JP5868898B2 - 包装体の製造方法 - Google Patents
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Description
JIS−K−7128に準じて、ラベルを主収縮方向が長尺な長方形状に切断した後に長手方向の中央に端縁から切り込みを入れることによって試験片を作製し、万能引張試験機(たとえば、(株)島津製作所製 オートグラフ)を利用して、その試験片の両端を掴んで所定の引張速度にて引張試験を行うことによって、ラベルの主収縮方向と直交する方向のエルメンドルフ引裂荷重(ラベルの印刷層を除いたフィルム基材のエルメンドルフ引裂荷重として換算したもの)を測定する。また、ラベルを主収縮方向と直交する方向が長尺な長方形状に切断した後に長手方向の中央に端縁から切り込みを入れることによって試験片を作製し、その試験片の両端を掴んで所定の引張速度にて引張試験を行うことによって、ラベルの主収縮方向のエルメンドルフ引裂荷重(ラベルの印刷層を除いたフィルム基材のエルメンドルフ引裂荷重として換算したもの)を測定する。しかる後、下式6を用いてエルメンドルフ比を算出する。
エルメンドルフ比=主収縮方向と直交する方向のエルメンドルフ引裂荷重÷主収縮方向のエルメンドルフ引裂荷重 ・・式6
ラベルをJIS−K−7127に準じて、所定の大きさにサンプリングして試験片とし、万能引張試験機(たとえば、(株)島津製作所製 オートグラフ)で試験片の両端(主収縮方向と直交する方向の両端)を掴み、引張速度200mm/分の条件にて引張試験を行い、破断時の応力値(ラベルの印刷層を除いたフィルム基材の応力値として換算したもの)を算出する。
ラベルをJIS−K−7128に準じて所定の大きさの試験片としてサンプリングする。しかる後に、万能引張試験機(たとえば、(株)島津製作所製 オートグラフ)で試験片の両端を掴み、引張速度200mm/分の条件にて、ラベルの主収縮方向と直交する方向における引張破壊時の強度の測定を行う。そして、下式2を用いて単位厚み当たりの直角引裂強度を算出する。
直角引裂強度=引張破壊時の強度÷厚み ・・式2
熱収縮率={(収縮前の長さ−収縮後の長さ)/収縮前の長さ}×100(%) ・・式1
自然収縮率={(エージング前の長さ−エージング後の長さ)/エージング前の長さ}×100(%) ・・式4
通常の熱収縮性ポリエステル系フィルムは、収縮させたい方向に未延伸フィルムを延伸することによって製造される。従来から長手方向に収縮する熱収縮性ポリエステル系フィルムについての要求は高かったものの、未延伸フィルムを単純に長手方向に延伸するだけでは、幅の広いフィルムが製造できないため生産性が悪い上、厚み斑の良好なフィルムを製造することができない。また、予め幅方向に延伸した後に長手方向に延伸する方法を採用すると、長手方向への収縮量が不十分となったり、幅方向に不必要に収縮するものとなってしまう。また、上述したように、特開平8−244114号公報には、長手方向の機械的特性を向上させるために未延伸フィルムを所定の条件下で縦−横−縦の順に延伸する方法が示されているが、発明者らのパイロット機での追試によれば、かかる方法では、主収縮方向である長手方向への収縮性の十分なフィルムを得ることができない上、製造されたフィルムロールに幅方向のシワが発生し易くなることが判明した。加えて、長手方向への収縮性を上げるべく縦方向の延伸倍率(1段目の縦延伸倍率あるいは2段目の縦延伸倍率)を増加させると、最終的に長手方向に延伸する際にフィルムの破断が多発して連続的に安定した製造を行うことが困難であることも判明した。また、上記追試によって得られたフィルムは、自然収縮率が大きく、製造されたフィルムロールに長手方向のシワが発生し、開封性も不良であった。
(1)幅方向への延伸後における収縮応力の制御
(2)幅方向への延伸と中間熱処理とのとの間における加熱の遮断
(3)長手方向へ延伸する前のフィルム端部のトリミング
(4)長手延伸後のフィルムの冷却速度の制御
以下、上記した各手段について順次説明する。
本発明の包装体のラベルとして使用するフィルムの横−縦延伸法による製造においては、未延伸フィルムを幅方向に延伸した後に、100℃以上170℃未満の温度で1.0秒以上10.0秒以下の時間に亘って熱処理(以下、中間熱処理という)することが必要である。かかる中間熱処理を行うことによって、ラベルとした場合に主収縮方向と直交する方向のカット性が良好で収縮斑が生じないフィルムを得ることが可能となる。そのように横延伸後に特定の中間熱処理を施すことによりカット性が良好で収縮斑が生じないフィルムを得ることが可能となる理由は明らかではないが、特定の中間熱処理を施すことによって、幅方向への分子配向をある程度残存させつつ、幅方向の収縮応力を低減させることが可能となるためではないかと考えている。なお、熱処理の温度の下限は、110℃以上であると好ましく、115℃以上であるとより好ましい。また、熱処理の温度の上限は、165℃以下であると好ましく、160℃以下であるとより好ましい。一方、熱処理の時間は、1.0秒以上10.0秒以下の範囲内で原料組成に応じて適宜調整する必要がある。
本発明の包装体のラベルとして使用するフィルムの横−縦延伸法による製造においては、上記の如く、横延伸後に中間熱処理を施す必要があるが、それらの横延伸と中間熱処理との間において、0.5秒以上3.0秒以下の時間に亘って、積極的な加熱操作を実行しない中間ゾーンを通過させる必要がある。すなわち、製造コストを考慮した場合、同一のテンター内で横延伸および中間熱処理を実施するのが好ましいが、本発明で使用するフィルムの製造においては、かかるテンター内の横延伸ゾーンと熱処理ゾーンとの間に中間ゾーンを設けることが好ましい。加えて、その中間ゾーンにおいては、フィルムを通過させていない状態で短冊状の紙片を垂らしたときに、その紙片がほぼ完全に鉛直方向に垂れ下がるように延伸ゾーンおよび熱処理ゾーンからの熱風を遮断するのが好ましい。そして、本発明で使用するフィルムの製造においては、横延伸後のフィルムをかかる中間ゾーンへ導き、所定時間をかけてその中間ゾーンを通過させるのが好ましい。中間ゾーンを通過させる時間が0.5秒を下回ると、通過するフィルムの随伴流により横延伸ゾーンの熱風が熱固定ゾーンに流れ込み、熱固定ゾーンにおける中間熱処理の温度コントロールが困難となるので好ましくない。反対に中間ゾーンを通過させる時間は3.0秒もあれば十分であり、それ以上の長さに設定しても、設備のムダとなるので好ましくない。なお、中間ゾーンを通過させる時間の下限は、0.7秒以上であると好ましく、0.9秒以上であるとより好ましい。また、中間ゾーンを通過させる時間の上限は、2.5秒以下であると好ましく、2.0秒以下であるとより好ましい。
本発明の包装体のラベルとして使用するフィルムの横−縦延伸法による製造においては、中間熱処理を施したフィルムを長手方向に延伸する前に、フィルム端縁際の十分に横延伸されていない肉厚部分(主として横延伸時のクリップ把持部分)をトリミングするのが好ましい。より具体的には、フィルムの左右の端縁際に位置した中央部分の厚みの約1.1〜1.3倍の厚みの部分においてカッター等の工具を用いてフィルム端縁際の肉厚部分を切断し、肉厚部分を除去しつつ、残りの部分のみを長手方向に延伸するのが好ましい。なお、上記の如くフィルム端部をトリミングする際には、トリミングする前のフィルムの表面温度が50℃以下となるように冷却しておくことが好ましい。そのようにフィルムを冷却することにより、切断面を乱すことなくトリミングすることが可能となる。また、フィルム端部のトリミングは、通常のカッター等を用いて行うことができるが、周状の刃先を有する丸刃を用いると、局部的に刃先が鈍くなる事態が起こらず、フィルム端部を長期間に亘ってシャープに切断し続けることができ、長手方向への延伸時における破断を誘発する事態が生じないので好ましい。
本発明の包装体のラベルとして使用するフィルムの横−縦延伸法による製造においては、上記の如く、横延伸後に中間熱処理を施してから長手方向に延伸した後に、30℃/秒以上70℃/秒以下の冷却速度で表面温度が45℃以上75℃以下となるまでフィルムを冷却するのが好ましい。そのようにフィルムを適度な速さで冷却することによって、初めて自然収縮率を低減することが可能となる。冷却速度が30℃/秒を下回ったり、冷却後の表面温度が75℃を上回ったりするような冷却であると低い自然収縮率が得られないので好ましくない。反対に、冷却速度が70℃/秒を上回るような急激な冷却であると、フィルムの幅方向への収縮(いわゆるネックイン)の度合いが大きくなり、フィルム表面に傷が付き易くなるので好ましくない。
フィルムを10cm×10cmの正方形に裁断し、所定温度±0.5℃の温水中において、無荷重状態で10秒間処理して熱収縮させた後、フィルムの縦および横方向の寸法を測定し、上式1にしたがって、それぞれ熱収縮率を求めた。当該熱収縮率の大きい方向を主収縮方向とした。
セイコー電子工業株式会社製の示差走査熱量計(型式:DSC220)を用いて、未延伸フィルム5mgを、−40℃から120℃まで、昇温速度10℃/分で昇温し、得られた吸熱曲線より求めた。吸熱曲線の変曲点の前後に接線を引き、その交点をTg(ガラス転移点)とした。
セイコー電子工業株式会社製の示差走査熱量計(型式:DSC220)を用いて、未延伸フィルム5mgを採取し、室温より昇温速度10℃/分で昇温した時の吸熱曲線のピークの温度より求めた。
フィルムを長さ30m×幅40mmの長尺なロール状にサンプリングし、ミクロン測定器株式会社製の連続接触式厚み計を用いて、5(m/分)の速度で測定した。なお、上記したロール状のフィルム試料のサンプリングにおいては、フィルム試料の長さ方向をフィルムの主収縮方向とした。測定時の最大厚みをTmax.、最小厚みをTmin.、平均厚みをTave.とし、下式5からフィルムの長手方向の厚み斑を算出した。
厚み斑={(Tmax.−Tmin.)/Tave.}×100 (%) ・・式5
延伸したフィルムに1,3−ジオキソランを塗布して2枚を張り合わせることによってシールを施した。しかる後、シール部をフィルムの主収縮方向と直交する方向(以下、直交方向という)に15mmの幅に切り取り、それを(株)ボールドウィン社製 万能引張試験機 STM−50にセットし、引張速度200mm/分の条件で180°ピール試験を行った。そして、そのときの引張強度を溶剤接着強度とした。
共栄印刷機械材料社製の自動製袋機械(型式:RP500)を用い、刃角70度の溶断刃を240℃に加熱製袋速度100袋/分で製袋した。しかる後、その製袋品の溶断シール部を幅15mmの短冊状に切り出して試料片を作製し、東洋ボールドウィン社製のテンシロン(型式:STM−T−50BP)を用いて、チャック間距離50mm、引張速度200mm/分の条件で引張試験を行うことによって剥離強度を測定した。そして、10個の試料片について求めた剥離強度の平均値を溶断シール強度とした。
延伸したフィルムを、主収縮方向×主収縮方向と直交する方向=200mm×15mmのサイズにカットした。しかる後、(株)ボールドウィン社製 万能引張試験機 STM−50を温度90℃に調整した上で、カットしたフィルムをセットし、10秒間保持したときの応力値を測定した。
JIS−K−7136に準拠し、ヘイズメータ(日本電色工業株式会社製、300A)を用いて測定した。なお、測定は2回行い、その平均値を求めた。
アタゴ社製の「アッベ屈折計4T型」を用いて、各試料フィルムを23℃、65%RHの雰囲気中で2時間以上放置した後に測定した。
得られたフィルムを、主収縮方向×直交方向=200mm×30mmのサイズに切り取り、40℃×65%RHの雰囲気下で4時間放置(エージング)した後、フィルムの主収縮方向(実施例1〜6および比較例1〜3,5では長手方向、比較例4では幅方向)における収縮量を測定し、上式4によって自然収縮率を算出した。
ペットボトルに装着されたラベルを引き剥がし、そのラベルをJIS−K−7127に準じて、主収縮方向と直交する方向の長さ50mm×主収縮方向の長さ20mmの長方形状にサンプリングして試験片とし、万能引張試験機((株)島津製作所製 オートグラフ)を利用して、試験片の両端(長尺方向の両端)を掴み、引張速度200mm/分の条件にて引張試験を行い、破断時の応力値を引張破壊強さとして算出した。
ペットボトルに装着されたラベルを引き剥がし、そのラベルを、JIS−K−7128に準じて、図1に示す形状にサンプリングすることによって試験片を作製した(なお、サンプリングにおいては、試験片の長手方向をラベルのミシン目方向とした)。しかる後に、万能引張試験機((株)島津製作所製 オートグラフ)を利用して、試験片の両端を掴み、引張速度200mm/分の条件にて、ラベルの主収縮方向と直交する方向における引張破壊時の強度の測定を行い、上式2を用いて単位厚み当たりの直角引裂強度を算出した。
ペットボトルに装着されたラベルを引き剥がし、そのラベルを、JIS−K−7128に準じて、主収縮方向×主収縮方向と直交する方向=37.5mm×31.5mmのサイズに切り取り、主収縮方向に沿った端縁の中央から当該端縁に直交するように10mmのスリット(切り込み)を入れることによって試験片を作製した。そして、万能引張試験機((株)島津製作所製 オートグラフ)を利用して、作製された試験片の両端を掴み、引張速度200mm/分の条件にて引張試験を行うことによってミシン目と直交する方向のエルメンドルフ引裂荷重を測定した。また、フィルムの主収縮方向と直交する方向と主収縮方向とを入れ替えて試験片を作製し、主収縮方向と直交する方向のエルメンドルフ引裂荷重を測定した。そして、得られた主収縮方向および主収縮方向と直交する方向のエルメンドルフ引裂荷重から上式6を用いてエルメンドルフ比を算出した。
ペットボトルに装着されたラベルを引き剥がし、そのラベルの表面に施された印刷を溶剤(酢酸エチル、メチルエチルケトン等)により取り除き、そのラベルを65%RHの雰囲気中で2時間以上放置した後に、アタゴ社製の「アッベ屈折計4T型」を用いて測定した。なお、上記した方法により屈折率を測定した。
ラベルを装着したペットボトルに水を500ml充填し、そのペットボトルを約5℃に調整された冷蔵庫内で8時間以上放置した後、1mの高さからミシン目を設けた部分を下にして落下させ、ミシン目が引き裂かれたものの割合(%)を算出した(n=100)。
ペットボトルの周囲に装着されたラベルの仕上がり状態を、目視によって下記の基準により評価した。
◎:シワ,飛び上り、収縮不足の何れも未発生で、かつ色の斑も見られない
○:シワ,飛び上り、または収縮不足が確認できないが、若干、色の斑が見られる
△:飛び上り、収縮不足の何れも未発生だが、ネック部の斑が見られる
×:シワ、飛び上り、収縮不足が発生
装着されたラベルとPETボトルとを軽くねじったときのラベルのズレ具合を官能評価した。ラベルが動かなければ○、すり抜けたり、ラベルとボトルがずれたりした場合には×とした。
ラベルを装着したペットボトルに水を500ml充填し、5℃に冷蔵し、冷蔵庫から取り出した直後のボトルのラベルのミシン目を指先で引裂き、縦方向にミシン目に沿って綺麗に裂け、ラベルをボトルから外すことができた本数を数え、全サンプル50本に対する割合(%)を算出した。
ポリエステル2:ポリエチレンテレフタレート(IV 0.75dl/g)
ポリエステル3:ジカルボン酸成分としてテレフタル酸単位82.5モル%,イソフタル酸単位17.5モル%よりなり、ジオール成分としてエチレングリコールよりなる。
<熱収縮性フィルムロールの作製>
上記したポリエステル1とポリエステル2とを重量比90:10で混合して押出機に投入した。しかる後、その混合樹脂を280℃で溶融させてTダイから押出し、表面温度30℃に冷却された回転する金属ロールに巻き付けて急冷することにより、厚さが360μmの未延伸フィルムを得た。このときの未延伸フィルムの引取速度(金属ロールの回転速度)は、約20m/min.であった。また、未延伸フィルムのTgは67℃であった。しかる後、その未延伸フィルムを、横延伸ゾーン、中間ゾーン、中間熱処理ゾーンを連続的に設けたテンター(第1テンター)に導いた。なお、当該テンターにおいては、横延伸ゾーンと中間熱処理ゾーンとの中間に位置した中間ゾーンの長さが、約40cmに設定されている。また、中間ゾーンにおいては、フィルムを通過させていない状態で短冊状の紙片を垂らしたときに、その紙片がほぼ完全に鉛直方向に垂れ下がるように、延伸ゾーンからの熱風および熱処理ゾーンからの熱風が遮断されている。
上記の如く得られたフィルムロールを、約200mmの幅にスリットした上で、所定の長さに分割して巻き取ることによって小型のスリットロールを作成し、そのスリットロールに、予め東洋インキ製造(株)の草・金・白色のインキを用いて、ラベル用の印刷(3色印刷)を繰り返し施した。また、各ラベル用印刷毎に、フィルムロールの長手方向と直交する方向に、フィルム全幅に亘るミシン目(約4mm間隔で約1mm径の円が連続するミシン目を)を、約22mmの間隔で2本平行に形成した。そして、ラベル用の印刷が施されたロール状のフィルムの片方の端部を、500mlのPETボトル(胴直径 62mm、ネック部の最小直径25mm)の外周の一部に塗布した粘着剤の上に重ねることによって接着し、その状態で、ロール状のフィルムを所定の長さだけ引き出して、PETボトルの外周に捲回させた。しかる後、ペットボトルの外周で重なり合った熱収縮性フィルム同士を約240℃に調整した溶断シール刃によって溶断シールすることによって、ペットボトルの外周にラベルを被覆させた。そして、Fuji Astec Inc製スチームトンネル(型式;SH−1500−L)を用い、ラベルを被覆させたペットボトルを、通過時間2.5秒、ゾーン温度80℃の条件下で通過させ、500mlのPETボトルの外周においてラベルを熱収縮させることによってラベルの装着を完了した。なお、装着の際には、ネック部においては、直径40mmの部分がラベルの一方の端になるように調整した。そして、上記の如く得られた熱収縮性フィルム、ラベル(装着前後)、および包装体(ラベルを装着したペットボトル)の特性を上記した方法によって評価した。評価結果を表3,4に示す。
ポリエステル1とポリエステル2を重量比70:30で混合して押出機に投入した以外は、実施例1と同様の方法によって熱収縮性フィルムを連続的に製造した。また、実施例1と同様の方法によってラベルを作製し、そのラベルを実施例1と同様の方法によってペットボトルの外周に装着した。そして、得られたフィルム、装着前後のラベル、および包装体の特性を実施例1と同様の方法によって評価した。評価結果を表3,4に示す。
テンター(第1テンター)における横方向の延伸倍率を5.0倍に変更した以外は、実施例1と同様の方法によって熱収縮性フィルムを連続的に製造した。なお、二軸延伸熱収縮性ポリエステルフィルムの厚みは約24μmであった。また、実施例1と同様の方法によってラベルを作製し、そのラベルを実施例1と同様の方法によってペットボトルの外周に装着した。そして、得られたフィルム、装着前後のラベル、および包装体の特性を実施例1と同様の方法によって評価した。評価結果を表3,4に示す。
テンター(第1テンター)における中間熱処理の温度を140℃に変更した以外は、実施例1と同様の方法によって熱収縮性フィルムを連続的に製造した。なお、二軸延伸熱収縮性ポリエステルフィルムの厚みは約24μmであった。また、実施例1と同様の方法によってラベルを作製し、そのラベルを実施例1と同様の方法によってペットボトルの外周に装着した。そして、得られたフィルム、装着前後のラベル、および包装体の特性を実施例1と同様の方法によって評価した。評価結果を表3,4に示す。
縦延伸機における延伸ロールの温度を92℃に変更し、長手方向の延伸倍率を5.0倍に変更した以外は、実施例1と同様の方法によって熱収縮性フィルムを連続的に製造した。なお、二軸延伸熱収縮性ポリエステルフィルムの厚みは約18μmであった。また、実施例1と同様の方法によってラベルを作製し、そのラベルを実施例1と同様の方法によってペットボトルの外周に装着した。そして、得られたフィルム、装着前後のラベル、および包装体の特性を実施例1と同様の方法によって評価した。評価結果を表3,4に示す。
縦延伸機における延伸ロールの温度を92℃に変更し、長手方向の延伸倍率を7.0倍に変更した以外は、実施例1と同様の方法によって熱収縮性フィルムを連続的に製造した。なお、二軸延伸熱収縮性ポリエステルフィルムの厚みは約13μmであった。また、実施例1と同様の方法によってラベルを作製し、そのラベルを実施例1と同様の方法によってペットボトルの外周に装着した。そして、得られたフィルム、装着前後のラベル、および包装体の特性を実施例1と同様の方法によって評価した。評価結果を表3,4に示す。
上記したポリエステル3を押出機に投入し、265℃で溶融させてTダイから押出し、表面温度30℃に冷却された回転する金属ロールに巻き付けて急冷することにより、厚さが360μmの未延伸フィルムを得た。なお、未延伸フィルムの引取速度は、実施例1と同様にした。しかる後、その未延伸フィルムを、複数のロール群を連続的に配置した縦延伸機(第1縦延伸機)へ導き、予熱ロール上で予備加熱した後に、表面温度88℃に設定された延伸ロール間で2.7倍に延伸した。さらに、長手方向に延伸したフィルムを横延伸ゾーンと熱処理ゾーンとを連続的に設けたテンター(第1テンター)へ導き、横延伸ゾーンにて97℃の延伸温度で横方向に97℃で3.5倍延伸した後に、熱処理ゾーンにて125℃で熱処理した。しかる後、熱処理後のフィルムを、複数のロール群を連続的に配置した縦延伸機(第2縦延伸機)へ導き、予熱ロール上で予備加熱した後に、表面温度98℃に設定された延伸ロール間で1.5倍に再度縦延伸した。さらに、再度縦延伸したフィルムをテンター(第2テンター)へ導き、85℃の熱処理した後に冷却し、両縁部を裁断除去することによって、約35μmの二軸延伸フィルムを所定の長さに亘って連続的に製膜して熱収縮性ポリエステル系フィルムロールを得た。なお、熱処理後冷却前のフィルムの表面温度は約75℃であり、約2.0秒で約25℃まで冷却した(冷却速度=25℃/秒)。また、実施例1と同様の方法によってラベルを作製し、そのラベルを実施例1と同様の方法によってペットボトルの外周に装着した。そして、得られたフィルム、装着前後のラベル、および包装体の特性を実施例1と同様の方法によって評価した。評価結果を表3,4に示す。
テンター(第1テンター)における中間熱処理の温度を70℃に変更した以外は、実施例1と同様の方法によって熱収縮性フィルムを連続的に製造した。また、実施例1と同様の方法によってラベルを作製し、そのラベルを実施例1と同様の方法によってペットボトルの外周に装着した。そして、得られたフィルム、装着前後のラベル、および包装体の特性を実施例1と同様の方法によって評価した。評価結果を表3,4に示す。
未延伸フィルムをテンターへ導き、フィルム温度が90℃になるまで予備加熱した後に、75℃の延伸温度で横方向に8.0倍延伸して冷却し、両縁部を裁断除去することによって、約45μmの横一軸延伸フィルムを所定の長さに亘って連続的に製膜して熱収縮性ポリエステル系フィルムロールを得た。なお、熱処理後冷却前のフィルムの表面温度は約75℃であり、約2.0秒で約35℃まで冷却した(冷却速度=20℃/秒)。また、実施例1と同様の方法によってラベルを作製し、そのラベルを実施例1と同様の方法によってペットボトルの外周に装着した。そして、得られたフィルム、装着前後のラベル、および包装体の特性を実施例1と同様の方法によって評価した。評価結果を表3,4に示す。なお、比較例3のフィルムにおいては、幅方向が主収縮方向になっており、長手方向が主収縮方向と直交する方向になっている。
第2縦延伸機で再度縦延伸する際の延伸倍率を3.0倍にした以外は、比較例1と同様の方法によって熱収縮性フィルムを連続的に製造した。また、実施例1と同様の方法によってラベルを作製し、そのラベルを実施例1と同様の方法によってペットボトルの外周に装着した。そして、得られたフィルム、装着前後のラベル、および包装体の特性を実施例1と同様の方法によって評価した。評価結果を表3,4に示す。
Claims (6)
- 熱収縮性フィルムを基材とするラベルを少なくとも外周の一部に被覆して熱収縮する工程を含む包装体の製造方法であって、
熱収縮性フィルムが、熱収縮性ポリエステル系フィルムであり、
熱収縮性フィルムの主収縮方向が長手方向であり、
被覆されているラベルの単位厚み当たりの主収縮方向と直交する方向における直角引裂強度が100N/mm以上300N/mm以下であり、被覆されているラベルの主収縮方向と直交する方向の引張破壊強さが160MPa以上300MPa以下であることを特徴とする包装体の製造方法。 - 熱収縮性ポリエステル系フィルムのポリエステルを構成するジカルボン酸成分がテレフタル酸であり、ジオール成分がエチレングリコール、1−3プロパンジオール、1−4ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノールのうちの1種以上であることを特徴とする請求項1に記載の包装体の製造方法。
- 熱収縮性ポリエステル系フィルムのポリエステルが、全ポリエステル樹脂中における多価アルコール成分100モル%中に非晶質成分となりうる1種以上のモノマー成分の合計が10モル%以上であり、非晶質成分となりうるモノマーが、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノールであることを特徴とする請求項1又は2に記載の包装体の製造方法。
- 被覆されているラベルの主収縮方向と直交する方向の屈折率が1.570以上1.600以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包装体の製造方法。
- 被覆されているラベルの主収縮方向と直交する方向に沿って、ミシン目あるいは一対ノッチが設けられたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の包装体の製造方法。
- 未延伸フィルムを、テンター内で幅方向の両端際をクリップによって把持した状態でTg+5℃以上Tg+40℃以下の温度で幅方向に2.5倍以上6.0倍以下の倍率で延伸した後、積極的な加熱操作を実行しない中間ゾーンを通過させた後に、100℃以上170℃以下の温度で1.0秒以上10.0秒以下の時間に亘って熱処理し、しかる後、フィルムの表面温度が50℃以下となるまで冷却する工程とフィルムの幅方向の両端縁のクリップ把持部分を切断除去した後、長手方向に延伸し、しかる後、30℃/秒以上70℃/秒以下の冷却速度でフィルムの表面温度が45℃以上75℃以下となるまで冷却することによって、ラベルに成形する前の熱収縮性フィルムが製造されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の包装体の製造方法。
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