JP5838878B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents
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Description
また,近年,おむつ離れをする年齢が上がっていることもあり,幼児自らがおむつを装着する機会も増えており,図柄によって幼児の装着意欲を引き出したり,おむつの前後が区別できるようにする技術が提案されている。
具体的に,本発明は,以下の構成を有する。
乳幼児や幼児の関心や興味を第1の図柄10に引きつけることにより,乳幼児や幼児がおむつ交換を嫌がる程度や頻度を減らすことができる。これにより,保護者等のおむつ交換の負担を軽減することができる。
さらに,第1の図柄10を正方向から見ることができるようにすることで,幼児のおむつの装着意欲を高めることができる。これにより,幼児が自らおむつを履くという行為を助長することができる。
また,第2の図柄20は,保護者等からみて正方向であるため,保護者等は図柄を見てそのデザインを楽しむことができる。
本発明は,例えば,公知のパンツ型の使い捨ておむつや,テープ型の使い捨ておむつに広く適用可能である。パンツ型の使い捨ておむつは,前身頃と後身頃の両側部が予め接合されたタイプの使い捨ておむつである。パンツ型の使い捨ておむつとしては,吸収性本体が載置される外装体が前身頃から後身頃に掛けて一体となった一体型のものであってもよいし,外装体が前身頃及び後身頃で分離され,前身頃外装体と後身頃外装体の間に吸収性本体が架橋された架橋型のものであってもよい。また,テープ型の使い捨ておむつは,前身頃又は後身頃の両側部に接着テープが取り付けられ,着用時に接着テープを利用して前身頃と後身頃を接着させるタイプの使い捨ておむつである。
以下では,主に,これらの種々のタイプの使い捨ておむつのうち,パンツ型の使い捨ておむつを例に挙げて,本発明の内容を具体的に説明する。
以下,本発明に係るパンツ型使い捨ておむつの各部の構成について説明する。
使い捨ておむつ100の外装体30は,吸収性本体40を着用者の身体にあてがった状態で保持するための部材である。図2に示されるように,外装体30は,基本的に,アウターシート31と,インナーシート32と,複数のウエスト伸縮部材33と,複数のレッグ伸縮部材37とを有している。また,外装体30は,複数のタミー伸縮部材35やクッション形成シートを有するものであっても良い。
吸収性本体40は,外装体30の股下部3を中心に前身頃1及び後身頃2にかけて配置され,使い捨ておむつ100の着用時おいて,着用者の股下に当接して尿などの液体を吸収保持する。吸収性本体40は,吸収体と,トップシートと,バックシートと,立体ギャザーを基本構成とすることが好ましい。
前身頃1には,第1の図柄10が描画されている。ここで,第1の図柄10は,上下非対象の図柄である。上下非対象の図柄とは,図柄に上側半分と下側半分に分割する線を設けた場合,上側半分の図柄と下側半分の図柄が線対称とならない図面のことをいう。すなわち,上下非対象の図柄は,例えばキャラクターの顔など,一目見て上下方向を認識できる図柄のことをいう。
例えば,第1の図柄10が動物の顔である場合,動物の頭部が上方であり,動物の顎部が下方である。また,第1の図柄10が人や動物などのキャラクターの体全体である場合,頭部が上方であり,脚部が下方である。人や動物などのキャラクターの体全体が逆立ちしている図柄の場合は,脚部が上方であり,腕部が下方となる。
また,第1の図柄10は,キャラクターを描いたものであっても良い。キャラクターの例としては,動物や人間,架空のおばけ,アニメーションの登場人物といったものがある。キャラクターは,1つ描かれていてもよいし,複数のキャラクターが並んで描かれていても良い。
第1の図柄10は,おむつを着用させる者から前身頃1を見た場合,上下が逆さまに描画されていることになる。しかし,おむつを装着している乳幼児や幼児は,第1の図柄10を正方向から見ることができる。乳幼児や幼児は,前身頃1を覗き込むように見ることによって,第1の図柄10を正方向から視認することができる。
乳幼児や幼児は,視力や知覚力は発達してきているが,上下逆さまの図柄を上下反転させて認識するまでには至っていない場合が多い。このため,本発明のように,乳幼児や幼児から見た場合に,第1の図柄10が正方向の向きとなるようにすることにより,乳幼児や幼児に第1の図柄10をより明確に認識させることができる。
また,本発明は,乳幼児や幼児の関心や興味を引きつけることにより,おむつ交換をスムーズに行うことができことができる。これにより,保護者等のおむつ交換の負担を軽減することができる。
さらに,本発明は,幼児に第1の図柄10を正方向から認識させることで,幼児のおむつの装着意欲を高めることができる。これにより,幼児が自らおむつを履くという行為を助長することができる。
模様11は,上下非対称の図柄を複数個付して模様としたものであっても良いし,上下対称の図柄を複数個付して模様としたものであっても良い。
乳幼児や幼児がおむつを着用した状態で,おむつを着用させる者から後身頃2を見た場合,第2の図柄20は,正方向から視認されるように描画されている。乳幼児や幼児は,おむつの交換時や着用時に後身頃2を覗き込んで見ることはできない。このため,後身頃2に付される第2の図柄20は,おむつの着用者以外の者からみて,正方向から視認されるように描画されることが好ましい。本発明において,第1の図面10は乳幼児や幼児を楽しませることができ,第2の図柄20は乳幼児などの着用者以外の者を楽しませることができる。
図6には,従来のおむつの例を示している。図6では,前身頃に描画された図柄と,後身頃に描画された図柄が互いに逆向きとなっている。図柄が互いに逆向きとなる場合は,前身頃と後身頃にそれぞれ同じ図柄が描画される場合であっても,版型を2種類用いなければならず,印刷工程を簡略化することができない。
本発明において,第1の図柄10は,おむつを着用させる者から見た場合,上下方向が逆さまとなって視認される。このため,おむつを着用させる者が,前後方向を誤って認識しないよう,おむつの前身頃1に,「前」又は「まえ」といった前方向を認識させる文字を記載することが好ましい。
さらに,文字は後身頃2に付されても良い。この場合,後身頃2には「後」又は「うしろ」といった後方向を認識させる文字を記載することが好ましい。
また,前身頃1には,止着テープ61を止め付けるためのフロントパッチ60が設けられている。
2 後身頃
3 股下部
4 ウエスト端部
5 ウエスト開口部
6 脚部周り開口部
10 第1の図柄
11 図柄模様
20 第2の図柄
30 外装体
31 アウターシート
32 インナーシート
33 ウエスト伸縮部材
34 ウエストギャザー
35 タミー伸縮部材
36 タミーギャザー
37 レッグ伸縮部材
38 レッグギャザー
40 吸収性本体
50 第3の図柄
60 フロントパッチ
61 止着テープ
100 使い捨ておむつ
Claims (2)
- 前身頃(1),後身頃(2),及び前記前身頃(1)と前記後身頃(2)の間に位置する股下部(3)から構成され,
前記前身頃(1)に,第1の図柄(10)が描画されているとともに,文字が印字されており,
前記第1の図柄(10)は,上下非対称のキャラクターの顔を含み,
前記第1の図柄(10)は,前記キャラクターの頭部側が股下部(3)側を向いて描画され,前記キャラクターの顎部側がウエスト側を向いて描画されており,
前記文字は,上方がウエスト側を向いて印字され,下方が股下部(3)側を向いて印字されている
使い捨ておむつ。 - 前記後身頃(2)に,第2の図柄(20)が描画されており,
前記第2の図柄(20)は,上下非対称の図柄であり,
前記第2の図柄(20)の上方がウエスト側を向いて描画され,下方が股下部(3)側を向いて描画されている,
請求項1に記載の使い捨ておむつ。
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