JP5845216B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
(1)タイヤのトレッド踏面に、トレッド周方向に延びる少なくとも2本の周方向溝及びトレッド端により区画される、少なくとも3つの陸部列を有する空気入りタイヤにおいて、前記陸部列のうちトレッド幅方向最外側の陸部列に、当該陸部列に隣接する周方向溝から少なくとも接地端まで、トレッド幅方向に延びるサイプが複数本配置され、前記サイプを、トレッド幅方向外側から順に、サイプ外側部分、サイプ中央部分、サイプ内側部分の3つに、トレッド幅方向に分けたとき、前記サイプ外側部分におけるサイプ深さは、前記サイプ中央部分におけるサイプ深さより浅く、前記サイプ内側部分におけるサイプ深さは、前記サイプ中央部分におけるサイプ深さより浅く、且つ、前記サイプ外側部分におけるサイプ深さより深く、前記サイプは、タイヤ平面視にて、前記サイプ中央部分と前記サイプ内側部分との交点にて屈曲した形状を有しており、前記サイプ内側部分のトレッド幅方向に対する傾斜角度は、前記サイプ中央部分のトレッド幅方向に対する傾斜角度よりも大きいことを特徴とする、空気入りタイヤ。
(5)前記トレッド幅方向最外側の陸部列のみに、サイプが配置されている、上記(1)〜(4)のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
(6)前記サイプの開口幅wと、前記サイプ外側部分におけるサイプ深さd1との比d1/wは、0.3≦d1/w≦1.5の範囲にある、上記(1)〜(5)のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
(7)前記サイプの開口幅wと、前記サイプ内側部分におけるサイプ深さd3との比d3/wは、0.2≦d3/w≦0.75の範囲にある、上記(1)〜(6)のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
0.3≦d1/w≦1.5
の範囲とすることが好ましい。比d1/wを1.5以下とすることで、接地端付近の剛性を高めて、接地時に、より確実にサイプが閉じないようにすることができ、一方で、比d1/wを0.3以上とすることで、接地時に空気がサイプ底に閉じ込められないように、トレッド幅方向外側への空気の通り道を広く確保することができるからである。このため、サイプの開口幅wは、1.0〜1.5mmとすることが好ましい。
サイプ深さd3がサイプ深さd2より浅いことにより、サイプ内側部分付近の陸部の剛性を確保して、タイヤの耐磨耗性、ロードノイズ性能などのタイヤの諸性能をさらに向上させることができ、また、サイプ内側部分においてもサイプが閉じにくくなり、シズル音をさらに低減することができるからである。また、サイプ深さd3がサイプ深さd1より深いことにより、サイプ外側部分での剛性を確保して耐磨耗性を向上させることができるからである。
0.2≦d3/w≦0.75
の範囲とすることが好ましい。比d3/wを0.75以下とすることで、サイプ内側部分の陸部の剛性を高めて、接地時に、より確実にサイプが閉じないようにすることができ、一方で、比d3/wを0.2以上とすることで、接地時に空気がサイプ底に閉じ込められないように、トレッド幅方向内側への空気の通り道を広く確保することができるからである。このため、上述の通り、サイプの開口幅wは、1.0〜1.5mmとすることが好ましい。
<シズル音評価>
ドライ路面での操縦安定性評価において、異音を感応評価した。数値は大きい方が静音性に優れていることを示す。
<ロードノイズ性能>
ロードノイズ評価路を60km/hの速度で走行させながら、運転席に取り付けた集音マイクを介して周波数100〜500Hzの全音圧(デシベル)を測定し、該測定値からロードノイズを評価し、比較例1のタイヤのロードノイズを100として指数表示した。数値は大きい方が静音性に優れていることを示す。
<耐磨耗性>
80km/hの速度で30000km走行させるドラム試験を行った。
耐磨耗性の評価は、上記ドラム走行後の残溝量を求めることにより行い、比較例1にかかるタイヤにおける耐磨耗性を100とした指数で表す。当該指数は大きいほど耐磨耗性に優れている。
これらの評価結果を、以下の表2に示す。
6:サイプ、6a:サイプ外側部、6b:サイプ中央部、6c:サイプ内側部、
7a、7b、7c:底部、8a、8b:側壁、9:陸部内溝、E:接地端、
TE:トレッド端、w:サイプの開口幅
Claims (7)
- タイヤのトレッド踏面に、トレッド周方向に延びる少なくとも2本の周方向溝及びトレッド端により区画される、少なくとも3つの陸部列を有する空気入りタイヤにおいて、
前記陸部列のうちトレッド幅方向最外側の陸部列に、当該陸部列に隣接する周方向溝から少なくとも接地端まで、トレッド幅方向に延びるサイプが複数本配置され、
前記サイプを、トレッド幅方向外側から順に、サイプ外側部分、サイプ中央部分、サイプ内側部分の3つに、トレッド幅方向に分けたとき、
前記サイプ外側部分におけるサイプ深さは、前記サイプ中央部分におけるサイプ深さより浅く、
前記サイプ内側部分におけるサイプ深さは、前記サイプ中央部分におけるサイプ深さより浅く、且つ、前記サイプ外側部分におけるサイプ深さより深く、
前記サイプは、タイヤ平面視にて、前記サイプ中央部分と前記サイプ内側部分との交点にて屈曲した形状を有しており、
前記サイプ内側部分のトレッド幅方向に対する傾斜角度は、前記サイプ中央部分のトレッド幅方向に対する傾斜角度よりも大きいことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記サイプ外側部分における底部と、前記サイプ中央部分における底部とを連結する第1の側壁は、タイヤ径方向内側から外側に向かって、トレッド幅方向外側に傾斜している、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記サイプ内側部分における底部と、前記サイプ中央部分における底部とを連結する第2の側壁は、タイヤ径方向内側から外側に向かって、トレッド幅方向内側に傾斜している、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記サイプ外側部分における底部と、前記サイプ中央部分における底部とを連結する第1の側壁は、タイヤ径方向内側から外側に向かって、トレッド幅方向外側に傾斜し、且つ、前記サイプ内側部分における底部と、前記サイプ中央部分における底部とを連結する第2の側壁は、タイヤ径方向内側から外側に向かって、トレッド幅方向内側に傾斜している、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記トレッド幅方向最外側の陸部列のみに、サイプが配置されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記サイプの開口幅wと、前記サイプ外側部分におけるサイプ深さd1との比d1/wは、
0.3≦d1/w≦1.5
の範囲にある、請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 前記サイプの開口幅wと、前記サイプ内側部分におけるサイプ深さd3との比d3/wは、
0.2≦d3/w≦0.75
の範囲にある、請求項1〜6のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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