JP5720197B2 - 鋳抜きピン及び金型 - Google Patents
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Description
(形態1) 一の実施形態では、固定軸部は合金鋼製であり、低剛性部はチタン合金製である。
(形態2) 他の実施形態では、突条は、固定軸部の周方向に沿ってリング状に形成される。突条は複数本形成される。この場合、突条は固定軸部と同様に合金鋼製である。
図1〜図3を参照して第1実施例の金型について説明する。図1に示すように、本実施例の金型1は、キャビティに溶融金属(溶湯)を供給して製品を鋳造するための鋳造用金型である。本実施例の金型1は、主な部品として、金型本体2と、鋳抜きピン8とを備える。金型本体2は、他の金型本体(図示省略)と組み合わせることによって製品鋳造用のキャビティ3を形成する。図では造形部9(後述)の周囲の空間がキャビティ3に相当する。金型本体2は、キャビティ3を画定するキャビティ面3aを備える。また、金型本体2のキャビティ面3aには取付孔4が開口している。取付孔4は、キャビティ面3aを開口部とする孔であって、キャビティ面3aと直交する方向に沿って金型本体2内部に形成されている。取付孔4の内周面4aは円筒形状に形成されている。取付孔4の奥側には、取付孔4より大径の大径孔6が形成されている。取付孔4と大径孔6とは連通している。
図4、図5を参照して第2実施例の金型について説明する。第2実施例の金型も、第1実施例の金型1と同様に、金型本体2と鋳抜きピン108とを備える。なお、以下では、第1実施例の金型1と同じ構成のものについては、図1〜図3で用いた符号と同様の符号を用いることとして重複説明を省略する。第2実施例の鋳抜きピン108は、図4に示すように、低剛性部120が形成されている範囲において第1実施例の鋳抜きピン8と相違する。即ち、第2実施例では、低剛性部120は、固定軸部16のうち、造形部9側(小径軸部14側)の端部付近にのみ備えられている。なお、第2実施例の低剛性部120も、第1実施例の低剛性部20と同様に、固定軸部16の外周面に、固定軸部16や金型本体2と比較して剛性の低い材料(例えばチタン合金)で形成された層である。低剛性部120は、固定軸部16と取付孔4の内周面4aとの間の隙間を封止する(図4参照)。正確に言うと、図4に示すように、低剛性部120の表面と取付孔4の内周面4aとの間には、溶湯等が通過しない程度の微小な隙間C2が設けられている。
図6を参照して第3実施例の金型について説明する。第3実施例の金型も、金型本体2と鋳抜きピン208と備える。第3実施例の鋳抜きピン208も、図6に示すように、低剛性部220の形状において第1実施例の鋳抜きピン8と相違する。第3実施例では、低剛性部220は、固定軸部16の周方向に沿って伸びている複数本の突条222によって形成されている。各突条222は、固定軸部16の周方向に沿って伸びているリング状の突条である。各突条222は、固定軸部16の径方向外側に向けて先細りになっている。また、各突条222は、固定軸部16と同様の材料、即ち合金鋼によって形成されている。各突条222は、固定軸部16の外周面と一体に形成されている。また、第3実施例でも、低剛性部220は、固定軸部16のうち、造形部9側(小径軸部14側)の端部付近にのみ備えられている。第3実施例の低剛性部220も、固定軸部16と取付孔4の内周面4aとの間の隙間を封止する。正確に言うと、各突条222の先端(低剛性部220の表面)と取付孔4の内周面4aとの間には、溶湯等が通過しない程度の微小な隙間C3が形成されている。
図7、図8を参照して第4実施例の金型について説明する。第4実施例の金型も、金型本体2と鋳抜きピン308と備える。第4実施例の鋳抜きピン308は、図7に示すように、固定軸部316の形状及び低剛性部320の形状において第1実施例の鋳抜きピン8金型と相違する。第4実施例では、低剛性部320は、その径方向の厚みが、挿入部10の先端側(図中左側)から造形部9側に向かって漸増するように形成されている。なお、第4実施例の低剛性部320も、第1実施例の低剛性部20と同様に、固定軸部316の外周面に、固定軸部16や金型本体2と比較して剛性の低い材料(例えばチタン合金)で形成された層である。これに伴って、固定軸部316は、その直径が、挿入部10の先端側から造形部9側に向かって漸減している。即ち、固定軸部316の直径は、小径軸部14に近づくにつれて小さくなっている。固定軸部316のうち先端側には、低剛性部320が備えられていない。低剛性部320が備えられていない部分の固定軸部316の外径は、取付孔4の内径とほぼ同じ径(厳密には僅かに小さい径)に形成されている。固定軸部316の先端側は、固定軸部316の先端側と取付孔4の内周面4aとの間の隙間を封止する。即ち、固定軸部316の先端側と取付孔4の内周面4aとの間には、溶湯等が通過しない程度の微小な隙間C4が設けられている。また、低剛性部320の表面と取付孔4の内周面4aとの間にも、隙間C4が形成されている。即ち、第4実施例の低剛性部320も、固定軸部316と取付孔4の内周面4aとの間の隙間を封止する。
図9を参照して、第5実施例の金型について説明する。第5実施例の金型も、金型本体2と鋳抜きピン408と備える。第5実施例の鋳抜きピン408は、図9に示すように、その基本的構成は、第4実施例の鋳抜きピン308(図7参照)と共通する。第5実施例の鋳抜きピン408は、図9に示すように、低剛性部420の形状において第4実施例の鋳抜きピン308と相違する。第5実施例では、低剛性部420は、固定軸部16の周方向に沿って伸びている複数本の突条422によって形成されている。複数本の突条422は、第3実施例の突条222(図6参照)と同様のものである。なお、第5実施例の低剛性部420も、第4実施例の低剛性部320と同様に、その径方向の厚み(各突条422の高さ)が、挿入部10の先端側(図中左側)造形部9側に向かって漸増するように形成されている。
図10を参照して、第6実施例の金型について説明する。第6実施例の金型も、金型本体2と鋳抜きピン508と備える。第6実施例の鋳抜きピン508は、固定軸部516の形状において、第4実施例の鋳抜きピン308と共通するが、固定軸部516の外周に低剛性部が備えられていない点で第4実施例の鋳抜きピン308と相違する。即ち、第6実施例の固定軸部516も、第4実施例の固定軸部316(図7参照)と同様に、直径が、小径軸部14に近づくにつれて小さくなっている。固定軸部516の先端側と取付孔4の内周面4aとの間には、溶湯等が通過しない程度の微小な隙間C6が設けられている。従って、固定軸部316の先端側は、固定軸部316の先端側と取付孔4の内周面4aとの間の隙間を封止している。なお、上述の通り、第6実施例の固定軸部516の外周には、低剛性部が備えられていない。
(1)上記の各実施例では、鋳抜きピン8の嵌合部12は、その外径が取付孔4の内径とほぼ同じ径に形成された略円柱形の部分である。これに代えて、嵌合部12の外周面に低剛性部を備えてもよい。低剛性部は、第1、第2、第4実施例のように、金型本体や固定軸部と比較して剛性の低い部材(例えばチタン合金)による層によって形成しても、第3、第5実施例のように、複数本の突条によって形成してもよい。なお、低剛性部は、嵌合部と取付孔の内周面との間の隙間を封止する。この場合、嵌合部の外周の低剛性部が変形することにより、鋳造時に造形部に作用する応力を効果的に逃がすことができるとともに、低剛性部によって、嵌合部と取付孔の内周面との間の隙間を封止することによって、取付孔内に溶湯等が浸入することを防ぐことができる。
(2)第1、第2、第4実施例では、低剛性部20、120、320は、塑性材料であるチタン合金によって、固定軸部16、316の外周面に形成される層である。これに代えて、低剛性部20、120、320は、例えばシリコンゴム等の弾性材料によって、固定軸部16、316の外周面に形成される層であってもよい。この場合、鋳造が行われる毎に、低剛性部20、120、320は弾性変形する。その結果、固定軸部16、316のうち、小径軸部14に近い部分が撓み易くなる。
(3)第3、第5実施例において、突条222、422同士の間隔、及び、突条222、422の数は、図6、図9に図示したものに限られない。
(4)また、第3、第5実施例では、固定軸部16、416の外周には、固定軸部16、416の周方向に沿って伸びているリング状の突条222、422が複数本備えられている。これに代えて、固定軸部16、416の外周には、固定軸部16、416の周方向に沿って伸びている螺旋状の突条を備えてもよい。
2:金型本体
3:キャビティ
3a:キャビティ面
4:取付孔
4a:内周面
6:大径孔
8、108、208、308、408、508:鋳抜きピン
9:造形部
10:挿入部
12:嵌合部
14:小径軸部
16、316、416、516:固定軸部
20、120、220、320、420:低剛性部
222、422:突条
Claims (7)
- 鋳造用の金型に備えられる鋳抜きピンであって、
前記金型のキャビティ面に開口された取付孔内に挿入される挿入部と、キャビティに露出する造形部とを備え、
前記挿入部は、
前記造形部に連なっており前記取付孔に嵌合する嵌合部と、
前記嵌合部に連なっており前記嵌合部よりも小径の小径軸部と、
前記小径軸部に連なっており前記小径軸部よりも大径の固定軸部と、
を備えており、
前記固定軸部の外周に、前記金型と比較して剛性が低い低剛性部が備えられ、前記低剛性部は、前記固定軸部の外周面と前記取付孔の内周面との間の隙間を封止することを特徴とする鋳抜きピン。 - 前記固定軸部の直径が、前記挿入部の先端側から前記造形部側に向かって漸減していることを特徴とする請求項1に記載の鋳抜きピン。
- 前記低剛性部の径方向の厚みが、前記挿入部の先端側から前記造形部側に向かって漸増していることを特徴とする請求項2に記載の鋳抜きピン。
- 前記低剛性部は、前記固定軸部の材料と異なる材料で形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の鋳抜きピン。
- 前記低剛性部は、前記固定軸部の周方向に沿って伸びているとともに、前記固定軸部の径方向外側に向けて先細りになっている突条によって形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の鋳抜きピン。
- 鋳造用の金型に備えられる鋳抜きピンであって、
前記金型のキャビティ面に開口された取付孔内に挿入される挿入部と、キャビティに露出する造形部とを備え、
前記挿入部は、
前記造形部に連なっており前記取付孔に嵌合する嵌合部と、
前記嵌合部に連なっており前記嵌合部よりも小径の小径軸部と、
前記小径軸部に連なっており前記小径軸部よりも大径の固定軸部と、
を備えており、
前記固定軸部の直径が、前記挿入部の先端側から前記造形部側に向かって漸減しているとともに、
前記固定軸部は、前記先端側の外周面によって、前記取付孔の内周面との間の隙間を封止することを特徴とする鋳抜きピン。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載の鋳抜きピンを備える金型。
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