JP5867530B2 - 回転角度位置検出装置、回転角度位置検出方法およびモータ - Google Patents
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Description
また、回転センサとしては、例えば、レゾルバロータとレゾルバステータの間のリラクタンスがレゾルバロータの位置により変化し、その変化に応じた電圧のレゾルバ信号を出力するレゾルバが知られている(特許文献2)。特許文献2記載の技術は、さらに、レゾルバ信号を変換してデジタル角度信号を生成し、モータの非駆動時にデジタル角度信号が変化した場合には異常検出信号を生成する(同文献〔0029〕)。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、安全性の確保を必要とする装置の構築を容易とし、稼働開始待ち時間を短縮するのに好適な回転角度位置検出装置、回転角度位置検出方法およびモータを提供することを目的としている。
〔発明3] 一方、上記目的を達成するために、発明3の回転角度位置検出方法は、回転子の1回転につき基本波成分が1周期となる位置検出信号を出力する回転センサから前記位置検出信号を入力し、入力した位置検出信号に基づいて前記回転子の回転角度位置を検出し、検出した回転角度位置を示す回転角度位置検出信号を出力する回転角度位置検出方法であって、前記回転センサから前記位置検出信号を入力する位置検出信号入力ステップと、前記回転子の1回転につき基本波成分が多周期となる第2位置検出信号を出力する第2回転センサから前記第2位置検出信号を入力する第2位置検出信号入力ステップと、前記位置検出信号入力ステップで入力した位置検出信号および前記第2位置検出信号入力ステップで入力した第2位置検出信号に基づいて前記回転角度位置を算出する回転角度位置算出ステップと、時間を計測する時間計測ステップと、基準回転角度を示す基準回転角度情報を記憶する基準回転角度情報記憶手段の基準回転角度情報、および前記回転角度位置算出ステップで算出した回転角度位置に基づいて、前記基準回転角度に対する前記回転子の回転状態を示す回転状態信号を出力する回転状態信号出力ステップとを含み、前記回転角度位置算出ステップで算出した回転角度位置を、前記時間計測ステップで計測した時間で除算して得られる回転数を示す回転数信号を出力する回転数信号出力ステップとを含み、前記基準回転角度情報は、所定の回転角度領域およびその回転角度領域の通過に要する通過最大時間または通過最小時間であり、前記回転状態信号出力ステップは、前記回転角度位置が前記回転角度領域に侵入してからその回転角度領域外に抜けるまでの間の時間が、前記通過最大時間を上回ったとき、または、前記通過最小時間を下回ったときは、異常検出信号を前記回転状態信号として出力する。
ここで、基準回転角度とは、回転状態を特定する基準となる回転角度をいい、これには、例えば、回転子の回転を許容する許容回転角度、回転子の回転を禁止する禁止回転角度、回転子の限界回転角度、および回転子の目標回転角度、並びにそれら回転角度を含む回転角度領域の境界回転角度が含まれる。以下、発明15の回転角度位置検出方法において同じである。
このような構成であれば、第2位置検出信号入力手段により、第2回転センサから第2位置検出信号が入力され、回転角度位置算出手段により、入力された位置検出信号および第2位置検出信号に基づいて回転角度位置が算出される。
外部に接続される装置では、異常検出信号を入力すると、回転子の回転角度が異常な回転角度であることを把握することができる。
このような構成であれば、回転角度位置が上限回転角度を上回っていると、回転状態信号出力手段により、異常検出信号が出力される。また、回転角度位置が下限回転角度を下回っていると、回転状態信号出力手段により、異常検出信号が出力される。
外部に接続される装置では、予知信号を入力すると、回転子の回転角度が目標回転角度に接近していることを把握することができる。
このような構成であれば、回転角度位置が第1境界回転角度または第2境界回転角度を回転角度領域側に跨ぐと、回転状態信号出力手段により、予知信号が出力される。
このような構成であれば、各回転角度領域との関係で回転状態信号が出力される。
このような構成であれば、位置検出信号入力手段により、レゾルバから位置検出信号が入力され、回転角度位置算出手段により、入力された位置検出信号に基づいて回転角度位置が算出される。
外部に接続される装置では、回転角度位置検出信号を入力すると、基準角度情報の原点位置を原点位置とする回転角度位置を把握することができる。
ここで、座標系情報記憶手段は、座標系情報をあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであり、座標系情報をあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、座標系情報をあらかじめ記憶することなく、本装置の動作時に外部からの入力等によって座標系情報を記憶するようになっていてもよい。以下、発明17の回転角度位置検出方法において同じである。
外部に接続される装置では、回転数信号を入力すると、回転数を把握することができる。
さらに、発明6の回転角度位置検出装置によれば、外部に接続される装置では、回転子の回転角度が異常な回転角度であることを把握することができるので、安全性の向上を図ることができるという効果が得られる。
さらに、発明10の回転角度位置検出装置によれば、外部に接続される装置では、回転子の詳細な回転状態を把握することができるという効果が得られる。
さらに、発明13の回転角度位置検出装置によれば、ユーザの都合に合わせた座標系を設定することができるので、回転センサが持つ座標系に規制されずに組立等が可能となり、外部に接続される装置側で煩雑な座標変換を行わなくてすむ。したがって、従来に比して、安全性の確保を必要とする装置の構築が容易となるという効果が得られる。
一方、発明15の回転角度位置検出方法によれば、発明4の回転角度位置検出装置と同等の効果が得られる。
さらに、発明17の回転角度位置検出方法によれば、発明13の回転角度位置検出装置と同等の効果が得られる。
さらに、発明18の回転角度位置検出方法によれば、発明14の回転角度位置検出装置と同等の効果が得られる。
まず、本実施の形態に係るレゾルバ装置100の構成を説明する。
図1は、レゾルバ装置100の軸方向の断面図である。
内輪14aは、ハウジング22の内壁体22aに軸方向に押圧された状態で固定されている。具体的には、ハウジング22の内壁体22aの上端を内輪14aの下面に当接させ、内輪押え26の押圧部26bを内輪14aの上面に接触させ、内輪押え26をボルト26aでハウジング22の内壁体22aに締結することにより固定される。
なお、ハウジング22には、ボルト24aにより固定板24が固定され、ロータ12は、モータ(後述)の回転軸に嵌合している。
図2は、制御システムの構成を示すブロック図である。
制御システムは、図2に示すように、モータ310と、モータ310の回転軸に嵌合するレゾルバ装置100と、レゾルバ装置100からのレゾルバ信号に基づいて回転角度位置を検出する中継装置200と、中継装置200で検出した回転角度位置に基づいてモータ310を制御するモータ制御装置300とを有して構成されている。
切換スイッチ54は、与えられたスイッチ切換信号に基づいて、増幅器52と単極レゾルバ30aの共通端子COM1とを接続する接続状態、および増幅器52と多極レゾルバ30iの共通端子COM2とを接続する接続状態のいずれかに切り換える。
単極レゾルバ30aからは、互いに位相が120°異なる3相の単極レゾルバ信号が出力される。3相の単極レゾルバ信号は、電流/電圧変換器56aにより電流/電圧変換され、3/2相変換器58aにより2相の単極レゾルバ信号(sin 信号、cos 信号)に変換される。そして、2相の単極レゾルバ信号は、アナログスイッチ60に出力される。
RDC64は、移相器62からのRef信号に基づいて、アナログスイッチ60からの単極レゾルバ信号または多極レゾルバ信号を所定周期でサンプリングし、サンプリングして得られた信号値をデジタル角度信号φとして出力する。
CPU68は、電源投入後は、スイッチ切換信号を切換スイッチ54に出力することにより単極レゾルバ30aに励磁信号を供給し、RDC64から単極レゾルバ信号のデジタル角度信号φを入力する。このとき、アナログスイッチ60および切換スイッチ54の切換タイミングが同期するように、アナログスイッチ60にABS/INC切換信号を出力する。次いで、スイッチ切換信号を切換スイッチ54に出力することにより多極レゾルバ30iに励磁信号を供給し、RDC64から多極レゾルバ信号のデジタル角度信号φを入力する。そして、この動作を所定周期で繰り返し行う。
メモリ66には、さらに、ロータ12の回転可能領域の上限である上限回転角度および回転可能領域の下限である下限回転角度を示す基準回転角度情報が記憶されている。基準回転角度情報は、制御信号入出力部70を介して外部から入力され、メモリ66に記憶される。したがって、中継装置200に接続される装置(例えば、モータ制御装置300やPC)において任意の内容を設定することができる。
CPU68は、位置検出信号出力部72を介して、回転角度位置検出データを示す回転角度位置検出信号をモータ制御装置300に出力する。また、異常検出信号出力部74を介して、異常検出データを示す異常検出信号をモータ制御装置300に出力する。また、制御信号入出力部70を介してモータ制御装置300との間で制御信号を入出力する。
単極レゾルバ信号用の補正データは、単極レゾルバ30aの機械角全周にわたって単極レゾルバ30aから出力される単極レゾルバ信号をRDC64のサンプリング周期でサンプリングし、サンプリングして得られた信号値と理想値との差分(誤差)として作成する。
CPU68は、マイクロプロセッシングユニット等からなり、メモリ66の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図3のフローチャートに示す回転角度位置算出処理を実行する。
図3は、回転角度位置算出処理を示すフローチャートである。
回転角度位置算出処理は、中継装置200の起動時およびそれ以降に時分割で実行される割込処理であって、CPU68で実行されると、図3に示すように、まず、ステップS100に移行する。
ステップS110では、算出したそれら回転角度位置を成分とする高精度な回転角度位置を示す回転角度位置検出データを生成し、生成した回転角度位置検出データを位置検出信号出力部72に出力し、ステップS112に移行する。
ステップS114では、回転角度位置が異常な回転角度であることを示す異常検出データを生成し、生成した異常検出データを異常検出信号出力部74に出力し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS102で、サンプリングタイミングになっていないと判定したとき(No)は、サンプリングタイミングになるまでステップS102で待機する。
以下、20歯の多極レゾルバ30iを用い、RDC64の分解能が81920[p/r](多極レゾルバ30iの電気角360°を4096分割)である場合を例にとって説明する。
図4は、回転角度位置の変化を示すグラフである。
中継装置200では、電源が投入されると、電流/電圧変換器56a、56b、3/2相変換器58a、58bおよびアナログスイッチ60を介してレゾルバ信号がRDC64に入力される。そして、RDC64により、レゾルバ信号が所定周期でサンプリングされ、サンプリングして得られた信号値がデジタル角度信号として出力される。
そして、位置検出信号出力部72を介して、回転角度位置検出データを示す回転角度位置検出信号がモータ制御装置300に出力される。
一方、中継装置200では、電源投入時の回転角度位置が上限回転角度を上回っていると、ステップS114を経て、回転角度位置が異常な回転角度であることを示す異常検出データが生成され、異常検出信号出力部74を介して、異常検出データを示す異常検出信号がモータ制御装置300に出力される。
次に、モータ310が回転すると、ロータ12に回転トルクが付与され、ロータ12が回転する。そして、レゾルバ30a、30iにより、ロータ12と一体に回転するレゾルバロータ18a、18iとの間のリラクタンス変化が検出され、レゾルバ信号が出力される。
一方、レゾルバ装置100にモーメント荷重が加わると、レゾルバ装置100がクロスローラ軸受14を中心として傾くが、レゾルバ30a、30iがクロスローラ軸受14と径方向同一平面上に配置されているので、レゾルバ30a、30iのギャップ変化を小さくすることができる。
さらに、クロスローラ軸受14の予圧を高くする等の方法を採用した場合は、ギャップ変化を抑制できる半面、クロスローラ軸受14の寿命が短くなるという不具合を伴うところ、本実施の形態では、ギャップ変化が小さい位置にレゾルバ30a、30iを配置することによりギャップ変化を低減するので、クロスローラ軸受14の長寿命化を図ることができる。
これにより、単極レゾルバ信号および多極レゾルバ信号に基づいて回転角度位置検出信号および異常検出信号が出力されるので、精度の向上を図ることができる。
これにより、モーメント荷重、アキシャル荷重およびラジアル荷重を同時に受けることができるので、アキシャル荷重およびラジアル荷重に対する剛性を維持しつつ、モーメント荷重によるギャップ変化を低減することができる。
なお、上記実施の形態において、中継装置200は、ロータ12の上限回転角度および下限回転角度を示す基準回転角度情報を記憶するように構成したが、これに限らず、ロータ12の目標回転角度を含む回転角度領域の一方または両方の境界である境界回転角度を示す基準回転角度情報を記憶するように構成することもできる。この場合、中継装置200は、メモリ66の基準回転角度情報に基づいて、回転角度位置が境界回転角度を上記回転角度領域側に跨いだと判定したときは、ロータ12の回転角度位置が目標回転角度に接近していることを示す予知信号を出力する。
また、上記実施の形態において、中継装置200は、上限回転角度および下限回転角度で囲われる1つの回転禁止領域を基準回転角度情報に設定するように構成したが、これに限らず、複数の回転角度領域を基準回転角度情報に設定するように構成することもできる。
これにより、モータ制御装置300では、各回転角度領域について回転角度位置が異常であることを把握することができる。
これにより、モータ制御装置300では、異常検出信号に基づいてモータ310を駆動すればよいので制御が容易となる。したがって、モータ制御装置300の構築がさらに容易となる。
なお、起動時に限らず、稼働時でも同様に構成することができる。
これにより、モータ制御装置300では、所定の回転角度領域を必要な時間内に通過する必要がある場合の制御が容易となる。したがって、モータ制御装置300の構築がさらに容易となる。
なお、時間に限らず、速度で行ってもよい。
これにより、モータ制御装置300では、所定の回転角度領域を十分な時間をかけて通過する必要がある場合の制御が容易となる。したがって、モータ制御装置300の構築がさらに容易となる。
なお、時間に限らず、速度で行ってもよい。
この場合において、レゾルバ30aは、発明12または16の回転センサに対応し、メモリ66は、発明12または16の基準回転角度情報記憶手段に対応している。
この場合において、レゾルバ30aは、発明13または17の回転センサに対応し、メモリ66は、発明13または17の座標系情報記憶手段に対応している。
これにより、モータ制御装置300側で回転数計測システムを構築しなくてもすむので、従来に比して、モータ制御装置300の構築が容易となる。
この場合において、レゾルバ30aは、発明14または18の回転センサに対応し、タイマは、発明14の時間計測手段に対応している。
また、上記実施の形態においては、出力部70〜74の構成について詳細に説明しなかったが、例えば、シリアル通信可能に構成することができるし、フォトカプラやTTL等からなるI/Oポートとして構成することもできる。
また、上記実施の形態においては、レゾルバロータ18a、18iをロータ12の内壁体12aの外周面に、レゾルバステータ20a、20iを内輪押え26の内周面に取り付けて構成したが、これに限らず、レゾルバステータ20a、20iをロータ12の内壁体12aの外周面に、レゾルバロータ18a、18iを内輪押え26の内周面に取り付けて構成することもできる。
また、上記実施の形態においては、クロスローラ軸受14を適用したが、これに限定するものではなく、4点接触玉軸受、アンギュラ玉軸受、深溝玉軸受、円筒ころ軸受、円錐ころ軸受などを適用してもよい。この場合、モーメント荷重、アキシャル荷重およびラジアル荷重を同時に受けることができる転がり軸受を採用することが好ましい。かかる転がり軸受としては、例えば、4点接触玉軸受が該当する。
12 ロータ
14 クロスローラ軸受
14a 内輪
14b 外輪
14c クロスローラ
30a、30i レゾルバ
18a、18i レゾルバロータ
20a、20i レゾルバステータ
22 ハウジング
12a、22a 内壁体
12b、22b 外壁体
26 内輪押え
28 外輪押え
200 中継装置
50 発振器
52 増幅器
54 切換スイッチ
56a、56b 電流/電圧変換器
58a、58b 3/2相変換器
60 アナログスイッチ
62 移相器
64 RDC
66 メモリ
68 CPU
70 制御信号入出力部
72 位置検出信号出力部
74 異常検出信号出力部
300 モータ制御装置
310 モータ
Claims (3)
- 回転子の1回転につき基本波成分が1周期となる位置検出信号を出力する回転センサから前記位置検出信号を入力し、入力した位置検出信号に基づいて前記回転子の回転角度位置を検出し、検出した回転角度位置を示す回転角度位置検出信号を出力し、
基準回転角度を示す基準回転角度情報を記憶する基準回転角度情報記憶手段と、
前記回転センサから前記位置検出信号を入力する位置検出信号入力手段と、
前記回転子の1回転につき基本波成分が多周期となる第2位置検出信号を出力する第2回転センサから前記第2位置検出信号を入力する第2位置検出信号入力手段と、
前記位置検出信号入力手段で入力した位置検出信号および前記第2位置検出信号入力手段で入力した第2位置検出信号に基づいて前記回転角度位置を算出する回転角度位置算出手段と、
前記基準回転角度情報記憶手段の基準回転角度情報および前記回転角度位置算出手段で算出した回転角度位置に基づいて、前記基準回転角度に対する前記回転子の回転状態を示す回転状態信号を出力する回転状態信号出力手段と、
時間を計測する時間計測手段と、
前記回転角度位置算出手段で算出した回転角度位置を、前記時間計測手段で計測した時間で除算して得られる回転数を示す回転数信号を出力する回転数信号出力手段とを備え、 前記基準回転角度情報は、所定の回転角度領域およびその回転角度領域の通過に要する通過最大時間または通過最小時間であり、
前記回転状態信号出力手段は、前記回転角度位置が前記回転角度領域に侵入してからその回転角度領域外に抜けるまでの間の時間が、前記通過最大時間を上回ったとき、または、前記通過最小時間を下回ったときは、異常検出信号を前記回転状態信号として出力し、 座標系で前記回転角度位置を示す回転角度位置検出信号を出力するようになっている回転角度位置検出装置。 - 請求項1に記載の回転角度位置検出装置を備えたモータ。
- 回転子の1回転につき基本波成分が1周期となる位置検出信号を出力する回転センサから前記位置検出信号を入力し、入力した位置検出信号に基づいて前記回転子の回転角度位置を検出し、検出した回転角度位置を示す回転角度位置検出信号を出力し、
前記回転センサから前記位置検出信号を入力する位置検出信号入力ステップと、
前記回転子の1回転につき基本波成分が多周期となる第2位置検出信号を出力する第2回転センサから前記第2位置検出信号を入力する第2位置検出信号入力ステップと、
前記位置検出信号入力ステップで入力した位置検出信号および前記第2位置検出信号入力ステップで入力した第2位置検出信号に基づいて前記回転角度位置を算出する回転角度位置算出ステップと、
時間を計測する時間計測ステップと、
基準回転角度を示す基準回転角度情報を記憶する基準回転角度情報記憶手段の基準回転角度情報、および前記回転角度位置算出ステップで算出した回転角度位置に基づいて、前記基準回転角度に対する前記回転子の回転状態を示す回転状態信号を出力する回転状態信号出力ステップとを含み、
前記回転角度位置算出ステップで算出した回転角度位置を、前記時間計測ステップで計測した時間で除算して得られる回転数を示す回転数信号を出力する回転数信号出力ステップとを含み、
前記基準回転角度情報は、所定の回転角度領域およびその回転角度領域の通過に要する通過最大時間または通過最小時間であり、
前記回転状態信号出力ステップは、前記回転角度位置が前記回転角度領域に侵入してからその回転角度領域外に抜けるまでの間の時間が、前記通過最大時間を上回ったとき、または、前記通過最小時間を下回ったときは、異常検出信号を前記回転状態信号として出力し、
座標系で前記回転角度位置を示す回転角度位置検出信号を出力する回転角度位置検出方法。
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