JP5806164B2 - センサ装置用部品およびセンサ装置 - Google Patents
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Description
図1および図2に示された例のように、本発明の第1の実施形態におけるセンサ装置は、センサ装置用部品1と、センサ装置用部品1に実装されたIC素子2とを有している。なお、図1および図2において、センサ装置は、仮想のxyz空間内に設けられており、xy平面上に載置されている。また、図1および図2において、上方向とは、仮想のz軸の正方向のことをいう。
内部空間112を挟むように設けられた複数の加速度センサ用電極13と、絶縁基体11の下面
および側面に設けられた複数の外部電極15と、第1の内部空間111および第2の内部空間112の間に設けられた第3の内部空間113を有している。
しており、第2の内部空間112は第1の内部空間111の下方に設けられている。第3の内部空間113は、第1の内部空間111および第2の内部空間112の間に設けられている。第3の
内部空間113は圧力センサ用電極12と加速度センサ用電極13との間の静電容量を低減する
ためのものである。絶縁基体11は中央部が可撓領域となるダイアフラム11cを含む上面と、IC素子2の搭載領域を含む下面とを有しており、平面視において矩形の板状の形状を有している。絶縁基体11は、例えば複数の絶縁層が積み重ねられた積層構造である。絶縁基体11は、センサ装置用部品1を構成するとともに、IC素子2を支持するための支持体として機能する。
部空間113内に突出するように設けられた重り部11dを有している。重り部11dはセンサ
装置に加速度が加わったときに、第2の内部空間112と第3の内部空間113との間のダイアフラム11cを動きやすくするためのものである。
間113となる貫通孔を形成しておく。これらのセラミックグリーンシートを積層すること
によって、第1の内部空間111〜第3の内部空間113を有する絶縁基体11用のセラミックグリーンシート積層体を作製できる。このセラミックグリーンシート積層体を約1600℃の温度で焼成することにより、第1の内部空間111〜第3の内部空間113を有する絶縁基体11が製作される。図1および図2に示された例のように、絶縁基体11は下面にIC素子2を収容するための凹部が設けられている。
第1の内部空間111の上面(ダイアフラム11cの下面)には、第1の圧力センサ用電極12
aと対向するようにして第2の圧力センサ用電極12bが被着されている。第1の圧力センサ用電極12aおよび第2の圧力センサ用電極12bは静電容量形成用の電極であり、これらの間に、第1の圧力センサ用電極12aと第2の圧力センサ用電極12bとが対向する面積および第1の圧力センサ用電極12aと第2の圧力センサ用電極12bとの間隔に応じた静電容量が形成される。絶縁基体11に外部から圧力が印加されると、その圧力に応じてダイアフラム11cの可撓領域が下方に撓んで第1の圧力センサ用電極12aと第2の圧力センサ用電極12bとの間隔が小さくなり、第1の圧力センサ用電極12aと第2の圧力センサ用電極12bとの間の静電容量が大きくなるので、この静電容量の変化を検出することによって、外部の圧力の変化を静電容量の変化として検出する圧力センサとして機能する。
、第2の内部空間112の上面(ダイアフラム11cの下面)には、第1の加速度センサ用電
極13aと対向するようにして第2の加速度センサ用電極13bが被着されている。第1の加速度センサ用電極13aおよび第2の加速度センサ用電極13bは静電容量形成用の電極であり、これらの間に、第1の加速度センサ用電極13aと第2の加速度センサ用電極13bとが対向する面積および第1の加速度センサ用電極13aと第2の加速度センサ用電極13bとの間隔に応じた静電容量が形成される。絶縁基体11に加速度が加わると、その加速度に応じてダイアフラム11cの可撓領域が上方または下方に撓んで第1の加速度センサ用電極13aと第2の加速度センサ用電極13bとの間隔が変化して、第1の加速度センサ用電極13aと第2の加速度センサ用電極13bとの間の静電容量が変化するので、この静電容量の変化を検出することによって、加速度の変化を静電容量の変化として検出する加速度センサとして機能する。
金めっき層とが電解めっき法により順次被着される。
ている。圧力センサ用電極12は、第1の内部空間111の内面または絶縁基体11の内部に設
けられている。加速度センサ用電極13は、第2の内部空間112の内面または絶縁基体11の
内部に設けられている。このようなセンサ装置用部品11は、第1の内部空間111および第
2の内部空間112の間に設けられた第3の内部空間113を有していることによって、圧力センサ用電極12と加速度センサ用電極13との間における誘電率を低減できるので、圧力センサ用電極12と加速度センサ用電極13との間における静電容量を低減できる。したがって、圧力センサ用電極12と加速度センサ用電極13との距離を近づけることが可能となるので、センサ装置を低背化できる。
から第3の内部空間113内に突出するように設けられた重り部11dを有していることによ
って、第2の内部空間112内に突出するように重り部11dを設ける場合に比べて、第3の
内部空間113を有効に活用して重り部11dを配置できるので、センサ装置用部品1を低背
化できる。
次に、本発明の第2の実施形態によるセンサ装置について、図3を参照しつつ説明する。
空間113の上面にぶつかって、ダイアフラム11cの変形が妨げられることを低減できる。
底面にガラス、樹脂またはろう材等の接合材により固定した後、ボンディングワイヤを介してIC素子2の電極と外部電極15とが電気的に接続される。
2・・・IC素子
11・・・絶縁基体
11a・・・絶縁基板
11b・・・スペーサ
11c・・・ダイアフラム
11d・・・凹部
11e・・・枠体
11d・・・重り部
11e・・・中央部
111・・・第1の内部空間
112・・・第2の内部空間
113・・・第3の内部空間
12・・・圧力センサ用電極
12a・・・第1の圧力センサ用電極
12b・・・第2の圧力センサ用電極
13・・・加速度センサ用電極
13a・・・第1の加速度センサ用電極
13b・・・第2の加速度センサ用電極
14・・・配線導体
15・・・外部電極
Claims (3)
- 第1の内部空間と該第1の内部空間の下方に設けられた第2の内部空間とを有する絶縁基体と、
前記第1の内部空間を挟むように前記第1の内部空間の内面または前記絶縁基体の内部に設けられた複数の圧力センサ用電極と、
前記第2の内部空間を挟むように前記第2の内部空間の内面または前記絶縁基体の内部に設けられた複数の加速度センサ用電極とを備え、
前記絶縁基体が、前記第1の内部空間および前記第2の内部空間の間に設けられた第3の内部空間をさらに有していることを特徴とするセンサ装置用部品。 - 前記絶縁基体が、前記第3の内部空間の下内面から前記第3の内部空間内に突出するように設けられた重り部をさらに有していることを特徴とする請求項1に記載のセンサ装置用部品。
- 請求項1に記載のセンサ装置用部品と、
該センサ装置用部品の前記絶縁基体に実装されたIC素子とを備えていることを特徴とするセンサ装置。
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