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JP5775110B2 - 流量制御装置用の流量制御弁 - Google Patents

流量制御装置用の流量制御弁 Download PDF

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JP5775110B2 JP2013064692A JP2013064692A JP5775110B2 JP 5775110 B2 JP5775110 B2 JP 5775110B2 JP 2013064692 A JP2013064692 A JP 2013064692A JP 2013064692 A JP2013064692 A JP 2013064692A JP 5775110 B2 JP5775110 B2 JP 5775110B2
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Description

本発明は、流量制御装置用の流量制御弁の改良に関するものであり、流量制御弁を構成する圧電素子駆動式金属ダイヤフラム制御弁の構造の簡素化と小型化、組立と保守点検の容易化を図ることにより、当該流量制御弁を備えた流量制御装置や当該流量制御装置を用いた半導体製造装置用集積化ガス供給装置等の一層の小型化を達成できるようにした流量制御装置用の流量制御弁に関するものである。
半導体製造装置等で用いる集積化ガス供給装置は、一般に図12に示すように、ガス流路を設けたブロック体54〜58を用いて二方開閉弁51A、51B、三方開閉弁52A、52B、流量制御装置53等を直列状に連結して一つのガス供給ラインを形成すると共に、この複数のガス供給ラインをブロック体55、59に並列状に配列固定することにより構成されている(特開平5−172265号等)。
また、前記流量制御装置53としては、熱式質量流量制御装置若しくは圧力式質量流量制御装置が使用されており、各流量制御装置53の内部には流量制御弁とその制御回路装置が設けられている。更に、前記流量制御弁には、圧電素子駆動式金属ダイヤフラム制御弁53aが多く利用されており、その弁開度を自動制御することにより、所望の流体流量に調整するよう構成されている(特開平8−338546号等)。
図13は、上記流量制御弁、即ち、ノーマルクローズ型圧電素子駆動式金属ダイヤフラム制御弁の一例を示すものであり、集積化ガス供給装置の流量制御装置等に多く使用されているものである。当該金属ダイヤフラム制御弁は、上面に孔部1aを有する弁本体1、金属ダイヤフラム弁体2、ダイヤフラム押え3、押えアダプタ4、前記孔部1a内へ垂直状に挿入した圧電素子支持筒体23、支持筒体23の底壁上に設けた皿ばね18と、支持筒体23の下方内部へ挿着した割リベース27と、支持筒体23内に設けた下部受台9と、支持筒体23の固定・ガイド体24と、支持筒体23内に設けた圧電素子10等から構成されている(特開2003−120832号)。
また、図14は、圧電素子支持筒体23と支持筒体23内に設けた下部受台9との間に与圧ばね28を設け、圧電素子10に常時加える圧縮力を適宜に調節することにより、圧電素子10が縮むときに掛かる張力を緩和して圧電素子10の破損を防止する構成とした流量制御部弁の一例を示すものである(特許第4933936号)。
上記図13及び図14の圧電素子駆動式金属ダイヤフラム制御弁に於いては、定常時には、皿ばね18の弾性力により圧電素子支持筒体23が下向きに押圧され、ダイヤフラム押え3により金属ダイヤフラム弁体2が弁座へ当接されて閉弁状態になっている。
そして、圧電素子10へ電圧(制御信号)が印加されると、圧電素子10が伸長し、支持筒体23が上方へ押し上げられることにより、開弁状態となる。何故なら、圧電素子10の下端面が、ボール8a及び下部受台9を介して割リベース27上に支持されているため、上端部を圧電素子10の上部へ固定した支持筒体23が、圧電素子10の伸長により皿ばね18の弾性力に抗して上方へ押し上げられ、これにより、押圧されていた金属ダイヤフラム弁体2がその弾性により復元し、弁座からから離れるからである。
上記図13及び図14等に示した圧電素子駆動式金属ダイヤフラム制御弁は、応答性や流量制御性の点で優れた効用を具備するものである。しかし、圧電素子支持筒体23の両側部からその内方へ鍔付きの半割リ状の割リベース片27aを挿入して割リベース27を形成し、その上面に、ボール8a及び下部受台9を介して圧電素子10を支持する構成としているため、圧電素子10の支持機構の複雑化とこれに伴う制御弁組立の困難化が不可避となり、製造コストの引下げを図り難いと云う難点がある。
また、鍔付きの割リベース27を用いると共に、この鍔付きの割リベース27を支持筒体23の固定・ガイド体24により弁本体1へ固定する構成としているため、固定・ガイド体24の外径寸法が必然的に大きくなり、制御弁の細径化を十分に図れないと云う問題がある。
更に、前記図12に示した集積化ガス供給装置では、固定用ボルトを上方より外すことにより各ガス供給ラインを形成する制御機器類を容易に交換することができ、また、ガス供給ラインの増設等にも比較的容易に対応できると云う高い効用を有するものである。
しかし、必要とするガス供給ライン数が増加してくると、必然的に集積化ガス供給装置の奥行寸法Lが増加することになり、集積化ガス供給装置が大型化することになる。
何故なら、流量制御装置53には、前記流量制御弁の構造上その奥行寸法(厚み寸法)Loに一定の限界があり,熱式流量制御装置(マスフローコントローラ)の場合でも、圧力式流量制御装置の場合でも、20〜25mm以上の厚み寸法Loを必要とするからである。
特に、近年、半導体製造装置の集積化ガス供給装置に於いては、必要とするガス供給ライン数、即ち供給ガス種の増加が強く要求されており、十数種以上のガス供給が可能な集積化ガス供給装置が現実に要求されている。
また、これと同時に、集積化ガス供給装置の大幅な小型化も強く要求されており、例えば、1チャンバマルチプロセス方式に於いては、16種のガス供給ラインを設けた集積化ガス供給装置を横幅W350mm、奥行L250mm、高さH250mm以下の容積スペース内に納めることが、現実に要求されている。
特開平5−172265号公報 特開平8−338546号公報 特開2003−1208322号公報 特許第4933936号公報
本願発明は、従前のこの流量制御装置用の流量制御弁に於ける上述の如き問題、即ち、イ 圧電素子支持筒体23の両側部の開口からその内方へ鍔付きの半割リ状の半割リベース片27aを挿入して割リベース27を形成し、その上面にボール8a及び下部受台9を介して圧電素子10を支持する構成としているため、圧電素子10の支持機構が複雑になると共に、制御弁の組立も複雑になり、製造コストの引下げが図れないこと、ロ 鍔付きの割リベース27を支持筒体23の固定・ガイド体24を用いて弁本体1へ固定する構成としているため、固定・ガイド体24の外径寸法が大きくなり、流量制御弁の細径化が図れないこと、ハ 流量制御弁の細径化が十分に図れないため、流量制御装置53の奥行き寸法Loを20〜25mm以下にすることが出来ず、その結果、ガス供給ライン数が増加してくると、必然的に集積化ガス供給装置の奥行寸法Lが増加することになり、集積化ガス供給装置の大幅な小型化が図れないこと、等の問題を解決せんとするものであり、流量調整装置用の流量制御弁を、割りベース27を用いない圧電素子駆動式金属ダイヤフラム制御弁、又は、二つの圧電素子駆動式金属ダイヤフラム制御弁を割りベース27を用いることなしに一体的に組合せした構造の流量制御弁とすることにより、構造の簡単化と組立ての簡単化、組立て精度の向上、機器の小型化及び製造コストの引下等が図れ、しかも、集積すべきガス供給ライン数の増加及び集積装置の小型化に対する要望にも容易に対応できるようにした流量制御装置用の流量制御弁を提供せんとするものである。
本願発明者等は、これまで各種のノーマルクローズ型圧電素子駆動式金属ダイヤフラム制御弁の製造、開発及び公開をしてきたが、これ等の製造、開発を通して、ノーマルクローズ型圧電素子駆動式金属ダイヤフラム制御弁の大幅な小型化、組立の簡単化及び組立て精度の向上を図ることにより、流量制御装置装置を小型化するとともに製造コストを削減をすることを着想し、これに用いる制御弁を開発した(第1実施形態)。
また、本願発明者等は、2基のノーマルクローズ型圧電素子駆動式金属ダイヤフラム制御弁を一体化した連結連結とすると共に制御弁を細径化することにより、これを用いた流量制御器の大幅な小型化を図り、これによって集積化ガス供給装置の奥行Lを従前の装置の約1/2にすることを着想した(第2実施形態)。
本願発明は上記各着想を基にして創作されたものであり、請求項1の発明は、底面に弁座6を有する上方開放の弁室用孔部1aとこれに連通する流体入口通路7a及び流体出口通路7bを備えた弁本体1と、前記弁座6の上方にこれと対抗状に配設されて外周縁を弁室用孔部1aの底面へ気密に固定した逆皿形の金属ダイヤフラム弁体2と、前記弁室用孔部1aへ螺挿されて金属ダイヤフラム弁体2の外周縁を押圧固定する押えねじ5と、当該押えねじ5内を通して弁室用孔部1a内へ挿入した、先端部の底壁下方にダイヤフラム押え3を備えると共に側壁の上端から中間部に亘る長方形の切欠き22aを側壁の両側に対向して貫通状に設けた下部支持筒体22と、当該下部支持筒体22の上端部へ螺着されて支持筒体23を形成する円筒状の上部支持筒体21と、前記下部支持筒体22の底壁上に載置した皿バネ保持部8aを有する皿バネ受台8と、当該皿バネ受台8上に載置した皿バネ18と、前記下部支持筒体22の切欠き22aを挿通して水平に配設した、中央に前記皿バネ保持部8aの先端部を保持する皿バネ受台ガイド孔19を有すると共に両端部に固定用ボルト17のボルト挿入孔20を設けた支持架台16と、当該支持架台16の皿バネ受台ガイド孔19の上方に載置した下部受台9と、当該下部受台9上方の支持筒体23内に挿入した圧電素子10と、ガイド筒24aとその下端部から両側へ突出する鍔部24cとを備え、前記支持筒体23をガイド筒24a内へ上下方向へ移動可能に挿通させると共に鍔部24cを支持架台16の両端部へ対向させ、固定用ボルト17により前記支持架台16と共にバルブ本体1へ固定したガイド体24と、前記上部支持筒体21の上端部に螺着した位置決めナット12とから成り、前記圧電素子10の伸長により支持筒体23を上方へ押上げ、金属ダイヤフラム弁体2の弾性力によりこれを弁座6から離座させる構成としたことを発明の基本構成とするものである。
請求項2の発明は、並置した二つの底面に弁座6を有する上方開放の弁室用孔部1a、1aとこれに夫々連通する流体入口通路7a、7a及び流体出口通路7b、7bを備えた弁本体1と、前記各弁座6の上方にこれと対抗状に配設されて外周縁を弁室用孔部1aの底面へ気密に固定した逆皿形の金属ダイヤフラム弁体2と、前記各弁室用孔部1aへ螺挿されて金属ダイヤフラム弁体2の外周縁を押圧固定する押えねじ5と、当該各押えねじ5内を通して弁室用孔部1a内へ挿入した、先端部の底壁下方にダイヤフラム押え3を備えると共に側壁の上端から中間部に亘る長方形の切欠き22aを側壁の両側に対向して貫通状に設けた下部支持筒体22と、当該各下部支持筒体22の上端部へ螺着されて支持筒体23を形成する円筒状の上部支持筒体21と、前記各下部支持筒体22の底壁上に載置した皿バネ保持部8aを有する皿バネ受台8と、当該各皿バネ受台8上に載置した皿バネ18と、前記両下部支持筒体22の切欠き22aを挿通して水平に配設した、中間部に間隔を置いて前記各皿バネ保持部8aの先端部を保持する二つの皿バネ受台ガイド孔19、19を有すると共に両端部に固定用ボルト17のボルト挿入孔20を設けた支持架台16と、当該支持架台16の各皿バネ受台ガイド孔19の上方に載置した下部受台9と、当該各下部受台9上方の支持筒体23内に挿入した圧電素子10と、二つのガイド筒24a、24aと各ガイド筒24aの下端部から外方向へ突出する鍔部24cとを備え、前記各支持筒体23を各ガイド筒24a内へ上下方向へ移動可能に挿通させると共に鍔部24cを支持架台16の両端部へ対向させ、固定用ボルト17により前記支持架台16と共にバルブ本体1へ固定した2連用のイド体24と、前記各上部支持筒体21の上端部に螺着した位置決めナット12とから成り、前記各圧電素子10の伸長により各支持筒体23を上方へ押上げ、金属ダイヤフラム弁体2の弾性力によりこれを弁座6から離座させる構成としたことを発明の基本構成とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明に於いて、下部支持筒体22の上端部外周面にねじ22cを設けると共に上部支持筒体21の下端部内周面にねじ21cを設け、両ねじ22c、21cの螺合により両支持筒体22、21を連結して支持筒体23を形成するようにしたものである。
請求項4の発明は、請求項1又は請求項2の発明に於いて、上部支持筒体21の内周面に螺着したロック用ねじ26により、下部支持筒体22と上部支持筒体21との螺着による連結部をロックするようにしたものである。
請求項5の発明は、請求項1又は請求項2の発明に於いて、下部受台9の上端面と圧電素子10の下端面の間にボール9aを介設する構成としたものである。
請求項6の発明は、求項1又は請求項2の発明に於いて、圧電素子10の上端面と位置決めナット13の間にベアリング14を介設するようにしたものである。
請求項7の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、ガイド筒24aの内周面と支持筒体23の外周面の間にOリング25を介設するようにしたものである。
請求項8の発明は、求項1又は請求項2の発明に於いて、ガイド体24の鍔部24cの下方に支持架台16の挿入溝24bを設ける構成としたものである。
本願請求項1の発明に於いては、弁室用孔部1aへ螺挿した押えねじ5により金属ダイヤフラム弁体2の外周縁を押圧固定すると共に、当該押えねじ5内を通して弁室用孔部1a内へ、先端部の底壁下方にダイヤフラム押え3を備え且つ上端から中間部に亘る長方形の切欠き22aを側壁の両側に対向して貫通状に設けた下部支持筒体22を挿入し、当該下部支持筒体22の上端部へ上部支持筒体21を螺着することにより支持筒体23を形成し、また、前記下部支持筒体22の底壁上に皿バネ保持部8aを有する皿バネ受台8及びこれに保持した皿バネ18を載置すると共に、下部支持筒体22の切欠き22aを挿通させて中間部に皿バネ保持部8aの先端部を保持する皿バネ受台ガイド孔19を有し両端部に固定用ボルト17のボルト挿入孔20を設けた支持架台16を水平に配設し、更に、支持架台16の各皿バネ受台ガイド孔19の上方に下部受台9を載置しその上に圧電素子10を設けると共に、支持筒体23を各ガイド筒24a内へ上下動可能に挿通させ、その鍔部24cを支持架台16の両端部へ対向させて固定用ボルト17により前記支持架台16と共に弁本体1へガイド体24及び支持架台16を一体的に固定するようにしている。
そのため、制御弁を構成する部材、特に皿バネ18や圧電素子10の支持機構が大幅に簡単化できると共に、各部材を弁室用孔部1aの中心軸線を基準として配列組合せすることにより、制御弁の組立を行うことが出来る。その結果、制御弁の構造の簡素化及び組立精度の向上が可能となる。
本願請求項2の発明においては、ガイド体24及び支持架台16を2連用とすると共に、弁本体1に二つの弁室用孔部1aを所定の間隔を置いて並置する構成としているため、1基の弁本体に二つの制御弁を極近接して配置することができ、しかも、二つの制御弁を同時に組付け製作することができる。その結果、制御弁の大幅な細径化が可能になると共に、従前の1基の流量調整装置の容積に略近い容積でもって2基の制御弁を組み付けすることが可能となり、集積化ガス供給装置等の大幅な小型化や供給ライン数の増加の要求にも、容易に適応することができる可能となる。
本発明の第1実施形態に係るに係るノーマルクローズ型圧電素子駆動式金属ダイヤフラム制御弁の縦断面図である。 図1のイ−イ視断面概要図である。 (a)上部筒体の縦断面図、(b)下部筒体の縦断面図及び(c)下部筒体のイーイ視断面図である。 (a)支持架台の平面図及び(b)側面図である。 皿ばね受台の正面図である。 下部受台の正面図である。 (a)押えねじの正面図及び平面図、(b)ロック用ねじの正面図及び平面図である。 (a)支持筒体のガイド体の縦断面図及び(b)側面図である。 本発明の第2実施形態に係るに係るノーマルクローズ型圧電素子駆動式金属ダイヤフラム制御弁の縦断面図である。 2連用の支持架台の平面図である。 2連用のガイド体の縦断面図である。 (a)公知の集積化ガス供給装置の斜面図及び(b)流体流路の系統図である(特開平5-172265号)。 公知のノーマルクローズ型圧電素子駆動式金属ダイヤフラム制御弁の縦断面図である(特開2003−120832号)。 他の公知のノーマルクローズ型圧電素子駆動式金属ダイヤフラム制御弁の縦断面図である(特許4933936号)。
以下、図面に基づいて本発明の各実施形態を説明する。尚、図1乃至図11に於いて前記図12乃至図14と同一の部位、部材には、これと同じ参照番号を付すものとする。
[第1実施形態]
図1乃至図8は本発明の第1実施形態を示すものであり、図1は、本発明の第1実施形態に係るノーマルクローズ型圧電素子駆動式金属ダイヤフラム制御弁の縦断面図、図2は図1のイーイ視断面概要図である。
当該制御弁は、弁室用孔部1aを設けた弁本体1、弁室用孔部1aの底面に形成した弁座6と対向状に配置した金属ダイヤフラム弁体2、弁室用孔部1aの金属ダイヤフラム弁体上方に挿入した圧電素子の下部支持筒体22、下部支持筒体22の下方部を水平方向に挿通して弁本体1に固定した支持架台16、支持架台16と下部支持筒体22の底壁21c間に挿着した皿バネ受台8及び皿ばね18、下部支持筒体22内の支持架台16上に載置した下部受台9、下部支持筒体22の上端部に螺合した上部支持筒体21、下部受台9上に載置した圧電素子10、圧電素子10と上部支持筒体21間を連結する位置決めナット12、上部支持筒体21と下部支持筒体22から成る支持筒体23、支持筒体23のガイド体24、ダイヤフラム弁体2の押えアダプタ4及び押え六角ナット5、下部支持筒体22の下端に設けたダイヤフラム押え3等から構成されている。
前記弁本体1はステンレス鋼等から形成されたブロック体であり、その上面側には弁室用孔部1a及びこれに連通する流体入口通路7a及び流体出口通路7bが設けられている。尚、当該制御弁を流量制御装置の制御弁とする場合には、弁本体1に圧力検出器の取付孔や圧力導入通路(図示省略)等が別に設けられることは勿論である。
また、当該弁室用孔部1aの底面には弁座6が形成されており、更に、孔部1aの内周面には、後述する押えねじ5をねじ込むための内ねじ1bが形成されている。
前記金属ダイヤフラム弁体2は、コバルト、ニッケルを基ベースにタングステン、モリブデン、チタン、クロム等を加えた耐久性、耐食性、耐熱性に優れた高弾性合金(例えば、スプロン100)製の極薄板材により中央部が上方へ膨出した逆皿型に形成されており、前記弁座6と対向状に配置され、押えアダプタ4を介して前記弁室用孔部1aの内ねじ内へ1bにねじ込みした押えねじ5により、その外周縁部が弁本体1側へ気密に押圧固定されている。
尚、図7(a)は当該押えねじ5の平面図及び正面図であり、中央の6角型の孔部5a内へ後述する下部支持筒体22が挿入されている。
また、当該金属ダイヤフラム弁体2は、下方への押圧により弁座6へ気密に当接すると共に、押圧力の喪失により、その弾性力にとって膨出させた状態の原形に復元し、弁座6から離座することになる。また、金属ダイヤフラム弁体2の材質は、ステンレス鋼やインコネル、その他の合金鋼であっても良く、更に、複数枚の薄板を積層した構造のものであっても良い。
前記圧電素子の支持筒体23は、図3(a)に示した上部支持筒体21と図3(b)に示した下部支持筒体22とをねじ連結することにより形成されている。
即ち、上部支持筒体21の上端部外周面には、位置決めナット12やロックナット13のねじ込み用の外ねじ21cが形成されており、また、その下方部の内周面には、下部支持筒体22をねじ込み固定するために内ねじ21bが形成されている。
尚、上部支持筒体21と下部支持筒体22のねじ込み固定をより確実なものとするために、前記上部支持筒体21の下方内周面の内ねじ21bへ図7(b)に示すよなロック用ねじ26をねじ込み、下部支持筒体22の上端面を押圧固定してねじ連結部をロックするようにしている。尚、26aはロック用ねじ26の外ねじである。
また、前記下部支持筒体22は、図3(b),(c)に示すように有底の短い筒体に形成されており、その両側の壁面には、上端から中間部に亘って長方形状の切欠き22aが対抗して貫通状に設けられていて、当該切欠き22aを挿通して後述する支持架台16が水平方向に配置されることになる。
尚、当該下部支持筒体22の上部外周面には、前記上部支持筒体21の下方内周面の内ねじ21bへねじ込み固定するための外ねじ22dが設けられている。また、下部支持筒体22の底壁22cの下方には窪部22bが設けられており、この窪部22bへダイヤフラム押え3が嵌合されている。
前記支持架台16は、図4(a),(b)に示すように略長方形状の柱状体であり、中央部に後述する皿バネ受台ガイド孔19が形成され、更に、その両側に当該支持架台16を弁本体1の外表面へ固定するための固定ボルト17の挿通孔20が形成されている。
前記皿バネ受台8は、図5の示すような逆T型に形成されており、保持部8aの先端を前記皿バネ受台ガイド孔19内へ 望ませた状態で、下部支持筒体22の底壁22cと支持架台16の下面との間に配置されている。
前記圧電素子10の下部受台9は、下部支持筒体22内の支持架台16の上面に載置されており、図6に示すような短円柱型を呈しており、その上面にはボール9aの受溝9bが設けられている。
また、前記皿バネ18は、当該皿バネ受台8の保持部8aの外周部に装着されている。
圧電素子10へ弁駆動用電圧が入力されることにより、底面がボール9a及び下部受台9を介して支持架台6上に支持された圧電素子10が伸長し、位置決めナット12に連結された上部支持筒体21及びこれに連結した下部支持筒体22が皿バネ18の弾性力に抗して上方へ引き揚げられる。これにより、金属ダイヤフラム弁体2が原形に復元し、開弁される。
前記支持筒体23のガイド体24は、図8(a),(b)に示すように、短円筒体であるガイド筒24aとその下端部から水平に両側へ突出させた鍔部24cとから形成されており、鍔部24cの下側には、鍔部24cとその両側部を下方へ延設した側壁24dとからからなる支持架台16の挿通溝24bが形成されている。尚、当該ガイド体24は、ガイド筒24a内へ支持筒体23を挿通させてその鍔部24cを支持架台16の上面へ当接させ、挿通溝24b内に支持架台16を挟み付けした状態で固定用ボルト17により、弁本体1の外表面へ固定されている。尚、図8(a)の24eはボルト挿入孔である。
次に、第1実形態に係る制御弁の組立てとその作動について説明する。
図1を参照して、先ず、弁本体1の弁室を形成する弁室用孔部1aの弁座6上に金属ダイヤフラム弁体2を載置し、その外周縁の上方へ押えアダプタ4を挿着し、弁室用孔部1a内へ押えねじ5を締込みして、金属ダイヤフラム弁体2を気密に固定する。
次に、弁室用孔部1a内の金属ダイヤフラム弁体2の上方へ下部支持筒体22を挿入し、下部支持筒体22の下方部を前記ロック用ねじ25の内方へ挿入させると共に、当該下部支持筒体22内へ皿ばね受台8、皿バネ18、支持架台16を配設する。その後、上部支持筒体21の下端部を下部支持筒体22の上端部へねじ込み、更に、ロック用ねじ26をねじ込むことにより、両支持筒体22、21のねじ込み部をロックして、その緩みを防止する。
また、上部支持筒体21を挿通させて支持筒体23のガイド体24を弁本体1上に装着し、ガイド体24の鍔部24cを支持架台16に当設させて、固定用ボルト17によりガイド体24及び支持架台16を一緒に弁本体1へ固定する。そして、これと同時又はその後に、上部支持筒体21の上方開口より下部受台9ボール9a、圧電素子10を順次支持筒体23内へ挿入し、最後に、位置決めナット12及びロックナット13の締め込み量を調整して、金属ダイヤフラム弁体2のストローク調整をする。
尚、図1において、9aはボール、11はリード線、14はベアリング、15はコネクタ、21aはOリング挿入溝、25はOリングである。
当該第1実施形態の制御弁においては、制御弁の構成部材を極めて少なくすることができると共に、その組立て及び調整等を極簡単に行うことが出来るようになり、従前のこの種ノーマルクローズ型圧電素子駆動式金属ダイヤフラム制御弁の製造コストの大幅な引下げと、弁開度制御の高精度化が可能となる。
[第2実施形態]
図9乃至図11は、本発明の第2実施形態を示すものである。
当該第2実施形態は、弁本体1上に2基の制御弁を並列に近接して配置する構成としたものであり、2基の制御弁を一体的に組み付けする構造となっている。
即ち、弁本体1の上面側には、図9に示すように所定の間隔を置いて二つの弁室用孔部1aが設けられており、各弁室用孔部1aの底面には弁座6が設けられている。また、弁本体1には、弁室用孔部1aに連通する流体入口通路7a,7a2及び流体出口通路7b、7b2が夫々設けられている。更に、各弁室用孔部1a内には弁座6と対向状に金属ダイヤフラム弁体2が設けられ、押えアダプタ4を介して押えねじ5により、外周縁部が弁本体1へ気密に固定されていると共に、その上方に、下部支持筒体22及び上部支持筒体21から成る支持筒体23や皿バネ受台8、皿バネ18、下部受台9、圧電素子10等が夫々配設されていることは、前記図1の制御弁の場合と同一である。
尚、当該第2実施形態においては、弁本体1の弁室用孔部1aが2個設けられている点、及び支持架台16とガイド体24が夫々2連用に形成されている点を除いて、その他の構成は前記第1実施形態の場合と殆ど同一である。そのため、これ等の各点の構成については、その詳細な説明を省略する。
図9〜図11を参照して、当該第2実施形態の制御弁においては、支持架台16が図10に示すように2連用に形成されており、2個の皿バネ受台ガイド孔19が所定の間隔を置いて設けられている。
また、当該第2実施形態においては、支持筒体23のガイド体24が図11に示すように2連用に形成されており、2つのガイドイ筒24aが連結した状態で形成されている点を除いて、その他の構成は前記第1実施形態の場合と同一である。
当該第2実施形態に係る制御弁の組立に際しては、先ず、両弁室用孔部1a内へ金属ダイヤフラム弁体2を装着し、押えねじ5を螺挿することによりこれを気密に固定する。次に、金属ダイヤフラム弁体2を固定したの両弁室用孔部1a内へ、下端面にダイフラム押え3を固定した下部支持筒体22を押えねじ5の内部を挿通させて挿入する。そして、両下部支持筒体22内へ皿バネ18を装着した皿バネ受台8を挿入した後、下部支持筒体22の切欠き22aを通して支持架台16を水平方向に挿入して、当該支持架台16の各皿バネ受台ガイド孔19内へ、各皿バネ受台8の保持部8aの先端部を臨ませる。
その後、上部支持筒体21を下部支持筒体22の上端へねじ込み、ロック用ねじ26の締め込みによりねじ連結部をロック固定すると共に、各上部支持筒体21の上方より、Oリング25を装着した両支持筒体23をガイド筒24a内へ挿通させることにより、ガイド体24を弁本体1上に装着そる。そして、ガイド体24の鍔部24cと支持架台16とを固定用ボルト17により弁本体1へ締め付け固定する。
その後、ロック用ねじ26の締め付けを行い、下部受台9、ボール9a、圧電素子10、ベアリング14及びコネクタ15等を支持筒体23内へ装着すると共に、位置決めナット12及びロックナット13を螺挿して、支持筒体23の上下方向位置、即ち制御弁の閉弁時の金属ダイヤフラム弁体2の押圧力等を調整する。
当該第2実施形態に於いては、2基の制御弁を並列状に近接して配置することができると共に、支持架台16を共通にする構造としているため、制御弁の弁本体2の横幅寸法を、単体の制御弁を2基並置する場合の弁本体の横幅寸法の約60%以下にすることができる。
また、2基の制御弁を同時に平行して組立できるため、制御弁の組立工数が一基の制御弁の組立の場合と比較して大幅に増加することがなく、高能率でしかも精度の高い組立てを行なうことができる。
また、前記図12に示したような集積化ガス供給装置へに本願第2実施形態に係る制御弁を適用した場合には、集積化ガス供給装置の奥行き寸法Lを半分以下に減少させることができ、集積化ガス供給装置の設置スペースの大幅な増加を招くことなしに、供給ガスラインの増加の要求に容易に適応することが可能となる。
本発明は、半導体製造装置の分野に於ける流体の流路の開閉用制御弁や流量制御装置用制御弁、集積化ガス供給装置用制御弁のみならず、あらゆる産業分野に於ける流体流路の開閉制御や流体の流量制御に使用されるものである。
1 弁本体
1a 弁室用孔部
1b 内ねじ
2 金属ダイヤフラム弁体
3 ダイヤフラム押え
4 押えアダプタ
5 押えねじ
5a 孔部
6 弁座
7a・7a1 流体入口通路
7b・7b2 流体出口通路
8 皿バネ受台
8a 保持部
9 下部受台
9a ボール
10 圧電素子
11 リード線
12 位置決めナット
13 ロックナット
14 ベアリング
15 コネクタ
16 支持架台
17 固定用ボルト
18 皿バネ
19 皿バネ受台ガイド孔
20 ボルト挿入孔
21 上部支持筒体
21a Oリング挿入溝
21b 内ねじ
21c 外ねじ
21d 側壁
21e ボルト挿入孔
22 下部支持筒体
22a 切欠き
22b 窪部
22c 底壁
22d 外ねじ
23 支持筒体
24 ガイド体
24a ガイド筒
24b 支持架台挿通溝
24c 鍔部
24d 側壁
24e ボルト挿入孔
25 Oリング
26 ロック用ねじ
26a 外ねじ

Claims (8)

  1. 底面に弁座を有する上方開放の弁室用孔部とこれに連通する流体入口通路及び流体出口通路を備えた弁本体と、前記弁座の上方にこれと対抗状に配設されて外周縁を弁室用孔部の底面へ気密に固定した逆皿形の金属ダイヤフラム弁体と、前記弁室用孔部へ螺挿されて金属ダイヤフラム弁体の外周縁を押圧固定する押えねじと、当該押えねじ内を通して弁室用孔部内へ挿入した、先端部の底壁下方にダイヤフラム押えを備えると共に側壁の上端から中間部に亘る長方形の切欠きを側壁に貫通状に設けた下部支持筒体と、当該下部支持筒体の上端部へ螺着されて支持筒体を形成する円筒状の上部支持筒体と、前記下部支持筒体の底壁上に載置した皿バネ保持部を有する皿バネ受台と、当該皿バネ受台上に載置した皿バネと、前記下部支持筒体の切欠きを挿通して水平に配設した、中央に前記皿バネ保持部の先端部を保持する皿バネ受台ガイド孔を有すると共に両端部に固定用ボルトのボルト挿入孔を設けた支持架台と、当該支持架台の皿バネ受台ガイド孔の上方に載置した下部受台と、当該下部受台上方の支持筒体内に挿入した圧電素子と、ガイド筒とその下端部から両側へ突出する鍔部とを備え、前記支持筒体をガイド筒内へ上下方向へ移動可能に挿通させると共に鍔部を支持架台の両端部へ対向させ、固定用ボルトにより前記支持架台と共にバルブ本体へ固定したガイド体と、前記上部支持筒体の上端部に螺着した位置決めナットとから成り、前記圧電素子の伸長により支持筒体を上方へ押上げ、金属ダイヤフラム弁体の弾性力によりこれを弁座から離座させる構成としたことを特徴とする流量制御装置用の流量制御弁。
  2. 二つの並置した底面に弁座を有する上方開放の弁室用孔部とこれに夫々連通する流体入口通路及び流体出口通路を備えた弁本体と、前記各弁座の上方にこれと対抗状に配設されて外周縁を弁室用孔部の底面へ気密に固定した逆皿形の金属ダイヤフラム弁体と、前記各弁室用孔部へ螺挿されて金属ダイヤフラム弁体の外周縁を押圧固定する押えねじと、当該各押えねじ内を通して弁室用孔部内へ挿入した、先端部の底壁下方にダイヤフラム押えを備えると共に側壁の上端から中間部に亘る長方形の切欠きを側壁に貫通状に設けた下部支持筒体と、当該各下部支持筒体の上端部へ螺着されて支持筒体を形成する円筒状の上部支持筒体と、前記各下部支持筒体の底壁上に載置した皿バネ保持部を有する皿バネ受台と、当該各皿バネ受台上に載置した皿バネと、前記両下部支持筒体の切欠きを挿通して水平に配設した、中間部に間隔を置いて前記各皿バネ保持部の先端部を保持する二つの皿バネ受台ガイド孔を有すると共に両端部に固定用ボルトのボルト挿入孔を設けた支持架台と、当該支持架台の各皿バネ受台ガイド孔の上方に載置した下部受台と、当該各下部受台上方の支持筒体内に挿入した圧電素子と、二つのガイド筒と各ガイド筒の下端部から外方向へ突出する鍔部とを備え、前記各支持筒体を各ガイド筒内へ上下方向へ移動可能に挿通させると共に鍔部を支持架台)の両端部へ対向させ、固定用ボルトにより前記支持架台と共にバルブ本体へ固定した2連用ガイド体と、前記各上部支持筒体の上端部に螺着した位置決めナットとから成り、前記各圧電素子の伸長により各支持筒体を上方へ押上げ、金属ダイヤフラム弁体の弾性力によりこれを弁座から離座させる構成としたことを特徴とする流量制御装置用の流量制御弁。
  3. 下部支持筒体の上端部外周面にねじを設けると共に上部支持筒体の下端部内周面にねじを設け、両ねじの螺合により両支持筒体を連結して支持筒体を形成するようにした請求項1または請求項2に記載の流量制御装置用の流量制御弁。
  4. 上部支持筒体の内周面に螺着したロック用ねじにより、下部支持筒体と上部支持筒体との螺着による連結部をロックするようにした請求項1または請求項2に記載の流量制御装置用の流量制御弁。
  5. 下部受台の上端面と圧電素子の下端面の間にボールを介設する構成とした請求項1または請求項2に記載の流量制御装置用の流量制御弁。
  6. 圧電素子の上端面と位置決めナットの間にベアリングを介設する構成とした請求項1または請求項2に記載の流量制御装置用の流量制御弁。
  7. ガイド体の内周面と支持筒体の外周面の間にOリングを介設するようにした請求項1または請求項2に記載の流量制御装置用の流量制御弁。
  8. ガイド体の鍔部の下方に支持架台の挿入溝を設ける構成とした請求項1または請求項2に記載の流量制御装置用の流量制御弁。
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