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JP5809969B2 - イオン分析装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複数種類のイオンを分析対象とするマルチセンサタイプのイオン分析装置に関するものである。
従来、特定のイオンを選択的に捕捉することができる種々のイオノフォア(イオン選択性配位子)が知られており、これを利用して、イオノフォアが担持された液膜型のイオン感応膜を備えた液膜型イオン選択性電極が開発されている(特許文献1)。当該液膜型イオン選択性電極は、目的イオンに応じてイオノフォアを変えることにより種々のイオンを分析対象とすることができる。このため、液膜型イオン選択性電極を用いて、複数のイオンを分析対象とするマルチセンサを構成することも可能である。
特開2007−33333号公報 特開昭63−138255号公報
しかしながら、イオノフォアによっては分析対象以外のイオンをも高い親和性で捕捉してしまうものがある。そして、比較電極の内部液に含まれるイオンに対しても高い親和性を有するイオノフォアがイオン感応膜に担持されていると、特許文献2に記載されているように、比較電極の液絡部とイオン感応膜とが同一支持体上に設けられている場合は、液絡部から浸み出した内部液に含まれるイオンをイオン感応膜に担持されているイオノフォアが捕捉してしまい、目的イオンの分析が妨げられることがある。
従来、液膜型のイオン感応膜が分析対象以外のイオンで汚染されてしまった場合(イオノフォアに分析対象以外のイオンが捕捉されてしまった場合)は、分析対象のイオンを含む水溶液でイオン感応膜を洗浄して、イオノフォアの空孔内のイオンを分析対象イオンと置換するいわゆるエイジング処理が行われている。特に液絡部から浸み出した内部液に含まれる電解質が結晶化した場合には長時間のエイジング処理が必要となる。
そこで本発明は、精度の高い分析が可能であるとともに、メンテナンスが容易なマルチセンサタイプのイオン分析装置を提供すべく図ったものである。
すなわち本発明に係るイオン分析装置は、異なるイオンを選択的に捕捉する複数種類のイオノフォア(イオン選択性配位子)がそれぞれ基材に担持されてなる複数種類のイオン感応膜を備えた液膜型イオン選択性電極と、内部液と、前記内部液が浸み出してくる液絡部と、を有し、前記複数種類のイオン感応膜と前記液絡部とが同一支持体上に設けられており、前記複数種類のイオン感応膜のうち少なくとも一つのイオン感応膜が、前記液絡部から浸み出した前記内部液に浸漬する領域の外側に配置されていることを特徴とする。
なかでも、前記複数種類のイオン感応膜と前記液絡部とが一列に配置されている場合は、前記複数種類のイオン感応膜のうち、前記内部液に含まれるイオンに対する選択係数がより大きいイオノフォアが担持されたイオン感応膜が、前記液絡部からより離れた位置に配置されていることが好ましく、より好ましくは、前記液絡部と、前記内部液に含まれるイオンに対する選択係数がより小さい(親和性がより低い)イオノフォアが担持されたイオン感応膜と、前記内部液に含まれるイオンに対する選択係数がより大きい(親和性がより高い)イオノフォアが担持されたイオン感応膜とが、この順で一列に配置されている。
このようなものであれば、内部液に含まれるイオンに対する選択係数がより大きいイオノフォアが担持されたイオン感応膜が、当該内部液に含まれるイオンで汚染されるのを防ぐことができる。このため、精度の高い分析が可能となるとともに、煩雑なエイジング処理が不要となり、液絡部から内部液が浸み出してきてもセンサ面を水や校正液で軽く洗浄すればよい。
液膜型のイオン感応膜を形成するには、例えば、基材となる樹脂と可塑剤とイオノフォアとを有機溶媒に溶解し、これを支持体上に形成された所定の枠内に流し込み、次いで有機溶媒を蒸発させればよい。しかし、有機溶媒が蒸発する前の液体の状態で異なるイオン感応膜同士が広がって接触すると互いの絶縁を確保することができない。これに対し、前記複数種類のイオン感応膜の間を仕切る凹溝又は凸壁が形成されていれば、異なるイオン感応膜同士が広がってもこれらが接触することを防ぐことができる。また、複数種類のイオン感応膜の間に凹溝又は凸壁が形成されていれば、液絡部から内部液が浸み出してきても、内部液に含まれるイオンに対する選択係数がより大きいイオノフォアが担持されたイオン感応膜が汚染されるのをより効果的に防ぐことができる。
このような本発明に係るイオン分析装置としては、例えば、前記複数種類のイオノフォアが、ナトリウムイオノフォアとカリウムイオノフォアであり、前記内部液が、アンモニウム塩の水溶液であり、前記液絡部と、前記ナトリウムイオノフォアが担持されたナトリウムイオン感応膜と、前記カリウムイオノフォアが担持されたカリウムイオン感応膜とが、この順で一列に配置されているものが挙げられる。
このようなものであれば、Bis(12−crown−4)等のカリウムイオノフォアに対する選択係数が大きいアンモニウムイオンが比較電極の内部液に含まれていても、カリウムイオン感応膜は液絡部から離れた位置に配置されているので、アンモニウムイオンによりカリウムイオン感応膜が汚染されるのを防ぐことができる。このため、尿中の微量のカリウムイオンであっても、高い精度で分析することが可能となり、尿中のナトリウムイオン/カリウムイオン濃度比を測定するための分析装置として好適に用いることができる。
このように本発明によれば、比較電極の内部液に含まれるイオンに対する選択係数がより大きいイオノフォアが担持されたイオン感応膜の汚染を防ぐことができるので、精度の高い分析が可能となるとともに、メンテナンスが容易になる。
本発明の一実施形態に係るイオン分析装置の構造を示す分解斜視図。 同実施形態における平面センサの構成を示す縦断面図。 同実施形態における平面センサの要部を示す分解斜視図。 他の実施形態における平面センサの要部を示す拡大斜視図。
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係るイオン分析装置1は、例えば尿中のナトリウムイオンとカリウムイオンの濃度を測定するためのものであり、図1に示すように、合成樹脂製の本体2と、本体2に内蔵されたマイクロコンピュータ等の演算処理部(図示しない。)と、本体2の上面に形成された表示・操作部3と、表示・操作部3に隣接して形成された電源部4と、合成樹脂からなると共に防水構造に形成された電極部5とを備えている。
本体2内には、後述する平面センサ7のリード部21A、22A、23A、24A、25Aと、演算処理部を有する回路基板62との接続部63が設けられている。なお、回路基板62は筐体に繋がって支持されている。
表示・操作部3は、表示部31と、パワーボタン32a、校正ボタン32b、ホールドボタン32c等の各種の操作ボタンを有する操作部32とからなり、電源部4は、ボタン電池41、42を備えている。
電極部5は、一端側が電源部4を収容できるように開口した筒状部6と、筒状部6の他端側に連設された平面センサ7とからなり、電源部4を覆うように本体2に装着して本体2と一体的に接続したり、本体2から分離したりできるようにしてある。
平面センサ7は、図2及び図3に示すように、例えば、ポリエチレンテレフタレート等の電気絶縁性を有する材料からなり、互いに積層された基板11、12、13を備えている。各基板11、12、13の一部は円弧状に形成してあり、最上層の第3基板13と中層の第2基板12とは平面形状(外形)が同一で、下層の第1基板11は基板12、13とは円弧状部分は同形であるが、その反対側はこれらよりもやや長くしてある。また、第3基板13の周縁を囲むように、被検液ホルダ74が設けられており、これによりサンプル収容部が形成されている。
第1基板11には、その上面に所定の前処理を施した後、例えばAgペーストをシルクスクリーン印刷等することにより導電部21、22、23、24、25が形成してあると共に、円形の貫通孔81が形成されている。そして、導電部21、22、23、24、25は次のように加工されている。すなわち、一方の外側の導電部21の先端はAgClで被覆されてNa電極71の円形の内部極26が形成され、その内側の導電部22の先端もAgClで被覆されてK電極72の円形の内部極27が形成されている。また、他方の外側の導電部25の先端もAgClで被覆されて基板11の一方の側端部に位置する細長い形状の比較電極73の内部極28が形成されている。更に、内側の二つの導電部23、24の先端にわたってサーミスタ等の温度補償素子29が設けられている。そして、各導電部21、22、23、24、25の他の部分はそのままリード部21A、22A、23A、24A、25Aを構成している。
第2基板12には、貫通孔81に対応する位置に形成されたこれと同径の貫通孔82と、内部極26と内部極27とに対応する位置にそれぞれ形成された、これらよりやや大径の貫通孔83、84と、温度補償素子29に対応する位置に形成された、これとほぼ同寸の矩形状の貫通孔85とが、それぞれ設けられている。更に、比較電極の内部極28に対応する側端部に細長い切欠き部86が形成してある。
第3基板13には、貫通孔81、82に対応する位置にこれと同径の貫通孔87と、貫通孔83、84に対応する位置にそれぞれ形成された、これらよりやや大径の貫通孔88、89と、貫通孔85に対応する位置に形成された、これと同寸の貫通孔91とが、それぞれ設けられている。更に、切欠き部86に対応する位置にこれと同寸の切欠き部92が形成してある。
基板11、12、13のそれぞれ対応する位置に形成された貫通孔81、82、87には、これらを挿通するようにポリエチレン製の多孔体からなる比較電極73の液絡部17が装填されている。当該液絡部17は、最上層の第3基板13の上面とほぼ面一になるようにして装填してある。
第2基板12に形成された貫通孔83、84内には、それぞれゲル状内部液14a、14bが装填されている。当該ゲル状内部液14a、14bは、CaClを含むpH緩衝液に、ゲル状内部液14aではナトリウムイオンをゲル状内部液14bではカリウムイオンを加えてなる内部液に、更にゲル化剤とゲル蒸発防止剤とを添加して円盤状に形成してものである。なお、内部液のCl濃度は0.1M〜飽和濃度に調整してある。これらのゲル状内部液14a、14bは、その上面が第2基板12の上面よりやや突出した状態で貫通孔83、84内に装填されており、この貫通孔83、84を介して第1基板11の上面に形成された内部極26及び内部極27と接触している。
第3基板13に形成された貫通孔88、89内には、それぞれ円盤状に形成されたナトリウムイオン感応膜15とカリウムイオン感応膜16とが装填されており、ゲル状内部液14a、14bに接触すると共に、第3基板13の上面とほぼ面一になるように固定してある。
ナトリウムイオン感応膜15は、ポリ塩化ビニル(PVC)に可塑剤とナトリウムイオノフォアとしてBis(12−crown−4)とを加えた後、テトラヒドロフラン(THF)で溶解したものを、ポッティングやインクジェット印刷法等によって、貫通孔88内に充填し、その後、加熱してTHFを蒸発させて固体状のナトリウムイオン感応膜15に形成したものである。
カリウムイオン感応膜16は、カリウムイオノフォアとしてBis(benzo−15−crown−5)を用いたこと以外はナトリウムイオン感応膜15と同様にして形成する。
液絡部17とナトリウムイオン感応膜15とカリウムイオン感応膜16とは一列に配置されており、アンモニウムイオンに対する選択係数がより大きいカリウムイオノフォアが担持されたカリウムイオン感応膜16が、液絡部17からより遠くに配置されている。なお、カリウムイオノフォア(Bis(benzo−15−crown−5))と、ナトリウムイオノフォア(Bis(12−crown−4))の選択係数は以下のとおりである。
比較電極73のゲル状内部液14cは、筒状部6に連設されたケース61において最下層の第1基板11の下方から最上層の第3基板13の上方にわたって設けられている。ゲル状内部液14cの上部及び下部は、基板11〜13の比較電極73の内部極28側の側部とケース61との間の隙間を介して互いに連通するように装填されており、比較電極73の内部極28の表面及び液絡部17の下端部と接触している。比較電極73のゲル状内部液14cは、0.1M〜飽和濃度のNHCl水溶液からなる内部液にゲル化剤とゲル蒸発防止剤とを添加したものである。
イオン分析装置1を用いて尿中のナトリウムイオンやカリウムイオンの濃度を測定するには、まず、ナトリウムイオン感応膜15及びカリウムイオン感応膜16の上に適量の尿を滴下する。すると、ナトリウムイオン感応膜15及びカリウムイオン感応膜16に、ゲル状内部液14a、14bと尿との間の各イオン濃度の差に応じた起電力が生じる。この起電力を、Na電極71の内部極26及びK電極72の内部極27と、比較電極73の内部極28の電位差(電圧)として検出し、次いで、当該電位差から演算処理部によりナトリウムイオンやカリウムイオンの濃度を算出して、表示部31に表示する。
このように構成した本実施形態に係るイオン分析装置1によれば、カリウムイオン感応膜16が、液絡部17からより遠くに配置されているので、液絡部17から比較電極73の内部液が浸み出してきても当該内部液に接触せずにすむ。この結果、当該内部液に含まれるアンモニウムイオンにより、カリウムイオン感応膜16が汚染されるのを防ぐことができる。このため、尿中の微量なカリウムイオンであっても精度よく分析することができる。また、エイジング処理が不要となり、液絡部17から比較電極73の内部液が浸み出してきても平面センサ7を軽く洗浄すればよい。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、各イオン感応膜15、16形成時に、有機溶媒が蒸発する前の液体の状態で異なるイオン感応膜15、16同士が広がって接触し互いの絶縁が損なわれるのを防ぐため、また、カリウムイオン感応膜16が比較電極73の内部液により汚染されるのをより効果的に防ぐためには、図4に示すように、ナトリウムイオン感応膜15とカリウムイオン感応膜16との間に凸壁75を設けてもよい。また、凸壁75に代えて凹溝が設けられていてもよい。
また、ナトリウムイオン感応膜15とカリウムイオン感応膜16との設置面が階段状又は傾斜面になっていて、カリウムイオン感応膜16がナトリウムイオン感応膜15よりも高い位置に設けられていてもよい。更に、ナトリウムイオン感応膜15とカリウムイオン感応膜16とが傾斜面上に設けられている場合、ナトリウムイオン感応膜15及とカリウムイオン感応膜16との高低は問わずに、両感応膜15、16が液絡部17より高い位置に設けられていてもよい。
本発明に係るイオン分析装置は、ナトリウムイオン感応膜とカリウムイオン感応膜とを組み合わせて用いたものに限られず、例えば、アンモニウムイオン感応膜とカリウムイオン感応膜とを組み合わせて用いたものであってもよい。アンモニウムイオン感応膜とカリウムイオン感応膜とを組み合わせて用いることにより、カリウムイオンの影響を補正してアンモニウムイオン濃度を測定することができるイオン分析装置を構成することができる。なお、アンモニウムイオノフォアとしては、例えばTD19C6を用いることができ、カリウムイオノフォアとしては、例えばBis(benzo−15−crown−5)を用いることができる。
その他、前述した実施形態や変形実施形態の一部又は全部を適宜組み合わせてもよく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
1・・・イオン分析装置
14c・・・比較電極のゲル状内部液
15・・・ナトリウムイオン感応膜
16・・・カリウムイオン感応膜
17・・・液絡部
71・・・Na電極
72・・・K電極
73・・・比較電極

Claims (3)

  1. 携帯型のイオン分析装置であって、
    異なるイオンを選択的に捕捉する複数種類のイオノフォアがそれぞれ基材に担持されてなる複数種類のイオン感応膜を備えた液膜型イオン選択性電極と、内部液と、前記内部液が浸み出してくる液絡部と、を有し、
    前記複数種類のイオン感応膜と前記液絡部とが同一支持体上に一列に配置して設けられており、
    前記複数種類のイオン感応膜のうち、前記内部液に含まれるイオンに対する選択係数がより大きいイオノフォアが担持されたイオン感応膜が、前記液絡部からより離れた位置に配置されているイオン分析装置。
  2. 前記複数種類のイオン感応膜の間を仕切る凹溝又は凸壁が形成されている請求項記載のイオン分析装置。
  3. 前記複数種類のイオノフォアが、ナトリウムイオノフォアとカリウムイオノフォアであり、
    前記内部液が、アンモニウム塩の水溶液であり、
    前記液絡部と、前記ナトリウムイオノフォアが担持されたナトリウムイオン感応膜と、前記カリウムイオノフォアが担持されたカリウムイオン感応膜とが、この順で一列に配置されている請求項1又は2記載のイオン分析装置。
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