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JP5833957B2 - 緩衝器のバルブ構造 - Google Patents

緩衝器のバルブ構造 Download PDF

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JP5833957B2 JP2012056845A JP2012056845A JP5833957B2 JP 5833957 B2 JP5833957 B2 JP 5833957B2 JP 2012056845 A JP2012056845 A JP 2012056845A JP 2012056845 A JP2012056845 A JP 2012056845A JP 5833957 B2 JP5833957 B2 JP 5833957B2
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Description

この発明は、緩衝器のバルブ構造の改良に関する。
上記緩衝器のバルブ構造は、例えば、車両用の緩衝器のピストン部等に具現化され、緩衝器内に一方室と他方室とを区画するピストンと、このピストンに形成されて上記一方室と他方室とを連通するポートと、このポートの出口端に連なる窓の外周を囲む弁座に着座するリーフバルブとを備え、このリーフバルブの外周側を撓ませてポートを開放するものが知られている。
そして、車両用の緩衝器にあっては、車両における乗り心地を良好なものとするため、ピストン速度が低い領域では減衰力を立ち上げることで車両の振動をしっかり減衰させるとともに、ピストン速度がある程度高速となると減衰係数を小さくして減衰力過多とならないことが好ましく、このような減衰特性(ピストン速度に対する減衰力変化)を実現するため、各種提案がなされている。
例えば、特許文献1に記載の緩衝器のバルブ構造は、図5に示すように、緩衝器のピストン部に具現化されると共に、ピストンPが一方側ディスク100と、この一方側ディスク100に重ね合わせて設けられる他方側ディスク200とに分割されており、ピストンPに緩衝器の伸張時に作動流体が通過することを許容する一方側のポート300aと、緩衝器の圧縮時に作動流体が通過することを許容する他方側のポート300bとが形成されている。
そして、一方側のポート300aは、一方側ディスク100の内周側に形成される通孔110と、この通孔110に連通して他方側ディスク200に形成される通孔210とからなり、他方側のポート300bは、その入口を他方側ディスク200で塞がれないように一方側ディスク100の外周側に形成される。
つまり、他方側ディスク200に一方側のポート300aの出口を形成し、この一方側のポート300aを開閉するリーフバルブ600が離着座する弁座201を環状に形成すると共に大径にしている。
また、上記他方側ディスク200の図5中下面には、リーフバルブ600の固定端である内周側が設置される環状の座部202が形成されており、この座部202は、上記弁座201よりも低い位置に配置され、当該構成により、リーフバルブ600の外周側を撓ませて初期撓みを与えている。
したがって、上記バルブ構造を備える緩衝器にあっては、リーフバルブに初期撓みを与えることにより、緩衝器の伸張時におけるピストン速度が低い領域では、リーフバルブ600が弁座201から離座し難く、減衰力の立ち上がりを良くすることができる。
また、上記バルブ構造を備える緩衝器にあっては、弁座201を大径環状に形成することにより、リーフバルブ600の径を大きくできるため、リーフバルブ600を撓み易くしてピストン速度が高くなる場合に、減衰力過多となることを抑制することから、好ましい減衰特性を実現して車両の乗り心地を良好なものとすることができる。
また、上記バルブ構造において、一方側ディスク100と他方側ディスク200は、各合わせ面の対応する位置に環状の内周シート面101,203と、この内周シート面101,203の外側に形成される環状の外周シート面102,204と、上記内周シート面101,203と上記外周シート面102,204との間に形成されて上記各通孔110,210と連通する環状溝103,205とをそれぞれ有する。
さらに、図6に示すように、上記他方側ディスク200の外周シート面204には、環状の突起204aが形成されており、ナットNの締め付け力で上記突起204aを潰すことにより一方側ディスク100の外周シート面102と他方側ディスク200の外周シート面204とを密着させて一方側のポート300aの途中から作動流体が漏れることを防止している。
また、特許文献2の図1,図4には、シールを介して外周シート面を密着させ、分割されたピストンに形成されるポートの途中から作動流体が漏れることを防止している。
特開2008−138696号公報 特開平8−261268号公報
しかしながら、上記従来の緩衝器のバルブ構造が車両用の緩衝器に具現化される場合、好ましい減衰特性を実現して車両の乗り心地を良好にすることができるものの、以下の不具合を指摘される虞がある。
第一に、特許文献1に開示のバルブ構造においては、ナットNの締め付け力で突起204aを潰すため、大きな締め付け力が必要となる。
第二に、特許文献1に開示のバルブ構造においては、他方側ディスク200が固定端となる内周側を支点として外周側が図6中下側に撓むため、弁座201の径が変わり、減衰力のばらつきが大きくなる。
第三に、特許文献2に開示のバルブ構造においては、一方側ディスクの外周シート面と他方側ディスクの外周シート面との間にシートを介装させるための構成が複雑である。
そこで、本発明の目的は、従来よりもナットの締め付け力を小さくするとともに減衰力のばらつきを少なくすることが可能で、構造を複雑することのない緩衝器のバルブ構造を提供することである。
上記課題を解決するための第一の手段は、一方側ディスクとこの一方側ディスクに重ね合わせて設けられる他方側ディスクとからなり一方室と他方室とを区画するバルブディスクと、上記各ディスクに形成される通孔からなり上記一方室と上記他方室とを連通するポートと、上記バルブディスクを貫通する軸部材と、この軸部材の先端に螺着して上記軸部材に上記バルブディスクを固定するナットとを備え、上記一方側ディスクと上記他方側ディスクの各合わせ面の対応する位置には、環状の内周シート面と、この内周シート面の外側に形成される環状の外周シート面とがそれぞれ形成され、上記各内周シート面と上記各外周シート面との間に上記各通孔が開口する緩衝器のバルブ構造において、上記一方側ディスクの上記外周シート面と上記他方側ディスクの上記外周シート面とを接触させたとき、上記一方側ディスクの上記内周シート面と上記他方側ディスクの上記内周シート面との間に隙間が形成され、上記他方側ディスクの上記通孔は、上記他方側ディスクの上記内周シート面と上記他方側ディスクの上記外周シート面との間に沿って複数形成され、上記他方側ディスクの上記通孔の間に弾性変形部が形成されることである。
上記課題を解決するための第二の手段は、一方側ディスクとこの一方側ディスクに重ね合わせて設けられる他方側ディスクとからなり一方室と他方室とを区画するバルブディスクと、上記各ディスクに形成される通孔からなり上記一方室と上記他方室とを連通するポートと、上記バルブディスクを貫通する軸部材と、この軸部材の先端に螺着して上記軸部材に上記バルブディスクを固定するナットとを備え、上記一方側ディスクと上記他方側ディスクの各合わせ面の対応する位置には、環状の内周シート面と、この内周シート面の外側に形成される環状の外周シート面とがそれぞれ形成され、上記各内周シート面と上記各外周シート面との間に上記各通孔が開口する緩衝器のバルブ構造において、上記一方側ディスクの上記外周シート面と上記他方側ディスクの上記外周シート面とを接触させたとき、上記一方側ディスクの上記内周シート面と上記他方側ディスクの上記内周シート面との間に隙間が形成され、上記他方側ディスクの上記通孔は、上記他方側ディスクの上記内周シート面と上記他方側ディスクの上記外周シート面との間に沿って円弧状にひとつ成され、上記他方側ディスクの上記通孔の両端部の間に弾性変形部が形成されることである。
本発明によれば、弾性変形部を備えることにより、この弾性変形部が変形し易く、一方側ディスクの外周シート面と他方側ディスクの外周シート面を密着させるために必要なナットの締め付け力を従来よりも小さくすることが可能となる。
また、弾性変形部が変形し、他方側ディスクにおける内周シート面が同外周シート面に対して一方側ディスク側に平行移動するため、外周側の変化量が少なく、減衰力のばらつきを少なくすることができる。
また、外周シート面を密着させるための構造は、弾性変形部が変形可能な程度に従来の緩衝器のバルブ構造においても必要な他方側ディスクの通孔の間隔、若しくは、他方側ディスクの通孔の両端部の間隔を設定するのみでよく、緩衝器のバルブ構造を複雑化させることがない。
本発明の一実施の形態に係る緩衝器のバルブ構造が具現化された緩衝器のピストン部を示す縦断面図である。 他方側ディスクを示す平面図である。 図1の主要部を拡大して示す縦断面図であり、(a)は、ナットを締め付ける前の状態を示し、(b)は、ナットを締め付けた後の状態を示す。 本発明の一実施の形態に係る緩衝器のバルブ構造の変形例が具現化された緩衝器のピストン部を示す縦断面図である。 従来の緩衝器のバルブ構造が具現化された緩衝器のピストン部を示す縦断面図である。 図5の主要部を拡大して示す縦断面図である。
以下に本発明の一実施の形態を示す緩衝器のバルブ構造について、図面を参照しながら説明する。いくつかの図面を通して付された同じ符号は、同じ部品か対応する部品を示す。
図1に示すように、本実施の形態に係る緩衝器のバルブ構造は、緩衝器のピストン部に具現化されており、一方側ディスク1とこの一方側ディスク1に重ね合わせて設けられる他方側ディスク2とからなり一方室Aと他方室Bとを区画するバルブディスクたるピストンPと、上記各ディスク1,2に形成される通孔10,20からなり上記一方室Aと上記他方室Bとを連通するポートたる一方側のポート3aと、上記ピストンPを貫通する軸部材たるピストンロッド4と、このピストンロッド4の先端41に螺着して上記ピストンロッド4に上記ピストンPを固定するナットNとを備える。
そして、上記一方側ディスク1と上記他方側ディスク2の各合わせ面の対応する位置には、環状の内周シート面11,21と、この内周シート面11,21の外側に形成される環状の外周シート面12,22とがそれぞれ形成され、上記各内周シート面11,21と上記各外周シート面12,22との間に上記各通孔10,20が開口する。
また、上記一方側ディスク1の上記外周シート面12と上記他方側ディスク2の上記外周シート面22とを接触させたとき、上記一方側ディスク1の上記内周シート面11と上記他方側ディスク2の上記内周シート面21との間に隙間S(図3(a))が形成される。
さらに、上記他方側ディスク2の上記通孔20は、上記他方側ディスク2の上記内周シート面21と上記他方側ディスク2の上記外周シート面21との間に沿って複数形成され(図2)、上記他方側ディスク2の上記通孔20の間に弾性変形部24が形成される。
本実施の形態に係るバルブ構造が具現化される緩衝器は、周知であるので詳細には図示して説明しないが、例えば、作動流体を収容するシリンダ5と、このシリンダ5の図1中上端を封止するヘッド部材(図示せず)と、このヘッド部材を摺動自在に貫通するピストンロッド4と、このピストンロッド4の取り付け部に固定されるピストンPと、このピストンPで区画される図1中上側の一方室A及び図1中下側の他方室Bと、シリンダ5の図1中下端側を封止する封止部材(図示せず)と、シリンダ5内に出没するピストンロッド4の体積分のシリンダ内容積変化を補償する図示しないリザーバあるいはエア室とを備えて構成される。
そして、上記バルブ構造にあっては、シリンダ5に対してピストンPが図1中上下方向に移動して緩衝器が伸縮し、一方室Aと他方室Bとをポート3a,3bを介して作動流体が交流するときに、その作動流体の流れに対してそれぞれ対応するリーフバルブ6a,6bで抵抗を与えて所定の圧力損失を生じせしめて、緩衝器に所定の減衰力を発生させる減衰バルブとして機能する。
以下、このバルブ構造について詳しく説明すると、バルブディスクたるピストンPは、図1中上下に分割されており、図1中上側に一方側ディスク1が配置され、図1中下側に他方側ディスク2が配置されている。
また、上記ピストンPには、作動流体が一方室Aから他方室Bへ通過することを許容する上記一方側のポート3aと、作動流体が他方室Bから一方室Aへ通過することを許容する他方側のポート3bとが形成されている。
そして、一方側のポート3aは、上記一方側ディスク1の内周側に形成されて一方側のポート3aの入口側に位置する通孔10と、この通孔10に連通すると共に上記他方側ディスク2に形成されて一方側のポート3aの出口側に位置する通孔20とからなり、上記他方側のポート3bは、その入口が上記他方側ディスク2で塞がれないように、上記一方側ディスク1の外周側に形成される。
また、上記一方側ディスク1には、他方側のポート3bの出口端に連なる窓14と、この窓14を囲う花弁状の弁座15とが形成される。この弁座15の外側には開口窓16が形成されており、上記弁座15に離着座するリーフバルブ6bで一方側のポート3aの入口を塞がないようになっている。
一方、上記他方側ディスク2には、一方側のポート3aの出口端に連なる環状の窓25と、この窓25の外周側に形成される環状の弁座26とが形成される。
また、上記各ディスク1,2における各合わせ面の対応する位置には、環状の内周シート面11,21と、この内周シート面11,21の外側に形成される外周シート面12,22とがそれぞれ形成されるとともに、各内周シート面11,21と各外周シート面12,22との間に環状溝13,23がそれぞれ形成される。
尚、上記対応する位置とは、各ディスク1,2を重ね合わせたとき、各ディスク1,2の内周シート面11,21と外周シート面12,22がそれぞれ合わさる位置であれば良く、内周シート面11,21や外周シート面12,22や環状溝13,23が全く同じ位置や形状に設定される必要はない。
そして、上記一方側ディスク1の環状溝13には、一方側ディスク1の通孔10が連なって形成され、上記他方側ディスク2の環状溝23には、他方側ディスク2の通孔20が連なって形成されており、各通孔10,20は、上記各環状溝13,23を介して連通し、一方側のポート3aを構成する。
また、上記各ディスク1,2の軸心部には、ピストンロッド4の取り付け部40が貫通しており、この取り付け部40は、ピストンPの図1中下方側に突出させてある。
上記ピストンロッド4の取り付け部40の外径は、取り付け部40より図1中上側の外径より小径に形成されており、その外径が異なる部分に段部42が形成される。
また、ピストンロッド4の取り付け部40の図1中最下端に位置する先端41外周には、螺子溝(符示せず)が形成されてナットNが螺着しており、このナットNと、上記段部42との間にバルブストッパ7、間座8,8、各ディスク1,2、シム9、及びリーフバルブ6a,6bが挟持されている。
上記他方側ディスク2の図1中下側に複数積層されるリーフバルブ6a,6a・・・は、内周側が上記ナットNと上記段部42との間に挟持されてピストンロッド4の取り付け部40に固定されると共に、外周側が上記他方側ディスク2の弁座26に当接し、一方側のポート3aの出口端を閉塞する。
一方、上記一方側ディスク1の図1中上側に複数積層されるリーフバルブ6b,6b・・・は、同じく内周側が上記ナットNと上記段部42との間に挟持されてピストンロッド4の取り付け部40に固定されると共に、外周側が上記一方側ディスク1の弁座15に当接して、他方側のポート3bの出口端を閉塞する。
したがって、各リーフバルブ6a,6bは、内周側が固定端とされて外周側が撓むことにより各ポート3a,3bを開放することができるようになっている。
そして、本実施の形態において、ナットNを締め付けてピストンPやリーフバルブ6a,6bをピストンロッド4の取り付け部40に固定したとき、一方側のポート3aを開閉するリーフバルブ6aの固定端となる内周側が積層される他方側ディスク2の座部27と弁座26の高さが異なり、座部27よりも弁座26が図1中下側に位置するよう設定される。
上記構成により、一方側のポート3aを開閉するリーフバルブ6aをピストンロッド4の取り付け部40に固定したとき、上記リーフバルブ6aの外周側を予め撓ませて、初期撓みを与えている。
また、上記リーフバルブ6aの図1中上側には、外周側が弁座26に着座せず一方側のポート3aの出口端を塞がない大きさに形成される環板状のシム9が内周側を固定端として上記リーフバルブ6a,6bと同様にピストンロッド4の取り付け部40に固定されている。
したがって、上記リーフバルブ6aにおける初期撓みの撓み量は、上記シム9の厚みで調整でき、この撓み量の設定によって上記リーフバルブ6aが他方側ディスク2の弁座26から離れて一方側のポート3aを開放するときの開弁圧を調整することができるようになっている。
また、各弁座26,15に着座するリーフバルブ6a,6bの外周側には、それぞれ切欠き60,61が設けられ、周知のオリフィスを形成している。
ところで、本実施の形態において、上記他方側ディスク2に形成される通孔20は、図2に示すように、上記他方側ディスク2の環状溝23に沿って三箇所に形成され、等間隔に配置される。これらの通孔20,20,20は、円弧状に形成されて同一形状を有し、これらの通孔20,20,20の間に変形し易い弾性変形部24がそれぞれ形成される。さらに、これらの通孔20,20,20の各開口面積(ポート径)の総和(総開口面積)は、上記一方側ディスク1の通孔10の開口面積(ポート径)の総和(総開口面積)よりも大きく設定されており、他方側ディスク2の通孔20,20,20で一方側のポート3aを絞らないように設定されている。
尚、本実施の形態において、上記各通孔10,20の図1中左右方向に切断したときの断面積は、入口側から出口側にかけて等しく設定され、各通孔10,20の上記断面積の総和が各通孔10,20の総開口面積に相当する。しかし、上記通孔10,20が部分的に縮径されている場合には、各通孔10,20において最も縮径される部分の断面積の総和が、各通孔10,20における総開口面積に相当する。
もどって、上記弾性変形部24には、図1,3中上側に環状溝23に沿って断面逆台形状の溝24aが円弧状に形成されており、弾性変形部24の肉厚を薄くしてより変形し易い形状にしている。
また、上記各ディスク1,2における外周シート面12,22と内周シート面11,21の高さは、図3(a)に示すように、一方側ディスク1の外周シート面12と他方側ディスク2の外周シート面22とを接触させたとき、一方側ディスク1の内周シート面11と他方側ディスク2の内周シート面21との間に隙間Sを生じるように設定される。
そして、ナットNの締め付けたとき、その締め付け力により他方側ディスク2の弾性変形部24が歪み、図3(b)に示すように、他方側ディスク2の環状溝23よりも内周側が他方側ディスクの環状溝23よりも外周側に対して図3中上方向にずれる。
したがって、内周シート面11,21の隙間Sが潰れると共に、一方側ディスク1の外周シート面12に他方側ディスク2の外周シート面22が押し付けられて密着することから、一方側のポート3aの途中から作動流体が漏れることがない。
以下、本実施の形態に係る緩衝器のバルブ構造の作用効果について説明する。
まず、ピストンPがシリンダ5に対して図1中上方向に移動する緩衝器の伸長時において、一方室内Aの内圧が高まり、一方室A内の作動流体は、開口窓16及び一方側のポート3aを通過して他方室B内に移動しようとする。
そして、緩衝器の伸縮速度となるピストン速度が低速領域にある場合、作動流体は、リーフバルブ6aの外周側に設けた切欠き60によって形成されるオリフィスを通過する。
さらに、ピストン速度が上昇して低速領域を脱し中高速領域に達したとき、作動流体は、リーフバルブ6aの外周側を撓ませてこのリーフバルブ6aと弁座26との隙間を通過する。
一方、ピストンPがシリンダ5に対して図1中下方に移動する緩衝器の収縮時において、他方室B内の圧力が高まり、他方室B内の作動流体は、他方側のポート3bを通過して一方室A内に移動しようとする。
そして、ピストン速度が低速領域にある場合、作動流体は、リーフバルブ6bの外周側に設けた切欠き61によって形成されるオリフィスを通過する。
さらに、ピストン速度が上昇して低速領域を脱し中高速領域に達したとき、作動流体は、リーフバルブ6bの外周側を撓ませてこのリーフバルブ6bと弁座15との隙間を通過する。
つまり、緩衝器は、伸長時において、ピストン速度が低い領域では切欠きによって形成されるオリフィス特有の自乗特性となる減衰特性(ピストン速度に対する減衰力変化)にて減衰力を発揮するが、本実施の形態においては、一方側のポート3aを塞ぐリーフバルブ6aに初期撓みを与えていることから、減衰力を立ち上げて車両の振動をしっかり減衰させることが可能となる。
そして、緩衝器は、同じく伸長時において、ピストン速度が高くなるとリーフバルブ6aを弁座15から離座させて一方側のポート3aを開放し、減衰係数がオリフィスより小さくなる減衰特性にて減衰力を発揮するが、本実施の形態において、ピストンPが一方側ディスク1と他方側ディスク2とに分割されているため、一方側のポート3aの出口端に連なる窓25を囲う弁座26を環状に形成すると共に、上記弁座26の径を大きく形成してリーフバルブ6aの径を大きくすることが可能となる。
したがって、緩衝器の伸長時に減衰力を発揮するリーフバルブ6aを撓み易くしてピストン速度が中高速領域に達したとき、減衰係数を小さくして減衰力過多となることを防止することが可能となり、本実施の形態に係るバルブ構造を備える緩衝器は、所望の減衰特性を実現し、車両の乗り心地を良好なものとすることが可能となる。
また、本実施の形態において、他方側ディスク2の通孔20の間に変形し易い弾性変形部24を備えることにより、一方側ディスク1の外周シート面12と他方側ディスク2の外周シート面22を密着させるために必要なナットNの締め付け力を従来よりも小さくすることが可能となる。
また、本発明のバルブ構造においては、弾性変形部24が変形して他方側ディスク2における内周シート面21が同外周シート面22に対して一方側ディスク側に平行移動するため、他方側ディスク2における外周側の変化量が従来よりも少なく、弁座26の径の変化量を抑えて減衰力のばらつきを少なくすることができる。
また、外周シート面12,22を密着させるための構造は、弾性変形部24が変形可能な程度に従来の緩衝器のバルブ構造においても必要な他方側ディスク2の通孔20の間隔を設定するのみでよく、緩衝器のバルブ構造を複雑化させることがない。
また、本実施の形態に係る緩衝器は、伸長時において、ピストン速度が高速領域に達してリーフバルブ6aがある程度開くと、作動流体が一方側のポート3aを通過する際の抵抗によるポート特性の減衰力を発生することができる。
そして、本実施の形態において、他方側ディスク2における通孔20,20,20の総開口面積が一方側ディスク1における通孔10の総開口面積よりも大きく、他方側ディスク2の通孔20,20,20で一方側のポート3aを絞らないように設定されるため、上記一方側ディスク1における通孔10の総開口面積でポート特性の減衰力を設定することができる。
このため、通孔10の総開口面積(ポート径)が異なる他の一方側ディスクに交換することで、ピストン速度が高速領域にあるときの減衰力を変更することができることは勿論、中高速領域の減衰力を立ち上げたい場合には、一方側ディスク1のみでも使用することができ、様々な減衰力特性を実現することができる。
さらにこの場合、他方側ディスク2の通孔20,20,20の総開口面積が大きくなることから、通孔20,20,20の間隔が自ずと狭くなり、通孔20,20,20の間を弾性変形部24とすることができる。
また、本実施の形態において、一方側ディスク1と他方側ディスク2の内周シート面11,21と外周シート面12,22の間にそれぞれ環状溝13,23が形成されているため、一方側ディスク1の通孔10の位置と他方側ディスク2の通孔20の位置がずれていても各通孔10,20を常に連通させることが可能となり、位置あわせが不要となる。
また、他方側ディスク2の通孔20が真円状若しくは楕円状に形成され、環状溝23に沿って複数設けられている場合、一方側ディスク1の通孔10に対する他方側ディスク2の通孔20の位置(位相)によって減衰力が変化し、減衰力のバラツキが大きくなる虞がある。しかし、本実施の形態においては、他方側ディスク2の通孔20が円弧状に形成されているため、通孔20を環状溝23の周方向に長く形成することができ、一方側ディスク1の通孔10に対する他方側ディスク2の通孔20の位置(位相)による減衰力の変化を抑えることが可能となる。
また、本実施の形態において、他方側ディスク2の通孔20が同一形状を有して等間隔に形成されることから、弾性変形部24が歪んで他方側ディスク2の環状溝23よりも内周側と外周側が軸方向にずれるとき、平行にずれることが可能となる。
次に、本実施の形態に係る緩衝器のバルブ構造における第一の変形例について説明する。本変形例では、一方側のポート3aを開閉するリーフバルブ6aに初期撓みを与えるための構成のみが一実施の形態と異なり、他の構成は一実施の形態と同様であるため同一符合を付するのみとして詳細な説明を省略する。
本実施の形態においては、図4に示すように、上記複数のリーフバルブ6aの何れか一箇所にリング63を介装し、このリング63でこのリング63よりも図4中下側に積層されるリーフバルブ6aの外周側を撓ませて初期撓みを与えている。
したがって、他方側ディスク2の座部27と弁座26の高さを変えて他方側ディスク2に積層されるリーフバルブ6a全ての外周側を撓ませる一実施の形態と比較して、本変形例のリーフバルブ6aは、一方側のポート3aを開放した後弁座26に着座し易く、一方側のポート3aを速やかに閉塞することが可能となる。
尚、本実施の形態において、上記リーフバルブ6aにおける初期撓みの撓み量は、上記リング63の厚みで調整でき、この撓み量の設定によってリーフバルブ6aが他方側ディスク2の弁座26から離れて一方側のポート3aを開口するときの開弁圧を調整することができるようになっている。
また、本変形例に係るバルブ構造を備える緩衝器においても、上記一実施の形態と同様に、ピストン速度が低い領域では減衰力を立ち上げることで車両の振動をしっかり減衰させるとともに、ピストン速度が高くなると減衰係数を小さくして減衰力過多とならないようにして、車両における乗り心地を良好なものとすることが可能である。
また、本変形例に係るバルブ構造においても、弾性変形部24を備えることから、上記一実施の形態と同様に、構造を複雑にすることなく、小さい締め付け力で一方側ディスク1の外周シート面12と他方側ディスク2の外周シート面22とを密着させ、減衰力のばらつきを少なくすることが可能である。
以上、本発明の好ましい実施の形態を詳細に説明したが、特許請求の範囲から逸脱することなく改造、変形及び変更を行うことができることは理解すべきである。
例えば、上記実施の形態における緩衝器のバルブ構造は、緩衝器のピストン部に具現化されるとしたが、緩衝器のベースバルブ部に具現化するとしても良い。
また、上記実施の形態においては、他方側ディスク2がピストンロッド4の先端側(図1,図4中下側)に配置されるが、一方側ディスク1がピストンロッド4の先端側に配置されるとしても良い。
また、上記実施の形態において、他方側ディスク2における通孔20,20,20の総開口面積が一方側ディスク1における通孔10の総開口面積よりも大きく設定されるが、この限りではなく、各通孔10,20の大きさは適宜設定することが可能である。
また、上記実施の形態において、一方側ディスク1および他方側ディスク2に環状溝13,23がそれぞれ形成されているが、一方側ディスク1または他方側ディスク2の一方にのみ各通孔10,20に連通する環状溝を形成するとしても位置あわせが不要であり、各通孔10,20の位置あわせができれば環状溝13,23を形成しなくても良い。
また、上記実施の形態において、円弧状の通孔20が他方側ディスク2の環状溝23に沿って三箇所に形成されるとしたが、通孔20の形状及び数は、通孔20の間に変形することが容易な弾性変形部24を形成可能である限りにおいて、適宜変更することが可能である。
尚、他方側ディスク2の通孔20がひとつである場合には、通孔20が内周シート面21と外周シート面22との間(環状溝23)に沿って円弧状に形成され、通孔20の両端部の間に弾性変形部24が形成されるとすれば良い。
また、上記実施の形態において、弾性変形部24の図1,4中上側に円弧状の溝24aを形成しているが、弾性変形部24の図1,4中下側に円弧状の溝を形成したり、上下両側に溝を形成したりして弾性変形部24を変形し易くしても良く、また、弾性変形部24が変形可能であれば、溝を設けなくても良い。
A 一方室
B 他方室
P ピストン
1,100 一方側ディスク
2,200 他方側ディスク
3a,300a 一方側のポート
3b,300b 他方側のポート
4 ピストンロッド
5 シリンダ
6a,6b,600 リーフバルブ
7 バルブストッパ
8 間座
9 シム
10 通孔
11,21,101,203 内周シート面
12,22,102,204 外周シート面
13,23,103,205 環状溝
14,25 窓
15,26,201 弁座
16 開口窓
24 弾性変形部
27 座部
40 取り付け部
41 先端
42 段部
60,61 切欠き
63 リング

Claims (8)

  1. 一方側ディスクとこの一方側ディスクに重ね合わせて設けられる他方側ディスクとからなり一方室と他方室とを区画するバルブディスクと、上記各ディスクに形成される通孔からなり上記一方室と上記他方室とを連通するポートと、上記バルブディスクを貫通する軸部材と、この軸部材の先端に螺着して上記軸部材に上記バルブディスクを固定するナットとを備え、
    上記一方側ディスクと上記他方側ディスクの各合わせ面の対応する位置には、環状の内周シート面と、この内周シート面の外側に形成される環状の外周シート面とがそれぞれ形成され、上記各内周シート面と上記各外周シート面との間に上記各通孔が開口する緩衝器のバルブ構造において、
    上記一方側ディスクの上記外周シート面と上記他方側ディスクの上記外周シート面とを接触させたとき、上記一方側ディスクの上記内周シート面と上記他方側ディスクの上記内周シート面との間に隙間が形成され、
    上記他方側ディスクの上記通孔は、上記他方側ディスクの上記内周シート面と上記他方側ディスクの上記外周シート面との間に沿って複数形成され、上記他方側ディスクの上記通孔の間に弾性変形部が形成されることを特徴とする緩衝器のバルブ構造。
  2. 一方側ディスクとこの一方側ディスクに重ね合わせて設けられる他方側ディスクとからなり一方室と他方室とを区画するバルブディスクと、上記各ディスクに形成される通孔からなり上記一方室と上記他方室とを連通するポートと、上記バルブディスクを貫通する軸部材と、この軸部材の先端に螺着して上記軸部材に上記バルブディスクを固定するナットとを備え、
    上記一方側ディスクと上記他方側ディスクの各合わせ面の対応する位置には、環状の内周シート面と、この内周シート面の外側に形成される環状の外周シート面とがそれぞれ形成され、上記各内周シート面と上記各外周シート面との間に上記各通孔が開口する緩衝器のバルブ構造において、
    上記一方側ディスクの上記外周シート面と上記他方側ディスクの上記外周シート面とを接触させたとき、上記一方側ディスクの上記内周シート面と上記他方側ディスクの上記内周シート面との間に隙間が形成され、
    上記他方側ディスクの上記通孔は、上記他方側ディスクの上記内周シート面と上記他方側ディスクの上記外周シート面との間に沿って円弧状にひとつ形成され、上記他方側ディスクの上記通孔の両端部の間に弾性変形部が形成されることを特徴とする緩衝器のバルブ構造。
  3. 上記他方側ディスクにおける上記各通孔は、円弧状に形成されると共に同一形状を有して等間隔に配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の緩衝器のバルブ構造。
  4. 上記一方側ディスクにおける上記外周シート面と上記内周シート面との間及び上記他方側ディスクにおける上記外周シート面と上記内周シート面との間の少なくとも何れか一方に上記各通孔と連通する環状溝が形成されることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の緩衝器のバルブ構造。
  5. 上記他方側ディスクにおける上記通孔の総開口面積が上記一方側ディスクにおける上記通孔の総開口面積よりも大きく設定されることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の緩衝器のバルブ構造。
  6. 上記他方側ディスクにリーフバルブが内周側を固定端として積層され、上記ポートを開閉することを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の緩衝器のバルブ構造。
  7. 上記他方側ディスクにリーフバルブが内周側を固定端として複数積層されて上記ポートを開閉し、これらリーフバルブの何れか一箇所にリングが介装されることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の緩衝器のバルブ構造。
  8. 上記ポートは、作動流体が上記一方室から上記他方室に通過することを許容する一方側のポートであると共に、上記一方側ディスクの上記通孔が上記一方側ディスクの内周側に形成されており、
    上記一方側ディスクの外周側には、作動流体が上記他方室から上記一方室に通過することを許容する他方側のポートが形成されることを特徴とする請求項1から請求項7の何れか一項に記載の緩衝器のバルブ構造。
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