JP5788522B2 - 分解に抵抗するエラストマー組成物 - Google Patents
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Description
伸張後の回復
本方法を使用して、温度及び時間の関数として、伸張性積層体の伸長後ひずみを決定し、かつ以下に記載のある特定の変形例を用いて、温度及び時間の関数として、エラストマーの伸長後ひずみを決定する。測定は、22℃(72°F)又は37℃(99°F)で行われる。22℃(72°F)での測定は、室温での伸張性積層体(又はエラストマー)の回復をシミュレートするように設計され、一方で、37℃(99°F)での測定は、ほぼ体温での伸張性積層体(又はエラストマー)の回復を測定するように設計される。他の試験温度は、本方法の範囲内であり、ほぼ皮膚温(32℃)での伸張性積層体(又はエラストマー)の回復を含むが、それらに限定されない。伸張及び回復の2段階分析が、サンプルに対して実施される。本方法は、動的機械的分析器(Dynamic Mechanical Analyzer)を使用する。デラウエア州ニューキャッスル(New Castle, Delaware)のTAインスツルメンツ社(TA Instruments, Inc.)から入手可能なTAインスツルメンツDMA Q800(以降では「DMA Q800」)が本明細書で使用され、これは、フィルムクランプ、データ獲得のためのサーマルアドバンテージ(Thermal Advantage)/サーマルソリューションズ(Thermal Solutions)ソフトウェア、及びデータ分析のためのユニバーサル・アナリシス(Universal Analysis)2000ソフトウェアを装備していた。多数の他のタイプのDMA装置が存在しており、動的機械的分析の使用は、ポリマー及びコポリマーの特性決定技術の当業者には周知である。
当初のパーセントひずみ=%ひずみi=100*[(Ls−Lg)/Lg]
式中、Lgは、伸張工程開始時のフィルムクランプ間の弛緩伸張性積層体(又はエラストマー)の集合的な長さであり、Lsは、本分析の伸張工程終了時のフィルムクランプ間の伸張した積層体(又はエラストマー)の長さ(約30mm)である。%ひずみiは、回復方法開始時(すなわち、本方法の伸張過程が完了した後)の伸張性積層体(又はエラストマー)のパーセントひずみである。ゲージ長さ10mmから長さ30mmに伸張されたサンプルでは、200%のパーセントひずみという結果になる。
最大積層体ひずみは、伸張性積層体が不可逆的変形、層間剥離、引裂、又は著しいパーセントのゆがみ(すなわち、5%を超えるゆがみ)を維持し得るひずみである。ASTM D 882に記載の引張試験等の引張試験において、最大積層体ひずみは、引張ひずみの増加を伴う引張力の比較的急な増加に関連し得る(非常に小さいひずみ、多くの場合、約15パーセント未満の工学的ひずみで生じる当初の増加を含まない)。
この方法を用いて、緩回復型伸張性積層体を含有する製品の適用中に消費者が経験する力、並びに適用時の製品の適合性及び性能性の程度と相関し得る積層体の特性を決定する。
(1)1分間当たり50.8センチメートル(1分間当たり20インチ)の一定したクロスヘッド速度で、保持することなく、試料に規定のひずみパーセントのピーク(%ひずみピーク)のひずみを与える。
(2)1分間当たり7.62センチメートル(1分間当たり3インチ)の一定したクロスヘッド速度で、保持することなく、ひずみを0%ひずみまで低減させる(すなわち、グリップを最初のゲージ長さ2.50インチに戻す)。
(3)1分間当たり50.8センチメートル(1分間当たり20インチ)の一定したクロスヘッド速度で、保持することなく、試料に%ひずみピークのひずみを与える。
(4)1分間当たり7.62センチメートル(1分間当たり3インチ)の一定したクロスヘッド速度で、ひずみを、規定の%ひずみピークについて表1に列記される第1の保持ひずみまで低減させる。
(5)規定の%ひずみピークについて表1に列記される第1の保持時間、試料を工程(4)のひずみで保持する。
(6)1分間当たり7.62センチメートル(1分間当たり3インチ)の一定したクロスヘッド速度で、規定の%ひずみピークについて表1に列記される第2の保持ひずみまでひずみを低減させる。
(7)規定の%ひずみピークについて表1に列記される第2の保持時間、工程(6)のひずみで試料を保持する。
(8)1分間当たり7.62センチメートル(1分間当たり3インチ)の一定したクロスヘッド速度で、規定の%ひずみピークについて表1に列記される第3の保持ひずみまでひずみを低減させる。
(9)規定の%ひずみピークについて表1に列記される第3の保持時間、工程(8)のひずみで試料を保持する。
(10)1分間当たり7.62センチメートル(1分間当たり3インチ)の一定したクロスヘッド速度で、規定の%ひずみピークについて表1に列記される第4の保持ひずみまでひずみを低減させる。
(11)規定の%ひずみピークについて表1に列記される第4の保持時間、工程(10)のひずみで試料を保持する。
(12)1分間当たり7.62センチメートル(1分間当たり3インチ)の一定したクロスヘッド速度で、0%ひずみにする。
この方法を使用して、弾性部材又は緩回復型エラストマーを含む緩回復型伸張性積層体を、過剰な鉱油、及び多くのベビーオイル、ローション、ゲル、クリーム等の一般的な成分である、過剰なパルミチン酸イソプロピルに曝露することの影響を判定する。伸張性積層体又は弾性部材のいずれかの少量の試料(〜0.1グラム)を、2つの清潔なバイアル瓶のそれぞれに設置する。1つのバイアル瓶に、約10mlの鉱油(Crompton Corporation,Petrolia,PAから入手可能なBritol(登録商標)50T)を添加し、2つ目のバイアル瓶に、約10mlのパルミチン酸イソプロピル(90+%グレード、Sigma−Aldrich,St.Louis,MOから入手可能)を添加する。試料を、鉱油又はパルミチン酸イソプロピルに完全に濡らすか、又は浸すために、内容物を穏やかに混合することが必要な場合もある。混合物を、室温(22℃)で30時間放置する。30時間後、各試料の目視観測を行い、無傷に留まっている思われる試料をすべてバイアル瓶から除去し、手で、例えば、それぞれの手で親指と人差し指との間に挟み、引き離したときの、その伸張能力を概算する。試料が、鉱油及びパルミチン酸イソプロピルの両方において、30時間後に無傷に留まる場合、並びに30時間後の試料が、鉱油及びパルミチン酸イソプロピルの両方から約50%を超える工学的ひずみの拡張を維持する場合、積層体又はエラストマーの試料は、油曝露方法を通過したと考えられる。鉱油を主成分として記載している市販のベビーオイル、例えば、米国でJohnson & Johnson,New Brunswick,NJから市販のJohnson’s Baby Oilを含む、他の鉱油は、この方法の範囲内である。
ポリマー数平均分子量及び分子量分布を、GPC SEC/MALSによって決定する。GPCは、Waters Alliance 2695 HPLC自動注入器を使用する。それは、3つのStyragel HRカラム(HR3、HR4、及びHR5)を含有する。カラム加熱器を30℃に設定する。流量は1.0mL/分であり、移動相は、Sigma−Aldrich Inc.,St.Louis,MOから入手可能なHPLCグレードのテトラヒドロフランである。検出器は、トルエンで較正され、かつ移動相内で100キロダルトンのポリスチレン(Polysciences,Inc.,Warrington,PAから入手可能な分子量標準)を用いて正規化されたWyatt Dawn EOS光散乱検出器、及び30℃でのWaters 2414屈折率検出器である。分析のための試料を、既知の濃度、2mg/mLで調製する。試料を、0.45μmのナイロン膜フィルタを用いて濾過する。注入量は、100μlである。ASTRA 5.3.2.15を用いてデータを収集及び分析する。dn/dcの値を屈折率追跡から計算し、100%の質量回復を想定する。
スチレン(Sigma−Aldrichから入手可能)を、窒素雰囲気下で活性アルミナ(Sigma−Aldrichから入手可能)カラムを通過させることによって精製して阻害物質を除去し、その後、窒素を充填し、かつゴム隔膜を装着したきれいな乾燥した丸底フラスコにスチレンを添加する。
ランダム化触媒を、50mlのシクロヘキサン(Sigma−Aldrichから入手可能なPRAグレード)中に溶解した1グラムのカリウム金属(Sigma−Aldrichから入手可能)と1.16グラムの2,3−ジメチル−3−ペンタノール(Sigma−Aldrichから入手可能)との反応により生成する。
tert−ブチルスチレン(Sigma−Aldrichから入手可能)を、窒素雰囲気下で活性アルミナ(Sigma−Aldrichから入手可能)カラムを通過させることによって精製して阻害物質を除去し、その後、窒素を充填し、かつゴム隔膜を装着したきれいな乾燥した丸底フラスコにt−ブチルスチレンを添加する。
水素化触媒を、0.345グラムのニッケル(2−ヘキサン酸エチル)(0.001モル)(Sigma−Aldrichから入手可能)を30mLのシクロヘキサン(Sigma−Aldrichから入手可能なPRAグレード)中に溶解して調製する。これに、3mLのトリエチルアルミニウム(0.003モル)(Sigma−Aldrichから入手可能なヘキサン中1.0M)を添加して、黒色のニッケル触媒分散物を得る。
硝酸アセチルの溶液を以下のように調製する。600mlの塩化メチレン(Sigma−Aldrichから入手可能)に320グラムの無水酢酸(Sigma Aldrichから入手可能)を添加し、これを0℃まで冷却する。温度を0℃で保持しながら、これに100グラムの硝酸(Sigma−Aldrichから入手可能)を緩徐に添加する。これを0℃で60分間反応させる。
実施例7から得られる300グラムのポリマーを2500mLのシクロヘキサン(Sigma−Aldrichの農薬残留分析(PRA)グレード)中に溶解する。この溶液を通して窒素を2分間泡立てることによって溶液を脱気する。この溶液を圧力反応器に添加し、実施例5から得られる水素化触媒を添加し、激しい撹拌(500rpm)を提供しながら0.35MPa(50psi)の水素圧力を維持する。水素化を16時間実行し、その時点で、ポリマー溶液を反応器から取り除き、1リットルの0.5モルHCl溶液を有する瓶に入れる。黒色の触媒が酸化し、ポリマー溶液が透明になるまで、これを激しく撹拌して混合する。混合物を2つの層内に沈着させ、水層を廃棄する。ポリマー/シクロヘキサン溶液に、1リットルの0.5M水酸化ナトリウム水溶液(Sigma−Aldrichから入手可能)を添加する。これを5分間激しく混合し、その後、2つの層内に沈着させる。水層を廃棄し、ポリマー/シクロヘキサン層を0.1重量パーセントのIrganox 1010(BASFから入手可能)で安定させ、その後、ポリマー溶液を乾燥させて、ポリマーを単離する。乾燥したポリマーのNMR分析は、イソプレン二重結合の約100%の水素化を示す。
実施例8から得られる50グラムのポリマーを、20mLの無水酢酸(Sigma−Aldrichから入手可能)とともに、500mLの塩化メチレン(Sigma−Aldrichから入手可能)中に0℃で溶解し、これに、実施例6から得られる129mLの硝酸アセチルを添加する。この混合物を0℃で120分間反応させ、3リットルのメタノール中に溶液を沈殿させて反応を停止する。元素分析は、30%程度のニトロ化を示す。
きれいな反応器に60℃で、3リットルのシクロヘキサン(Sigma−Aldrichの農薬残留分析(PRA)グレード)及び60グラムのスチレン(実施例2で精製したもの)を添加する。これを、黄色が持続するまでs−ブチルリチウム(Sigma−Aldrichから入手可能)で滴定し、5ミリモルのs−ブチルリチウムを添加して、所望の分子量を得る。続いて、実施例3から得られる0.2ミリモル(1mL)のランダム化触媒の添加を添加する。20分後、試料を採取し、95グラムのイソプレン(Sigma−Aldrichから入手可能)及び85グラムのスチレン(実施例9で精製したもの)を反応器に添加する。温度を50℃で維持しながら、これを45分間反応させる。分析のために試料を採取し、40グラムのスチレン(実施例2で精製したもの)を添加する。20分後、反応を脱気メタノールで停止する。分析及び試験のために20グラムの試料を採取し、0.1重量パーセントのIrganox 1010(BASFから入手可能)で安定させ、真空乾燥させる。
実施例10から得られる150グラムのポリマーを2500mLのシクロヘキサン(Sigma−Aldrichの農薬残留分析(PRA)グレード)中に溶解する。この溶液を通して窒素を2分間泡立てることによって溶液を脱気する。この溶液を圧力反応器に添加し、実施例5から得られる水素化触媒を添加し、激しい撹拌(500rpm)を提供しながら0.35MPa(50psi)の水素圧力を維持する。水素化を16時間実行し、その時点で、ポリマー溶液を反応器から取り除き、1リットルの0.5モルHCl溶液を有する瓶に入れる。黒色の触媒が酸化し、ポリマー溶液が透明になるまで、これを激しく撹拌して混合する。混合物を2つの層内に沈着させ、水層を廃棄する。ポリマー/シクロヘキサン溶液に、1リットルの0.5M水酸化ナトリウム水溶液を添加する。これを5分間激しく混合し、その後、2つの層内に沈着させる。水層を廃棄し、ポリマー/シクロヘキサン層を0.1重量パーセントのIrganox 1010(BASFから入手可能)で安定させ、その後、ポリマー溶液を乾燥させて、ポリマーを単離する。乾燥したポリマーのNMR分析は、イソプレン二重結合の約100%の水素化を示す。
実施例11から得られる50グラムのポリマーを、500mLの塩化メチレン(Sigma−Aldrichから入手可能)中に0℃で溶解し、それに、20mLの無水酢酸(Sigma−Aldrichから入手可能)及び実施例6から得られる129mLの硝酸アセチルを添加する。この混合物を0℃で120分間反応させ、3リットルのメタノール中に溶液を沈殿させて反応を停止する。沈殿物を、容量が50/50のエタノール/水の溶液で更に洗浄し、その後、水に一晩浸す。その後、ポリマーをエタノールで洗浄し、真空乾燥させる。
きれいな反応器に20℃で、3リットルのシクロヘキサン(Sigma−Aldrichの農薬残留分析(PRA)グレード)、2mLのテトラヒドロフラン(Sigma−Aldrichから入手可能)、及び60グラムのスチレン(実施例2で精製したもの)を添加する。これを、黄色が持続するまでs−ブチルリチウム(Sigma−Aldrichから入手可能)で滴定し、5ミリモルのs−ブチルリチウムを添加して、所望の分子量を得る。20分後、試料を採取し、132グラムのイソプレン(Sigma−Aldrichから入手可能)を、55グラムの精製t−ブチルスチレン(実施例4で調製されたもの)とともに反応器に添加する。温度を30℃で維持しながら、これを180分間反応させる。分析のために試料を採取し、40グラムのスチレン(実施例2で精製したもの)を添加する。20分後、反応を脱気メタノールで停止する。分析及び試験のために20グラムの試料を採取し、0.1重量パーセントのIrganox 1010(BASFから入手可能)で安定させ、真空乾燥させる。
実施例13から得られる200グラムのポリマーを2500mLのシクロヘキサン(Sigma−Aldrichの農薬残留分析(PRA)グレード)中に溶解する。この溶液を通して窒素を2分間泡立てることによって溶液を脱気する。この溶液を圧力反応器に添加し、実施例5から得られる水素化触媒を添加し、激しい撹拌(500rpm)を提供しながら0.35MPa(50psi)の水素圧力を維持する。水素化を16時間実行し、その時点で、ポリマー溶液を反応器から取り除き、1リットルの0.5モルHCl溶液を有する瓶に入れる。黒色の触媒が酸化し、ポリマー溶液が透明になるまで、これを激しく撹拌して混合する。混合物を2つの層内に沈着させ、水層を廃棄する。ポリマー/シクロヘキサン溶液に、1リットルの0.5M水酸化ナトリウム水溶液を添加する。これを5分間激しく混合し、その後、2つの層内に沈着させる。水層を廃棄し、ポリマー/シクロヘキサン層を0.1重量パーセントのIrganox 1010(BASFから入手可能)で安定させ、その後、ポリマー溶液を乾燥させて、ポリマーを単離する。乾燥したポリマーのNMR分析は、イソプレン二重結合の約100%の水素化を示す。
実施例14から得られる50グラムのポリマーを、500mLの塩化メチレン(Sigma−Aldrichから入手可能)中に0℃で溶解し、それに、50mLの無水酢酸(Sigma−Aldrichから入手可能)及び実施例6で調製される138mLの硝酸アセチルを添加する。この混合物を0℃で120分間反応させ、5リットルのエタノール中に溶液を沈殿させて反応を停止する。沈殿物をエタノールで更に洗浄し、一晩真空乾燥させる。
25.4グラムのSepton 4033(Kuraray America Inc.,Pasedena,TXから入手可能)を、500mLの塩化メチレン(Sigma−Aldrichから入手可能)中に0℃で溶解する。個別に、12.66グラムの塩素を凝縮して52.75グラムの塩化メチレンにする。この塩素溶液の12.66グラムをSepton溶液に添加し、室温(22℃)で混合させる。2日間反応させた後、15mLの無水酢酸をSepton溶液に添加し、これを1時間撹拌させる。100mLの塩化メチレン及び30.24グラムの無水酢酸の別個の溶液を作製し、0℃まで冷却し、その後、13.1グラムの硝酸を緩徐に添加する。このアセチル−硝酸塩の溶液をSepton溶液に滴加し、−10℃まで冷却する。全ての反応物を暗所に保管する。−10℃で2時間後、反応物を更に1時間反応させて0℃になるまで加温し、その後、それを沈殿させて3リットルのメタノールにする。この混合物を濾過し、容量が50/50のエタノール/水で洗浄し、その後、水に一晩浸す。翌日、これを濾過し、エタノールで洗浄し、その後、真空乾燥させる。
50グラムのSepton 4033(Kuraray America Inc.,Pasedena,TXから入手可能)を、500mlの塩化メチレン(Sigma−Aldrichから入手可能)中に溶解する。別個に、12グラムの塩素(Sigma−Aldrichから入手可能)を、52.75グラムの塩化メチレン中に濃縮する。Septon溶液を、無灯でフラスコ内で0℃まで冷却し、2グラムの鉄粉(Sigma−Aldrichから入手可能)を添加し、続いて12グラムの塩素を含有する溶液を30分間にわたり添加する。この混合物を0℃で更に30分間反応させ、次に3リットルのメタノール中に溶液を沈殿させて反応を停止する。沈殿物を、容量が50/50のエタノール/水の溶液で更に洗浄し、その後、水に一晩浸す。その後、ポリマーをエタノールで洗浄し、真空乾燥させる。
50グラムのSepton 4033(Kuraray America Inc.,Pasedena,TXから入手可能)を、500mlの塩化メチレン(Sigma−Aldrichから入手可能)中に溶解し、これを0℃まで冷却し、暗所で保管する。2グラムの鉄粉(Sigma−Aldrichから入手可能)を、Septon溶液に添加し、25グラムの臭素(Sigma−Aldrichから入手可能)を、1時間にわたり滴下添加する。
50グラムのSepton 4033(Kuraray America Inc.,Pasedena,TXから入手可能)を、500mlのシクロヘキサン(Sigma−Aldrichから入手可能)中に溶解する。この溶液を0℃まで冷却し、20グラムのトリクロロアルミニウム(Sigma−Aldrichから入手可能)を添加する。20グラムのクロロ酢酸メチル(Sigma−Aldrichから入手可能)を30分間にわたり滴下添加する。0℃で60分後、反応を1時間50℃で加熱し、次いで0℃で水中に注ぐことによって、生成物を分離する。固体を水中でpH 7まで洗浄し、次いで、エタノールで洗浄し、真空乾燥させる。
50グラムのSepton 4033(Kuraray America Inc.,Pasedena,TXから入手可能)を、500mlのシクロヘキサン(Sigma−Aldrichから入手可能)中に溶解する。この溶液を0℃まで冷却し、20グラムのトリクロロアルミニウム(Sigma−Aldrichから入手可能)を添加する。35グラムのクロロ酢酸ベンジル(Sigma−Aldrichから入手可能)を30分間にわたり滴下添加する。0℃で60分後、反応を1時間50℃で加熱し、次いで0℃で水中に注ぐことによって、生成物を分離する。固体を水中でpH 7まで洗浄し、次いで、エタノールで洗浄し、真空乾燥させる。
50グラムのSepton 4033(Kuraray America Inc.,Pasedena,TXから入手可能)を、500mlの二硫化炭素(Sigma−Aldrichから入手可能)中に0℃で溶解する。これに、35グラムのBrCN(Sigma−Aldrichから入手可能)を添加し、続いて、250グラムの無水三塩化アルミニウム(Sigma−Aldrichから入手可能)を、1時間にわたり、少量ずつ添加する。混合物を24時間還流させ、次いで、水/ジクロロメタン中に注ぎ、水で洗浄する。
50グラムのSepton 4033(Kuraray America Inc.,Pasedena,TXから入手可能)を、500mlのシクロヘキサン(Sigma−Aldrichから入手可能)中に25℃で溶解する。溶液を、凝縮器及び攪拌棒を有する丸底フラスコに入れ、凝縮器の排気口を、反応によって生成される塩化水素を吸収するためのトラップに接続する。この溶液に、26.7グラムの無水塩化アルミニウム(Sigma−Aldrichから入手可能)を添加し、続いて11.8グラムの塩化アセチル(Sigma−Aldrichから入手可能)を1時間にわたり滴下添加する。この混合物を、次に、50℃まで加熱し、120分間反応させる。3リットルの水中に溶液を沈殿させて反応を停止する。沈殿物を、メタノール溶液で更に洗浄し、その後、水に一晩浸す。その後、ポリマーをエタノールで洗浄し、真空乾燥させる。
50グラムのSepton 4033(Kuraray America Inc.,Pasedena,TXから入手可能)を、500mlのシクロヘキサン(Sigma−Aldrichから入手可能)中に25℃で溶解する。溶液を、凝縮器及び攪拌棒を有する丸底フラスコに入れ、凝縮器の排気口を、反応によって生成される塩化水素を吸収するためのトラップに接続する。この溶液に、26.7グラムの無水塩化アルミニウム(Sigma−Aldrichから入手可能)を添加し、続いて18.1グラムの塩化ブタノイル(塩化バレロイル)(Sigma−Aldrichから入手可能)を1時間にわたり滴下添加する。この混合物を、次に、50℃まで加熱し、120分間反応させる。3リットルの水中に溶液を沈殿させて反応を停止する。沈殿物を、メタノール溶液で更に洗浄し、その後、水に一晩浸す。その後、ポリマーをエタノールで洗浄し、真空乾燥させる。
50グラムのSepton 4033(Kuraray America Inc.,Pasedena,TXから入手可能)を、500mlのシクロヘキサン(Sigma−Aldrichから入手可能)中に25℃で溶解する。溶液を、凝縮器及び攪拌棒を有する丸底フラスコに入れ、凝縮器の排気口を、反応によって生成される塩化水素を吸収するためのトラップに接続する。この溶液に、26.7グラムの無水塩化アルミニウム(Sigma−Aldrichから入手可能)を添加し、続いて21.1グラムの塩化ベンゾイル(Sigma−Aldrichから入手可能)を1時間にわたり滴下添加する。この混合物を、次に、50℃まで加熱し、120分間反応させる。3リットルの水中に溶液を沈殿させて反応を停止する。沈殿物を、メタノール溶液で更に洗浄し、その後、水に一晩浸す。その後、ポリマーをエタノールで洗浄し、真空乾燥させる。
実施例16から得られる45.1重量%のポリマー、53.0重量%のEastotac H−142R変性樹脂(Eastman Chemical Company,Kingsport,TNから入手可能)、及び1.9重量%のBritol(登録商標)50T鉱油(Crompton Corporation,Petrolia,PAから入手可能)からなるエラストマー組成物を、溶液ブレンディング方法及びフィルムへの圧縮成形によって、調製する。この方法は、(1)すべての成分を、好適な溶媒、例えば、ジクロロメタン(Sigma Aldrichから入手可能)中に溶解すること(固体の重量パーセントは約5%である)、(2)溶液を、ペトリ皿又は他の好適な容器に注ぎ、室温で一晩乾燥させること、(3)フィルムを約120℃で約1時間真空乾燥させること、及び(4)圧縮成形フィルムを調製することからなる。
次の物質の試料を、試験方法の部分に記載の油曝露方法に従って、Johnson’s Baby Oil(米国でJohnson & Johnson,New Brunswick,NJから入手可能であり、鉱油及び芳香剤が記載成分である)、並びにパルミチン酸イソプロピル(90+%、Sigma−Aldrichから入手可能)を使用して試験した:(1)実施例25からのエラストマーフィルム及び(3)エラストマー樹脂Septon 4033(Kuraray America Inc.,Pasedena,TXから入手可能)。室温で30時間、過剰なベビーオイルへの曝露後、両方の物質は、油で膨張して無傷に留まり、実施例25からのエラストマーフィルムは、少なくとも約500%の工学的ひずみまで伸張可能であることが、手で容易に識別可能である。室温で30時間、過剰なパルミチン酸イソプロピルへの曝露後、Septon 4033樹脂は、完全に溶解されるが、実施例25からのエラストマーフィルムは、無傷に留まり、少なくとも約100%の工学的ひずみまで伸張可能であることが、手で容易に識別可能である。
表2は、様々な置換ポリスチレンの溶解度パラメーターを示し、表3及び4は、スチレン及び置換スチレンの様々なランダムコポリマーの溶解度パラメーターを示す。溶解度パラメーターは、L.H.Sperling in Introduction to Physical Polymer Science,Wiley−Interscience(New York,1992)に記載の方法に従って決定される。更に、Sperlingによって記載される方法によると、ポリスチレンの溶解度パラメーターは、8.96(cal/cm3)1/2であり、パルミチン酸イソプロピルの溶解度パラメーターは、8.12(cal/cm3)1/2であり、鉱油(ドデカン)の溶解度パラメーターは、7.75(cal/cm3)1/2であり、これらの溶解度パラメーターの決定に使用される密度は、それぞれ、1.04g/cm3、0.85g/cm3、及び0.75g/cm3である。
**括弧内の数字は、溶解度パラメーターの判定に使用したg/cm3単位での密度である。
Claims (9)
- a)トップシートと、
b)前記トップシートに結合されたバックシートと、
c)前記トップシートと前記バックシートとの間に置かれた吸収性コアと、
d)物品要素と、を含み、
前記物品要素が、少なくとも1つの軟ブロックと少なくとも2つの硬ブロックとを含む、ブロックコポリマーを含む弾性部材を備える伸縮性積層体を備え、
前記軟ブロック主鎖が、水素添加されており、
前記ブロックコポリマーが、
a)置換ポリスチレンを含む1つ以上の硬ブロック、
b)置換ポリスチレンを含む1つ以上の軟ブロック
のうちの1つ又は両方を含み、
前記置換ポリスチレンが、約10%〜約100%未満の置換の程度を有する、吸収性物品。 - 置換ポリスチレンを含む前記1つ以上の硬ブロックが、約9.1(cal/cm3)1/2を超える溶解度パラメーターを示す、請求項1に記載の吸収性物品。
- 前記置換ポリスチレンが、ニトロ置換ポリスチレン、塩素置換ポリスチレン、臭素置換ポリスチレン、ニトリル置換ポリスチレン、メチルケトン置換ポリスチレン、エチルケトン置換ポリスチレン、プロピルケトン置換ポリスチレン、ブチルケトン置換ポリスチレン、メチルアセチルエステル置換ポリスチレン、エチルアセチルエステル置換ポリスチレン、プロピルアセチルエステル置換ポリスチレン、ブチルアセチルエステル置換ポリスチレン、ペンチルアセチルエステル置換ポリスチレン、ヘキシルアセチルエステル置換ポリスチレン、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項1または2に記載の吸収性物品。
- 前記伸張性積層体が、37℃で約0.16N/(g/m)以上の荷重除去力と、22℃にて15秒後に、当初ひずみに対するパーセントが約10%以上の回復と、を示す、緩回復型伸張性積層体である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記緩回復型伸張性積層体が、37℃で15秒後に、当初ひずみに対してあるパーセントの回復を示し、22℃で15秒後の前記当初ひずみに対する回復のパーセントと、37℃で15秒後の前記当初ひずみに対する回復のパーセントとの差が、約5%を超える、請求項4に記載の吸収性物品。
- 前記弾性部材又は前記伸張性積層体のうちの少なくとも1つが、
a)少なくとも1つの軟ブロックと少なくとも2つの硬ブロックとを含む、約20%〜約100%の少なくとも1つのブロックコポリマーエラストマーであって、前記軟ブロック主鎖は、水素添加されており、前記ブロックコポリマーが、
(i)置換ポリスチレンを含む1つ以上の硬ブロック、
(ii)置換ポリスチレンを含む1つ以上の軟ブロック
のうちの1つ又は両方を含む、ブロックコポリマーエラストマーと、
b)任意で、約0.01%〜約60%の少なくとも1つの変性樹脂と、
c)任意で、約0.01%〜約60%の少なくとも1つの添加物と、を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の吸収性物品。 - 前記変性樹脂が、水素添加されていないC5炭化水素樹脂又はC9炭化水素樹脂、部分的及び完全に水素添加されたC5炭化水素樹脂又はC9炭化水素樹脂;脂環式樹脂;テルペン樹脂;ポリスチレン及びスチレンオリゴマー;ポリ(t−ブチルスチレン)又はそのオリゴマー;ロジン及びロジン誘導体;クマロンインデン;ポリシクロペンタジエン及びそのオリゴマー;ポリメチルスチレン又はそのオリゴマー;フェノール樹脂;インデンポリマー、オリゴマー及びコポリマー;アクリレート及びメタクリレートオリゴマー、ポリマー、又はコポリマー;それらの誘導体;並びにそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記弾性部材が、フィルム、ストランド、バンド、網状配置、発泡体、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される形態である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記吸収性物品が、おむつ、トレーニングパンツ、プルオン衣料、再締結可能なパンツ、成人用失禁製品、又は女性用ケア製品からなる群から選択される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の吸収性物品。
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