JP5750979B2 - パターン構造層付き長尺体およびパターン構造層の貼り合せ方法 - Google Patents
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Description
また、近年、省電力、薄型の表示装置として、液晶表示装置や有機EL表示装置等が携帯電話、携帯用ノートパソコン、ゲーム機、電子リーダー等の種々の情報機器等に広く用いられている。しかし、薄型軽量化の要請に応えて、表示装置を構成するガラス基材の厚みを薄くすると、落下や外押圧ストレスにより破損し易いという問題があり、薄型軽量化には限界があった。このような薄型軽量化による割れの問題は、ガラス基材の代わりに樹脂フィルムのようなフレキシブル基材を使用することにより解消される。表示装置にフレキシブル基材を使用する場合、例えば、フレキシブル基材の長尺体の長さ方向に印刷等により、例えば、カラーフィルタやTFT(薄膜トランジスタ)等の所望のパターンからなるパターン層を複数形成し、その後、パターン層を他の部材に貼り合せることが行われている。この場合の貼り合せは、パターン層を形成した長尺体を所望の長さで切断して、所望のパターン層を有するシートとし、このシートに粘着剤と剥離フィルムを設けた状態で後工程の貼り合せに供するシール枚葉方式がとられている(特許文献1等)。
また、長尺のフレキシブル基材にパターン層を形成した後、粘着剤と剥離フィルムを設けて巻取り状態とし、後工程において巻取り状態から繰り出してパターン層を他の部材に貼り合せる場合、フレキシブル基材の機械的強度が低いことから、フレキシブル基材に作用する張力等の外力によってフレキシブル基材の伸長が生じ、パターン層の寸法精度が低下するという問題があった。また、剥離フィルムの剥離異常が発生すること、長尺体同士の位置合せが難しいこと、貼り合せシート間に気泡が抱き込まれ易いこと等の問題があった。特に、表示装置製造等のように、パターン層の貼り合せに高い精度が要求される場合には、長尺のフレキシブル基材に設けたパターンを貼り合せる際の精度の低さが大きな障害となっていた。
本発明は上述のような実情に鑑みてなされたものであり、所望のパターン層を被貼着体に高い精度で安定して貼り合せることができるパターン構造層付き長尺体と、これを用いたパターン構造層の貼り合せ方法を提供することを目的とする。
本発明の他の態様として、前記第1の粘着層の全光線透過率は、80%以上であるような構成とした。
本発明の他の態様として、前記第1の粘着層の前記長尺剥離フィルムに対する粘着力は、0.01〜1N/25mmの範囲であり、前記第2の粘着層の前記パターン層フィルムに対する粘着力は、2N/25mm以下であるような構成とした。
本発明の他の態様として、前記第1の粘着層の前記被粘着体に対する粘着力が2N/25mm以上であり、第2の粘着層の前記パターン層フィルムに対する粘着力が2N/25mm以下であるパターン構造層付き長尺体を使用するような構成とした。
本発明の他の態様として、前記第1の粘着層の全光線透過率は、80%以上であるような構成とした。
本発明の他の態様として、前記第1の粘着層の前記長尺剥離フィルムに対する粘着力は、1〜10N/25mmの範囲であり、前記第2の粘着層の前記パターン層フィルムに対する粘着力は、2N/25mm以下であるような構成とした。
本発明の他の態様として、前記第1の粘着層の前記被粘着体に対する粘着力が2N/25mm以上であるパターン構造層付き長尺体を使用するような構成とした。
[パターン構造層付き長尺体]
<第1の実施形態>
図1は、本発明のパターン構造層付き長尺体の一実施形態を示す部分平面図であり、図2は、図1に示されるパターン構造層付き長尺体のI−I線における拡大断面図である。図1および図2において、本発明のパターン構造層付き長尺体1は、長尺剥離フィルム2と、この長尺剥離フィルム2の一方の面2aに位置する複数のパターン構造層3を有している。パターン構造層3は、長尺剥離フィルム2の長さ方向(図1に矢印aで示される方向)に沿って所定のピッチで個々に独立するように配列している。各パターン構造層3は、長尺剥離フィルム2側から第1の粘着層11、パターン層12、パターン層フィルム13、第2の粘着層14、保護フィルム15が、この順に積層された積層体である。そして、長尺剥離フィルム2と第1の粘着層11とが剥離可能であり、パターン層フィルム13と第2の粘着層14とが剥離可能である。また、長尺剥離フィルム2と第1の粘着層11との粘着力は、パターン層フィルム13と第2の粘着層14との粘着力よりも小さいものである。
長尺剥離フィルム2としては、湿度膨張係数が2×10-5/%RH以下、好ましくは5×10-6/%RH以下である樹脂基材が、湿度変化による寸法変化量が少なく好適であり、また、線膨張係数が2×10-5/℃以下、好ましくは5×10-6/℃以下である樹脂基材が、温度変化による寸法変化量が少なく好適である。このような樹脂基材としては、上記の樹脂基材の中では、例えば、ポリエチレンテレナフタレート、ポリエチレンテレフタレートが特に好ましい。また、長尺剥離フィルム2に透明性が要求される場合には、要求される透明性に応じて樹脂基材を適宜選定することができる。
長尺剥離フィルム2の厚みは、パターン構造層付き長尺体の用途に応じて適宜設定することができ、例えば、1μm〜1mm、好ましくは10μm〜500μmの範囲内で設定することができる。長尺剥離フィルム2の厚みが1mmを超えると、可撓性が低下して折れを生じ易くなり、また、1μm未満であると、こしが無くなり、パターン構造層3の形成工程、および、パターン構造層の貼り合せ工程における作業性が低下するおそれがあり好ましくない。
パターン構造層3を構成する第1の粘着層11を構成する粘着材料としては、例えば、粘着性と柔軟性を有している粘着材料が好適であり、アクリル系、スチレン系、オレフィン系、ウレタン系、エーテル系セルロース、エポキシ系、シリコーン系等を挙げることができる。具体的には、パターン構造層3の貼り合せの対象である被貼着体に対する粘着力が2N/25mm以上、好ましくは10N/25mm以上となるように、被貼着体の材質、表面性等を考慮して、上記のような粘着材料から適宜選択することができる。パターン構造層3の貼り合せの対象である被貼着体に対する第1の粘着層11の粘着力が2N/25mm未満であると、被貼着体に貼り合せたパターン構造層3が外力によって剥離、脱落し易くなり好ましくない。また、パターン構造層3の貼り合せの対象である被貼着体に対する第1の粘着層11の粘着力の上限は、長尺剥離フィルム2と第1の粘着層11との粘着力が、パターン層フィルム13と第2の粘着層14との粘着力よりも小さくなるように、長尺剥離フィルム2の材質、離型性等を考慮して適宜設定でき、例えば、100N/25mm程度とすることができる。
パターン構造層3を構成するパターン層12は、任意に設定することができ、例えば、カラーフィルタを構成する機能層パターン、電子ペーパー用表示素子、有機EL用表示素子、太陽電池用光電変換素子、配線パターン、ハードコート層、反射防止層、偏光層、TFT用素子等を挙げることができる。
パターン構造層3を構成するパターン層フィルム13は、パターン層12を形成するための基材フィルムであるとともに、パターン層12が最終製品に貼合、組み込まれて機能する際の保護フィルムとしての作用をなすものである。パターン層フィルム13の材質は、パターン層12の用途、特性等に応じて公知の樹脂フィルムから適宜選択することができ、例えば、上述の長尺剥離フィルム2として挙げた樹脂基材から選択することもできる。
保護フィルム15は、パターン構造層付き長尺体の製造工程中、および、その後の加工工程において、パターン層12、パターン層フィルム13を保護するためのフィルムである。このような保護フィルム15は、上述の長尺剥離フィルム2と同様の樹脂基材を使用することができる。また、保護フィルム15の厚みは、保護フィルムとしての機能を発現するとともに、パターン構造層3を所望の被貼着体に貼り合せる際に支障を来さないものであれば特に制限はなく、例えば、1μm〜1mm、好ましくは10μm〜500μmの範囲内で設定することができる。
上記のような積層体であるパターン構造層3の外形形状、寸法、厚みは、パターン層12の機能、特性等、および、パターン構造層3を構成する第1の粘着層11、パターン層フィルム13、第2の粘着層14、保護フィルム15の材質等に応じて適宜設定することができ、特に制限はない。
このような本発明のパターン構造層付き長尺体1,1′は、張力等の外力が作用して長尺剥離フィルムに伸長が生じても、複数のパターン構造層3が相互に独立し、かつ、パターン構造層3が長尺剥離フィルム2に剥離可能に当接している面には第1の粘着層11が存在しているので、長尺剥離フィルム2に生じた伸長は、各パターン構造層間、および、第1の粘着層11において吸収、緩衝され、パターン構造層3に位置するパターン層12の精度が高い状態、例えば、±0.01%(100mmの基準寸法に対するズレ量が±10μm)以内のような高い状態で維持される。また、このパターン構造層3の第1の粘着層11と長尺剥離フィルム2との粘着力は、パターン層フィルム13と第2の粘着層14との粘着力よりも小さいので、パターン構造層3を構成する保護フィルム15の剥離を生じることなく、長尺剥離フィルム2から各パターン構造層3を剥離することができ、第1の粘着層11による他の部材等への貼り合せが可能な状態のパターン構造層を安定して供給することができる。
図4は、本発明のパターン構造層付き長尺体の他の実施形態を示す図2相当の拡大断面図である。図4において、本発明のパターン構造層付き長尺体21は、長尺剥離フィルム22と、この長尺剥離フィルム22の一方の面22aに位置する複数のパターン構造層23を有している。パターン構造層23は、長尺剥離フィルム22の長さ方向に沿って所定のピッチで個々に独立するように配列している。各パターン構造層23は、長尺剥離フィルム22側から第1の粘着層31、パターン層32、パターン層フィルム33、第2の粘着層34、保護フィルム35が、この順に積層された積層体である。そして、長尺剥離フィルム22と第1の粘着層31とが剥離可能であり、パターン層フィルム33と第2の粘着層34とが剥離可能である。また、長尺剥離フィルム22と第1の粘着層31との粘着力は、パターン層フィルム33と第2の粘着層34との粘着力よりも大きいものである。
このパターン構造層付き長尺体21は、長尺剥離フィルム22と第1の粘着層31との粘着力が、パターン層フィルム33と第2の粘着層34との粘着力よりも大きい点を除いて、上述のパターン構造層付き長尺体1と同様である。
パターン構造層付き長尺体21を構成するパターン層32、パターン層フィルム33、第2の粘着層34、保護フィルム35は、上述のパターン構造層付き長尺体1を構成するパターン層12、パターン層フィルム13、第2の粘着層14、保護フィルム15と同様とすることができ、ここでの説明は省略する。
本発明のパターン構造層付き長尺体21においても、図3に示したように、長尺剥離フィルム22の長さ方向に沿って一方の面22aにパターン構造層23が一定のピッチで配列されているとともに、長尺剥離フィルム22の幅方向(図3に矢印bで示す方向)に所定の間隔を設けて2個のパターン構造層23が配列されたパターン構造層付き長尺体とすることができる。
この製造例では、まず、長さ方向(矢印aで示す方向)に沿って複数のパターン層12を所望のピッチで形成した長尺のパターン層フィルム13と、一方の面2aに第1の粘着層11を形成した長尺剥離フィルム2とを貼り合わせて、長尺の積層体を作製する(図5
(A))。この工程では、長尺のパターン層フィルム13に、パターン層12を被覆するように第1の粘着層11を形成し、この第1の粘着層11に長尺剥離フィルム2を貼り合わせてもよい。
次に、第2の粘着層14を有する保護フィルム15と、上記の長尺の積層体のパターン層フィルム13とを貼り合わせる(図5(B))。この工程では、パターン層12を形成した長尺のパターン層フィルム13の裏面に第2の粘着層14を形成し、この第2の粘着層14に保護フィルム15を貼り合わせてもよい。
次いで、保護フィルム15側から第1の粘着層11までハーフカット加工を行い、その後、長尺剥離フィルム2上から不要部位を除去することにより、長尺剥離フィルム2上に、個々に独立したパターン構造層3が形成され、パターン構造層付き長尺体1が得られる(図5(C))。ハーフカット加工は、例えば、打ち抜き加工、レーザー断裁、カッターナイフ断裁等により行うことができる。
尚、上述のパターン構造層付き長尺体1の製造における長尺体の巻き回し時のテンションは、例えば、10〜200N/mm2の範囲で適宜設定することができる。この場合のテンションは、長尺体に加えられる張力を長尺体の横方向に沿った断面の面積で除すことにより求められる。
また、パターン構造層付き長尺体1の製造は、上述の工程に限定されるものではない。例えば、長さ方向(矢印aで示す方向)に沿って複数のパターン層12を所望のピッチで形成した長尺のパターン層フィルム13の裏面に、第2の粘着層14を有する保護フィルム15を貼り合せ、その後、複数のパターン層12を被覆するように、パターン層フィルム13と、一方の面2aに第1の粘着層11を形成した長尺剥離フィルム2とを貼り合わせてもよい。
上述のパターン構造層付き長尺体21も同様にして製造することができる。
上述の本発明の実施形態は例示であり、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。例えば、パターン層12,32には、パターン構造層3,23を他の部材等に貼り合せる際の位置合せ用のマークが含まれるものであってもよい。この場合、位置合せ用のマークを設ける位置は、例えば、パターン層12,32を構成する機能層の形成領域の内側、外側の何れであってもよく、また、その両方であってもよく、位置合せ用のマークの位置、数、形状は適宜設定することができる。
また、長尺剥離フィルムは、パターン構造層を剥離可能に備える面と反対側の面に、コロナ処理、プラズマ処理、UV処理等の所望の処理を施したものであってもよい。
<第1の実施形態>
図6は、本発明のパターン構造層の貼り合せ方法の一実施形態を説明するための工程図である。尚、図6(B)〜図6(D)は、図6(A)における貼り合せ工程のみを拡大して示している。
本発明のパターン構造層の貼り合せ方法は、上述の第1の実施形態で示した本発明のパターン構造層付き長尺体を用いるものであり、図示例では、上述のパターン構造層付き長尺体1を用いている。
本発明では、まず、パターン構造層付き長尺体1を巻取り状態から繰り出し、長尺剥離フィルム2からパターン構造層3を剥離して保持する(図6(A))。長尺剥離フィルム2からのパターン構造層3の剥離は、例えば、図示例のように、パターン構造層3の保護フィルム15側をエアー吸着法、静電チャック法により上定盤41に保持し、長尺剥離フィルム2と定盤41とを離間することにより行うことができる。また、パターン構造層3の保護フィルム15側に粘着ローラーを押し付け移動させ、その周面にパターン構造層3を保持した状態で長尺剥離フィルム2からパターン構造層3を剥離することができる。
また、パターン構造層付き長尺体1は、巻取り状態から繰り出した状態で張力等の外力が作用して長尺剥離フィルム2に伸長が生じても、この伸長は、各パターン構造層3間、および、柔軟な第1の粘着層11において吸収、緩衝されるので、個々のパターン構造層3への影響が抑制される。したがって、剥離されたパターン構造層3が有するパターン層12の精度は、例えば、±0.01%(100mmの基準寸法に対するズレ量が±10μm)以内のような高い状態で維持されている。
次いで、保持したパターン構造層3と被貼着体51とを位置合わせする(図6(B))。図示例では、被貼着体51は下定盤42に保持されているとともに、図7(A)に示されるように、パターン構造層3が貼り合される面51aに位置合せ用のマーク52が4箇所に設けられている。また、図7(B)に示されるように、パターン構造層3が有するパターン層12は、パターン12aと、このパターン12aと所定の位置関係を有する4個の位置合せ用のマーク12bとからなっている。尚、図6(A)、図6(C)、図6(D)では、図面が煩雑となるのを避けるために、位置合せ用のマーク12b、マーク52は示しておらず、パターン12aをパターン層12として示している。
上述のように被貼着体51に貼り合されたパターン構造層3は、パターン層12およびパターン層フィルム13が保護フィルム15により保護された状態となっている(図6(D))。したがって、例えば、被貼着体51に対する後加工等が行われても、パターン層12およびパターン層フィルム13が損傷や汚染を受けることが防止される。そして、第2の粘着層14のパターン層フィルム13に対する粘着力は、第1の粘着層11の被粘着体51に対する粘着力よりも小さいので、最終製品の状態となり、保護フィルム15が不要となった時に、第2の粘着層14をパターン層フィルム13から剥離して保護フィルム15を取り除くことができる。
図9は、本発明のパターン構造層の貼り合せ方法の他の実施形態を説明するための工程図である。尚、図9(B)〜図9(D)は、図9(A)における貼り合せ工程のみを拡大して示している。
本発明のパターン構造層の貼り合せ方法は、上述の第2の実施形態で示した本発明のパターン構造層付き長尺体を用いるものであり、図示例では、上述のパターン構造層付き長尺体21を用いている。
本発明では、まず、パターン構造層付き長尺体1を巻取り状態から繰り出し、所望のパターン構造層23から第2の粘着層34および保護フィルム35を剥離し除去して、パターン層フィルム33が露出したパターン構造層23′とする(図9(A))。パターン構造層23からの第2の粘着層34、保護フィルム35の剥離は、例えば、保護フィルム35をエアー吸着法、静電チャック法により定盤に保持して離間することにより行うことができる。また、保護フィルム35に粘着ローラーを押し付け移動させ、その周面に第2の粘着層34、保護フィルム35を保持することにより剥離することもできる。
また、パターン構造層付き長尺体21は、巻取り状態から繰り出した状態で張力等の外力が作用して長尺剥離フィルム22に伸長が生じても、この伸長は、各パターン構造層23間、および、柔軟な第1の粘着層31において吸収、緩衝されるので、個々のパターン構造層23への影響が抑制される。したがって、第2の粘着層34、保護フィルム35が剥離された後のパターン構造層23′が有するパターン層32の精度は、例えば、±0.01%(100mmの基準寸法に対するズレ量が±10μm)以内のような高い状態で維持されている。
次に、第1の粘着層31、パターン層32、パターン層フィルム33の順に積層されたパターン構造層23′のパターン層フィルム33を上定盤61に保持し、長尺剥離フィルム22からパターン構造層23′を分離して保持する(図9(B))。上定盤61によるパターン層フィルム33の保持は、例えば、エアー吸着法、静電チャック法により行うことができる。
次に、パターン構造層23′の第1の粘着層31と被貼着体71とを当接する(図9(D))。その後、上定盤61によるパターン層フィルム33の保持、および、下定盤62による被粘着体71の保持を停止することにより、第1の粘着層31、パターン層32、パターン層フィルム33の順に積層されたパターン構造層23′が貼り合された被貼着体71が得られる。
上述の本発明の実施形態は例示であり、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。例えば、パターン構造層3,23′を下定盤42,62に保持し、被貼着体51,71を上定盤41,61に保持して貼り合せを行ってもよい。
[実施例1]
<パターン構造層付き長尺体の作製>
パターン層フィルムとして、長さ200m、幅33cm、厚み125μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡績(株)製 コスモシャインA4100)を準備した。
このパターン層フィルムの一方の面に、ダイコート法により感光性の樹脂材料((株)製DNPファインケミカル製 カラーレジスト材料)を塗布した。次いで、所望のパターンからなる開口部を有する露光マスクを介して、塗布膜を露光(照射光量100mJ/cm2)し、現像してパターン(外形領域は一辺が15cmの正方形(一辺110μmの正方形がピッチ150μmで配列した集合体になっている))と、このパターンの四隅の外側であって、一辺30cmの正方形の頂点に位置するように4個の位置合せ用のマーク(マーク間距離の設定は、この正方形の一辺と同じ30cm)からなるパターン層(図7参照)を、パターン層フィルムの幅方向の中央部であって、長さ方向に沿ってピッチ43cmで形成した。
このように作製された11種のパターン構造層付き長尺体(長尺体A1〜A11)の各パターン構造層におけるマーク間距離を測定し、上記のマーク間距離の設定値との差を求めたところ、寸法差は±0.01%(100mmの基準寸法に対するズレ量が±10μm)以内であった。
上記のように作製した11種のパターン構造層付き長尺体(長尺体A1〜A11)を使用して以下のようにパターン構造層を被貼着体に貼り合せた。すなわち、パターン構造層付き長尺体を巻取り状態から繰り出し、長尺剥離フィルムからパターン構造層を剥離した。このパターン構造層の剥離は、パターン構造層の保護フィルムに貼合装置の上定盤を押し当て、エアー吸着により吸引保持し、この状態で長尺剥離フィルムと上定盤とを離間することにより行った。これにより、第1の粘着層による他の部材等への貼り合せが可能な状態で、パターン構造層を上定盤に保持した。
また、厚み1mmで外形が一辺32cmの正方形である電子ペーパーを被貼着体として準備した。この被貼着体は、一方の面に、マーク間距離の設定がパターン構造層におけるマーク間距離の設定と同じである4個の位置合せ用のマーク(一辺30cmの正方形の頂点に位置する)を有するものであった。
次に、真空環境下でパターン構造層の第1の粘着層と被貼着体とを当接して、被貼着体へのパターン構造層の貼り合せを行った。
以上の工程によるパターン構造層の貼り合せを行って、11種の貼り合せ体(試料A1〜A11)を作製した。
これらの11種の貼り合せ体(試料A1〜A11)について、被貼着体の位置合せ用マークのマーク間距離と、この位置合せ用のマークに対応したパターン構造層の位置合せ用マークのマーク間距離とを測定し、両者の寸法差を算出した結果、11種の貼り合せ体(試料A1〜A11)のいずれも、寸法差が±0.01%(100mmの基準寸法に対するズレ量が±10μm)以内であった。したがって、本発明の貼り合せ方法は、高い精度の貼り合せが可能であることが確認された。
(密着性の評価条件)
パターン構造層の中央部、周辺部から、0.1mm隙間ゲージを用いた引っ掻き
による剥がしを行い、剥離状態を観察して、下記の判定基準で密着性を評価した。
(判定基準)
◎ : 中央部、周辺部とも被貼着体とパターン構造層との剥離が発生せず
密着性が極めて良好
○ : 周辺部では被貼着体とパターン構造層との剥離が発生するものの、
中央部では被貼着体とパターン構造層との剥離が発生せず、実用に
供し得る
× : 中央部での引っ掻きにより被貼着体とパターン構造層との剥離を示
す気泡が発生し、密着性が悪い
<パターン構造層付き長尺体の作製>
実施例1と同様にして、パターン層フィルムの幅方向の中央部であって、長さ方向に沿ってピッチ43cmでパターン層を形成した。
次に、粘着層を備えた粘着フィルムA(日東電工(株)製 CS9621T)を準備し、この粘着フィルムAの粘着層側を上記のパターン層フィルムのパターン層形成面に貼り合せて、長尺の積層体を作製した(図5(A)参照)。使用した粘着フィルムAの基材は厚み50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムであり、このポリエチレンテレフタレートフィルムを長尺剥離フィルムとし、粘着層を第1の粘着層とした。この粘着フィルムAの粘着層(第1の粘着層)は、実施例1において使用した被貼着体に対する粘着力が7.6N/25mmであった。また、粘着フィルムAにおける粘着層と基材との剥離力(第1の粘着層と長尺剥離フィルムとの粘着力)は0.05N/25mmであった。
このように作製された10種のパターン構造層付き長尺体(長尺体B1〜B10)の各パターン構造層におけるマーク間距離を測定し、上記のマーク間距離の設定値との差を求めたところ、寸法差は±0.01%(100mmの基準寸法に対するズレ量が±10μm)以内であった。
上記のように作製した10種のパターン構造層付き長尺体(長尺体B1〜B10)を使用して、実施例1と同様の被貼着体に、実施例1と同様にして、パターン構造層の貼り合せを行って、10種の貼り合せ体(試料B1〜B10)を作製した。
これらの10種の貼り合せ体(試料B1〜B10)について、被貼着体の位置合せ用マークのマーク間距離と、この位置合せ用のマークに対応したパターン構造層の位置合せ用マークのマーク間距離とを測定し、両者の寸法差を算出した結果、10種の貼り合せ体(試料B1〜B10)のいずれも、寸法差が±0.01%(100mmの基準寸法に対するズレ量が±10μm)以内であった。したがって、本発明の貼り合せ方法は、高い精度の貼り合せが可能であることが確認された。
(保護フィルムの剥離条件)
保護フィルムにエアー吸着式の定盤を接触させ、保護フィルムを定盤側に吸着
させることにより、パターン層フィルムから剥離する。
(判定基準)
◎ : パターン層フィルムに第2の粘着層が残存せず剥離性が極めて良好
○ : パターン層フィルムに第2の粘着層が若干残存するも剥離性は良好
× : 剥離が困難であり剥離性が悪い
<パターン構造層付き長尺体の作製>
実施例1と同様のパターン層フィルムを準備し、このパターン層フィルムの一方の面に、電子ペーパー用のカラーフィルタと位置合せ用のマークからなるパターン層を形成した。カラーフィルタは、一辺が15cmの正方形の領域からなり、この領域内に一辺が120μmの正方形の着色層(赤色、緑色、青色)がピッチ150μmで配列(各着色層の間隔は30μm)されたものとした。また、位置合せ用のマークは、カラーフィルタの四隅の外側であって、一辺30cmの正方形の頂点に位置するように配設した4個の位置合せ用のマーク(マーク間距離の設定は、この正方形の一辺と同じ30cm)からなるものとした。このようなカラーフィルタと位置合せ用のマークからなるパターン層が、パターン層フィルムの幅方向の中央部であって、長さ方向に沿ってピッチ43cmで配列されたものであった(図7参照)。
次いで、実施例1と同様の粘着フィルムBを使用し、実施例1と同様にして、この粘着フィルムBの粘着層側を上記の6種の長尺の積層体のパターン層フィルムに貼り合わせた(図5(B)参照)。
このように作製された6種のパターン構造層付き長尺体(長尺体C1〜C6)の各パターン構造層におけるマーク間距離を測定し、上記のマーク間距離の設定値との差を求めたところ、寸法差は±0.01%(100mmの基準寸法に対するズレ量が±10μm)以内であった。
被粘着体として、電子ペーパー部品(マイクロカプセル型電気泳動ディスプレイ)を準備した。この電子ペーパー部品は、表示面に、マーク間距離の設定がパターン構造層におけるマーク間距離の設定と同じである4個の位置合せ用のマーク(一辺30cmの正方形の頂点に位置する)を有するものであった。
この電子ペーパー部品の表示面に、上記のように作製した6種のパターン構造層付き長尺体(長尺体C1〜C6)を使用して、実施例1と同様にして、パターン構造層の貼り合せを行って、6種の貼り合せ体(試料C1〜C6)を作製した。
これらの6種の貼り合せ体(試料C1〜C6)について、電子ペーパー部品の位置合せ用マークのマーク間距離と、この位置合せ用のマークに対応したパターン構造層の位置合せ用マークのマーク間距離とを測定し、両者の寸法差を算出した結果、6種の貼り合せ体(試料C1〜C6)のいずれも、寸法差が±0.01%(100mmの基準寸法に対するズレ量が±10μm)以内であった。したがって、本発明の貼り合せ方法は、高い精度の貼り合せが可能であることが確認された。
(判定基準)
◎ : コントラストが高く、色も視認しやすい
○ : 色を視認することができ、実用レベルにある
× : 色が薄く、視認し難い
打ち抜き加工によるハーフカット加工を行わない他は、実施例1と同様にして、8種のパターン構造層付き長尺体を作製した。このように作製した8種のパターン構造層付き長尺体の各パターン構造層におけるマーク間距離を測定し、マーク間距離の設定値との差を求めたところ、寸法差は±0.01%(100mmの基準寸法に対するズレ量が±10μm)を超えるものであった。
また、これら8種のパターン構造層付き長尺体を、実施例1のパターン構造層の貼り合せ条件と同じ条件(張力)で、巻取り状態から繰り出し、このときの8種のパターン構造層付き長尺体の各パターン構造層におけるマーク間距離を測定し、マーク間距離の設定値との差を求めたところ、寸法差は±0.01%(100mmの基準寸法に対するズレ量が±10μm)を超えるものであった。
<パターン構造層付き長尺体の作製>
実施例1と同様にして、パターン層フィルムの幅方向の中央部であって、長さ方向に沿ってピッチ43cmでパターン層を形成した。
次に、粘着層を備えた粘着フィルムDを準備し、この粘着フィルムDの粘着層側を上記のパターン層フィルムのパターン層形成面に貼り合せて、長尺の積層体を作製した(図5(A)参照)。使用した粘着フィルムDの基材は厚み50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムであり、このポリエチレンテレフタレートフィルムを長尺剥離フィルムとし、粘着層を第1の粘着層とした。この粘着フィルムDの粘着層(第1の粘着層)は、実施例1において使用した被貼着体に対する粘着力が7.6N/25mmであった。また、粘着フィルムDにおける粘着層と基材との剥離力(第1の粘着層と長尺剥離フィルムとの粘着力)は3N/25mmであった。
このように作製された10種のパターン構造層付き長尺体(長尺体D1〜D10)の各パターン構造層におけるマーク間距離を測定し、上記のマーク間距離の設定値との差を求めたところ、寸法差は±0.01%(100mmの基準寸法に対するズレ量が±10μm)以内であった。
上記のように作製した10種のパターン構造層付き長尺体(長尺体D1〜D10)を使用して以下のようにパターン構造層を被貼着体に貼り合せた。すなわち、パターン構造層付き長尺体を巻取り状態から繰り出し、所望のパターン構造層から第2の粘着層および保護フィルムを剥離し除去した。この剥離除去は、パターン構造層の保護フィルムに貼合装置の定盤を押し当て、エアー吸着により吸引保持し、この状態で長尺剥離フィルムと定盤とを離間することにより行った。これにより、第1の粘着層、パターン層、パターン層フィルムの順に積層されたパターン構造層が長尺剥離フィルム上に剥離可能な状態とした。
次に、第1の粘着層、パターン層、パターン層フィルムの順に積層された上記のパターン構造層のパターン層フィルムを上定盤に保持し、長尺剥離フィルムからパターン構造層を分離して保持した。上定盤によるパターン層フィルムの保持は、エアー吸着による吸引保持とした。
次に、真空環境下でパターン構造層の第1の粘着層と被貼着体とを当接して、被貼着体へのパターン構造層の貼り合せを行った。
以上の工程によるパターン構造層の貼り合せを行って、10種の貼り合せ体(試料D1〜D10)を作製した。
これらの10種の貼り合せ体(試料D1〜D10)について、被貼着体の位置合せ用マークのマーク間距離と、この位置合せ用のマークに対応したパターン構造層の位置合せ用マークのマーク間距離とを測定し、両者の寸法差を算出した結果、10種の貼り合せ体(試料D1〜D10)のいずれも、寸法差が±0.01%(100mmの基準寸法に対するズレ量が±10μm)以内であった。したがって、本発明の貼り合せ方法は、高い精度の貼り合せが可能であることが確認された。
(判定基準)
◎ : パターン層フィルムに第2の粘着層が残存せず剥離性が極めて良好
○ : パターン層フィルムに第2の粘着層が若干残存するも剥離性は良好
× : 剥離が困難であり剥離性が悪い
2,22…長尺剥離フィルム
3,23…パターン構造層
11,31…第1の粘着層
12,32…パターン層
13,33…パターン層フィルム
14,34…第2の粘着層
15,35…保護層
41,61…上定盤
42,62…下定盤
51,71…被貼着体
Claims (12)
- 長尺剥離フィルムと、該長尺剥離フィルムの一方の面に、長尺剥離フィルムの長さ方向に沿って複数のパターン構造層を相互に独立して有し、
前記パターン構造層は、前記長尺剥離フィルム側から第1の粘着層、パターン層、パターン層フィルム、第2の粘着層、保護フィルムの順に積層された積層体であり、長尺剥離フィルムと第1の粘着層とが剥離可能であり、パターン層フィルムと第2の粘着層とが剥離可能であり、長尺剥離フィルムと第1の粘着層との粘着力は、パターン層フィルムと第2の粘着層との粘着力よりも小さく、
前記長尺剥離フィルムは前記積層体を構成する前記保護フィルムより長尺であり、
前記パターン層は表示装置用のパターン、太陽電池用光電変換素子のいずれかであることを特徴とするパターン構造層付き長尺体。 - 前記パターン層は、アライメントマークを有することを特徴とする請求項1に記載のパターン構造層付き長尺体。
- 前記第1の粘着層の全光線透過率は、80%以上であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパターン構造層付き長尺体。
- 前記第1の粘着層の前記長尺剥離フィルムに対する粘着力は、0.01〜1N/25mmの範囲であり、前記第2の粘着層の前記パターン層フィルムに対する粘着力は、2N/25mm以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のパターン構造層付き長尺体。
- 長尺剥離フィルムと、該長尺剥離フィルムの一方の面に、長尺剥離フィルムの長さ方向に沿って複数のパターン構造層を相互に独立して有し、
前記パターン構造層は、前記長尺剥離フィルム側から第1の粘着層、パターン層、パターン層フィルム、第2の粘着層、保護フィルムの順に積層された積層体であり、長尺剥離フィルムと第1の粘着層とが剥離可能であり、パターン層フィルムと第2の粘着層とが剥離可能であり、長尺剥離フィルムと第1の粘着層との粘着力は、パターン層フィルムと第2の粘着層との粘着力よりも大きく、
前記長尺剥離フィルムは前記積層体を構成する前記保護フィルムより長尺であり、
前記パターン層は表示装置用のパターン、太陽電池用光電変換素子のいずれかであることを特徴とするパターン構造層付き長尺体。 - 前記パターン層は、アライメントマークを有することを特徴とする請求項5に記載のパターン構造層付き長尺体。
- 前記第1の粘着層の全光線透過率は、80%以上であることを特徴とする請求項5または請求項6に記載のパターン構造層付き長尺体。
- 前記第1の粘着層の前記長尺剥離フィルムに対する粘着力は、1〜10N/25mmの範囲であり、前記第2の粘着層の前記パターン層フィルムに対する粘着力は、2N/25mm以下であることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれかに記載のパターン構造層付き長尺体。
- 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のパターン構造層付き長尺体の前記長尺剥離フィルムから前記パターン構造層を剥離して保持する工程と、
保持した該パターン構造層と被貼着体とを位置合わせする工程と、
前記パターン構造層の第1の粘着層と前記被貼着体とを当接する工程と、を有することを特徴とするパターン構造層の貼り合せ方法。 - 前記第1の粘着層の前記被粘着体に対する粘着力が2N/25mm以上であり、第2の粘着層の前記パターン層フィルムに対する粘着力が2N/25mm以下であり、かつ、前記第1の粘着層の前記被粘着体に対する粘着力よりも小さいパターン構造層付き長尺体を使用することを特徴とする請求項9に記載のパターン構造層の貼り合せ方法。
- 請求項5乃至請求項8のいずれかに記載のパターン構造層付き長尺体の前記パターン構造層から第2の粘着層および保護フィルムを剥離し除去する工程と、
前記長尺剥離フィルムから第1の粘着層、パターン層、パターン層フィルムの順に積層されたパターン構造体を分離して保持する工程と、
保持した該パターン構造層と被貼着体とを位置合わせする工程と、
前記パターン構造層の第1の粘着層と前記被貼着体とを当接する工程と、を有することを特徴とするパターン構造層の貼り合せ方法。 - 前記第1の粘着層の前記被粘着体に対する粘着力が2N/25mm以上であるパターン構造層付き長尺体を使用することを特徴とする請求項11に記載のパターン構造層の貼り合せ方法。
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