JP5746088B2 - クリーム用油脂組成物 - Google Patents
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Description
飲料添加用クリームに用いる油脂組成物には、保存および流通中に固化や分離を起こしたり、コーヒーや紅茶等の飲料に入れた際に脂肪や乳タンパク質が分離したりしない安定な品質が要求される。
更に、近年の商品流通の多様化に伴い、冷凍保存して使用時に解凍しても粘度が変化しない優れた冷凍・解凍安定性(凍結耐性ともいう)も要求される。
従来、水中油型乳化物であるクリームの安定性を高める方法として、例えば、300〜500kg/cm2の高圧を適用し、水相に分散する油滴の粒子径を0.4μm以下にする方法(例えば、特許文献1参照)が提案されている。また、乳化剤としてレシチンとコハク酸モノグリセリドを使用して油相を調製し、150〜250kg/cm2及び10〜50kg/cm2の圧力で2段階均質を行う方法(特許文献2参照)が提案されている。しかしながら、これらの方法で得られる水中油型エマルジョンの冷凍・解凍安定性は十分とは言えない。
2. 前記(B)成分が、ハイオレイックヒマワリ油、ハイオレイックナタネ油、ハイオレイックサフラワー油、ハイオレイック大豆油及びオリーブ油からなる群から選択される少なくとも1種である、上記1に記載のクリーム用油脂組成物。
3. 前記(C)成分が、パームオレイン及びパームスーパーオレインからなる群から選択される少なくとも1種である、上記1又は2に記載のクリーム用油脂組成物。
4. 前記(D)成分が、ハイエルシンナタネ油及び米油から選択される少なくとも1種の油脂である、上記1〜3のいずれかに記載のクリーム用油脂組成物。
5. 前記(A)成分が、パーム核オレインである、上記1〜4のいずれかに記載のクリーム用油脂組成物。
6. 25℃におけるSFCが1.5質量%以下であり、20℃におけるSFCが2〜5質量%である、上記1〜5のいずれかに記載のクリーム用油脂組成物。
7. 上記1〜6のいずれかに記載のクリーム用油脂組成物を含む、コーヒークリーム。
<<クリーム用油脂組成物>>
本発明のクリーム用油脂組成物は、(A)構成脂肪酸としてラウリン酸を40質量%以上含み、且つオレイン酸を20〜25質量%の割合で含むラウリン系油脂30〜70質量%、(B)構成脂肪酸としてオレイン酸を70質量%以上含むハイオレイック液状油脂5〜25質量%、(C)構成脂肪酸としてパルミチン酸を30質量%以上含むパルミチン系油脂20〜35質量%、及び(D)構成脂肪酸としてリノール酸を50質量%以下の割合で含み、且つヨウ素価が120以下の油脂5〜25質量%を混合及び/又はエステル交換して得られる油脂組成物である。
なお、本発明のクリーム用油脂組成物からクリームを作製する際には、後述するように油相部に乳脂肪を添加することができるが、本明細書及び特許請求の範囲において「油脂組成物」という場合には、特に断らない限り、植物性油脂(すなわち、乳脂肪を除く油脂)からなる油脂組成物を意味する。
本明細書及び特許請求の範囲において、ラウリン系油脂とは、構成脂肪酸としてラウリン酸を40質量%以上含み、且つ構成脂肪酸としてオレイン酸を20〜25質量%、好ましくは21〜23質量%の割合で含む油脂の総称である。
具体的なラウリン系油脂としては、パーム核オレイン、これらの水素添加、エステル交換、分別、配合等の処理を行った油脂が挙げられる。本発明では、特に高い凍結耐性を示すことから、ラウリン系油脂として、パーム核オレイン、パーム核オレインのエステル交換油脂またはパーム核オレインの硬化油脂が特に好ましく、パーム核オレインが最も好ましい。
本明細書及び特許請求の範囲において、ハイオレイン液状油脂は、20℃よりも低い融点を有し、且つ、構成脂肪酸としてオレイン酸を70質量%以上含む油脂を意味する。
ハイオレイン液状油脂の具体例としては、ハイオレイックヒマワリ油、ハイオレイックナタネ油、ハイオレイックサフラワー油、ハイオレイック大豆油及びオリーブ油、またそれらを分別、配合、エステル交換等した油脂が挙げられる。
(B)ハイオレイン液状油脂は、油脂組成物の全質量に対して5〜25質量%の割合で含まれ、8〜22質量%が好ましく、10〜20質量%がより好ましい。
また、(B)ハイオレイン液状油脂は1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
本明細書及び特許請求の範囲において、パルミチン系油脂は、構成脂肪酸としてパルミチン酸を30質量%以上、好ましくは35質量%以上含む油脂の総称である。また、パルミチン系油脂は、構成脂肪酸としてオレイン酸を40〜50質量%、特には42〜46質量%含むことが好ましい。
パルミチン系油脂の具体例としては、パームオレイン、パーム分別高オレイン油(パームスーパーオレイン油)などが挙げられる。これらの油脂は、1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
パルミチン系油脂は、油脂組成物の全質量に対して20〜35質量%の割合で含まれ、23〜32質量%が好ましく、25〜30質量%がより好ましい。
また、(C)パルミチン系油脂は1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明のクリーム用組成物は、上記(A)〜(C)成分以外に、(D)成分として、構成脂肪酸としてリノール酸を50質量%以下の割合で含み、且つヨウ素価が120以下の油脂を含む。リノール酸含量は10〜50質量%であることが好ましく、10〜40質量%であることがより好ましい。ヨウ素価は80〜120が好ましく、90〜110がより好ましい。
また、(D)成分は、構成脂肪酸としてオレイン酸を50質量%以下の割合で含む油脂が好ましく、45質量%以下であることがより好ましい。
(D)成分の特に好ましい油脂としては、ハイエルシンナタネ油及び米油が挙げられる。
(D)成分の含有量は、油脂組成物の全質量に対して、5〜25質量%の割合で含まれ、8〜22質量%が好ましく、10〜20質量%がより好ましい。
また、(D)成分は1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明のクリーム用油脂組成物は、上記成分の他に、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて、酸化防止剤などを添加してもよい。酸化防止剤としては、ビタミンE、ビタミンC、ローズマリー抽出物、茶抽出物、コケモモ抽出物等が挙げられる。
エステル交換の方法は当該技術分野で公知の方法で行うことができる。例えば、非選択的エステル交換反応方法、選択型(指向型)エステル交換反応方法が挙げられる(参考文献:安田耕作、福永良一郎、松井宣也、渡辺正男、新版 油脂製品の知識、幸書房)。本発明は、ナトリウムメチラート等を触媒として、非選択的エステル交換反応方法で行うことが好ましい。
本発明のクリーム用油脂組成物は、全油脂中の構成脂肪酸として炭素数4〜10の脂肪酸を4質量%未満、特には2.0〜3.8質量%の割合で含むことが好ましく、炭素数16〜18の脂肪酸を50〜80質量%、特には60〜80質量%の割合で含むことが好ましい。
本発明のクリーム用油脂組成物は、更に全構成脂肪酸中の多価不飽和脂肪酸含量が20質量%以下であること好ましく、18質量%以下であることが更に好ましく、15質量%以下であることが最も好ましい。多価不飽和脂肪酸とは、分子内に2重結合を2個以上もつ脂肪酸を意味する。多価不飽和脂肪酸含量が多くなると、化学反応性をもつ活性メチレン基も多くなり、空気中で自動酸化を受けやすい。そのため、酸化安定性が悪くなり、風味が落ちるなどの問題が生じる。
具体的な多価不飽和脂肪酸の例としては、リノール酸、リノレン酸等が挙げられる。
本明細書では、酸化安定性の指標として、リノール酸、リノレン酸等の多価不飽和脂肪酸に基づいて後述する式で表される「酸化難易度」を用いる。
本発明のクリーム用油脂組成物のトランス脂肪酸含量は、組成物全質量に対して3質量%以下であることが好ましい。より好ましくは2質量%以下であり、更に好ましくは1質量%以下である。
ヨウ素価は、クリーム油脂組成物100gと反応するハロゲンの量を、ヨウ素のグラム数に換算して表した値であり、基準油脂分析法(2.3.4.1−1996、ヨウ素価(ウィイス−シクロヘキサン法))に準じて測定することが出来る。
本発明のクリーム用油脂組成物のヨウ素価は、40〜75であることが好ましく、45〜70であることがより好ましく、50〜65であることがさらにより好ましい。ヨウ素価が低いと凍結耐性及びヒートショック耐性が悪くなり、逆にヨウ素価が高すぎると酸化安定性が悪くなる。
SFC(固体脂含量)とは、油脂組成物中に含まれる各温度における固体脂の割合を表す。SFCは、基準油脂分析法(2.2.9−2003、固体脂含量(NMR法))に準じて測定することができる。
本発明のクリーム油脂組成物のSFCは、5℃において20〜40質量%であることが好ましく、25〜35質量%であることがより好ましい。10℃においては、10〜26質量%であることが好ましく、13〜23質量%であることがより好ましい。15℃においては、3〜15質量%であることが好ましく、5〜12質量%であることがより好ましい。20℃においては、1〜5質量%であることが好ましく、2〜4%であることがより好ましい。25℃においては、3質量%以下であることが好ましく、1.5質量%以下であることがより好ましい。
5℃、10℃、15℃、20℃、25℃のSFCがそれぞれ上記範囲内であると、凍結耐性及びヒートショック耐性に優れ、酸化安定性が良好なクリーム用油脂組成物が得ることができる。
上述した油脂組成物から下記のように水中油型乳化油脂組成物であるクリーム組成物を製造することができる。
〔油相部〕
本発明のクリーム組成物は水相部と油相部からなり、油相部に上記本発明の油脂組成物を含有することを特徴とする。
本発明において、油相部は、本発明の油脂組成物に加えて、油脂として乳脂肪を更に含んでいてもよい。乳脂肪を含む場合には油相部に含まれる全油脂組成物質量に対して20質量%以下の量で含んでいてもよい。乳脂肪としてバターオイル、バター、生クリーム、牛乳等を由来とする乳脂肪が挙げられる。
本発明において、組成物全質量に対する油相部質量が5〜45質量%であることが好ましい。この範囲内であると、コーヒーや紅茶等に添加した場合に風味が損なわれず良好だからである。特に油相部質量が45質量%を超えると、グリーシーになり風味が損なわれやすい。
本発明のクリーム組成物の水相部は、水に、カゼインナトリウム、脱脂粉乳、糖類や必要に応じて、蔗糖脂肪酸エステル、クエン酸ナトリウム、トリポリりん酸ナトリウム、第二りん酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、ヘキサメタりん酸ナトリウム、カラギナン等増粘多糖類などを添加してもよい。
本発明の飲料添加用のクリーム組成物は、一般的な水中油型乳化油脂組成物の製造方法により製造できる。代表的な方法を述べると、油脂を含む油相部の材料を混合して溶解ないし分散させて油相部を調製する。乳化剤を使用する場合であって、乳化剤が親油性のものを用いる場合には、原料油脂の一部または全部に添加し溶解ないし分散させて油相部を調製する。次に、上述したカゼインナトリウム等の添加物を水に添加して水相部を調製する。
(脂肪酸組成)
基準油脂分析法(暫15−2003、脂肪酸組成(キャピラリーガスクロマトグラフ法))に準じて測定した。
ガスクロマトグラフィー装置は、島津製作所(株)製、GC−2010型。カラムは、SUPELCO社製、SP−2560。
(トランス脂肪酸含量)
基準油脂分析法(暫17−2007、トランス脂肪酸含量(キャピラリーガスクロマトグラフ法))に準じて測定した。
ガスクロマトグラフィー装置は、島津製作所(株)製、GC−2010型。カラムは、SUPELCO社製、SP−2560。
(SFC(固体脂含量))
基準油脂分析法(2.2.9−2003、固体脂含量(NMR法))に準じて測定した。
(上昇融点)
基準油脂分析法(2.2.4.2−1996、融点(上昇融点))に準じて測定した。
(ヨウ素価)
基準油脂分析法(2.3.4.1−1996、ヨウ素価(ウィイス−シクロヘキサン法))に準じて測定した。
(酸化安定性(油脂酸化難易度))
本明細書において酸化安定性に指標として下記「酸化難易度」を用いた。
油脂組成物の多価不飽和脂肪酸(オレイン酸、リノール酸、リノレン酸)含量にそれぞれ特定の係数(オレイン酸…0.89、リノール酸…21、リノレン酸…39)を掛けた数値の和をその油脂組成物の酸化難易度とした(参考文献:福沢健治、寺尾純二、脂質過酸化実験法、廣川書店)。
『酸化難易度=オレイン酸含量×0.89+リノール酸含量×21+リノレン酸含量×39』
例…オレイン酸46.2%、リノール酸8.7%、リノレン酸0%の場合。
(0.89×46.2)+(21×8.7)+(39×0)=224
上記より求めた酸化難易度によって以下のように酸化安定性を評価した。
酸化難易度 〜330 ⇒ ○
331〜350 ⇒ △
351〜 ⇒ ×
以上の分析結果を表1〜2に示す。
[実施例1]
表3に示すように、パーム核オレイン40.0質量%、ハイオレイックヒマワリ油10.0質量%、パームスーパーオレイン30.0質量%、米油20.0%質量%を混合後、結晶を完全に溶解し、油脂に対し、0.12質量%のナトリウムメチラートを触媒として、90℃で30分間、非選択的エステル交換反応を行った。その後、脱色、脱臭を実施して、実施例1の油脂組成物を得た。
表3に示すように、パーム核オレイン35.0質量%、ハイオレイックヒマワリ油20.0質量%、パームスーパーオレイン30.0質量%、ハイエルシンナタネ油15.0%質量%を混合後、結晶を完全に溶解し、油脂に対し、0.12質量%のナトリウムメチラートを触媒として、90℃で30分間、非選択的エステル交換反応を行った。その後、脱色、脱臭を実施して、実施例2の油脂組成物を得た。
表3に示すように、パーム核オレイン45.0質量%、ハイオレイックナタネ油20.0質量%、パームオレイン25.0質量%、米油10.0%質量%を混合後、結晶を完全に溶解し、油脂に対し、0.12質量%のナトリウムメチラートを触媒として、90℃で30分間、非選択的エステル交換反応を行った。その後、脱色、脱臭を実施して、実施例3の油脂組成物を得た。
[比較例1]
表3に示すように、パーム核オレイン40.0質量%、ハイオレイックヒマワリ油10.0質量%、パームスーパーオレイン30.0質量%、コーン油20.0%質量%を混合後、結晶を完全に溶解し、油脂に対し、0.12質量%のナトリウムメチラートを触媒として、90℃で30分間、非選択的エステル交換反応を行った。その後、脱色、脱臭を実施して、比較例1の油脂組成物を得た。
[比較例2]
表3に示すように、パーム核オレイン40.0質量%、ハイオレイックヒマワリ油10.0質量%、パームスーパーオレイン30.0質量%、大豆油20.0%質量%を混合後、結晶を完全に溶解し、油脂に対し、0.12質量%のナトリウムメチラートを触媒として、90℃で30分間、非選択的エステル交換反応を行った。その後、脱色、脱臭を実施して、比較例2の油脂組成物を得た。
下記表4に記載の割合で油相部と水相部を混合し、65℃にて予備乳化を行い、100kg/cm2で均質化した。次いで、75℃にて加熱殺菌を行い、300kg/cm2で再度、均質化した。
均質化後、冷却し、5℃で1晩、エージングし、各実施例の油脂組成物を含むコーヒークリームを調製した。
(1)凍結耐性試験
上記で得られた各実施例の油脂組成物を含むコーヒークリームを10mlバイアル瓶に5ml採取し、−20℃で1晩凍結した後に、各温度帯(5℃、20℃、30℃)で6時間解凍し、評価を行った。上記解凍したサンプルについて、上記と同様の条件で再度凍結及び解凍を行い、評価を行った。このサイクルをもう1度繰り返し、計3回の評価を行った。
離水の有無を観察し、以下の通り3段階で評価した。
(離水) 離水無し ⇒ A
離水若干有り ⇒ B
離水有り ⇒ C
その結果を表4に示す。
コーヒークリームを10mlのバイアル瓶に5ml採取した。
40℃で8時間放置した後、5℃で1晩放置し、凍結耐性試験と同様の基準で評価を行った。
その結果を表5に示す。
Claims (7)
- (A)構成脂肪酸としてラウリン酸を40質量%以上含み、且つオレイン酸を20〜25質量%の割合で含むラウリン系油脂30〜70質量%、
(B)構成脂肪酸としてオレイン酸を70質量%以上含むハイオレイン液状油脂5〜25質量%、
(C)構成脂肪酸としてパルミチン酸を30質量%以上含むパルミチン系油脂20〜35質量%、及び
(D)構成脂肪酸としてリノール酸を10〜50質量%の割合で含み、且つヨウ素価が120以下の油脂5〜25質量%、
を混合及び/又はエステル交換してなる、クリーム用油脂組成物。 - 前記(B)成分が、ハイオレイックヒマワリ油、ハイオレイックナタネ油、ハイオレイックサフラワー油、ハイオレイック大豆油及びオリーブ油からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1に記載のクリーム用油脂組成物。
- 前記(C)成分が、パームオレイン、及びパームスーパーオレインからなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1又は2に記載のクリーム用油脂組成物。
- 前記(D)成分が、ハイエルシンナタネ油及び米油から選択される少なくとも1種の油脂である、請求項1〜3のいずれか一項に記載のクリーム用油脂組成物。
- 前記(A)成分が、パーム核オレインである、請求項1〜4のいずれか一項に記載のクリーム用油脂組成物。
- 25℃におけるSFCが1.5質量%以下であり、20℃におけるSFCが2〜5質量%である、請求項1〜5のいずれか一項に記載のクリーム用油脂組成物。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載のクリーム用油脂組成物を含む、コーヒークリーム。
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