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JP5824362B2 - 非導電性クラウン補強プライを貫通して延びる度は腕正ワイヤを有するタイヤ、装置及び関連の方法 - Google Patents

非導電性クラウン補強プライを貫通して延びる度は腕正ワイヤを有するタイヤ、装置及び関連の方法 Download PDF

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Description

本発明の分野は、輸送車両に取り付けられるようになったタイヤに関する。本発明は、特に、非導電性ゴムコンパウンドで作られたタイヤ中の電荷の流れに係る問題に取り組む。
転がり抵抗を向上させると共に燃料消費量を減少させる目的で、最新型のタイヤは、充填剤、主として非導電性充填剤、例えばシリカを含むゴムコンパウンドを有し、かかる充填剤は、例えば、トレッドストリップを形成するために用いられている。この種のタイヤは、一例として欧州特許第0501227号明細書に記載されている。
これらゴムコンパウンドの抵抗率は、非常に高いので、これらコンパウンドの使用に伴って、静電気の蓄積を回避すると共に車両が走行している時に電荷が地面に流れることができるようにすることを目的とした多くの技術的解決策が開発された。電荷の蓄積と関連した欠点は、機器製造業者には周知であり、車両に搭載された無線通信機器の動作を妨害するほど広い影響範囲を有し、乗員は、車両から出るときに電気ショックを受け、しかも、オゾンの生成の結果としてタイヤの老化が加速される。
それ故、タイヤ製造業者は、これら欠点を持たないタイヤを市場に出そうと努力している。米国特許第5518055号明細書は、非導電性コンパウンドで作られたトレッドストリップが導電性コンパウンドの薄い層で被覆されたタイヤを記載している。この層は、サイドウォールコンパウンドと接触状態にあり、かかるサイドウォールコンパウンドも又これら自体導電性であり、それにより電荷が流れることができる。
欧州特許第0658452号明細書に記載されたもう1つの解決策は、インサートをトレッドストリップ中に配置することである。このインサートは、好ましくはタイヤの周囲全体にわたって半径方向に延び、かかるインサートは、導電性ゴムコンパウンドで作られていて、トレッドストリップの外側フェースを各々が導電性であるクラウン補強プライのうちの1枚かタイヤのトレッドストリップに隣接して位置していて、十分に高い導電性の任意他の部分かのいずれかに連結している。トレッドストリップが導電性材料又は非導電性材料の1つ又は数個の層を含むかどうかに応じて、この原理に対して多くの改良がなされ、これらは、一例として、欧州特許第0925903号明細書又は同第0963302号明細書に記載されている。
これら方法は全て、トレッドストリップの外側フェースをこれにすぐ隣接して位置するタイヤのクラウンの内部領域の導電性を備えた部分、例えばサイドウォール、クラウン補強プライ又はカーカス補強プライに連結することを目的としている。
しかしながら、これ又転がり抵抗を向上させることを目的としたタイヤにおける最近の開発により、タイヤが転動する段階中に機械的仕事を行う可能性のあるタイヤの部分の大抵のものの中にシリカを主成分とする弱導電性コンパウンドを用いることが普及している。かくして、かかるコンパウンドは、クラウン補強プライを製作するために用いられるだけでなくトレッドストリップを製作するために用いられている。
弱導電性ゴムコンパウンドという用語は、ゴムを主成分とし、抵抗率が108オームcm以上の材料を意味している。同様に、導電性ゴム材料は、抵抗率が106オームcm未満のゴムを主成分とする材料を意味するものと理解されたい。
欧州特許第0501227号明細書 米国特許第5518055号明細書 欧州特許第0658452号明細書 欧州特許第0925903号明細書 欧州特許第0963302号明細書
本発明の目的は、上述の形式のクラウンベルトの半径方向外側部分と半径方向内側部分との間で電荷を伝える手段を提供することにある。
本発明の要旨は又、本発明のタイヤを製造するために使用できる装置及びこの装置を実施する方法である。
かくして、一般的に言って、本発明は、ホイールに取り付けられるようになっていると共に特に転がり抵抗を減少させるよう設計されたタイヤであって、このタイヤは、参考までに言えば、
‐半径方向外側フェースが路面と接触するようになったトレッドストリップを有する。トレッドストリップは、一般的に言って、弱導電性コンパウンドで作られており、このトレッドストリップは、例えば欧州特許第0658452号明細書に記載されているように電気を伝える手段を有する。
‐互いに重ね合わされた複数枚の補強プライで形成されたクラウン補強ベルトを有する。各補強プライは、弱導電性ゴムコンパウンドで被覆されていて周方向と所与の角度をなす相互に平行な細線を含む。補強プライは、互いに上下に位置決めされたプライの数個の部分の巻回又は支持面上への直接的な細線の布設の結果として得られるのが良い。
‐クラウン補強ベルトは、トレッドストリップの半径方向内側フェースと接触状態にあり、より具体的に言えば、トレッドストリップ内に設けられた電気を伝える手段と接触状態にある。
‐ホイールとタイヤとの密な接触を保証するようになっていて、ビード補強フープ及びホイールと接触状態にあるビードクッションを有するビード領域を有し、ビードクッションは、一般的に言って、導電性ゴムコンパウンドで作られる。
‐互いに重ね合わされると共に半径方向内側端部がビード補強フープに繋留されると共に導電性ゴムコンパウンドで被覆された細線を有する1枚又は2枚以上のカーカス補強プライを有する。細線は、互いに平行であり且つ周方向と所与の角度、一般的に90°の角度をなす。カーカス補強プライは、その中間部がクラウン補強ベルトの半径方向内側プライと接触状態にある。
‐カーカス補強プライを保護するようになっていて、一般的に、弱導電性ゴムコンパウンドで作られたサイドウォール領域を有する。
「細線」という用語は、その最も広い意味において、細線の構成材料が繊維又は金属であるかどうかとは無関係に又は細線の受ける場合のある処理、例えば、細線がゴムと密に結合するようにするゴム引き又は表面処理とは無関係に、モノフィラメント、マルチフィラメント、コード若しくはもろより糸又はこれらと同等の集成体を意味するものと理解されるべきである。
本発明のタイヤは、導電性細線の1本のストランドがベルトを半径方向に真っ直ぐ貫通し、ストランドの第1の自由端部がベルトの半径方向外側フェースに沿って延び、ストランドの第2の自由端部がベルトの半径方向内側フェースに沿って延びていることを特徴とする。
この場合に必要なことは、上述の部分の第1の自由端部をトレッドストリップの内側フェースと接触状態に配置することだけである。トレッドストリップが弱導電性材料で作られている場合、公知の仕方で電気を路面と接触するようになったトレッドストリップの外側フェースとトレッドストリップの半径方向内側部分との間で伝えることができる手段を設けることが必要であり、この手段、例えばインサートは、クラウンベルトの半径方向外側フェースに沿って延びる導電性細線のストランドの第1の自由端部と接触状態に配置される必要があろう。
同様に、細線のストランドの第2の自由端部は、カーカス補強プライの半径方向外側フェースと接触状態にある。カーカス補強プライが弱導電性ゴム材料で作られている場合、この場合も又、公知の仕方で、カーカス補強プライの中央部分の半径方向上側フェースからビードクッションの内側フェースに電気を伝える手段が設けられる必要があり、導電性細線又はワイヤのストランドの第2の自由端部をこれがカーカス補強プライ上に設けられた上述の手段と接触関係をなすように位置決めする。
このように、電荷は、路面と接触状態にあるトレッドストリップの外側フェースからホイールのリムに伝えられるようにすることが可能である。
本発明の要旨は又、上述の段落において記載した形式のタイヤを製造するようになった装置にある。
本発明の装置の機能は、クラウン補強プライを真っ直ぐに穿通して上述した導電性細線のストランドを布設することができるようにすることにある。この装置は、
‐補強プライを支持するようになった回転支持面を有し、この支持面は、オリフィスを有し、
‐連続細線を貯蔵したり供給したりする手段を有し、
‐細線を挿通させる中空針を有し、中空針は、支持面のオリフィスを通って半径方向に動くことができ、
‐支持面の第1の半径方向フェースと同一側に設けられた切断手段を有する。
この装置は、第1の半径方向フェースと反対側に位置した支持面の第2の半径方向フェースと同一側に位置決めされていて、細線を保持することができる手段を更に有するのが良い。
支持面は、2つのフェースから成る。これらフェースのうちの一方は、半径方向外側に位置決めされていて、補強ベルトを構成する補強プライが巻回により被着される表面に対応している。このフェースの延長部は、補強ベルトの半径方向外側フェースである。支持面の他方のフェースは、支持面の半径方向内面に相当している。第1の半径方向フェースという用語は、中空針並びにその回転駆動機構体及び切断手段が配置された側と同一の側の支持面の内側又は外側フェースである。同様に、第2の半径方向フェースという用語は、それぞれ、細線を保持することができる手段が配置された側と同一側の外側又は内側フェースである。
この場合、補強プライの穿通は、プライを半径方向外側フェースから半径方向内側フェースに又はこれとは逆に半径方向内側フェースから半径方向外側フェースに貫通することによって達成できるということが推定される。
この装置を実施する方法は、
‐1枚又は2枚以上のクラウン補強プライを支持面上に配置してクラウン補強ベルトを形成するステップと、
‐所与の長さλのリーダを既に引き出した中空針の先端部を第1の半径方向フェースの近くに位置させるステップと、
‐支持面のオリフィスに通して、中空針を第1の半径方向フェースから第2の半径方向フェースに半径方向に動かすことによってクラウンベルトを真っ直ぐに穿通し、リーダが第1の第2の半径方向フェースと同一側に配置されるようにするステップと、
‐穿通運動と逆の方向の戻り運動を実施することによって針を引っ込めると同時に細線が針の内部に沿って進むようにし、ついには、中空針の先端部と第1の半径方向フェースとの間に位置する細線の長さが所定の長さに等しくなるようにするステップと、
‐切断手段を作動させることによって中空針の先端部と第1の半径方向フェースとの間の細線の部分を切断するステップとを有する。
この装置がスレッドを保持することが手段を有する場合、かかる手段は、針を引っ込める前に作動されてスレッドを第2の半径方向フェースと同一側で保持し、第2の半径方向フェースと同一側に位置しているかかる細線の端部は、針の運動全体にわたって把持される。かかる手段は、切断後に作動停止されてリーダを放し、その結果、このようにして形成された導電性細線のストランドの2つの自由端部が補強ベルトの各側にそれぞれ半径方向に配置されるようにする。
以下の説明は、本発明の良好な理解をもたらし、特定の例示の実施形態及び図1〜図7の記載を利用している。
本発明のタイヤの断面図である。 本発明の第1の実施形態としての穿通装置の使用における主要な一ステップを示す図である。 本発明の第1の実施形態としての穿通装置の使用における主要な一ステップを示す図である。 本発明の第1の実施形態としての穿通装置の使用における主要な一ステップを示す図である。 本発明の第1の実施形態としての穿通装置の使用における主要な一ステップを示す図である。 本発明の第1の実施形態としての穿通装置の使用における主要な一ステップを示す図である。 第2の実施形態としての穿通要素の使用における主要な一ステップを示す図である。 第2の実施形態としての穿通要素の使用における主要な一ステップを示す図である。 第2の実施形態としての穿通要素の使用における主要な一ステップを示す図である。 第2の実施形態としての穿通要素の使用における主要な一ステップを示す図である。 第2の実施形態としての穿通要素の使用における主要な一ステップを示す図である。 導電性細線のストランドを挿通させたクラウン補強ベルトを位置決めした支持面の一例の概略斜視図である。
図1に示されているタイヤ1は、トレッドストリップ11を有し、このトレッドストリップは、路面に接触するようになったトレッドストリップの外面とトレッドストリップの半径方向内側部分との間で電気を伝える手段110,111,12を有している。
これら手段は、導電性ゴム材料で作られたトレッドストリップを設け、又は、好ましくは、弱導電性コンパウンド110で作られていて、インサート111を半径方向に挿通させたトレッドストリップ11を用意することから成る。トレッドストリップ11は、それ自体導電性コンパウンドで作られ又はトレッドストリップの手段に類似した電荷が流れることができるようにする手段を含む下層12を更に有するのが良い。
この説明の基礎として用いられるタイヤの断面図において特徴付けられるクラウン補強ベルトは、2枚の補強プライ13,14で構成され、これら補強プライの細線は、タイヤの周方向と所与の角度をなしている。導電性細線のストランド20が所与の箇所でクラウンベルトを真っ直ぐに貫通していて、ストランド20の第1の自由端部21がクラウンベルトの半径方向外側フェースに沿って延び、ストランド20の第2の自由端部22がクラウンベルトの内側フェースに沿って延びるようになっている。この例示の実施形態は、当然のことながら、本発明を限定するものではなく、クラウンベルトを数枚の非導電性プライで構成することができ、かかるクラウンベルトは、クロス掛けされたプライ若しくは周方向とゼロ度の角度をなすストリップ又は細線の巻回によって形成されたプライ又はゼロ度の角度をなす複数の上記プライ若しくは上記ストリップを有する。
カーカス補強プライ15は、その2つの半径方向下端部がビード補強フープ160,161に繋留されている。カーカス補強プライは、導電性コンパウンドで被覆された細線から成るのが良く、或いは、そうではない場合、電気をカーカス補強プライの半径方向外面からビードクッションに伝える手段を有するのが良い。カーカス補強プライ15の中央部分は、クラウン補強ベルトの半径方向内側フェースと接触状態にある。したがって、導電性細線のストランド20の第2の自由端部22がこの手段と接触関係をなすようにする構成が採用される。
タイヤのビードとホイールのリムの接触をもたらすようになったビードクッション170,171は、カーカス補強プライ15と接触状態にあり、これらビードクッションは、電気を内側部分からホイールのリムと接触状態にある外側部分に伝えることができる手段を有する。好ましくは、これらビードクッション170,171は、導電性ゴムコンパウンドを用いて作られる。
最後に、タイヤ1は、サイドウォールクッション180,181を有する。電気を伝えるにせよ伝えないにせよいずれにせよ、これらクッションを構成するゴムコンパウンドの性状は、本発明との関連において重要ではなく、異なる構成に合わせて製造されたタイヤの場合に電荷の流れに寄与する可能性がある。
電荷は、次に列記した構成要素を順次流れる。
‐トレッドストリップ11。このトレッドストリップは、路面と接触するようになったトレッドストリップの半径方向外側部分とトレッドストリップ11の半径方向内側部分12との間の導電路を確立する手段111,12を有する。
‐サブレイヤ12と接触状態にある導電性細線のストランド20の第1の自由端部21、導電性細線のストランド20及びカーカス補強プライと接触状態にあるこのストランドの第2の自由端部。
‐カーカス補強プライ。このカーカス補強プライは、ビードクッション170,171と接触状態にあり、ビードクッションは、ホイールのリムと接触するように成っている。
図2は、導電性細線のストランド20をクラウン補強ベルトの各側に位置決めすることができる本発明の穿通装置を示している。
支持面3が概略的に示されている。補強プライ12,13は、支持面3の半径方向外側部分上に配置されている。オリフィス30が支持面3を真っ直ぐに貫通している。
貯蔵及び供給手段(図示せず)から取られた連続細線2がプーリ44の周りを通り、そして半径方向XX′に位置決めされた中空針40の内部カニューレに入り、この中空針の半径方向下方先端部41は、尖っている。それ故、中空針40の位置に鑑みて、第1の半径方向フェースF1は、この例示の実施形態では、クラウンベルト(12,13)が載っている支持面3の半径方向外側フェースから成る。
細線のリーダ22が中空針の半径方向下方部分41から突き出ている。
プレスパッド42が支持面3の第2の半径方向フェースF2と同一側に配置されている。これらパッドは、半径方向XX′に垂直な平面に平行に対向して動く。図3に示されている開放位置では、プレスパッドにより、中空針40は、オリフィス30を貫通することができる。図4に示されている閉鎖位置では、プレスパッドは、針42の先端部及び細線のリーダ22を把持してリーダを第2の半径方向フェースと同一側に保持し、かくして、細線がオリフィス30を通って後戻りするのを阻止する。プレスパッドに代えて、この場合、細線を保持することができる手段の単純化された形態である任意他の手段を用いることが可能である。
図2は、この装置の使用における第1のステップを示しており、この第1のステップでは、中空針40をクラウン補強ベルト中に打ち込み、この中空針が支持面3のオリフィス30を通過するようにする。中空針は、方向XX′、つまり、第1の半径方向フェースF1から第2の半径方向フェースF2の方へ、即ち、この特定の場合、支持面の半径方向外側フェースから支持面3の半径方向内側フェースの方へ差し向けられた方向における半径方向運動を行う。中空針40の移動距離は、この下向き運動中、リーダ全体が第2の半径方向フェースF2の他方の側に届くよう調整される。
次に、中空針は、上述の第1の方向とは逆の方向の運動を行い、ついには、針の先端部41が把持パッド42と同一高さに位置するようになる。次に、パッド42を閉じて細線のリーダ22を加圧し、そしてこれを図4に示したように第2の半径方向フェースF2と同一側に保持する。
この段階において注目されるように、支持面は、機械的手段、例えば筒体の半径方向外側部分で作られ、その厚さは、ゼロではない。それ故、中空針40の通過を可能にするよう支持面を貫通したオリフィス30は、半径方向において或る特定の長さを有するのが良い。したがって、中空針の半径方向移動距離及びリーダ22の長さは、プレスパッド42の位置に合うよう加減する必要があり、その結果、リーダは、プレスパッド42によって容易に把持可能になることが推定される。プレスパッドを支持面にできるだけ近くに配置するようにする手立てが講じられる。
支持面は又、不適切な厚さの中実筒体又は円筒形管の表面で形成されても良い。この特定の場合、本発明の利用に当たり、半径方向内側フェースが第1の半径方向フェースF1であるとみなされる場合には中空針及び切断手段を収納し或いは半径方向内側フェースが第2の半径方向フェースF2であるとみなされる場合には細線を保持することができる手段を収納するハウジングを支持面の下に形成することが必要である。
リーダ22がプレスパッド42によっていったん把持されると、細線は、下側半径方向フェースF2から上側半径方向フェースF1の方へ向かう方向に不動化される。
針の戻り運動を続行することにより、細線は、中空針の内部に沿って進むようになり、この場合、ローラ44の回転によって表されている細線供給手段を作動させる。すると、これにより、針40の先端部41と支持面との間で所定長さの或る特定の量の細線が放される。この量は、リーダ22の長さλの2倍に実質的に等しいようにする手だてが取られる。
次に、切断手段43を作動させて細線2を切断し、細線のストランド20を形成する。細線を中間高さ、即ち支持面に向かう方向において先端部41から距離λのところで切断することにより、次の穿通作業に使用される細線のリーダを調製することが可能である。
したがって、得られた導電性細線のストランド20は、補強ベルトの半径方向外側フェースと同一側に位置決めされた第1の自由端部21及び補強ベルトの半径方向内側フェースと同一側に位置決めされた第2の自由端部22を有する。補強ベルトをカーカス補強プライ上に布設すると、導電性細線のストランド20の自由端部22は、カーカス補強プライの半径方向外側フェースと接触関係をなすようになり、トレッドストリップを布設すると、導電性細線のストランド20は、トレッドストリップの半径方向内側フェースと接触関係をなすようになり、それにより、図1に示されているように本発明のタイヤが製造される。
図7〜図11は、本発明のタイヤを製造することができるようにする本発明の第2の実施形態としての装置の製造における主要なステップを示している。問題の装置は、先の段落において記載されている装置の単純化された形態である。この実施形態によれば、この装置は、細線を第2の半径方向フェースと同一側で保持する手段を備えていない。
或る特定のプライの構成材料としてのゴムコンパウンドは、中空針40が下側半径方向フェースF2から上側半径方向フェースF1へのその戻り運動を行う際、針を出た細線に抱き付くのに十分に弾性であり且つ粘着性である。次に、細線は、中空針40の先端部41がプライから出ると共に細線が針40によって作られた穴の唇部に接触するまさにその時点でゴムにより把持される。
針及び細線の運動の順序は、上述した順序と実質的に同一であるが、細線を保持する手段を作動させ又は作動停止させるステップが除かれているという点で上述の順序とは異なっている。
中空針40は、クラウンプライを補強ベルトのその表面上の任意の箇所で真っ直ぐに穿通することができる。しかしながら、導電性細線のストランド20の2つの自由端部21,22が補強ベルトの半径方向上下に位置している導電性部分と接触状態をなすことができるベルトの表面上の一点が選択されることになる。
細線のストランドは、トレッドストリップの半径方向内側部分及びカーカス補強プライの半径方向外側部分と電気的に接触することができるのに十分長くなければならない。実際には、30mm〜50mmの長さのストランドが全ての寸法上の要件を満たすことができる。参考までに挙げると、50mmの長さは、乗用車に装着されるようになった大抵のサイズを満たすのに十分であった。
同様に、細線は、針がゴムコンパウンドを突き通すと、針の先端部の周りに湾曲すると共に曲がることが判明した。これが、特に選択された導電性細線が金属製の細線である場合、細線の端部をクラウンベルトの表面の方へ差し向けるという作用効果を有する。これは、図8、図9、図10及び図11に示されている。
この特定の向きにより、一種の棘付きフックを形成する細線の端部をクラウンの半径方向内面中に繋留することにより細線を容易に捕捉して細線が中空針を再び持ち上げたときに上方に戻って進むのを阻止することができる。
導電性細線20は、導電性ゴムコンパウンドで被覆され又は被覆されていない金属製の細線であるのが良い。また、導電性コンパウンドで被覆された繊維製の細線を選択することが想定できる。
好ましくは、選択された細線は、この細線がタイヤの製造における次に行われる作業中又はタイヤの使用中にクラウン補強ベルトの半径方向又は周方向膨張を局所的に妨げることがないようにするほど十分な弾性を備えた細線である。
この目的のため、上述の妨害効果を制限するため、細線をタイヤの中央領域、即ち、赤道の近くの領域中にタイヤの変形が小さい場所で布設することが好ましい。近くという表現は、周方向領域を意味しており、その幅は、タイヤの幅の半分に実質的に等しく、この周方向領域は、赤道の各側で対称に延びる。
図7は、クラウンベルトがクラウン仕上げ型上に配置される本発明の例示の実施形態を示しており、導電性細線のストランドの自由端部21は、このクラウン仕上げ型の半径方向外側フェース上を進む。
最後に、上述の方法及び装置は、任意種類の弱導電性ゴム製品を通って導電性細線のストランド20を布設するのにも利用できることが注目されよう。かくして、細線のストランドがクラウン補強ベルト及びトレッドストリップを連続して貫通して電荷がカーカス補強プライから地面に直接流れることができるようにすることが可能であるかもしれない。かかる実施形態では、金属製の、好ましくは容易には酸化状態にならない材料で作られた細線を選択することが適切である。

Claims (12)

  1. 互いに重ね合わされた複数枚の補強プライ(13,14)で形成されたクラウン補強ベルトを有するタイヤ(1)であって、各補強プライが108オームcm以上の抵抗率を持つ弱導電性ゴムコンパウンドで被覆されていて周方向と所与の角度をなす相互に平行な細線を含み、導電性細線の1本のストランド(20)が前記ベルトを半径方向に真っ直ぐ貫通し、前記ストランドの第1の自由端部(21)は、前記ベルトの半径方向外側フェースに沿って延び、前記ストランドの第2の自由端部(22)は、前記ベルトの半径方向内側フェースに沿って延びており、
    前記タイヤは、さらに、ビード補強フープ(160,161)及びホイールのリムと接触関係をなすようになったビードクッション(170,171)を含むビード領域を更に有し、前記ビードクッション(170,171)は、導電性ゴムコンパウンドで作られており、
    前記タイヤは、さらに、半径方向内側端部が前記ビード補強フープ(160,161)に繋留されたカーカス補強プライ(15)を更に有し、
    前記カーカス補強プライは、前記カーカス補強プライ(15)の半径方向外側フェースから前記ビードクッション(170,171)まで電気を導く導電性コンパウンドの内側に被覆された細線からなり、
    前記カーカス補強プライは、その中間部が前記クラウン補強ベルトの前記半径方向内側フェースと接触状態にあり、前記導電性細線のストランド(20)の前記第2の自由端部(22)は、該第2の自由端部が前記カーカス補強プライ(15)の前記半径方向外側と接触関係をなすように位置決めされている、
    ことを特徴とするタイヤ。
  2. 前記導電性細線のストランド(20)は、106オームcm未満の抵抗率を持つ導電性コンパウンドで被覆された繊維製の細線である、請求項1記載のタイヤ。
  3. 前記導電性細線のストランド(20)は、106オームcm未満の抵抗率を持つ導電性コンパウンドで被覆された金属製の細線である、請求項1記載のタイヤ。
  4. 前記導電性細線のストランド(20)の長さは、30mm〜100mmである、請求項1〜3のうちいずれか一に記載のタイヤ。
  5. 前記導電性細線のストランド(20)は、周方向領域中に布設され、前記周方向領域の幅は、実質的に前記タイヤの幅の半分に等しく、前記周方向領域は、前記タイヤの赤道の各側で対称に延びている、請求項1〜4のうちいずれか一に記載のタイヤ。
  6. 抵抗率が108オームcm以上の弱導電性ゴム材料(110)で形成されたトレッドストリップ(11)を更に有し、前記トレッドストリップ中には、路面に接触するようになった前記トレッドストリップの外側フェースとクラウン補強ベルト(13)の外側フェースと接触状態にある前記トレッドストリップの半径方向内側部分との間で電気を導く手段(111,12)が設けられ、前記導電性細線のストランド(20)の前記第1の端部は、前記クラウン補強ベルト(13)上に延び、前記導電性細線のストランド(20)の前記第1の自由端部(21)は、該第1の自由端部が前記トレッドストリップの半径方向内側フェース上に位置決めされた前記導電性手段(12)と接触関係をなすように位置決めされている、請求項1〜5のうちいずれか一に記載のタイヤ。
  7. 請求項1からの何れか1項に記載のタイヤを製造する方法であって、
    A−1枚又は2枚以上のクラウン補強プライ(12,13)を、軸線回りに回転することができ、実質的に円筒形又はドーナツ形である支持面(3)上に配置してクラウン補強ベルトを形成するステップと、
    B−内側に沿って導電性細線が延び、かつ、所与の長さλのリーダ(27)を既に引き出した前記中空針(40)の先端部(41)を前記支持面の第1の半径方向フェース(F1)の近くに位置させるステップと、
    C−前記支持面(3)を貫通するオリフィス(30)に通して、前記中空針を前記第1の半径方向フェース(F1)から前記支持面の第2の半径方向フェース(F2)に半径方向に動かすことによって前記クラウンベルトを真っ直ぐに穿通し、前記リーダ(22)が前記第1の第2の半径方向フェース(F2)と同一側に配置されるようにするステップと、 D−前記穿通運動と逆の方向の戻り運動を実施することによって前記針(40)を引っ込めると同時に前記細線が前記針の内部に沿って進むようにし、ついには、前記中空針の前記先端部(41)と前記第1の半径方向フェース(F1)との間に位置する細線の長さが所定の長さに等しくなるようにするステップと、
    E−切断手段(43)を作動させることによって前記中空針(40)の前記先端部(41)と前記第1の半径方向フェース(F1)との間の細線の部分を切断し、このようにして形成された前記導電性細線のストランド(20)の前記2つの自由端部(21,22)がそれぞれ、前記補強ベルトの各側で半径方向に布設されるようにするステップとを有する、方法。
  8. 請求項1からの何れか1項に記載のタイヤを製造する方法であって、
    A′−1枚又は2枚以上のクラウン補強プライ(12,13)を、軸線回りに回転することができ、実質的に円筒形又はドーナツ形である前記支持面(3)上に配置してクラウン補強ベルトを形成するステップと、
    B′−内側に沿って導電性細線が延び、かつ、所与の長さλのリーダ(27)を既に引き出した前記中空針(40)の先端部(41)を前記支持面の第1の半径方向フェース(F1)の近くに位置させるステップと、
    C′−前記支持面(3)を貫通するオリフィス(30)に通して、前記中空針を前記第1の半径方向フェース(F1)から前記支持面の第2の半径方向フェース(F2)に半径方向に動かすことによって前記クラウンベルトを真っ直ぐに穿通し、前記リーダ(22)が前記第1の第2の半径方向フェース(F2)と同一側に配置されるようにするステップと、
    D′−前記細線を保持できる手段(42)を作動させて前記手段(42)が前記針(40)の戻り運動中、前記第2の半径方向フェース(F2)と同一側で前記リーダ(22)を保持するようにするステップと、
    E′−前記穿通運動と逆の方向の戻り運動を実施することによって前記針(40)を引っ込めると同時に前記細線が前記針の内部に沿って進むようにし、ついには、前記中空針の前記先端部(41)と前記第1の半径方向フェース(F1)との間に位置する細線の長さが所定の長さに等しくなるようにするステップと、
    F′−切断手段(43)を作動させることにより前記中空針(40)の前記先端部(41)と前記第1の半径方向フェース(F1)との間の細線の部分を切断するステップと、 G′−前記細線を保持できる前記手段(42)を作動停止させて前記リーダ(22)を放し、このようにして形成された前記導電性細線のストランド(20)の前記2つの自由端部(21,22)がそれぞれ、前記補強ベルトの各側で半径方向に布設されるようにするステップとを有する、方法。
  9. 前記ステップD又は前記ステップE′のそれぞれの終わりに、前記中空針の前記先端部(41)と前記第1の半径方向フェース(F1)との間の細線の前記所定の長さは、実質的に前記長さλの2倍に等しい、請求項7又は8記載の方法。
  10. 前記ステップE又は前記ステップF′のそれぞれの実施中、前記中空針(40)の前記先端部(41)と前記第1の半径方向フェース(F1)との間の細線の部分を前記中空針(40)の前記先端部(41)からλに実質的に等しい距離を置いたところで切断する、請求項7又は8記載の方法。
  11. 前記1の半径方向フェース(F2)は、前記支持面(3)の半径方向外側フェースであり、前記第2の半径方向フェース(F2)は、前記支持面(3)の半径方向内側フェースである、請求項7から10の何れか1項に記載された方法。
  12. 前記1の半径方向フェース(F2)は、前記支持面(3)の半径方向内側フェースであり、前記第2の半径方向フェース(F2)は、前記支持面(3)の半径方向外側フェースである、請求項7から10の何れか1項に記載された方法。
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