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JP5734113B2 - 中継機器及び入出力システム - Google Patents

中継機器及び入出力システム Download PDF

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Description

この発明は、ホストとデバイスとの間を中継する中継機器及び入出力システムに関する。
従来より、フラッシュメモリを用いたファイルシステムを搭載するUSB(Universal Serial Bus)ストレージデバイス(USBデバイス)及びその制御方法に関する提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されたUSBデバイスによれば、USBデバイスがマスストレージ機能を提供する際に、USBホストたるコンピュータが、ファイルを経由して、管理者モード以外のモード(非管理者使用モード)でもUSBデバイスのドライブに関する情報にアクセスすることを可能とする。
特開2007−220063号公報
従来、USBホスト(制御機器)にUSB通信を介して接続されるUSBデバイス(被制御機器)は、そのUSBマスストレージの機能を提供する場合には、ファイルシステムを構成するために必要なデータを制御機器に送信する。
ところで、被制御機器がマスストレージ機能に加えて入出力装置を有する場合には、そのままでは、制御機器は、マスストレージの機能しか利用できず、同時に入出力装置を制御することはできない。制御機器がUSB通信で接続される被制御機器の入出力機能を利用しようとすれば、被制御機器の専用ドライバを制御機器にインストールする必要がある。
しかしながら、制御機器のセキュリティ管理が厳しい場合は、標準のドライバ以外のドライバを自由にインストールすることが禁止されており、それ故、制御機器から被制御機器の入出力機能を利用するのが困難な場合がある。
この発明は、制御機器から被制御機器の入出力機能を、より簡便に利用することを可能とする中継機器及び入出力システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明に係る中継機器は、制御機器と被制御機器との間を中継する中継機器である。この中継機器において、ファイル管理部は、被制御機器を特定するための情報が記述された第1のファイルと、被制御機器の入出力機能に関する制御内容及び制御結果が記述される第2のファイルとを管理する。第1の通信インターフェイスは、制御機器からの要求に応じてファイル管理部に管理された第1、第2のファイルのファイル送受信を行う。第2の通信インターフェイスは、被制御機器との間でコマンド送受信を行う。ファイル解析部は、ファイル管理部に管理された第2のファイルに記述された制御内容を定期的に解析する。コマンド変換部は、ファイル解析部によって解析された第2のファイルの制御内容を被制御機器に対するコマンドに変換する。この中継装置は、コマンド変換部で変換されたコマンドに対する被制御機器の応答に基づいて第2のファイルに記述された制御結果を更新し、制御機器から定期的に送信される要求に基づいて第2のファイルを制御機器に返信する。制御機器が切り離された状態でも、第2のファイルの制御内容として記述されたコマンドの発行時刻に、コマンドを被制御機器に送信し、受信した制御結果に基づいて第2のファイルの制御結果を更新し、制御機器が再接続されると、制御機器から定期的に送信される要求に基づいて第2のファイルを制御機器に返信する。
この発明に係る中継機器は、制御機器に対しては、自らが被制御機器として入出力機能に関する制御内容及び制御結果が記述される第2のファイルの送受信を行い、被制御機器に対しては、自らが制御機器としてコマンド送受信を行う。さらに、この中継機器は、第2のファイルの制御内容に基づくコマンドを被制御機器に送信し、その応答に基づいて、第2のファイルの制御結果を更新する。更新された第2のファイルは制御機器に返信される。このようにすれば、制御機器から標準ドライバを介して利用できるファイルを用いて、被制御機器の入出力機器へコマンドを発行することにより、入出力制御を行うことができるようになる。この結果、被制御機器のドライバを制御機器にインストールすることなく、標準ドライバを用いて、制御機器から被制御機器の入出力機能を、より簡便に利用することができる。
この発明の実施の形態に係る入出力システムの概略的な構成を示すブロック図である。 USBデバイス情報ファイルのデータ構造の一例を示す図である。 制御ファイルのデータ構造の一例を示す図である。 この発明の実施の形態に係る入出力システムの全体動作を示すフローチャートである。 初期化処理のサブルーチンのフローチャートである。
この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1には、この実施の形態に係る中継機器が用いられる入出力システム1の概略的な構成が示されている。図1に示すように、この入出力システム1は、制御機器100と、中継機器200と、被制御機器300とを備える。
制御機器100は、例えば、コンピュータであり、USBホストである。また、被制御機器300は、例えば、USBメモリ等であり、USBデバイスである。この実施の形態では、中継機器200が、制御機器100と被制御機器300との間を中継する。中継機器200も、中央演算装置(CPU)を含むコンピュータである。
制御機器100と、中継機器200との間は、USB通信400を介して通信可能である。また、中継機器200と、被制御機器300との間は、USB通信400を介して通信可能である。
制御機器100は、アプリケーション110と、ファイルシステム120と、マスストレージクラス130と、USBホストドライバ140、USBホストコントローラ150とを備える階層的な構成を有する。
アプリケーション110は、制御機器100上で動作するアプリケーションソフトウエアであり、制御機器100の機能を実行する。アプリケーション110は、ファイルシステム120を呼び出して被制御機器300の入出力機能を利用するアプリケーションである。
ファイルシステム120は、制御機器100のファイルシステムである。マスストレージクラス130は、ファイルシステム120の下位ドライバとしてのマスストレージクラスドライバである。USBホストドライバ140は、USBホストのコマンドを管理するUSBドライバである。USBホストコントローラ150は、中継機器200のUSBデバイスコントローラ210との間でUSBパケットを送受信する。
中継機器200は、USBデバイスコントローラ210と、USBデバイスドライバ220と、マスストレージクラス230と、記憶装置235と、ファイルシステム240と、ファイル解析部250と、USBコマンド解析部260と、USBホストドライバ270と、USBホストコントローラ280を備える。
USBデバイスコントローラ210は、制御機器100のUSBホストコントローラ150との間で、USBパケットの送受信を行う。USBデバイスコントローラ210は、後述する被制御機器300のUSBデバイスコントローラ310の代わりにUSBホストコントローラ150との間で動作する。
USBデバイスドライバ220は、制御機器100のUSBホストドライバ140との間で送受信されるUSBコマンドを管理するデバイス側のドライバである。USBデバイスドライバ220は、後述する被制御機器300のUSBデバイスドライバ320の代わりに制御機器100のUSBホストドライバ140との間で動作する。
マスストレージクラス230は、ファイルシステム240の下位ドライバとしてのマスストレージクラスドライバである。マスストレージクラス230は、USBコマンドとファイル形式のデータとの間の変換を行う。
記憶装置235は、ハードディスク、フラッシュメモリ等の記憶媒体である。記憶装置235には、USBデバイス情報ファイルと制御ファイルとが記憶される。
図2には、USBデバイス情報ファイルのデータ構造の一例が示されている。USBデバイス情報ファイルは、被制御機器(USBデバイス)300を特定する情報を格納するファイルである。
図2に示すように、USBデバイス情報ファイルには、プロダクトID(PID)、ベンダID(VID)、USBアドレス(ADDRESS)、デバイスクラス(CLASS)が含まれている。
プロダクトID(PID)は、製品の識別情報である。ベンダID(VID)は、製造者の識別情報である。USBアドレス(ADDRESS)は、USBネットワークでのアドレス情報である。デバイスクラス(CLASS)は、USBデバイスの種類を表すデバイスクラスの情報である。
なお、記憶装置235におけるUSBデバイス情報ファイルを格納するディレクトリは、固定のディレクトリとし、ファイル名を含むパス名を固定の名前とする。図2に示す/device/usbdev.infoは、USBデバイス情報ファイルのパス名であるが、ファイル名は、これには限定されない。
図3には、制御ファイルのデータ構造の一例が示されている。制御ファイルは、中継機器200によって管理されるファイルである。
制御ファイルには、制御機器100が被制御機器300に対して発行するコマンド、より具体的には、被制御機器300の入出力機能に関する情報が含まれている。この情報には、制御内容に関するものと、制御結果に関するものとが含まれている。制御内容に関するものには、コマンドの番号(SEQNo)、コマンド名称(CMD)、コマンドパラメータ(INPUT)、コマンド発行時刻(STARTTIME)がある。また、制御結果に関するものには、コマンド発行後の被制御機器300からの状態(STATUS)、コマンド発行後の被制御機器300からの応答(OUTPUT)がある。
なお、コマンドの番号は、1から開始され、1ずつインクリメントされ、予め設定された十分大きな最大値を超えた場合は、また、1に戻り、再びインクリメントされるものとする。
また、ファイル名は、USBデバイス情報ファイルのプロダクトID、ベンダID、USBアドレス、デバイスクラスに基づいて定められている。
図3に示す/device/P0010_V0234_A2_COMM.datは、制御ファイルのパス名である。記憶装置235におけるディレクトリは固定のディレクトリである。ファイル名のうち、P0010は、プロダクトID(0x0010)を示し、V0234は、ベンダID(0x0234)を示し、A2は、USBアドレス(2)を示し、COMMは、デバイスクラス(Communication Device Class(通信用デバイスクラス))を示す。
ファイルシステム240は、中継機器200のファイルシステムである。ファイル解析部250は、記憶装置235に記憶された制御ファイルに記述された制御内容を定期的に解析する。USBコマンド変換部260は、ファイル解析部250によって解析された制御ファイルの制御内容を被制御機器300に対するUSBコマンドに変換する。
USBホストドライバ270は、USBホストのコマンドを管理するUSBドライバである。USBホストドライバ270は、USBコマンド変換部260で変換されたUSBコマンドをUSBホストコントローラ280に出力する。USBホストドライバ270は、制御機器100のUSBホストドライバ140の代わりに動作する。
USBホストコントローラ280は、被制御機器300のUSBデバイスコントローラ310との間でUSBパケットを送受信する。USBホストコントローラ280は、制御機器100のUSBホストコントローラ150の代わりに動作する。
被制御機器300は、USBデバイスドライバ310と、USBデバイスドライバ320と、入出力制御クラス330と、入出力装置340とを備える。
USBデバイスコントローラ310は、中継機器200のUSBホストコントローラ280との間で、USBパケットの送受信を行う。USBデバイスドライバ320は、USBデバイスのコマンドを管理するUSBドライバである。
入出力制御クラス330は、受信したUSBコマンドを解析し、USBコマンドに従って入出力装置340を制御する。入出力装置340は、入出力制御クラスに接続して実際にデータの入出力を行う。
この実施の形態では、マスストレージクラス230、記憶装置235及びファイルシステム240が、ファイル管理部に対応する。すなわち、マスストレージクラス230、記憶装置235及びファイルシステム240は、被制御機器300を特定するための情報が記述されたUSBデバイス情報ファイルと、被制御機器300の入出力機能に関する制御内容及び制御結果が記述される制御ファイルとを管理する。
また、この実施の形態では、USBデバイスコントローラ210及びUSBデバイスドライバ220が第1の通信インターフェイスに対応する。すなわち、USBデバイスコントローラ210及びUSBデバイスドライバ220が、制御機器100からの要求に応じてUSBデバイス情報ファイル、制御ファイルのファイル送受信を行う。
また、この実施の形態では、USBホストドライバ270及びUSBホストコントローラ280が、第2の通信インターフェイスに対応する。すなわち、USBホストドライバ270及びUSBホストコントローラ280は、被制御機器300との間でコマンド送受信を行う。
中継装置200は、USBコマンド変換部260で変換されたUSBコマンドに対する被制御機器300の応答に基づいて、制御ファイルに記述された制御結果を更新する。また、中継装置200は、制御機器100から定期的に送信される要求に基づいて制御結果が更新された制御ファイルを制御機器100に返信する。
次に、この実施の形態に係る入出力システム1の動作について説明する。図4には、図1の入出力システム1の全体動作が示されている。
まず、制御装置100、中継機器200及び被制御機器300は、初期化処理のサブルーチンを実行する(ステップS101、S201、S301)。
図5には、制御機器100、中継機器200及び被制御機器300の初期化処理が示されている。
図5に示すように、まず、制御機器100は、USB以外に関するデバイスの初期化を行う(ステップS401)。
続いて、制御機器100は、USB通信初期化を開始する。まず、制御機器100は、中継機器200へUSB接続要求を送信する(ステップS402)。
一方、中継機器200は、USB以外のデバイス初期化を実施しており(ステップS501)、USBコマンドの受信待ち(USB接続待ち)となっている(ステップS502)。制御機器100からのUSB接続要求に対して、中継機器200は、USB接続応答を制御機器に返信する(ステップS503)。この応答を受信することにより、制御機器100は、中継機器200との間のUSB接続を確立させる(ステップS403)。
これにより、制御機器100では、中継機器200が標準ドライバを用いてファイルを格納できるマスストレージの記憶ドライブとして認識される。この結果、制御機器100が中継機器200の記憶装置235に格納されたファイルを読み書きすることが可能となる。
続いて、中継機器200及び被制御機器300は、USB通信初期化を開始する。まず、中継機器200は、被制御機器300にUSB接続要求を送信する(ステップS504)。
一方、被制御機器300は、USB以外のデバイス初期化を実施しており(ステップS601)、USBコマンド受信待ち(USB接続待ち)となっている(ステップS602)。中継機器200からUSB接続要求を受信すると、被制御機器300は、USB接続応答を返信する(ステップS603)。このUSB接続応答を中継機器200が受信することにより、中継機器200は、被制御機器300との間のUSB接続を確立させる(ステップS505)。
すなわち、このようにして、制御機器100と中継機器200との間と、中継機器200と被制御機器300との間のUSB接続が確立する。
続いて、中継機器200は、被制御機器300に対して、USBデバイス情報の取得要求を送信する(ステップS506)。USBデバイス情報には、前述のように、被制御機器300の識別情報であるプロダクトID、製造者の識別情報であるベンダID、USBネットワークでのアドレス情報であるUSBアドレス、USBデバイスの種類を表すデバイスクラスの情報が含まれている。
続いて、取得要求による応答があると、中継機器200は、被制御機器300から受信した応答に含まれるUSBデバイス情報に基づいて、USBデバイス情報ファイルを作成して記憶装置235に記憶する(ステップS507)。
この後、制御機器100は、USBマスストレージコマンドを送信することにより、USBデバイス情報ファイルの有無をチェックする(ステップS404)。チェック後、制御機器100、中継機器200及び被制御機器300は、USB通信初期化処理を終了する。
図4に戻り、続いて、中継機器200及び被制御装置300は、USB接続待ちとなる(ステップS202、S302)。
続いて、制御機器100は、中継機器200からUSBデバイス情報ファイルの内容を読み込む。より具体的には、制御機器100は、中継機器200にUSBデバイス情報ファイルの取得要求のUSBコマンドを送信し(ステップS102)、中継機器200は、このUSBコマンドを受信すると(ステップS203)、USBデバイス情報ファイルを応答として返信する(ステップS204)。制御機器100は、USBデバイス情報ファイルを受信し、これを取得する(ステップS103)。
これにより、制御機器100は、中継機器200に接続している被制御機器300(USBデバイス)を特定するUSBデバイス情報を取得することができる。このUSBデバイス情報により、制御機器100のアプリケーション110の制御対象と一致する被制御機器300があったときに設定される制御ファイルのファイル名が、例えば図3に示すように決定される。
続いて、制御機器100は、制御ファイルの記憶装置235への書き込みを実行する。
より具体的には、制御機器100(アプリケーション110)は、制御ファイルの作成要求のUSBコマンドを中継機器200(USBマスストレージクラス230)に送信する(ステップS104)。このUSBコマンドを受信すると、中継機器200(USBマスストレージクラス230)は、受信したファイル作成要求のUSBコマンドに基づいて、制御ファイルを作成して記憶装置235に格納する(ステップS205)。
続いて、定期的に動作するファイル解析部250が、制御ファイルをファイルシステム220を介して記憶装置235から読み出して、その制御内容を解析する(ステップS206)。
次に、USBコマンド変換部260が、制御ファイルの制御内容をUSBコマンドに変換して(ステップS207)、USBホストドライバ270及びUSBホストコントローラ280を介して、コマンドのパラメータ(INPUT)とともに被制御機器300に対してUSBコマンドを送信する(ステップS208)。
被制御機器300は、このUSBコマンドを受信する(ステップS303)。被制御機器300(入出力制御クラス330)は、受信したUSBコマンドに従って、入出力装置340の制御を行う(ステップS304)。被制御機器300は、入出力機器340の制御結果を、中継機器200に返信する(ステップS305)。この制御結果には、コマンド発行後の被制御機器300からの状態(STATUS)、コマンド発行後の被制御機器からの応答(OUTPUT)が含まれる。
中継機器200は、制御結果を受信し(ステップS209)、制御結果に基づいて記憶装置235に記憶された制御ファイルを更新する(ステップS210)。ここで、コマンド発行後の被制御機器300からの状態(STATUS)としては、例えば成功、失敗+エラーコード、実行中等などが書き込まれる。
制御機器100のアプリケーション110は、定期的に被制御機器300の制御結果を記述する制御ファイルを監視している。アプリケーション110は、制御ファイルの内容に変更があった場合は、記憶装置235から制御ファイルを読み込んで(ステップS105)、読み込んだ制御ファイルを解析して、被制御機器300に対する制御結果を確認する(ステップS106)。
このように、この実施の形態に係る中継機器200は、制御機器100に対しては、自らが被制御機器300として入出力機能に関する制御内容及び制御結果が記述される制御ファイルの送受信を行い、被制御機器300に対しては、自らが制御機器100としてUSBコマンドの送受信を行う。この中継機器200は、制御ファイルの制御内容に基づくUSBコマンドを被制御機器300に送信し、その応答に基づいて、制御ファイルの制御結果を更新する。更新された制御ファイルは、制御機器100に返信される。このようにすれば、制御機器100から標準ドライバを介して利用できるファイルを用いて、被制御機器300の入出力機器を制御するUSBコマンドを発行することにより、入出力制御を行うことができるようになる。この結果、被制御機器300のドライバを制御機器100にインストールすることなく、標準ドライバを用いて、制御機器100から被制御機器300の入出力機能を、より簡便に利用することができるようになる。これにより、セキュリティの厳しい制御機器100の動作環境における被制御機器300の入出力機能の利用制限を緩和することができる。
なお、図3に示す制御ファイルのコマンド発行時刻(STARTTIME)には、将来の時刻が記述されるようにしてもよい。中継機器200は、このコマンド発行時刻に、被制御機器300の入出力制御を行う。
この場合、制御機器100が被制御機器300の接続した中継機器200から切り離されても、中継機器200は、制御ファイルの制御内容に記述されたコマンド実行時刻(STARTTIME)に、そのコマンドを被制御機器300に送信して、その制御結果を受信する。受信された制御結果は、制御ファイルに書き込まれる。
その後、制御機器100が中継機器200に再接続されると、制御機器100のアプリケーション110は、定期的に、制御ファイルの取得要求を中継機器200に送信する。これを受けて、中継装置200は、制御ファイルを制御機器100に返信する。これにより、制御機器200が、被制御機器300の入出力制御の制御結果を確認することができる。
このように、中継機器200は、制御機器100との接続が切り離された状態でも、被制御機器300が接続されていれば、制御ファイルに登録されたコマンド発行時刻で、被制御機器300に対するUSBコマンドを送信することにより、被制御機器300の入出力制御が可能となる。これにより、制御機器100と被制御機器300とを常時接続しておく必要がなくなるので、双方の設置の自由度を高めることができる。
なお、上記各実施の形態では、USB通信におけるUSBホストとUSBデバイスとの間に適用するものについて説明したが、本発明は、他の通信におけるホストとデバイスとの間の通信にも適用することができる。
なお、上記実施の形態において、実行されるソフトウエアプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをインストールすることにより、上述のソフトウエアプログラムを実行するシステムを構成することとしてもよい。
また、ソフトウエアプログラムをインターネット等の通信ネットワーク上の所定のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、ダウンロード等するようにしてもよい。
また、上述の機能を、OS(Operating System)が分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、ダウンロード等してもよい。
この発明は、この発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、この発明の範囲を限定するものではない。すなわち、この発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
この発明は、制御機器(例えばUSBホスト)に対して、被制御機器(例えばUSBデバイス)がマスストレージクラスの機能に加えて、被制御機器の入出力装置の制御機能を提供する場合に好適である。
1 入出力システム
100 制御機器
110 アプリケーション
120 ファイルシステム
130 マスストレージクラス
140 USBホストドライバ
150 USBホストコントローラ
200 中継機器
210 USBデバイスコントローラ
220 USBデバイスドライバ
230 マスストレージクラス
235 記憶装置
240 ファイルシステム
250 ファイル解析部
260 USBコマンド変換部
270 USBホストドライバ
280 USBホストコントローラ
300 被制御機器
310 USBデバイスコントローラ
320 USBデバイスドライバ
330 入出力制御クラス
340 入出力装置
400 USB通信

Claims (7)

  1. 制御機器と被制御機器との間を中継する中継機器であって、
    前記被制御機器を特定するための情報が記述された第1のファイルと、前記被制御機器の入出力機能に関する制御内容及び制御結果が記述される第2のファイルとを管理するファイル管理部と、
    前記制御機器からの要求に応じて前記ファイル管理部に管理された前記第1、第2のファイルのファイル送受信を行う第1の通信インターフェイスと、
    前記被制御機器との間でコマンド送受信を行う第2の通信インターフェイスと、
    前記ファイル管理部に管理された前記第2のファイルに記述された制御内容を定期的に解析するファイル解析部と、
    前記ファイル解析部によって解析された前記第2のファイルの制御内容を前記被制御機器に対するコマンドに変換するコマンド変換部と、
    を備え、
    前記コマンド変換部で変換されたコマンドに対する前記被制御機器の応答に基づいて前記第2のファイルに記述された制御結果を更新し、
    前記制御機器から定期的に送信される要求に基づいて前記第2のファイルを前記制御機器に返信し、
    前記制御機器が切り離された状態でも、
    前記第2のファイルの前記制御内容として記述された前記コマンドの発行時刻に、前記コマンドを前記被制御機器に送信し、受信した制御結果に基づいて前記第2のファイルの制御結果を更新し、
    前記制御機器が再接続されると、
    前記制御機器から定期的に送信される要求に基づいて前記第2のファイルを前記制御機器に返信する中継機器。
  2. 制御機器と被制御機器との間を中継する中継機器であって、
    前記被制御機器の入出力機能に関する制御内容及び制御結果が記述される第2のファイルを管理するファイル管理部と、
    前記制御機器からの要求に応じて前記ファイル管理部に管理された前記第2のファイルのファイル送受信を行う第1の通信インターフェイスと、
    前記被制御機器との間でコマンド送受信を行う第2の通信インターフェイスと、
    前記ファイル管理部に管理された前記第2のファイルに記述された制御内容を定期的に解析するファイル解析部と、
    前記ファイル解析部によって解析された前記第2のファイルの制御内容を前記被制御機器に対するコマンドに変換するコマンド変換部と、
    を備え、
    前記コマンド変換部で変換されたコマンドに対する前記被制御機器の応答に基づいて前記第2のファイルに記述された制御結果を更新し、
    前記制御機器から定期的に送信される要求に基づいて前記第2のファイルを前記制御機器に返信し、
    前記制御機器が切り離された状態でも、
    前記第2のファイルの前記制御内容として記述された前記コマンドの発行時刻に、前記コマンドを前記被制御機器に送信し、受信した制御結果に基づいて前記第2のファイルの制御結果を更新し、
    前記制御機器が再接続されると、
    前記制御機器から定期的に送信される要求に基づいて前記第2のファイルを前記制御機器に返信する中継機器。
  3. 前記第1のファイルには、
    前記被制御機器の識別情報と、前記被制御機器の製造業者の識別情報と、通信ネットワークにおけるアドレス情報と、前記被制御機器の種類を示すデバイスクラス情報とが含まれる
    ことを特徴とする請求項1に記載の中継機器。
  4. 前記第2のファイルのファイル名は、
    前記被制御機器の識別情報と、前記被制御機器の製造業者の識別情報と、通信ネットワークにおけるアドレス情報と、前記被制御機器の種類を示すデバイスクラス情報とに基づいて定められている、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の中継機器。
  5. 前記第2のファイルには、
    前記制御内容として、
    前記コマンドの番号と、前記コマンドの名称と、前記コマンドのパラメータと、前記コマンドの発行時刻とが含まれ、
    前記制御結果として、
    前記被制御機器の状態と、前記被制御機器の応答とが含まれる、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の中継機器。
  6. 前記第1、第2の通信インターフェイスは、
    USB(Universal Serial Bus)通信インターフェイスである、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の中継機器。
  7. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の中継機器と、
    前記中継機器に接続する制御機器と、
    前記中継機器に接続し、入出力機能を有する被制御機器と、
    を備える入出力システム。
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