JP5707118B2 - 充填用容器 - Google Patents
充填用容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5707118B2 JP5707118B2 JP2010274955A JP2010274955A JP5707118B2 JP 5707118 B2 JP5707118 B2 JP 5707118B2 JP 2010274955 A JP2010274955 A JP 2010274955A JP 2010274955 A JP2010274955 A JP 2010274955A JP 5707118 B2 JP5707118 B2 JP 5707118B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner bag
- outer box
- gusset
- filling
- discharge port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Packages (AREA)
- Bag Frames (AREA)
Description
また、特許文献2には、両サイドに折り込み部を有するガゼット袋からなる大型袋とそれを収容するコンテナからなり、ガゼット袋を充填機に吊り下げセットしたときに袋の排出口をコンテナの後側に固定し、充填時に作業員がガゼット袋を引っ張り袋の弛みを少なくすることが可能なバッグインコンテナが記載されている。
前記折り線の延在方向における前記内袋の両端部が、前記外箱の底部から側壁部に沿って上向きに折り曲げられていることが好ましい。
この場合、前記斜めシール部により内容物の収容部から区切られた前記内袋の四隅が、前記斜めシール部の外縁に沿って切断除去されていることが好ましい。
図1は、本発明の充填用容器の一例を示す部分切欠斜視図であり、図2(a)および(b)はそれぞれ内袋の一例を示す平面図である。図1に示すように、本形態例の充填用容器1は、可撓性の内袋10と、この内袋10を収容する外箱2を備える。
内袋10の両端部18における端部シール部17では、ガゼット部13を介することなく、前面部11と後面部12とが直接対向してシールされている。
ガゼット部13は、幅方向(図2の上下方向)の中央で折り線14により2つ折りにされ、一方のガゼット部13と他方のガゼット部13とが折り線14を内側とするように内方に折り込まれている。ガゼット部13の幅方向の両端は、一方が前面部11に、他方が後面部12に、それぞれシールされ、サイドシール部15を形成する。
外箱2内においては、図1に示すように、内袋10は、前面部11と後面部12とが外箱2内で上下方向に開閉するように、後面部12を下側、前面部11を上側として寝かせた状態で外箱2の底部3に収容されている。
外箱2の底部3における排出口22の取り付け位置(取付穴3aの位置)は、底部3の中央としてもよいが、いずれかの側壁部4a,4bの側に片寄った位置であると、内袋10を外箱2にセットするときに向きを合わせるのが容易になるので好ましい。排出口22が床面に接触するのを防ぐため、外箱2は、下方から台や枠などを設けて支持することもでき、あるいは、図1に示すように、外箱2の底部3から脚部5を設けることもできる。なお、図3においては、排出口22を注入口21と同じ断面上に示したが、特にこれに限定されるものではなく、両者の位置がずれていても構わない。
図2(a)に示すように、折り線14,14同士の間隙が十分に大きい場合は、平面視で注入口21がいずれのガゼット部13とも重ならない位置に配置してもよい。
また、図2(b)に示すように、注入口21の部材がいずれか一方または両方のガゼット部13と部分的に重なるように配置しても構わない。
後述するように、注入に伴って内袋10が膨らみ、注入口21の位置も変動するため、注入口21とホース等8とは、内容物6が漏れることのないように密に連結される構造であることが好ましい。
内容物6がガゼット部13の折り線14の高さに達すると、さらにガゼット部13の上部24も膨らむようになる。
図3(b)に示すように、充填が完了した内袋10のガゼット部13は外箱2の側壁部4bにほぼ全面的に密着し、同様に内袋10の端部18は外箱2の側壁部4aにほぼ全面的に密着することで、包装体7の重量が側方から外箱2に支持される。また、外箱2を移動させたり、外箱2に外力が加わって振動等したとき、内袋10が外箱2に密着していると、包装体7に荷重の片寄りや外箱2との摩擦が生じにくい。これにより、内袋10の可撓性を有する包装材(後面部12やガゼット部13等)からなる袋本体を外箱2に固定しなくても、内袋10の破損が抑制される。
図1において、注入口21および排出口22は、外箱2の底部3上に配置される、両端部18,18間の中間部19に設けることが好ましい。
斜めシール部16がサイドシール部15に対して交差する角度は、充填完了時の内袋10の端部18の形状にもよるが、端部18がほぼ平坦に広がるようにするためには、45°前後、例えば30〜60°の範囲内が好ましい。
内袋10は、内容物の漏れをより厳重に防ぐため、2重袋や3重袋とすることもできる。内袋10は両サイドにガゼット部を有する内袋である限り、特に限定されるものではなく、図示した例のほか、例えば、端部18に別部材の底貼り(図示せず)を設けることもできる。
2重袋や3重袋の内層においては、両面でヒートシール可能な単層フィルムや積層フィルムを用い、符号15〜17等のシール部において内層と外層とをシール可能にする。
排出口22は、内袋10の端部18や前面部11に設けることもできる。排出口22を内袋10の端部18に設ける場合、空の内袋10を外箱2にセットするとき、外箱2の側壁部4aに固定してもよい。排出口22を内袋10の前面部11に設ける場合、充填完了後に外箱2の蓋(図示せず)に排出口22を固定して外部に露出させる。排出口22を注入口21と共通にする場合も同様である。
内容物としては、清酒、みりん、乳製品、食酢、醤油、ソース、ジュース、コーヒー、茶、ミネラルウオーター、清涼飲料水やその原液、液糖、アイスクリーム原料、食品添加物、香料、塩辛、バターをはじめとする飲料や液状ないし流動性の食品;洗剤、写真現像液、液体肥料、接着剤、水性ペイント、液状樹脂、バッテリー液、現像液、各種工業薬品、医薬品をはじめとする非食品などが挙げられる。また、流動性があれば、粉体や粒体(粉粒体)など、あるいは液体に粉粒体等の固形物を混合したものに適用することも可能である。
Claims (5)
- 互いに対向する両サイドにガゼット部を有する可撓性の内袋と、この内袋を収容する外箱を備える充填用容器であって、前記内袋は、内方に折り込まれた前記ガゼット部を介して前後に重なり合う前面部と後面部とが上下方向に開閉するように寝かせた状態で前記外箱の底部に収容され、前記内袋の注入口は、前記ガゼット部の上に支持される前面部のうち、前記ガゼット部の折り線同士の間において前面部と後面部とが前記ガゼット部を介することなく対向した間隙の位置に設けられ、前記内袋の排出口は、前記外箱の底部に接する後面部のうち、前記ガゼット部の下となる位置に設けられ、かつ前記排出口は、前記外箱の底部のうち、前記外箱のいずれかの側壁部の側に片寄った位置に取り付けられていることを特徴とする充填用容器。
- 前記内袋の排出口は、前記外箱の底部を貫通して、前記外箱の外部に露出されていることを特徴とする請求項1に記載の充填用容器。
- 前記折り線の延在方向における前記内袋の両端部が、前記外箱の底部から側壁部に沿って上向きに折り曲げられていることを特徴とする請求項1または2に記載の充填用容器。
- ガゼット部と前面部との間およびガゼット部と後面部との間において、前記ガゼットのそれぞれの折り線の両端またはその近傍から両サイドの外側に向けて斜めにシールされていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の充填用容器。
- 前記斜めシール部により内容物の収容部から区切られた前記内袋の四隅が、前記斜めシール部の外縁に沿って切断除去されていることを特徴とする請求項4に記載の充填用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010274955A JP5707118B2 (ja) | 2010-12-09 | 2010-12-09 | 充填用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010274955A JP5707118B2 (ja) | 2010-12-09 | 2010-12-09 | 充填用容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012121611A JP2012121611A (ja) | 2012-06-28 |
JP5707118B2 true JP5707118B2 (ja) | 2015-04-22 |
Family
ID=46503511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010274955A Active JP5707118B2 (ja) | 2010-12-09 | 2010-12-09 | 充填用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5707118B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10046870B2 (en) * | 2014-04-22 | 2018-08-14 | Ge Healthcare Bio-Sciences Corp. | Flexible bag |
JP6362975B2 (ja) * | 2014-09-12 | 2018-07-25 | 凸版印刷株式会社 | 産業用袋の内袋および産業用袋 |
EP3925901A4 (en) | 2019-02-15 | 2023-03-01 | Toyo Seikan Co., Ltd. | SACHET AND SACHET MANUFACTURING METHOD |
CN111361870A (zh) * | 2020-03-23 | 2020-07-03 | 上海鸿研物流技术有限公司 | 液体输送系统和内衬袋及其制造方法 |
CN115397741B (zh) * | 2020-04-28 | 2023-10-20 | 东洋制罐株式会社 | 袋及填充方法 |
JP7008926B1 (ja) | 2020-07-28 | 2022-01-25 | 東洋製罐株式会社 | スパウト付きパウチ |
CN112357375B (zh) * | 2020-11-17 | 2022-07-26 | 江苏威拉里新材料科技有限公司 | 一种金属粉真空收集装置 |
CN112373966A (zh) * | 2020-12-03 | 2021-02-19 | 泉州国利包装有限公司 | 一种自升降新型吨袋 |
WO2023090393A1 (ja) | 2021-11-22 | 2023-05-25 | 東洋製罐株式会社 | スパウト付きパウチ |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS649174U (ja) * | 1987-07-02 | 1989-01-18 | ||
JP2001253474A (ja) * | 2000-03-08 | 2001-09-18 | Fujimori Kogyo Co Ltd | バッグインボックス内袋 |
US20020131654A1 (en) * | 2001-03-19 | 2002-09-19 | Smith Sidney T. | Large volume flexible container |
JP4184720B2 (ja) * | 2002-06-20 | 2008-11-19 | 大日本印刷株式会社 | バッグインボックス |
US8075188B2 (en) * | 2006-02-24 | 2011-12-13 | Cdf Corporation | Flexible liner for FIBC or bag-in-box container systems with improved flex crack resistance |
-
2010
- 2010-12-09 JP JP2010274955A patent/JP5707118B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012121611A (ja) | 2012-06-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5707118B2 (ja) | 充填用容器 | |
RU2507136C2 (ru) | Пакет с устойчивым дном из термосваривающейся синтетической пленки | |
US20160159545A1 (en) | Thermoformed liquid-holding vessels | |
US20130248540A1 (en) | Container, container blank, and method of manufacture | |
JP2011068412A (ja) | 直立バッグおよび直立バッグを製造するための方法 | |
US20080245848A1 (en) | Flexible liner and bag-in-box container systems | |
EP2773568B1 (en) | Improved pouch and valve assembly package for containing and dispensing a fluent substance | |
CA2993406C (en) | A system for complete dispensing of flowable materials from a bulk shipping container | |
JP3324953B2 (ja) | バッグインボックス用内袋及びその製造方法 | |
EP3841032B1 (en) | Fold and seal flexible valves | |
JP3709155B2 (ja) | バッグインボックス用袋体およびバッグインボックス | |
JP2021526488A (ja) | 複数の区画を有するスタンドアップパウチ | |
JPWO2019065769A1 (ja) | 自立性包装袋 | |
JP2000072161A (ja) | 口栓付不定形容器 | |
JP7170465B2 (ja) | ガゼット袋およびバッグインボックス | |
US3240327A (en) | Package for flowable products | |
JP7540916B2 (ja) | 包装袋及び包装製品 | |
JP2015077988A (ja) | ライナー | |
JPH0511184Y2 (ja) | ||
JP4641088B2 (ja) | カートリッジ式袋 | |
US20030132274A1 (en) | Liquid packaging canister | |
JP2022183777A (ja) | 包装袋容器 | |
JP2017007694A (ja) | 容器用シート材および該容器用シート材によって構成される容器 | |
JP2025018683A (ja) | 包装容器および製造方法 | |
JP2005289390A (ja) | 易開封性のある2室構造袋 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130925 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140516 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140603 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140728 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150203 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150302 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5707118 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |