JP5889423B2 - スライド開口部およびヒンジ蓋を備えた喫煙物品パッケージ - Google Patents

Description

本発明は、ヒンジ蓋付きスライド式のたばこ物品パッケージに関する。

以下の説明では、話を簡単にするために、また純粋に例として、ヒンジ蓋付きスライド式のシガレットパケットに言及する。

製造が容易であり、使用し易く実用的であることにより、また内部のシガレットを効果的に保護することにより、現在、剛性、ヒンジ蓋付きのシガレットパケットが最も広く販売されている。

シガレットパケットでは、パケット内部のシガレットが消費されるにつれて、解れたたばこ粉末（または細片、すなわちパケットの動きによりシガレットの先端からこぼれる微細なたばこの断片）が次第に蓄積する。

上記の剛性、ヒンジ蓋付きのシガレットパケットに加えて、一方が他方の内部に挿入された２つの部分的に分離可能な容器を含む剛性のスライド式パケットが提案されている。換言すれば、剛性のスライド式シガレットパケットが、内側容器を含み、内側容器は、箔に包まれたシガレット群を収容し、内側容器が外側容器の内部に挿入される閉構成と内側容器が外側容器から部分的に抜き出される開構成との間で外側容器に対してスライドするように外側容器の内部に収容される。

また、閉位置と開位置との間で回動し内側容器の開いた上端部を開閉するヒンジ蓋を内側容器が有する、剛性、ヒンジ蓋付きのスライド式シガレットパケットが提案されている。この内側容器の蓋は、一端で蓋に連結され他端で外側容器に連結された連結タブを有し、内側容器が外側容器に対してスライドするにつれて、蓋を「自動的に」（すなわちユーザが蓋に触れる必要なく）回動させる。

しかし、（ユーザの鞄またはポケットの中で頻繁に起こるように）ひっくり返された場合、剛性、ヒンジ蓋付きのスライド式シガレットパケットはたばこ粉末をこぼす傾向があり、このたばこ粉末は、実質的に、内側容器の蓋の上壁の前縁部と外側容器の前壁の対向する上縁部との間の間隙を通って抜け出す。たばこ粉末がこぼれるのを防止するために、外側容器の前壁の上縁部に連結され（ヒンジ式に設けられ）、動作位置（閉構成にある、すなわち内側容器が外側容器の内部に完全に挿入されるときと考えられる）と休止位置（開構成にある、すなわち内側容器が外側容器から部分的に抜き出されるときと考えられる）との間で可動である封止フラップを追加することが提案されている。動作位置では、封止フラップは、外側容器の前壁に対して直角であり、内側容器の蓋の上壁の下に位置し、内側容器の蓋の上壁の前縁部と外側容器の前壁の対向する上縁部との間の間隙を「封止する」ことによりたばこ粉末がこぼれるのを防止する。休止位置では、封止フラップは、外側容器の前壁に平行であり、外側容器に対する内側容器の動きと干渉することを回避する。

しかし、知られている剛性、ヒンジ蓋付きのスライド式シガレットパケットでは、内側容器が開構成から閉構成に押された（すなわち外側容器の内部で押された）とき、封止フラップが必ずしも休止位置から動作位置に「自動的に」（すなわちユーザからの助けなしに）戻らないことが観察されている。

本発明の目的は、上記欠点を解消するように設計された、特に安価かつ製造が容易なヒンジ蓋付きスライド式のたばこ物品パッケージを提供することである。

本発明によれば、添付の特許請求の範囲において特許請求されているように、ヒンジ蓋付きスライド式のたばこ物品パッケージが提供される。

本発明の非限定的実施形態について、添付図面を参照して、例として述べる。

本発明による、閉構成における、剛性、ヒンジ蓋付きのスライド式シガレットパケットの斜視正面図である。 開構成における、図１のシガレットパケットの斜視正面図である。 開構成における、図１のシガレットパケットの斜視後面図である。 図１のシガレットパケットの内側容器の斜視正面図である。 図１のシガレットパケットの外側容器の斜視上側図である。 ２つの異なる形態における、図１のシガレットパケットの詳細図である。 ２つの異なる形態における、図１のシガレットパケットの詳細図である。 図１のシガレットパケットの内側容器を形成するブランクの平面図である。 図１のシガレットパケットの外側容器を形成するブランクの平面図である。

図１、図２、および図３における番号１が、直進（直線）運動で開く、剛性のスライド式シガレットパケットを全体として示している。

図１のシガレットパケット１は、（図２に概略的に示されている）包まれた、すなわち箔に包まれたシガレット群２を含む。また、シガレットパケット１が、包まれたシガレット群２を実際に含む剛性内側容器３と、内側容器３を収容し、内側容器３が外側容器４の内部に完全に挿入される閉構成（図１）と内側容器３が外側容器４から部分的に抜き出され、包まれたシガレット群２への接触を可能にする開構成（図２と図３）との間で内側容器３が外側容器４に対して直進運動でスライドすることを可能にする剛性外側容器４とを含む。

内側容器３は、矩形の断面を有する平行６面体形であり、カップ形であり、開いた上端部５を含む。内側容器３は、内側容器３のヒンジ７に沿ってヒンジ式に設けられ、開位置（図２および図３）と閉位置（図１）との間で内側容器３に対して回動し、開いた上端部５をそれぞれ開閉するカップ形蓋６を含む。

図４により明確に示されているように、内側容器３は、開いた上端部５の反対側の底壁８と、互いに対向し平行な前壁９および後壁１０と、壁９と壁１０との間に間置されている２つの平行な側壁１１とを含む。４つの長手方向縁部が、壁９および壁１０と側壁１１との間に画定され、４つの横方向縁部が、壁９、１０、１１と底壁８との間に画定される。

蓋６はカップ形であり、（蓋６が閉じられたとき内側容器３の底壁８に平行かつそれに対向する）上壁１２と、ヒンジ７により内側容器３の後壁１０に連結されている後壁１３と、２つの平行な側壁１４とを含む。図４に明確に示されているように、蓋６の側壁１４は内側容器３の側壁１１の内側に位置することが好ましいことに留意することが重要であ
る。

図５に示されているように、外側容器４はカップ形であり、矩形の断面を有する平行６面体形であり、開いた上端部１６に対向する底壁１５と、互いに対向し平行な前壁１７および後壁１８と、壁１７と壁１８との間に間置されている２つの平行な側壁１９とを含む。４つの長手方向縁部が、壁１７および壁１８と側壁１９との間に画定され、４つの横方向縁部が、壁１７、１８、１９と底壁１５との間に画定される。

図面に示されている実施形態では、縁部全てが直角であり、図示されていない代替的実施形態では、いくつかの（長手方向かつ／または横方向）縁部が斜めであってもよく、または丸くてもよい。

図３に示されているように、蓋６の後壁１３（より具体的には、後壁１３の上縁部）が、連結タブ２０により外側容器４の後壁１８に連結されており、内側容器３が外側容器４に対してスライドするにつれて、蓋６を「自動的に」（すなわちユーザが蓋６に触れる必要なく）回動させる。換言すれば、蓋６の後壁１３を外側容器４の後壁１８に機械的に連結する連結タブ２０により、内側容器３は、それが閉構成から開構成へ外側容器４に対してスライドするにつれて、蓋６を閉位置から開位置に「自動的に」（すなわちユーザが蓋６に触れる必要なく）押し、同様に、内側容器３が開構成から閉構成へ外側容器４に対してスライドするにつれて、蓋６は、内側容器３により開位置から閉位置に「自動的に」（すなわちユーザが蓋６に触れる必要なく）押される。したがって、ユーザは、「自動的に」回動する蓋６に触れる必要なく、外側容器４に対して内側容器３をスライドさせるのに十分な推力をかければよい。

図面に示されている実施形態では、外側容器４の底壁１５が、内側容器３の底壁８へのアクセスを可能にし、内側容器３に推力をかけ、それを閉構成と開構成との間で動かす貫通開口部２１（図９）を有する。図示されていない異なる等価の実施形態では、貫通開口部２１は、外側容器４の前壁１７に、または外側容器４の前壁１７と側壁１９とにまたがって形成されている。

図１および図２に示されているように、外側容器４が、内側容器３の蓋６の上壁１２の前縁部と外側容器４の前壁１７の対応する上縁部との間の間隙を通るたばこ粉末のこぼれを防止する封止フラップ２２を含む。封止フラップ２２は、外側容器４の前壁１７の上縁部にヒンジ式に設けられ、動作位置（図１に示されており、閉構成にある、すなわち内側容器３が外側容器４の内部に完全に挿入されるときと考えられる）と、休止位置（図２に示されており、開構成にある、すなわち内側容器３が外側容器４から部分的に抜き出されるときと考えられる）との間で可動である。

動作位置では、封止フラップ２２が外側容器４の前壁１７に対して直角であり、内側容器３の蓋６の上壁１２の下に位置し、内側容器３の蓋６の上壁１２の前縁部と外側容器４の前壁１７の対向する上縁部との間の間隙を「封止する」ことによりたばこ粉末のこぼれを防止する。（図２に明確に示されている）休止位置では、封止フラップ２２は、外側容器４に対する内側容器３の動作における干渉を回避するように、外側容器４の前壁１７に平行である。

図４に示されているように、内側容器３は、内側容器３の前壁９と一体化され外側容器４の前壁１７に向かって突出する第１の作動タブ２３を含む。

図５に示されているように、外側容器４は第２の作動タブ２４を含み、この第２の作動タブは、封止フラップ２２に機械的に連結されており、外側容器４の前壁１７と内側容器
３の前壁９との間に位置し、内側容器３が閉構成へと動くにつれて、第１の作動タブ２３により係合され、内側容器３の動きを用いて封止フラップ２２を動作位置に引き込む。換言すれば、内側容器３が閉構成へと動くにつれて、内側容器３の前壁９と一体化された第１の作動タブ２３は、第２の作動タブ２４に係合し、それを押し下げ、しがたって第２の作動タブ２４に連結されている封止フラップ２２を動作位置に引き込む。

したがって、内側容器３が閉構成へと動くにつれて、作動タブ２３と作動タブ２４との間で生じた機械的相互作用もまた、封止フラップ２２に機械的作用を及ぼし、封止フラップ２２は第２の作動タブ２４により動作位置に引き込まれる。したがって、これは、シガレットパケット１を閉じた場合に封止フラップ２２が常に正確に位置決めされ、内側容器３が開構成から閉構成に押される（すなわち外側容器４の内部で押される）につれて、休止位置から動作位置に常に「自動的に」（すなわちユーザからの助けなしに）戻ることを確実にする。

図５に示されているように、第２の作動タブ２４は、第１の作動タブ２３により係合される中央貫通開口部２５を有する。すなわち、作動タブ２３は、作動タブ２４の貫通開口部２５の内部に嵌合して、作動タブ２４上に係止され、（図６および図７に概略的に示されているように）作動タブ２４を引っ張る（押す）。

より具体的には、図６は、封止フラップ２２が依然として休止位置にある状態で第２の作動タブ２４の貫通開口部２５に係合している第１の作動タブ２３を示しており、図７は、第１の作動タブ２３により引っ張られており、封止フラップ２２を動作位置に下げる第２の作動タブ２４を示している。

好適な実施形態では、作動タブ２４が、一方の側で作動タブ２４にヒンジ式に設けられ（すなわち折り目に沿って作動タブ２４に連結されており、相対回動を可能にし）、反対側で封止フラップ２２にヒンジ式に設けられる（すなわち折り目に沿って封止フラップ２２に連結されており、相対回動を可能にする）連結フラップ２６により封止フラップ２２に連結される。また、貫通開口部２５は、連結フラップ２６を通って延びることが好ましい。

図４および図８に示されているように、第１の作動タブ２３が、内側容器３の前壁９の一部分により画定され、Ｕ形貫通切断部２７により、かつＵ形貫通切断部２７の２つの端部を接合する折り目２８により、内側容器３の前壁９の残りの部分から分離される。

好適な実施形態では、また、内側容器３は、第１の作動タブ２３から、また折り目２８により前壁９から分離されたリフト・タブ２９を含む（すなわちリフト・タブ２９と第１の作動タブ２３とは最初に隣り合っており、折り目２８により分離される）。リフト・タブ２９は、内側容器３の前壁９の内面上に折り目２８を中心に１８０°折り曲げられる。リフト・タブ２９の機能は、パッキング材料の内部の跳返り力を用いて、内側容器３の前壁９に対して第１の作動タブ２３を持ち上げることであり、すなわち、リフト・タブ２９が折り目２８を中心に１８０°回動させられたとき、第１の作動タブ２３が（パッキング材料の内部の跳返り力により）折り目２８を中心に同様に回動し、したがって、（図４に示されているように）内側容器３の前壁９に対して持ち上げられる。

図１〜７のシガレットパケット１の容器３および４は、図８および図９それぞれに示されている各ブランク３０および３１から形成されている。ブランク３０および３１は各々、とりわけ、各容器３、４の対応する壁に関しては、可能であれば上付き文字を有した同じ参照番号を使用して示されている複数の要素を含む。

図８に示されているように、ブランク３０は、長手方向折り目３２間に、内側容器３の前壁９を形成するパネル９’、内側容器３の底壁８を形成するパネル８’、内側容器３の後壁１０を形成するパネル１０’、蓋６の後壁１３を形成するパネル１３’、蓋６の上壁１２を形成するパネル１２’、パネル１２’の内面に接着される補強パネル１２”、パネル１３’の内面に接着される補強パネル１３”、およびパネル１０’の内面に接着される補強パネル１０”を画定する、２つの長手方向折り目３２と複数の横方向折り目３３とを有する。

パネル９’が、内側容器３の側壁１１の各外側部分を形成する、パネル９’の両側に位置し、長手方向折り目３２によりパネル９’に連結されている、２つの翼部１１’を有する。パネル１０’は、内側容器３の側壁１１の各内側部分を形成し、パネル１０’の両側に位置し、長手方向折り目３２によりパネル１０’に連結されている、２つの翼部１１”を有する。パネル１３’は蓋６の側壁１４を形成し、パネル１３’の両側に位置し、長手方向折り目３２によりパネル１３’に連結されている、２つの翼部１４’を有する。パネル１０”は、対応する翼部１１”の内面に接着され、パネル１０”の両側に位置し、長手方向折り目３２によりパネル１０”に連結されている、２つの補強翼部１１”’を有する。

各翼部１１”は、横方向折り目３３により翼部１１”に連結されており、翼部１１”に対して９０°折り曲げられ、パネル８’の内面に接着されてもよい、タブ３４を有する。各翼部１４’は、横方向折り目３３により翼部１４’に連結されており、翼部１４’に対して９０°折り曲げられ、パネル１２’の内面に接着されてもよい、タブ３５を有する。

図９に示されているように、ブランク３１は、長手方向折り目３６間に、外側容器４の前壁１７を形成するパネル１７’、外側容器４の底壁１５を形成するパネル１５’、外側容器４の後壁１８を形成するパネル１８’、ならびに横方向折り目３７により互いに連結されている前記フラップ２２、２６およびタブ２４を画定する、２つの長手方向折り目３６と複数の横方向折り目３７とを有する。

パネル１７’が、外側容器４の側壁１９の各外側部分を形成し、パネル１７’の両側に位置し、長手方向折り目３６によりパネル１７’に連結されている、２つの翼部１９’を有する。パネル１８’は、外側容器４の側壁１９の各内側部分を形成し、パネル１８’の両側に位置し、長手方向折り目３６によりパネル１８’に連結されている、２つの翼部１９”を有する。

各翼部１９”は、横方向折り目３７により翼部１９”に連結されており、翼部１９”に対して９０°折り曲げられ、パネル１５’の内面に接着されてもよい、タブ３８を有する。最後に、タブ３９は、横方向折り目３７に沿ってパネル１８’に連結されており、パネル１８’の内面上に１８０°折り曲げられ、（図示されていない、知られている方法で）連結タブ２０に接着される。

記載されているシガレットパケット１が、内側容器３が閉構成へと動く際の作動タブ２３と作動タブ２４との間の機械的相互作用により、シガレットパケット１を閉じる場合に封止フラップ２２が常に正確に位置決めされることを確実にする、すなわち内側容器３が外側容器４の内部で押されるにつれて封止フラップ２２が常に休止位置から動作位置に「自動的に」戻るという利点を有する。

留意すべき重要な点は、同様の知られている剛性、ヒンジ蓋付きのスライド式シガレットパケットと比較して、記載されているシガレットパケット１は、作動タブ２３および２４を設け折り曲げることが容易であることにより、さらに安価かつ製造が容易であるとい
うことである。実際、ブランク３０および３１に特に複雑な要素は追加されず、したがって、それらは、ほんの２〜３の追加的な動きのみでパッキング・マシン上で折り曲げられ、容器３および４を形成する。

最後に、また、シガレットパケット１の設計全体が、シガレットのカートンを製造することに適用されてもよく、それはシガレットパケット１と実質的に同じであり、シガレット群ではなくシガレットパケットの整然とした群を含むことによってのみ異なる。

Claims (8)

1. たばこ物品群（２）を収容し、開いた上端部（５）を有する内側容器（３）であって、ヒンジ（７）に沿って内側容器（３）にヒンジ式に設けられ前記開いた上端部（５）を閉じる蓋（６）を含む、内側容器（３）と、
   前記内側容器（３）を収容する外側容器（４）であって、前記内側容器（３）が外側容器（４）の内部に挿入される閉構成と前記内側容器（３）が外側容器（４）から部分的に抜き出される開構成との間で外側容器（４）に対して前記内側容器（３）がスライドすることを可能にする、外側容器（４）と、
   前記外側容器（４）の前壁（１７）の上縁部にヒンジ式に設けられた封止フラップ（２２）であって、封止フラップ（２２）が前記外側容器（４）の前記前壁（１７）に対して直角であり、前記内側容器（３）の前記蓋（６）の上壁（１２）の下に位置する動作位置と、封止フラップ（２２）が前記外側容器（４）の前記前壁（１７）に平行な休止位置との間で可動である、封止フラップ（２２）とを含むたばこ物品パッケージ（１）において、
   前記内側容器（３）の前壁（９）と一体化され前記外側容器（４）の前記前壁（１７）に向かって突出する第１の作動タブ（２３）と、
   前記封止フラップ（２２）に機械的に連結されており、前記外側容器（４）の前記前壁（１７）と前記内側容器（３）の前記前壁（９）との間に位置し、前記内側容器（３）が前記閉構成へと動くとき、前記第１の作動タブ（２３）により係合され、前記内側容器（３）の動きを用いて前記封止フラップ（２２）を前記動作位置に引き込む、第２の作動タブ（２４）とを更に含む、パッケージ（１）。
2. 前記第２の作動タブ（２４）は、前記第１の作動タブ（２３）により係合される中央貫通開口部（２５）を有する、請求項１に記載のパッケージ。
3. 前記第１の作動タブ（２３）は、前記第２の作動タブ（２４）の前記中央貫通開口部（２５）に係合して、前記第２の作動タブ（２４）上に係止され、それを引っ張る、請求項２に記載のパッケージ。
4. 前記第２の作動タブ（２４）は、一方の側で前記第２の作動タブ（２４）にかつ反対側で前記封止フラップ（２２）にヒンジ式に設けられている連結フラップ（２６）により、前記封止フラップ（２２）に連結されている、請求項１から３の何れか１項に記載のパッケージ。
5. 前記第２の作動タブ（２４）は、前記第１の作動タブ（２３）により係合されかつまた前記連結フラップ（２６）を通って延び、前記第１の作動タブ（２３）により係合される中央貫通開口部（２５）を有する、請求項４に記載のパッケージ。
6. 前記第１の作動タブ（２３）は、前記内側容器（３）の前記前壁（９）の一部分により画定され、Ｕ形貫通切断部（２７）により、かつ前記Ｕ形貫通切断部（２７）の２つの端部を接合する折り目（２８）により、前記内側容器（３）の前記前壁（９）の残りの部分から分離される、請求項１から５のいずれか１項に記載のパッケージ。
7. 前記内側容器（３）は、前記折り目（２８）により、前記第１の作動タブ（２３）から分離されたリフト・タブ（２９）を含む、請求項６に記載のパッケージ。
8. 前記リフト・タブ（２９）は、前記内側容器（３）の前記前壁（９）の内面上に、前記折り目（２８）を中心に１８０°折り曲げられる、請求項７に記載のパッケージ。
   

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