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JP5776348B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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JP5776348B2 JP2011130426A JP2011130426A JP5776348B2 JP 5776348 B2 JP5776348 B2 JP 5776348B2 JP 2011130426 A JP2011130426 A JP 2011130426A JP 2011130426 A JP2011130426 A JP 2011130426A JP 5776348 B2 JP5776348 B2 JP 5776348B2
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Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成方法に関する。
画像形成装置においては、シリアル型インクジェットプリンタで記録媒体に対して印字する際に、印字ヘッドへ出力する印字データ中でバーコードを識別し、ヘッド解像度および印字解像度に基づいて決定した印字ヘッドの連続駆動回数分だけ、キャリッジが往復動作しながら印字ヘッドを連続して駆動することによって、バーコードの黒色バー部分の印字結果に白抜けやスジが発生しないように制御するプリンタが既に知られている。なお、バーコードの補正方法としては、黒色バー部分のドット数を減らすという技術が既に知られている。
特許文献1には、(1)ドットとドットの重なり部分の面積を大幅に少なくして用紙上に過剰なインクが付着することを原因とする汚れやにじみ、画像の乱れを防止し、インクの乾燥時間を短縮することで印字の高速化を図り、(2)従来の基本格子上に展開される記録ドットパターンを利用してシフトドットパターンを生成することにより、画像形成のための一般記なアプリケーションを利用できる一般的な画像として用い、(3)ドット径を適正で小径に定めた小滴ドットにより、ジャギーを簡単な手段でより効果的に低減する、というインクジェット記録装置が開示されている。
また、特許文献1には、インクを吐出するためのノズルが形成されたインクジェットヘッドを有し、インクジェットヘッドにより被記録体の上に複数のドットからなる画像を記録するインクジェット記録装置において、被記録体の搬送方向及びその搬送方向と直交する方向の一方を主走査方向とし他方を副走査方向としたときに、副走査方向で隣接するライン間ではドットの位置を前記主走査方向にp/2だけずらしたシフトドットパターンを生成するシフトドットパターン生成手段と、シフトドットパターンの輪郭部にその輪郭部の周囲のドットよりドット径の小さい小滴ドットを付加配置して輪郭部の形状を修正する画像輪郭部修正手段とを具備し、画像輪郭部修正手段により修正されたシフトドットパターンとして展開された画像をインクジェットヘッドから出力するという構成も開示されている。
しかしながら、上記従来のシリアル型インクジェットプリンタでは、着弾ズレ等が原因で狙い通りに紙面をインクで埋めることができないため、バーコードの黒色バー部分の形状が悪化したり二重線となったりする問題がある。
また、特許文献1に記載された技術では、副走査方向で隣接するライン間で、ドットの位置を主走査方向にp/2だけずらしたシフトドットパターンを生成し、さらに、輪郭補正パターンを付加しているが、通常の使用で発生し得る着弾位置ズレに対して隣接ドット同士の重なりに余裕がないために、少しのズレでも紙面が埋められなくなり、白抜けや二重線が発生したり、輪郭部の形状が悪化したりするという問題が起きることは否定できない。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、インクジェットプリンタを用いてバーコードが印字される時に、着弾ズレが発生していても紙面をインクで埋めることによりバーコード形状の悪化を防ぎ、印字されたバーコードの認識率を高めることができる画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、ノズルからインク滴が吐出されることにより記録媒体にドットパターン画像を形成する画像形成装置において、前記記録媒体の記録面に対向してヘッドが走査される方向と、前記ヘッドへ向けて前記記録媒体が搬送される方向とが互いに直交し、一方を主走査方向、他方を副走査方向と定め、前記主走査方向において、前記ドットパターン画像を形成する複数個の前記ノズルが前記主走査方向のドット間隔で配置されており、前記ヘッドが前記主走査方向に走査されることにより前記記録媒体に前記ドットパターン画像が形成され、印字対象にバーコード情報が含まれているか否かを判別する判別手段と、前記判別手段によって前記印字対象にバーコード情報が含まれていると判別されると、前記主走査方向に配置されている前記ノズルを、前記副走査方向で隣接するライン間で前記主走査方向のドット間隔の半分に相当する距離だけ前記主走査方向にシフトさせるシフトドットパターン生成手段と、前記シフトドットパターン生成手段によりシフトされる前の前記ノズルから吐出されたインク滴により形成されたシフト前ドットパターン画像と、前記シフトドットパターン生成手段によりシフトされた後の前記ノズルから吐出されたインク滴により形成されたシフト後ドットパターン画像との間に生成される凹凸部を補正するための補正ドットパターン画像を形成する画像輪郭部修正手段と、前記ノズルから吐出されるインク滴により形成される前記記録媒体に対する着弾ズレ量に基づいて前記シフト後ドットパターン画像を形成するために前記ノズルから吐出されるインク滴量を算出するシフト後ドットパターンインク滴量算出手段と、前記ノズルから吐出されるインク滴により形成される前記記録媒体に対する着弾ズレ量に基づいて前記補正ドットパターン画像を形成するために前記ノズルから吐出されるインク滴量を算出する補正ドットパターンインク滴量算出手段と、を含み、前記補正ドットパターンインク滴量算出手段は、算出したインク滴量の補正ドットを構成するインク滴の組み合わせを、前記ヘッドのノズル配置態様に基づいて判断することを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明の画像形成方法は、ノズルからインク滴が吐出されることにより記録媒体にドットパターン画像を形成する画像形成方法において、前記記録媒体の記録面に対向してヘッドが走査される方向と、前記ヘッドへ向けて前記記録媒体が搬送される方向とが互いに直交し、一方を主走査方向、他方を副走査方向と定め、前記主走査方向において、前記ドットパターン画像を形成する複数個の前記ノズルが前記主走査方向のドット間隔で配置されており、前記ヘッドが前記主走査方向に走査されることにより前記記録媒体に前記ドットパターン画像が形成され、印字対象にバーコード情報が含まれているか否かを判別する工程と、前記判別する工程によって前記印字対象にバーコード情報が含まれていると判別されると、前記主走査方向に配置されている前記ノズルを、前記副走査方向で隣接するライン間で前記主走査方向のドット間隔の半分に相当する距離だけ前記主走査方向にシフトさせる工程と、前記シフトされる前の前記ノズルから吐出されたインク滴により形成されたシフト前ドットパターン画像と、前記シフトドットパターン生成手段によりシフトされた後の前記ノズルから吐出されたインク滴により形成されたシフト後ドットパターン画像との間に生成される凹凸部を補正するための補正ドットパターン画像を形成する工程と、前記ノズルから吐出されるインク滴により形成される前記記録媒体に対する着弾ズレ量に基づいて前記シフト後ドットパターン画像を形成するために前記ノズルから吐出されるインク滴量を算出する工程と、前記ノズルから吐出されるインク滴により形成される前記記録媒体に対する着弾ズレ量に基づいて前記補正ドットパターン画像を形成するために前記ノズルから吐出されるインク滴量を算出する工程と、を含み、補正ドットパターンのインク滴量を算出する工程では、算出したインク滴量の補正ドットを構成するインク滴の組み合わせを、前記ヘッドのノズル配置態様に基づいて判断することを特徴とする。
本発明によれば、印字する画像データにバーコード領域が含まれていた場合、簡単な手段でバーコードの黒色バー部の凹凸を防ぎ、過剰なインク付着を抑えつつ、着弾位置ズレが発生した場合であっても最適なインク滴量を吐出することにより紙面をインクで埋めることができ、これにより、バーコード形状の悪化を防ぎ、印字されたバーコードの認識率を高めることができる画像形成装置及び画像形成方法が得られる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の補正方法において(a)シフトドットパターンのドット配列、(b)補助ドットを付加した場合のドット配列をそれぞれ説明する図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の機構的構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置におけるインクジェットヘッドの先端部を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置におけるインクジェットヘッドのノズルプレートを示す正面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置における他のノズルプレートを示す正面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置を制御するホストコンピュータの電気的構成の概略を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の電気的構成の概略を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置を制御するホストコンピュータから出力されたままの記録ドットパターンの一例を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置のシフトドットパターンのドット配列を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置のシフトドットパターンのドット配列の一部を抽出した説明図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置のシフトドットパターンの一例を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の補正ドットを付加する対象列のライン上で(a)補正ドットに置き換える前の状態のドット配列を示す説明図、(b)補正ドットに置き換えた後の状態のドット配列を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の補正ドットを付加する対象列のライン上で(a)ドットがシフトした結果輪郭部の内側に移動するドット配列を示す説明図、(b)ラインの非印字部の領域に補正ドットを付加した状態を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の輪郭部の補正後のドット配置の一例を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置における補正方法の動作フローを説明する図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置における補正ドットによる効果について説明する図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置における補正ドットによる(a)全ノズルが同じ副走査位置にある場合、(b)3つのノズルが同じ副走査位置にある場合、(c)2つのノズルが同じ副走査位置にある場合について説明する図である。 具体的な着弾位置ずれが発生した場合の(a)特許文献1での方式と、(b)本発明の実施形態に係る画像形成装置を用いた方式との効果の違いについて説明する図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置においてインク滴数とドット径との関係について説明する図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置においてズレ量とズレにより発生する隙間を埋めるために必要なドット径との関係について説明する図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置においてシフトドットパターンの半分のドットでドットサイズを大きくする効果について(a)シフトパターンの半分のドットでインク滴数を増やした場合、(b)着弾位置ずれが発生した場合について説明する図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置においてバーコードの方向による処理の違いについて説明する図である。
次に、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化乃至省略する。
本発明は、バーコード印字時の着弾位置ズレに伴って発生するバーコード印字品質の悪化を防止するために、印字する画像データ中からバーコード領域を識別し、その領域を複数回のキャリッジ走査で印字する際に、副走査方向に隣接したドットを主走査方向のドットピッチの半分だけずらしたシフトドットパターンを形成することにより、紙面に過剰なインクが付着することを防止すると共に、シフトドットパターンの輪郭部が周囲のドットサイズよりも小さいサイズの補正ドットとなるよう、ドットの追加・変更を行うことにより、輪郭部の凹凸を補正する。そして、同じ位置に着弾するインク滴の数を増やすことによりインクの滲みを利用してドット径を広げ、ノズルから吐出されるインク滴により形成される紙面に対する着弾位置ズレが発生したとしても紙面を隙間なく覆うことができ、着弾位置ズレの影響を吸収することが特徴になっている。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の補正方法において(a)シフトドットパターンのドット配列、(b)補助ドットを付加した場合のドット配列をそれぞれ説明する図である。
図1において、主走査方向の記録ドットピッチをp、副走査方向の記録ドットピッチをqとする。黒丸で表しているドットD1は、補正せずに印字するバーコード領域の黒色バー部分を形成するドットである。黒色バーの名前の通り黒色で印字される。また、斜線模様で表しているドットD2は、シフトドットパターンを形成するドットである。元来、補正されていないドットD1と同じ主走査の位置で、副走査の記録ドットピッチqの間隔で並んでいたドットを、主走査方向にp/2だけシフトしたものである。
なお、ドットのシフトは、図1(a)のように、副走査方向にドットD1に対して交互に連続するように実施する。図1(b)に記載の格子模様で表しているドットD3a、D3bは、バーコード領域全体の輪郭部を補正するための補正ドットである。シフトドットパターンのドットD2を主走査方向にp/2だけシフトした結果、バーコード領域の輪郭線の内側にシフトされて空欄となった箇所に、新たに補正ドットD3aを発生させ、同時に、バーコード領域の輪郭部を広げる側に相当するシフトドットパターンのドットD2を補正ドットD3bに置き換える。このとき、補正ドットD3a、D3bは、元々のバーコードデータであるドットD1やシフトドットパターンのドットD2よりも、小さいドット径で補正を行う。シフトドットパターンD2や補正ドットD3a、D3bを付加する具体的な手段については、後述する。
(シフトドットパターンを実現するための具体的な方法)
上述した補正ドットに関する説明の前に、まず、シフトドットパターンを実現するための具体的な方法について説明する。図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の機構的構造を示す斜視図であり、図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置におけるインクジェットヘッドの先端部を示す断面図であり、図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置におけるインクジェットヘッドのノズルプレートを示す正面図であり、図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における他のノズルプレートを示す正面図であり、図6は、本発明の実施形態に係る画像形成装置を制御するホストコンピュータの電気的構成の概略を示すブロック図であり、図7は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の電気的構成の概略を示すブロック図である。
まず、図2に示すように、画像形成装置の具体例としてのインクジェット記録装置(インクジェットプリンタ)Pは、フレーム1に横架したガイドレール2、3にキャリッジ4を移動可能に装着し、このキャリッジ4にインクジェットヘッド5を搭載して、後述するキャリッジモータによりキャリッジ4を双方向矢印Aに走査させると共に、ガイド板6にセットされる被記録体である用紙7を矢印B方向に搬送させるために、後述するプラテンモータの回転力をギヤ8、9を介して送りノブ10aを備えたプラテン10に伝達するように構成されている。
このプラテン10の周面にはプレッシャローラ11が圧接されている。そして、このインクジェット記録装置Pでは、キャリッジ4をインクジェットヘッド5と共に主走査方向(双方向矢印A)に移動走査させながら、用紙7を副走査方向(矢印B方向)に搬送して、インクジェットヘッド5からインク滴を噴射させて用紙7に画像を印字する。
ここで、インクジェットヘッド5は、図3及び図4に示すように、液室12を形成する液室形成部材13の前面に複数のノズル14が形成されたノズルプレート15を有し、液室12内のインクをノズル14からインク滴16として飛翔させる。
この場合、インクジェットヘッド5の駆動原理は、ヒータに電圧を印加して液室12内のインクを沸騰させるバブルジェット(登録商標)方式、圧電素子の歪み効果を利用するピエゾ方式、電極間に電圧を印加することにより発生する静電引力を利用する静電方式の何れの方式であっても良い。何れの方式の場合であっても、各液室12毎にエネルギーを選択的に与えることにより、所望のノズル14からインクを吐出させることができる。
ノズルプレート15は、図4に示すように主走査方向A(図2参照)と直交する方向に複数のノズル14を1列に配列してもよく、図5に示すように複数のノズル14を2列に配列しても良い。
図5の場合におけるノズル列は主走査方向Aに配列されている。何れの場合であっても、副走査方向に並ぶノズル14間の配列ピッチ(ノズルピッチ)Pnは画像形成の記録ピッチ(記録ピッチM)の2倍(Pn=2M)になるように形成されている。
本発明の実施形態では、ノズル14を64個配置した例を示す。本発明の実施形態のインクジェット記録装置Pでは、装置内に、画像の描画又は文字のプリント命令を受けて実際に印字するドットパターンを発生する機能を有しない場合について説明する。
すなわち、ホストコンピュータで実行されるアプリケーションソフト等からのプリント命令は、ホストコンピュータ内にソフトウエアとして組み込まれたプリントドライバで処理されてドットパターンのデータにラスタライズされ、それがインクジェット記録装置Pに転送されてプリントされるのである。
図6に示すように、ホストコンピュータHCは、CPU(Central Processing Unit)を有する制御部17の制御の下に、アプリケーションソフト18やオペレーティングシステムからの画像の描画又は文字の記録命令(例えば記録する線の位置と太さと形等を記述したものや、記録する文字の書体と大きさと位置等を記述したもの)を描画データメモリ19に一時的に保存される。
なお、これらの命令は、特定のプリント言語で記述されたものである。描画データメモリ19に記憶された命令は、ラスタライザ20によって解釈され、線の記録命令であれば、指定された位置や太さ等に応じたドットパターンに変換され、また、文字の記録命令であればホストコンピュータHC内に保存されているフォントアウトラインデータ21から対応する文字の輪郭情報を呼び出し指定された位置や大きさに応じて記録ドットパターンに変換される。
このようにラスタライズされた記録ドットパターンはラスタデータメモリ22に記憶される。このとき、ホストコンピュータHCは、従来の直交格子を基本記録位置として、記録ドットパターンのデータにラスタライズする。
このラスタデータメモリ22に記憶された記録ドットパターン(図8参照)がインタフェース23を経由してインクジェット記録装置Pに転送される。インクジェット記録装置Pは、図7に示すように、ホストコンピュータHCから転送される記録ドッドパターンを受信するデータ処理部24と印字処理部25とを接続し、この印字処理部25に、キャリッジ4(図2)を移動させるためのキャリッジモータ26を駆動制御するキャリッジ駆動制御部27と、インクジェットヘッド5を駆動制御するヘッド駆動制御部28と、プラテン10(図2)を回転させるためのプラテンモータ29を駆動制御するラインフィード駆動制御部30とを接続することにより形成されている。
ホストコンピュータHCからインクジェット記録装置Pに転送された印字データ(記録ドットパターン)は、ラスタデータメモリ22(図6)に保存され、所定のデータを受け取った後に、データ処理部24を介してヘッド駆動制御部28に送られ、このヘッド駆動制御部28の出力によりインクジェットヘッド5の所望のノズル14(図3)からインク滴を吐出(噴射)させて用紙7上に記録させると共に、キャリッジ駆動制御部27によりキャリッジモータ26を制御してキャリッジ4を走査させ、ラインフィード駆動制御部30によりプラテンモータ29を駆動してプラテン10を回転させ、副走査方向の用紙7の搬送を制御する。
本発明の実施形態に係るデータ処理部24は、ホストコンピュータHCから転送される記録ドットパターンを基にして、インクジェットヘッド5から印字出力するためのシフトドットパターンD2(図1)を生成するシフトドットパターン生成手段として機能すると共に、そのシフトドットパターンD2の輪郭部にその輪郭部の周囲のドットよりドット径の小さい補正ドットD3を付加配置して輪郭部の形状を修正する画像輪郭部修正手段として機能する。
次に、シフトドットパターンの生成について説明する。図8は、本発明の実施形態に係る画像形成装置を制御するホストコンピュータから出力されたままの記録ドットパターンの一例を示す説明図であり、図9は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシフトドットパターンのドット配列を示す説明図であり、図10は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシフトドットパターンのドット配列の一部を抽出した説明図であり、図11は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシフトドットパターンの一例を示す説明図である。
まず、図9を参照して、ベタ印字データを出力する例でシフトドットパターンについて説明する。図9中において、ドットパターンは、副走査方向(用紙搬送方向)にドットピッチqで等間隔で配列された平行ライン群31と、主走査方向(用紙の幅方向)にドットピッチp/2で並んだ等間隔の平行ライン群32とで構成される。
これらの平行ライン群31、32は直交して格子を形成しており、その格子点が丸印で示したドット35の位置である。副走査方向に並んだ平行ライン群31のうち奇数列のライン31−oddに対しては、主走査方向に並んだ平行ライン群32の1つおきのライン32、すなわちドットピッチpとなる平行ライン群32との交点33が記録位置となり、また、副走査方向に並んだ平行ライン線群31のうち偶数列のライン31−evenに対しては、主走査方向の平行ライン群32のうち、副走査方向の奇数列のライン31−oddと記録位置となる交点を形成したライン32の間にあり、ドットピッチpで並んだ平行ライン群32との交点34が記録位置となる。
したがって、副走査方向に並んだ横方向の平行ライン群の奇数列と偶数列のライン31で見ると、記録位置となる交点33、34は、主走査方向にp/2だけずれた位置で、それぞれドットピッチpで並んだ位置となる。このとき、p=qとすることにより主走査方向及び副走査方向のドット形成ピッチは等しくなるため、従来の直交格子の記録位置で作成された記録ドットパターンが転送されてきても、印字画像が副走査方向に偏平になることがなくなる。これを図10を参照して説明する。
図10において、交点33、34を結んだ線は、互いの頂点がなす角をθ1、θ2、θ3とする二等辺三角形を形成する。θ1、θ2、θ3はそれぞれ、tanθ1=2、tanθ2=2、tan(θ3/2)=1/2を満たす角度であり、略、θ1=63.4度、θ2=63.4度、θ3=54.2度となる。言い換えれば、角度θ1、θ2、θ3からなる二等辺三角形の頂点が記録位置となる。この交点を中心として示す円が本発明の実施形態に係るドット35の基本記録位置である。
次に、本発明における最適なドットのドット径Dについて説明する。ベタ画像のように、ある領域を全て印字ドットで埋める場合、周囲のドットとの間に空白を生じさせないためには、前述の二等辺三角形の3つの頂点から等距離にある点で交わる円の直径以上のドット径Dであればよく、ドット35のドットピッチをp(=q)としたとき、ドット径D=5p/4=1.25pである。この設定によりベタ画像を白抜けなく埋めることが可能となる。
なお、図4に示すように、ノズル列が一列のインクジェットヘッド5により印字する場合には、インクジェットヘッド5を走査させる過程で、図9における奇数列のライン31−oddのドット35を印字し、用紙7をドットピッチq(Pn/2)分搬送した後にインクジェットヘッド5を走査させる過程で偶数列のライン31−evenのドット35を印字すれば良い。
ここで、上記のように生成したシフトドットパターンを用いた印字例として、具体的な画像を印字する場合について説明する。
主走査方向、副走査方向のドット35の配列密度をそれぞれ300dpi(dot per inch)とする。このときのドットピッチは、p=q=84.7μmである。さらに隣接する主走査軌跡上のドット35の位置をp/2だけずらしており、また、ドット35の用紙7上での平均直径D1をpの1.25倍の106μmとするようにインクの吐出量と吐出速度を設定している。このようにパラメータを設定することにより、ドット35間の重なりを低下させて、かつ、隙間なくドット35を配置することができる。
図8はホストコンピュータHCから転送された、ある画像の記録ドットパターンのイメージである。図中、31−1、31−3、…は副走査方向における奇数列のライン31−odd、31−2、32−4、…は副走査方向における偶数列のライン31−evenである。この記録ドットパターンを見ると、そのパターンのままインクジェット記録装置Pから出力する場合には、隣接する全てのドット35の中心が正方形の格子点に存在することになるため、ドット径D1を大きくしないと隣接するドット35間に空白が生ずることが分かる。
この従来の方法、すなわち、ホストコンピュータHPから転送された記録ドットパターンをそのまま300dpi×300dpiの密度で出力する場合では、1ドットの用紙7上でのドット径D1を約120μmとする必要があり、大量のインクが用紙7に付着することになる。
これに対し、図8に示す記録ドットパターンを基にして、副走査方向で隣接するライン31間ではドット35の位置を主走査方向にp/2だけずらしてシフトドットパターンを生成した場合には、図11に示すように隣接するドット35とドット35S間の空間を抑制することができる。ちなみに、例えば本発明の実施形態に係る方法によれば、1ドットの用紙7上でのドット径D1を約106μmと約13%も小さくすることができる。
また、従来の方法では円形のドットで塗りつぶしを行うと、ドット35間の重なり合う部分が幾何学的に57%も発生しインクが過剰になっていたが、本発明ではドット35同士の重なり部分を約37%と大幅に少なくすることができる。
このことは、同じ解像度で同じ画像を得るために必要なインク量が少なくて済むことを意味している。その結果、インクの乾燥が早くなるため高速記録が可能となり、かつ、用紙7の濡れによる皺も防止することができる。また、インクの消費量も少なくて済むため、ランニングコストの低減を図ることができる。
図11において、31−1、31−3…は副走査方向における奇数列のライン31−odd、31−2、32−4…は偶数列のライン31−evenである。さらに、従来の方法によれば、塗りつぶしや線の画像記録部においてインクが過剰になり流れ出したり、インク溜を作って大きく画質を低下させたりすることがあったが、本発明ではインクを少なくすることができ、画質の低下を防止できる。特に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)色等のインクを重ねることにより色表現を行うカラー記録においては、インクがより過剰になりがちであり、本発明はカラー記録においても非常に有効である。
さらに、従来の方法で階調表現を行った場合には、特に高濃度域で面積当りのドット数を増やしてもドット35間の重なり率が大きいため、濃度があまり増加しない状態となってしまっていたが、本発明では、ドット数と濃度との関係をほぼ比例した関係とすることができ、階調表現能力が向上する。
階調表現において用紙7の色に近い淡い階調を表現する場合は、ドット35を疎らに記録する方法が採られるが、この場合に1ドットのドット径D1が小さい方がドット35が目立たず、肌理の細かい良い印象が得られ、この点からも本発明によれば高品位な画像の記録が可能となる。
一方、特許文献2に記載された方法と比較すると、重なり率は若干多くなるが、図11に示すように、画像そのものの形状は偏平になることがなく、通常の直交格子配置のものと変わりがない画像が得られる。
すなわち、本発明によれば、従来のドット径Dを用いた場合のドット35の重なり率が大きいことに起因する諸問題や、画像の偏平等の問題を解決することができる。また、重なり率が若干多くなるということは、インク滴16の飛翔速度や、噴射曲がり等で生じるドット位置精度のバラツキに対しては、より多くずれても隣接するドット35と繋がり、白抜けが生じないということから、本発明の方が有利であるといえる。
さらに、本発明による印字方法として、1回の主走査で所望の解像度のノズル幅分(本発明の実施形態の場合、64ノズルの幅)の画像を作成することができる。これは、ドット35の重なり率が少なくなり、重色のベタ部が波打つコックリングや、滲みなどの問題が発生しにくくなるために実現できるものである。
このような印字方法を採用することにより、用紙7を副走査方向に搬送する回数が減り、1枚分の画像を出力する時間、すなわちスループットが短くて済み、高速印字が可能となる。さらに、モード選択手段として、図示しないモード選択キーを設け、図11に示すシフトドットパターンを生成出力するモードと、図8に示す記録ドットパターンをそのまま印字出力するモードとを選択できるように構成しても良い。
記録ドットパターンのまま印字出力するモードを選択した場合には、シフトドットパターンを生成出力する処理を必要としないので、処理の高速化を図ることができる。シフトドットパターンを生成して印字出力するときは、図11に示すように、元のデータ(図8の記録ドットパターン)に比べると、印字結果はジグザグ状に形成され、輪郭部で凹凸が生じるが、そのずれ量は、p/2であり、近年の高密度の画像に対しては、0.1mm以下のごくわずかな凹凸である。また、一般に用紙7に印字した場合には、インクは用紙上で滲みが多少発生するので、わずかな凹凸は滲みにより軽減され、ほとんど目立たなくなる。
このように、図8に示す記録ドットパターンから図11に示すシフトドットパターンを生成することにより前述した様々な効果が得られる。しかし、シフトドットパターンはドット35を拡大してみれば分かるように画像輪郭部のドット35の配列が不揃いとなり、本来直線であるべき輪郭部が凹凸状になることは否めない。実際のドット35は極めて小さいので画像品質の低下はそう問題にならないが、好ましくはこの凹凸を修正することにより、さらに高品質の画像を得ることができる。そこで、本発明は、シフトドットパターンの生成に加えて、画像の輪郭部をさらに補正ドットで補正しようとするものである。
(補正ドットで輪郭部の補正を行うための具体的な方法)
上述したシフトドットパターンに加え、画像輪郭部修正手段による補正ドットを付加するための具体的な方法について以下説明する。図12は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の補正ドットを付加する対象列のライン上で(a)補正ドットに置き換える前の状態のドット配列を示す説明図、(b)補正ドットに置き換えた後の状態のドット配列を示す説明図であり、図13は本発明の実施形態に係る画像形成装置の補正ドットを付加する対象列のライン上で(a)ドットがシフトした結果輪郭部の内側に移動するドット配列を示す説明図、(b)ラインの非印字部の領域に補正ドットを付加した状態を示す説明図であり、図14は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の輪郭部の補正後のドット配置の一例を示す説明図である。
図12(a)(b)において、実線で示す丸印ドット35sはシフトドットパターンの内側のドット、斜線を引いたドット(印字データ)35aはシフトドットパターンの中でシフト前の輪郭部の外側に出るドット、小径の実線で示す丸印は補正ドット35hである。
図12(a)に示すように、ドットがシフトされた直後の配置において、シフト前の輪郭部の外側に出る斜線を引いたドット35aは、輪郭部の補正実施後には、同図(b)に示すように補正ドット35hに置き換えられる。
また、図13(a)は上記と同様のライン上で、ドットがシフトした結果、輪郭部の内側に移動するドット(印字データ)35b、点線で示す丸印は非印字部(NULLデータの1ドット領域)のドット配置を示す説明図であり、同図(b)はそのラインの非印字部の領域に補正ドットを付加した状態を示すものである。
図13(a)に示すように、ドットがシフトされた直後の配置において、シフト前の輪郭部の内側に移動するドット35bの前にある非印字部は、輪郭部の補正実施後には、同図(b)に示すように補正ドット35hに置き換えられる。なお、非印字部の領域に補正ドット35hを付加配置するということは、NULLデータを補正ドット35hのデータに変換するということである。
また、図14は輪郭部の補正後のドット配置の一例を示す説明図である。図12で説明した補正ドットの置き換えと、図13で説明した非印字部への補正ドット付加配置を、シフトを実施した全てのラインについて行うことにより、図14に示すように、シフトドットパターンの輪郭部の直線性を補正ドット35hにより補うことができる。
以上のような補正ドットの付加処理は、マイクロコンピュータを用いてソフトウエアによって実施することもできるし、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)に代表されるようなハードウエアに回路として組み込んで実施しても良い。
ソフトウエアで実施する場合は、ハードウエアで実施する時に比べて処理速度が遅くなるという欠点はあるが、低コストに実施できるという利点がある。ソフトウエアで実施する場合は、前述した補正ドット35hの付加配置処理方法をプログラム化してROM(Read Only Memory)等の記憶媒体に記憶して設け、そのプログラムをマイクロコンピュータにより実行することにより容易に処理できる。
また、印字データをシフトドットパターンに展開する処理や、そのシフトドットパターンの輪郭部を補正ドット35hの付加配置により修正する処理は、本発明の実施形態では、図7に示すように、インクジェット記録装置P側のデータ処理部24で行っているが、これらの処理は、ホストコンピュータHP側で実施してインクジェット記録装置Pに送るようにしても良い。一方、補正ドット35hをハードウエアで付加配置する場合は高速処理が可能という利点がある。
また、補正ドット35hは、印字データとしてのドット35が形成されるピッチと同じピッチで画像上に形成されるが、それより、印字データとしてのドット35に近い位置に形成すれば、ドット35と補正ドット35hとの間に大きな空白が生じることがないので画像として一体となり、画像品質が向上する。
さらに、全ての種類の画像のドット35に対して補正ドット35hを付加するかしないかを選択可能にしても良いが、図示しない画像種別認識手段によりバーコード領域を判断することにより実施し、それ以外の文字・表・写真等の画像領域に対しては、実施しない方がより好ましい。
すなわち、バーコード領域のみを識別することにより、画像データ全体を高速に印刷することが可能となる。
次に、本発明の実施形態における画像形成装置の動作について説明する。図15は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における補正方法の動作フローを説明する図である。図15において、まず始めに、PC(Personal Computer)等、プリンタに対して印字データを送信する機器から画像の印刷指令が来たときに、印字する画像データ中にバーコード領域が存在するか否かを確認認し(ステップ(以下、「S」という。)151)、印字する画像データ中にバーコード領域がない場合には(S151:No)、通常通り印刷処理を行う(S157)。バーコード領域が存在する場合には(S151:Yes)、以降の処理に続く。
印字するバーコードデータのドットが、主走査方向に2ドット以上連続してドットD1が配置されているかどうかの判定を行う(ステップS152)。S152において、主走査方向に2ドット以上連続してドットD1が配置されているとき(S152:Yes)、記録媒体の搬送方向を副走査方向、搬送方向と直行する方向を主走査方向としたときに、副走査方向で隣接するライン間で、ドットの位置を主走査方向にp/2だけずらしたシフトドットパターンD2を作成する(S153)。なお、主走査方向に2ドット以上連続してドットD1が配置されていないとき(S152:No)は、通常通り印刷処理を行う(S157)。
シフトされたために凹凸状態になった輪郭部に対して、凹凸を補正するために、シフトすることにより凹んだ部分に対しては周辺部よりもドット径の小さな補正ドットD3を新たに追加し、逆にドットが飛び出した部分に対しては、飛び出したドットを周辺部よりもドット径の小さな補正ドットD3に置き換える処理を行う(S154)。
そして、印字するプリンタからのノズルの着弾位置ズレ量に応じて、補正ドットD3を構成するドットのインク滴数を決定する(S155)。具体的には、ズレ量が大きい場合には、補正ドットD3を構成するドットのインク滴数を増やすことによりドット径を大きくしてズレの影響をなくすようにし、ズレ量が小さい場合には、補正ドットD3を構成するドットのインク滴数を数滴増やすことによりズレの影響をなくすようにする。
そして、印字するプリンタからのノズルの着弾位置ズレ量とインク消費量に応じて、シフトドットパターンD2を構成する各ドットのインク滴数を決定する(S156)。具体的には、S155と同様であるが、任意に設定する印字画像のインク消費量が大きくなりすぎる場合には、後述する図21において説明する手法や、各ドットのインク滴数を減らすことにより、画像の見え方とインク消費量のバランスをとるような各ドットのインク滴数にする。
なお、この図15に示した一連の動作フローは、ホストコンピュータHC(図6)の制御部に設けられたCPU17が、図示しないROM、RAM(Random Access Memory)等からなる記憶部に格納されたプログラムを実行することによって行われる。
次に、補正ドットD3による効果について説明する。図16は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における補正ドットによる効果について説明する図である。シフトドットパターンD2と同じ副走査位置の輪郭部に、図16の格子模様で表す補正ドットD3を配置することにより、バーコード領域の黒色バー部分の輪郭の凹凸を補正する。本発明では、1画素分を形成するためのドットのインク滴数を2〜4滴に増やして補正ドットD3のドット径を大きくすることにより、ノズルの着弾位置ズレの影響を吸収することができる。
実際、通常は40μmの補正ドット径を25%大きくすることにより、通常よりも5μm大きいノズル着弾位置ズレまで吸収することができる。このドット径を実現するためには、紙質によって差はあるが、大体インク滴数として2〜3滴が必要となる。
図17は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における補正ドットによる(a)全ノズルが同じ副走査位置にある場合、(b)3つのノズルが同じ副走査位置にある場合、(c)2つのノズルが同じ副走査位置にある場合について説明する図である。図16の格子模様で表している補正ドットD3のドット径を大きくするために増やすインク滴の組み合わせは、プリンタヘッドのノズル配置や印刷時間を元にして判断される。
具体例として、4色ヘッドでの配置について述べる。4色ヘッドでのノズル配置は、大別すると図17(a)〜(c)の3種類になる。ドット径を大きくするときのインク滴の組み合わせは、(1)CMYKの4滴でのコンポジットBk、(2)CMYの3滴でのコンポジットBk、(3)Kともう1種類の色のインクを含む2滴、(4)Kインクを吐出するノズルとずらして配置されている2滴、等の方式を採ることができる。
それぞれの方式の利点としては、(1)〜(3)の方式では、Kインクが含まれるため、バーコードの黒色バー部分の色が変わらず、見た目にも読み取りにも影響がない状態で、サイズを大きくしたドット径での補正が可能となる。仮に、ノズル配置が図17(a)のような全色同じ副走査位置にあれば、(1)〜(3)の方式で、副走査の記録ドットピッチqのバーコードに対して、1回の走査で補正ドットD3を加えた印字を行うことができる。
また、ノズル配置が、図17(b)のように、3色のノズルが同じ副走査位置にあり、かつ、その色がCMYであれば、(2)と(4)の方式で、副走査の記録ドットピッチq/2のバーコードに対して、1回の走査で補正ドットD3を加えた印字を行うことができる。
さらに、ノズル配置が、図17(c)のように、2色のノズルが同じ副走査位置にある場合は、(3)と(4)を同時に行う方式であれば、副走査の記録ドットピッチq/2のバーコードに対して、1回の走査で補正ドットD3を加えた印字を行うことができる。このような組み合わせの具体例としては、KとY、CとMのノズルがそれぞれ同じ副走査位置にある場合が挙げられる。
また、Kのノズル列が2つ以上ある場合には、方式(3)、(4)の1種として、走査回数を増やすことによってKを2回使用したり、Kを繰り返し使用したりして印字させることもできる。さらに、補正ドットに使用する2滴の組み合わせは、明度の低い2色の滴で組み合わせることも可能である。なお、以上挙げた例は、4色全てが1つのヘッドに配置されていることを想定しているが、これに限らず、1ヘッドに1つのノズル列、1ヘッドに2つのノズル列等であっても、考え方は同様である。
図18は、具体的な着弾位置ずれが発生した場合の(a)特許文献1での方式と、(b)本発明の実施形態に係る画像形成装置を用いた方式との効果の違いについて説明する図である。図18(a)、(b)は、共に、点線で記したドットで15μmの着弾位置ズレが発生したときの具体例である。図18(a)の特許文献1の方式では、点線で記した位置に着弾するべきドットが主走査方向(右矢印の方向)にずれた場合に隙間が発生していることが分かる。
一方、本発明の実施形態に係る画像形成装置を用いた方式では、シフトドットパターンD2全てにおいてインク滴数を2〜4滴に増やすことによりドット径を大きくし、着弾位置ズレが起きたとしても隙間を小さく抑える、又は完全に埋めることができる。図18(b)は、インク滴数を2滴に増やしてドット径が約10%大きくなっている場合の例である。
なお、シフトドットパターンD2のドットは、図16の補正ドットD3において説明したのと同様のインク滴の組み合わせを選択することが可能である。使用滴数の判断基準としては、製品での着弾位置ズレを予め測定しておき、そのズレで発生する隙間を埋めるために必要なドット径を利用することが考えられる。
図19は、本発明の実施形態に係る画像形成装置においてインク滴数とドット径との関係について説明する図である。1画素に吐出するインク滴数を増やした場合とドット径との関係を示した例である。今回使用するインク滴数に比例してドット径が大きくなっている。ただし、インク消費量は、1滴増える毎に倍になる。
図20は、本発明の実施形態に係る画像形成装置においてズレ量とズレにより発生する隙間を埋めるために必要なドット径との関係について説明する図である。本発明において実施する、ズレ量と、それに応じて発生する隙間を埋めるために必要なドット径との関係を表しており、ズレ量が大きいほど、隙間を埋めるために必要なドット径は大きくなる。図19及び図20より、任意のプリンタにおけるズレ量と、それに応じて発生する隙間を埋めるために、補正ドット、シフトドットパターンのそれぞれにおいて必要なインク滴数を求めることができる。
図21は、本発明の実施形態に係る画像形成装置においてシフトドットパターンの半分のドットでドットサイズを大きくする効果について(a)シフトパターンの半分のドットでインク滴数を増やした場合、(b)着弾位置ずれが発生した場合について説明する図である。図18(b)では、着弾位置ズレに対処するために1画素分に使用するインク滴数を増やしているが、インク滴数が多くなりすぎると、インクの消費量やドットの重なりが多くなり、本発明による効果が小さくなるため、シフトドットパターンD2のうち、半分をインク滴数を変更してドット径を大きくするドットD20とし、残りの半分を元のバーコードデータでのドットD1と同じサイズのドットD21とする。
ドットD21のみインク滴数を2〜4滴に増やすことで、使用するインク滴数を図18(b)で使用される量の半分以下に減らすことができる。着弾位置ズレに対する効果は図21(b)に示す通り、図18(a)と比べても着弾位置ズレによって生じる隙間を小さくすることができる。なお、シフトドットパターンD2を構成する全てのドットで吐出されるインク滴数を変化させたり、シフトドットパターンD2を構成するドットのうち、そのシフトドットパターンが2ドット以上で構成されている場合、その半分だけで吐出するインク滴数を変化させたりすることもできる。
また、シフトドットパターンD20のドットは、図16において説明したのと同様にインク滴の組み合わせを選択することが可能である。使用インク滴数の判断基準としては、製品での着弾位置ズレを予め測定しておき、そのズレで発生する隙間を埋めるために必要なドット径とすることが考えられる。
図22は、本発明の実施形態に係る画像形成装置においてバーコードの方向による処理の違いについて説明する図である。これまでは、図22(a)のように主走査方向に伸びたバーコードを印字する場合について説明してきたが、図22(b)のように副走査方向に伸びたバーコードを印字する場合は、黒色バーを形成するドットが、副走査方向に3ドット以上続いている場合、これまで説明してきた方法と同様な処理を行うことにより、主走査方向のバーコードと同じ効果が得られる。ただし、2ドット以下では効果が得られないため、本発明による補正処理を行わずに通常印刷とする。
このように、本発明は、シリアル型インクジェットプリンタで記録媒体に対して印字する際に、印字ヘッドへ出力する印字データ中でバーコード領域を識別し、ヘッド解像度及び印字解像度に基づいて決定した印字ヘッドの連続駆動回数分だけ、キャリッジが往復動作しながら印字ヘッドを連続して駆動することによって、バーコードの黒色バー部分の印字結果に白抜けやスジが発生しないように制御することを目的としており、そのために、副走査方向に隣接したドットを主走査方向のドットピッチの半分だけずらしたシフトドットパターンを形成することにより、過剰なインク付着を防止しているのである。
さらに、シフトドットパターンの輪郭部が周囲のドットよりも小さい補正ドットとなるように、ドットの追加・変更を行うことにより、輪郭部の凹凸を補正している。その上で、このシフトドットパターンや補正ドットで、同じ位置に着弾させるインク滴の数を増やすことにより、インクの滲みを利用してドット径を広げ、ノズルの着弾位置ズレが発生したとしても紙面を覆うことができ、着弾位置ズレの影響を吸収することができるのである。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範囲な趣旨及び範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正及び変更が可能である。
1 フレーム
2、3 ガイドレール
4 キャリッジ
5 インクジェットヘッド
6 ガイド版
7 用紙
8、9 ギヤ
10 プラテン
10a 送りノブ
11 プレッシャローラ
12 液室
13 液室形成部材
14 ノズル
15 ノズルプレート
16 インク滴
17 CPU(制御部)
18 アプリケーションソフト
20 ラスタライザ
21 フォントアウトラインデータ
22 ラスタデータメモリ
23 インタフェース
24 データ処理部
25 印字処理部
26 キャリッジモータ
27 キャリッジ駆動制御部
28 ヘッド駆動制御部
29 プラテンモータ
30 ラインフィード制御部
31、32 平行ライン群
33、34 交点
35、35a ドット
35s 補正ドット
HC ホストコンピュータ
P インクジェット記録装置
p 主走査方向の記録ドットピッチ
q 副走査方向の記録ドットピッチ
特開2003−089199号公報 特開平08−002003号公報

Claims (10)

  1. ノズルからインク滴が吐出されることにより記録媒体にドットパターン画像を形成する画像形成装置において、
    前記記録媒体の記録面に対向してヘッドが走査される方向と、前記ヘッドへ向けて前記記録媒体が搬送される方向とが互いに直交し、一方を主走査方向、他方を副走査方向と定め、前記主走査方向において、前記ドットパターン画像を形成する複数個の前記ノズルが前記主走査方向のドット間隔で配置されており、前記ヘッドが前記主走査方向に走査されることにより前記記録媒体に前記ドットパターン画像が形成され、
    印字対象にバーコード情報が含まれているか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段によって前記印字対象にバーコード情報が含まれていると判別されると、前記主走査方向に配置されている前記ノズルを、前記副走査方向で隣接するライン間で前記主走査方向のドット間隔の半分に相当する距離だけ前記主走査方向にシフトさせるシフトドットパターン生成手段と、
    前記シフトドットパターン生成手段によりシフトされる前の前記ノズルから吐出されたインク滴により形成されたシフト前ドットパターン画像と、前記シフトドットパターン生成手段によりシフトされた後の前記ノズルから吐出されたインク滴により形成されたシフト後ドットパターン画像との間に生成される凹凸部を補正するための補正ドットパターン画像を形成する画像輪郭部修正手段と、
    前記ノズルから吐出されるインク滴により形成される前記記録媒体に対する着弾ズレ量に基づいて前記シフト後ドットパターン画像を形成するために前記ノズルから吐出されるインク滴量を算出するシフト後ドットパターンインク滴量算出手段と、
    前記ノズルから吐出されるインク滴により形成される前記記録媒体に対する着弾ズレ量に基づいて前記補正ドットパターン画像を形成するために前記ノズルから吐出されるインク滴量を算出する補正ドットパターンインク滴量算出手段と、
    を含み、
    前記補正ドットパターンインク滴量算出手段は、算出したインク滴量の補正ドットを構成するインク滴の組み合わせを、前記ヘッドのノズル配置態様に基づいて判断する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記補正ドットパターン画像のドット径は、前記シフト前ドットパターン画像のドット径及び/又は前記シフト後ドットパターンのドット径よりも小なることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記シフト後ドットパターン画像のドット径は、前記シフト前ドットパターン画像のドット径と同一であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記シフト後ドットパターン画像のドット径は、前記シフト前ドットパターン画像のドット径と同一のものと、このドット径よりも大なるドット径を有するものとが、同一の比率で存在することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記ノズルは、シアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックの4色で構成され、補正ドットパターン画像は、前記4色を混合したコンポジットブラックで構成されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記補正ドットパターン画像は、シアン、マゼンタ、イエローの3色を混合したコンポジットブラックで構成されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記補正ドットパターン画像は、ブラックと前記ブラックを除く他の色とを混合した2色で構成されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記補正ドットパターン画像は、前記シフト前ドットパターン画像を形成するノズルのうちブラックを吐出するノズルのインク滴と、前記シフト後ドットパターン画像を形成するノズルのうち、前記ブラックを吐出するノズルに隣接するノズルのインク滴との混合により構成されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記バーコード情報の長手方向は、前記主走査方向又は前記副走査方向と同一方向であることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の画像形成装置
  10. ノズルからインク滴が吐出されることにより記録媒体にドットパターン画像を形成する画像形成方法において、
    前記記録媒体の記録面に対向してヘッドが走査される方向と、前記ヘッドへ向けて前記記録媒体が搬送される方向とが互いに直交し、一方を主走査方向、他方を副走査方向と定め、前記主走査方向において、前記ドットパターン画像を形成する複数個の前記ノズルが前記主走査方向のドット間隔で配置されており、前記ヘッドが前記主走査方向に走査されることにより前記記録媒体に前記ドットパターン画像が形成され、
    印字対象にバーコード情報が含まれているか否かを判別する工程と、
    前記判別する工程によって前記印字対象にバーコード情報が含まれていると判別されると、前記主走査方向に配置されている前記ノズルを、前記副走査方向で隣接するライン間で前記主走査方向のドット間隔の半分に相当する距離だけ前記主走査方向にシフトさせる工程と、
    前記シフトされる前の前記ノズルから吐出されたインク滴により形成されたシフト前ドットパターン画像と、前記シフトドットパターン生成手段によりシフトされた後の前記ノズルから吐出されたインク滴により形成されたシフト後ドットパターン画像との間に生成される凹凸部を補正するための補正ドットパターン画像を形成する工程と、
    前記ノズルから吐出されるインク滴により形成される前記記録媒体に対する着弾ズレ量に基づいて前記シフト後ドットパターン画像を形成するために前記ノズルから吐出されるインク滴量を算出する工程と、
    前記ノズルから吐出されるインク滴により形成される前記記録媒体に対する着弾ズレ量に基づいて前記補正ドットパターン画像を形成するために前記ノズルから吐出されるインク滴量を算出する工程と、
    を含み、
    補正ドットパターンのインク滴量を算出する工程では、算出したインク滴量の補正ドットを構成するインク滴の組み合わせを、前記ヘッドのノズル配置態様に基づいて判断する
    ことを特徴とする画像形成方法。
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