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JP5789570B2 - ステータ - Google Patents

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JP5789570B2
JP5789570B2 JP2012149261A JP2012149261A JP5789570B2 JP 5789570 B2 JP5789570 B2 JP 5789570B2 JP 2012149261 A JP2012149261 A JP 2012149261A JP 2012149261 A JP2012149261 A JP 2012149261A JP 5789570 B2 JP5789570 B2 JP 5789570B2
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弘貴 川浦
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Description

本発明は、ステータコアにおける複数のスロット内にコイルを配置してなる回転電機用のステータに関する。
回転電機(モータ)用のステータに関する従来技術として、特許文献1には、コイルを形成するコイル線(導体)の一方の端部を引き出して形成されている渡線(バスバー部)により、隣り合う同相コイル同士を接続するステータが開示されている。
特開2010−110122号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたステータでは、渡線がステータコアの中心軸方向についてコイルの巻線部よりも外側の位置に配置されているので、コイルエンドの高さが大きくなってしまう。そのため、ステータがその中心軸方向について大型化してしまう。
そこで、本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、中心軸方向について小型化を図ることができるステータを提供すること、を課題とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の一態様は、環状のステータコアと、導体が環状に巻かれる巻線部と、前記巻線部の一方の端部から引き出されるバスバー部と、前記巻線部の他方の端部から引き出される端末部と、を備え、前記ステータコアに複数装着されるコイルと、を有し、前記バスバー部を他の同相の前記コイルの前記端末部に接続するステータにおいて、前記コイルは、前記巻線部にて周回の内外方向に前記導体が複数層に巻かれて形成され、前記コイルのコイルエンド部の内周側と外周側に前記導体から成るレーンチェンジ部を複数備える複数層巻コイルであり、接続される同相の前記コイル同士間に配置される他相の前記コイルの前記レーンチェンジ部間の隙間に前記バスバー部を埋め込ませていること、を特徴とする。
この態様によれば、接続される同相のコイル同士間に配置される他相のコイルのレーンチェンジ部間の隙間にバスバー部を埋め込ませている。そのため、コイルエンドの高さを小さくできる。したがって、ステータを、その中心軸方向について小型化することができる。また、バスバー部の位置が安定し、同相のコイル同士間をバスバー部により確実に接続できる。
上記の態様においては、前記端末部は、前記巻線部の他方の端部にて前記導体が曲げられて前記ステータコアの中心軸方向に対して直交するように形成され、前記ステータコアの径方向について前記巻線部よりも外側に形成されていること、が好ましい。
この態様によれば、コイルの端末部は巻線部の他方の端部にて導体が曲げられてステータコアの中心軸方向に対して直交するように形成されているので、ステータコアの中心軸方向についてバスバー部と端末部との接合部分が低くなる。これにより、コイルエンドの高さを確実に小さくできる。そのため、ステータを、その中心軸方向について確実に小型化することができる。
また、コイルの端末部は、ステータコアの径方向について巻線部よりも外側に形成されているので、巻線部の外側にて作業スペースを確保でき、バスバー部と端末部との接合作業が容易になる。
上記の態様においては、前記端末部は、前記ステータコアの周方向に沿って形成されていること、が好ましい。
この態様によれば、バスバー部と端末部との接合部分をステータコアの周方向に沿って形成できるので、ステータを、その径方向について小型化できる。また、ステータコアにコイルを装着した後にコイルを樹脂で封止するときに、バックヨークの幅が小さくてもコイルを樹脂で確実に封止することができる。さらに、ステータをケースに組み込んでモータを形成する際に、バスバー部と端末部との接合部分とケースとの間のクリアランスを確保できるので、モータの絶縁性能が向上する。
上記の態様においては、前記バスバー部は前記巻線部における前記ステータコアの径方向の内側の端部から引き出され、前記端末部は前記巻線部における前記ステータコアの径方向の外側の端部から引き出されていること、が好ましい。
この態様によれば、バスバー部と端末部との接合部分をステータコアの径方向の外側の位置に形成できるので、ステータコアの内周面の内側に組み付けるロータがバスバー部と端末部との接合部分と干渉しない。そのため、ロータの組み付け性がよい。
本発明に係るステータによれば、その中心軸方向について小型化を図ることができる。
ステータの外観斜視図である。 図1の要部拡大図である。 ステータの上面図である。 ステータの側面図である。 コイルの単体図(斜視図)である。 図5のA−A端面図である。
本実施例のステータ1(固定子)について説明する。図1〜図4に示すように、ステータ1は、ステータコア10と、コイル12(コイル12U、コイル12V、コイル12W)などを有する。
ステータコア10は、環状に形成されており、バックヨーク14とティース16を備えている。このステータコア10は、その周方向について一体的に成形されたものである。ここで、バックヨーク14は、ステータコア10の外周側の部分にて環状に形成されている。また、ティース16は、バックヨーク14の内周面から径方向の内側に向かって突出するようにして複数形成されている。そして、隣り合うティース16の間にスロット(不図示)が形成されている。
コイル12は、絶縁部材のインシュレータ(不図示)を介して、ステータコア10のティース16に集中的に巻かれるようにして複数装着されている。また、コイル12を形成する平角導体の表面には、隣接する平角導体間の絶縁を確保するためにエナメル加工が施されている。本実施例では一例として、コイル12は、図5に示すように、エッジワイズコイルである。なお、エッジワイズコイルとは、平角導体の矩形断面における短辺側の一方の面を内径面とし他方の面を外径面として、当該平角導体を短辺側方向に曲げながら巻くことにより成形されたコイルである。
また、コイル12は、図5に示すように平角導体を内層と外層の2層に巻いた2層巻コイルである。なお、コイル12は、平角導体を内層と外層の間にさらに中間層を備えるように3層以上に巻いたコイルとしてもよい。すなわち、コイル12は、巻線部18にて周回の内外方向に平角導体が複数層に巻かれて形成される複数層巻コイルであればよい。なお、ここで言う「周回の内外方向」とは、巻線部18における平角導体の周回部分の内側と外側とを通過する方向(図3においてステータコア10の周方向)である。
また、コイル12として、U相コイル12U、V相コイル12V、W相コイル12Wを備えている。そして、ステータコア10の周方向に沿って、U相コイル12U、V相コイル12V、W相コイル12Wの順に順次配列されており、各U相コイル12U同士、各V相コイル12V同士、各W相コイル12W同士は、それぞれ、間隔をあけてステータコア10のティース16に装着されている。そして、隣り合う同相(U相,V相,W相のうちの同じ相)のコイル12同士が電気的に接続されている。
ここで、図1に示す例では、ステータ1は、U相コイル12U1,12U2,12U3,12U4,12U5と、V相コイル12V1,12V2,12V3,12V4,12V5と、W相コイル12W1,12W2,12W3,12W4,12W5とを備えている。そして、ステータコア10の周方向に沿って、U相コイル12U1、V相コイル12V1、W相コイル12W1、U相コイル12U2、V相コイル12V2、W相コイル12W2、・・・、U相コイル12U5、V相コイル12V5、W相コイル12W5の順に配列されている。
コイル12は、より詳しくは、図1〜5に示すように、巻線部18と、バスバー部20と、端末部22などを備えている。なお、図1〜4においては、巻線部18を簡略化して表現している。
巻線部18は、平角導体が環状に巻かれつつ積層するようにして形成されている部分である。この巻線部18は、具体的には、内側端面24と、外側端面26と、軸方向端面28と、内側端部30と、外側端部32などを備えている。
内側端面24は、平角導体の積層方向に形成されている端面であり、コイル12をステータコア10に装着するときにステータコア10の径方向の内側に配置される。外側端面26は、平角導体の積層方向に形成されている端面であり、コイル12をステータコア10に装着するときにステータコア10の径方向の外側に配置される。軸方向端面28は、コイル12をステータコア10に装着するときにステータコア10の中心軸方向に配置される端面であり、バスバー部20や端末部22が形成される側(リード側)に形成される。なお、軸方向端面28は、図6に示すように、リード側コイルエンド38における最も外側の層の平角導体の外周面に相当する。
内側端部30は、巻線部18を形成する平角導体の端部であり、コイル12をステータコア10に装着するときにステータコア10の径方向の内側に配置される。外側端部32は、巻線部18を形成する平角導体の端部であり、コイル12をステータコア10に装着するときにステータコア10の径方向の外側に配置される。
バスバー部20は、巻線部18の内側端部30から平角導体が引き出されて形成されている部分である。このバスバー部20は、隣り合う同相のコイル12同士を電気的に接続している。図1に示す例では、バスバー部20は、1つのU相コイル12U(例えば、12U1)の巻線部18の内側端部30から隣り合う他のU相コイル12U(例えば、12U2)に向かうに従って、ステータコア10の径方向の外側に向かって変位し、他のU相コイル12Uの端末部22に接続している。そして、バスバー部20は、V相コイル12V同士やW相コイル12W同士についても、同様に接続している。
バスバー部20は、具体的には、接合部34と、渡り部36とを備えている。ここで、接合部34は、バスバー部20の先端部に形成され、他のコイル12(隣接する同相のコイル12)の端末部22に接合されている部分である。また、渡り部36は、接合部34と巻線部18との間に形成されている部分である。
端末部22は、巻線部18の外側端部32から平角導体が引き出されて形成されている部分である。この端末部22においては、平角導体のエナメル被膜が除去されている。そして、端末部22は、隣接する同相のコイル12におけるバスバー部20の接合部34に接合される。
なお、不図示であるが、ステータ1は、U相コイル12U5の内側端部30と、V相コイル12V5の内側端部30と、W相コイル12W5の内側端部30とをそれぞれ接続することで中性点を構成している。また、U相コイル12U1の端末部22と、V相コイル12V1の端末部22と、W相コイル12W1の端末部22には、それぞれ外部配線(不図示)が接続されている。
また、コイル12は、図5に示すように、リード側コイルエンド38と反リード側コイルエンド40を備えている。そして、コイル12は、リード側コイルエンド38における巻線部18の最も外側の層の平角導体から成るレーンチェンジ部42を備えている。このレーンチェンジ部42は、平角導体の積層方向について隙間δをあけて複数(図5の例では4つ)形成されている。ここでは、レーンチェンジ部42として、内側端面24側から順に、第1レーンチェンジ部42A、第2レーンチェンジ部42B、第3レーンチェンジ部42C、第4レーンチェンジ部42Dとする。また、コイル12は、リード側コイルエンド38においては、詳細には、図6に示すように、平角導体が3層形成されており、前記のレーンチェンジ部42の他に、最も内側の層の平角導体から成る複数のレーンチェンジ部41を備えている。なお、レーンチェンジ部41とレーンチェンジ部42は、各々、平角導体の積層方向について隣り合う列にレーンチェンジさせる部分である。
そして、ステータ1では、バスバー部20の渡り部36を、接続される同相のコイル12同士間に配置される他相のコイル12の巻線部18内に埋め込ませている。具体的には、渡り部36は、ステータコア10の中心軸方向について、他相のコイル12のレーンチェンジ部42と同じ高さにて並んで配置されている。
ここで、U相コイル12U1のバスバー部20の渡り部36を代表として例に挙げつつ、より具体的に説明すると、図3に示すように、渡り部36の第1部位44をV相コイル12V1の第1レーンチェンジ部42Aよりも内側にて巻線部18内に埋め込ませるようにして周方向に沿って配置し、渡り部36の第1シフト部46をV相コイル12V1とW相コイル12W1の間にて径方向に向けて配置する。さらに、渡り部36の第2部位48をW相コイル12W1の第2レーンチェンジ部42Bと第3レーンチェンジ部42Cとの間の隙間δ(図5や図6参照)にて巻線部18内に埋め込ませるようにして周方向に沿って配置し、渡り部36の第2シフト部50をW相コイル12W1とU相コイル12U2の間にて径方向に向けて配置する。なお、図1〜図3において、U相コイル12U1のバスバー部20を色付けして示している。
なお、U相コイル12U1のバスバー部20の渡り部36の第2部位48を、W相コイル12W1の第1レーンチェンジ部42Aと第2レーンチェンジ部42Bとの間の隙間δやW相コイル12W1の第3レーンチェンジ部42Cと第4レーンチェンジ部42Dとの間の隙間δに埋め込ませてもよい。
また、U相コイル12U1のバスバー部20の渡り部36の第1部位44を、いずれかの隙間δに埋め込ませてもよい。このとき、渡り部36の第2部位48を、第1部位44よりもステータコア10の径方向の外側の隙間δに埋め込ませる。
また、図4や図5に示すように、端末部22は、巻線部18の外側端部32にて平角導体が曲げられてステータコア10の中心軸方向に対して直交するように傾いて形成されている。すなわち、端末部22の中心軸方向は、ステータコア10の中心軸方向とは一致しておらず、ステータコア10の中心軸方向に対して直交するように傾いている。そして、端末部22は、ステータコア10の中心軸方向について巻線部18の軸方向端面28よりも内側に形成されている。詳しくは、ステータコア10の中心軸方向について、端末部22の上面52(図4の上側の面)の位置を巻線部18の軸方向端面28の位置に揃えている。
また、図3に示すように、端末部22は、ステータコア10の径方向について巻線部18の外側端面26よりも外側にて、ステータコア10の周方向に沿って形成されている。
以上のような実施例1のステータ1によれば、以下の効果を得ることができる。ステータ1は、接続される同相のコイル12同士間に配置される他相のコイル12のレーンチェンジ部42間の隙間δにバスバー部20の渡り部36を埋め込ませている。そのため、コイルエンドの高さH(図4参照)を小さくできる。したがって、ステータ1を、その中心軸方向について小型化することができる。また、バスバー部20の位置が安定し、同相のコイル12同士間をバスバー部20により確実に接続できる。
また、コイル12の端末部22は巻線部18の外側端部32にて平角導体が曲げられてステータコア10の中心軸方向に対して直交するように形成されているので、ステータコア10の中心軸方向についてバスバー部20と端末部22との接合部分が低くなる。これにより、コイルエンドの高さHを確実に小さくできる。そのため、ステータ1を、その中心軸方向について確実に小型化することができる。
また、コイル12の端末部22はステータコア10の径方向について巻線部18の外側端面26よりも外側に形成されているので、巻線部18の外側端面26の外側にて作業スペースを確保でき、バスバー部20と端末部22との接合作業が容易になる。
また、コイル12の端末部22は、ステータコア10の周方向に沿って形成されている。これにより、バスバー部20と端末部22との接合部分をステータコア10の周方向に沿って形成できるので、ステータ1を、その径方向について小型化できる。また、ステータコア10にコイル12を装着した後にコイル12を樹脂で封止するときに、バックヨーク14の幅が小さくてもコイル12を樹脂で確実に封止することができる。さらに、ステータ1をケース(不図示)に組み込んでモータ(不図示)を形成する際に、バスバー部20と端末部22との接合部分とケースとの間のクリアランスを確保できるので、モータの絶縁性能が向上する。
また、バスバー部20は巻線部18における内側端部30から引き出され、端末部22は巻線部18における外側端部32から引き出されている。これにより、バスバー部20と端末部22との接合部分をステータコア10の径方向の外側の位置に形成できるので、ステータコア10の内周面の内側に組み付けるロータ(不図示)がバスバー部20と端末部22との接合部分と干渉しない。そのため、ロータの組み付け性がよい。
なお、変形例として、バスバー部20の渡り部36を、他相のコイル12のレーンチェンジ部42間の隙間δに配置する代わりに、ステータコア10の径方向について最も外側のレーンチェンジ部42の外側に配置する実施例も考えられる。例えば、U相コイル12U1のバスバー部20の渡り部36を代表して例にあげると、U相コイル12U1のバスバー部20の渡り部36の第2部位48を、W相コイル12W1の第2レーンチェンジ部42Bと第3レーンチェンジ部42Cとの間の隙間δに配置する代わりに、W相コイル12W1の第4レーンチェンジ部42Dの外側に配置する実施例が考えられる。
また、変形例として、バスバー部20が巻線部18の外側端部32から平角導体が引き出されて形成され、端末部22が巻線部18の内側端部30から平角導体が引き出されて形成されている実施例も考えられる。
また、変形例として、コイル12を巻線部18にて隣り合う平角導体間に隙間をあけながら平角導体を1層巻いた1層巻コイルとして、バスバー部20の渡り部36を巻線部18の平角導体間の隙間に埋め込ませるようにして配置する実施例も考えられる。さらに、変形例として、コイル12を巻線部18にて平角導体を3層以上に巻いたコイルとして、バスバー部20の渡り部36をレーンチェンジ部42間の隙間δに埋め込ませるようにして配置する実施例も考えられる。
なお、上記した実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはもちろんである。
1 ステータ
10 ステータコア
12 コイル
14 バックヨーク
16 ティース
18 巻線部
20 バスバー部
22 端末部
24 内側端面
26 外側端面
28 軸方向端面
30 内側端部
32 外側端部
34 接合部
36 渡り部
42 レーンチェンジ部
44 (渡り部の)第1部位
48 (渡り部の)第2部位
δ 隙間

Claims (4)

  1. 環状のステータコアと、
    導体が環状に巻かれる巻線部と、前記巻線部の一方の端部から引き出されるバスバー部と、前記巻線部の他方の端部から引き出される端末部と、を備え、前記ステータコアに複数装着されるコイルと、を有し、
    前記バスバー部を他の同相の前記コイルの前記端末部に接続するステータにおいて、
    前記コイルは、前記巻線部にて周回の内外方向に前記導体が複数層に巻かれて形成され、前記コイルのコイルエンド部の内周側と外周側に前記導体から成るレーンチェンジ部を複数備える複数層巻コイルであり、
    接続される同相の前記コイル同士間に配置される他相の前記コイルの前記レーンチェンジ部間の隙間に前記バスバー部を埋め込ませていること、
    を特徴とするステータ。
  2. 請求項1のステータにおいて、
    前記端末部は、前記巻線部の他方の端部にて前記導体が曲げられて前記ステータコアの中心軸方向に対して直交するように形成され、前記ステータコアの径方向について前記巻線部よりも外側に形成されていること、
    を特徴とするステータ。
  3. 請求項2のステータにおいて、
    前記端末部は、前記ステータコアの周方向に沿って形成されていること、
    を特徴とするステータ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つのステータにおいて、
    前記バスバー部は前記巻線部における前記ステータコアの径方向の内側の端部から引き出され、
    前記端末部は前記巻線部における前記ステータコアの径方向の外側の端部から引き出されていること、
    を特徴とするステータ。
JP2012149261A 2012-07-03 2012-07-03 ステータ Active JP5789570B2 (ja)

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JP2012149261A JP5789570B2 (ja) 2012-07-03 2012-07-03 ステータ
US14/407,227 US9837869B2 (en) 2012-07-03 2013-06-28 Stator with bus bar portion embedded between adjacent lane change portions and connected to terminal portion
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