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JP5842850B2 - フラットケーブルおよび電子機器 - Google Patents

フラットケーブルおよび電子機器 Download PDF

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JP5842850B2
JP5842850B2 JP2013068343A JP2013068343A JP5842850B2 JP 5842850 B2 JP5842850 B2 JP 5842850B2 JP 2013068343 A JP2013068343 A JP 2013068343A JP 2013068343 A JP2013068343 A JP 2013068343A JP 5842850 B2 JP5842850 B2 JP 5842850B2
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Description

本発明は、高周波信号を伝送する薄型のフラットケーブルおよび当該フラットケーブルを備える電子機器に関するものである。
従来、高周波信号を伝送する高周波線路としては、同軸ケーブルが代表的である。同軸ケーブルは、一方向に延びる形状(信号伝送方向に延びる形状)の中心導体(信号導体)と、該中心導体の外周面に沿って同心円状に設けられたシールド導体とを備える。
ところで、近年、移動体通信端末を含む高周波機器の小型化、薄型化が進み、端末筐体内に同軸ケーブルを配置するスペースが確保できない場合がある。
このような端末筐体に対して、特許文献1および特許文献2に示すようなフラットケーブルを用いることが注目されている。フラットケーブルは、幅が同軸ケーブルよりも広いものの薄型にできるため、端末筐体内に薄い隙間しかないような場合に、特に有用である。
特許文献1、特許文献2に記載のフラットケーブルは、基本的な構造として、トリプレート型のストリップライン構造を有している。
特許文献1、特許文献2に示すようなフラットケーブルは、可撓性を有し絶縁性を有する平板状の誘電体素体を備える。誘電体素体は、一直線状に延びる長尺形状である。誘電体素体の厚み方向に直交する第2面には、第2グランド導体が配設されている。第2グランド導体は、基材シートの第2面を略全面で覆う、所謂ベタ導体パターンである。基材シートの第1面に対向する第1面には、第1グランド導体が配設されている。第1グランド導体は、長手方向に沿って延びる形状の長尺状導体を、長手方向および厚み方向に直交する幅方向の両端に備える。二本の長尺状導体は、長手方向に沿って所定間隔をおいて配置され、幅方向に延びる形状からなるブリッジ導体によって接続されている。これにより、第2グランド導体は、所定の開口長からなる開口部が長手方向に沿って配列形成された形状からなる。そして、この各開口部を形成するためのブリッジ導体は、一般的に、長手方向に沿って一定の間隔で配置されている。
誘電体素体の厚み方向の中間には、所定幅で所定厚みの信号導体が形成されている。信号導体は、第1グランド導体の長尺導体部および第2グランド導体と平行な方向に伸延する長尺状からなる。信号導体は、誘電体素体の幅方向の略中央に形成されている。
このような構成により、フラットケーブルを平面視すると(第1面および第2面に直交する方向から見ると)、信号導体は、第1グランド導体に対して、ブリッジ導体で重なり合うだけで、他の領域では開口部内となるように配置される。
WO2011/007660号公報 実用新案登録第3173143号明細書
上述のフラットケーブルは一直線状に延びる長尺状である。したがって、このフラットケーブルによって接続される接続端子同士が直線上に配置され、かつ、この直線上に障害物がなければ、問題なく接続端子同士を接続できる。
しかしながら、接続端子同士を結ぶ直線上に、避けるべき部品や領域が存在する場合、フラットケーブルを、途中で屈曲させたり、湾曲させたりしなければならない。
この際、伝送するRF信号の周波数に応じて湾曲半径を所定値以上に大きくすることができれば、RF信号の伝送に悪影響を殆ど及ぼさないが、大きな湾曲半径を実現するためのスペースを必要とするため、小型化が要求される移動体通信端末内に配置する構造としては問題がある。
一方で、所定角度(例えば90°)で屈曲させたような屈曲形状のフラットケーブルを用いた場合、次の問題が生じる。
屈曲部では、当該屈曲部を挟む両端の直線部のように、TEMモードで伝送されるものではない。具体的には、屈曲部では、屈曲の内側に磁界が密になり、屈曲の外側に磁界が粗となるTEモードで伝送される。このため、屈曲部では、信号導体とグランド導体との位置関係により特性インピーダンスが大きく変化しやすい。したがって、製造ばらつき等により屈曲部の形状がばらつき易く、当該屈曲部の特性インピーダンスがばらつき易いことにより、フラットケーブル全体の特性インピーダンスもばらつき易くなってしまう。
本発明の目的は、長手方向に沿って屈曲部を備えていても、当該屈曲部の形状による影響を受け難く、伝送特性に優れるフラットケーブルを提供することにある。
この発明は、長手方向に沿って途中の少なくとも一箇所が屈曲する形状である平板状の誘電体素体と、該誘電体素体に配置され長手方向に沿って伸延する形状の信号導体と、誘電体素体の厚み方向の一方端側の面に形成され長手方向に沿って伸延する形状の第1グランド導体と、を備えるフラットケーブルに関するものであり、次の特徴を有する。
第1グランド導体は、幅方向の両端に、互いに離間して配置された二つの長尺導体と、該二つの長尺導体を、長手方向に沿って間隔を空けて接続する複数のブリッジ導体とを備えるとともに、二つの長尺導体と二つのブリッジ導体とで構成される開口部を有する。屈曲する位置を含む開口部を構成する二つのブリッジ導体の間隔は、屈曲する位置を含む開口部の少なくとも一方に隣接する開口部を構成する二つのブリッジ導体の間隔よりも狭い。
この構成では、屈曲する位置を挟む二つのブリッジ導体間の領域である屈曲部の特性インピーダンスをL性(誘導性)からC性(容量性)に補正することができる。これにより、屈曲部の特性インピーダンスの最大値を小さくすることができ、屈曲部の特性インピーダンスのばらつきがフラットケーブルの特性インピーダンスおよび伝送特性に及ぼす影響を軽減することができる。
また、この発明のフラットケーブルは、次に構成であることが好ましい。屈曲する位置を含む開口部を構成する二つのブリッジ導体の間隔は、屈曲する位置を含む開口部に隣接する二つの開口部を構成する二つのブリッジ導体のいずれの間隔よりも狭い。
この構成では、屈曲部による特性インピーダンスのばらつきが、フラットケーブルの特性インピーダンスに与える影響を、さらに低減することができる。
また、この発明のフラットケーブルは、次の構成であることが好ましい。屈曲する位置を含む開口部を構成する二つのブリッジ導体の間隔は、屈曲する位置を含まない全ての開口部を構成する二つのブリッジ導体の間隔の平均よりも狭い。
この構成では、屈曲部による特性インピーダンスのばらつきが、フラットケーブルの特性インピーダンスに与える影響を、さらに確実に低減することができる。
また、この発明のフラットケーブルは、屈曲する位置を含む開口部によって決定される屈曲部の特性インピーダンスの最大値が、該二つのブリッジ導体以外の各ブリッジ導体の間隔によって決まる特性インピーダンスの最大値以下であることが好ましい。
この構成では、屈曲部の特性インピーダンスの最大となる点によって波長が決まる不要な定在波の発生を抑制することができる。
また、この発明のフラットケーブルは、屈曲する位置を挟む二つのブリッジ導体の間隔から決まる屈曲部の特性インピーダンスの最大値が、該二つのブリッジ導体以外の各ブリッジ導体の間隔によって決まる特性インピーダンスの最大値よりも小さいことが好ましい。
この構成では、屈曲部の特性インピーダンスの最大値が直線部の特性インピーダンスの最大値よりも小さいので、屈曲部の特性インピーダンスによる低周波数の定在波の発生をより確実に抑制することができる。
また、この発明のフラットケーブルは、誘電体素体の厚み方向の他方端の略全面に形成された第2グランド導体と、第1グランド導体と第2グランド導体とを接続する層間接続導体と、を備えることが好ましい。
この構成により、所謂トリプレート型の伝送線路を実現することができ、さらに不要輻射を軽減できる。
また、この発明のフラットケーブルでは、第1グランド導体を構成する二つの長尺導体の間隔は、ブリッジ導体によって接続される位置よりも、隣り合うブリッジ導体の中間の位置の方が広いことが好ましい。
この構成では、ブリッジ導体に挟まれる領域において、長手方向に沿って、特性インピーダンスが急激且つ大幅に変化することを防止でき、伝送特性を向上できる。
また、この発明のフラットケーブルでは、信号導体の幅は、ブリッジ導体によって接続される位置よりも、隣り合うブリッジ導体の中間の位置の方が広いことが好ましい。
この構成では、信号導体のRF抵抗が軽減され、フラットケーブルとしての導体損を低減することができる。
また、この発明のフラットケーブルは、長手方向の少なくとも一方端に、信号導体に接続するコネクタ部材を備えてもよい。
この構成では、コネクタ部材を備えることで、外部回路基板等に、フラットケーブルを容易に接続できる。
また、この発明は、電子機器に関するものであり、次の特徴を備える。電子機器は、上述のいずれかに記載のフラットケーブルと、該フラットケーブルによって接続される複数の実装回路基板と、フラットケーブルおよび実装回路基板が内蔵される筐体と、を備える。
この構成では、上述のフラットケーブルを用いた電子機器を示している。上述のフラットケーブルを用いることで、筐体内に配置される複数の実装回路基板の接続態様がどのような態様であっても、伝送損失を増加させることなく、実装回路基板間でRF信号を伝送することができる。
この発明によれば、長手方向に沿ってモードが連続しないような屈曲部を備えていても、この屈曲部の影響を受け難く、優れた伝送特性を有するフラットケーブルを実現することができる。
本発明の第1の実施形態に係るフラットケーブルの外観斜視図である。 伝送線路部の直線部の構造を示す図である。 伝送線路部の屈曲部の構造を示す図である。 本実施形態に係るフラットケーブルの伝送線路部の長手方向に沿った特性インピーダンスの分布特性を示すグラフである。 変形例に係るフラットケーブルを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る携帯電子機器の部品構成を示す側面断面図および平面断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るフラットケーブルの屈曲部付近を拡大した拡大平面図である。 本発明の第3の実施形態に係るフラットケーブルの屈曲部付近を拡大した拡大平面図である。
本発明の第1の実施形態に係るフラットケーブルについて、図を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るフラットケーブル60の外観斜視図である。図2は、本体10の直線部100Sの構造を示す図である。図2(A)は、誘電体素体110を省略した状態で直線部100Sを第1主面側から見た平面図であり、図2(B)は、図2(A)のA−A断面図であり、図2(C)は図2(A)のB−B断面図である。図3は、伝送線路部10の屈曲部100Bの構造を示す図である。図3は誘電体素体110を省略した状態で直線部100Sを第1主面側から見た平面図である。
フラットケーブル60は、伝送線路部10と、同軸コネクタ61とを備える。伝送線路部10は、平板状で且つ長尺状からなる。伝送線路部10は、長手方向に沿って二箇所で屈曲する形状からなる。同軸コネクタ61は二個あり、伝送線路部10の長手方向の両端にそれぞれ設置されている。同軸コネクタ61は、伝送線路部10の第1主面(本発明の一方面に相当)側に設置されている。同軸コネクタ61の図示していない中心導体は、本伝送線路部10の信号導体40(図2、図3参照)の端部に接続されている。また、同軸コネクタ61の図示していない外部導体は、伝送線路部10の第1グランド導体20に接続されている。なお、同軸コネクタ61は、省略することもでき、同軸の態様でなくてもよい。省略する場合には、伝送線路部10の両端付近の信号導体40や、第1グランド導体20および第2グランド導体30を外部に露出させればよい。また、同軸コネクタ61の設置面を異ならせてもよい。例えば、一方端の同軸コネクタ61を第1主面側に設置し、他方端の同軸コネクタ61を第2主面側に設置してもよい。
伝送線路部10は、外観上は、平板状の誘電体素体110を、当該誘電体素体110の厚み方向の両端から保護層120と保護層130ではさみ込む形状からなる。具体的には、誘電体素体110の厚み方向の一方端面である第1主面側には、誘電体素体110の略全面に亘り保護層120が形成されている。誘電体素体110の厚み方向の他方端面である第2主面側には、誘電体素体110の略全面に亘り保護層130が形成されている。
伝送線路部10は、三箇所の直線部100Sを二箇所の屈曲部100Bで接続する形状からなる。長手方向の両端の直線部100Sは、第1主面および第2主面に平行な第1の方向であるx方向を長手方向とする。中間の直線部100Sは、第1主面および第2主面に平行でx方向に直交する第2の方向であるy方向を長手方向とする。屈曲部100Bは、これら三箇所の直線部100Sの間に接続される。なお、直線部100Sと屈曲部100Bは一体形成されている。
直線部100Sおよび屈曲部100Bのより具体的な形状について、図2、図3を参照して説明する。
直線部100Sおよび屈曲部100Bは、途中で屈曲した形状からなる平板状の誘電体素体110を備える。誘電体素体110は、例えば、ポリイミドや液晶ポリマ等の可撓性を有する素材からなる。
信号導体40は、平膜状からなり、誘電体素体110の幅方向の略中央に形成されている。信号導体40の幅は、誘電体素体110の幅よりも狭く、より具体的には、後述する第1グランド導体20を構成する長尺導体21,22の幅方向の間隔よりも狭い。信号導体40は、誘電体素体110の厚み方向の中間位置より第1グランド導体20側の所定位置に形成されている。信号導体40の厚み方向の位置は、伝送線路部10として所望とする特性インピーダンスが得られるように設定されている。信号導体40は、導電性が高い材料、例えば銅(Cu)等からなる。
第1グランド導体20は、誘電体素体110の第1主面に形成されている。第1グランド導体20は、長尺導体21,22とブリッジ導体23(23B1,23B2を含む)とを備える。第1グランド導体20も、導電性が高い材料、例えば銅(Cu)等からなる。
長尺導体21,22は、誘電体素体110の長手方向に沿って延びる長尺状である。長尺導体21は、誘電体素体110の幅方向の一方端に形成されており、長尺導体22は、誘電体素体110の幅方向の他方端に形成されている。長尺導体21,22は、誘電体素体110の幅方向に沿って、所定の間隔をおいて形成されている。
ブリッジ導体23は、誘電体素体110の幅方向に伸延する形状からなる。ブリッジ導体23は、誘電体素体110の長手方向に沿って間隔をおいて、複数形成されている。これにより、第1主面側に直交する方向から見て(厚み方向に沿って見て)、ブリッジ導体23間には、開口部24が形成される。
このように、第1グランド導体20は、長手方向に延びる梯子形状からなる。
第2グランド導体30は、誘電体素体110の第2主面に形成されている。第2グランド導体30は、誘電体素体110の略全面に亘り形成されている。第2グランド導体30も、導電性が高い材料、例えば銅(Cu)等からなる。
第1グランド導体20と第2グランド導体30は、層間接続導体50によって接続されている。層間接続導体50は、所謂導電性ビア導体であり、誘電体素体110を厚み方向に貫通する導体である。層間接続導体50は、第1グランド導体20における長尺導体21,22とブリッジ導体23とが接続する位置に形成されている。
層間接続導体50の形成について説明する。まず、レーザ又はパンチにより誘電体素体110を形成する複数の絶縁性フィルムの必要箇所に貫通孔を形成する。そして、形成された貫通孔に導電性ペースト(例えば主成分として銀(Ag)を含む)を充填する。そして、複数の絶縁性フィルムをそれぞれ積層して加熱圧着することで誘電体素体110が形成されるとともに、充填された導電性ペーストは、金属化し、導電性ビア導体である層間接続導体50となる。このように、導電性ペーストの金属化は、誘電体素体110の加熱圧着時と同時に行うことができる。
このような構成により、誘電体素体110内に形成された信号導体40を第1グランド導体20と第2グランド導体30とではさみ込む形状からなる。所謂トリプレート型の伝送線路を実現できる。
このように形成されたトリプレート型の伝送線路に対して、上述のように、誘電体素体110の第1主面側に保護層120を形成し、誘電体素体110の第2主面側に保護層130を形成する。これにより、本実施形態に係る伝送線路部10が実現される。
本実施形態の伝送線路部10では、ブリッジ導体23の配置間隔が、直線部100Sと屈曲部100Bとで異なる。図2(A)、図3に示すように、直線部100Sでのブリッジ導体23の配置間隔をL1とする。また、屈曲部100Bのブリッジ導体23B1,23B2の配置間隔をL2とする。ここで、屈曲部100Bのブリッジ導体の配置間隔L2は、図3に示すように、伝送線路部10の屈曲点を挟み、長手方向において当該屈曲点に最も近接する両側のブリッジ導体23B1とブリッジ導体23B2との間の長さである。この長さは、信号導体40の幅方向の中心線に沿って設定された長さである。
そして、屈曲部100Bのブリッジ導体の配置間隔L2は、直線部100Sのブリッジ導体の配置間隔L1よりも短い。このような構造とすることで、次に示すような作用効果が得られる。
図4は、本実施形態に係るフラットケーブル60の伝送線路部10の長手方向に沿った特性インピーダンスの分布特性を示すグラフである。
直線部100Sでは、ブリッジ導体23の配置間隔に応じた周期で特性インピーダンスが変化し、長手方向に沿ったブリッジ導体23の中間位置、言い換えれば長手方向に沿った開口部24の中心位置で、特性インピーダンスの実部が最大値Zrsとなる。直線部100Sでは、ブリッジ導体23の間隔が一定であるので、直線部100Sの全体に亘って、特性インピーダンスの実部の最大値はZrsとなる。なお、この直線部100Sのブリッジ導体23の配置間隔(開口部24の長手方向に沿った長さ)は、この特性インピーダンスの最大点の間隔によって生じる不要な定在波の波長が、伝送線路部10で伝送するRF信号の波長よりも十分に短く、例えば、RF信号の2倍波や3倍波の波長よりも短くなるように設定されている。
屈曲部100Bのブリッジ導体23B1,23B2の配置間隔L2は、直線部100Sの配置間隔L1よりも短い。これにより、屈曲部100BはL性(誘導性)が強くなることなく、直線部100SよりもC性(容量性)が強くなるように設定できる。したがって、屈曲部100Bの特性インピーダンスの実部の最大値Zrbを、直線部100Sの特性インピーダンスの実部の最大値Zrsよりも小さくすることができる。
このような構成により、伝送線路部10としての特性インピーダンスは、直線部100Sの特性インピーダンスが支配的になる。すなわち、主に直線部100Sの特性インピーダンスによって、伝送線路部10の特性インピーダンスが決定される。これにより、製造ばらつきによって形状変化しやすい屈曲部100Bの特性インピーダンスが、当該製造ばらつきによって変化してしても、伝送線路部10としての特性インピーダンスに与える影響は小さい。これにより、製造ばらつきの影響を軽減し、特性インピーダンスが安定した伝送線路部10を実現することができる。
また、屈曲部100Bと直線部100Sとで、このような特性インピーダンスの関係を実現できることにより、屈曲部100Bの特性インピーダンスの実部の最大値Zrbとなる点を一方端としてフラットケーブル60の別の特性インピーダンスが高い点を他方端とする不要な定在波や、隣り合う屈曲部100Bを両端とする不要な定在波が生じない。このような不要な定在波は波長が長く、例えばRF信号の波長に近くなってしまうことがある。しかしながら、本実施形態の構成を用いることで、このようなRF信号の波長に近い波長の長い不要な定在波が生じることを抑制できる。これにより、伝送線路部10の伝送特性を向上することができる。
なお、上述の実施形態では、伝送線路部10が90°で屈曲する場合を例に示したが、直線部から屈曲部にRF信号が伝送される際に、TEMモードからTEモードにモード変換してしまうような屈曲形状や湾曲形状であれば、本実施形態の構成を適用でき、本実施形態に示す作用効果を奏することができる。
図5(A)は、フラットケーブル60の変形例に係る屈曲部101Bを備えたフラットケーブル600の平面図である。図5(B)は、伝送線路部10Aの屈曲部101B及び直線部101Sの構造を示す図である。フラットケーブル600は、図5A(A)に示すように、屈曲部101Bが湾曲形状である点において、フラットケーブル60と相違する。重複する構成の説明は、省略する。
伝送線路部10Aは、二箇所の屈曲部101Bと三箇所の直線部101Sが、それぞれ交互に接続されてなる。直線部101Sは、上述の説明の直線部100Sと同じ構造である。屈曲部101Bは、伸長方向を(例えば180°で)転向するように伝送線路部10Aを屈曲させている。
第1グランド導体20、長尺導体21,22、第2グランド導体30、信号導体40、及び保護層120,130は、伝送線路部10Aの形状に沿う形状(屈曲する形状)であり、厚み方向の層構造は、直線部101Sと同じ構造である。
屈曲部101Bのブリッジ導体23の配置間隔L4は、直線部101Sのブリッジ導体23の配置間隔L3より短い。
このような構成により、伝送線路部10Aは、屈曲部101Bにおいて、直線部101Sよりも、C性(容量)が強くなり、すなわち、インピーダンスが小さくでき、伝送特性を向上できる。
このような構造のフラットケーブルは、例えば次に示すように製造される。
まず、両面銅貼りの第1の絶縁性フィルムと、片面銅貼りの第2の絶縁性フィルムを用意する。
第1の絶縁性フィルムの第1主面側に、パターニング処理により、第1グランド導体20を形成する。第1の絶縁性フィルムの第2主面側にパターニング処理により、信号導体40を形成する。なお、第1の絶縁性フィルムには、第1グランド導体20と信号導体40との組が、複数個、配列形成されている。
第2の絶縁性フィルムの第2主面側に、パターニング処理により、第2グランド導体30を形成する。なお、第2の絶縁性フィルムには、第2グランド導体30が、複数個、配列形成されている。
各第1グランド導体20と第2グランド導体30とが対向するように、第1の絶縁性フィルムと第2の絶縁性フィルムとを貼り合わせる。この際、信号導体40が第1の絶縁性フィルムと第2の絶縁フィルムとの間に配置されるように、第1の絶縁性フィルムと第2の絶縁性フィルムとを貼り合わせる。これにより、信号導体40を厚み方向の中間位置に備える誘電体素体の両面に第1グランド導体20と第2グランド導体30とが形成された複合体を、複数得られる。
この複合体から、それぞれ個別の伝送線路部10を切り出す。伝送線路部10に保護層120、130を形成する。伝送線路部10の長手方向の両端で、且つ、保護層130の形成される側の面に同軸コネクタ61を設置する。
上述の構造からなるフラットケーブル60は、次に示す携帯電子機器に用いることができる。図6(A)は本発明の第1の実施形態に係る携帯電子機器の部品構成を示す側面断面図であり、図6(B)は当該携帯電子機器の部品構成を説明する平面断面図である。
携帯電子機器1は、薄型の機器筐体2を備える。機器筐体2内には、実装回路基板3A,3Bと、バッテリーパック4が配置されている。実装回路基板3A,3Bの表面には、複数のICチップ5および実装部品6が実装されている。実装回路基板3A,3Bおよびバッテリーパック4は、機器筐体2を平面視して、実装回路基板3A,3B間にバッテリーパック4が配置されるように、機器筐体2に設置されている。ここで、機器筐体2はできる限り薄型に形成されているので、機器筐体2の厚み方向においては、バッテリーパック4と機器筐体2との間隔が極狭い。したがって、この間に同軸ケーブルを配置することができない。
しかしながら、本実施形態に示したフラットケーブル60を、当該フラットケーブル60の厚み方向と、機器筐体2の厚み方向とが一致するように配置することで、バッテリーパック4と機器筐体2との間に、フラットケーブル60を通すことができる。これにより、バッテリーパック4を中間に配して離間された実装回路基板3A,3Bをフラットケーブル60で接続することができる。
さらに、本実施形態に示したように、フラットケーブル60が長手方向の中間で屈曲する形状であるので、実装回路基板3Aのフラットケーブル60の接続端子と、実装回路基板3Bのフラットケーブル60の接続端子とを結ぶ直線状に、フラットケーブルを配線できない規制がある場合(例えば、図6の例であれば、バッテリーパック4の表面に電子部品が実装されている場合等)であっても、実装回路基板3A,3Bを接続することができる。そして、このような屈曲形状を有していても、本実施形態の構成を用いることで、実装回路基板3A,3B間でのフラットケーブル60による伝送損失を抑制することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係るフラットケーブルについて、図を参照して説明する。図7は本発明の第2の実施形態に係るフラットケーブルの屈曲部100Ba付近を拡大した拡大平面図である。図7では、誘電体素体の図示は省略している。
本実施形態のフラットケーブル60aは、第1グランド導体20aの構造が、第1の実施形態に示したフラットケーブル60と異なるものであり、他の構成は第1の実施形態に示したフラットケーブル60と同じである。したがって、異なる箇所のみを説明する。
第1グランド導体20aは、長尺導体21と長尺導体22とがブリッジ導体23a(23aB1,23aB2を含む)によって接続されている。ブリッジ導体23aは、長尺導体21,22に接続する端部付近の幅が、当該端部に近づくにしたがって広くなる形状からなる。すなわち、ブリッジ導体23aの中央付近の幅をWcとして、端部幅をWeとした場合に、Wc<Weであり、端部に近づくにしたがってWcからWeになるように、徐々に幅が広がる形状からなる。
この構造により、開口部24aは、ブリッジ導体23aに接する長手方向の端部の開口幅Woeが、長手方向に沿ったブリッジ導体23a間の中間位置の開口幅Wocよりも狭くなる。そして、開口部24aは、ブリッジ導体23aに接する端部から中間位置に向かって、徐々に開口幅が広くなる形状からなる。そして、長尺導体21と長尺導体22との間隔(開口部24aの開口幅Woc)は、第1の実施形態に示した長尺導体21と長尺導体22との間隔よりも広い。
この開口部の幅がブリッジ導体から離間するほど徐々に広がる構造は、直線部100Saのみでなく、屈曲部100Baでも同じである。
このような構成とすることで、開口部での特性インピーダンスは、長手方向に沿って、小、中、大、中、小と変化する。これにより、ブリッジ導体23aの設置位置と開口部24aとの間での特性インピーダンスの急激な変化を抑制することができる。
これにより、さらに優れた伝送特性のフラットケーブルを実現することができる。
次に、第3の実施形態に係るフラットケーブルについて、図を参照して説明する。図8は本発明の第3の実施形態に係るフラットケーブルの屈曲部100Bb付近を拡大した拡大平面図である。図8では、誘電体素体の図示は省略している。
本実施形態のフラットケーブル60bは、第2の実施形態に係るフラットケーブル60aに対して、信号導体40bの形状が異なるものであり、他の構成は第2の実施形態に係るフラットケーブル60aと同じである。したがって、異なる箇所のみを説明する。
信号導体40bは、第1主面に直交する方向から見て、ブリッジ導体23aと重なる部分の幅Wdeが狭く、開口部24aの中央領域に配置される部分での幅Wdcが広い。すなわち、Wdc>Wdeである。また、信号導体40bは、ブリッジ導体23aに重なる位置から開口部24aの中央領域に向かって、徐々に幅が広がる形状からなる。
このブリッジ導体23aと重なる部分の幅Wdeが狭く、開口部24aの中央領域に配置される部分での幅Wdcが広い構造は、直線部100Sbのみでなく、屈曲部100Bbでも同じである。
このような構造とすることで、信号導体40bのRF抵抗を低減させることができる。これにより、導体損を低減させることができ、さらに優れた伝送特性のフラットケーブルを実現することができる。
なお、上述の各実施形態では、直線部におけるブリッジ導体の配置間隔を一定する例を示したが、配置間隔は一定でなくてもよい。この場合、直線部のブリッジ導体の間隔の平均値が、屈曲部のブリッジ導体の間隔よりも広くなるようにすればよい。これにより、上述の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、上述の実施形態では、直線部のブリッジ導体の間隔が一定で、屈曲部のブリッジ導体の間隔が直線部のブリッジ導体の間隔よりも短い構成を示した。しかしながら、少なくとも、屈曲部の開口部に隣接する開口部(直線部内)を形成するブリッジ導体の間隔よりも、屈曲部のブリッジ導体の間隔が狭ければよい。この際、屈曲部の開口部に隣接する両側の開口部の内、少なくとも一方側の開口部を形成するブリッジ導体の間隔よりも、屈曲部のブリッジ導体の間隔が狭ければよい。屈曲部のブリッジ導体の間隔は、両側の開口部のブリッジ間隔よりも狭ければ、よりよい。このような構成であっても、製造ばらつきによる屈曲部の特性インピーダンスのばらつきが、伝送線路部の特性インピーダンスのばらつきに与える影響を抑制することができる。
また、屈曲部の特性インピーダンスの実数の最大値が、直線部の特性インピーダンスの実数の最大値よりも小さい例を示したが、これらが同じになるように設定してもよい。ただし、製造ばらつきにより、特性インピーダンスは変化するものであり、特に、屈曲部の特性インピーダンスは変化しやすい。したがって、このような特性インピーダンスのばらつきが生じても、屈曲部の特性インピーダンスの実数の最大値が、直線部の特性インピーダンスの実数の最大値よりも大きくならないように、屈曲部のブリッジ導体の間隔を決定するとよい。
なお、上述の実施形態では、ベタ導体である第2グランド導体30を備える例を示したが、第2グランド導体30を備えないフラットケーブルであっても、上述の構成を適用することができる。
1:携帯電子機器、
2:機器筐体、
3A,3B:実装回路基板、
4:バッテリーパック、
5:ICチップ、
6:実装部品、
10,10A:伝送線路部、
20:第1グランド導体、
21,22:長尺導体、
30:第2グランド導体、
23,23B1,23B2,23aB1,23aB2:ブリッジ導体、
24,24a,25,26:開口部、
40,40b:信号導体、
50:層間接続導体、
60,60a,60b:フラットケーブル、
61:同軸コネクタ、
100S,100Sa,100Sb,101S:直線部、
100B,100Ba,100Bb,101B:屈曲部、

Claims (10)

  1. 長手方向に沿って途中の少なくとも一箇所が屈曲する形状である平板状の誘電体素体と、
    該誘電体素体に配置され、前記長手方向に沿って伸延する形状の信号導体と、
    前記誘電体素体の厚み方向の一方端側の面に形成され、前記長手方向に沿って伸延する形状の第1グランド導体と、
    を備えるフラットケーブルであって、
    前記第1グランド導体は、前記幅方向の両端に、互いに離間して配置された二つの長尺導体と、該二つの長尺導体を、前記長手方向に沿って間隔を空けて接続する複数のブリッジ導体とを備えるとともに、前記二つの長尺導体と前記二つのブリッジ導体とで構成される開口部を有し、
    前記屈曲する位置を含む開口部を構成する二つの前記ブリッジ導体の間隔であって、屈曲点を挟む間隔は、前記屈曲する位置を含む開口部の少なくとも一方に隣接する開口部を構成する二つのブリッジ導体の間隔よりも狭い、フラットケーブル。
  2. 前記屈曲する位置を含む開口部を構成する二つの前記ブリッジ導体の間隔は、前記屈曲する位置を含む開口部に隣接する二つの開口部を構成する二つのブリッジ導体のいずれの間隔よりも狭い、請求項1に記載のフラットケーブル。
  3. 前記屈曲する位置を含む開口部を構成する二つの前記ブリッジ導体の間隔は、前記屈曲する位置を含まない全ての開口部を構成する二つの前記ブリッジ導体の間隔の平均よりも狭い、請求項1または請求項2に記載のフラットケーブル。
  4. 前記屈曲する位置を含む開口部によって決定される屈曲部の特性インピーダンスの最大値が、前記屈曲する位置を含む開口部を構成する二つの前記ブリッジ導体以外の各ブリッジ導体の間隔によって決まる特性インピーダンスの最大値以下である、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のフラットケーブル。
  5. 前記屈曲部の特性インピーダンスの最大値は、前記屈曲する位置を含む開口部を構成する二つの前記ブリッジ導体以外の各ブリッジ導体の間隔によって決まる特性インピーダンスの最大値よりも小さい、請求項4に記載のフラットケーブル。
  6. 前記誘電体素体の厚み方向の他方端の略全面に形成された第2グランド導体と、
    前記第1グランド導体と前記第2グランド導体とを接続する層間接続導体と、
    を備える、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のフラットケーブル。
  7. 前記第1グランド導体を構成する前記二つの長尺導体の間隔は、前記ブリッジ導体によって接続される位置よりも、隣り合う前記ブリッジ導体の中間の位置の方が広い、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のフラットケーブル。
  8. 前記信号導体の幅は、前記ブリッジ導体によって接続される位置よりも、隣り合う前記ブリッジ導体の中間の位置の方が広い、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のフラットケーブル。
  9. 前記長手方向の少なくとも一方端に、前記信号導体に接続するコネクタ部材を備える、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のフラットケーブル。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載のフラットケーブルと、
    該フラットケーブルによって接続される複数の実装回路基板と、
    前記実装回路基板が内蔵される筐体と、を備えた電子機器。
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