JP5812207B2 - フレキシブル多層基板 - Google Patents
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Description
本発明は、フレキシブル多層基板に関するものである。
切込みを有するフレキシブル配線基板の例が、特開2011−124332号公報(特許文献1)に記載されている。この例では、切込みを挟んで隣接する部分のうち一方を弾性変形させて曲げることによって、他の部材への接続の自由度を高めている。
また、特開2004−259834号公報(特許文献2)には、切込みを有するフレキシブルプリント基板の例が記載されている。この例では、切込みを利用して、フレキシブルプリント基板の一部を曲げて接続している。
切込みのあるフレキシブル多層基板の第1の例を図13に示す。フレキシブル多層基板901は、平面的に見て長方形であり、両方の端部付近にそれぞれ電極18が配置されている。フレキシブル多層基板901においては、平面的に見たときの短辺から切込み31が入っている。切込み31は長辺に平行な方向に設けられている。切込み31によって分けられた個々の部分は帯状となっており、曲げることができる。図13におけるXIV−XIV線に関する矢視断面図を図14に示す。
切込みのあるフレキシブル多層基板の第2の例を図15に示す。フレキシブル多層基板902は、平面的に見て長方形であり、四隅付近にそれぞれ電極18が配置されている。フレキシブル多層基板902においては、平面的に見たときの長辺と短辺との両方から切込み31が入っている。切込み31は各辺に対して垂直な方向に設けられている。
他の部材への接続を行なうために、切込みを挟んで隣接する部分のうち一方を弾性変形させて曲げる際には、切込みの最も奥の部分に応力が集中し、この切込みを起点として破損したり剥がれたりしやすいという問題があった。
そこで、本発明は、切込みを起点として破損したり剥がれたりしにくいフレキシブル多層基板を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に基づくフレキシブル多層基板は、複数の樹脂層を積層して接合した積層体を備える。上記積層体は厚み方向に貫通する切込みを有する。平面的に見て、上記切込みは上記積層体の外周から上記積層体の内部にある切込み終点まで至っており、上記切込み終点の周囲には補強構造が設けられている。
本発明によれば、応力が集中しやすい切込み終点の周囲に補強構造が設けられているので、切込みを起点として破損したり剥がれたりすることを防止することができる。
(実施の形態1)
図1、図2を参照して、本発明に基づく実施の形態1におけるフレキシブル多層基板について説明する。図1は、本実施の形態におけるフレキシブル多層基板101の平面図であり、図2は、図1におけるII−II線に関する矢視断面図である。
図1、図2を参照して、本発明に基づく実施の形態1におけるフレキシブル多層基板について説明する。図1は、本実施の形態におけるフレキシブル多層基板101の平面図であり、図2は、図1におけるII−II線に関する矢視断面図である。
本実施の形態におけるフレキシブル多層基板101は、複数の樹脂層2を積層して接合した積層体3を備える。積層体3の内部には、ビア導体16および導体パターン7が配置されている。積層体3は厚み方向に貫通する切込み31を有する。平面的に見て、切込み31は積層体3の外周から積層体3の内部にある切込み終点9まで至っている。切込み終点9の周囲には補強構造が設けられている。補強構造としては、さまざまな構造が考えられる。図1では補強構造の好ましい一例が示されているので、これについて次に述べる。
本実施の形態におけるフレキシブル多層基板において、補強構造は、少なくとも切込み終点9の周囲において、積層体3の少なくとも一方の表面の縁に沿うように前記表面に設けられた補強層25を含む。このような補強層25は樹脂によって形成することができる。このような補強層25を樹脂で形成する場合は、ペースト状の樹脂を用いた印刷によって形成することができる。
本実施の形態では、切込みの最も奥の部分で応力が集中しやすい切込み終点9の周囲に補強構造が設けられているので、切込みを起点として破損したり剥がれたりすることを防止することができる。特に、補強構造が積層体3の少なくとも一方の表面の縁に沿うように前記表面に設けられた補強層25であれば、確実に補強することができるので、好ましい。
本発明としては、切込み終点9の周囲にのみ補強構造を設けた構成であってもよいが、図1では、切込み終点9の周囲に限らずさらに広い範囲に補強構造としての補強層25が設けられている。このような構成であってもよい。
切込み終点9の位置は、平面的に見て積層体3の内部に任意に設定されてよい。フレキシブル多層基板を他の部材と接合する際に、フレキシブル多層基板の一部をどの程度曲げるか、フレキシブル多層基板のうち曲げられる部分の長さおよび幅をどの程度確保するかといった条件に応じて、切込み終点9の位置は定められる。
平面的に見て、補強層25は、積層体3の全周にわたって設けられていることが好ましい。このように補強層25が設けられていれば、全周にわたって補強することができ、積層体の耐久性が増す。また、このように全周にわたって補強層25が設けられていれば、積層体3の外周部は補強層25の分だけ厚みが大きくなっているので、積層体3全体が圧着のためにプレスされたときに積層体3の外周部は確実に押圧されることとなる。したがって、通常であれば圧着が不十分となりやすい外周近傍の圧着を確実に行なうことができ、好ましい。通常、外周近傍の圧着が不十分となりやすいのは、積層体3の平面的に見たときの外周近傍以外の部分(以下「内側部分」という。)は導体パターン7などにより厚みが増す傾向にあるためである。そのため、内側部分よりも厚みが小さい外周近傍では、押圧が不十分となりやすく、その結果、圧着が不十分となりやすい。
図3は、本実施の形態における第1の変形例のフレキシブル多層基板102の平面図である。図3に示すように、補強層25は、切込み終点9の周囲において、周辺の少なくとも一方の側に延在して配置されていることが好ましい。図3におけるIV−IV線に関する矢視断面図を図4に示す。図3および図4に示した例では、切込み終点9の周囲において補強層25が略正方形に広がって延在している。このような構成であれば、切込み終点9をより確実に補強することができる。
図5は、本実施の形態における第2の変形例のフレキシブル多層基板103の平面図である。補強層25の延在する形状は、図3および図4に示した略正方形に限らず、他の形状であってもよい。周辺の少なくとも一方の側に延在していればよいので、図5に示すように、補強層25は、切込み終点9の周囲において、切込み31の延長方向に延在するように配置されていてもよい。切込み31の延長方向とは、平面的に見て、積層体3の外周にある切込み31の始点から積層体3の内部にある切込み終点9に至る向きのことである。これは、言い換えれば、平面的に見て、切込み終点9からさらに積層体3の内部に向かう向きのことである。図5におけるVI−VI線に関する矢視断面図を図6に示す。
(実施の形態2)
図7、図8を参照して、本発明に基づく実施の形態2におけるフレキシブル多層基板について説明する。図7は、本実施の形態におけるフレキシブル多層基板104の平面図であり、図8は、図7におけるVIII−VIII線に関する矢視断面図である。
図7、図8を参照して、本発明に基づく実施の形態2におけるフレキシブル多層基板について説明する。図7は、本実施の形態におけるフレキシブル多層基板104の平面図であり、図8は、図7におけるVIII−VIII線に関する矢視断面図である。
本実施の形態におけるフレキシブル多層基板104は、基本的構成は、実施の形態1で説明したフレキシブル多層基板103と同様である。本実施の形態におけるフレキシブル多層基板104は、補強構造として、切込み終点9の周囲において、積層体3の少なくとも一方の表面の縁に沿うように前記表面に設けられた補強層25を含む。フレキシブル多層基板104は、フレキシブル多層基板103に比べて次の点が異なる。
フレキシブル多層基板104においては、補強層25は、積層体3の表面に接するように配置された金属箔パターン24を含む。したがって、補強層25は、樹脂部分と金属箔パターン24とを含むことになる。図7および図8に示されるように金属箔パターン24は、補強層25に沿って配置されており、補強層25の樹脂部分によって覆い隠されている。
積層体3の樹脂層2は、一般的に、金属箔付き樹脂シートの金属箔をパターニングすることによって得られるが、本実施の形態で示した金属箔パターン24は、積層体の最上層および最下層をなす樹脂層2を処理する際に、金属箔付きの樹脂シートの金属箔の一部を金属箔パターン24として残すことによって得ることができる。金属箔パターン24は銅箔によるパターンであってもよい。一般的に、積層体3は、銅箔付き樹脂シートを用いて作成されるので、銅箔によって金属箔パターン24を得ることは容易である。
本実施の形態においても、実施の形態1で述べたような効果を得ることができる。さらに本実施の形態では、補強層25は、積層体3の表面に接するように配置された金属箔パターン24を含むので、圧着時に圧力をかけやすくなる。また、金属箔パターン24を通して熱が伝わるので、このような金属箔パターン24を設けることによって放熱性が改善される。
断面図で見たときに、図8ではなく図9に示すような構造であってもよい。すなわち、補強層25に含まれる金属箔パターン24は、補強層25の側面から露出していてもよい。補強層25に含まれる金属箔パターン24は、補強層25の幅の全体にわたって延在していてもよい。この構成を採用することにより、放熱性をさらに改善することができる。
図8および図9では、上下両面において補強層25が配置され、上下両面の補強層25の中に金属箔パターン24が設けられている。補強層25が上下両面ではなく上下のうち一方の面のみに設けられている場合にも、補強層25の中にこのような金属箔パターン24を配置することによって一定の効果を得ることができる。
なお、実施の形態1,2においては、断面図で見たときに補強層25が最表面の樹脂層2から突出している構造として示したが、これはあくまで例示であり、この構造に限らない。フレキシブル多層基板は、補強層25が最表面の樹脂層2に埋め込まれていわゆるつらいちとなっている構造であってもよい。すなわち、樹脂層2の表面と補強層25の表面とが同一面上に位置している構造であってもよい。このような構造は、平板状の金型を用いて、樹脂層2の軟化温度より高くかつ圧着温度より低い温度で再度平坦化のためのプレスを行なうことなどによって、得ることができる。
(実施の形態3)
図10、図11を参照して、本発明に基づく実施の形態3におけるフレキシブル多層基板について説明する。図10は、本実施の形態におけるフレキシブル多層基板201の平面図であり、図11は、図10におけるXI−XI線に関する矢視断面図である。
図10、図11を参照して、本発明に基づく実施の形態3におけるフレキシブル多層基板について説明する。図10は、本実施の形態におけるフレキシブル多層基板201の平面図であり、図11は、図10におけるXI−XI線に関する矢視断面図である。
本実施の形態におけるフレキシブル多層基板201は、複数の樹脂層2を積層して接合した積層体3を備える。積層体3は厚み方向に貫通する切込み31を有する。平面的に見て、切込み31は積層体3の外周から積層体3の内部にある切込み終点9まで至っている。切込み終点9の周囲には補強構造が設けられている。ここでいう補強構造は、切込み終点9の周囲において、積層体3の少なくとも一方の表面の樹脂層を含む一部の樹脂層2を残して他の樹脂層2が切込み終点9からさらに後退している構造である。
本実施の形態では、表面の樹脂層2を残すことによって補強構造を実現しているが、このような構造であれば、切込み終点9への応力集中を緩和することができるので、切込みを起点として破損したり剥がれたりすることを防止することができる。
図11では、積層体3の下面のみにおいて樹脂層2を突出させて残すこととしているが、図12に示すように、積層体3の上下両面において樹脂層2を突出させて残すこととしてよい。
本実施の形態における補強構造は、曲げたときに引張応力が作用する側において特に補強の効果を奏する。図11に示す構造であれば、積層体のうち図11の左右の続きに存在する部分(図示せず)が曲げられることによって、切込み終点9に下に凸の曲線となる向きの曲げが生じる際に、特に耐久性を発揮する。
図12に示す構造であれば、上下両面において樹脂層2が突出しているので、どちら向きの曲げに対しても耐久性を発揮することができる。
図11および図12では、補強構造を実現するに当たって、積層体の表面において一方の表面当たり1層の樹脂層2のみを残して突出させることとしているが、1層のみとは限らない。一方の表面当たり2層以上の樹脂層2を残して突出させることとしてもよい。
本実施の形態で説明した補強構造を得るためには、積層体3を構成する樹脂層2となるべき樹脂シートの各々に積層前に切込みを入れておけばよい。補強構造として突出させて残す樹脂層2に対応する樹脂シートには切込み終点9までの切込みを設け、他の樹脂層2に対応する樹脂シートには切込み終点9より深い位置まで入り込むように切込みを設けておけばよい。それぞれ所定の切込みを入れた樹脂シートを積層して圧着することによって積層体3を得ることとすれば、本実施の形態で説明した補強構造を備えるフレキシブル多層基板を得ることができる。
ここまで、積層体3を構成する複数の樹脂層2のうちの一部を突出させることを前提に説明したが、突出させる層としては、樹脂層2ではない層を配置してもよい。突出させる層は、樹脂層2とは異なる材料の層であってもよい。
なお、上記各実施の形態では、積層体の内部に部品が内蔵されているか否かを明記していなかったが、当然、内蔵部品を備えたフレキシブル多層基板であっても、本発明は適用可能である。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
本発明は、フレキシブル多層基板に利用することができる。
2 樹脂層、3 積層体、7 導体パターン、9 切込み終点、16 ビア導体、18 電極、24 金属箔パターン、25 補強層、31 切込み、101,102,103,104,201 フレキシブル多層基板。
Claims (6)
- 複数の樹脂層を積層して接合した積層体を備え、
前記積層体は厚み方向に貫通する切込みを有し、平面的に見て、前記切込みは前記積層体の外周から前記積層体の内部にある切込み終点まで至っており、前記切込み終点の周囲には補強構造が設けられており、
前記補強構造は、前記積層体の表面に接するように配置された所定幅の金属箔パターン、および、前記金属箔パターン上に配置されかつ前記金属箔パターンの幅以上に形成される樹脂部分を含む、フレキシブル多層基板。 - 複数の樹脂層を積層して接合した積層体を備え、
前記積層体は厚み方向に貫通する切込みを有し、平面的に見て、前記切込みは前記積層体の外周から前記積層体の内部にある切込み終点まで至っており、前記切込み終点の周囲には補強構造が設けられており、
前記補強構造は、前記切込み終点の周囲において、前記積層体の少なくとも一方の表面の樹脂層を含む一部の樹脂層を残して他の樹脂層が前記切込み終点からさらに後退している構造である、フレキシブル多層基板。 - 前記補強構造は、少なくとも前記切込み終点の周囲において、前記積層体の少なくとも一方の表面の縁に沿うように前記表面に設けられた補強層を含む、請求項1または2に記載のフレキシブル多層基板。
- 前記補強層は、前記切込み終点の周囲において、周辺の少なくとも一方の側に広がって配置されている、請求項3に記載のフレキシブル多層基板。
- 平面的に見て、前記補強層は、前記積層体の全周にわたって設けられている、請求項3または4に記載のフレキシブル多層基板。
- 前記補強構造は、前記切込み終点の周囲において、前記積層体の少なくとも一方の表面の樹脂層を含む一部の樹脂層を残して他の樹脂層が前記切込み終点からさらに後退している構造である、請求項1に記載のフレキシブル多層基板。
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