JP5842333B2 - 記録方法及び記録装置 - Google Patents
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また、アニオン反応性化合物と光塩基発生剤の組合せの系では、弱塩基でも反応が進むため、カチオン系と違い、腐食は問題にならないが、反応が非常に遅い、という問題があった。
その第1の目的は、記録媒体上の活性光線硬化型インクに活性光線を照射する活性光線照射装置直前に気体を吹き付ける装置を備えることで、ドット高さを抑えた状態で活性光線を照射することにより、凹凸形状が無く、光沢感のある高画質な印刷画像が得られ、かつ薄層となるために少ないインク量で印刷が可能とすることである。さらに酸素阻害を受けない酸発生剤または塩基発生剤を含む活性光線硬化性インクを用いるため、硬化性を損なうことなく、生産性の高い記録方法を提案することができる。
ラジカル重合型インクでは、光照射によって発生したラジカルが、酸素リッチな状況下においては酸素と結合してクエンチされるため、成長反応が途中で止まり、硬化が不十分なベタベタした塗膜となる場合がある。これに対して、酸発生剤または塩基発生剤を含むインクは、酸素阻害による影響が無く、反応が最後まで進む、という特徴がある。
酸発生剤または塩基発生剤を含むインクは、湿気に弱いため、吹き付ける気体は水分の少ない乾燥した気体にするとさらに反応効率が良い。
その第3の目的は、温風として照射装置からの排出風を用いることで、コンパクトで低コスト化が可能な記録方法を提案することである。
その第4の目的は、実質的に非インク吸収性の記録媒体で顕著となるドット高さを抑え、凹凸形状が無く、光沢感のある高画質な印刷画像を得ることにある。
その第5の目的は、上記の記録方法を有する記録装置を提供することにある。
(2)前記活性光線照射装置直前に吹き付ける気体が温風であることを特徴とする(1)に記載の記録方法。
(3)前記温風が前記活性光線照射装置からの排出風であることを特徴とする(2)に記載の記録方法。
(4)(1)に記載の記録方法を実施するための記録装置であって、記録媒体を搬送させるための搬送手段と、前記搬送手段により搬送されてくる記録媒体上に活性光線硬化型インクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドにより前記記録媒体上に吐出された活性光線硬化型インクに活性光線を照射する活性光線照射装置と、前記記録ヘッドに対して搬送方向下流でかつ前記活性光線照射装置の直前に配置された、気体を吹き付ける装置とを備え、前記記録媒体として非インク吸収性の記録媒体を用い、前記活性光線硬化型インクとして、着色剤が顔料からなり、少なくとも1種以上の酸発生剤または塩基発生剤を含む活性光線硬化性インクを用いることを特徴とする記録装置。
上記(2)の記録方法においては、活性光線照射装置直前に吹き付ける気体を温風とすることで、酸発生剤または塩基発生剤を含む活性光線硬化性インクの反応効率を向上し、より生産性の高い記録方法を提案することができる。
上記(3)の記録方法においては、温風が照射器からの排出風であるので、コンパクトで低コスト化が可能な記録方法を提案することができる。
上記(4)の記録方法においては、インクを実質的に非吸収性の記録媒体で顕著となるドット高さを抑え、凹凸形状が無く、光沢感のある高画質な印刷画像を得ることができる。
上記(5)の記録装置においては、上述の記録方法を有することで、高画質な記録物を得ることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る記録装置の概略構成図の一例である。
本実施形態の記録装置1においては、記録媒体5を記録媒体供給部2から記録媒体搬送部3を介して記録媒体スタッカ部4へと搬送し、記録ヘッド部6により吐出された活性光線硬化型インクが記録媒体5に着弾する。なお、これら記録媒体の搬送や記録ヘッドからのインク吐出のための駆動等、記録装置全体の動作およびそのためのデータ処理は図示しない制御回路によって制御される。
記録ヘッド6(ここではインクジェット方式の記録ヘッド)から吐出されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の活性光線硬化型インクは記録媒体5に印字される。これらの記録ヘッド6は、液路内に設けられた圧電素子の変形する圧力変化を利用して活性光線硬化型インクを吐出するものである。
カチオン重合型インクはカチオン反応性化合物(カチオンモノマー)と重合開始剤としての光酸発生剤とを含むものである。
アニオン重合型インクはアニオン反応性化合物(アニオンモノマー)と重合開始剤としての光塩基発生剤とを含むものである。
ラジカル重合型インクはラジカル反応性化合物(ラジカルモノマー)と重合開始剤としての光ラジカル開始剤とを含むものである。
以下では、これらの各インクについて説明する。
カチオン重合型インクに適用できる酸発生剤は、紫外線等のエネルギー線を受けることにより重合を開始させる物質を生成する化合物であれば良く、オニウム塩であるアリールスルフォニウム塩やアリールヨウドニウム塩が好適に使用できる。さらに必要に応じて、N−ビニルカルバゾール、チオキサントン化合物、9,10−ジブトキシアントラセン等のアントラセン化合物等の光増感剤を併用できる。
特に脂環式エポキシ化合物は、粘度が低く且つ硬化速度が速く本発明のカチオン重合型インク組成物に好適に適用できる。例えば、3,4−エポキシシクロヘキセニルメチル−3’、4’−エポキシシクロヘキセンカルボキシレート及びこのε−カプロラクトン変成物、ビス−(3,4エポキシシクロヘキシルメチル)アジペート、1,2:8,9ジエポキシリモネン、ビニルシクロヘキセンモノオキサイド1,2−エポキシ−4−ビニルシクロヘキサンが好適に使用できる。
ビヒクルはこれらの中から選ばれる少なくとも1種、または2種以上を混合して用いることができる。これらはいずれも記録媒体へのぬれ性が良好で広範囲の各種被着体物質に対し密着性に優れる。
アニオン重合型インクに適用できる塩基発生剤としては、o−ニトロベンジルカーバメート、α,α−ジメチルベンジルカーバメート、α−ケトカーバメート誘導体、N−ヒドロキシイミドカーバメート、などの第一級アミンまたは第二級アミンや、フェニルグリオキシレートのアンモニウム塩、ベンズヒドリルアンモニウム塩、N−ベンゾフェノンメチル−トリ−N−アルキルアンモニウムホウ酸塩、第四級α−アンモニウムアセトフェノン塩のホウ酸塩、ジチオカーバメート、チオシアナート、および他の対イオン、またはアミンイミド誘導体からなる塩が挙げられる。
具体的には、みどり化学株式会社製のANC−101(アニソイン−N−シクロヘキシルカーバメート、NBC-101(2−ニトロベンジル−N−シクロヘキシカーバメートが適する。
特に、ANC−101は硬化時の黄味が小さく、クリアインクにおいて有効である。
モノマーとしては、アニオン重合性を有するモノマーであれば、特に限定されないが、アニオン重合性モノマーとしては、エポキシ類が挙げられる。
また、ラジカル重合性であると共にアニオン重合性を有するモノマーも用いることが可能であり、(メタ)アクリル酸類、(メタ)アクリルアミド類、芳香族ビニル類、内部二重結合を有する化合物(マレイン酸など)等が挙げられる。二種以上のモノマーを併用してもよい
ラジカル光重合開始剤としては、ベンゾインエーテル系、アセトフェノン系,ベンゾフェノン系、ベンゾフェノン、チオキサントン系、その他アシルホスフィンオキサイド、メチルフェニルグリオキシレート等の特殊グループがあり、ベンゾインアルキルエーテル、ベンジルメチルケタール、1-ヒドロキシ-シクロヘキシル-フェニル-ケトン(略称 αヒドロキシケトン)、1-ヒドロキシ-シクロヘキシル-フェニル-ケトン(A),ベンゾフェノン(B)ブレンド(略称 α-ヒドロキシケトンブレンド)、2-ヒドロキシ-2-メチル-1-フェニル-プロパン-1-オン2(略称 α-ヒドロキシケトン)、pイソプロピルαヒドロキシイソブチルフェノン、1,1ジクロロアセトフェノン、2クロロチオキサントン、等が挙げられる。
ビヒクルはこれらの中から選ばれる少なくとも1種、または2種以上を混合して用いることができる。記録媒体への密着性に優れるオリゴマーやプレポリマーを添加してもよい。
赤あるいはマゼンタ顔料としては、Pigment Red 3、5、19、22、31、38、43、48:1、48:2、48:3、48:4、48:5、49:1、53:1、57:1、57:2、58:4、63:1、81、81:1、81:2、81:3、81:4、88、104、108、112、122、123、144、146、149、166、168、169、170、177、178、179、184、185、208、216、226、257、Pigment Violet 3、19、23、29、30、37、50、88、Pigment Orange 13、16、20、36、青またはシアン顔料としては、pigment Blue 1、15、15:1、15:2、15:3、15:4、15:6、16、17-1、22、27、28、29、36、60、緑顔料としては、Pigment Green 7、26、36、50、黄顔料としては、Pigment Yellow 1、3、12、13、14、17、34、35、37、55、74、81、83、93、94,95、97、108、109、110、128、137、138、139、150、151、153、154、155、157、166、167、168、180、185、193、黒顔料としては、Pigment Black 7、28、26などが目的に応じて使用できる。
これらには、高速回転ミル、ローラーミル、容器駆動媒体ミル、媒体撹拌ミル、ジェットミル等の区分があり、例えば、ハイスピードデイスパーサ、インペラデイスパーザ、ゲートミキサ、ビーズミル、サンドミル、パールミル、コブラミル、ピンミル、モリネックスミル、撹拌ミル、ユニバーサルミル、センチュリーミル、プレッシャミル、アジテータミル、2本ロールエクストルーダ、2本ロールミル、3本ロールミル、ニッチェミル、ニーダ、ミキサ、コロイドミル、ストーンミル、ケーデイミル、遊星ミル、ボールミル、パドルミキサ、アトライター、フロージェットミキサ、スラッシャーミル、ペグミル、マイクロフルダイザ、クレアミックス、ライノミル、ピン付きビーズミル、横型ビーズミル等がある。
〔実施例1〕
ビヒクルとして、γ―ブチロラクトンメタクリレート(大阪有機化学工業製、GBLMA)100質量部、塩基発生剤アニソイン−N−シクロヘキシルカーバメート(みどり化学製、ANC−101)10質量部を計量し、さらに着色剤として、ブラック加工顔料(BASF製、MICROLITH Black−CK)3重量部、分散剤(日本ルーブリゾール製、ソルスパース32000)を加えた混合物を、ダイノーミル(シンマルエンタープライゼス製MULTI-LAB型)およびホモジナイザ(日立工機製HG30)を用いて、均質な混合物が得られるまで混合、分散し、続いてろ過を行い、不純物等を除去して均質なインク組成物を得た。記録ヘッドとして、リコープリンティングシステムズ(株)製GEN4ヘッドを用いて、前記インク組成物を白PET上に塗布し、UV照射器としてInetegrationTechnology社SubZero085(Aバルブ使用)を用いて、硬化させた。解像度:150×150dpi、搬送速度100mm/secで白PETを搬送した。送風器は、圧縮空気を5m/sec以上の風速、温度が約40℃となるように調整して、UV照射器の直前に設置した。ドット平坦化の様子を観察した結果、約3μmのドット高さで均一なドット形状が得られた。
また、ヘッドを4個配列して、解像度:600×600dpiでベタ印刷を実施した結果、均一な光沢感のあるベタ画像を得ることができた。
ビヒクルとして、アクリロイルモルフォリン(興人製、ACMO)100質量部、ラジカル光重合開始剤(BASF製、ルシリンTPO)10質量部、塩基発生剤アニソイン−N−シクロヘキシルカーバメート(みどり化学製、ANC−101)10質量部を計量し、さらに着色剤として、ブラック加工顔料(BASF製、MICROLITH Black−CK)6重量部、分散剤(日本ルーブリゾール製、ソルスパース32000)を加えた混合物を、ダイノーミル(シンマルエンタープライゼス製MULTI-LAB型)およびホモジナイザ(日立工機製HG30)を用いて、均質な混合物が得られるまで混合、分散し、続いてろ過を行い、不純物等を除去して均質なインク組成物を得た。記録ヘッドとして、リコープリンティングシステムズ(株)製GEN4ヘッドを用いて、前記インク組成物を白PET上に塗布し、UV照射器としてInetegrationTechnology社SubZero085(Aバルブ使用)を用いて、硬化させた。解像度:150×150dpi、搬送速度100mm/secで白PETを搬送した。送風器は、圧縮空気を10m/sec以上の風速、温度が約40℃となるように調整して、UV照射器の直前に設置した。ドット平坦化の様子を観察した結果、約3μmのドット高さで均一なドット形状が得られた。
また、ヘッドを4個配列して、解像度:600×600dpiでベタ印刷を実施した結果、均一な光沢感のあるベタ画像を得ることができた。
ビヒクルとして、アクリロイルモルフォリン(興人製、ACMO)100質量部、ラジカル光重合開始剤(BASF製、ルシリンTPO)10質量部、塩基発生剤アニソイン−N−シクロヘキシルカーバメート(みどり化学製、ANC−101)10質量部を計量し、さらに着色剤として、シアン加工顔料(BASF製、MICROLITH Blue−4G−K)6重量部、分散剤(日本ルーブリゾール製、ソルスパース32000)を加えた混合物を、ダイノーミル(シンマルエンタープライゼス製MULTI-LAB型)およびホモジナイザ(日立工機製HG30)を用いて、均質な混合物が得られるまで混合、分散し、続いてろ過を行い、不純物等を除去して均質なインク組成物を得た。記録ヘッドとして、リコープリンティングシステムズ(株)製GEN4ヘッドを用いて、前記インク組成物を白PET上に塗布し、UV照射器としてInetegrationTechnology社SubZero085(Aバルブ使用)を用いて、硬化させた。解像度:150×150dpi、搬送速度500mm/secで白PETを搬送した。送風は、前記UV照射器を冷却するための排出風をアルミ製のジャバラ/排風供給路を通して、5m/sec以上の風速、温度が約40℃となるように調整して、UV照射器の直前に設置した。ドット平坦化の様子を観察した結果、約3μmのドット高さで均一なドット形状が得られた。
また、ヘッドを4個配列して、解像度:600×600dpiでベタ印刷を実施した結果、均一な光沢感のあるベタ画像を得ることができた。
ビヒクルとして、アロンオキセタン(東亞合成、OXT−221)67質量部、脂環式エポキシ(ダイセル化学製、S2000)33重量部、酸発生剤トリアリールスルホニウム塩プロピレンカーボネート(ADEKA製、SP−152)6質量部、増感剤(旭電化工業製、SP−100)4質量部を計量し、さらに着色剤として、シアン加工顔料(BASF製、MICROLITH Blue−4G−K)6重量部、分散剤(日本ルーブリゾール製、ソルスパース32000)を加えた混合物を、ダイノーミル(シンマルエンタープライゼス製MULTI-LAB型)およびホモジナイザ(日立工機製HG30)を用いて、均質な混合物が得られるまで混合、分散し、続いてろ過を行い、不純物等を除去して均質なインク組成物を得た。記録ヘッドとして、リコープリンティングシステムズ(株)製GEN4ヘッドを用いて、前記インク組成物を白PET上に塗布し、UV照射器としてInetegrationTechnology社SubZero085(Aバルブ使用)を用いて、硬化させた。解像度:150×150dpi、搬送速度500mm/secで白PETを搬送した。送風は、前記UV照射器を冷却するための排出風をアルミ製のジャバラ/排風供給路を通して、5m/sec以上の風速、温度が約40℃となるように調整して、UV照射器の直前に設置した。ドット平坦化の様子を観察した結果、約3μmのドット高さで均一なドット形状が得られた。
また、ヘッドを4個配列して、解像度:600×600dpiでベタ印刷を実施した結果、均一な光沢感のあるベタ画像を得ることができた。
ビヒクルとして、アクリロイルモルフォリン(興人製、ACMO)100質量部、ラジカル光重合開始剤(BASF製、ルシリンTPO)10質量部を計量し、さらに着色剤として、さらに着色剤として、ブラック加工顔料(BASF製、MICROLITH Black−CK)6重量部、分散剤(日本ルーブリゾール製、ソルスパース32000)を加えた混合物を、ダイノーミル(シンマルエンタープライゼス製MULTI-LAB型)およびホモジナイザ(日立工機製HG30)を用いて、均質な混合物が得られるまで混合、分散し、続いてろ過を行い、不純物等を除去して均質なインク組成物を得た。記録ヘッドとして、リコープリンティングシステムズ(株)製GEN4ヘッドを用いて、前記インク組成物を白PET上に塗布し、UV照射器としてInetegrationTechnology社SubZero085(Aバルブ使用)を用いて、硬化させた。解像度:150×150dpi、搬送速度500mm/secで白PETを搬送した。送風は行わなかった。ドットの様子を観察した結果、ドット高さが約10μmのドット形状となった。
また、ヘッドを4個配列して、解像度:600×600dpiでベタ印刷を実施した結果、光沢感のないザラザラした低画質のベタ画像となった。
2 記録媒体供給部
3 記録媒体搬送部
4 記録媒体スタッカ部
5 記録媒体
6 記録ヘッド部
7 送風部
8 照射部
9 排風供給路
Claims (4)
- 記録媒体を搬送させるための搬送手段と、前記搬送手段により搬送されてくる記録媒体上に活性光線硬化型インクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドにより前記記録媒体上に吐出された活性光線硬化型インクに活性光線を照射する活性光線照射装置と、前記記録ヘッドに対して搬送方向下流でかつ前記活性光線照射装置の直前に配置された、気体を吹き付ける装置と、を備える記録装置を用い、前記活性光線硬化型インクを前記記録媒体上に着弾させ、前記気体を吹き付ける装置からの風圧により着弾ドット高さを低減させた直後に活性光線を照射して該インクを硬化させる記録方法であって、前記記録媒体として非インク吸収性の記録媒体を用い、前記活性光線硬化型インクとして、着色剤が顔料からなり、少なくとも1種以上の酸発生剤または塩基発生剤を含む活性光線硬化性インクを用いることを特徴とする記録方法。
- 前記活性光線照射装置直前に吹き付ける気体が温風であることを特徴とする請求項1に記載の記録方法。
- 前記温風が前記活性光線照射装置からの排出風であることを特徴とする請求項2に記載の記録方法。
- 請求項1に記載の記録方法を実施するための記録装置であって、記録媒体を搬送させるための搬送手段と、前記搬送手段により搬送されてくる記録媒体上に活性光線硬化型インクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドにより前記記録媒体上に吐出された活性光線硬化型インクに活性光線を照射する活性光線照射装置と、前記記録ヘッドに対して搬送方向下流でかつ前記活性光線照射装置の直前に配置された、気体を吹き付ける装置と、を備え、前記記録媒体として非インク吸収性の記録媒体を用い、前記活性光線硬化型インクとして、着色剤が顔料からなり、少なくとも1種以上の酸発生剤または塩基発生剤を含む活性光線硬化性インクを用いることを特徴とする記録装置。
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