JP5697037B2 - 直流電力ケーブル及び直流電力線路の製造方法 - Google Patents
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Description
前記架橋ポリオレフィン組成物として、
(1)ポリオレフィン100質量部に対して、
(2)カーボンブラックを0.1〜5質量部、及び
(3)トリアリルイソシアヌレートまたはトリメタリルイソシアヌレートから選ばれる少なくとも1種以上の化合物を0.02〜1.25質量部、且つカーボンブラック配合量の質量比で4分の1以下、となるよう配合されたものを用いる。
更に、前記カーボンブラックには、
(a)BET法で測定した比表面積(m2/g)に対する鉱物油の吸油量(cc/100g)の比が0.7以上、3.5以下、
(b)炭素含有率が97重量%以上、
(c)粒径が300nm以上のカーボンブラック粒子の存在割合が1重量%以下、という特性を有するものを用いる。
加えて、本発明によれば、絶縁層を形成するために用いる架橋ポリオレフィン組成物の保管特性を改善できるので、直流電力ケーブルの生産性を向上できる利点がある。
特に、絶縁層を形成する架橋ポリオレフィン組成物には、(1)ポリオレフィン100質量部に対して、(2)カーボンブラックを0.1〜5質量部、及び(3)トリアリルイソシアヌレートまたはトリメタリルイソシアヌレートから選ばれる少なくとも1種以上の化合物を0.02〜1.25質量部、且つカーボンブラック配合量の質量比で4分の1以下、となるよう配合されたものを用いる。更に、カーボンブラックとして、(a)BET法で測定した比表面積(m2/g)に対する鉱物油の吸油量(cc/100g)の比が0.7以上3.5以下、(b)炭素含有率が97重量%以上、(c)粒径が300nm以上のカーボンブラック粒子の存在割合が1重量%以下のものを用いる。
ここで、「質量部」の語は、配合する各原料の質量比を示し、以下の説明では、ポリオレフィン100質量部に対する質量部を示す。
ポリオレフィンは、本発明に係る架橋ポリオレフィン組成物のベースとなる。ポリオレフィンとしては、例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、エチレンー酢酸ビニル共重合体、エチレンエチルアクリレート共重合体、ポリプロピレン、エチレンープロピレン共重合体、エチレンープロピレンージエン共重合体や、これらの2以上の混合物等を用いることができる。
カーボンブラックは、平均一次粒径が10〜100nmのナノ分散粒子であることが好ましい。このようなナノ分散粒子であれば、空間電荷抑制作用を発揮するためである。
平均一次粒径=ΣNi・Di/ΣNi
この平均一次粒径10〜100nmの大きさのカーボンブラックが、ポリエチレンなどの絶縁体の結晶構造を乱さない最適の値である。結晶構造が乱されると絶縁体の電気的性能が低下する。また粒径がこれより大きいとカーボンブラックの分散や交じり具合が悪くなる。またこれより小さい場合は製造が難しく現実的でない。
また、配合するカーボンブラックに求められる特性について以下に記述するが、これらは「特許第3602297号公報(特許文献1)」にて規定される特性と同一である。
架橋ポリエチレン組成物の抵抗率(比抵抗)をρ(Ω・m)とし、絶縁抵抗の温度係数をα(1/℃)、電界係数(絶縁抵抗のストレス係数)をβ(mm/kV)、絶縁体にかかる電界強度をE(kV/mm)とすれば、以下の関係が成り立つことが知られている。
ρ=ρ0exp−(αT+βE)…(1)
なお、ファーネス系カーボンブラックであるSAF、ISAF、I−ISAF、CF、SCF、HAFカーボンのいずれかのカーボンブラックを用いたときには、上記の比が0.7〜1.5の範囲で、特に良好なことが実験的に確かめられている。
本発明で用いる架橋ポリオレフィン組成物の最も特徴的な点は、架橋助剤として、トリアリルイソシアヌレートまたはトリメタリルイソシアヌレートから選ばれる少なくとも1種以上の化合物を所定量配合する点である。すなわち架橋助剤の配合量は、ポリオレフィン100質量部に対して0.02〜1.25質量部である。且つカーボンブラック配合量に対して質量比で4分の1以下ある。
架橋助剤の配合比が0.02質量部未満では、高温の熱履歴による絶縁性能低下を抑制する効果が得られない。
また、架橋ポリオレフィン組成物はペレット状に加工された状態で保管されるが、架橋助剤の配合量が1.25質量部を越えると、ペレットを保管する間に架橋助剤が析出し、ペレット同士が固着したブロッキングと呼ばれる現象が発生する。ブロッキングが発生すると、ペレット気送や押出機へのフィードに支障をきたし、正常に直流電力ケーブルを製造することができなくなってしまう。
ところで、本発明の開発に際して、本発明者は、カーボンブラックが共存する系では、架橋助剤の析出挙動は架橋助剤の配合量だけでは決まらず、共存するカーボンブラック配合量が架橋助剤の析出挙動に影響を与えることに気付いた。すなわち、実用的な架橋ポリオレフィン組成物を得るには、長期保管特性の観点から、架橋助剤とカーボンブラック配合比を適切することも重要である。
具体的には、架橋助剤の配合量が1.25質量部以下であっても、カーボンブラック配合量の質量比で4分の1を超える架橋助剤を配合した場合には、やはり、架橋助剤が析出してブロッキングを生じてしまう。よって、架橋助剤の配合量は、質量比でカーボンブラックの配合量の4分の1以下にしなければならない。
なお、架橋助剤のさらに好ましい配合量は、0.1〜0.5質量部である。0.1質量部以上配合することで、有機化酸化物架橋剤の配合量を減らすことができ、押出機内における樹脂焼けを抑制する効果も得ることができる。また、前述した長尺押出し特性の観点からカーボンブラックの配合量を2.0質量部以下にすることが望ましいので、架橋助剤の配合量はその4分の1以下、すなわち0.5質量部以下にすることがより好ましい。
有機過酸化物架橋剤としては、通常の架橋に用いる有機過酸化物であればよい。例えば、ジクミルパーオキサイド(DCP)、t−ブチルクミルパーオキサイド、α,α’−ビス(t−ブチルパーオキシ−m−イソプロピル)ベンゼン等を用いることができる。t−ブチルクミルパーオキサイド、α,α’−ビス(t−ブチルパーオキシ−m−イソプロピル)ベンゼンの分解残渣には、DCPの分解残渣と同様、水酸基などの極性基を有した化合物が含まれており、DCPを用いた場合と同様、前述の問題が発生するが、本発明により、この問題を解決できる。
必要に応じて架橋ポリオレフィン組成物に酸化防止剤を配合してもよい。酸化防止剤としては、一般に使用される酸化防止剤を適宜選択して配合することができる。フェノール系、ホスファイト系、チオエーテル系の老化防止剤が好ましい。特に、4,4’−チオビス(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール)は、架橋ポリオレフィン組成物を押し出しする際、スコーチを抑制する効果があり、好ましい。
酸化防止剤の配合量は、使用する酸化防止剤の種類、耐酸化性能を考慮して適宜調整されるが、0.1〜1質量部であることが好ましい。また、その他、必要に応じて加工助剤などの添加剤を配合することもできるが、水和金属酸化物フィラーなどの高電圧直流電力ケーブルとしての電気性能を損なうような添加剤を配合することはできない。
以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明する。
図1は作成した直流電力ケーブル10の断面図である。図1に示すように、直流電力ケーブル10は、導体11の外側に内部半導電層12、絶縁層13、外部半導電層14、金属遮蔽層15、シース16を順に形成してなる。導体11の断面積は200mm2、絶縁層13の厚さは3mmであり、内部半導電層12、および、外部半導電層14の厚さはそれぞれ1mmである。
内部半導電層12は、エチレンー酢酸ビニル共重合体、有機過酸化物架橋剤(DCP)、カーボンブラック(アセチレンブラック)、酸化防止剤(4,4’−チオビス(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール))を配合した組成物(半導電性樹脂組成物)を用いて形成した。
(2)絶縁層
絶縁層13は、本発明に係る架橋ポリエチレン組成物を用いて形成された。ポリオレフィン、カーボンブラック、架橋助剤、有機過酸化物架橋剤の配合比(質量部)は表1〜3に示すとおりである。
ポリオレフィンには、LDPE(DOW社製のNUC−9026)を用いた。
カーボンブラックには、Cabot社製「Vulcan9A32」と、旭カーボン株式会社製「旭#50HG」を用いた。
Vulcan9A32は、ファーネス系カーボンブラックであるSAFであり、BET法で測定して、比表面積140m2/g、鉱物油の吸油量114cc/100g、炭素含有量が97.5質量%、一次粒子の平均粒径が18nm、300nm以上の粗粒含有量が1%以下のものである。比表面積(m2/g)に対する鉱物油の吸油量(cc/100g)の比は、0.8である。
また、旭#50HGは、一次粒子の平均粒径が85nm、比表面積(m2/g)に対する鉱物油の吸油量(cc/100g)の比が5.3である。
架橋助剤には、トリアリルイソシアヌレートまたはトリメタリルイソシアヌレートを用いた。
有機過酸化物架橋剤には、DCP、tーブチルクミルパーオキサイド、α,α’−ビス(t−ブチルパーオキシ−m−イソプロピル)ベンゼンを用いた。
上記材料をバンバリーミキサーにより混練し、目開き34μmの金属製スクリーンメッシュに通し、さらにヘンシェル混合機によりDCPを混合することで架橋ポリエチレン組成物を作製した。
(3)外部半導電層
外部半導電層14は、内部半導電層12と同じ配合の半導電性樹脂組成物を用いて形成された。
直流電力線路は、上記手順手により作成した直流電力ケーブル10を接続して製造された。ケーブル接続部の概略断面を図2に示す。
ケーブル接続部は、図2に示すように、2本の直流電力ケーブル10、10を端部で導体11、11同士を対向させて突き合わせて接続し(図中符号21)、その周囲を内部半導電層22、補強絶縁層23、外部半導電層24により順に被覆した構造である。
以下、ケーブルの接続方法について説明する。
まず、2本の直流電力ケーブル10、10の終端部をシース16、金属遮蔽層15、外部半導電層14、絶縁層13、内部半導電層12の順に段状に剥ぎ、略円錐形状に加工した。次に、2本の直流電力ケーブル10、10の導体11、11同士を付き合わせて接続を行い、導体接続部21を形成した。次に、半導電性テープを導体接続部21に巻きまわし、加熱融着することで、内部半導電層22を作製した。
次に、絶縁テープを内部半導電層22に巻きまわし、さらにその外周を半導電性収縮チューブで被覆した。この上に、更に半導電性収縮チューブを被せ加熱し収縮させた。
その後、架橋管内の内圧を窒素ガスにより0.8MPaとし、ヒーターにより昇温し220℃を3時間保持することで、補強絶縁層23、外部半導電層24を形成した。
(1)製造した直流電力ケーブルの架橋度は、ケーブル絶縁体の厚さ方向の中間部分より試験片を採取し、JIS C 3005 4.25項に準拠して測定した。
(2)製造した直流電力ケーブルを2分割し、そのうちの1本を全長20mの直流電力ケーブルにしてそのまま直流破壊電圧(kV)を計測し、接続前の直流破壊電圧について評価した。もう1方の直流電力ケーブルはさらに2分割し、分割したものに接続処理を施し、接続部を含めて全長20mの直流電力ケーブルにして直流破壊電圧(kV)を計測し、接続後の直流破壊電圧について評価した。直流破壊電圧の測定は、全長20mの直流電力ケーブルに対し、−60kVのスタート電圧から−20kV/10分のステップアップで電圧を上昇させることによって破壊電圧を測定した。通電中の導体温度は90℃となるように調整した。
(3)破壊後に接続部を解体し、破壊部位を特定した。補強絶縁層23の両端部23A、23Aの間で破壊した場合は破壊部位をA、補強絶縁層23の両端部23A、23Aで破壊した場合は破壊部位をB、補強絶縁層23の端部23Aと外部半導電層14の端部14Aとの間で破壊した場合は破壊部位をC、外部半導電層14の端部14Aと架橋管の端部との間で破壊した場合は破壊部位をDとした。
(4)製造した架橋ポリエチレン組成物のペレットを、120℃で2分間は圧力をかけず、引き続いて10MPaの圧力を加えて10分間保持して、厚さ4mmシート(150mm×200mm)にプレス成型した。この成型シートを株式会社東洋精機製作所製オシレーティングディスクレオメータ ASTM-100TYPEを使用し、試験温度試験温度140℃にて8時間トルク測定を行い、測定時間内における最大トルク値と最小トルク値の差の10%トルクが上昇するまでに要する時間を求めた。この時間が長いほど、組成物はスコーチが発生し難いと判断することができる。
(5)製造した架橋ポリエチレン組成物のペレットを1.1ton入り金属コンテナに約500kg収納し、コンテナの表面の温度が「10℃×12時間」+「50℃×12時間」のヒートサイクルを3ヶ月間加えた後、金属コンテナ下部にある抜き取り口を開口して自重落下によりペレットを抜き出した。抜き出し時の環境温度は10℃一定とした。全てのペレットを排出できた場合は○、途中でペレットが詰まり、全てのペレットを排出できなかった場合には×と判定した。
(6)直流電力ケーブルを製造するに当たり、絶縁層押出機スクリュー先端に装着した目開き34μmの金属製スクリーンメッシュメッシュ部分で、押出樹脂圧力を測定した。押出開始から5時間経過した時点での樹脂圧力の上昇傾向から押出特性を評価した。評価の基準は以下の通りである。
− ;樹脂圧力の上昇はほとんど認められない。
+ ;樹脂圧力の上昇は認められるが、長尺ケーブル製造上全く問題ない。
++ ;樹脂圧力の上昇は認められるが、長尺ケーブル製造が可能である。
+++ ;樹脂圧上昇が認められ、長尺ケーブルの製造が困難である。
また、カーボンブラックとして旭#50HGを配合した比較例10は、カーボンブラックの種類を除く構成が実施例7と同じであるにもかかわらず、接続前の直流破壊電圧が低く、直流電気特性が十分ではない。これは、旭#50HGが、比表面積(m2/g)に対する鉱物油の吸油量(cc/100g)の比が大きい(5.3)カーボンブラックであるためである。
11 導体
12、22 内部半導電層
13 絶縁層
14、24 外部半導電層
14A 端部
21 導体接続部
23 絶縁層(補強絶縁層)
23A 両端部
Claims (2)
- ポリオレフィンに有機過酸化物架橋剤を配合した架橋ポリオレフィン組成物で絶縁層を形成した直流電力ケーブルであって、
前記架橋ポリオレフィン組成物を、
(1)ポリオレフィン100質量部に対して、
(2)カーボンブラックを0.1〜5質量部、及び
(3)トリアリルイソシアヌレートまたはトリメタリルイソシアヌレートから選ばれる少なくとも1種以上の化合物を0.02〜1.25質量部、且つカーボンブラック配合量の質量比で4分の1以下、となるよう配合し、
更に、前記カーボンブラックとして、
(a)BET法で測定した比表面積(m2/g)に対する鉱物油の吸油量(cc/100g)の比が0.7以上、3.5以下、
(b)炭素含有率が97重量%以上、
(c)粒径が300nm以上のカーボンブラック粒子の存在割合が1重量%以下、という特性を有するものを用いたことを特徴とする直流電力ケーブル。 - 請求項1に記載の直流電力ケーブルを接続した部分を絶縁材料で覆い加熱処理することにより絶縁層を形成することを特徴とする直流電力線路の製造方法。
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