JP5708165B2 - 車載通信装置 - Google Patents
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Description
最初、2つのメッセージ5M、6Mがメッセージボックスの先端領域から順番に格納されたメッセージボックス(状態1A)で、メッセージの読み出しが始まる(状態1B)。メッセージの読み出しが始まると、メッセージボックスの先端領域から終端領域に向けてメッセージを検索し、検索で得られたメッセージから順に読み出す。そのため、メッセージボックスの先端領域に格納されたメッセージ5Mが、最初に読み出される。その結果、メッセージボックスの先端領域が空き領域となり、次にメッセージ6Mが読み出す(状態1C)。
このメッセージ6Mの読み出しの途中で、受信側のECUにおいて割り込み処理が発生してメッセージ6Mの読み出しが遅延している間に新たなメッセージ7M、8Mがメッセージボックスに送信されると、メッセージ7M、8Mはメッセージボックスの空き領域の先端側から順に格納される。つまり、メッセージ6Mの読み出しが割り込み処理により遅延している間に、メッセージ7Mは先端領域に格納され、メッセージ8Mはメッセージ6Mの直後の領域に格納される(状態1D)。そして、割り込み処理が終るとメッセージ6Mの続きが読み出され、メッセージ6Mの読み出しが完了すれば直ぐに次に並んだ領域のメッセージ8Mの読み出しが開始される(状態1E)。メッセージ8Mの読み出しが完了すると次の格納領域は空き領域であるから、未読み出しのメッセージを検索して、先端領域に格納されたメッセージ7Mの読み出しが行われる(状態1F)。
その結果、送信側のECUから送信されたメッセージの送信順序(5M→6M→7M→8M)と、受信側のEUCでメッセージを読み出す受信順序(5M→6M→8M→7M)との間で、順序のズレが生じる。
したがって、メッセージの読み出し順序が送信側の送信順序と異なる結果、ECUでの制御に支障をきたす恐れがある。それ故、メッセージの読み出し順序と送信順序が異なること前提に使用する必要があり、利便性が悪かった。
受信データであるメッセージを格納するメッセージボックスを有し、メッセージボックスからメッセージを読み出す場合はメッセージボックスのメッセージ格納領域の先端領域から終端領域に向けてメッセージを検索し、検索で得られたメッセージから順に読み出すノードが複数接続された車載通信装置において、
ノードには、メッセージ格納領域の中で、先端領域を示す先端領域情報と、終端領域を示す終端領域情報と、メッセージを直前に格納した格納領域を示す格納領域情報と、メッセージを直前に出力した出力領域を示す出力領域情報と、を管理する状態管理手段を備え、
状態管理手段は、
新たにメッセージを書き込む書き込み領域として、格納領域と終端領域が同一の場合には、先端領域を指定し、格納領域と終端領域が同一でない場合には、格納領域の直後の領域を指定するとともに、
新たにメッセージを読み込む読み込み領域として、出力領域と終端領域が同一の場合には、先端領域を指定し、出力領域と終端領域が同一でない場合には、出力領域の直後の領域を指定し、
状態管理手段は、読み込み時間帯を定めてメッセージ格納領域に格納されたメッセージの読み込みを指示しており、
読み込み時間帯におけるメッセージの読み込み途中に割り込み処理が発生して読み込み処理が遅延している間に、新たなメッセージボックスへの書き込み処理を行うことを特徴とする。
そのため、格納領域又は出力領域が終端領域でなければ、メッセージボックスの先端領域から終端領域に向かって順序よく受信データの書き込み及び読み込みを指定することができる。
また、メッセージを直前に格納した格納領域又はメッセージを直前に出力した出力領域が終端領域ならば、先端領域が受信データの書き込み又は読み込みと領域として指定される。よって、終端領域に受信データが格納され、又は終端領域から受信データが読み出されても、再度、先端領域を受信データの書き込み領域又は読み込み領域と指定する。そのため、再び、メッセージボックスの先端領域から終端領域に向かって順序よく受信データの書き込み及び読み込みを指定することができる。
したがって、通信バスを経て送信される受信データの送信順序のとおりに、受信データを読み出すことが可能となる。
つまり、新たにメッセージが書き込まれ又は読み込まれることで、直前にメッセージ格納した領域又は直前にメッセージを出力した領域が変化する。そのため、書き込み領域を示す情報に格納領域情報を、読み込み領域を示す情報に出力領域情報を更新することで、複数のメッセージが送信されても、通信バスを経て送信される送信順序のとおりに、データを読み出すことができる。
しかし、本発明においては、メッセージは指定された書き込み領域に書き込みをするので、割り込み処理が発生し、メッセージの読み込み処理が遅延している間に新たなメッセージが送信されても、メッセージの送信順序と読み込み順序が乱れることがない。そして、より一層、通信バスを経て送信される受信データの送信順序のとおりに、受信データを読み出すことできる。
従来の車載通信装置は、メッセージの書き込み・読み込みが正しい順序で行われない可能性を考慮して、メッセージの中に、分割されるメッセージの順序を示すデータを埋め込む必要があった。更に、メッセージが正常に受信されたか否かを確認するために、受信側から送信側に受信確認メッセージを送信する必要もあり、通信が非効率で、ECUの処理負荷も大きかった。
しかし、本発明の車載通信装置は格納領域情報と出力領域情報により、正しい順序でメッセージの書き込み・読み込みができるので、メッセージの順序を示すデータを埋め込む必要が無く、通信及びECUの効率化を図ることができる。
図1は本発明の車載通信装置1を示すブロック図である。図1を用い車載通信装置1の概要を説明する。
図1は、シリアル通信を行うプロトコルであるCANを利用して、通信を行うバスに接続されたデバイス(ノード)、つまり、CANノード2のブロック図を示したものである。
CAN通信のデータは、決められたフォーマットのメッセージとして送信側CANノード3から送信される。受信側CANノード2では、メッセージを受信するバッファであるメッセージボックス4に、送信側CANノード3から送信されたメッセージを受信データとして格納し、そして、出力する。
本発明の車載通信装置1は、送信側CANノード3から送信されたメッセージを書き込む及び読み込む順序を課題とするため、CANノード2の説明では、CANノード2はメッセージの受信を主として説明するが、CANノード2はメッセージの受信だけなく、送信も可能なものである。
メッセージの書き込み又は読み込みは、直前にメッセージを格納した又は出力したメッセージボックス4の領域が終端領域であるか否かに応じ、書き込み又は読み込み領域が指定される。
具体的には、直前にメッセージを格納した又は出力した領域が終端領域ならば、先端領域が書き込み又は読み込み領域と指定される。一方、終端領域以外ならば、直前にメッセージを格納した又は出力した領域における直後の領域が、書き込み又は読み込み領域と指定される。
各種演算や情報処理を司るCPU5、CPU5の作業領域としての一時記憶部であるRAM6、各種情報を記憶するROM7、及び図1には図示されていないが不揮発性のメモリを備える。
ROM7には、車両利用者による車両各部の操作に係る機能を実現する各アプリケーションが記憶される。当該アプリケーションは、RAM6の各アプリケーションに対応したワークエリア上でCPU5により実行される。
そして、制御ECU2aは、通信バス8を介して他の複数のECUと接続され、他のECUが送信するメッセージや、必要に応じて外部からの入力信号等を参照し、各アプリケーションを実行し、制御対象機器の動作制御を司る。
ここで、先端領域情報とは、メッセージボックス4のメッセージ格納領域4aの中で先端領域を示す情報である。終端領域情報とは、メッセージボックス4のメッセージ格納領域4aの中で終端領域を示す情報である。格納領域情報とは、メッセージボックス4のメッセージ格納領域4aの中で、メッセージを直前に格納した格納領域を示す情報である。出力領域情報とは、メッセージボックス4のメッセージ格納領域4aの中で、メッセージを直前に出力した出力領域を示す情報である。
なお、「メッセージを直前に格納した格納領域」とは、ある時点を基準に最新のメッセージが格納されたメッセージボックス4の領域を意味する。また、「メッセージを直前に出力した領域」とは、ある時点を基準にメッセージボックス4から出力された最新のメッセージが格納されていた領域を意味する。
また、読み込み指示によるメッセージの読み込み処理は、処理が遅延する場合がある。具体的には、読み込み時間帯におけるメッセージの読み込みの途中において、受信側の制御ECU2aで割り込み処理が発生すると処理が遅延する。そのため、割り込み処理により読み込み処理が遅延している間に、新たなメッセージが送信されると、随時書き込み処理により新たなメッセージがメッセージボックスへ書き込まれる。
なお、メッセージには長文のメッセージもある。メッセージボックスの1つの単位領域4bではメッセージ全体が収納しきれない長文のメッセージについては、状態管理手段9は、メッセージの書き込みに際し、分割して書き込むことを指示する。そして、分割して書き込まれたメッセージは、それぞれ、読み込み処理により読み込まれる。
つまり、「メッセージを直前に格納した格納領域」=「終端領域」の場合は、先端領域を示す情報に格納領域情報を更新し、「メッセージを直前に格納した格納領域」≠「終端領域」の場合は、メッセージを直前に格納した領域の直後の領域を示す情報に格納領域情報を更新する。また、「メッセージを直前に出力した出力領域」=「終端領域」の場合は、先端領域を示す情報に出力領域情報を更新し、「メッセージを直前に出力した出力領域」≠「終端領域」の場合は、メッセージを直前に出力した領域の直後の領域を示す情報に出力領域情報を更新する。
図1における状態管理手段9は、メッセージボックス4の全体に対して、フィルタ値11が設定される。そのため、送信されたメッセージのID値が、フィルタ値11と一致又は一部と一致したメッセージのみが、メッセージボックス4に格納され、出力される。
最初に、送信側の制御ECU3aから通信バス8を介してメッセージ0M、1Mが制御ECU2aに送信され、メッセージボックス4に格納される。
メッセージボックス4のメッセージ格納領域4aにメッセージが格納されていない場合、メッセージはメッセージボックス4の先端領域(0)に格納される。よって、メッセージ0Mは先端領域(0)に格納される。
このとき、最初の状態ではメッセージボックス4には何もメッセージが格納されておらず、格納領域情報に関する単位情報は全ての単位領域4bで全部「0」(否)であるから、メッセージボックス4の先端領域(0)にメッセージ0Mが格納され、次にメッセージ1Mは先にメッセージ0Mが格納された領域の次の領域(1)に格納され、格納した領域(1)の格納領域の単位情報を「1」(有)とする(状態0)。
このメッセージ1Mの読み込みの途中に受信側の制御ECU2aで割り込み処理が発生してメッセージ1Mの読み込み処理が遅延する。そして、メッセージ1Mの読み込み処理が遅延している間に、新たなメッセージ2M、3Mが、送信側の制御ECU3aから通信バス8を介して受信側の制御ECU2aに送信され、随時時書き込み処理によりメッセージ2M、3Mの書き込みがされる。
送信されたメッセージ2Mは、格納領域の単位情報「1」となっている次の領域(2)に格納されており(状態2−1)、次のメッセージ3Mは、先にメッセージ2Mが格納された領域(2)の次の領域(3)に格納され、格納した領域(3)の格納領域の単位情報だけが「1」となり(状態2−2)、次の書き込み領域として先端領域(0)が指定される。
割り込み処理が終ると、再びメッセージ1Mの読み込みが行われ、メッセージ1Mの読み込みが終ると、格納されていたメッセージ1Mをクリアする(状態3)。そして、次の領域(2)に新しく格納されたメッセージ2Mの読み込みが開始される。
メッセージ2Mの読み込みが終了すると(状態4)、最後に格納されたメッセージ3Mが読み込まれ、格納されたメッセージ3Mをクリアすると、次の読み込み領域として先端領域(0)が指定される。そして、この領域(0)のメッセージボックス4にはメッセージが書き込まれていないから、メッセージの読み込み処理を終了する。そのため、領域(3)の格納領域及び出力領域に関する単位情報のみが「1」となる(他の領域の格納領域及び出力領域に関する単位情報は「0」である)。
したがって、送信側の制御ECU3aから送信されたメッセージの送信順序と同様の順序で受信側の制御ECU2aは、メッセージを読み込むことができる。
各状態において、メッセージボックス4の単位領域4bが「先端領域」、「終端領域」、「格納領域」、「出力領域」に該当する場合は「1」、メッセージボックス4の単位領域4bがそれぞれの領域に該当しない場合は「0」としている。
具体的には、(状態1)では、先端識別情報は、領域(0)が「1」となり、領域(1)から領域(3)は「0」である。終端識別情報は、領域(0)から領域(2)が「0」となり、領域(3)が「1」である。先端識別情報及び終端識別情報は、メッセージボックス4の先端領域及び終端領域を示すものであるため、他の状態でも先端識別情報及び終端識別情報に関する単位情報は同じとなる。
また、(状態1)では、格納領域情報は領域(0)、領域(2)及び領域(3)が「0」となり、領域(1)が「1」となる。また、出力領域情報は、領域(0)が「1」となり、領域(1)から領域(3)が「0」となる。
前提として、メッセージボックス4のメッセージ格納領域4aは、領域(0)を先端領域とし、領域(3)を終端領域とする連続する領域(0)、(1)、(2)及び(3)の単位領域4bを有するとして、以下、説明をする。以下の説明で、領域(N)とは、メッセージ格納領域4aにおける任意の単位領域4bを示し、Nは0ないし3の数を示す。メッセージボックス4は予めメッセージが格納されておらず、単位領域4bにおける格納領域情報に関する単位情報は全部「0」(否)であるから、先端領域の領域(0)からメッセージを書き込むとして以下、説明する。なお、メッセージボックス4のメッセージ格納領域4aは、これに限られることなく、制御ECUの仕様に合わせて適宜設定することができる。
先ず、S1において、制御ECU2aは、他の制御ECU3aから送信されたメッセージのID値がフィルタ値11と一致(又は一部が一致)するか否かを判定する。メッセージボックス4のフィルタ値11と送信されたメッセージのID値が一致する場合(S1:YES)は、S2に進み、フィルタ値11とメッセージのID値が不一致の場合(S1:NO)は、メッセージをメッセージボックス4に格納しないため、制御を終了する。
S3に進むと、メッセージ格納領域4aの領域(N)が終端領域であるか否かを判定する。領域(N)が終端領域(領域(3))である場合(S3:YES)には、S4に進み、領域(N)が終端領域でない場合(S3:NO)には、S9に進む。具体的には、メッセージ格納領域4aの領域(0)は終端領域(3)でないため、S9に進む。
S8に進むと、メッセージ格納領域4aの単位領域4bの位置を示す変数Nを1に設定して制御を終了する。
一方、図6のフローチャートは、メッセージを直前に出力した出力領域を示す出力領域情報が更新される処理手順を示したものである。つまり、新たなメッセージが読み込まれる毎に、出力領域情報は、該出力領域情報が示す領域の直ぐ次に並んだ領域を示す情報に更新される処理手順を示したものである。ただし、当該出力領域情報が示す領域が終端領域である場合は、出力領域情報は先端領域を示す情報に更新される。
そして、メッセージの書き込み処理と同様の処理を行う。詳細には、以下のS11ないしS18の処理により、メッセージボックス4に書き込まれたメッセージを所定の順序で読み込みを行う。
前提として、メッセージボックス4のメッセージ格納領域4aは、領域(0)を先端領域とし、領域(3)を終端領域とする連続する領域(0)、(1)、(2)及び(3)の単位領域4bを有するとして、以下、説明をする。以下の説明で、領域(M)とは、メッセージ格納領域4aにおける任意の単位領域4bを示し、Mは0ないし3の数を示す。
S12に進むと、メッセージ格納領域4aの領域(M)が終端領域であるか否かを判定する。領域(M)が終端領域である場合(S12:YES)には、S13に進み、領域(M)が終端領域でない場合(S12:NO)には、S17に進む。具体的には、領域(0)は終端領域(3)でないため、S17に進む。
S16に進むと、メッセージ格納領域4aの単位領域4bの位置を示す変数Mを1に設定して制御を終了する。
本実施例では、再度、書き込み又は読み込み処理をする場合には、各単位領域4bにおける格納領域情報又は出力領域情報に関する単位情報の「1」の領域を検索することで、検索された領域の直後の領域が書き込み領域又は読み込み領域となる(ただし、検索された領域が終端領域の場合には、先端領域が書き込み領域又は読み込み領域となる)。
つまり、送信側制御ECU3aからメッセージが送信されることで、再度、書き込み処理がされる場合、又は、読み込み時間帯の終了後、再度、読み込み処理をする場合は、格納領域情報及び出力領域情報に関する単位情報で「1」の領域を検索することで、容易に書き込み領域及び読み込み領域を指定でき、検索性に優れる。
なお、本実施例では、メッセージをメッセージ0Mないし3Mとして説明した。しかし、メッセージが長文であり、メッセージの書き込みに際して、メッセージを0M、1M、2M及び3Mに分割して書き込みを指示した場合においても、同様の処理となる。この場合には、従来のように、メッセージが正常に受信されたか否かを確認するために、受信側から送信側に受信確認メッセージを送信する必要もなく、通信が効率的で、ECUの処理負荷を低下することができる。
図5に示す実施例の書き込み処理のフローチャートでは、S4、S7及びS9で格納領域情報に関する単位情報を更新するものである。
しかし、変形例の図7では、S4、S7及びS9において、格納領域情報に関する単位情報を更新した後に、メッセージの読み込み処理が終了したか否かを判定するものである。
また、図6に示す実施例の読み込み処理のフローチャートでは、S13、S15及びS17で出力領域情報に関する単位情報を更新するものである。
しかし、変形例の図8では、S13、S15及びS17において、出力領域情報に関する単位情報を更新した後に、メッセージの読み込んだ直後の領域が空き領域であるか否かを判定するものである。
2 受信側CANノード(受信側制御ECU2a)
3 送信側CANノード(送信側制御ECU3a)
4 メッセージボックス 4a メッセージ格納領域
4b 単位領域 5 CPU
6 RAM 7 ROM
8 通信バス(CANバス) 9 状態管理手段
10 更新手段 11 フィルタ値
Claims (4)
- 受信データであるメッセージを格納するメッセージボックスを有し、前記メッセージボックスから前記メッセージを読み出す場合は前記メッセージボックスのメッセージ格納領域の先端領域から終端領域に向けて前記メッセージを検索し、検索で得られた前記メッセージから順に読み出すノードが複数接続された車載通信装置において、
前記ノードには、前記メッセージ格納領域の中で、前記先端領域を示す先端領域情報と、前記終端領域を示す終端領域情報と、前記メッセージを直前に格納した格納領域を示す格納領域情報と、前記メッセージを直前に出力した出力領域を示す出力領域情報と、を管理する状態管理手段を備え、
前記状態管理手段は、
新たに前記メッセージを書き込む書き込み領域として、前記格納領域と前記終端領域が同一の場合には、前記先端領域を指定し、前記格納領域と前記終端領域が同一でない場合には、前記格納領域の直後の領域を指定するとともに、
新たに前記メッセージを読み込む読み込み領域として、前記出力領域と前記終端領域が同一の場合には、前記先端領域を指定し、前記出力領域と前記終端領域が同一でない場合には、前記出力領域の直後の領域を指定し、
前記状態管理手段は、読み込み時間帯を定めて前記メッセージ格納領域に格納された前記メッセージの読み込みを指示しており、
前記読み込み時間帯における前記メッセージの読み込み途中に割り込み処理が発生して読み込み処理が遅延している間に、新たな前記メッセージボックスへの書き込み処理を行うことを特徴とする車載通信装置。 - 前記状態管理手段には、指定された前記書き込み領域もしくは前記読み込み領域に対して、新たにメッセージの書き込みもしくは読み込みが行われる時に、前記格納領域情報もしくは前記出力領域情報を、その書き込み領域もしくは読み込み領域に更新する更新手段を有する請求項1に記載の車載通信装置。
- 前記メッセージ格納領域は連続する複数の単位領域で構成され、その単位領域には、前記先端領域情報と前記終端領域情報と前記格納領域情報及び前記出力領域情報が、有又は否の単位情報として、前記メッセージと共に収納されている請求項1又は2に記載の車載通信装置。
- 前記状態管理手段は、長文の前記メッセージの書き込みに際して、分割して書き込みを指示しており、分割された前記メッセージは前記格納領域情報と前記出力領域情報によって、正しい順序で書き込み・読み込みが行われる請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車載通信装置。
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