JP4907419B2 - インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
さらに、透明又は半透明な非吸収性被記録媒体上に、放射線硬化型白色インクを下塗り層として均一に塗設し、放射線照射により固化あるいは増粘させた後に、放射線硬化型色インクセットを用いたインクジェット記録を行うことにより色インクの視認性、滲み、種々の被記録媒体間での画像が異なってしまう問題を改良する技術(例えば、特許文献3及び4参照)が提案されている。また、上記放射線硬化型白色インクに変えて、実質上、透明な活性光線硬化型インクをインクジェットヘッドにより塗設する技術(例えば、特許文献6参照)も提案されている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、いずれの非吸収性被記録媒体を用いた場合でもインク滲みが効果的に抑制され、種々の被記録媒体間での画像均一性が高く、また液滴間の混合に起因する線幅の不均一や色ムラ等の発生を抑制できるインクジェット記録方法及びインクジェット記録装置を提供することを目的とし、該目的を達成することを課題とする。
加えて更に、高画質画像の高速記録が可能であるインクジェット記録方法及びインクジェット記録装置を提供することをも目的とするものである。
<1> 活性エネルギー線の照射により硬化する多色インクセットの各インクを被記録媒体に吐出して画像を記録するインクジェット記録方法において、前記被記録媒体上にラジカル重合性組成物を含む下塗り液を付与する工程と、活性エネルギー線の照射により前記下塗り液を半硬化させる工程と、半硬化された前記下塗り液上に前記多色インクセットの各インクを吐出して画像形成を行う工程と、被記録媒体上に吐出された少なくとも1色のインクを半硬化させる工程と、を含み、前記下塗り液を半硬化させる工程後における下塗り液の未硬化部の単位面積当たりの質量M(下塗り液)と、単位面積当たりに吐出する前記多色インクセットの各インクの最大質量m(着色液)との関係が、m/10 < M < m/5であるインクジェット記録方法である。
<3> 前記下塗り液の表面張力が、前記前記多色インクセットの少なくとも1色のインクの表面張力よりも小さい前記<1>又は<2>に記載のインクジェット記録方法である。
<4> 被記録媒体上にラジカル重合性組成物を含む下塗り液を付与する下塗り液付与手段と、前記下塗り液付与手段の下流に配置され、活性エネルギー線の照射により前記下塗り液を半硬化させる下塗り液硬化手段と、前記下塗り液硬化手段の下流に配置され、活性エネルギー線の照射により硬化可能な多色インクセットの各インクを下塗り液上に吐出する打滴ヘッドおよび当該打滴ヘッドの下流に前記多色インクセットの少なくとも1色のインクを半硬化させるインク硬化手段を備えた、画像形成を行う画像形成手段と、を備え、前記下塗り液硬化手段により半硬化させた前記下塗り液の未硬化部の単位面積当たりの質量M(下塗り液)と、単位面積当たりに吐出する前記多色インクセットの各インクの最大質量m(着色液)との関係が、m/10 < M < m/5であるインクジェット記録装置である。
<5> 前記被記録媒体を搬送する手段と、前記画像形成手段の下流に配置され、前記画像形成手段で画像形成された被記録媒体に活性エネルギー線を照射してインク及び下塗り液を硬化させる活性エネルギー線照射手段と、を更に備え、前記画像形成手段が前記被記録媒体の搬送方向と直交する方法に配置した前記被記録媒体の記録可能幅の全幅に対応した長さである少なくとも1つのライン型インクジェットヘッドから前記多色インクセットの各インクを吐出する画像形成手段である前記<4>に記載のインクジェット記録装置である。
加えて更に、高画質画像の高速記録が可能であるインクジェット記録方法及びインクジェット記録装置を提供することができる。
本発明のインクジェット記録方法は、例えば、被記録媒体として液体吸収性の低い非浸透性ないし緩浸透性の記録媒体に画像を記録する場合に特に有効である。
また、本発明におけるインクは、複数色のインクを多色インクセットとして用いることが好ましい。更に多色インクセットを用いる場合、各色のインク吐出後に更にそのインク液滴を半硬化させる構成とすることが好ましい。
また、加熱は、非接触型の加熱手段を使用して行なうことができ、オーブン等の加熱炉内を通過させる加熱手段や、紫外光〜可視光〜赤外光等の全面露光による加熱手段等が好適である。加熱手段としての露光に好適な光源としては、メタルハライドランプ、キセノンランプ、タングステンランプ、カーボンアーク灯、水銀灯等が挙げられる。
本発明においては、下塗り液の付与後から少なくとも1種のインク液滴の打滴までの間に、付与された下塗り液を半硬化させる工程を設ける。なお、下塗り液の付与及びインク液滴の付与の詳細については後述する。
m(着色液)/30 < M(下塗り液)であると打滴干渉の発生を防止でき、さらに、ドットサイズ再現性に優れる。また、M(下塗り液) < m(着色液)であると均一な着色液の液層を形成でき、高い濃度が得られる。
例えば、着色液の最大吐出量が、600×600dpiの打滴密度で、1画素当たり12ピコリットルであったとすると、単位面積当たりに吐出する着色液の最大質量m(着色液)は、0.04g/cm2となる(ここでは、着色液の密度を約1.1g/cm3と仮定)。従って、好ましい下塗り液の未硬化部の質量は、単位面積当たり0.0013g/cm2より大きく0.04g/cm2未満であり、更に好ましくは0.002g/cm2より大きく0.013g/cm2未満であり、特に好ましくは0.004g/cm2より大きく0.008g/cm2未満である。
m(インクB)/30 < M(インクA)であると打滴干渉の発生を防止でき、さらに、ドットサイズ再現性に優れる。また、M(インクA) < m(インクB)であると均一なインクの液層を形成でき、高い濃度が得られる。
例えば、インクBの最大吐出量が、600×600dpiの打滴密度で、1画素当たり12ピコリットルであったとすると、単位面積当たりに吐出するインクBの最大質量m(インク)は、0.04g/cm2となる(ここでは、インクBの密度を約1.1g/cm3と仮定)。従って、好ましいインクA層の未硬化部の質量は、単位面積当たり0.0013g/cm2より大きく0.04g/cm2未満であり、更に好ましくは0.002g/cm2より大きく0.013g/cm2未満であり、特に好ましくは0.004g/cm2より大きく0.008g/cm2未満である。
また、増粘(粘度上昇)も、活性光の照射、又は加熱によって好適に行なうことができる。
断面観察の方法は、特に限定されるものではないが、例えば市販のミクロトームと市販の光学顕微鏡を用いることができる。また、半硬化状態にした下塗り液上に打滴したインク液滴のサイズとしては、1ピコリットルから100ピコリットルの範囲内であることが好ましく、さらには、実際に用いるインク液滴サイズと等しいことが好ましい。また、断面観察時には半硬化膜を何らかの方法で固化させておくことが好ましい。固化させる方法としては特に限定されるものではないが、冷凍や重合による硬化などを用いることができる。
本発明のインクジェット記録方法においては、下塗り液を塗布装置又はインクジェットノズル等を用いて被記録媒体に付与することができる。また、インク液滴はインクジェットノズル等を用いて打滴し半硬化された下塗り液上に付与する。
本発明においては、塗布装置を用いて下塗り液を被記録媒体上に塗布し、その後にインク液滴をインクジェットノズルにより打滴することによって、画像記録する態様が好ましい。尚、インクジェットノズルについては後述する。
本発明においては、インクジェットノズルによって下塗り液を吐出し、その後にインク液滴をインクジェットノズルにより打滴することによって、画像記録する態様もまた好ましく用いられる。尚、インクジェットノズルについては後述する。
インクジェットノズルによって下塗り液を塗布する条件としては、インク描画用のヘッドよりも吐出液滴量が大きくノズル密度の低いヘッドを被記録媒体の巾方向にフルラインヘッドユニットとして配置し、それによって下塗り液を吐出するのが望ましい。このような吐出液滴量が大きいヘッドは、一般に吐出力が大きいため、高粘度な下塗り液に対応しやすく、またノズルのつまりにも有利である。また吐出液滴量が大きいヘッドを使用した場合には、被記録媒体搬送方向の下塗り液の打滴解像力も落とせるため、駆動周波数が低い安価なヘッドを適用できるという利点もある。
本発明においては、例えば、静電力を利用してインクを吐出させる静電誘引方式、ピエゾ素子の振動圧力を利用するドロップオンデマンド方式(圧力パルス方式)、電気信号を音響ビームに変えインクに照射して放射圧を利用してインクを吐出させる音響インクジェット方式、インクを加熱して気泡を形成し、生じた圧力を利用するサーマルインクジェット方式、等の公知の方式が好適である。
なお、インクジェット記録方式には、フォトインクと称する濃度の低いインクを小さい体積で多数射出する方式、実質的に同じ色相で濃度の異なる複数のインクを用いて画質を改良する方式や無色透明のインクを用いる方式が含まれる。
インクジェット記録方式によって被記録媒体上に吐出されるインク(液滴)の物性については、装置により異なるが一般には25℃での粘度が、5〜100mPa・sの範囲内であることが好ましく、10〜80mPa・sがより好ましい。また、下塗り液の半硬化前の粘度(25℃)は100〜5000mPa・sの範囲内であることが好ましく、200〜3000mPa・s以内がより好ましい。
(A)下塗り液の表面張力は、いずれかのインクの表面張力よりも小さい。
(B)下塗り液に含まれる界面活性剤のうち少なくとも1種類は、
γs(0)−γs(飽和)>0(mN/m)
の関係を満たす。
(C)下塗り液の表面張力は、
γs<(γs(0)+γs(飽和)最大)/2
の関係を満たす。
本発明において、前述の通り、被記録媒体上に目的の大きさのインクドットを形成するためには、下塗り液の表面張力γsを、いずれかのインクの表面張力γkよりも小さくすることが好ましい。
さらに、着滴から露光までの間のインクドットの拡大をより効果的に防ぐ観点から、γs<γk−3(mN/m)であることがより好ましく、γs<γk−5(mN/m)であることが特に好ましい。
また、フルカラーの画像を印字する場合は、画像の鮮鋭性を向上させる観点から、下塗り液の表面張力γsは、少なくとも視感度の高い着色剤を含有するインクの表面張力よりも小さくすることが好ましく、全てのインクの表面張力より小さくすることがより好ましい。なお、視感度の高い着色剤としては、マゼンタ、ブラック及びシアンの色を呈する着色剤が挙げられる。
また、インクの表面張力γkと下塗り液の表面張力γsの値が上記の関係を満たしていても、両者の値がそれぞれ15mN/m未満であるとインクジェット打滴時に液滴の形成が困難になり不吐出が生じる場合がある。一方、50mN/mを超えると、インクジェットヘッドとの濡れ性が悪くなり不吐出の問題が生じる場合がある。したがって、吐出適正の観点から、インクの表面張力γkと下塗り液の表面張力γsとは、それぞれ15mN/m以上50mN/m以下の範囲内であることが好ましく、18mN/m以上40mN/m以下の範囲内であることがより好ましく、20mN/m以上38mN/m以下の範囲内であることが特に好ましい。
ここで、前記表面張力は、一般的に用いられる表面張力計(例えば、協和界面科学(株)製、表面張力計CBVP−Z等)を用いて、ウィルヘルミー法で液温20℃、60%RHにて測定した値である。
本発明において、被記録媒体上に目的の大きさのインクドットを形成するためには、下塗り液は少なくとも1種類以上の界面活性剤を含有することが好ましい。なお、この場合は、下塗り液に含まれる界面活性剤のうち少なくとも1種類は、下記の条件(B)を満たすことが好ましい。
γs(0)−γs(飽和)>0(mN/m) …条件(B)
さらに、下塗り液の表面張力は、下記の条件(C)の関係を満たすことが好ましい。
γs<(γs(0)+γs(飽和)最大)/2 …条件(C)
例えば、下塗り液(例1)を構成する成分が、高沸点溶媒(フタル酸ジエチル、和光純薬工業(株)製)、重合性材料(ジプロピレングリコールジアクリレート、Akcros社製)、重合開始剤(TPO、下記の開始剤−1)、フッ素系界面活性剤(メガファック F475、大日本インキ化学工業(株)製)、炭化水素系界面活性剤(スルホコハク酸ジ−2−エチルヘキシルナトリウム)とした場合、γs(0)、γs(飽和)1(フッ素系界面活性剤を添加した時)、γs(飽和)2(炭化水素系界面活性剤を添加した時)、γs(飽和)、及び、γs(飽和)最大は、下記の通りとなる。
以上より、それらを纏めると下記のようになる。
γs(0)=36.7mN/m
γs(飽和)1=20.2mN/m(フッ素系界面活性剤を添加した時)
γs(飽和)2=30.5mN/m(炭化水素系界面活性剤を添加した時)
γs(飽和)最大=30.5mN/m
γs<(γs(0)+γs(飽和)最大)/2=33.6mN/m
の関係を満たすことが好ましい。
なお、前記条件(C)については、着滴から露光までの間のインク滴の拡大をより効果的に防ぐ観点から、下塗り液の表面張力としては、
γs<γs(0)−3×{γs(0)−γs(飽和)最大}/4
の関係を満たすことがより好ましく、
γs≦γs(飽和)最大
の関係を満たすことが特に好ましい。
本発明における界面活性剤は、ヘキサン、シクロヘキサン、p−キシレン、トルエン、酢酸エチル、メチルエチルケトン、ブチルカルビトール、シクロヘキサノン、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、1,2−ヘキサンジオール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、イソプロパノール、メタノール、水、イソボニルアクリレート、1,6−ヘキサンジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレートのうち少なくとも1種類の溶媒に対して強い表面活性を有する物質であり、好ましくは、ヘキサン、トルエン、プロピレングリコールモノメチルエーテル、イソボニルアクリレート、1,6−ヘキサンジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレートのうち少なくとも1種類の溶媒に対して強い表面活性を有する物質であり、さらに好ましくは、プロピレングリコールモノメチルエーテル、イソボニルアクリレート、1,6−ヘキサンジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレートのうち少なくとも1種類の溶媒に対して強い表面活性を有する物質であり、特に好ましくは、イソボニルアクリレート、1,6−ヘキサンジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレートのうち少なくとも1種類の溶媒に対して強い表面活性を有する物質である。
(手順)
上記に列挙した溶媒から1種類の溶媒を選択し、該溶媒の表面張力γ溶媒(0)を測定する。前記γ溶媒(0)を求めた溶媒と同じ液に該化合物を添加し、該化合物の濃度を0.01質量%ずつ増加させ、該化合物濃度の変化に対する表面張力の変化が0.01mN/m以下になったときの溶液の表面張力γ溶媒(飽和)を測定する。前記γ溶媒(0)と前記γ溶媒(飽和)の関係が、
γ溶媒(0) − γ溶媒(飽和) > 1 (mN/m)
であれば、該化合物は該溶媒に対して強い表面活性を有する物質であると判断することができる。
本発明においては、前記インクの硬化感度が、前記下塗り液の硬化感度と同等又はそれ以上であることが好ましい。より好ましくは、インクの硬化感度が、下塗り液の硬化感度以上かつ下塗り液の硬化感度の4倍以下である。更に好ましくは、インクの硬化感度が、下塗り液の硬化感度以上かつ下塗り液の硬化感度の2倍以下である。
ここで硬化感度とは、水銀灯(超高圧、高圧、中圧等、好ましくは超高圧水銀灯)を使用してインク及び/又は下塗り液を硬化する場合において、完全に硬化するために必要なエネルギー量をいい、前記エネルギー量が小さいほど高感度である。したがって硬化感度が2倍であるとは前記エネルギー量が1/2であることを意味する。
また、硬化感度が同等であるとは、比較する両者の硬化感度の比が2倍以下であり、より好ましくは1.5倍以下であることをいう。
本発明のインクジェット記録方法においては、被記録媒体として、浸透性の被記録媒体、非浸透性の被記録媒体、及び緩浸透性の被記録媒体のいずれも使用することができる。中でも、本発明の効果がより顕著に奏される観点から、非浸透性ないし緩浸透性の被記録媒体が好ましい。ここで浸透性の被記録媒体とは、例えば、10pL(ピコリットル)の液滴を被記録媒体上に滴下した場合に、全液量が浸透するまでの時間が100ms以下である被記録媒体をいう。また、非浸透性の被記録媒体とは、実質的に液滴が浸透しない被記録媒体をいう。「実質的に浸透しない」とは、例えば、1分後の液滴の浸透率が5%以下であることをいう。また、緩浸透性の被記録媒体とは、10pLの液滴を被記録媒体上に滴下した場合に、全液量が浸透するまでの時間が100ms以上である被記録媒体をいう。
非浸透性ないし緩浸透性の被記録媒体としては、例えば、アート紙、合成樹脂、ゴム、樹脂コート紙、ガラス、金属、陶器及び木材等が挙げられる。また本発明においては、機能付加の目的で、これら材質を複数組み合わせて複合化した被記録媒体も使用できる。
以下、本発明のインクジェット記録方法に用いるインク及び下塗り液について詳細に説明する。
下塗り液は少なくとも前記インクと組成が異なるように構成されることが好ましい。また下塗り液は、重合性又は架橋性材料を少なくとも1種含み、必要に応じて重合開始剤、親油性溶剤、着色剤及び他の成分を用いて構成されることが好ましい。
前記重合開始剤は、活性エネルギー線によって重合反応又は架橋反応を開始させ得るものであることが好ましい。これにより、被記録媒体に付与された下塗り液を活性エネルギー線の照射によって硬化させることができる。
また、下塗り液はラジカル重合性組成物を含むことが好ましい。本発明におけるラジカル重合性組成物とは少なくとも1種のラジカル重合性材料と少なくとも1種のラジカル重合開始剤とを含む組成物である。これにより、下塗り液の硬化反応を高感度に短時間で行うことができる。
本発明におけるインクは、着色剤を含有するものであることが好ましい。また、これと組合わせて用いられる下塗り液は、着色剤を含有しないもしくは着色剤の含有量が1質量%未満の構成、又は、下塗り液が着色剤として白色顔料を含む構成のいずれかであることが好ましい。以下、各液体を構成する各成分について詳述する。
本発明における重合性又は架橋性材料は、後述する重合開始剤などから発生するラジカルなどの開始種により重合又は架橋反応を生起し、これらを含有する組成物を硬化させる機能を有するものである。
重合性又は架橋性材料は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
ラジカル重合性モノマーとしては、(メタ)アクリレート類、(メタ)アクリルアミド類、芳香族ビニル類、ビニルエーテル類及び内部二重結合を有する化合物(マレイン酸など)等が挙げられる。ここで、「(メタ)アクリレート」は、「アクリレート」、「メタクリレート」の双方又はいずれかをさし、「(メタ)アクリル」は「アクリル」、「メタクリル」の双方又はいずれかをさす。
単官能の(メタ)アクリレート類の具体例として、ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、tert−オクチル(メタ)アクリレート、イソアミル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、イソステアリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、4−n−ブチルシクロヘキシル(メタ)アクリレート、ボルニル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシルジグリコール(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、2−クロロエチル(メタ)アクリレート、4−ブロモブチル(メタ)アクリレート、シアノエチル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、ブトシキメチル(メタ)アクリレート、3−メトキシブチル(メタ)アクリレート、アルコキシメチル(メタ)アクリレート、アルコキシエチル(メタ)アクリレート、2−(2−メトキシエトキシ)エチル(メタ)アクリレート、2−(2−ブトキシエトキシ)エチル(メタ)アクリレート、2,2,2−トリフルオロエチル(メタ)アクリレート、1H,1H,2H,2H−パーフルオロデシル(メタ)アクリレート、4−ブチルフェニル(メタ)アクリレート、フェニル(メタ)アクリレート、2,4,5−テトラメチルフェニル(メタ)アクリレート、4−クロロフェニル(メタ)アクリレート、フェノキシメチル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、グリシジロキシブチル(メタ)アクリレート、グリシジロキシエチル(メタ)アクリレート、グリシジロキシプロピル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
ビニルエーテル化合物としては、ジ又はトリビニルエーテル化合物が、硬化性、被記録媒体との密着性、形成された画像の表面硬度などの観点から好ましく、特にジビニルエーテル化合物が好ましい。
また、液滴中における含有量としては、各液滴の全質量に対して、20〜98質量%の範囲が好ましく、40〜95質量%の範囲がより好ましく、50〜90質量%の範囲が特に好ましい。
インク及び下塗り液は、重合開始剤の少なくとも1種を用いて好適に構成することができ、好ましくは少なくとも下塗り液に用いて構成される。この重合開始剤は、活性光、熱、あるいはその両方のエネルギーの付与によりラジカルなどの開始種を発生し、既述の重合性又は架橋性材料の重合又は架橋反応を開始、促進させ、硬化する化合物である。
光重合開始剤は、光の作用、増感色素の電子励起状態との相互作用によって化学変化を生じ、ラジカル、酸及び塩基のうちの少なくともいずれか1種を生成する化合物であり、中でも、露光という簡便な手段で重合開始させることができるという観点から光ラジカル発生剤であることが好ましい。
前記(g)アジニウム塩化合物の例としては、特開昭63−138345号、特開昭63−142345号、特開昭63−142346号、特開昭63−143537号、並びに特公昭46−42363号の各公報に記載のN−O結合を有する化合物群を挙げることができる。
本発明においては、光重合開始剤の感度を向上させる目的で、増感色素を添加してもよい。好ましい増感色素の例としては、以下の化合物類に属しており、かつ350nmから450nmに吸収波長を有するものを挙げることができる。
式(X)中、Ar1及びAr2はそれぞれ独立にアリール基を表し、−L3−による結合を介して連結している。ここでL3は−O−又は−S−を表す。また、Wは一般式(IX)に示したものと同義である。
式(XI)中、A2は硫黄原子又は−NR59−を表し、L4は隣接するA2及び炭素原子と共同して色素の塩基性核を形成する非金属原子団を表し、R53、R54、R55、R56、R57及びR58はそれぞれ独立に一価の非金属原子団の基を表し、R59はアルキル基又はアリール基を表す。
式(XIII)中、R66は置換基を有してもよい芳香族環又はヘテロ環を表し、A5は酸素原子、硫黄原子又は−NR67−を表す。R64、R65及びR67はそれぞれ独立に水素原子又は一価の非金属原子団を表し、R67とR64、及びR65とR67はそれぞれ互いに脂肪族性又は芳香族性の環を形成するため結合することができる。
さらに、感度を一層向上させる、あるいは酸素による重合阻害を抑制する等の作用を有する公知の化合物を共増感剤として加えてもよい。
共増感剤の例としては、アミン類、例えばM.R.Sanderら著「Journal of Polymer Society」第10巻3173頁(1972)、特公昭44−20189号公報、特開昭51−82102号公報、特開昭52−134692号公報、特開昭59−138205号公報、特開昭60−84305号公報、特開昭62−18537号公報、特開昭64−33104号公報、Research Disclosure 33825号記載の化合物等が挙げられ、具体的には、トリエタノールアミン、p−ジメチルアミノ安息香酸エチルエステル、p−ホルミルジメチルアニリン、p−メチルチオジメチルアニリン等が挙げられる。
また別の例としては、アミノ酸化合物(例、N−フェニルグリシン等)、特公昭48−42965号公報記載の有機金属化合物(例、トリブチル錫アセテート等)、特公昭55−34414号公報記載の水素供与体、特開平6−308727号公報記載のイオウ化合物(例、トリチアン等)、特開平6−250387号公報記載のリン化合物(ジエチルホスファイト等)、特開平8−65779号公報記載のSi−H、Ge−H化合物等が挙げられる。
インク及び下塗り液は、着色剤の少なくとも一種を用いて好適に構成することができ、好ましくは少なくともインクに用いて構成される。なお、着色剤はインク以外に下塗り液やその他の液体に含有してもよい。
〈顔料〉
本発明においては、着色剤として、顔料を用いる態様が好ましい。顔料としては、有機顔料、無機顔料のいずれも使用できるが、黒色顔料としては、カーボンブラック顔料等が好ましく挙げられる。また、一般には黒色、並びにシアン、マゼンタ、及びイエローの3原色の顔料が用いられるが、その他の色相、例えば、赤、緑、青、茶、白等の色相を有する顔料や金、銀色等の金属光沢顔料、無色又は淡色の体質顔料なども目的に応じて用いることができる。
本発明においては、2種類以上の有機顔料又は有機顔料の固溶体を組み合わせて用いることもできる。
上記した成分以外に、公知の添加剤などを目的に応じて併用することができる。
本発明に係るインク及び下塗り液(好ましくはインクに)には、保存中における好ましくない重合を抑制する目的で、貯蔵安定剤を添加することができる。貯蔵安定剤は、重合性又は架橋性材料と共存させて用いることが好ましく、また、含有する液滴又は液体あるいは共存の他成分に可溶性のものを用いることが好ましい。
導電性塩類は、導電性を向上させる固体の化合物である。本発明においては、保存時に析出する懸念が大きいために実質的に使用しないことが好ましいが、導電性塩類の溶解性を上げたり、液体成分に溶解性の高いものを用いたりする場合には、適当量添加してもよい。
前記導電性塩類の例としては、チオシアン酸カリウム、硝酸リチウム、チオシアン酸アンモニウム、ジメチルアミン塩酸塩などが挙げられる。
本発明においては、必要に応じて公知の溶剤を用いることができる。溶剤としては、液(インク)の極性や粘度、表面張力、着色材料の溶解性・分散性の向上、導電性の調整、及び印字性能の調整などの目的で使用できる。
なお、溶剤は、非水溶性の液体であって水性溶媒を含有しないことが、速乾性及び線幅の均一な高画質画像を記録する点で好ましく、高沸点有機溶媒を用いた構成とすることがより好ましい。
本発明における高沸点有機溶媒としては、構成素材、特にモノマーとの相溶性に優れる性質を有するものが好ましい。
具体的には、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノベンジルエーテル、ジエチレングリコールモノベンジルエーテルが好ましい。
さらに、ポリマー、表面張力調整剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、退色防止剤、pH調整剤等の公知の添加剤を併用することができる。
表面張力調整剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、退色防止剤、pH調整剤に関しては、公知の化合物を適宜選択して用いればよいが、具体的には例えば、特開2001−181549号公報に記載されている添加剤などを用いることができる。
前記1組の化合物の反応例としては、酸/塩基反応、カルボン酸/アミド基含有化合物による水素結合反応、ボロン酸/ジオールに代表される架橋反応、カチオン/アニオンによる静電的相互作用による反応等が挙げられる。
次に、打滴干渉を回避しつつ被記録媒体に画像を形成する本発明の原理について、図1を参照して1例を説明する。
まず、図1(a)に示すように、着色剤を含まない下塗り液を被記録媒体16に付与し、被記録媒体16の表面に下塗り液からなる液体膜81を形成する。このような下塗り液の付与態様は、図では塗布による態様を示しているが、インクジェットヘッドによる打滴(「吐出」ともいう)、スプレー塗布等いずれの態様であってもよい。
さらに、図1(d)に示すように、被記録媒体16上の半硬化下塗り層81aが存在する領域内であって、先に打滴した第1の液滴82aの着弾位置近傍に、後続インク液滴82bを打滴する。この時、下塗り層の表面の硬化度は、内部の硬化度よりも低いため、インク液滴82bとなじみやすい。インク液滴82aとインク液滴82bに対して合一しようとする力が働くが、インク液滴と下塗り層表面の密着性が良いこと及び合一しようとする際に硬化状態にある下塗り層内部がインク液滴間の合一に対する抵抗力となること、により打滴干渉が抑制される。
図2は、インラインラベル印刷機(画像記録装置)100の一例を示す全体構成図である。この画像記録装置100は、本発明のインクジェット記録部100Aと、描画された被記録媒体に後加工を施す後加工部100Bと、インクジェット記録部100Aと後加工部100Bとの間に緩衝部としてのバッファ104からなる。
本発明のインクジェット記録装置はインクジェット記録部100Aに適用されるものである。インクジェット記録部100Aは、着色剤を含まず被記録媒体(ラベル)16上に半硬化下塗り液膜を形成するための下塗り液膜形成部100A1、及び着色材を含む4種のインクを被記録媒体16の所定位置に付与して、所望の画像を被記録媒体16に形成する描画部100A2から構成される。
被記録媒体としては、特に浸透性がない被記録媒体(例えば、OPP(Oriented Polypropylene Film)、CPP(Casted Polypropylene Film)、PE(polyethylene)、PET(Polyethylene terephthalate)、PP(Polypropylene)、浸透性が低い軟包材、ラミネート紙、コート紙、アート紙など)を用いたときに良好な画像を形成することができる。
また、画像記録装置100は、下塗り液膜形成部100A1及び描画部100A2に供給する下塗り液及びインクを貯蔵しておく不図示の遮光された液体貯蔵/装填部と、被記録媒体16を供給する給紙部101と、描画部100A2によるインクの打滴結果(インク滴の着弾状態である)としての画像を読み取る画像検出部104cと、記録済みの被記録媒体を巻き取る巻き取り部109を備えている。
また、媒体搬送方向Sに沿って、上流側(図2の左側)から、イエロー色のインク(Y)、シアン色のインク(C)、マゼンタ色のインク(M)、黒色のインク(K)の順に、各液体に対応した打滴ヘッド102Y、102C、102M、102Kが配置されており、被記録媒体16上にカラーの画像を形成し得る。
ニスコーター105の下流のラベルカッティング部106は、マーキングリーダ106aと、ダイカッタドライバ106bと、刃を有する巻き物(版)106eを装着したダイカッター106cと、対向ローラ106dとから構成される。
図4(a)は、図2に示した打滴ヘッド102Y、102C、102M、102Kを代表する打滴ヘッドに符号50を付して、その打滴ヘッド50の基本的な全体構造の一例を示す平面透視図である。
図4(a)に一例として示す打滴ヘッド50は、いわゆるフルライン型のヘッドであり、被記録媒体16の搬送方向(図中に矢印Sで示す副走査方向)と直交する方向(図中に矢印Mで示す主走査方向)において、被記録媒体16の幅Wmに対応する長さにわたり、記録媒体16に向けて液体を吐出する多数のノズル51(液体吐出口)を2次元的に配列させた構造を有している。
図4(b)に示すように、各圧力室52は液体供給口53を介して共通液室55と連通している。共通液室55は図示を省略した液体供給源たるタンクと連通しており、そのタンクから供給される液体が共通液室55を介して各圧力室52に分配供給される。
圧電アクチュエータ58の個別電極57に所定の駆動電圧が印加されると、圧電体58aが変形して圧力室52の容積が変化し、これに伴う圧力室52内の圧力の変化によって、ノズル51から液体が吐出される。液体吐出後、圧力室52の容積が元に戻ると共通液室55から液体供給口53を通って新しい液体が圧力室52に供給される。
前記塗布に用いる装置としては特に制限はなく、公知の塗布装置を目的に応じて適宜選択することができる。例えば、エアドクターコーター、ブレードコーター、ロットコーター、ナイフコーター、スクイズコーター、含浸コーター、リバースロールコーター、トランスファーロールコーター、グラビアコーター、キスロールコーター、キャストコーター、スプレイコーター、カーテンコーター、押出コーター等が挙げられる。
図5は、画像記録装置100における液体供給系統の構成を示した概要図である。
液体タンク60は、打滴ヘッド50に液体を供給するための基タンクである。液体タンク60と打滴ヘッド50を繋ぐ管路の途中には、液体タンク60から打滴ヘッド50へ液体を送液する液体供給ポンプ62が設けられている。液体タンク60及び打滴ヘッド50及び両者を繋ぐ管路は温度検出手段とヒーターにより内部のインクとともに温度調節されることが好ましい。このときのインク温度は40℃〜80℃に調節されることが好ましい。
また、好ましくは、キャップ64の内側が仕切壁によってノズル列に対応した複数のエリアに分割されており、これら仕切られた各エリアをセレクタ等によって選択的に吸引できる構成とする。
吸引ポンプ67は、打滴ヘッド50の吐出面50aをキャップ64が覆った状態で、その打滴ヘッド50のノズル51から液体を吸引し、吸引した液体を回収タンク68へ送液する。
ここで、ノズル51からの吐出について整理しておくと、第1に、紙などの被記録媒体に画像形成するために被記録媒体に向けて行う通常の吐出があり、第2に、キャップ64を液体受けとしてそのキャップ64に向けて行うパージ(空吐出ともいう)がある。
ここで、打滴ヘッド50、液体タンク60、液体供給ポンプ62、キャップ64、クリーニングブレード66、吸引ポンプ67、回収タンク68、及びこれらを繋ぐインク流路、並びにその他インクが直接触れる部材及び機器は、耐溶解性、耐膨潤性を持つことが好ましい。またこれらの部材及び機器は遮光性を持つことが好ましい。
図6は、画像記録装置100のシステム構成を示す要部ブロック図である。
図6において、画像記録装置100は、主として、描画部102、画像検出部104c、UV光源103、通信インターフェース110、システムコントローラ112、メモリ114、画像バッファメモリ152、搬送用のモータ116、モータドライバ118、ヒータ122、ヒータドライバ124、媒体種別検出部132、インク種別検出部134、照度検出部135、環境温度検出部136、環境湿度検出部137、媒体温度検出部138、給液部142、給液ドライバ144、プリント制御部150、ヘッドドライバ154、及び、光源ドライバ156を含んで構成されている。
なお、描画部102は図2に示した打滴ヘッド102Y、102C、102M、102Kを代表して表すものであり、UV光源103は図2に示した硬化光源103P、103Y、103C、103M、103Kを代表して表すものであり、画像検出部104cは図2に記載したものと同一であり既に説明したので、ここでは説明を省略する。
環境温度検出部136は、外気又は画像記録装置内の温度を検出するものである。環境温度検出態様としては例えば装置外部又は装置内部に温度センサを設けて検出する態様がある。
環境湿度検出部137は、外気又は画像記録装置内の湿度を検出するものである。環境湿度検出態様としては例えば装置外部又は装置内部に湿度センサを設けて検出する態様がある。
媒体温度検出部138は、記録媒体の画像形成時の温度を検出するものである。媒体温度検出態様には各種ある。例えば、接触式の温度センサを設けて検出する態様、記録媒体16の上方に非接触式の温度センサを設けて検出する態様があり、前述のヒータ122により被記録媒体の温度を一定に保つ。
給液ドライバ144は、描画部102に液体が供給されるように、給液部142を構成する給液ポンプ62などを駆動する回路である。
プリント制御部150には第2のメモリ152が付随しており、プリント制御部150における画像処理時に打滴データ等が第2のメモリ152に一時的に格納される。
<イエロー顔料分散物の調製>
Cromophtal Yellow LA(CSC社製顔料)16g、ジプロピレングリコールジアクリレート(DPGDA;Akcros社製)48g、及びBYK−168(ビックケミー社製)16g混合し、シルバーソン高速攪拌機で1時間攪拌した。攪拌後の混合物をディスパーマットミルにて分散し、顔料分散物P−1を得た。
ここで、分散条件は、直径0.4〜0.5mmのジルコニアビーズを80%の充填率で充填し、周速を9m/sとし、分散時間6時間とした。
PB15:3(IRGALITE BLUE GLO;チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)16g、ジプロピレングリコールジアクリレート(DPGDA;Akcros社製)48g、及びBYK−168(ビックケミー社製)16g混合し、イエロー顔料分散物調製と同様な方法にて、顔料分散物P−2を得た。
Cinquasia Mazenta RT−355D(CSC社製顔料)16g、ジプロピレングリコールジアクリレート(DPGDA;Akcros社製)48g、及びBYK−168(ビックケミー社製)16g混合し、イエロー顔料分散物調製と同様な方法にて、顔料分散物P−3を得た
Microlith Black C−K(CSC社製顔料)16g、ジプロピレングリコールジアクリレート(DPGDA;Akcros社製)48g、及びBYK−168(ビックケミー社製)16g混合し、イエロー顔料分散物調製と同様な方法にて、顔料分散物P−4を得た。
下記組成の成分を高速攪拌混合し溶解して、インクジェット記録用液体I−1を調製した。インクジェット記録用液体I−1の表面張力は32mN/mであった。
・上記の顔料分散物P−1 3.75g
・Nビニルカプロラクタム(Aldrich社製) 25.0g
・Actilane 421(Akcros社製アクリレートモノマー) 42.2g
・Photomer 2017(EChem社製UV希釈剤) 10.0g
・Genorad 16(Rahn社製安定剤) 0.05g
・Lucirin TPO(BASF社製光重合開始剤) 8.5g
・ベンゾフェノン(光重合開始剤) 4.0g
・Irgacure 184(CSC社製光重合開始剤) 4.0g
・9,10−ジブトキシアントラセン 3.0g
下記組成の成分を高速攪拌混合し溶解して、インクジェット記録用液体I−2を調製した。インクジェット記録用液体I−2の、表面張力は31mN/mであった。
・上記の顔料分散物P−2 3.75g
・Nビニルカプロラクタム(Aldrich社製) 25.0g
・Actilane 421(Akcros社製アクリレートモノマー) 42.2g
・Photomer 2017(EChem社製UV希釈剤) 10.0g
・Genorad 16(Rahn社製安定剤) 0.05g
・Lucirin TPO(BASF社製光重合開始剤) 8.5g
・ベンゾフェノン(光重合開始剤) 4.0g
・Irgacure 184(CSC社製光重合開始剤) 4.0g
・9,10−ジブトキシアントラセン 3.0g
下記組成の成分を高速攪拌混合し溶解して、インクジェット記録用液体I−3を調製した。インクジェット記録用液体I−3の表面張力は32mN/mであった。
・上記の顔料分散物P−3 3.75g
・Nビニルカプロラクタム(Aldrich社製) 25.0g
・Actilane 421(Akcros社製アクリレートモノマー) 42.2g
・Photomer 2017(EChem社製UV希釈剤) 10.0g
・Genorad 16(Rahn社製安定剤) 0.05g
・Lucirin TPO(BASF社製光重合開始剤) 8.5g
・ベンゾフェノン(光重合開始剤) 4.0g
・Irgacure 184(CSC社製光重合開始剤) 4.0g
・9,10−ジブトキシアントラセン 3.0g
下記組成の成分を高速攪拌混合し溶解して、インクジェット記録用液体I−4を調製した。インクジェット記録用液体I−4の表面張力は33mN/mであった。
・上記の顔料分散物P−4 3.75g
・Nビニルカプロラクタム(Aldrich社製) 25.0g
・Actilane 421(Akcros社製アクリレートモノマー) 42.2g
・Photomer 2017(EChem社製UV希釈剤) 10.0g
・Genorad 16(Rahn社製安定剤) 0.05g
・Lucirin TPO(BASF社製光重合開始剤) 8.5g
・ベンゾフェノン(光重合開始剤) 4.0g
・Irgacure 184(CSC社製光重合開始剤) 4.0g
・9,10−ジブトキシアントラセン 3.0g
下記組成の成分を攪拌混合し溶解して、インクジェット記録用インクの下塗り液を調液した。下塗り液の表面張力は23mN/mであった。
・ジプロピレングリコールジアクリレート(DPGDA) 11.9g
(Akcros社製)
・下記重合開始剤Irg907 1.5g
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
・下記増感剤ダロキュアITX 0.75g
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
・下記増感剤ダロキュアEDB 0.75g
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
・界面活性剤メガファックF475 0.1g
(大日本インキ化学工業(株)製)
下記組成の成分を攪拌混合し溶解して、1液型のインクジェット記録用の比較インク液I−0を調製した。比較インク液I−0のsp値は20、表面張力は32mN/mであった。
〈組成〉
・前記顔料分散物P−2 3.75g
・1,6−ヘキサンジオールジアクリレート(重合性化合物) 8.25g
(HDODA;ダイセル・サイテック(株)製)
・前記重合開始剤Irg907 1.5g
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
・前記増感剤ダロキュアITX 0.75g
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
・前記増感剤ダロキュアEDB 0.75g
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
調製した4色分のインクジェット記録用液体I−1〜4を、インクジェットプリンタ(東芝テック社製ヘッド搭載=打滴周波数:6.2KHz、ノズル数:636、ノズル密度:300npi(ノズル/インチ、以下同様)、ドロップサイズ:6pl〜42plを7段階に可変のヘッドを2つ配列して600npiにしたものをフルライン配列したヘッドセットを4組搭載)に装填した。ヘッドは記録媒体搬送方向上流からイエロー、シアン、マゼンタ、黒という順で機体に固定して、さらにイエローインク用ヘッドの上流に下塗り液のロールコーター及び半硬化用光源(超高圧水銀灯を被記録媒体巾方向に複数配置)を設置した。また、ヘッドの直下を被記録媒体が移動可能な構造に構成すると共に、インクジェット記録用液体I−1〜3が装填されたイエロー、シアン、マゼンタ各ヘッドに対して被記録媒体の進行方向にそれぞれ上述の超高圧水銀灯を配置し、インクジェット記録用液体I−4が充填された黒インクヘッド下流にはメタルハライドランプを設置した実験機を作製した。被記録媒体の搬送はロール搬送とし、記録媒体上には600dpi×600dpiの画像を形成した。
また、被記録媒体には、リンテックユポ80(リンテック製)を用いた。
幅100μmで、点と点の間隔が84μmのライン状に描画された画像のラインの品質を、顕微鏡による50倍拡大写真を目視で判断し、下記評価基準にしたがって評価した。但し、比較インク液I−0は1液のみをライン状に打滴した。
〈評価基準〉
A :ドット形状が保持され、均質なライン形状が得られた。
B :各ドットの独立性がなく、隣接する液滴間の合一による線幅の乱れがところどころに認められた。
C :各ドットの独立性がなく、隣接する液滴間の合一による線幅の乱れが全体的に認められた。
−2.ライン幅の評価−
点と点の間隔が84μm、ノズル間隔が175μm、ライン幅方向に1滴(6pL)の液滴でライン状に描画された画像のライン幅を、顕微鏡による50倍拡大写真を基に、5点平均法で測定した。尚、ライン幅方向に1滴(6pL)の液滴で構成されるライン幅は、理想的には40μmとなる。
反転文字の文字品質を、写真専用紙(富士フイルム製 画彩)に吐出した場合を基準として、「あいうえお」の中で、最も文字の白抜け部分が狭まった文字部分を、元の文字と較べて下記評価基準にしたがって評価した。
〈評価基準〉
A:文字の形が整っており、白抜け部分が狭まっていなかった。
B:白抜け部分が10〜30%狭まっていた。
C:白抜け部分が30%以上狭まっていた。
紫外線の照射直後、画像面(記録面)を指で触り、下記評価基準にしたがって評価した。
〈評価基準〉
A:ベタツキはなかった。
B:若干ベタツキが認められた。
C:著しくベタツキが認められた。
ライン状の画像が記録された被記録媒体について、紫外線照射後30分経過した後の画像を消しゴムで10往復擦ったときの変化を観察し、下記評価基準にしたがって評価した。
〈評価基準〉
A:擦過による濃度低下は全くなかった。
B:擦過による濃度低下が僅かに認められた。
C:擦過による濃度低下が著しく認められた。
PETシート上にライン状の画像を記録して、ウェザーメーター(アトラスC.I65)を用いてキセノン光(85,000Lux)を1週間照射し、照射前後の濃度をマイクロデンシトメーター(機種名:MICRO−PHOTOMETER MPM−No.172、メーカー名:ユニオン オプティカル(株)製)にて測定して色素残存率〔%〕を求め、下記評価基準にしたがって5段階評価した。なお、耐光性の評価はPETシート上の画像のみについて行った。
〈評価基準〉
A:色素残存率が90%以上であった。
B:色素残存率が89〜80%であった。
C:色素残存率が79〜70%であった。
D:色素残存率が69〜50%であった。
E:色素残存率が49%未満であった。
PETシート上にライン状の画像を記録して、オゾン濃度5.0ppm条件下に1週間保存し、保存前後での画像の濃度をマイクロデンシトメーター(機種名:MICRO−PHOTOMETER MPM−No.172、メーカー名:ユニオン オプティカル(株)製)にて測定して色素残存率(%)を求め、下記評価基準にしたがって5段階評価した。なお、オゾン耐性の評価はPETシート上の画像のみについて行った。
〈評価基準〉
A:色素残存率が90%以上であった。
B:色素残存率が89〜80%であった。
C:色素残存率が79〜70%であった。
D:色素残存率が69〜50%であった。
E:色素残存率が49%未満であった。
下塗り液の塗布後であって、下塗り半硬化用光源による露光の前後において、下塗り液について赤外線吸収スペクトルを測定し、〔A(重合後)/A(重合前)〕を求めた。
赤外線吸収スペクトルの測定は、BIO−RAD社製赤外分光光度計FTS−6000を用いて行った。A(重合後)は、重合反応後の重合性基による赤外吸収ピークの吸収光度であり、A(重合前)は、重合反応前の重合性基による赤外吸収ピークの吸収光度である。なお、赤外吸収ピークとしては、810cm−1付近の赤外吸収ピークを用いた。
得られた画像をミクロトームにより切断し、光学顕微鏡(Nikon社製光学顕微鏡、measuring microscope MM−40)により観察した。なお、切片を得るためにミクロトーム(ライカ社製ミクロトームRM2255)を使用した。
下塗り液を付与し、さらに下塗り液半硬化用光源による露光を行った後であって、インク液の打滴をする前に、普通紙(富士ゼロックス社製コピー用紙C2、商品コードV436)を下塗り液に、均一な力(500mN/cm2)の圧力で押し当てて、転写された下塗り液の質量を測定し、単位面積当たりの下塗り液の未硬化部の質量(未硬化液量)として半硬化下塗り液転写量を求めた。
次に、各色のインク液を付与し、ピニング光源露光(半硬化)した後の各色のインク液の未硬化液量を、各色の半硬化工程後にそれぞれ上記と同様にして測定した。
また、実施例で得られた画像の部分は、図7で示すように、インク液硬化物の一部が表面にでており、また、その一部が下塗り層に潜り込んでいた。また、インク液硬化物の下部には、下塗り層が観察された。さらに、均一なインク液の硬化層の形成が確認できた
また、本発明の実施例における半硬化下塗り液転写量(未硬化部の単位面積当たりの質量)は、インク液滴が12pLの場合、0.10mg/cm2〜0.12mg/cm2であった。
従って、下塗り液の未硬化部の単位面積当たりの質量M(下塗り液)と単位面積当たりに吐出するインク液(着色液)の最大質量m(着色液)の関係は、「m(着色液)/10 < M(下塗り液)) < m(着色液)/5」であった。
従って、異なる色相を有するインク液(着色液)の組合せにおいて、先に被記録媒体上に付与する着色液A未硬化部の単位面積当たりの質量M(着色液A)と後で付与する着色液Bの単位面積当たりの最大質量m(着色液B)の関係は、「m(着色液B)/10 < M(着色液A) < m(着色液B)/5」であった。
実施例1の液体I−1〜I−4、下塗り液の調製に用いたDPGDA(Akcros社製)をこれと等質量の下記の高沸点有機溶媒S−15に代えたこと以外、実施例1と同様にして、液体I−1〜I−4、下塗り液を調製し、画像記録を行なうと共に、反転文字の文字品質を評価したところ、本実施例2でも、実施例1と同様の結果が得られた。
実施例1の装置において、下塗り液半硬化用光源103Pを取り外し、視認性の低いイエローインクヘッド下流のピニング光源により、記録媒体上に設けられた下塗り液及びイエローインクの半硬化を同時に行った以外は、実施例1と同様のインク及び下塗り液を用い、同様に画像記録を行うと共に、反転文字の文字品質を評価したところ、本実施例3でも、実施例1と同様の結果が得られた。下塗り液半硬化用光源103Pを取り外すことにより、イエローインクは滲みが発生するが、イエローインクは視認性が低いため画質劣化とはならず、光源のコストダウンが可能となる。
実施例1で用いた下塗り液を、下記組成の物に変更し、それ以外は実施例1同様に画像記録を行うと共に、実施例1と同様の評価を実施した。
<下塗り液の調製>
下記組成の成分を攪拌混合し溶解して、白色下塗り液を調製した。白色下塗り液の表面張力は23mN/mであった。
・酸化チタンKRONOS 2300(KRONOS社製酸化チタン) 2.25g
・ジプロピレングリコールジアクリレート(DPGDA;Akcros社製)
11.7g
・上記重合開始剤Irg907 1.5g
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
・下記増感剤ダロキュアITX 0.75g
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
・下記増感剤ダロキュアEDB 0.75g
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
・メガファックF475(大日本インキ化学工業(株)製) 0.3g
本実施例4においても、実施例1と同様の結果が得られた。
20 下塗り液
22 下塗り液面
24 インク,インクB
28 インクA
26 基材
81 下塗り液。
81a 半硬化状態の下塗り液
82a,82b インク液滴
100 画像記録装置
100A インクジェット記録部
100A1 液膜形成部
100A2 描画部
102P ロールコーター
102Y,102C,102M,102K インク用打滴ヘッド
103P 下塗り液用硬化光源
103Y,103M,103C ピニング光源
103F 最終硬化光源
104 バッファ
104a 上ローラ
104b 下ローラ
104c 画像検出部
100B 後加工部
105 ニスコーター
106 ラベルカッティング部
106a マーキングリーダー
106b ダイカッタドライバ
106c ダイカッタ
106d 対向ローラ
106e 刃付版
107 分岐ローラ
108 カス取り部
109 ラベル巻取り部
50 打滴ヘッド
50a 吐出面
51 ノズル
52 圧力室
53 液体供給口
54 圧力室ユニット
55 共通液室
56 振動板
57 個別電極
58a 圧電体
58 圧電アクチュエータ
60 液体タンク
64 キャップ
66 クリーニングブレード
67 吸引ポンプ
68 回収タンク
102 描画部
103 UV光源
110 通信インターフェース
112 システムコントローラ
114,152 メモリ
116 搬送用のモータ
118 モータドライバ
122 ヒータ
124 ヒータドライバ
132 媒体種別検出部
134 インク種別検出部
135 照度検出部
136 環境温度検出部
137 環境湿度検出部
138 媒体温度検出部、
142 給液部
144 給液ドライバ
150 プリント制御部
154 ヘッドドライバ
156 光源ドライバ
Claims (5)
- 活性エネルギー線の照射により硬化する多色インクセットの各インクを被記録媒体に吐出して画像を記録するインクジェット記録方法において、
前記被記録媒体上にラジカル重合性組成物を含む下塗り液を付与する工程と、
活性エネルギー線の照射により前記下塗り液を半硬化させる工程と、
半硬化された前記下塗り液上に前記多色インクセットの各インクを吐出して画像形成を行う工程と、
被記録媒体上に吐出された少なくとも1色のインクを半硬化させる工程と、
を含み、
前記下塗り液を半硬化させる工程後における下塗り液の未硬化部の単位面積当たりの質量M(下塗り液)と、単位面積当たりに吐出する前記多色インクセットの各インクの最大質量m(着色液)との関係が、m/10 < M < m/5であるインクジェット記録方法。 - 前記インク及び前記下塗り液を完全に硬化させる工程を更に含む請求項1に記載のインクジェット記録方法。
- 前記下塗り液の表面張力が、前記多色インクセットの少なくとも1色のインクの表面張力よりも小さい請求項1又は請求項2に記載のインクジェット記録方法。
- 被記録媒体上にラジカル重合性組成物を含む下塗り液を付与する下塗り液付与手段と、
前記下塗り液付与手段の下流に配置され、活性エネルギー線の照射により前記下塗り液を半硬化させる下塗り液硬化手段と、
前記下塗り液硬化手段の下流に配置され、活性エネルギー線の照射により硬化可能な多色インクセットの各インクを下塗り液上に吐出する打滴ヘッドおよび当該打滴ヘッドの下流に前記多色インクセットの少なくとも1色のインクを半硬化させるインク硬化手段を備えた、画像形成を行う画像形成手段と、
を備え、
前記下塗り液硬化手段により半硬化させた前記下塗り液の未硬化部の単位面積当たりの質量M(下塗り液)と、単位面積当たりに吐出する前記多色インクセットの各インクの最大質量m(着色液)との関係が、m/10 < M < m/5であるインクジェット記録装置。 - 前記被記録媒体を搬送する手段と、前記画像形成手段の下流に配置され、前記画像形成手段で画像形成された被記録媒体に活性エネルギー線を照射してインク及び下塗り液を硬化させる活性エネルギー線照射手段と、を更に備え、前記画像形成手段が前記被記録媒体の搬送方向と直交する方法に配置した前記被記録媒体の記録可能幅の全幅に対応した長さである少なくとも1つのライン型インクジェットヘッドから前記多色インクセットの各インクを吐出する画像形成手段である請求項4に記載のインクジェット記録装置。
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