JP5708018B2 - アクティブソーナー装置 - Google Patents
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Description
LFM信号からなる送信信号を生成して出力する送信信号生成部と、
この送信信号生成部から出力された前記送信信号を音波として送波するとともに、海面から海中へ又は海中から更に深い海中へ前記音波を送波する送波部と、
この送波部から送波された前記音波が目標で反射して生じた目標エコーを含む反射波を受波し、これを受信信号として出力する受波部と、
前記送信信号生成部から出力された前記送信信号をレプリカ信号とし、このレプリカ信号と前記受波部から出力された前記受信信号との相関度を計算し、この相関度を前記反射波のレベルとして出力する信号処理部と、
この信号処理部から出力された前記反射波のレベルを入力する残響フィルタと、
を備えたものである。
前記反射波のレベルがレベル閾値を越えたか否かを検出する反射波検出手段と、
前記反射波のレベルが前記レベル閾値を越えたことを前記反射波検出手段が検出した場合に、当該反射波のレベルが前記レベル閾値を越え続ける継続時間を計測する継続時間計測手段と、
この継続時間計測手段で計測された前記継続時間が継続時間閾値を越えたか否かを検出し、当該継続時間が前記継続時間閾値を越えたときに当該反射波を残響であると判定し、当該継続時間が前記継続時間閾値を越えなかったときに当該反射波を目標エコーであると判定する目標エコー判定手段と、
前記反射波が発生する地図上の位置データを入力する位置データ入力手段と、
この位置データ入力手段が入力した前記位置データに対応する地形データを入力する地形データ入力手段と、
この地形データ入力手段が入力した前記地形データに基づき、前記レベル閾値及び前記継続時間閾値の少なくとも一方を変更する閾値変更手段とを有する。
前記反射波のレベルが前記レベル閾値を越えたことを前記反射波検出手段が検出した場合に、当該反射波のレベルが前記レベル閾値を越え続ける継続時間を計測する継続時間計測手段と、
この継続時間計測手段で計測された前記継続時間が継続時間閾値を越えたか否かを検出し、当該継続時間が前記継続時間閾値を越えたときに当該反射波を残響であると判定し、当該継続時間が前記継続時間閾値を越えなかったときに当該反射波を目標エコーであると判定する目標エコー判定手段と、
を備えたことを特徴とする残響フィルタ。
前記反射波が発生する地図上の位置データを入力する位置データ入力手段と、
位置データ入力手段が入力した前記位置データに対応する地形データを入力する地形データ入力手段と、
地形データ入力手段が入力した前記地形データに基づき、前記レベル閾値及び前記継続時間閾値の少なくとも一方を変更する閾値変更手段と、
を更に備えたことを特徴とする残響フィルタ。
前記継続時間計測手段は、
前記継続時間を計測している最中に、前記反射波のレベルが前記レベル閾値を一定時間以内下回ったとしても、当該反射波のレベルが前記レベル閾値を越え続けたとして当該継続時間を計測する、
ことを特徴とする残響フィルタ。
目標エコー判定手段は、前記継続時間閾値よりも短い第二継続時間閾値を設け、前記継続時間が前記第二継続時間閾値を越えたか否かを検出し、当該継続時間が前記第二継続時間閾値を越えなかったときに当該反射波を雑音であると判定する、
ことを特徴とする残響フィルタ。
前記反射波が音波かつLFM信号である、
ことを特徴とする残響フィルタ。
この送信信号生成部から出力された前記送信信号を音波として送波する送波部と、
この送波部から送波された前記音波が目標で反射して生じた目標エコーを含む反射波を受波し、これを受信信号として出力する受波部と、
前記受波部から出力された前記受信信号に基づいて前記反射波のレベルを算出し、この反射波のレベルを出力する信号処理部と、
この信号処理部から出力された前記反射波のレベルを入力する付記1乃至4のいずれか一つに記載の残響フィルタと、
を備えたことを特徴とするアクティブソーナー装置。
前記送信信号はLFM信号であり、
前記信号処理部は、前記送信信号生成部から出力された前記送信信号をレプリカ信号とし、このレプリカ信号と前記受波部から出力された前記受信信号との相関度を計算し、この相関度を前記反射波のレベルとして出力する、
ことを特徴とするアクティブソーナー装置。
前記送波部は、海面から海中へ又は海中から更に深い海中へ前記音波を送波する、
ことを特徴とするアクティブソーナー装置。
前記反射波のレベルが前記レベル閾値を越えたことを検出した場合に、当該反射波のレベルが前記レベル閾値を越え続ける継続時間を計測し、
前記継続時間が継続時間閾値を越えたか否かを検出し、当該継続時間が前記継続時間閾値を越えたときに当該反射波を残響であると判定し、当該継続時間が前記継続時間閾値を越えなかったときに当該反射波を目標エコーであると判定する、
ことを特徴とする残響除去方法。
前記反射波のレベルが前記レベル閾値を越えたことを前記反射波検出手段が検出した場合に、当該反射波のレベルが前記レベル閾値を越え続ける継続時間を計測する継続時間計測手段、及び、
この継続時間計測手段で計測された前記継続時間が継続時間閾値を越えたか否かを検出し、当該継続時間が前記継続時間閾値を越えたときに当該反射波を残響であると判定し、当該継続時間が前記継続時間閾値を越えなかったときに当該反射波を目標エコーであると判定する目標エコー判定手段と、
としてコンピュータを機能させるための残響除去プログラム。
2 送信信号生成部
3 送信信号増幅部
4 送波部
5 受波部
6 受信信号増幅部
7 帯域濾波部
8 A/D変換部
10,40 残響フィルタ
101 反射波検出手段
102 継続時間計測手段
103 目標エコー判定手段
11 目標
12 信号処理部
121 フーリエ変換手段
122 レプリカ信号生成手段
123 フーリエ変換手段
124 乗算手段
125 逆フーリエ変換手段
13 検出部
14 表示部
20 直接波
21 送信信号
22 音波
23 目標エコー
24 反射波
25 受信信号
26 レプリカ信号
27 相関度
28 海底反射波
29 海底
30 海面
31 CPU
32 RAM
33 ROM
34 入出力インタフェース
35 コンピュータ
36 表示データ
401 位置データ入力手段
402 地形データ入力手段
403 閾値変更手段
41 位置データ取得部
42 地形データ記憶部
L レベル
Lth レベル閾値
T,T1,T2 継続時間
Tth 継続時間閾値
Tth2 第二継続時間閾値
Claims (5)
- LFM信号からなる送信信号を生成して出力する送信信号生成部と、
この送信信号生成部から出力された前記送信信号を音波として送波するとともに、海面から海中へ又は海中から更に深い海中へ前記音波を送波する送波部と、
この送波部から送波された前記音波が目標で反射して生じた目標エコーを含む反射波を受波し、これを受信信号として出力する受波部と、
前記送信信号生成部から出力された前記送信信号をレプリカ信号とし、このレプリカ信号と前記受波部から出力された前記受信信号との相関度を計算し、この相関度を前記反射波のレベルとして出力する信号処理部と、
この信号処理部から出力された前記反射波のレベルを入力する残響フィルタと、
を備えたアクティブソーナー装置であって、
前記残響フィルタは、
前記反射波のレベルがレベル閾値を越えたか否かを検出する反射波検出手段と、
前記反射波のレベルが前記レベル閾値を越えたことを前記反射波検出手段が検出した場合に、当該反射波のレベルが前記レベル閾値を越え続ける継続時間を計測する継続時間計測手段と、
この継続時間計測手段で計測された前記継続時間が継続時間閾値を越えたか否かを検出し、当該継続時間が前記継続時間閾値を越えたときに当該反射波を残響であると判定し、当該継続時間が前記継続時間閾値を越えなかったときに当該反射波を目標エコーであると判定する目標エコー判定手段と、
前記反射波が発生する地図上の位置データを入力する位置データ入力手段と、
この位置データ入力手段が入力した前記位置データに対応する地形データを入力する地形データ入力手段と、
この地形データ入力手段が入力した前記地形データに基づき、前記レベル閾値及び前記継続時間閾値の少なくとも一方を変更する閾値変更手段とを有する、
ことを特徴とするアクティブソーナー装置。 - 請求項1記載のアクティブソーナー装置であって、
前記閾値変更手段は、前記地形データ入力手段が入力した地形データに基づき、海底が深いほど前記レベル閾値を下げる、
ことを特徴とするアクティブソーナー装置。 - 請求項1又は2記載のアクティブソーナー装置であって、
前記閾値変更手段は、前記地形データ入力手段が入力した地形データに基づき、海底の凹凸が多いほど前記継続時間閾値を長くする、
ことを特徴とするアクティブソーナー装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一つに記載のアクティブソーナー装置であって、
前記継続時間計測手段は、
前記継続時間を計測している最中に、前記反射波のレベルが前記レベル閾値を一定時間以内下回ったとしても、当該反射波のレベルが前記レベル閾値を越え続けたとして当該継続時間を計測する、
ことを特徴とするアクティブソーナー装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一つに記載のアクティブソーナー装置であって、
前記目標エコー判定手段は、前記継続時間閾値よりも短い第二継続時間閾値を設け、前記継続時間が前記第二継続時間閾値を越えたか否かを検出し、当該継続時間が前記第二継続時間閾値を越えなかったときに当該反射波を雑音であると判定する、
ことを特徴とするアクティブソーナー装置。
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JP2011037702A JP5708018B2 (ja) | 2011-02-23 | 2011-02-23 | アクティブソーナー装置 |
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JP2011037702A JP5708018B2 (ja) | 2011-02-23 | 2011-02-23 | アクティブソーナー装置 |
Publications (2)
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Family
ID=46976247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011037702A Active JP5708018B2 (ja) | 2011-02-23 | 2011-02-23 | アクティブソーナー装置 |
Country Status (1)
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2011
- 2011-02-23 JP JP2011037702A patent/JP5708018B2/ja active Active
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