JP5885246B2 - レシート処理装置およびレシート詰まり防止方法とレシート排出制御プログラム - Google Patents
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Description
また、レシート104の先端が手121に当接したことを利用者が察知して慌てて手121をレシート取出口119から引き離しても、既に其の時点でレシート104に座屈が生じてしまっていて、この座屈がジャミングの原因となる場合もある。
このような構成を適用した場合、レシート詰まりの防止効果それ自体は十分に発揮されるが、用紙保管部を画成する必要が生じて装置が大型化することや排出ローラの空転を許容するためのトルクリミッター等が必要となって装置構造が複雑化するといった点で不都合が残る。
特許文献2には、処理を終えたプラスチックカードを排出口の内側で「一時停止させる」とした記載が認められるが、この「一時停止」の操作は、プラスチックカードの排出に先行して明細票の排出を完結させるための一つの手段に過ぎない。
また、プラスチックカードを「一時停止」させる場所は排出口の内側であり、結果として、プラスチックカードそれ自体は、排出口の内側から外側に向けて一気に排出されることになるので、この「一時停止」にはプラスチックカードの排出の開始を利用者に知らせる機能は全くない。
更に、排出される対象がプラスチックカードであることから、この「一時停止」の措置が排出対象の座屈や詰まりを考慮したものでないことは明らかである。
前記レシート取出口から外部に突出するレシートの突出長さを検知する突出量検知手段と、
前記レシート取出口に添えられた利用者の手にレシートの先端を当接させることを目的として設定されたレシートの突出長さと前記レシート取出口から利用者が手を離すのに要する所要時間を見込んで設定された退避所要時間を記憶したパラメータ記憶手段と、
前記パラメータ記憶手段に記憶されたレシートの突出長さを前記突出量検知手段がレシートの排出過程で検知した時点で前記用紙搬送手段の駆動を前記パラメータ記憶手段に記憶された退避所要時間だけ一時停止させ、前記退避所要時間の経過後、前記レシートの末端が前記用紙搬送路上のレシート取出位置に到達するまで前記用紙搬送手段を駆動させる排出動作制御手段とを備えたことを特徴とする構成を有する。
レシートの排出過程において、前記レシート取出口に添えられた利用者の手にレシートの先端を当接させることを目的として設定されたレシートの突出長さだけレシートを排出した時点で前記用紙搬送手段の送りを一時停止し、
前記レシート取出口から利用者が手を離すのに要する所要時間を見込んで設定された退避所要時間だけ前記用紙搬送手段の一時停止状態を維持し、
前記退避所要時間経過後に、前記レシートの末端が前記用紙搬送路上のレシート取出位置に到達するまで前記用紙搬送手段を駆動することを特徴とした構成を有する。
用紙搬送路上に設けられたレシート位置検知手段と前記用紙搬送手段に設けられた送り量検知手段からの信号に基いて前記レシート取出口から外部に突出するレシートの突出長さを検知する突出量検知手段、
前記レシート取出口に添えられた利用者の手にレシートの先端を当接させることを目的として設定されたレシートの突出長さと前記レシート取出口から利用者が手を離すのに要する所要時間を見込んで設定された退避所要時間を前記レシート処理装置が備えるパラメータ記憶手段に記憶させるパラメータ設定手段、
前記パラメータ記憶手段に記憶されたレシートの突出長さを前記突出量検知手段がレシートの排出過程で検知した時点で前記用紙搬送手段の駆動を前記パラメータ記憶手段に記憶された退避所要時間だけ一時停止させ、前記退避所要時間の経過後、前記レシートの末端が前記用紙搬送路上のレシート取出位置に到達するまで前記用紙搬送手段を駆動させる排出動作制御手段として機能させることを特徴とした構成を有する。
そして、エンプティセンサS0およびセンサS1〜S3からの検出信号やプラテンモータM1に併設されたパルスコーダP1および搬送モータM2に併設されたパルスコーダP2からのフィードバックパルスは入出力回路8を介してCPU3に読み込まれ、サーマルヘッド102,カッター105,プラテンモータM1,搬送モータM2は入出力回路8と夫々のドライバ9,10,11,12を介してCPU3により駆動制御されるようになっている。
なお、NxやT1等を始めとする各種のパラメータの実際の設定操作や再設定操作は、入出力インターフェイス6にMDI(マニュアルデータインプッタ)を接続して数値を入力し、CPU3経由で不揮発性メモリ5に書き込むことで実現される。
また、レシート処理装置1のアウターケーシングのパネル118に突設されたベゼル(ここでは図示せず)にレシート取出口119が形成されている場合にあっては、実際に利用者の手121が添えられるのはパネル118の表面ではなくベゼルの先端となるから、レシートの突出長さXの値は、ベゼルの先端からのレシート104の突出長さを基準として例えば5mm前後とするのが妥当である。
更に、レシート処理装置1のアウターケーシングのパネル118に設けられた凹部(ここでは図示せず)にレシート取出口119が形成されている場合にあっては、実際に利用者の手121が添えられるのは凹部の底ではなくパネル118の表面となるから、パネル118と同一面上にレシート取出口119を形成した場合と同様、レシートの突出長さXの値は、パネル118の表面からのレシート104の突出長さを基準として例えば5mm前後とするのが妥当である。
特に、突出量Xの適正値に関しては、レシート104が突出する際の送り速度,レシート104の幅,レシート104の固さ等によっても利用者の注意を喚起できる突出長さに差異が生じるので、送り速度,幅,固さ等を考慮して適正な値を決める必要がある。また、突出量Xを余りに長くすると、レシート104が突出する際の送り速度やレシート104の固さにもよるが、レシート取出口119が利用者の手121で塞がれていた際に用紙搬送路108の下流側端部とレシート取出口119の間に瞬時にしてレシート詰まりが発生する可能性もあるので、このような不都合を防止する必要上、突出量Xは利用者の注意を喚起できる範囲で可能な限り短く、例えば、レシート取出口119が完全に塞がれた状態であってもレシート詰まりを発生しない程度の突出長さに設定することが望ましい。
なお、印字動作および排出動作におけるロール紙101の送り方向は図1中で右から左に向かう方向である。
ロール紙101の送りに関わる制御や印字に関わる制御の詳細については既に公知であるから、ここでは特に説明しない。
また、フラグFは印字動作の状況を記憶するためのフラグであり、値が0であるときには印字動作が実行中であることを表し、また、値が1であるときには印字動作が終了していることを表す。
但し、ステップa12の判定処理は、前述したステップa5の判定処理と同様、RAM7からの印字データの掃き出し量を参照して行われる処理であって、フラグFの値を参照して行われる処理ではない。
この場合はレシート取出口119から突出したロール紙101の長さが既に設定値Xに達しており、用紙搬送手段117によるロール紙101の送りを一時停止させる必要があるが、印字動作それ自体は未だ終了していないので、印字動作制限機能実現手段として機能するCPU3は、ロール紙101の送りの停止に先駆けて、印字動作に関わるサーマルヘッド102とプラテンモータM1の駆動制御を一時停止させる(ステップa16)。
タイマTの構成は特に問わないが、この実施形態では、CPU3がマシンクロックを計数することでタイマの機能を実現している。
従って、レシート取出口119を塞ぐような不適切な状態で利用者がレシート取出口119に手121を添えてレシート104の排出を待機していた場合であっても、利用者は、手121に当接したレシート104から受ける刺激によってレシート104の排出開始を容易に認識してレシート取出口119から手121を引き離してレシート取出口を開放することができる。
用紙搬送手段117の送りを一時停止させる時間つまりレシート104の送り出しを停止させる時間は、レシート取出口119から利用者が手121を離すのに要する所要時間を見込んで設定された退避所要時間T1(例えば1秒)であるから(ステップa18〜ステップa19参照)、利用者は、例えば、図8に示されるように、用紙搬送手段117の一時停止時間を利用してレシート取出口119から余裕を以って手121を引き離すことができる。
よって、一時停止に引き続いて行われるレシート104の排出動作(ステップa20〜ステップa29参照)において利用者の手121がレシート104に干渉することはなく、レシート104と手121の干渉によって用紙搬送路108の下流側端部とレシート取出口119の間で生じるレシート104の座屈や詰まり(図10参照)を未然に防止することができる。
用紙搬送路(108)に沿って設けられた用紙搬送手段(117)を駆動してロール紙(101)に送りを掛けながら上位装置(13)から受信した印字データに基いてロール紙(101)の先端側から順に印字を施し、受信した印字データに対応する印字が終了した時点でロール紙(101)を其の印字終了位置で切断し、前記用紙搬送手段(117)の更なる送りにより、切断位置よりも先端側のロール紙(101)をレシート(104)として前記用紙搬送路(108)の下流側端部に臨むレシート取出口(119)から外部に排出するようにしたレシート処理装置(1)において、
前記レシート取出口(119)から外部に突出するレシート(104)の突出長さを検知する突出量検知手段(CPU3)と、
前記レシート取出口(119)に添えられた利用者の手(121)にレシート(104)の先端を当接させることを目的として設定されたレシートの突出長さ(X)と前記レシート取出口(119)から利用者が手(121)を離すのに要する所要時間を見込んで設定された退避所要時間(T1)を記憶したパラメータ記憶手段(不揮発性メモリ5)と、
前記パラメータ記憶手段(不揮発性メモリ5)に記憶されたレシートの突出長さ(X)を前記突出量検知手段(CPU3)がレシート(104)の排出過程で検知した時点で前記用紙搬送手段(117)の駆動を前記パラメータ記憶手段(不揮発性メモリ5)に記憶された退避所要時間(T1)だけ一時停止させ、前記退避所要時間(T1)の経過後、前記レシート(104)の末端が前記用紙搬送路(108)上のレシート取出位置に到達するまで前記用紙搬送手段(117)を駆動させる排出動作制御手段(CPU3)とを備えたことを特徴とするレシート処理装置(1)。
前記排出動作制御手段(CPU3)は、レシートの排出過程で前記突出量検知手段(CPU3)によって前記パラメータ記憶手段(不揮発性メモリ5)に記憶されたレシートの突出長さ(X)が検知された時点で、前記受信した印字データに対応する印字が全て終了しているか否かを判定し、印字が終了していなければ、前記用紙搬送手段(117)の駆動に加えて印字動作を一時停止させると共に、前記退避所要時間(T1)が経過した時点で印字動作を再開させるように構成されていることを特徴とした付記1記載のレシート処理装置(1)。
前記レシート取出口(119)がレシート処理装置(1)のアウターケーシングのパネル(118)と同一面上に形成され、前記パラメータ記憶手段(不揮発性メモリ5)に記憶されたレシートの突出長さ(X)は、前記パネル(118)からのレシート(104)の突出長さによって規定されていることを特徴とした付記1または付記2記載のレシート処理装置(1)。
前記レシート取出口(119)がレシート処理装置(1)のアウターケーシングのパネル(118)に突設されたベゼルに形成され、前記パラメータ記憶手段(不揮発性メモリ5)に記憶されたレシートの突出長さ(X)は、前記ベゼル先端からのレシート(104)の突出長さによって規定されていることを特徴とした付記1または付記2記載のレシート処理装置(1)。
前記レシート取出口(119)がレシート処理装置(1)のアウターケーシングのパネル(118)に設けられた凹部に形成され、前記パラメータ記憶手段(不揮発性メモリ5)に記憶されたレシートの突出長さ(X)は、前記パネル(118)からのレシート(104)の突出長さによって規定されていることを特徴とした付記1または付記2記載のレシート処理装置(1)。
用紙搬送路(108)に沿って設けられた用紙搬送手段(117)を駆動してロール紙(101)に送りを掛けながら上位装置(13)から受信した印字データに基いてロール紙(101)の先端側から順に印字を施し、受信した印字データに対応する印字が終了した時点でロール紙(101)を其の印字終了位置で切断し、前記用紙搬送手段(117)の更なる送りにより、切断位置よりも先端側のロール紙(101)をレシート(104)として前記用紙搬送路(108)の下流側端部に臨むレシート取出口(119)から外部に排出するようにしたレシート処理装置(1)における用紙搬送路(108)の下流側端部とレシート取出口(119)の間に生じるレシート詰まりを防止するためのレシート詰まり防止方法であって、
レシート(104)の排出過程において、前記レシート取出口(119)に添えられた利用者の手(121)にレシート(104)の先端が当接する位置までレシート(104)を排出した時点で前記用紙搬送手段(117)の送りを一時停止し、
前記レシート取出口(119)から利用者が手(121)を離すのに要する所要時間(T1)だけ前記用紙搬送手段(117)の一時停止状態を維持し、
前記所要時間(T1)経過後に、前記レシート(104)の末端が前記用紙搬送路(108)上のレシート取出位置に到達するまで前記用紙搬送手段(117)を駆動することを特徴としたレシート詰まり防止方法。
レシート(104)の排出過程において前記レシート取出口(119)に添えられた利用者の手(121)にレシート(104)の先端が当接する位置までレシート(104)を排出した時点で、前記受信した印字データに対応する印字が全て終了しているか否かを判定し、印字が終了していなければ、前記用紙搬送手段(117)の駆動に加えて印字動作を一時停止させると共に、前記所要時間(T1)が経過した時点で印字動作を再開させることを特徴とした付記6記載のレシート詰まり防止方法。
用紙搬送路(108)に沿って設けられた用紙搬送手段(117)を駆動してロール紙(101)に送りを掛けながら上位装置(13)から受信した印字データに基いてロール紙(101)の先端側から順に印字を施し、受信した印字データに対応する印字が終了した時点でロール紙(101)を其の印字終了位置で切断し、用紙搬送手段(117)の更なる送りにより、切断位置よりも先端側のロール紙(101)をレシート(104)として前記用紙搬送路(108)の下流側端部に臨むレシート取出口(119)から外部に排出するようにしたレシート処理装置(1)に実装されたマイクロプロセッサ(3)を、
用紙搬送路(108)上に設けられたレシート位置検知手段(S3)と前記用紙搬送手段(117)に設けられた送り量検知手段(P2)からの信号に基いて前記レシート取出口(119)から外部に突出するレシート(104)の突出長さを検知する突出量検知手段、
前記レシート取出口(119)に添えられた利用者の手(121)にレシート(104)の先端を当接させることを目的として設定されたレシートの突出長さ(X)と前記レシート取出口(119)から利用者が手(121)を離すのに要する所要時間を見込んで設定された退避所要時間(T1)を前記レシート処理装置(1)が備えるパラメータ記憶手段(不揮発性メモリ5)に記憶させるパラメータ設定手段、
前記パラメータ記憶手段(不揮発性メモリ5)に記憶されたレシートの突出長さ(X)を前記突出量検知手段がレシート(104)の排出過程で検知した時点で前記用紙搬送手段(117)の駆動を前記パラメータ記憶手段(不揮発性メモリ5)に記憶された退避所要時間(T1)だけ一時停止させ、前記退避所要時間(T1)の経過後、前記レシート(104)の末端が前記用紙搬送路(108)上のレシート取出位置に到達するまで前記用紙搬送手段(117)を駆動させる排出動作制御手段として機能させることを特徴としたレシート排出制御プログラム。
前記マイクロプロセッサ(3)を、更に、レシート(104)の排出過程で前記突出量検知手段によって前記パラメータ記憶手段(不揮発性メモリ5)に記憶されたレシートの突出長さ(X)が検知された時点で、前記受信した印字データに対応する印字が全て終了しているか否かを判定し、印字が終了していなければ、前記用紙搬送手段(117)の駆動に加えて印字動作を一時停止させると共に、前記退避所要時間(T1)が経過した時点で印字動作を再開させる印字動作制限機能実現手段として機能させることを特徴とした付記8記載のレシート排出制御プログラム。
2 制御部
3 マイクロプロセッサ(突出量検知手段,パラメータ設定手段,排出動作制御手段,印字動作制限機能実現手段)
4 ROM
5 不揮発性メモリ(パラメータ記憶手段)
6 入出力インターフェイス
7 RAM
8 入出力回路
9〜12 ドライバ
13 上位装置
100 レシート処理装置
101 ロール紙
102 サーマルヘッド
103 プラテンローラ
104 レシート
105 カッター
106 上側ガイドプレート
107 下側ガイドプレート
108 用紙搬送路
109〜112 ピンチローラ
113〜116 搬送ローラ
117 用紙搬送手段
118 アウターケーシングのパネル
119 レシート取出口
120 レシート回収庫
121 利用者の手
121a 親指
121b 親指に対向する他指
M1 プラテンモータ
M2 搬送モータ
P1 パルスコーダ
P2 パルスコーダ(送り量検知手段)
S0 エンプティセンサ
S1 センサ
S2 センサ
S3 センサ(レシート位置検知手段)
Claims (9)
- 用紙搬送路に沿って設けられた用紙搬送手段を駆動してロール紙に送りを掛けながら上位装置から受信した印字データに基いてロール紙の先端側から順に印字を施し、受信した印字データに対応する印字が終了した時点でロール紙を其の印字終了位置で切断し、前記用紙搬送手段の更なる送りにより、切断位置よりも先端側のロール紙をレシートとして前記用紙搬送路の下流側端部に臨むレシート取出口から外部に排出するようにしたレシート処理装置において、
前記レシート取出口から外部に突出するレシートの突出長さを検知する突出量検知手段と、
前記レシート取出口に添えられた利用者の手にレシートの先端を当接させることを目的として設定されたレシートの突出長さと前記レシート取出口から利用者が手を離すのに要する所要時間を見込んで設定された退避所要時間を記憶したパラメータ記憶手段と、
前記パラメータ記憶手段に記憶されたレシートの突出長さを前記突出量検知手段がレシートの排出過程で検知した時点で前記用紙搬送手段の駆動を前記パラメータ記憶手段に記憶された退避所要時間だけ一時停止させ、前記退避所要時間の経過後、前記レシートの末端が前記用紙搬送路上のレシート取出位置に到達するまで前記用紙搬送手段を駆動させる排出動作制御手段とを備えたことを特徴とするレシート処理装置。 - 前記排出動作制御手段は、レシートの排出過程で前記突出量検知手段によって前記パラメータ記憶手段に記憶されたレシートの突出長さが検知された時点で、前記受信した印字データに対応する印字が全て終了しているか否かを判定し、印字が終了していなければ、前記用紙搬送手段の駆動に加えて印字動作を一時停止させると共に、前記退避所要時間が経過した時点で印字動作を再開させるように構成されていることを特徴とした請求項1記載のレシート処理装置。
- 前記レシート取出口がレシート処理装置のアウターケーシングのパネルと同一面上に形成され、前記パラメータ記憶手段に記憶されたレシートの突出長さは、前記パネルからのレシートの突出長さによって規定されていることを特徴とした請求項1または請求項2記載のレシート処理装置。
- 前記レシート取出口がレシート処理装置のアウターケーシングのパネルに突設されたベゼルに形成され、前記パラメータ記憶手段に記憶されたレシートの突出長さは、前記ベゼル先端からのレシートの突出長さによって規定されていることを特徴とした請求項1または請求項2記載のレシート処理装置。
- 前記レシート取出口がレシート処理装置のアウターケーシングのパネルに設けられた凹部に形成され、前記パラメータ記憶手段に記憶されたレシートの突出長さは、前記パネルからのレシートの突出長さによって規定されていることを特徴とした請求項1または請求項2記載のレシート処理装置。
- 用紙搬送路に沿って設けられた用紙搬送手段を駆動してロール紙に送りを掛けながら上位装置から受信した印字データに基いてロール紙の先端側から順に印字を施し、受信した印字データに対応する印字が終了した時点でロール紙を其の印字終了位置で切断し、前記用紙搬送手段の更なる送りにより、切断位置よりも先端側のロール紙をレシートとして前記用紙搬送路の下流側端部に臨むレシート取出口から外部に排出するようにしたレシート処理装置における用紙搬送路の下流側端部とレシート取出口の間に生じるレシート詰まりを防止するためのレシート詰まり防止方法であって、
レシートの排出過程において、前記レシート取出口に添えられた利用者の手にレシートの先端を当接させることを目的として設定されたレシートの突出長さだけレシートを排出した時点で前記用紙搬送手段の送りを一時停止し、
前記レシート取出口から利用者が手を離すのに要する所要時間を見込んで設定された退避所要時間だけ前記用紙搬送手段の一時停止状態を維持し、
前記退避所要時間経過後に、前記レシートの末端が前記用紙搬送路上のレシート取出位置に到達するまで前記用紙搬送手段を駆動することを特徴としたレシート詰まり防止方法。 - レシートの排出過程において、前記レシート取出口に添えられた利用者の手にレシートの先端を当接させることを目的として設定されたレシートの突出長さだけレシートを排出した時点で、前記受信した印字データに対応する印字が全て終了しているか否かを判定し、印字が終了していなければ、前記用紙搬送手段の駆動に加えて印字動作を一時停止させると共に、前記退避所要時間が経過した時点で印字動作を再開させることを特徴とした請求項6記載のレシート詰まり防止方法。
- 用紙搬送路に沿って設けられた用紙搬送手段を駆動してロール紙に送りを掛けながら上位装置から受信した印字データに基いてロール紙の先端側から順に印字を施し、受信した印字データに対応する印字が終了した時点でロール紙を其の印字終了位置で切断し、前記用紙搬送手段の更なる送りにより、切断位置よりも先端側のロール紙をレシートとして前記用紙搬送路の下流側端部に臨むレシート取出口から外部に排出するようにしたレシート処理装置に実装されたマイクロプロセッサを、
用紙搬送路上に設けられたレシート位置検知手段と前記用紙搬送手段に設けられた送り量検知手段からの信号に基いて前記レシート取出口から外部に突出するレシートの突出長さを検知する突出量検知手段、
前記レシート取出口に添えられた利用者の手にレシートの先端を当接させることを目的として設定されたレシートの突出長さと前記レシート取出口から利用者が手を離すのに要する所要時間を見込んで設定された退避所要時間を前記レシート処理装置が備えるパラメータ記憶手段に記憶させるパラメータ設定手段、
前記パラメータ記憶手段に記憶されたレシートの突出長さを前記突出量検知手段がレシートの排出過程で検知した時点で前記用紙搬送手段の駆動を前記パラメータ記憶手段に記憶された退避所要時間だけ一時停止させ、前記退避所要時間の経過後、前記レシートの末端が前記用紙搬送路上のレシート取出位置に到達するまで前記用紙搬送手段を駆動させる排出動作制御手段として機能させることを特徴としたレシート排出制御プログラム。 - 前記マイクロプロセッサを、更に、レシートの排出過程で前記突出量検知手段によって前記パラメータ記憶手段に記憶されたレシートの突出長さが検知された時点で、前記受信した印字データに対応する印字が全て終了しているか否かを判定し、印字が終了していなければ、前記用紙搬送手段の駆動に加えて印字動作を一時停止させると共に、前記退避所要時間が経過した時点で印字動作を再開させる印字動作制限機能実現手段として機能させることを特徴とした請求項8記載のレシート排出制御プログラム。
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