自在な状態で外嵌するハウジング部190と、回転ボス部189に対してハウジング部190が供回りすることを規制する規制部191(図5参照)とを備えて
いる。
規制部191は、ハウジング部190から下向きに突出する係合突起を有したもので、この係合突起が、支持フレーム15の台フレーム部16に形成された左右に延びる摺動ガイド溝に係合するようになっている。
次に、図2〜図8に示した基本形態のマッサージ機1を使用する状況に基づいて、その作用を説明する。
最も下方位置で停止している前押し用の施療部材160及び裏押し用の施療部材161は、それらの相互間隔が最も広く開いており、その相互間に対して容易にふくらはぎLを出し入れすることができる。
この状態で電源スイッチ又は運転操作スイッチをオン操作すると、モータ33が作動し、垂直マッサージ機構151では、昇降駆動部31の減速ギヤ部34を介して移動機構26が垂直動スライダ30を上方へ向けて移動開始させる。また、水平マッサージ機構15
0では、揉み機構185のギアボックス187を介して回転軸186が回転を始める。
すなわち、前押し用の施療部材160によってふくらはぎLの斜め前面(向こう脛の横)が押圧されると共に、裏押し用の施療部材161によってふくらはぎLの裏面が押圧され、効果的に指圧マッサージされる状態となる。
同時に、施療部材154,155の相互間を渡る部分で、回転軸186に串刺し状に設けられた足裏マッサージローラ200が回転軸186と一緒に回転して、この足裏マッサージローラ200の外周面に設けられた複数の突起部201が、足Fの足裏を後方から前方へ向け、又は後方から前方へ向けて指圧するようにマッサージする。
また、垂直マッサージ機構151によりマッサージしているふくらはぎLや、水平マッサージ機構150によりマッサージしている足Fに対して、振動マッサージを行うためのバイブレーション機構(図示略)を設けて、垂直マッサージ機構151や水平マッサージ機構150の作動時に同時又は別個独立して、このバイブレーション機構を作動させるようにしてもよい。
停電時などの対応として、水平マッサージ機構150によるふくらはぎLの拘束状態や、垂直マッサージ機構151による足Fの拘束状態を、使用者が手で強制的に解除できるような機構(脱出用の機構)を装備させることも可能である。
持部材195bとの上下間で、足Fを間違って入り込ませる虞のあるスペースが形成される。
そこで、図9〜図12に示すように、本発明に係るマッサージ機1Aでは、垂直マッサージ機構151において、移動機構26による一対の施療部材(前押し用の施療部材160及び裏押し用の施療部材161)の移動と足Fとの干渉を防ぐための干渉防止機構250を有した構成としている。
規制部材251は、移動機構26が一対の施療部材160,161を膝から足Fへ向けて移動させた際に、裏押し用の施療部材161(ふくらはぎの背面用の施療部材161)が到達する到達位置(下方到達位置)へ足Fが入り込まないように規制するためのものである。ここで、裏押し用の施療部材161が到達する下方到達位置は、水平マッサージ機構150の施療部材154,155の上縁端より上側位置である(図12参照)。
すなわち、この背面部材252は、裏押し用の施療部材161が上下に移動する際の経路の前面に沿うようにして、前述した規制部材251の後端部から上方へ向けて帯板状に
延びた部材として形成されている。この背面部材252は、裏押し用の施療部材161よりは後方となる位置に配置されている。そのため、垂直動スライダ30の移動経路に対し、足Fを入り込ませるようなことはできず、上下動する垂直動スライダ30と足Fとが接触干渉することを防止できるものとなる。
干渉防止機構250の緩衝部材253は、裏押し用の施療部材161が移動機構26によって膝から足Fへ向けて移動(下降)して万が一にも足Fと当接したときに、裏押し用の施療部材161を移動方向の後方や上方へ移動可能(逃げ可能)とさせるためのものである。
ところで、前記した垂直マッサージ機構151が備える一対の施療部材(前押し用の施療部材160及び裏押し用の施療部材161)は、ふくらはぎLの前面から左右の斜め外方にずれた箇所と、ふくらはぎLの裏面とを、2箇所で挟持しつつ押圧するものとしている。しかし、本実施形態のマッサージ機1Aでは、これに加えて、ふくらはぎLの前面から左右の斜め内方にずれた箇所を押圧するために、押圧部材260(第3の施療部材)が更に設けられている。
図10に示すように、この押圧部材260は、前押し用の施療部材160に対して、ふくらはぎLを嵌め入れる程度に左右方向へ離れた状態に対向配置されている。本実施形態では、前押し用の施療部材160よりも、やや高い位置(前押し用の施療部材160と裏押し用の施療部材161とが略同じ高さであって、これらの上端位置と押圧部材260の
下端位置とが並ぶような位置関係)に、押圧部材260が配置されたものとした。
このような押圧部材260を設けることにより、ふくらはぎLに対する挟持圧を高めたり、挟持の接触箇所(押圧箇所)を多くしてマッサージ領域を増やしたりできるため、ふくらはぎLへのマッサージ感を一層、高めることができる。
このような二枚構造の内張材6と、ヒータ付き送風装置270とを備えさせることにより、ヒータを作動させつつ送風装置270を作動させれば内張材6自体を暖かくでき、またヒータを非作動にしたまま送風装置270を作動させれば常温〜やや冷たい状態にすることができるようになる。また当然に、内張材6によって覆われるようになるケーシング2の第1施療凹部4内や第2施療凹部5内を、暖かくしたり、常温〜やや冷たい状態にしたりすることができる。そのため、使用者に対し、より一層、快適なマッサージを続けさせることができるようになる。
例えば、本発明に係るマッサージ機は、椅子型マッサージ装置の座部前方に設けることで、フットレストとして兼用可能な状態に設けることも可能である。
1A マッサージ機
2 ケーシング
4 施療凹部
5 施療凹部
6 内張材
15 支持フレーム
16 台フレーム部
17 背フレーム部
21 垂直レール
26 移動機構
30 垂直動スライダ
31 昇降駆動部
32 ネジ軸
33 モータ
34 減速ギヤ部
35 ナット部材
37 出退駆動部
40 支持アーム
43 揺動軸
47 カムレール
48 解放レール
50 従節ピン
150 水平マッサージ機構
151 垂直マッサージ機構
154 施療部材
155 施療部材
160 施療部材(前押し用)
161 施療部材(裏押し用)
162 挟持機構
163 レール保持部
165 ステー部
166 支軸
167 コイルバネ
170 縦溝
171 レール部材
175 ダイヤル操作部
177 回動入力片
178 リンク
180 リンク機構
185 揉み機構
186 回転軸
187 ギアボックス
188 変換部
189 回転ボス部
190 ハウジング部
191 規制部
195a 足支持部材
195b 足支持部材
196 突起部
197 脱出用ダイヤル
200 足裏マッサージローラ
201 突起部
250 干渉防止機構
251 規制部材
252 背面部材
253 緩衝部材
255 凹面カーブ
256 支持部材
258 弾性部材
260 押圧部材
270 送風装置
271 空気吹き出し部
272 上部桟
F 足
L ふくらはぎ
Claims (8)
- 膝と足との間に位置するふくらはぎの裏面を押圧する裏押し用の施療部材と、前記裏押し用の施療部材に対向配置された前押し用の施療部材とからなる一対の施療部材と、
前記一対の施療部材でふくらはぎを挟持し且つ押圧する挟持機構と、
前記挟持機構による前記一対の施療部材の挟持状態を持続しつつ、前記一対の施療部材をふくらはぎの長手方向に沿って移動させる移動機構と、
前記移動機構による前記一対の施療部材の移動と足との干渉を防ぐ干渉防止機構と、
を有していて、
前記干渉防止機構は、
前記移動機構が前記一対の施療部材を膝から足へ向けて移動させた際に、前記裏押し用の施療部材が到達する到達位置へ足が入り込まないように規制する規制部材と、
前記移動機構が前記裏押し用の施療部材を移動させる移動経路から裏側へ足が通り抜けないように規制する背面部材とを有しており、
前記規制部材から上方に延設するように前記背面部材が一体的に成形されていて、
前記背面部材と前記規制部材との連結部には、凹面カーブが形成されている
ことを特徴とするマッサージ機。 - 前記干渉防止機構は、前記裏押し用の施療部材が足と当接したときに、裏押し用の施療部材をその移動方向の後方側へ移動可能とする緩衝部材を有していることを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。
- 前記緩衝部材は、前記裏押し用の施療部材を支持する支持部材の基部側に設けられた弾性部材であることを特徴とする請求項2に記載のマッサージ機。
- 前記一対の施療部材は、前記ふくらはぎの前面から左右の斜め外方にずれた箇所と前記ふくらはぎの裏面とを挟持しつつ押圧するように構成されており、
これら一対の施療部材とは別に、前記ふくらはぎの前面から左右の斜め内方にずれた箇所を押圧する押圧部材が設けられており、
前記移動機構は、一対の施療部材の移動に連動して、前記押圧部材を前記ふくらはぎの長手方向に沿って移動可能としていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のマッサージ機。 - 前記挟持機構には、前記一対の施療部材を挟持位置へと進出させると共に、解放位置へと退行させる出退駆動部が備えられており、
前記挟持位置は、一対の施療部材が互いに近接して前記ふくらはぎを挟持し且つ押圧した状態となる位置とされ、前記解放位置は、一対の施療部材が互いに最も離反した状態となる位置とされていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のマッサージ機。 - 前記移動機構による施療部材の移動範囲の一方端側又は他方端側が、前記一対の施療部材の解放位置となるように設定されていることを特徴とする請求項5に記載のマッサージ機。
- 前記施療部材は、拳状に形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のマッサージ機。
- 前記一対の施療部材間で構成される施療凹部が左右一対設けられ、前記一対の施療凹部は、当該凹部の長手方向が同方向となるように並設されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のマッサージ機。
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