JP5909032B1 - 靴のアッパー - Google Patents
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Abstract
内側部及び/又は外側部において互いに足の前後方向に離間し前記足の側面の少なくとも一部を覆い、締付部材によって前記足の内外の中央部に向かって引き寄せられる複数のパネルと、前記複数のパネルのうち前記前後方向に互いに隣り合う一対のパネルの間に配置され、前記前後方向に延びる紐状の複数本の非伸性の紐部とを備える。
Description
本発明は靴のアッパーに関する。
テニスやバレーボール、サッカーなどの競技では切り返し動作やブレーキ動作を多数強いられる。かかる競技の特性上、アッパーは横方向の安定性が必要となる。そのため、現在の競技用の靴は剛性の高い人工材やポリウレタン性の樹脂材料を用いることによってアッパーの安定性を確保してきた。
しかし、これらの靴は高い安定性が得られる反面、重量は重く、屈曲時にはアッパーに座屈が生じ、フィット性が低いという問題点があった。特に、競技用の靴には上述した競技の特性上、アッパーに単純な伸長や縮小の変形だけではなく、捩れなどが加わるため不快なしわが発生し易く(足の表面に違和感が生じ易く)、フィット性の改善が望まれている。フィット性を高めるための手段として部分的に剛性の低いメッシュ部材やストレッチ部材を使用したアッパーも開発されている。
WO 2011/129017 A1に開示されたアッパーの構造は軽量化を実現するとともに、独自のフィット性の向上を実現することが可能であろう。しかし、この技術は足幅方向への補強が大きくなり難く、安定性の向上は期待しづらいかもしれない。
したがって、本発明の目的は、安定性、軽量性およびフィット性を有する新規なアッパーの構造を提供することである。
本発明のアッパーは1つの局面において、前記足の内側面を覆う内側部31と、
前記足の外側面を覆う外側部32と、
前記内側部31及び/又は外側部32において互いに足の前後方向Yに離間し前記足の側面の少なくとも一部を覆い、締付部材6によって前記足の内外の中央部36に向かって引き寄せられる複数のパネル11と、
前記複数のパネル11のうち前記前後方向Yに互いに隣り合う一対のパネル11の間に配置され、前記前後方向Yに延びる紐状の複数本の非伸性の紐部10とを備える。
前記足の外側面を覆う外側部32と、
前記内側部31及び/又は外側部32において互いに足の前後方向Yに離間し前記足の側面の少なくとも一部を覆い、締付部材6によって前記足の内外の中央部36に向かって引き寄せられる複数のパネル11と、
前記複数のパネル11のうち前記前後方向Yに互いに隣り合う一対のパネル11の間に配置され、前記前後方向Yに延びる紐状の複数本の非伸性の紐部10とを備える。
本発明において、非伸性とは伸びも縮みもしない非伸縮性の紐部を含み、更に、本質的に(着用中に負荷される力では)所定長よりも伸びないが、所定長から縮むことは可能な紐部を含むことを意味する。
紐状の紐部とは、糸よりも太く、かつ、ロープよりも細いものを意味する。
なお、前後方向Yとは足の長軸に平行な水平方向や当該水平方向に対し上下および/または内外に傾いた方向を含むことを意味する。
紐状の紐部とは、糸よりも太く、かつ、ロープよりも細いものを意味する。
なお、前後方向Yとは足の長軸に平行な水平方向や当該水平方向に対し上下および/または内外に傾いた方向を含むことを意味する。
前記局面において、一対のパネル11間に配置された紐部はアッパーの軽量化に役立つだろう。
また、紐部は面構造の一般的なアッパー部材よりも、容易に捩れたり、湾曲して縮むような変形を呈し易いだろう。したがって、足の変形に伴う足の縮小変形などの際に、アッパーは容易に追従して変形するだろう。したがって、フィット性が向上するだろう。
また、足がアッパーの内部で内側や外側にズレようとする際に、非伸性の紐部は前記所定長よりも伸びることなく、足の内外の側面を支持するだろう。そのため、安定性が優れているだろう。
好ましくは、前記紐部10は足の横断方向Xおよび/または上下方向への変位および/または変形が自由な状態に設定されている。すなわち、紐部10は足の横断方向Xに動きやすい状態または変形しやすい状態、あるいは、上下方向に動きやすい状態または変形しやすい状態の少なくともいずれか1つ以上の状態となっている。
なお、上下方向とは鉛直方向や当該鉛直方向に対し前後および/または内外に傾いた方向を含むことを意味し、紐部10が延びる方向に直交する方向を含むことを意味する。
なお、上下方向とは鉛直方向や当該鉛直方向に対し前後および/または内外に傾いた方向を含むことを意味し、紐部10が延びる方向に直交する方向を含むことを意味する。
この場合、紐部は面構造の一般的なアッパー部材に比べ、更に容易に、捩れたり、湾曲して縮むような変形を呈し易いだろう。
好ましくは、前記各紐部10の前記上下方向の幅Wは1mm〜15mmに設定されている。
紐部10の上下方向の幅が小さ過ぎると、紐部10が内外の側面において足に強い刺激を与えるかもしれない。このような理由から、一般に、紐部10の上下方向の幅は1mm以上が好ましく、1.5mm以上が更に好ましく、2mm以上が最も好ましいだろう。
一方、紐部10の上下方向の幅が大き過ぎると、紐部10自体が線構造ではなく、面構造に近づき、紐部10の自由な変位や変形が妨げられるかもしれない。このような理由から、一般に、紐部10の上下方向の幅は15mm以下が好ましく、12mm以下が更に好ましく、10mm以下が最も好ましいだろう。
好ましくは、前記各紐部10の上下方向の幅Wは2mm〜15mmに設定され、
前記紐部10は足の横断方向Xおよび/または前記上下方向への変位および/または変形が自由な状態に設定されている。
前記紐部10は足の横断方向Xおよび/または前記上下方向への変位および/または変形が自由な状態に設定されている。
この場合、紐部10が自由に変位や変形し易く、かつ、前記足への刺激も小さいだろう。
好ましくは、前記紐部10が織物又は編物で形成されている。
この場合、柔軟で、かつ、非伸性の紐部10を製造し易いだろう。
好ましくは、前記織物又は編物は前記前後方向Yに長い非伸縮性の複数本の繊維を含む。
この場合、柔軟で、かつ、非伸性の紐部10の製造が更に容易であろう。
なお、各紐部10には前後方向Yに伸縮性を有する1本または複数本の他の繊維が含まれていてもよい。その場合、紐部10は縮む際に湾曲せずに収縮するかもしれない。
なお、各紐部10には前後方向Yに伸縮性を有する1本または複数本の他の繊維が含まれていてもよい。その場合、紐部10は縮む際に湾曲せずに収縮するかもしれない。
好ましくは、前記複数のパネル11のうちの少なくとも1つのパネル11、あるいは、前記複数本の非伸性の紐部10のうちの少なくとも一部の紐部10は、足の内側において母趾球O1の少なくとも一部を覆い、
前記複数のパネル11のうちの少なくとも別の1つのパネル11、あるいは、前記複数本の非伸性の紐部10のうちの少なくとも別の一部の紐部10は、足の外側において小趾球O5の少なくとも一部を覆う。
前記複数のパネル11のうちの少なくとも別の1つのパネル11、あるいは、前記複数本の非伸性の紐部10のうちの少なくとも別の一部の紐部10は、足の外側において小趾球O5の少なくとも一部を覆う。
紐部10やパネル11が母趾球O1や小趾球O5の部位を覆うことで、横方向の高い安定性を得ることができるだろう。
好ましくは、前記互いに隣り合う一対のパネル11の間の前記各紐部10の長さLが3〜15mmに設定されている。
紐部10の長さが短か過ぎると紐部10の自由な変位や変形が妨げられるだろう。このような理由から、一般に、紐部10の長さは3mm以上が好ましく、4mm以上が更に好ましく、5mm以上が最も好ましいだろう。
一方、紐部10の長さが長過ぎると、横方向への力が足に負荷された場合に、紐部10が外に向かって湾曲するような変形を呈し、安定性の低下する原因となるだろう。このような理由から、一般に、紐部10の長さは15mm以下が好ましく、12mm以下が更に好ましく、10mm以下が最も好ましいだろう。
好ましくは、前記内側部31または外側部32において、前記複数の紐部10のうち前記上下方向に互いに隣り合う紐部10が配置された前記上下方向のピッチPに対する前記紐部10の幅Wの比W/Pが50%以上100%未満に設定されている。
上下方向に互いに隣り合う紐部10,10の間の隙間が大き過ぎると、横方向の安定性が低下するかもしれない。かかる理由から、互いに隣り合う紐部10が配置された前記上下方向のピッチに対する前記紐部10の幅の比W/Pは50%以上が好ましく、55%以上が更に好ましく、60%以上が最も好ましいだろう。
一方、前記紐部10,10間の隙間が小さ過ぎると、複数の紐部10を配置しにくかったり、アッパーの製造性が低下したりするかもしれない。このような理由から前記幅の比W/Pは100%未満が好ましく、95%以下が更に好ましく、90%以下が最も好ましいだろう。
好ましくは、足の内側面および外側面の少なくとも一方の側面を覆い、前記紐部10よりも足の少なくとも前後方向Yに伸縮し易い柔軟部材33を更に備え、
前記柔軟部材33の外表面に前記パネル11および紐部10で形成された補強部材34が配置されている。
前記柔軟部材33の外表面に前記パネル11および紐部10で形成された補強部材34が配置されている。
この場合、補強部材34と足の側面との間に柔軟部材33が介挿される。そのため、紐部10やパネル11から足の表面への圧迫が柔軟部材33により緩和されるだろう。
好ましくは、足の内側面および外側面の少なくとも一方の側面を覆い、前記紐部10よりも足の少なくとも前後方向Yに伸縮し易い柔軟部材33を更に備え、
前記パネル11および前記紐部10で形成された補強部材34が前記柔軟部材33の外表面に沿って配置され、少なくとも前記紐部10が前記柔軟部材33の外表面に非付着状態に設定されている。
前記パネル11および前記紐部10で形成された補強部材34が前記柔軟部材33の外表面に沿って配置され、少なくとも前記紐部10が前記柔軟部材33の外表面に非付着状態に設定されている。
この場合、柔軟部材33により前記圧迫が緩和される上、非付着状態の紐部10は変位や変形の自由度が高いであろう。したがって、フィット性が向上するであろう。
更に好ましくは、前記各パネル11の少なくとも上半分の部位が足の甲の内側および外側において前記柔軟部材33の外表面に非付着状態で接している。
この場合、紐部10だけでなくパネル11の上半分が柔軟部材33の外表面に非付着状態で接しており、そのため、パネル11も変位し易く、更に、フィット性が向上するかもしれない。
好ましくは、前記アッパーは織物又は編物で形成され、複数列および複数行の細長いスリット状の複数の貫通孔Sを定義するメッシュ材1と、
前記複数列および複数行の前記複数の貫通孔Sが開口した状態で、かつ、前記メッシュ部材1に積層された少なくとも1枚のパネル部材2とを包含し、
前記メッシュ部材1は、前記複数の前記貫通孔Sのうち前記足の周方向に互いに離間し、かつ、互いに隣り合う貫通孔Sと貫通孔Sとの間の組織により前記各紐部10を形成している。
前記複数列および複数行の前記複数の貫通孔Sが開口した状態で、かつ、前記メッシュ部材1に積層された少なくとも1枚のパネル部材2とを包含し、
前記メッシュ部材1は、前記複数の前記貫通孔Sのうち前記足の周方向に互いに離間し、かつ、互いに隣り合う貫通孔Sと貫通孔Sとの間の組織により前記各紐部10を形成している。
この場合、各紐部10がメッシュ部材1の貫通孔Sと貫通孔Sとの間の部位で形成されており、メッシュ部材1とパネル部材2とが積層されることにより、多数の紐部10を容易に作成し得るであろう。
更に好ましくは、前記アッパーは、前記少なくとも1枚のパネル部材とは別のパネル部材2を更に包含し、
前記一対のパネル部材2は前記複数列および複数行の前記複数の貫通孔Sが開口した状態で、かつ、前記メッシュ部材1を挟んで積層された状態で、前記アッパーの少なくとも一部を形成している。
前記一対のパネル部材2は前記複数列および複数行の前記複数の貫通孔Sが開口した状態で、かつ、前記メッシュ部材1を挟んで積層された状態で、前記アッパーの少なくとも一部を形成している。
この場合、一対のパネル部材2,2に挟まれたメッシュ部材1は、一対のパネル部材2,2に表面および裏面が保護され、耐久性が向上するであろう。
好ましくは、前記少なくとも1枚のパネル部材2の曲げ剛性は、前記メッシュ部材1の曲げ剛性よりも大きな値に設定されている。
メッシュ部材1よりも曲げ剛性の大きいパネル部材2は、各パネル11に付与されるシューレース6による締付力により足の内外の側面にフィットし、安定性の向上に役立つだろう。
一方、パネル部材2よりも剛性の小さいメッシュ部材1は、各紐部10の変形および変位の自由度を高め、フィット性の向上に役立つだろう。
一方、パネル部材2よりも剛性の小さいメッシュ部材1は、各紐部10の変形および変位の自由度を高め、フィット性の向上に役立つだろう。
本発明のアッパーは別の局面において、織物又は編物で形成され、複数列および複数行の細長いスリット状の複数の貫通孔Sを定義するメッシュ部材1と、
前記複数列および複数行の前記複数の貫通孔Sが開口した状態で、かつ、前記互いに隣り合う貫通孔Sの間のメッシュ部材1の部位が露出した状態で、前記メッシュ部材1に積層された少なくとも1枚のパネル部材2とを包含する。
前記複数列および複数行の前記複数の貫通孔Sが開口した状態で、かつ、前記互いに隣り合う貫通孔Sの間のメッシュ部材1の部位が露出した状態で、前記メッシュ部材1に積層された少なくとも1枚のパネル部材2とを包含する。
メッシュ部材1の複数の貫通孔Sが開口した状態で、かつ、メッシュ部材1の貫通孔Sと貫通孔Sとの間の露出部位が露出していることにより、メッシュ部材1とパネル部材2の積層体の前記露出部位はフレキシブルな機能を発揮するだろう。そのため、アッパーのフィット性が向上するかもしれない。
一方、パネル部材2とメッシュ部材1とが積層された積層部位は、前記露出部位に比べ大きな剛性を有するだろう。そのため、前記積層部位はアッパーの安定性を向上させるかもしれない。
また、メッシュ部材1の複数の貫通孔Sやメッシュ部材1の露出部位はアッパーを軽量化させるだろう。
好ましくは、前記アッパーは、前記少なくとも1枚のパネル部材2とは別のパネル部材2を更に包含し、
前記一対のパネル部材2は前記複数列および複数行の前記複数の貫通孔Sが開口した状態で、かつ、前記互いに隣り合う貫通孔Sの間のメッシュ部材1の部位が露出した状態で、前記メッシュ部材1を挟んで積層され、前記アッパーの少なくとも一部を形成している。
前記一対のパネル部材2は前記複数列および複数行の前記複数の貫通孔Sが開口した状態で、かつ、前記互いに隣り合う貫通孔Sの間のメッシュ部材1の部位が露出した状態で、前記メッシュ部材1を挟んで積層され、前記アッパーの少なくとも一部を形成している。
この場合、一対のパネル部材2,2に挟まれたメッシュ部材1は、一対のパネル材部2,2に表面および裏面が保護され、耐久性が向上するであろう。
また、パネル部材2が合成樹脂の板材で形成されている場合、メッシュ部材1と一対のパネル部材2,2とを容易に接着ないし溶着により積層し得ると共に、堅牢な積層体が得られるであろう。
また、パネル部材2が合成樹脂の板材で形成されている場合、メッシュ部材1と一対のパネル部材2,2とを容易に接着ないし溶着により積層し得ると共に、堅牢な積層体が得られるであろう。
好ましくは、前記メッシュ部材1の前記露出した部位は前記複数の貫通孔Sのうち足の周方向に互いに離間し、かつ、前記周方向に互いに隣り合う貫通孔Sと貫通孔Sとの間において前後方向Yに延び、かつ、足の横断方向X又は上下方向への変位及び変形が自由な紐状の複数本の非伸性の紐部10を形成している。
この場合、非伸性の紐部10は容易に捩れたり、湾曲して縮むような変形を呈することができる。そのため、フィット性を高めるだろう。
一方、非伸性の紐部10は伸びることなく、足を支持し、安定性が向上するかもしれない。
一方、非伸性の紐部10は伸びることなく、足を支持し、安定性が向上するかもしれない。
好ましくは、前記少なくとも1枚のパネル部材2の曲げ剛性は、前記メッシュ部材1の曲げ剛性よりも大きな値に設定されている。
メッシュ部材1よりも曲げ剛性の大きいパネル部材2は、足の内外の側面等にフィットし、安定性の向上に役立つだろう。
一方、パネル部材2よりも曲げ剛性に小さいメッシュ部材1は、前記露出した部位の変形および変位の自由度を高め、フィット性の向上に役立つだろう。
好ましくは、前記各パネル11の曲げ剛性は、前記紐部10の曲げ剛性よりも大きな値に設定されている。換言すれば、紐部10の曲げ剛性はパネル11の曲げ剛性よりも小さい。このような剛性の設定は紐部10の変形および変位の自由度を高め、フィット性の向上に役立つだろう。
一方、パネル部材2よりも曲げ剛性に小さいメッシュ部材1は、前記露出した部位の変形および変位の自由度を高め、フィット性の向上に役立つだろう。
好ましくは、前記各パネル11の曲げ剛性は、前記紐部10の曲げ剛性よりも大きな値に設定されている。換言すれば、紐部10の曲げ剛性はパネル11の曲げ剛性よりも小さい。このような剛性の設定は紐部10の変形および変位の自由度を高め、フィット性の向上に役立つだろう。
本発明は、添付の図面を参考にした以下の好適な実施例の説明からより明瞭に理解されるであろう。しかしながら、実施例および図面は単なる図示および説明のためのものであり、本発明の範囲を定めるために利用されるべきものではない。本発明の範囲は請求の範囲によってのみ定まる。添付図面において、複数の図面における同一の部品番号は、同一または相当部分を示す。
1つの実施例または他の例に関連して説明および/または図示した特徴は、1つまたはそれ以上の他の実施例または他の例において同一または類似な形で、および/または他の実施例の特徴と組み合わせて、または、その代わりに利用することができる。
実施例1:
以下、本発明の実施例1が図1〜図9を参照して説明される。
以下の説明では、左足用の靴が例示される。
図1に示す靴は、たとえば、競技用やランニング用の靴で、図2のソール8にアッパー3が固定されている。前記アッパー3は柔軟部材33、補強部材34およびシューレース(締付部材)6を備えている。
以下、本発明の実施例1が図1〜図9を参照して説明される。
以下の説明では、左足用の靴が例示される。
図1に示す靴は、たとえば、競技用やランニング用の靴で、図2のソール8にアッパー3が固定されている。前記アッパー3は柔軟部材33、補強部材34およびシューレース(締付部材)6を備えている。
ソール8はアッパー3の下に配置され路面に接地するものである。前記柔軟部材33は足の内側面、外側面、爪先および踵を包み、例えばソック状に形成されている。補強部材34およびシューレース6は柔軟部材33を足の甲にフィットさせるためのものである。
なお、図5において、柔軟部材33の部位には粗いドットが付されている。
なお、図5において、柔軟部材33の部位には粗いドットが付されている。
図1−図3において、前記シューレース6の両端部分は図示が省略されているが、柔軟部材33内に足を挿入した後に、両端部同士は互いに固く結ばれる。シューレース6の端部同士が互いに結ばれることにより、柔軟部材33が足に対しフィットする。
図1−図3に示すように、柔軟部材33には足を着用時に挿入するための履き口7が形成されている。前記履き口7は着用中に脚が上方に出るもので、前記履き口7の前方の部位には前記シューレース6が配置される。
図4に示すように、前記補強部材34はメッシュ部材1と一対のパネル部材2とを備える。メッシュ部材1はパネル部材2よりも前後方向Yに伸びにくい構造および素材で形成されている。一方、パネル部材2はメッシュ部材1よりも曲げ剛性が大きいのが好ましい。前記パネル部材2の素材としては樹脂パーツ、人工皮革、TPUまたはラバーなどの種々の素材を用いることができる。
なお、メッシュ部材1とパネル部材2の曲げ剛性は同等であってもよい。
なお、メッシュ部材1とパネル部材2の曲げ剛性は同等であってもよい。
前記パネル部材2は例えば櫛状に形成され、後述する複数個のパネル11を構成する。一方、前記メッシュ部材1は後述する多数の紐部10を構成する。
なお、図4のメッシュ部材1および図6の紐部10には、幾何学模様が付されている。一方、図5において、パネル11の部分には密度の濃いドットが付されている。
なお、図4のメッシュ部材1および図6の紐部10には、幾何学模様が付されている。一方、図5において、パネル11の部分には密度の濃いドットが付されている。
図4の前記メッシュ部材1は例えば織物又は編物で形成され、より好ましくは織物で形成され、複数列および複数行の細長いスリット状の多数の貫通孔Sを定義する。前記各パネル材2は前記複数列および複数行の前記複数の貫通孔Sが開口した状態で、かつ、前記互いに隣り合う貫通孔Sの間のメッシュ部材1の部位(以下、露出部10Aという)が露出した状態で、前記メッシュ部材1の表裏に積層される。つまり、各パネル部材2はメッシュ部材1を挟んで積層される。
なお、メッシュ部材1は前後方向Yに延びる強化繊維を含む薄い樹脂フィルム(FRP)などで形成されてもよい。
なお、メッシュ部材1は前後方向Yに延びる強化繊維を含む薄い樹脂フィルム(FRP)などで形成されてもよい。
図1−図3の前記補強部材34は例えばミッドソール80の上面に接着および/または溶着されて接合され、前記足の甲の内側面を覆う内側部31と、前記足の甲の外側面を覆う外側部32とを備える。前記補強部材34の内側部31および外側部32は複数のパネル11および多数本の紐部10を備える。
つぎに、前記各パネル11および紐部10について詳しく説明する。なお、内側部31と外側部32とは同様な構造となっている。
前記内側部31及び外側部32において、前記各パネル11は互いに足の前後方向Yに離間し、前記足の側面の少なくとも一部を覆い、シューレース(締付部材の一例)6によって前記足の内外の中央部36に向かって引き寄せられる。すなわち、図1の各パネル11の上端部には例えばループRが縫着され、これらのループRにシューレース6が挿通されている。
足の甲の側面を覆う図2および図3の各パネル11は、足の横断方向X(図1)および/または上下方向(斜め上下方向を含む)に伸びている。なお、各紐部10は足の甲の側面を覆う。
ここで、足の甲とは、図10の中足趾節関節MPよりも後方で、かつ、距骨の前端Beよりも前方の部位であって、足の上面および側面を含む部位を意味する。なお、パネル11は中足趾節関節MPよりも前方の爪先や図2の後方のパネル11のように距骨の前端Beよりも後方の踵部を覆っていても、あるいは、覆っていなくてもよい。
甲の側面を覆う各パネル11は前記ループRが接合された前記上端部からミッドソール80に向かって斜め後方又は上下方向に延びた長方形の帯状(短冊状)に形成されている。前記各パネル11同士は互いに前後方向Y又は斜め前後方向に離間しており、互いに隣り合うパネル11とパネル11との間に前記紐部10が多数配置されている。
図4のメッシュ部材1のスリット状の各貫通孔Sは、互いに概ね平行に斜め前後方向Yに延びている。前記各貫通孔Sは前記斜め前後方向Yおよび前記横断方向に規則正しく配置されている。
前記貫通孔Sと貫通孔Sとの前後方向Yの間の部位はパネル部材2の各パネル11に接合される。こうして、前記各露出部位10Aは前記複数の貫通孔Sのうち足の周方向に互いに離間し、かつ、前記周方向に互いに隣り合う貫通孔Sと貫通孔Sとの間において前後方向Yに延びる図3の紐部10を形成する。
前記各紐部10は前後方向Yに非伸性である。かかる非伸性の紐部10は図4の前記メッシュ部材1を構成する前記織物が前記前後方向Yに長い非伸性の複数本の繊維を含んでいることにより形成されてもよい。
なお、前記紐部10は前後方向Yに伸縮する別の繊維を含んでいることで、収縮性を有していてもよい。
なお、前記紐部10は前後方向Yに伸縮する別の繊維を含んでいることで、収縮性を有していてもよい。
図1−図3のように、前記各紐部10は前記複数のパネル11のうち前記前後方向Yに互いに隣り合う一対のパネル11の間に配置され、前記前後方向Yに延びる紐状に形成されている。一方、図6の前記各紐部10の上下方向の幅Wは例えば2mm〜5mm程度に設定され、各紐部10は小さな面積を有する面状で、かつ、線状に形成されている。こうして、前記紐部10は足の横断方向X(図1)および/または前記上下方向への変位および/または変形が自由な状態に設定されている。
図6に拡大して示すように、紐部10の上下方向の前記幅Wとは、1つの紐部10の上縁と下縁との間の距離を意味する。換言すれば、幅Wとは、1つの紐部10を上下又は斜め上下方向に横断する(1つの紐部10が延びる方向に直交する)仮想のラインと当該紐部10の2つの縁とが交わる一対の交点O,O間の距離を意味する。なお、これらの距離は厳密には足の表面の湾曲に沿った距離と考えるべきである。
前記内側部31および外側部32において、前記複数の紐部10は前記上下方向に概ね一定のピッチPで配置されている。前記上下方向のピッチPに対する前記紐部10の幅Wの比W/Pは例えば60%〜80%程度に設定されている。
なお、紐部10のピッチPとは、1つの紐部10が延びる方向に延びる中心線CLと、当該紐部10に隣り合う別の紐部10の中心線CLとの間の距離を意味する。
なお、紐部10のピッチPとは、1つの紐部10が延びる方向に延びる中心線CLと、当該紐部10に隣り合う別の紐部10の中心線CLとの間の距離を意味する。
前記各紐部10の長さLは、つまり、前記互いに隣り合う一対のパネル11の間の前記各紐部10の長さLは、例えば4〜10mm程度に設定されている。
なお、各紐部10の厚さ、つまり、図4のメッシュ部材1の厚さは、一般に、0.5〜1.5mm程度が好ましいだろう。
なお、各紐部10の厚さ、つまり、図4のメッシュ部材1の厚さは、一般に、0.5〜1.5mm程度が好ましいだろう。
図5の前記柔軟部材33は、例えば、樹脂の発泡体、編物、メッシュ状の部材またはこれらを組み合わせた素材で形成され、前後方向Yに前記紐部10およびパネル11よりも伸縮し易い。図1〜図3に示すように、前記柔軟部材33の外表面に前記パネル11および紐部10で形成された補強部材34が配置されている。
前記パネル11および前記紐部10で形成された補強部材34は足の甲の内側および外側において前記柔軟部材33の外表面に沿って配置されている。足の甲の内側および外側において、前記パネル11の大半の部分および前記紐部10は前記柔軟部材33の外表面に非付着状態に設定されている。本例の場合前記紐部10が柔軟部材33の外表面に非付着状態に設定されていることで、前記紐部10は足の横断方向Xおよび/または上下方向への変位および/または変形が自由な状態に設定されている。なお、前記各パネル11の少なくとも上半分の部位が足の甲の内側および外側において前記柔軟部材33の外表面に非付着状態で接しているのが好ましい。
一方、前述のように、前記補強部材34の下端縁はミッドソール80に付着(固着)されている。また、補強部材34はアッパー3の後端において柔軟部材33に付着(縫着)されている。
本発明において、「付着」とは、固着という言葉に置き換えてもよく、概念的には容易に取り外しができないように接合されていることを意味する。また、具体的には、「付着」とは、接着、溶着または縫合(縫着)などの手段や、これらの2以上の手段を組み合わせて接合することを意味する。
本発明において、「非付着状態」とはパネル11又は補強部材34が柔軟部材33に付着されていない自由(フリー)な状態を意味する。非付着状態のパネル11や補強部材34は柔軟部材33に拘束されることなく、かつ、付着された部位を中心に捩れや、回転などの変位や変形が可能であろう。一方、紐部10やパネル11が付着されていない柔軟部材33の部位は、足やアッパーの変形に応じて、伸縮するような変形が可能であろう。
図2の内側の前記複数のパネル11のうちの少なくとも1つのパネル11、あるいは、前記複数本の非伸性の紐部10のうちの少なくとも一部の紐部10は、図10の足の内側において母趾球O1の側面の少なくとも一部を覆う。一方、図3の外側の前記複数のパネル11のうちの少なくとも1つのパネル11、あるいは、前記複数本の非伸性の紐部10のうちの少なくとも一部の紐部10は、図10の足の外側において小趾球O5の側面の少なくとも一部を覆う。
つぎに、本アッパーの挙動について説明する。すなわち、図6及び図8に示す静止立位から踵が浮いた図7及び図9の背屈時に移行する際の本アッパーの挙動について説明する。なお、本実施例における「足の背屈」とは、足部内における関節(例えば、中足趾節関節や趾節間関節等)が背屈することを意味する。
今、図7や図9の靴および足が背屈すると、甲の上面は縮む。
一方、図7(及び図9)の紐部10は前記背屈時に前記甲の上面に沿った方向に縮んだような変形を呈する。この変形は平面状の前記紐部10の表面が湾曲面となって変形する場合の他に、前記紐部10が実際に縮むことにより実現されてもよい。
一方、図7(及び図9)の紐部10は前記背屈時に前記甲の上面に沿った方向に縮んだような変形を呈する。この変形は平面状の前記紐部10の表面が湾曲面となって変形する場合の他に、前記紐部10が実際に縮むことにより実現されてもよい。
すなわち、図6および図7の比較から分かるように、互いに隣り合うパネル11同士の距離は前記背屈により短くなるように各パネル11が変位する。この際、パネル部材2の下端がミッドソール80に付着されている。そのため、各パネル11は付着部分を中心にして前方YFに傾く。こうして、パネル11および紐部10が同時に変位および変形する。
他方、図1のアッパー3内において足の横断方向Xに力が負荷された場合、シューレース6により中央部36に引き寄せられた各パネル11は足の内外の側面にフィットし、これらの側面を支持する。この際、非伸性の紐部10は前記力に抗して、図10の母趾球O1が内側へ移動するのを抑制したり、小趾球O5が外側へ移動するのを抑制するだろう。
つぎに、他の例について説明する。
図11に示すように、前記補強部材34は1枚のメッシュ部材1に1枚のパネル部材2が積層されて形成されていてもよい。
図11に示すように、前記補強部材34は1枚のメッシュ部材1に1枚のパネル部材2が積層されて形成されていてもよい。
別の他の例を示す図12において、紐部10は黒く塗り潰されて図示されている。前記複数の各パネル11と柔軟部材33との間で、多数本の紐材10Bを挟んで、各パネル11,11間において紐部10が形成されてもよい。この場合も、紐部10は柔軟部材33に非付着状態に設定されるのが好ましい。
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施例を説明したが、当業者であれば本発明を見て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、パネルの下半分やパネルの全部が柔軟部材に固着されていてもよい。
また、前記パネル部材の曲げ剛性は前記メッシュ部材のそれよりも小さいか、あるいは、メッシュ部材と同等であってもよい。
アッパーの下に配置されるソールは、いわゆるアウトソールのみを有していてもよい。
パネルおよび紐部は内側部または外側部の一方のみに設けられてもよい。
アッパーの中央部に舌片が設けられていてもよい。
シューレースの挿通孔はループではなく、鳩目であってもよい。
シューレースに代え、あるいは、シューレースに加えて、締付部材としてベルトが採用されてもよい。
したがって、そのような変更および修正は請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
たとえば、パネルの下半分やパネルの全部が柔軟部材に固着されていてもよい。
また、前記パネル部材の曲げ剛性は前記メッシュ部材のそれよりも小さいか、あるいは、メッシュ部材と同等であってもよい。
アッパーの下に配置されるソールは、いわゆるアウトソールのみを有していてもよい。
パネルおよび紐部は内側部または外側部の一方のみに設けられてもよい。
アッパーの中央部に舌片が設けられていてもよい。
シューレースの挿通孔はループではなく、鳩目であってもよい。
シューレースに代え、あるいは、シューレースに加えて、締付部材としてベルトが採用されてもよい。
したがって、そのような変更および修正は請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
本発明はコート競技やランニング用の靴の他、ウォーキングなどの種々の用途の靴に適用できる。
1:メッシュ部材(Mesh member) 10:紐部 10A:露出部
10B:紐部材(Lace member)
2:パネル部材(Panel member) 11:パネル
3:アッパー 31:内側部 32:外側部
33:柔軟部材(Flexible member) 34:補強部材(Reinforcing member) 36:中央部
6:シューレース(締付部材) 7:履き口 8:ソール 80:ミッドソール
L:長さ P:ピッチ
R:ループ S:貫通孔
O1:母趾球 O5:小趾球
X:横断方向 Y:前後方向 W:幅 W/P:幅比
10B:紐部材(Lace member)
2:パネル部材(Panel member) 11:パネル
3:アッパー 31:内側部 32:外側部
33:柔軟部材(Flexible member) 34:補強部材(Reinforcing member) 36:中央部
6:シューレース(締付部材) 7:履き口 8:ソール 80:ミッドソール
L:長さ P:ピッチ
R:ループ S:貫通孔
O1:母趾球 O5:小趾球
X:横断方向 Y:前後方向 W:幅 W/P:幅比
Claims (19)
- 少なくとも足の一部を覆う靴のアッパー3であって、
前記足の内側面を覆う内側部31と、
前記足の外側面を覆う外側部32と、
前記内側部31及び/又は外側部32において互いに足の前後方向Yに離間し前記足の側面の少なくとも一部を覆い、締付部材6によって前記足の内外の中央部36に向かって引き寄せられる複数のパネル11と、
前記複数のパネル11のうち前記前後方向Yに互いに隣り合う一対のパネル11の間に配置され、前記前後方向Yに延びる紐状の複数本の非伸性の紐部10とを備える。 - 請求項1のアッパーにおいて、前記紐部10は足の横断方向Xおよび/または上下方向への変位および/または変形が自由な状態に設定されている。
- 請求項1のアッパーにおいて、前記各紐部10の前記上下方向の幅Wは1mm〜15mmに設定されている。
- 請求項1のアッパーにおいて、前記各紐部10の上下方向の幅Wは2mm〜15mmに設定され、
前記紐部10は足の横断方向Xおよび/または前記上下方向への変位および/または変形が自由な状態に設定されている。 - 請求項1〜4のいずれかのアッパーにおいて、前記紐部10が織物又は編物で形成されている。
- 請求項5のアッパーにおいて、前記織物又は編物は前記前後方向Yに長い非伸縮性の複数本の繊維を含む。
- 請求項1〜6のいずれか1項のアッパーにおいて、
前記複数のパネル11のうちの少なくとも1つのパネル11、あるいは、前記複数本の非伸性の紐部10のうちの少なくとも一部の紐部10は、足の内側において母趾球O1の少なくとも一部を覆い、
前記複数のパネル11のうちの少なくとも別の1つのパネル11、あるいは、前記複数本の非伸性の紐部10のうちの少なくとも別の一部の紐部10は、足の外側において小趾球O5の少なくとも一部を覆う。 - 請求項1〜7のいずれか1項のアッパーにおいて、
前記互いに隣り合う一対のパネル11の間の前記各紐部10の長さLが3〜15mmに設定されている。 - 請求項1〜8のいずれか1項のアッパーにおいて、
前記内側部31または外側部32において、前記複数の紐部10のうち前記上下方向に互いに隣り合う紐部10が配置された前記上下方向のピッチPに対する前記紐部10の幅Wの比が50%以上100%未満に設定されている。 - 請求項1〜9のいずれか1項のアッパーにおいて、
足の内側面および外側面の少なくとも一方の側面を覆い、前記紐部10よりも足の少なくとも前後方向Yに伸縮し易い柔軟部材33を更に備え、
前記柔軟部材33の外表面に前記パネル11および紐部10で形成された補強部材34が配置されている。 - 請求項1〜9のいずれか1項のアッパーにおいて、
足の内側面および外側面の少なくとも一方の側面を覆い、前記紐部10よりも足の少なくとも前後方向Yに伸縮し易い柔軟部材33を更に備え、
前記パネル11および前記紐部10で形成された補強部材34が前記柔軟部材33の外表面に沿って配置され、少なくとも前記紐部10が前記柔軟部材33の外表面に非付着状態に設定されている。 - 請求項11のアッパーにおいて、
前記各パネル11の少なくとも上半分の部位が足の甲の内側および外側において前記柔軟部材33の外表面に非付着状態で接している。 - 請求項1〜12のいずれか1項のアッパーにおいて、前記アッパーは、
織物又は編物で形成され、複数列および複数行の細長いスリット状の複数の貫通孔Sを定義するメッシュ部材1と、
前記複数列および複数行の前記複数の貫通孔Sが開口した状態で、かつ、前記メッシュ部材1に積層された少なくとも1枚のパネル部材2とを包含し、
前記メッシュ部材1は、前記複数の前記貫通孔Sのうち前記足の周方向に互いに離間し、かつ、互いに隣り合う貫通孔Sと貫通孔Sとの間の組織により前記各紐部10を形成している。 - 請求項13のアッパーにおいて、前記アッパーは、
前記少なくとも1枚のパネル部材とは別のパネル部材2を更に包含し、
前記一対のパネル部材2は前記複数列および複数行の前記複数の貫通孔Sが開口した状態で、かつ、前記メッシュ部材1を挟んで積層された状態で、前記アッパーの少なくとも一部を形成している。 - 請求項13もしくは14のアッパーにおいて、
前記少なくとも1枚のパネル部材2の曲げ剛性は、前記メッシュ部材1の曲げ剛性よりも大きな値に設定されている。 - 請求項1〜12のいずれか1項のアッパーにおいて、
前記各パネル11の曲げ剛性は、前記紐部10の曲げ剛性よりも大きな値に設定されている。 - 少なくとも足の一部を覆う靴のアッパー3であって、前記アッパー3は、
織物又は編物で形成され、複数列および複数行の細長いスリット状の複数の貫通孔Sを定義するメッシュ部材1と、
前記複数列および複数行の前記複数の貫通孔Sが開口した状態で、かつ、前記互いに隣り合う貫通孔Sの間のメッシュ部材1の部位が露出した状態で、前記メッシュ部材1に積層された少なくとも1枚のパネル部材2と、
前記少なくとも1枚のパネル部材2とは別のパネル部材2とを包含し、
前記一対のパネル部材2は前記複数列および複数行の前記複数の貫通孔Sが開口した状態で、かつ、前記互いに隣り合う貫通孔Sの間のメッシュ部材1の部位が露出した状態で、前記メッシュ部材1を挟んで積層され、前記アッパーの少なくとも一部を形成している。 - 少なくとも足の一部を覆う靴のアッパー3であって、前記アッパー3は、
織物又は編物で形成され、複数列および複数行の細長いスリット状の複数の貫通孔Sを定義するメッシュ部材1と、
前記複数列および複数行の前記複数の貫通孔Sが開口した状態で、かつ、前記互いに隣り合う貫通孔Sの間のメッシュ部材1の部位が露出した状態で、前記メッシュ部材1に積層された少なくとも1枚のパネル部材2とを包含し、
前記メッシュ部材1の前記露出した部位は前記複数の貫通孔Sのうち足の周方向に互いに離間し、かつ、前記周方向に互いに隣り合う貫通孔Sと貫通孔Sとの間において前後方向Yに延び、かつ、足の横断方向X又は上下方向への変位及び変形が自由な紐状の複数本の非伸性の紐部10を形成している。 - 請求項17もしくは18のアッパーにおいて、
前記少なくとも1枚のパネル部材2の曲げ剛性は、前記メッシュ部材1の曲げ剛性よりも大きな値に設定されている。
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